JP2012184069A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレプリント紙など既に画像が印刷されている被記録媒体を使用した場合でも良好な重送検知結果を得ることができる、動作信頼性の高い画像形成装置を提供する。
【解決手段】同じサイズの被記録媒体6を積載した被記録媒体積載手段26と、被記録媒体搬送手段32,33と、被記録媒体6が2枚以上重なって搬送されたことを検知する重送検知手段30と、重送検知手段30における被記録媒体6上の重送検知範囲を変更することのできる重送検知範囲変更手段11を備え、重送検知範囲変更手段11は、被記録媒体6のサイズにより重送検知範囲を変更する構成になっていることを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】同じサイズの被記録媒体6を積載した被記録媒体積載手段26と、被記録媒体搬送手段32,33と、被記録媒体6が2枚以上重なって搬送されたことを検知する重送検知手段30と、重送検知手段30における被記録媒体6上の重送検知範囲を変更することのできる重送検知範囲変更手段11を備え、重送検知範囲変更手段11は、被記録媒体6のサイズにより重送検知範囲を変更する構成になっていることを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置に係り、特に画像形成装置に用いられる用紙などの被記録媒体(以下、用紙を代表例として説明する)の重送検知技術に関するものである。
複写機やプリンタなどの画像形成装置においては、給紙部にセットされた用紙を1枚ずつ分離し、分離された用紙を画像形成部に搬送し、電子写真方式で形成した画像を用紙上に転写後、定着部により用紙に定着させて機外に排出させることで、用紙上に任意の画像を形成している。
このとき、給紙部にセットされた用紙を分離・搬送する際に、2枚またはそれ以上の用紙が重なった状態で画像形成部に搬送される、所謂、重送が発生することがある。重送した状態で用紙を搬送すると、用紙詰りの発生や良好な画像形成ができないため、画像形成装置の動作を停止して、紙詰りした用紙を除去する必要がある。
このような重送を防止するために、給紙部では重送防止機構として分離ローラとトルクリミッタを内蔵したリバースローラを組み合わせたものが広く使用されている。一方、用紙の重送が発生したときには、給紙部から画像形成部までの間で重送を検知することが必要で、その検知方法として光学センサや超音波センサを用いることが既に知られている。
特開2009−214979号公報(特許文献1)には、光学センサを用いて透過光量による重送検知と反射光量による表面検知の機構について開示されている。この重送検知機構は、用紙を給紙する際に発生する重送を検知するための重送検知手段と、その重送検知手段に並設あるいはその重送検知手段の用紙搬送方向上流側に配置して用紙表面の状態を測定する表面検知手段と、その表面検知手段の検知結果に基づいて重送検知条件を変更する重送検知条件変更手段を備えた構成になっている。
しかし、従来の光学センサによる重送検知では、搬送する全ての用紙長を網羅する共通の位置でセンサ出力を得て重送検知をしているにすぎなかった。具体的に説明すると、プレプリント紙など既に画像が印字されている用紙でも白紙と共通の位置でセンサ出力を得ようとするため、その位置に色や図、文字などのデザインが印字されていると1枚と2枚以上の重送の判定を行う際、光学センサから得られる出力電圧値が安定しないため、1枚の搬送で重送していると判定したり、2枚以上の搬送で重送と判定できないことがあり、誤検出や未検出という問題があった。
また、前記特許文献1に記載の画像形成装置では、用紙のセンサ出力を得ようとする領域に既に画像が印刷されていると、用紙表面の状態を測定した結果だけでは、良好な判定を行う重送検知条件を得られない場合があり、光学センサから得られる出力電圧値が安定しないために、1枚搬送で重送していると判定したり、2枚以上の搬送で重送と判定できないことがあり、誤検出や未検出という問題は解消されていない。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、プレプリント紙など既に画像が印刷されている被記録媒体を使用した場合でも良好な重送検知結果を得ることができる、動作信頼性の高い画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、
同じサイズの例えば用紙などの被記録媒体を積載した被記録媒体積載手段と、
その被記録媒体積載手段から取り出した被記録媒体を搬送する例えば搬送ローラなどからなる被記録媒体搬送手段と、
その被記録媒体搬送手段により被記録媒体が2枚以上重なって搬送されたことを検知する重送検知手段と、
