JP2012181529A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作表示装置からシートのすき目方向を入力し、シート束を形成するシートのシート情報に加味することによって折りの回数を制御し、シート束の折り品位の向上と、製本時間の短縮を可能にした画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成されるシートのすき目方向を、操作表示装置から入力し、シートのすき目方向、枚数、坪量とから、あらかじめ定められた折りモード選択テーブルに基づいて、1度折りと2度折り等の折り条件を変更する。シート束の折り品位の向上と、製本処理時間の短縮が可能となる。
【選択図】図20

Description

本発明は、画像が形成されたシートを積載し、シートを折るフィニッシング機能を備えたシート処理装置を装着した画像形成装置に関するものである。
従来、シート折り機能を備えたシート処理装置には、例えば、特許文献1に記載されているように、シート収納部と、一対の折りローラと、突き出し板を備えているものがある。このような装置においては、まずシート収納部で積載・収納されたシートの中央部を綴じ、その後、前記綴じ部を突き出し板により折りローラ対のニップ部に突き込んでシート束を二つ折りに、機外に排出するようになっている。
さらに、特許文献2に記載されているように、多数枚のシートの場合においても、充分な折り処理を施すために、シートの枚数に応じて、シートの折り部を折りローラ対のニップ部に2度通過させる、いわゆる2度折りモードを備えたものがある。2度折りすることにより折り目が強化されるため、折り処理後にシート束が開くことのない見栄えの良い製本が可能となる。
特開平04−333469号公報 特開平09−183567号公報
ところで、一般に複写機やプリンタ等で使用されるシートは、いわゆるカットシートと呼ばれるものであり、シートの製造過程において、シート繊維の配合方向に沿って、すき目というものができる。このすき目の方向とシートの折り目のつき易さとの間には密接な相関関係があることが広く知られている。
図20(a)、図20(b)に、シートのすき目方向とシートの折り目方向との関係について模式図を示す。図中Wはシート繊維の配合方向、すなわち、すき目方向を示している。図20(a)はシートのすき目方向がシートの折り目方向と直交する場合で、図20(b)はすき目方向と折り目方向と平行な場合である。
シートのすき目方向がシートの折り目方向と直交する場合(図20(a))、シート繊維の復元力がシートを開こうとする方向に作用するため、シートに折り目がつきにくく、結果として製本品位が落ちてしまう。
一方、シートのすき目方向がシートの折り目方向と平行である場合(図20(b))、シート束の開き力はシート繊維の影響をほとんど受けないため、シートに折り目がつきやすく、製本品位が上がる。例え、同じ紙種(坪量)、同じ枚数のシート束であっても、シートのすき目方向とシートの折り目方向の関係が異なれば、シートへの折り目のつきやすさも異なり、シート束の見栄え、製本品位に差がついてしまう。
特許文献2に記載されている装置においては、シート枚数に応じて折りモードを1度折りと2度折りに切り替えているだけである。そのため、シートすき目方向が折り目方向と平行であり、1度折りで充分な折り品位が得られる場合であっても2度折りモードが選択されて、製本時間がかかってしまう。逆に、シートすき目方向が折り目方向と直交しており、充分な折り目をつけるためには2度折りが必要な場合であっても、シート枚数に応じて1度折りモードが選択されるために折り品位が不充分であった。
そこで本発明の目的は、シートの折り目方向に対するシートのすき目方向の情報に基づいてシートを折る折り動作の回数を制御し、シートの折り品位の向上と、製本時間の短縮を可能にしたシート処理装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上述事情に鑑みてなされたものであって、シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成されるシートの情報を入力するシート情報入力手段と、画像形成されたシートを処理するシート処理装置と、を備えた画像形成装置であって、前記シート処理装置は、シートに折り処理を施す折り手段と、前記折り手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記シート情報入力手段から入力されたシートのシート繊維の配合方向であるすき目方向情報に応じて、シートのすき目方向がシートの折り目方向に対して直交するときの前記折り手段による折り動作の回数を、シートのすき目方向がシートの折り目方向に対して平行であるときの折り動作の回数よりも多くするよう制御することを特徴とするものである。
本発明においては、シートの折り目方向に対するシートのすき目方向の情報に基づいて最適な製本条件が設定されるため、効率よく、製本品位の向上が実現できる。
本発明に係るシート処理装置が適用可能な画像形成装置の主断面図 本発明によるシートのすき目方向を検出する装置図 テラヘルツ波を用いた検出の検量線の説明図 本発明に係る折りモード切り替え選択手段のテーブル 本発明に係るシート処理装置の主断面図 同じく、シート処理装置の搬送系の駆動部を示す正面図 同じく、シート処理装置の幅寄せ部、及びシート位置決め部材を示す正面図 同じく、シート処理装置の突き出しユニット部、及び折りローラ部の正面図 同じく、シート処理装置の突き出しユニット部、及び折りローラ部の上視図 同じく、シート処理装置のシート位置決め部の主要寸法図 同じく、シート処理装置の制御に係わるブロック図 同じく、シート処理装置の製本モード時のメインフローチャート 同じく、シート処理装置の基本動作に係わるフローチャート 同じく、シート処理装置の基本動作に係わるフローチャート 同じく、切り替えソレノイドの制御に係わるフローチャート 同じく、スタックモード時のフローチャート 同じく、幅寄せ機構部の制御に係わるフローチャート 同じく、製本部の折り動作の制御に係わるフローチャート 同じく、2度折り動作の制御に係わるフローチャート 折り目方向とシートすき目方向の関係を表す模式図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明に係わるシート処理装置が適用可能な画像形成装置の一例を図1に基づいて説明する。
図1に示すように1000は画像形成装置としてのデジタル複写機である。このデジタル複写機1000は、画像形成装置本体1と、シート処理装置であるフィニッシャ2(製本装置)と、を備えている。画像形成装置本体1は、プリンタ部103と、プリンタ部103の上面に配された読み取り部102と、読み取り部102に原稿を送る原稿給送装置101と、を備えている。
原稿の画像を読み取る読み取り部102は、スキャナユニット904、ミラー905〜907、レンズ908、イメージセンサ909等を備えている。そして、この読み取り部102により原稿Dを読み取る際には、まず原稿給送装置101の原稿トレイ900a上に原稿Dをセットする。なお、このとき原稿Dは、原稿トレイ900a上に画像が形成されている面が上向きのフェイスアップ状態でセットされているものとする。
