JP2012180920A - 球帯状シール体及びその製造方法 - Google Patents
球帯状シール体及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012180920A JP2012180920A JP2011045781A JP2011045781A JP2012180920A JP 2012180920 A JP2012180920 A JP 2012180920A JP 2011045781 A JP2011045781 A JP 2011045781A JP 2011045781 A JP2011045781 A JP 2011045781A JP 2012180920 A JP2012180920 A JP 2012180920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spherical
- mass
- expanded graphite
- cylindrical
- outer layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
【解決手段】球帯状シール体52は、円筒内面39、部分凸球面状面40及び環状端面41及び42によって規定された球帯状基体43と、部分凸球面状面40に一体的に形成された外層44とを備えており、球帯状基体43は、金網からなる補強材と、酸化抑制剤を含む耐熱材とを具備しており、外層44は、酸化抑制剤を含む耐熱材と固体潤滑剤と金網からなる補強材とが混在一体化されてなり、外層44の平滑な外表面48は、補強材の金網からなる面と固体潤滑剤からなる面とが混在してなり、環状端面41及び45には、酸化抑制剤を含む耐熱材と炭化硼素及び金属硼化物のうちの一方からなる筒状体51が一体的に形成されてなる。
【選択図】図1
Description
濃度98%の濃硫酸を攪拌しながら、酸化剤として過酸化水素の60%水溶液を加え、これを反応液とする。この反応液を冷却して10℃の温度に保持し、該反応液に粒度30〜80メッシュの鱗片状天然黒鉛粉末を添加して30分間反応を行う。反応後、吸引濾過して酸処理黒鉛粉末を分離し、該酸処理黒鉛粉末を水で撹拌して吸引濾過するという洗浄作業を2回繰り返し、酸処理黒鉛粉末から硫黄分を充分除去する。ついで、硫酸分を充分除去した酸処理黒鉛粉末を乾燥炉で乾燥し、これを酸処理黒鉛粉末とする。
上記酸処理黒鉛粉末と同様の方法で得た酸処理黒鉛粉末を攪拌しながら、該酸処理黒鉛粉末に燐酸塩として濃度50%の第一燐酸アルミニウム水溶液と燐酸として濃度84%のオルト燐酸(H3PO4)水溶液をメタノールで希釈した溶液を噴霧状に配合し、均一に撹拌して湿潤性を有する混合物を作製する。この湿潤性を有する混合物を、120℃の温度に保持した乾燥炉で2時間乾燥する。ついで、これを950〜1200℃の温度で1〜10秒間加熱(膨張)処理して分解ガスを発生せしめ、そのガス圧により黒鉛層間を拡張して膨張させた膨張黒鉛粒子(膨張倍率240〜300倍)を形成する。この膨張処理工程において、第一燐酸アルミニウムは構造式中の水が脱離し、オルト燐酸は脱水反応を生じて五酸化燐を生成する。この膨張黒鉛粒子を所望のロール隙間に調整した双ローラ装置に供給してロール成形し、所望の厚さの膨張黒鉛シートを作製し、この膨張黒鉛シートを耐熱材IIとする。
補強材は、鉄系としてオーステナイト系のSUS304、SUS310S、SUS316、フェライト系のSUS430などのステンレス鋼線、鉄線(JISG3532)もしくは亜鉛メッキ鉄線(JISG3547)又は銅系として銅−ニッケル合金(白銅)線、銅−ニッケル−亜鉛合金(洋白)線、黄銅線、ベリリウム銅線からなる金属細線を一本又は二本以上を使用して織ったり、編んだりして形成される織組金網又は編組金網が使用される。
固体潤滑剤は、六方晶窒化硼素(以下「h−BN」と略称する。)23〜57質量%、アルミナ水和物5〜15質量%及び四ふっ化エチレン樹脂(以下「PTFE」と略称する。)33〜67質量%を含む潤滑組成物からなる。
前記耐熱材I又は耐熱材IIを粉砕して粒度200〜350μmの粉砕粉末を作製し、この粉砕粉末に炭化硼素(以下「B4C」と略称する。)及び金属硼化物のいずれか一方を5〜50質量%配合、混合してB4C及び金属硼化物のいずれか一方を5〜50質量%含有した混合粉末を作製する。この混合粉末を筒状の中空部を有する金型内に装填し、圧縮して予備成形筒状体を作製する。
第一燐酸アルミニウムを4質量%含有した耐熱材Iを粉砕し、粒度250〜300μmの粉砕粉末を作製したのち、該粉砕粉末にB4Cを10質量%、20質量%、30質量%、50質量%をそれぞれ配合、混合して得た混合粉末を、成形圧力1.4トン/cm2で圧縮成形し、一辺が30mm、厚さ6mmの方形状の成形体を作製した。