その重送検知手段における被記録媒体上の重送検知範囲を変更することのできる例えば後述する制御部(CPU)からなる重送検知範囲変更手段とを備え、
前記重送検知範囲変更手段は、前記被記録媒体のサイズにより前記重送検知範囲を変更する構成になっていることを特徴とするものである。
同じサイズの例えば用紙などの被記録媒体を積載した被記録媒体積載手段と、
その被記録媒体積載手段から取り出した被記録媒体を搬送する例えば搬送ローラなどからなる被記録媒体搬送手段と、
その被記録媒体搬送手段により被記録媒体が2枚以上重なって搬送されたことを検知する重送検知手段と、
その重送検知手段における被記録媒体上の重送検知範囲を変更することのできる例えば後述する制御部(CPU)からなる重送検知範囲変更手段とを備え、
前記重送検知範囲変更手段は、前記被記録媒体のサイズにより前記重送検知範囲を変更する構成になっていることを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、
前記重送検知手段は、発光部と受光部とを被記録媒体搬送路を挟んで対向配置した透過型光センサであることを特徴とするものである。
前記重送検知手段は、発光部と受光部とを被記録媒体搬送路を挟んで対向配置した透過型光センサであることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1の手段において、
前記重送検知手段の被記録媒体搬送方向下流側に被記録媒体搬送センサが設けられており、
前記重送検知範囲変更手段は、前記被記録媒体用紙の先端到達を前記被記録媒体搬送センサで検知して重送検知位置を変更する構成になっていることを特徴とするものである。
前記重送検知手段の被記録媒体搬送方向下流側に被記録媒体搬送センサが設けられており、
前記重送検知範囲変更手段は、前記被記録媒体用紙の先端到達を前記被記録媒体搬送センサで検知して重送検知位置を変更する構成になっていることを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1の手段において、
前記重送検知範囲変更手段は、前記被記録媒体積載手段に積載した被記録媒体のサイズにより検知範囲を変更する構成になっていることを特徴とするものである。
前記重送検知範囲変更手段は、前記被記録媒体積載手段に積載した被記録媒体のサイズにより検知範囲を変更する構成になっていることを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は前記第1の手段において、
前記重送検知範囲変更手段は、被記録媒体サイズに応じた検知範囲データテーブルを有していることを特徴とするものである。
前記重送検知範囲変更手段は、被記録媒体サイズに応じた検知範囲データテーブルを有していることを特徴とするものである。
本発明の第6の手段は前記第5の手段において、
前記被記録媒体のサイズが異なる複数の被記録媒体積載手段を備えており、
前記重送検知範囲変更手段は、前記複数の被記録媒体積載手段ごとに被記録媒体サイズに応じた検知範囲データテーブルを有していることを特徴とするものである。
前記被記録媒体のサイズが異なる複数の被記録媒体積載手段を備えており、
前記重送検知範囲変更手段は、前記複数の被記録媒体積載手段ごとに被記録媒体サイズに応じた検知範囲データテーブルを有していることを特徴とするものである。
本発明の第7の手段は前記第1の手段において、
前記被記録媒体は予め印刷が施されている被記録媒体であることを特徴とするものである。
前記被記録媒体は予め印刷が施されている被記録媒体であることを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、プレプリント紙など既に画像が印刷されている被記録媒体を使用した場合でも良好な重送検知結果を得ることができる、動作信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
本発明は前述のような構成になっており、要するに、給紙される用紙サイズに応じてセンサ出力を得る位置を変更するもので、その位置に既に画像が印字されている場合でも、デザインに応じてセンサ出力が安定している任意の位置に設定することができることが特徴になっている。
次に本発明の実施形態を図面と共に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るレーザビームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。
次に本発明の実施形態を図面と共に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るレーザビームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。