次に、このようにセットされた原稿Dを原稿給送装置101により先頭ページから順に1枚ずつ左方向(図の矢印方向)に搬送した後、湾曲したパスを介してプラテンガラス902上を左方向から右方向へ搬送し、この後、排紙トレイ912上に排出する。
このように原稿給送装置101によって搬送中の原稿の画像を読み取る際には、スキャナユニット904は、所定の位置に保持された状態にあり、このスキャナユニット904上を原稿Dが左から右へと通過することにより原稿Dの読取処理が行われる。
この読取処理においては、プラテンガラス902上を通過する際、原稿Dに対してスキャナユニット904のランプ903により光を照射し、その反射光をミラー905〜907、レンズ908を介してイメージセンサ909に導くようにする。なお、イメージセンサ909により1ライン毎に読み取られた原稿の画像データは、露光装置910へ送られる。
一方、原稿給送装置101により搬送した原稿Dをプラテンガラス902上に一旦停止させ、この状態でスキャナユニット904を左から右へと移動させることにより原稿の読取処理を行うことも可能である。さらに、原稿給送装置101を使用しないで原稿の読み取りを行う場合には、ユーザは、原稿給送装置101を持ち上げ、プラテンガラス902上に原稿をセットし、この後、原稿の読取処理を行う。
また、シートに画像を形成するプリンタ部103内には、カセット914,915に収納されたシートPを給送するシート給送部9002と、シート給送部9002により給送されたシートPに画像を形成する画像形成部9003等を備えている。
ここで、画像形成部9003は、感光ドラム911、現像器913、転写帯電器916等を備えており、画像形成の際には、露光装置910からのレーザ光が感光ドラム911上に照射されることにより、感光ドラム911上に潜像が形成される。そして、この潜像は、現像器913によってトナー像として顕像化されるようになっている。なお、画像形成部9003の下流側には定着部917、排出ローラ104等が配設されている。
なお、400は画像形成装置本体1の上面に設けられた操作表示装置であり、この操作表示装置400は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有している。
次に、このような構成の画像形成装置本体1の画像形成動作について説明する。
まず、既述したように読み取り部102のイメージセンサ909により読み取られた原稿Dの画像データは、所定の画像処理が施された後、露光装置910へ送られる。この後、露光装置910は、この画像信号に応じたレーザ光を出力する。
そして、このレーザ光は、ポリゴンミラー910aにより走査されながら感光ドラム411上に照射され、これにより感光ドラム911上には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。次に、感光ドラム911上に形成された静電潜像を現像器413により現像し、トナー像として可視化する。
一方、カセット914,915、手差し給紙部925、両面搬送パス924の何れかから給送されたシートPは、すき目方向検出装置としてのすき目検知センサ300でシートのすき目方向を検出される。ここですき目検知センサ300の詳細は後述するが、914,915、925の各給紙段からの給紙パスが合流した地点より下流側に配置されるものである。その後、感光ドラム911と転写帯電器916とにより構成される転写部へ搬送され、この転写部において可視化された感光ドラム911上のトナー像がシートPに転写される。転写後のシートPは、定着部917にて定着処理が施される。次に、このように定着処理が施されたシートPを、排出ローラ104によりフィニッシャ2に排出する。
なお、例えばシートPをトナー像が形成された面が下向きの状態(フェイスダウン)で画像形成装置本体1から排出する場合は、定着部917を通過したシートPをフラッパ921により一旦パス922に導くようにする。この後、シートの後端がフラッパ921を抜けた後に、スイッチバックさせ、フラッパ921により排出ローラ104へ搬送し、画像形成装置本体1から排出する。
これにより、シートPはトナー像が形成された面が下向きの状態で画像形成装置本体1から排出される。なお、このような所謂反転排紙により、フェイスダウンでシートPを排出することにより、先頭ページから順に画像形成処理を行う場合、例えば、原稿給送装置101を使用して画像形成処理を行う場合にページ順序を揃えることが出来る。また、コンピュータからの画像データに対する画像形成処理を行う場合においてもページ順序を揃えることが出来る。
また、手差し給紙部925から搬送するOHPシート等の硬いシートPに対して画像形成を行う場合は、パス922にシートPを導くことなく、トナー像が形成された面を上向きの状態(フェイスアップ)で排出ローラ104により画像形成装置本体1から排出する。
さらに、シートPの両面に画像形成処理を行う場合は、シートPを定着部917からまっすぐ排出ローラ104方向へと導く。そして、シートPの後端がフラッパ921を抜けた直後にシートPをスイッチバックし、フラッパ921によりパス922から両面搬送パス924へと導くようにする。
ところで、この画像形成装置本体1から排出されたシートPは、この後、画像形成済みのシートを綴じる処理やシートに折り処理を行うシート処理装置であるフィニッシャ2(製本装置)に取り込まれるようになっている。
図5は、本発明の特徴の詳細を示すシート処理装置の図である。
3は入口フラッパであり、入口ソレノイド3d(図6)のON/OFFによって製本モード、スタックモードへの切り替えを行う。
[スタックモード]
4は排紙パスであり、排紙パス4の下流側にはスタッカ排出ローラ5と、スタッカ排出コロ6が配設されている。7はスタッカトレイであり、スタッカ排出ローラ対5、6から排出されたシートを積載するものである。スタックモードが選択されると入口フラッパ3が切り替えられ、画像形成装置本体1から排出されたシートPは排紙パス4に搬送される。
[製本モード]
11、12はガイド、13は搬送ローラであり、その対向面に搬送コロ14が配設されている。15、16は切り替えフラッパ上、下である。切り替えフラッパ上、下15、16には、図6に示すように、切り替えソレノイド上、下15d、16dが電気的信号でON/OFFすることにより図に示す1点鎖線と実線の2つの位置をとるように構成されている。17a、22aは半月形状をした半月ローラであり、その対向面には弾性部材17d、22dが配設され、それぞれ半月ローラ17a、22aに付勢されている。
18はステイプラであり、この内部には板状のステイプル針と、駆動用モータを持っている。このステイプラ18は、回転軸18aを中心に揺動可能に構成されている。19はアンビルであり、ステイプラ18が回転軸18aを中心に揺動してコ字状のステイプル針の先端をアンビル19によってガイドし、ステイプル針の端をメガネ状につぶすためのものである。