供試体A−1:第一燐酸アルミニウム4質量%、B4C10質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体A−2:第一燐酸アルミニウム4質量%、B4C20質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体A−3:第一燐酸アルミニウム4質量%、B4C30質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体A−4:第一燐酸アルミニウム4質量%、B4C50質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
である。
第一燐酸アルミニウムを4質量%含有した耐熱材Iを粉砕し、粒度250〜300μmの粉砕粉末を作製したのち、該粉砕粉末に二ホウ化クロム(以下「CrB2」と略称する。)を10質量%、20質量%、30質量%それぞれ配合、混合して得た混合粉末を、成形圧力1.4トン/cm2で圧縮成形し、一辺が30mm、厚さ6mmの方形状の成形体を作製した。
供試体B−1:第一燐酸アルミニウム4質量%、CrB210質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体B−2:第一燐酸アルミニウム4質量%、CrB220質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体B−3:第一燐酸アルミニウム4質量%、CrB230質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
である。
第一燐酸アルミニウムを8質量%及び五酸化燐を1質量%含有した耐熱材IIを粉砕し、粒度250〜300μmの粉砕粉末を作製したのち、該粉砕粉末にB4Cを5質量%、10質量%、15質量%、20質量%、30質量%、50質量%をそれぞれ配合、混合して得た混合粉末を、成形圧力1.4トン/cm2で圧縮成形し、一辺が30mm、厚さ6mmの方形状の成形体を作製した。
供試体C−1:第一燐酸アルミニウム8質量%、五酸化燐1質量%、B4C5質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体C−2:第一燐酸アルミニウム8質量%、五酸化燐1質量%、B4C10質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体C−3:第一燐酸アルミニウム8質量%、五酸化燐1質量%、B4C15質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体C−4:第一燐酸アルミニウム8質量%、五酸化燐1質量%、B4C20質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体C−5:第一燐酸アルミニウム8質量%、五酸化燐1質量%、B4C30質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体C−6:第一燐酸アルミニウム8質量%、五酸化燐1質量%、B4C50質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
である。
第一燐酸アルミニウムを8質量%及び五酸化燐を1質量%含有した耐熱材IIを粉砕し、粒度250〜300μmの粉砕粉末を作製したのち、該粉砕粉末にCrB2を10質量%、20質量%、30質量%それぞれ配合、混合して得た混合粉末を、成形圧力1.4トン/cm2で圧縮成形し、一辺が30mm、厚さ6mmの方形状の成形体を作製した。
供試体D−1:第一燐酸アルミニウム8質量%、五酸化燐1質量%、CrB210質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体D−2:第一燐酸アルミニウム8質量%、五酸化燐1質量%、CrB220質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
供試体D−3:第一燐酸アルミニウム8質量%、五酸化燐1質量%、CrB230質量%、残部膨張黒鉛からなる成形体、
である。
供試体A、B、C及びDを750℃の温度に保持した大気中に15時間暴露し、該供試体A、B、C及びDの試験前の質量に対する試験後の質量を測定し、酸化消耗率を算出した。
供試体A−2、B−2、C−2、C−4及びD−2を、濃度3質量%のNaCl水溶液を貯留した容器に室温(25℃)で20分間浸漬し、ついで各供試体をるつぼに入れて加熱し、600℃の温度で30分間保持した後、冷却して室温で10分間保持するという操作を1サイクルとして、5サイクル、10サイクル及び20サイクル経過後の各供試体の質量減少率(%)を測定した。
<第一の方法> 図11ないし図13に示すように、線径が0.28〜0.32mmの金属細線を編み機(図示せず)で連続的に編んで得られる円筒状編組金網からなる外層用の補強材16の内部に、固体潤滑剤の被覆層15を備えた耐熱材14を連続的に挿入(図11参照)し、該耐熱材14を挿入した補強材16をその挿入開始端側から平滑な円筒状の外周面を有する一対の円筒ローラ17及び18間の隙間Δ1に供給し該耐熱材14の厚さ方向に加圧(図12参照)して耐熱材14と補強材16とを一体化し、外層用の補強材16の金網の網目に耐熱材14と該耐熱材14の表面に形成された固体潤滑剤の被覆層15とを充填して、表面に外層用の補強材16からなる面19と被覆層15の固体潤滑剤からなる面20とが混在して露出した扁平状の外層形成部材21を作製する。
コイルバネによる押圧力(スプリングセットフォース):590N
揺動角度:±4°
加振周波数:12Hz
温度(図19に示す凹球面部301の外表面温度):室温(25℃)〜500℃
試験回数:100万サイクル
相手材(図19に示す径拡大部303の材質):SUS304
室温(25℃)において12Hzの加振周波数で±4°の遥動運動を1回として45,000回行ったのち、該揺動運動を継継しながら雰囲気温度を500℃の温度まで昇温(昇温中の揺動回数45,000回)し、500℃の温度に到達した時点で115,000回の揺動運動を行い、ついで該揺動運動を継続しながら雰囲気温度を室温まで降温(降温中の遥動回数45,000回)するという全揺動回数250,000回を1サイクルとして4サイクル行う。
<摩擦異常音の判定レベル>
評価記号A:摩擦異常音の発生のないもの。
評価記号B:試験片に耳を近づけた状態で、かすかに摩擦異常音が聴こえるもの。
評価記号C:定位置(試験片から1.5m離れた位置)では生活環境音に掻き消され、
一般には判別し難いが試験担当者には摩擦異常音として判別できるもの。
評価記号D:定位置で誰でも摩擦異常音(不快音)として識別できるもの。
<試験条件>
コイルばねによる押圧力(スプリングセットフォース):980N
加振角度:±2.5°
加振周波数(揺動速度):5Hz
温度(図19に示す凹球面部301の外表面温度):室温(25℃)〜500℃
揺動回数:100万回
相手材(図19に示す径拡大部303の材質):SUS304
室温(25℃)において5Hzの加振周波数で±2.5°の揺動運動を継続しながら温度を500℃まで昇温し、その温度を保持した状態で揺動運動を継続し、揺動回数が100万回に到達した時点でのガス漏れ量を測定した。
図19に示す排気管球面継手の一方の上流側排気管100の開口部を閉塞し、他方の下流側排気管300側から、0.049MPa(0.5kgf/cm2)の圧力で乾燥空気を流入し、継手部分(球帯状シール体52の面48と径拡大部303との摺接部、球帯状シール体52の円筒内面39と上流側排気管100の管端部101との嵌合部及び環状端面50と上流側排気管100に立設されたフランジ102との当接部)からのガス漏れ量を流量計にて、(1)試験初期(試験開始前)、(2)揺動回数25万回後、(3)揺動回数50万回後及び(4)揺動回数100万回後の4回測定した。
6 膨張黒鉛シート
12 重合体
13 筒状母材
21 外層形成部材
24 予備円筒成形体
30 予備成形筒状体
37 金型
39 円筒内面
40 部分凸球面状面
41 大径側の環状端面
42 小径側の環状端面
43 球帯状基体
44 外層
51 筒状体
52 球帯状シール体
Claims (19)
- 円筒内面、部分凸球面状面並びに部分凸球面状面の大径側及び小径側の環状端面によって規定された球帯状基体と、この球帯状基体の部分凸球面状面に一体的に形成された外層とを備えていると共に排気管継手に用いられる球帯状シール体であって、球帯状基体は、金網からなる補強材と、補強材の金網の網目を充填し、かつこの補強材と混在一体化されていると共に圧縮された酸化抑制剤を含む膨張黒鉛からなる耐熱材とを具備しており、外層は、酸化抑制剤を含む膨張黒鉛からなる耐熱材と固体潤滑剤と金網からなる補強材とが混在一体化されてなり、該外層の平滑な外表面は、補強材の金網からなる面と固体潤滑剤からなる面とが混在してなり、該球帯状基体の部分凸球面状面の大径側の環状端面及び外層の大径側の環状端面には、酸化抑制剤を含む膨張黒鉛からなる耐熱材と炭化硼素及び金属硼化物のうちの少なくとも一方とからなる筒状体が一体的に形成されていることを特徴とする球帯状シール体。
- 酸化抑制剤は、燐酸塩を含有する請求項1に記載の球帯状シール体。
- 燐酸塩は、第一燐酸リチウム(LiH2PO4)、第二燐酸リチウム(Li2HPO4)、第一燐酸カルシウム〔Ca(H2PO4)2〕、第二燐酸カルシウム(CaHPO4)、第一燐酸アルミニウム〔Al(H2PO4)3〕、第二燐酸アルミニウム〔Al2(HPO4)3〕から選択されている請求項2に記載の球帯状シール体。