20、21は、ステイプラ18の下流側に配置されているガイドである。24a、24bは幅寄せ部材であり、シートの両サイドから押し当てて、シートを整合するためのものである(図7)。23は、シート位置決め部材(シート収納手段)であり、ガイド20、21間に進入してきたシート先端を受けて、シートを一時、載置収納する。シート位置決め部材23は、ガイド20、21間を、図中矢印方向に移動可能に構成されている。また、シート位置決め部材23上には、シートの先端を検知するシート先端検知センサ33が配設されている。
25は突き出しユニットであり、シートの折り動作を行う前は、ガイド12、21のガイド面より外側に退避している。26、27は、折り手段としての一対の折りローラ(シート搬送手段)であり、互いに押圧されている。シートは、突き出しユニット25により折りローラ26、27のニップ部に突き込まれ、二つに折り畳まれながら搬送される。
この折りローラ26、27は、正逆転可能であり、シートの紙種(坪量)、枚数等に応じて少なくとも一枚のシートを折りローラ対のニップ部に2度、あるいは複数回通過させて複数回の折り動作が可能である。折りローラ26、27は、シート枚数カウント手段CNT1の出力信号に基づいて、折り条件としてのシートを1度折りする第1のモードと、2度折りする第2のモードとに、制御手段(図11)により制御される。この折りローラ26、27は、折り動作モード選択手段223の出力信号に基づいて、第1の折りモードの1度折りと、第2の折りモードの2度折りとのいずれかで折り動作するように制御される。
また、折りローラ26、27によるシートの移動量は、シート移動量計測手段222により計測される。シートを2度折りする際、突き出し方向に一定量シートを移動後にシートを突き出し方向と逆方向に搬送し、再度突き出し方向に搬送するように折り動作が制御される。
28は排紙ガイドであり、折りローラ26、27から排出される折りシート束を折りシート束排出ローラ30、コロ31のニップ間に案内するためのものである。29は排紙センサであり、折りシート束の先端及び後端を検知するものである。32は排出トレイであり、折りシート束を積載するものである。
[幅寄せ機構]
幅寄せ機構について図7を用いて説明する。
24a、24bは前後に配設された幅寄せ部材であり、シートの搬送方向と水平でシートの両サイドに垂直な壁面を持ち、中央部にラック部を形成し、互いのラックにはピニオンギア24cが係合されている。24dは、ステッピングモータで構成している幅寄せモータであり、出力軸上にはピニオンギア24cが固着している。24eは、幅寄せHPセンサであり、フォトインタラプタで構成されている。幅寄せHPセンサ24eは、幅寄せ部材24a、24bが整合しうる最大シートの幅よりも5〜10mm程度外側に退避しているときに、幅寄せ部材24aの一部に形成されるフラグを検知する位置に配設されている。
[シート位置決め駆動機構]
シート位置決めの駆動機構について図5、図7を用いて説明する。
23はシート位置決め部材であり、ガイド20、21の間に進入してきたシートの先端を受けとめる。シート位置決め部材23の両端には、複数のコロ23aが回転自在に取り付けられており、フレーム8に構成された溝部をスライドする。シート位置決め部材23の両端にはラックが構成されており、前記ラックは左右2つのピニオンギア23bとか係合している。ピニオンギア23bの中心には軸23cがあり、左右のピニオンギアに駆動を伝達している。軸23cの一端にはシート突き当てギア23dが固着されている。
61はシート位置決めモータであり、ステッピングモータで構成されている。シート位置決めモータ61の出力軸上には、ギア62が固着されていて、ストッパギア23dに係合している。
シート位置決め部材23の一部には、フラグが形成されており、シート位置決め部材23がホームポジションまで到達したときに、シート位置決めHPセンサ63で検知する。33は、シート先端検知センサであり、搬送されたシートがストッパ先端に到達したことを検知するものである。
[折り駆動機構]
図8、図9を用いて、折りの駆動機構について詳細を説明する。
64は折りモータであり、出力軸上にはプーリ65が固着されている。67はアイドラギアプーリであり、同軸上に2列のプーリとギアで構成されており、そのうち1列のプーリが前記のプーリ65との間にタイミングベルト66を巻き回されている。68、69は折りローラ26、27に固着されており、互いに係合している折りギアである。折りギア68の一端は、前記アイドラギアプーリ67のギア部に係合している。
25は突き出しユニットである。25aは突き出し板であり、折りローラ26、27のニップ間際まで移動して入り込むため、板厚が0.5mm程度のステンレス材等で構成している。突き出し板25aは、ホルダ25d、25bで保持されており、ホルダ25bには軸25c、25eが固着されており、その外周にはコロが回転自在に取り付けられ、前記コロはフレーム8に形成された溝部8a内をスライドする。73はギアであって、その一側面に軸72を有しており、このギア73はアイドラギア75に係合している。このアイドラギア75は軸76に固着されており、この軸76上には電磁クラッチからなる折りクラッチ(突き出しクラッチ)74aが配設され、折りクラッチ74aのON/OFFにより折りクラッチ74a上のプーリ74の回転を軸76への回転の伝達を制御する。プーリ74の外周には、タイミングベルト70が巻き回されており、タイミングベルト70の他方側はアイドラギアプーリ67のプーリ部に巻き回されている。軸76に固着されているギア75は、軸73aに固着されているギア73に噛合しており、上記軸73a上にはフラグ81が固着されていて、その一部に切り欠きを有している。フラグ81の切り欠きを検知する位置に、突き出し板HPセンサ82が配設され、突き出し板25aがガイド12、21の搬送面よりも最も落ち込んだ位置で検知するように配設されている。
折りモータ64の回転は、プーリ65からタイミングベルト66を介してアイドラギアプーリ67に伝達される。アイドラギアプーリ67の回転は、折りギア68から折りギア69へ伝達され、折りローラ26、27が駆動される。一方、アイドラギアプーリ67の回転はタイミングベルト70を介して折りクラッチ74a上のプーリ74に伝達される。折りクラッチ74aのON/OFFにより、プーリ74の回転は軸76に伝達され、アイドラギア75が回転し、この回転によりギア73が回転して軸72は軸73aを中心として円運動をする。軸72に一端が勘合しているリンク71は、その他端を前記軸25cに嵌合されている。上記軸25cは、突き出しユニット25に固着され、さらにフレーム8の溝8aに軸25eと共にコロを介しているので、溝8aに沿った直線運動を行う。この直線運動により、突き出しユニット25に設けられている突き出し板25aは、突き出し位置と退避位置とに直線運動可能になっている。
[スタッカ排出部駆動機構]
図6を用いてスタッカ排出ローラ5の駆動機構について述べる。
フィニッシャ2の上部には、スタッカ排出ローラ5を固着している軸5aが設けられており、この軸5a上にはプーリ98が固着されている。95は、スタック排出モータであって、その出力軸上には、プーリ96が固着されている。