- 酸化抑制剤は、燐酸塩を0.1〜16質量%含有する請求項1から3のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 酸化抑制剤は、五酸化燐を0.05〜5質量%含有する請求項1から4のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 筒状体は、炭化硼素及び金属硼化物のうちの少なくとも一方を5〜50質量%含有する請求項1から5のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 金属硼化物は、元素周期律表の第IVa族、第Va族及び第VIa族の中から選択されている請求項1から6のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 金属硼化物は、ホウ化チタン(TiB)、二ホウ化チタン(TiB2)、二ホウ化ジルコニウム(ZrB2)、十二ホウ化ジルコニウム(ZrB12)、二ホウ化ハフニウム(HfB2)、二ホウ化バナジウム(VB2)、二ホウ化ニオブ(NbB2)、二ホウ化タンタル(TaB2)、ホウ化クロム(CrB)、二ホウ化クロム(CrB2)、ホウ化モリブデン(MoB)、二ホウ化モリブデン(MoB2)、五ホウ化二モリブデン(Mo2B5)、ホウ化タングステン(WB)、二ホウ化タングステン(WB2)、ホウ化二タングステン(W2B)、五ホウ化二タングステン(W2B5)から少なくとも一つが選択されている請求項1から7のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 固体潤滑剤は、六方晶窒化硼素を23〜57質量%、アルミナ水和物を5〜15質量%及び四ふっ化エチレン樹脂を33〜67質量%含有する請求項1から8のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 円筒内面、部分凸球面状面並びに部分凸球面状面の大径側及び小径側の環状端面によって規定される球帯状基体と、この球帯状基体の部分凸球面状面に一体的に形成された外層とを備えていると共に排気管継手に用いられる球帯状シール体の製造方法であって、
(a)酸化抑制剤を含有する膨張黒鉛シートを準備する工程と、
(b)金属細線を織ったり編んだりして得られる金網を準備し、この金網を前記膨張黒鉛シートに重ね合わせて重合体を形成したのち、この重合体を円筒状に捲回して筒状母材を得る工程と、
(c)前記膨張黒鉛シートと同様の別の膨張黒鉛シートを準備し、当該別の膨張黒鉛シートの一方の表面に固体潤滑剤の水性ディスパージョンを被覆し、乾燥して別の膨張黒鉛シートの表面に固体潤滑剤の被覆層を形成する工程と、
(d)該被覆層が形成された別の膨張黒鉛シートを、金属細線を織ったり編んだりして得られる別の金網からなる二つの層間に挿入すると共に当該別の膨張黒鉛シートを挿入した金網を一対の円筒ローラ間の隙間に供給して加圧し、別の金網の網目に別の膨張黒鉛シートと当該膨張黒鉛シートの表面に形成された被覆層の固体潤滑剤とを充填して、表面に別の金網からなる面と固体潤滑剤からなる面とが混在して露出した外層形成部材を形成する工程と、
(e)前記筒状母材の外周面に前記外層形成部材を被覆層を外側にして捲回し、予備円筒成形体を形成する工程と、
(f)該予備円筒成形体を金型のコア外周面に挿入し、該コアを金型内に配置する工程と、
(g)酸化抑制剤を含有する膨張黒鉛シートの粉砕粉末に炭化硼素及び金属硼化物のうちの少なくとも一方を配合、混合した混合粉末を圧縮成形して形成した予備成形筒状体を準備する工程と、
(h)金型内に配置された予備円筒成形体の端部に、前記予備成形筒状体を載置すると共に金型内において該予備円筒成形体と該予備円筒成形体の端面に載置された予備成形筒状体とをコア軸方向に圧縮成形する工程と、
を具備しており、球帯状基体は、金網からなる補強材と、補強材の金網の網目を充填し、かつこの補強材と混在一体化されていると共に圧縮された酸化抑制剤を含む膨張黒鉛からなる耐熱材とを具備しており、外層は、酸化抑制剤を含む膨張黒鉛からなる耐熱材と固体潤滑剤と別の金網からなる補強材とが混在一体化されてなり、該外層の平滑な外表面は、補強材の金網からなる面と固体潤滑剤からなる面とが混在してなり、該球帯状基体の部分凸球面状面の大径側の環状端面及び外層の大径側の環状端面には、酸化抑制剤を含む膨張黒鉛からなる耐熱材と炭化硼素及び金属硼化物のうちの少なくとも一方とからなる筒状体が一体的に形成されていることを特徴とする球帯状シール体の製造方法。 - 酸化抑制剤は、燐酸塩を含有する請求項10に記載の球帯状シール体の製造方法。
- 燐酸塩は、第一燐酸リチウム(LiH2PO4)、第二燐酸リチウム(Li2HPO4)、第一燐酸カルシウム〔Ca(H2PO4)2〕、第二燐酸カルシウム(CaHPO4)、第一燐酸アルミニウム〔Al(H2PO4)3〕、第二燐酸アルミニウム〔Al2(HPO4)3〕から選択される請求項11に記載の球帯状シール体の製造方法。
- 酸化抑制剤は、燐酸塩を0.1〜16質量%含有する請求項10から12のいずれか一項に記載の球帯状シール体の製造方法。
- 酸化抑制剤は、燐酸を0.05〜5質量%含有する請求項10から13のいずれか一項に記載の球帯状シール体の製造方法。
- 燐酸は、オルト燐酸(H3PO4)、メタ燐酸(HPO3)、ピロ燐酸(H4P2O7)、トリポリ燐酸(H5P8O10)からなる鎖状縮合燐酸あるいはトリメタ燐酸、テトラメタ燐酸からなる環状縮合燐酸から選択されている請求項14に記載の球帯状シール体の製造方法。
- 予備成形筒状体は、炭化硼素及び金属硼化物のうちの少なくとも一方を5〜50質量%含有する請求項10から15のいずれか一項に記載の球帯状シール体の製造方法。