上記プーリ96と前記プーリ98には、タイミングベルト97が巻き回され、スタック排出モータ95の回転は、プーリ96からタイミングベルト97を介してプーリ98に伝達され、さらに軸5aを介して、スタッカ排出ローラ5を駆動する。スタック排出モータ95はステッピングモータで構成され、スタッカ排出ローラ5の周速が画像形成装置本体1の排出ローラ104の周速よりも速く設定されている。排出ローラ104の搬送力はスタッカ排出ローラ対5、6の搬送力よりも高く設定されている。そのため、排出ローラ104に挟持搬送されている間は、スタッカ排出ローラ対5、6間ですべりを生じ排出ローラ104をぬけると、スタッカ排出ローラ対5、6の搬送力で搬送される。
図11に、本実施の形態におけるシート処理装置の制御に関わるブロック図を示す。
150は、フィニッシャ2に設けられた制御手段としての制御装置(以下CPUと称する)を示しており、このCPU150を核にして、I/Oを構成している。
CPU150の入力側には、以下のものが接続される。画像形成装置本体1から排出されたコピーシートがフィニッシャ2内に進入したことを検知する入口センサ83;シートがフィニッシャ2の所定の位置に到着したことを検知するシート先端検知センサ33;シートが排紙トレイ32に排出されたことを検知する排紙センサ29;折りローラ26、27の速度制御のための折りローラCLKセンサ216;ローラガイド201のホームポジションを検知するローラガイドHPセンサ207;シート位置決め部材23のホームポジションを検知するシート位置決め板HPセンサ63;シートの整合を行う整合板のホームポジションを検知する整合HPセンサ24e;突き出し板25aの位置を検知する突き出し板HPセンサ82;半月ローラ17a、22aの回転位置を検知する半月ローラセンサ217;トレイの積載オーバーを検知する積載リミットセンサ218;ジャム処理用の扉の開閉を検知するドアスイッチ219;ステイプルの針交換処理等用の扉の開閉を検知するドアスイッチ220;ステイプルユニットの針の有無を検知するステイプル針無しセンサ212;ステイプル部の針打ち待機位置を検知するステイプルHPセンサ(A)211;ステイプルユニットの針の有無を検知するステイプル針無しセンサ215;そして、ステイプル部の針打ち待機位置を検知するステイプルHPセンサ(B)214。
さらに、CPU150の入力側には、シート位置決め部材23から移動されるシートの移動量を計測するシート束移動量計測手段222と、シートの折り動作を選択する折り動作モード選択手段223と、がそれぞれ接続されている。折り動作モード選択手段223は、すき目情報、シート情報に基づいてシートの折り動作モード(1度折りモード、2度折りモード)を変更する。
CPU150の出力側には、以下のものが接続される。ドライバーD1を介してフィニッシャ2内にあるコピーシートを搬送する搬送モータ51;ドライバーD2を介してフィニッシャ2内にあるコピーシートを折りローラからガイドするためのローラガイド板を動かすローラガイドモータ205;ドライバーD3を介してフィニッシャ2内にあるコピー紙を指定位置で保持させるためのシート位置決めモータ61;ドライバーD4を介してフィニッシャ2内にあるコピーシートを整合するための整合モータ24d;ドライバーD5を介してフィニッシャ2内のシートを折るための折り・突きモータ64と、ドライバーD6を介して突き出し板25aを動作させるための折りクラッチ74a;ドライバーD7を介してフィニッシャ2内の搬送パスを切り替えるフラッパ15を動作させるフラッパソレノイド15d;ドライバーD8を介してフィニッシャ2内の搬送パスを切り替えるフラッパ16を動作させるフラッパソレノイド16d;ドライバーD9を介してシートの束を綴じるためのステイプル部18を駆動するステイプルモータ(A)210;そして、ドライバーD10を介してシートの束を綴じるためのステイプル部18を駆動するステイプルモータ(B)213。
152は、リードオンリーメモリ(ROM)でありCPU150が実行する制御手順をあらかじめ記憶している。153はランダムアクセスメモリ(RAM)であり、CPU150の演算データ、画像形成装置本体1側の制御装置151(以下CPUと称する)から受信した制御データ等の各種データを記憶する記憶手段である。なお、本実施の形態において、制御手段としてのCPU150をフィニッシャ2に設け、フィニッシャ2全体の制御を司る構成について説明したが、CPU150を画像形成装置本体1側に、CPU151と一体的に設けてもよい。
[折り動作モード選択手段]
ここで、図11中の折り動作モード選択手段の構成について説明する。
原稿が図1の原稿給送装置101にセットされ、操作表示装置400のスタートボタンが押下されると、原稿給送が開始され、読み取り部102において原稿画像が読み取られる。読み取りの過程でシート情報付与手段としての各種センサから、画像情報、シートサイズ情報、シート枚数が判別でき、画像形成装置本体1側のCPU151にこれらのデータが格納され、どの給紙段からシートが給送されるかが決定される。914,915、925の各給紙段にセットされるシートの坪量は、シート情報入力手段としての操作表示装置400からあらかじめ操作者により入力されており、この情報はCPU151に記憶されているものである。したがって、給紙段が確定した段階で、給送されるシートの枚数、坪量、サイズ等のシート情報が付与される。CPU151から給紙信号が出力されると、該当する給紙段からのシート給送がスタートする。シートがすき目検知センサ300(フィニッシャ2側に設けた場合は300‘)を通過すると、上述のシート情報にシートのすき目情報が加えられる。これらのデータが画像形成装置本体1側のCPU151からフィニッシャ2側のCPU150に送信される(300‘からは直接、図11の破線部)。CPU150は受信したシート枚数、坪量等のシート情報、シートすき目方向の各データを図4に示したテーブルと照合する。図4に示したテーブルは、シートすき目方向、シートの枚数、及び坪量の組み合わせに基づいて作成される。その結果、折り条件としての折り動作モードが1度折りモードか、2度折りモードか、が折り動作モード選択手段223(図11)によって選択・決定される。
ここで、折り動作モード選択手段による折り動作モード選択のもととなるテーブルについて、図4を用いて説明する。本実施の形態において、シートの折り目方向はシート搬送方向を基準としている。つまり、シートは折り手段としての折りローラ(シート搬送手段)によって搬送されながら折り処理が施されるため、シート搬送方向と直交する方向が折り目の方向となる。したがって、本実施の形態におけるシートすき目方向情報はシート搬送方向に対してのすき目の方向である。
図4はシート枚数、シート坪量、シートすき目方向に基づいて折り動作モードの切り替え基準を表す線図である。Iで示した線はシートすき目方向がシート搬送方向と直交する場合、すなわちシートすき目方向と折り目の方向が平行であるため折り目がつきやすい場合の折りモード切り替え基準枚数である。一方、Jで示した線はシートすき目方向がシート搬送方向と平行な場合、すなわちシートすき目方向と折り目の方向が直交していて折り目がつきにくい場合の折り動作モード切り替え基準枚数である。
例えばシート枚数が8枚、シート坪量が80g/m(図4中に●で示すポイント)であって、シートすき目方向が折り目方向と直交するときには、Jで示された切り替え境界線が選択され、折り動作モードは2度折りモードが選択される。一方、同じシート枚数が8枚、シート坪量が80g/mであっても、シートすき目方向が折り目方向と平行なときには、Iで示された切り替え境界線が選択され、折り動作モードは1度折りモードが選択される。折り動作の回数は、1度折り、2度折りに限定されず、任意の回数に設定可能である。折り処理後にシート束が開くことのない見栄えの良い製本を得るために、適正な折り動作の回数が設定されるが、シートすき目方向と折り目の方向が直交する場合の折り動作の回数は平行である場合の折り動作の回数よりも多く設定される。
なお、本実施の形態において、シートすき目方向、シート枚数、シート坪量に基づいて切り替えられる折り条件が、1度折りモード、2度折りモードであるとして説明しているが、他の折り条件においても本発明は有効である。例えば、シートすき目方向、シート枚数、シート坪量に基づいて、折り手段としての折りローラ26、27間の折り圧力の高低を切り替える折り条件を有するシート処理装置においても同様の効果を得ることができる。
[シートのすき目情報の取得原理]
図1乃至3に基づいて、本発明の主たる特徴であるシートのすき目情報の取得原理について説明する。300はすき目方向検出装置(すき目検知センサ)であり、シートに電磁波ビームを照射し、透過電磁波、反射電磁波を用いてシートの繊維の配合方向を検出することによってシートのすき目情報を取得するものである。
すき目方向検出センサは、30GHz〜30THzの範囲の周波数を含む高周波電磁波(テラヘルツ波;以後単にTHz波という)を検知するものが用いられる。搬送中のシートにTHz波を照射し、シートを透過した透過電磁波、及びシートから反射した反射電磁波のうち少なくとも一方を検出して、シートのすき目方向を非接触で検出するものである。THz波の伝搬に対してシートのすき目(繊維の配列)方向が偏波分散を与えるので、偏波として偏光された透過電磁波、及び反射電磁波のうち少なくとも一方の出力信号である強度波形からシートのすき目方向を判断することができる。
図2において、301は照射手段としてのTHz波光源、302は検出手段としてのTHz波検出器、303は偏光子、304は照射電磁波、305は透過電磁波である。THz波光源301から周波数帯域30GHz〜30THzの高周波の照射電磁波304が照射されると、照射電磁波304は偏光子303で偏光され、搬送方向306に対して平行な偏波に偏光される。偏光された透過電磁波305は通紙搬送中のシートSを透過してTHz波光源301に対向して配置されたTHz波検出器に到達し、図3に示すように、シートS上の搬送方向に沿ってすき目方向に応じた電磁波強度が検出される。
照射電磁波304は搬送方向306に対して平行な偏波に偏光されているため、すき目方向が搬送方向と一致、すなわち、搬送方向と平行であるとき透過電磁波強度は強くなり、一方、搬送方向と直交しているときには透過電磁波強度は弱くなる(図3)。ここで、もしすき目方向(シート繊維の配合方向)が搬送方向に対して角度を持っている場合、すなわち信号変化として小さいときは、ある領域の信号を積分して平均値として取得し、これをもって平均のすき目方向を判断することが可能である。
本実施形態においては、すき目検知センサ300を図1に示すように画像形成装置本体1中の画像形成部9003より上流側に配置した例を示した。しかしながら、シート給送部9002からフィニッシャ2の製本部に到る搬送パス間であれば、図5に示すようにすき目検知センサ300‘をフィニッシャ2に設けても同等の効果が得られるのはいうまでもない。さらに、カットシートの製造過程ですき目方向がわかるため、製品出荷時にすき目方向の情報を包装に書き込む場合がある。この情報を予め画像形成装置本体1のシート情報入力手段としての操作表示装置400から入力するようにしてもよい。
[動作説明]
図12〜15を用いて、本実施の形態におけるシート処理装置の制御について述べる。
図12はメインルーチンである。まず、フィニッシャ2が接続されている画像形成装置本体1より、製本モードか、スタックモードか、のモード情報を受け取る。さらに、画像形成装置本体1より排出されるシートの縦長さL、横幅Wのサイズ情報、枚数情報N、部数情報Mを受け取り、スタート信号を受けてフィニッシャ2の動作を開始する。
その後、モード情報の確認をし(S101)、製本モードでなければスタックモードへ進む(S105)。ここで製本モードであったならば、長さL及び幅Wが製本できうるサイズかを確認し(S102、S103)、サイズがはずれているときはスタックモードへ進む(S105)。シートのサイズが製本サイズであると判断されたならば、S104に進み、製本動作モードシーケンスを行う。
図13、図14に、基礎となる製本動作モードシーケンスについて説明する。
まず、サイズ情報によりシートが製本可能サイズであったならば、S201に進み、入口ソレノイド3dをONして製本モードへのパスを開放する。
そして、搬送モータ51をONして、搬送ローラ13、14及び、半月ローラ17a、22aを駆動し、シートを搬送できる状態にする(S202)。
次に、切り替えソレノイド上、下15d、16dを制御するべくS203に進む。そして、幅寄せ部材24a、24b間の距離Pが、P=W+A(ここでAはシートサイズと幅寄せ部材との間隙で通常10mm程度とする)となるように、幅寄せモータ24dの正転をONする(S204)。
そして、幅寄せ部材24a、24b間の距離Pが、P=W+Aとなるまで幅寄せモータ24dを駆動し続ける(S205)。幅寄せ部材24a、24b間の距離Pが、P=W+Aになったならば、幅寄せモータ24dの正転をOFFする(S206)。
次に、シート位置決め板23が、ステイプラ18のステイプルポイント19aから下流に、l=L/2になる位置までシート位置決めモータ61の正転をONする(S207、S208)。シート位置決め板23が、ステイプラ18のステイプルポイント19aから下流に、l=L/2になったならば(図10)、シート位置決めモータ61の正転を停止する(S209)。それと同時に、折りローラ26、27に搬送されたシートがぶつからないように、ローラガイド201を移動させるべく、所定位置までローラガイドモータ205の正転をONさせる(S210、S211)。ホームポジションから所定位置までローラガイド201が移動したならば、S212に進みローラガイドモータ205の正転をOFFさせる。そしてシート枚数カウンタCNT1を0にセットし(S213)、入口センサ83の信号を確認する(S214)。
この入口センサ83が、ONからOFFになったところで(S215)、シート先端がシート位置決め板23に突き当たる時間、シートサイズ情報からt1後にシートが整合されるように、幅寄せタイマーをセットする(S216)。幅寄せタイマーがタイムUPするのを待ち(S217)、タイムUPしたならばS218に進み幅寄せタイマーをクリアする。