- 金属硼化物は、元素周期律表の第IVa族、第Va族及び第VIa族の中から選択された金属硼化物である請求項10から16のいずれか一項に記載の球帯状シール体の製造方法。
- 金属硼化物は、ホウ化チタン(TiB)、二ホウ化チタン(TiB2)、二ホウ化ジルコニウム(ZrB2)、十二ホウ化ジルコニウム(ZrB12)、二ホウ化ハフニウム(HfB2)、二ホウ化バナジウム(VB2)、二ホウ化ニオブ(NbB2)、二ホウ化タンタル(TaB2)、ホウ化クロム(CrB)、二ホウ化クロム(CrB2)、ホウ化モリブデン(MoB)、二ホウ化モリブデン(MoB2)、五ホウ化二モリブデン(Mo2B5)、ホウ化タングステン(WB)、二ホウ化タングステン(WB2)、ホウ化二タングステン(W2B)、五ホウ化二タングステン(W2B5)から少なくとも一つが選択される請求項10から17のいずれか一項に記載の球帯状シール体の製造方法。
- 固体潤滑剤の水性ディスパージョンは、分散媒としての酸を含有する水にアルミナ水和物粒子が分散した水素イオン濃度が2〜3を呈するアルミナゾルに、六方晶窒化硼素粉末及び四ふっ化エチレン樹脂粉末を分散含有しており、六方晶窒化硼素23〜57質量%、アルミナ水和物5〜15質量%及び四ふっ化エチレン樹脂33〜67質量%を含む潤滑組成物を固形分として含有する請求項10から18のいずれか一項に記載の球帯状シール体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011045781A JP5673219B2 (ja) | 2011-03-02 | 2011-03-02 | 球帯状シール体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011045781A JP5673219B2 (ja) | 2011-03-02 | 2011-03-02 | 球帯状シール体及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012180920A true JP2012180920A (ja) | 2012-09-20 |
| JP5673219B2 JP5673219B2 (ja) | 2015-02-18 |
Family
ID=47012279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011045781A Active JP5673219B2 (ja) | 2011-03-02 | 2011-03-02 | 球帯状シール体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5673219B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014061184A1 (ja) * | 2012-10-16 | 2014-04-24 | オイレス工業株式会社 | 球帯状シール体及びその製造方法 |
| JP2015117743A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | オイレス工業株式会社 | 球帯状シール体 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5974326A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-04-26 | ゲツツエ・アクチエンゲゼルシヤフト | シ−ルリング |
| JPH0547336U (ja) * | 1991-10-02 | 1993-06-22 | オイレス工業株式会社 | 球面排気管継手 |
| JPH08319473A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-03 | Nippon Valqua Ind Ltd | ジョイントシート |
| JPH10231934A (ja) * | 1997-02-10 | 1998-09-02 | Oiles Ind Co Ltd | 球帯状シール体ならびにその製造方法 |
| JP2008143731A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Oiles Ind Co Ltd | 耐熱性膨張黒鉛シート及びその製造方法 |
| WO2009072295A1 (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-11 | Oiles Corporation | 球帯状シール体及びその製造方法 |
-
2011
- 2011-03-02 JP JP2011045781A patent/JP5673219B2/ja active Active
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5974326A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-04-26 | ゲツツエ・アクチエンゲゼルシヤフト | シ−ルリング |