その後、P=W−B(Bは幅寄せ部材24a、24bがシートを押し込む量であり、通常2mm程度)になる位置まで幅寄せ部材24a、24bを移動させるべく、幅寄せモータ24dの正転をONする(S219)。そして、P=W−Bとなる位置まで、幅寄せモータ24dの正転をONし続ける(S220)。幅寄せ部材24a、24bがP=W−Bになったならば、幅寄せモータ24dの正転をOFFする(S221)。
続いて、1度幅寄せしたならば、次のシートの待ち状態にするために、幅寄せ部材24a、24bがP=W+Aとなる位置まで、幅寄せモータ24dの逆転をONする(S222)。S223で、幅寄せ部材24a、24bがP=W+Aになったならば、幅寄せモータ24dの逆転をOFFする(S224)。
上記、S219〜S224の動作は、半月ローラ17a、22aが、この対向面の弾性部材17d、22dに当接していないわずかの時間に行う。そして、シート枚数カウンタCNT1に1プラスし(S225)、予定の枚数Nになるまで繰り返し行う(S226)。S226で予定枚数が確認できたならば、搬送モータ51をOFF(S227)し、シートの搬送をストップする。
そして、幅寄せ部材24a、24bをホームポジションの位置に戻す動作を行う。
まず、幅寄せモータ24dの逆転をONし(S228)、幅寄せ部材24a、24bをホームポジションの位置に戻るまで行う(S229)。S229で、幅寄せ部材24a、24bがホームポジションの位置に戻ったことを検知したならば、S230に進み、幅寄せモータ24dの逆転をOFFする。
ステイプル動作(2ヶ所綴じ)を行い(S231〜S236)、複数枚のシートをシート束にする。ステイプルモータ(A)210をON(S231)し、ステイプル部18がホームポジションに戻るまで回転させる(S232)。ステイプルHPセンサ(A)211がステイプル部18のホームポジションへの戻りを検知したらステイプルモータ(A)210をOFF(S233)する。次に、ステイプルモータ(B)213をON(S234)し、ステイプル部18がホームポジションに戻るまで回転させる(S235)。ステイプルHPセンサ(B)214がステイプル部18のホームポジションへの戻りを検知したらステイプルモータ(B)213をOFF(S236)する。
折り動作準備のために、ローラガイド201をホームポジションに移動させるべく、ローラガイドモータ205の逆転をONする(S237)。ローラガイド201が、ホームポジションに戻るまでローラガイドモータ205の逆転をONし続ける(S238)。S238で、ローラガイド201がホームポジションの位置に戻ったことを検知したならば、S239に進みローラガイドモータの逆転をOFFする(S239)。そして、シート位置決め板23がステイプラ位置19aより下流側にl=(L/2)+C(Cはステイプラ位置19aと折り位置間の距離)となるようにシート位置決めモータ61の逆転をONする(S240)。そして、所定位置までシート位置決め板23が移動するまで、シート位置決めモータ61の逆転をONし続ける(S241)。S241でシート位置決め板23が所定位置に移動したことを検知したならば、S242に進みシート位置決めモータの逆転をOFFする。
再度、搬送モータ51を駆動して、シートがシート位置決め板23に突き当たるまで搬送する(S243)。シートが、所定位置まで搬送されるまで、搬送モータ51を駆動し続ける(S244)。そして、S244でシートの先端がシート位置決め板23に突き当たったことを検知したならば、搬送モータ51をOFFし(S245)、さらに入口ソレノイド及び切り替えソレノイドをOFFする(S246、S247)。
次に、折りクラッチ74aをON(S248)し、折りモータ64をON(S249)する。折りクラッチ74aをONすることにより、突き出し板25が突き出しを始め、折りローラ26、27にシートを案内する。
突き出し板25aが1往復したことを突き出し板HPセンサ82で検知するまで折りクラッチをONし続ける(S250)。そして、S250で突き出し板25aが1往復したことを突き出し板HPセンサ82で検知したならば、折りクラッチ74aをOFFする(S251)。
排紙センサ29において折りシート束の後端を検知するまで折りモータ64をONする(S252)。S252で排紙センサ29がシート束の後端を検知したならば折りモータ64をOFFする(S253)。そして、部数カウンタCNT2に1プラスし(S254)、S255において部数カウンタCNT2が予定部数Mに達していなければS201に戻り、予定部数Mに達していればS255’において部数カウンタCNT2をクリアして動作を終了する。
次に、図15を用いて切り替えソレノイドの制御について説明する。
紙サイズLの半分、L/2が、ガイド11、12に沿ってステイプルポイント19aから切り替えフラッパ15までの長さk1(図10)と、定数Dの和(k1+D)よりも大きければ(S256)、切り替えソレノイド15d、16dはOFFのままとし、終了する。(ここで定数Dはシート位置決め板23が適切な位置にある場合の積載されたシートの後端の位置を示す。)この定数Dは、積載されたシート状に進入してきたる次のシートが積載されたシート中にもぐりこむことなく最上位に積載されるのに必要な量である。
L/2が(k1+D)よりも大きいときは、さらにL/2と(k2+D)を比較する(S257)、(k2はk1同様、ガイド11、12間に沿って切り替えフラッパ16までの距離であり、Dは前記同様の長さである)。
L/2が(k2+D)よりも大きいと判断したならば(S257)、切り替えソレノイド上15dをON(S258)し、シートを切り替えソレノイド下16dで案内する。
L/2が(k2+D)よりも小さいと判断したならば(S257)、切り替えソレノイド上15d、切り替えソレノイド下16dをON(S259)し、ガイド11に沿ってシートを積載する。
次に、図16を用いて、スタックモードについての詳細を説明する。
シート枚数カウンタCNT1を0にセットする(S300)。そして、スタック排出モータ95をON(S301)して、スタッカ排出ローラ5を回転させる。
スタックセンサ84がONか確認して(S302)、ONならばさらにスタックセンサ84がOFFになるのを確認する(S303)。スタックセンサ84がOFFになったならば、シート枚数カウンタCNT1に1プラスし(S304)、シート枚数カウンタCNT1が予定枚数Nと一致したか確認し(S305)、シート枚数カウンタCNT1がNよりも小さければS302の前に戻る。シート枚数カウンタCNT1がNになったらならば、シート後端がスタックセンサ84を通過する所定量搬送した後に(S307)、スタック排出モータ95をOFFする(S309)。
図17乃至図19に、本発明の実施の形態の製本動作モードシーケンスについて説明する。
図17において、まず、サイズ情報により製本可能サイズであったならば、S401に進み、入口ソレノイド3dをONして製本モードへのパスを開放する。そして、搬送モータ51をONして、搬送ローラ13、14及び、半月ローラ17a、22aを駆動しシートを搬送できる状態にする(S402)。