| JPH0547336U (ja) * | 1991-10-02 | 1993-06-22 | オイレス工業株式会社 | 球面排気管継手 |
| JPH08319473A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-03 | Nippon Valqua Ind Ltd | ジョイントシート |
| JPH10231934A (ja) * | 1997-02-10 | 1998-09-02 | Oiles Ind Co Ltd | 球帯状シール体ならびにその製造方法 |
| JP2008143731A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Oiles Ind Co Ltd | 耐熱性膨張黒鉛シート及びその製造方法 |
| WO2009072295A1 (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-11 | Oiles Corporation | 球帯状シール体及びその製造方法 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014061184A1 (ja) * | 2012-10-16 | 2014-04-24 | オイレス工業株式会社 | 球帯状シール体及びその製造方法 |
| CN104718268A (zh) * | 2012-10-16 | 2015-06-17 | 奥依列斯工业株式会社 | 球形环密封件及其制造方法 |
| JP5972991B2 (ja) * | 2012-10-16 | 2016-08-17 | オイレス工業株式会社 | 球帯状シール体及びその製造方法 |
| RU2621110C2 (ru) * | 2012-10-16 | 2017-05-31 | Оилз Корпорейшн | Сферический кольцевой уплотняющий элемент и способ его изготовления |
| US9759328B2 (en) | 2012-10-16 | 2017-09-12 | Oiles Corporation | Spherical annular seal member and method of manufacturing the same |
| CN104718268B (zh) * | 2012-10-16 | 2017-11-07 | 奥依列斯工业株式会社 | 球形环密封件及其制造方法 |
| JP2015117743A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | オイレス工業株式会社 | 球帯状シール体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP5673219B2 (ja) | 2015-02-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5533990B2 (ja) | 球帯状シール体及びその製造方法 | |
| JP5807532B2 (ja) | 球帯状シール体及びその製造方法 | |
| US8567793B2 (en) | Spherical annular seal member and method of manufacturing the same | |
| JP5972991B2 (ja) | 球帯状シール体及びその製造方法 | |
| JP5691772B2 (ja) | 球帯状シール体及びその製造方法 | |
| JP5673219B2 (ja) | 球帯状シール体及びその製造方法 | |
| JP6003062B2 (ja) | 排気管球面継手 | |
| KR101687738B1 (ko) | 구띠형 시일체 | |
| JP5760364B2 (ja) | 球帯状シール体 | |
| JP5724315B2 (ja) | 球帯状シール体 | |
| JP2016020742A (ja) | 球帯状シール体及びその製造方法 | |
| CN104903633B (zh) | 球形环密封构件 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140127 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141008 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141202 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141215 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5673219 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