次に、切り替えソレノイド上、下15d、16dを制御するべくS403に進む。そして、幅寄せ部材24a、24b間の距離PがP=W+A(ここでAはシートサイズと幅寄せ部材とのスキマで通常10mm程度とする)となるように、幅寄せモータ24dの正転をONする(S404)。そして、幅寄せ部材24a、24b間の距離PがP=W+Aとなるまで幅寄せモータ24dを駆動し続ける(S405)。幅寄せ部材24a、24b間の距離PがP=W+Aになったならば、幅寄せモータ24dの正転をOFFする(S406)。
次に、シート位置決め部材23がステイプラ18のステイプルポイント19aから下流に、l=L/2になる位置までシート位置決めモータ61の正転をONする(S407、S408)。シート位置決め部材23がステイプラ18のステイプルポイント19aから下流に、l=L/2になったならば、シート位置決めモータ61の正転をOFFする(S409)。それと同時に、折りローラ26、27に、搬送されたシートがぶつからないようにローラガイド204dを移動させるべく、所定位置までローラガイドモータ205の正転をONさせる(S410、S411)。
ホームポジションから所定位置までローラガイド204dが移動したならばS412に進みローラガイドモータ205の正転をOFFさせる。そして、シート枚数カウンタCNT1を0にセット(S413)し、入口センサ83の信号を確認する(S414)。この入口センサ83がONからOFFになったところで(S415)、シート先端がシート位置決め部材23まで突き当たる時間、シートサイズ情報からt1後にシートが整合されるよう幅寄せタイマーをセットする(S416)。幅寄せタイマーがタイムUPするのを待ち(S417)、タイムUPしたならばS418に進み幅寄せタイマーをクリアする。
その後、P=W−B(Bは幅寄せ部材24a、24bがシートを押し込む量であり、通常2mm程度)なる位置まで幅寄せ部材24a、24bを移動させるべく、幅寄せモータ24dの正転をONする(S419)。そして、P=W−Bとなる位置まで幅寄せモータ24dの正転をONし続ける(S420)。幅寄せ部材24a、24bがP=W−Bになったならば幅寄せモータ24dの正転をOFFする(S421)。
続いて、一度幅寄せしたならば、次のシートの待ち状態にするために幅寄せ部材24a、24bをP=W+Aとなる位置まで幅寄せモータ24dの逆転をONする(S422)。S423で幅寄せ部材24a、24bの位置がP=W+Aになったならば、幅寄せモータ24dの逆転をOFFする(S424)。
上記S419からS424の動作は半月ローラ17a、22aが、この対向面の弾性部材17d、22dに当接していないわずかの時間に行う。そして、シート枚数カウンタCNT1に1プラスし(S425)、予定の枚数になるまで繰り返し行う(S426)。そして、S426で予定枚数が確認できたならば、搬送モータ51をOFF(S427)しシートの搬送をストップする。そして幅寄せ部材24a、24bをホームポジションの位置に戻す動作を行う。
図18において、幅寄せモータ24dの逆転をONし(S427)、幅寄せ部材24a、24bをホームポジションの位置に戻るまで行う(S428)。S428で幅寄せ部材24a、24bがホームポジションの位置に戻ったことを検知したならば、S429に進み幅寄せモータ24dの逆転をOFFし、さらにS430に進み搬送モータ51をOFFする。
次にステイプル動作(2ヶ所綴じ)を行い(S431からS436)、複数枚のシートをシート束にする。ステイプルモータ(A)210をON(S431)し、ステイプル部18がホームポジションに戻るまで回転させる(S432)。ステイプルHPセンサ(A)211がステイプル部18のホームポジションへの戻りを検知したらステイプルモータ(A)210をOFF(S433)する。次に、ステイプルモータ(B)213をON(S434)し、ステイプル部18がホームポジションに戻るまで回転させる(S435)。ステイプルHPセンサ(B)214がステイプル部18のホームポジションへの戻りを検知したらステイプルモータ(B)213をOFF(S436)する。
折り動作準備のために、ローラガイド201をホームポジションに移動させるべく、ローラガイドモータ205の逆転をONする(S437)。ローラガイド201がホームポジションに戻るまでローラガイドモータ205の逆転をONし続ける(S438)。S438でローラガイド201がホームポジションの位置に戻ったことを検知したならば、S439に進みローラガイドモータ205の逆転をOFFする(S439)。そして、シート位置決め部材23がステイプラ位置19aより下流側にl=(L/2)+C(Cはステイプラ位置19aと折り位置間の距離である)となるようにシート位置決めモータ61の逆転をONする(S440)。そして、所定位置までシート位置決め部材23が移動するまで、シート位置決めモータ61の逆転をONし続ける(S441)。S441でシート位置決め部材23が所定位置に移動したことを検知したならば、S442に進みシート位置決めモータ61の逆転をOFFする。
再度、搬送モータ51を駆動して、シート束がシート位置決め部材23に突き当たるまで搬送する(S443)。シート束が所定位置まで搬送されるまで、搬送モータ51を駆動し続ける(S444)。そして、S444でシート束の先端がシート位置決め部材23に突き当たったことを検知したならば、搬送モータ51をOFFし(S445)、さらに入口ソレノイド3d及び切り替えソレノイド15d、16dをOFFする(S446、S447)。
次に、折りクラッチ74aをON(S448)し、折りモータ64をON(S449)する。
折りクラッチ74aをONすることにより、突き出し板25aが突き出しをし始め、折りローラ26、27にシート束を案内する。突き出し板25aが1往復したことを、突き出し板HPセンサ82で検知するまで、折りクラッチ74aをONし続ける(S450)。そして、S450で突き出し板25aが1往復したことを突き出し板HPセンサ82で検知したらならば、折りクラッチ74aをOFFする(S451)。
そして、S452において、折り動作モードが2度折りか1度折りかをCPU150の折り動作モード選択手段223によりすき目情報、シート情報に基づいて判断する(図11)。1度折りモードであったならばS453に進み、1度折りモードの制御ルーチンに進む。2度折りモードであれば図19に示す2度折りモードの制御ルーチンに入る。
まず、S452で1度折りモードである場合を説明する。
S452で1度折りモードならば、S451で折りクラッチ74aをOFFした後、排紙センサ29において折りシート束の後端を検知するまで折りモータ64をONする(S453)。そして、部数カウンタCNT2に1プラスし(S455)、S456において部数カウンタCNT2が予定部数Mに達していなければS401に戻り、予定部数Mに達していれば、S456’において部数カウンタCNT2を0クリアしてS456を完了する。
次に、S452で2度折りモードである場合を説明する。
S452で2度折りモードならば、図19中S457で2度折りカウンタをセットして、S458でカウントアップするのを待つ。2度折りカウンタを50cpとセットしているが、折りモータ64が動作を開始してから折りローラ26、27のニップ部にシート束がくわえられてから、わずかにシート束がニップ部を通り過ぎる距離である。そのため、数値はこの限りではない。また、本実施の形態においてはパルスカウントによりシート束の移動量を計測しているが、タイマーでも良い。
そして、カウントアップしたならばS459に進み、折りモータ正転をOFFし、さらに折りモータ逆転をONし、S461にて2度折りカウンタを40cpセットする。ここで、40cpとセットしているが、正転でシート束を搬送した分、逆転で戻すための距離を表し、何ら数値を限定するものではない。また、本実施の形態においてはパルスカウントによりシート束の戻し移動量を計測しているが、タイマーでも良い。
S462において再度カウントUPするまで、シート束を戻し、カウントUPしたならばS463に進み、折りモータ逆転をOFFする。
そして、再度S464にて折りモータ正転をONし、S465に進みシート束の後端を排紙センサで検出するまでONし続ける。S465で排紙センサ29においてシート束の後端を検地したならば折りモータ64をOFFする(S466)。そして、部数カウンタCNT2に1プラスし(S467)、S468において部数カウンタが予定部数Mに達していなければS401に戻り、予定部数Mに達していれば、S468’において部数カウンタCNT2を0クリアして動作を終了する。
このように、図4のテーブルに従い、シート枚数、坪量等のシート情報、及びシートすき目方向に応じてシート束の1度折り、2度折り等の折り条件を変えることにより、見栄えの良い製本されたシート束を完成することができる。
CNT1 シート枚数カウント
CNT2 部数カウンタ
1 画像形成装置本体
2 フィニッシャ(シート処理装置)
23 シート位置決め部材(シート収納手段)
26、27 折りローラ対(折り手段)
300 シートすき目検知センサ(すき目方向検出装置)
301 テラヘルツ波発生装置
302 テラヘルツ波検出装置
303 テラヘルツ波偏光子

Claims (12)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像形成されるシートの情報を入力するシート情報入力手段と、
    画像形成されたシートを処理するシート処理装置と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記シート処理装置は、
    シートに折り処理を施す折り手段と、
    前記折り手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記シート情報入力手段から入力されたシートのシート繊維の配合方向であるすき目方向情報に応じて、シートのすき目方向がシートの折り目方向に対して直交するときの前記折り手段による折り動作の回数を、シートのすき目方向がシートの折り目方向に対して平行であるときの折り動作の回数よりも多くするよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記すき目方向情報と、前記シート収納手段に収納されるシートの枚数と、坪量との組み合わせに基づいて前記折り手段による折り動作の回数を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記折り手段は、少なくとも一枚のシートを折り畳んで搬送する一対の正逆転可能なローラを備え、
    前記制御手段は、シートが前記ローラ対を1回通過する1度折り動作を行う第1の折りモードと、シートが前記ローラ対を複数回通過する複数回の折り動作を行う第2の折りモードと、をシートのすき目方向情報に応じて選択的に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2の折りモードにおける折り動作を任意の回数行うことが可能であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、シートのすき目方向と、折られるシートの枚数と、坪量との組み合わせに基づいて前記第1の折りモードと前記第2の折りモードのいずれかを選択することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、シートのすき目方向がシートの折り目方向に対して平行であるか、直交するか、によって前記第1の折りモードと前記第2の折りモードとの切り替え基準枚数を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像形成されるシートの情報を入力するシート情報入力手段と、
    画像形成されたシートに折り処理を施す折り手段を有するシート処理装置と、
    前記シート処理装置を制御する制御手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記制御手段は、前記シート情報入力手段から入力されたシートのシート繊維の配合方向であるすき目方向情報に応じて、シートのすき目方向がシートの折り目方向に対して直交するときの前記折り手段による折り動作の回数を、シートのすき目方向がシートの折り目方向に対して平行であるときの折り動作の回数よりも多くするよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記すき目方向情報と、前記シート収納手段に収納されるシートの枚数と、坪量との組み合わせに基づいて前記折り手段による折り動作の回数を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記折り手段は、少なくとも一枚のシートを折り畳んで搬送する一対の正逆転可能なローラを備え、
    前記制御手段は、シートが前記ローラ対を1回通過する1度折り動作を行う第1の折りモードと、シートが前記ローラ対を複数回通過する複数回の折り動作を行う第2の折りモードと、をシートのすき目方向情報に応じて選択的に切り替えることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記第2の折りモードにおける折り動作を任意の回数行うことが可能であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、シートのすき目方向と、折られるシートの枚数と、坪量との組み合わせに基づいて前記第1の折りモードと前記第2の折りモードのいずれかを選択することを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、シートのすき目方向がシートの折り目方向に対して平行であるか、直交するか、によって前記第1の折りモードと前記第2の折りモードとの切り替え基準枚数を変更することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
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