同図において符号20、26、28は用紙6の用紙積載手段であり、それぞれが独立して図の紙面に対して手前垂直方向へ引出し可能になっている。用紙積載手段20、26、28は、それぞれがプリンタ本体12の所定の位置に押し込まれて装填されると、図示しないセンサが各用紙積載手段20、26、28の用紙装填を検出し、図示しない昇降テーブル駆動用ギアと係合し、昇降テーブルに積載された用紙6の最上面が、給紙ローラ21、27、29に当接するまで昇降テーブルの上昇動作が行われて、給紙が可能な状態になる。
例えば前記用紙積載手段20には同じ紙厚のプレプリント紙が、前記用紙積載手段26には同じ紙厚のプレプリント紙が、前記用紙積載手段28には同じ紙厚の白紙が、個別に装填されていることが予め分かっている。1つの用紙積載手段、例えば用紙積載手段20の中にプレプリント紙と白紙が混在しているとか、紙厚の異なる用紙6が混在しているということはないという条件になっている。
符号14は感光体ドラムであり、図示しないコントローラからの信号に基づいて矢印方向に回転を始める。感光体ドラム14が回転を開始すると、図示しないコロナ帯電器によって感光体ドラム14の表面が均一に帯電される。次に帯電した感光体ドラム14に、図示しない上位システムより送信される画像信号に基づいたレーザ光が走査光学部13より照射され、画像信号に対応した静電潜像を形成する。
この静電潜像は図示しない現像装置の位置に到達するとトナーによって現像され、感光体ドラム14上にトナー像として前記静電潜像が可視化される。こうして電子写真プロセスにより形成されたトナー像は転写器16により、用紙積載手段20、26、28から送り出され搬送路19から印刷搬送路18を通り搬送ローラ17より送り出された用紙6上に転写される。さらに、用紙6上に転写されたトナー像は定着装置15により、用紙6上に定着される。
ゲート部材22は用紙6の搬送路を切り替え、定着装置15から搬送されてきた用紙6をそのまま図の左方向の排出部へ搬送するか、ゲート部材22から下流の方向へ搬送するかを選択的に切り替える。
ゲート部材22により図の左方向へ搬送された用紙6は図示しない後段の後処理機へ排出される。また、ゲート部材22から下流の方向へ搬送された用紙6は反転ゲート23により一旦下方へ引き込まれ、その後両面搬送路24へと搬送される。
ゲート部材25は、搬送路19から搬送されてきた用紙6を印刷搬送路18へ送るか、両面搬送路24から搬送されてきた用紙6を印刷搬送路18へ送るかを切り替える。両面搬送路24から搬送されてきた用紙6はゲート部材25により再度印刷搬送路18へ搬送される。用紙6はゲート部材23により印刷されていない面が上面となっているので、前述のプロセスにより未印刷面にも印刷が行われる。こうして両面印刷された用紙6はゲート部材22により図の左方向へ搬送され、図示しない後段の後処理機へ排出される。
ここで用紙積載手段20、26、28の何れかから万一用紙6が2枚重なった状態で給紙され、そのままの状態で印刷されてしまうと、本来1枚の用紙6に両面印刷されるはずの画像が、2枚重なった用紙6の各々の面に印刷され、結果として印刷抜けが生じてしまう。そこで、こうした両面印刷が可能な画像形成装置においては、用紙6が2枚重なった状態(所謂、重送)を検出するために、重送検知手段が取付けられている。
図2は、本発明の実施形態に係る重送検知手段の構成図である。
この重送検知手段は図1に示す用紙積載手段20、26、28から給紙される用紙6の重送を検知するために、複数ある用紙積載手段20、26、28から給紙された用紙6が全て通過する印刷搬送路18の用紙搬送方向上流側に取付けられている。
この重送検知手段は図1に示す用紙積載手段20、26、28から給紙される用紙6の重送を検知するために、複数ある用紙積載手段20、26、28から給紙された用紙6が全て通過する印刷搬送路18の用紙搬送方向上流側に取付けられている。
図2において発光部5は例えばLEDなどの光源を有し、制御部(CPU)11によって所定の光量で連続発光される。受光部2はフォトダイオードなどの受光素子を有し、用紙6が通過する隙間を介して前記発光部5と対向した位置に配置され、発光部5と受光部2で透過型光センサからなる重送検知手段30を構成している。発光部5から照射される光量に比例した出力を制御部11へ入力する。
用紙積載手段20、26、28から搬送された用紙6は用紙ガイド8の図面右側を通過して、用紙ガイド1及び用紙ガイド7の間に送り込まれる。用紙ガイド1と用紙ガイド7の間隔は、用紙6の挙動を規定内に収めるような距離に設定されている。
制御部11は図示しないセンサにより、用紙6が発光部5と受光部2の間に到達したことを検出して、受光部2から出力される電圧値の取込みを行う。この電圧値は用紙6の厚みに反比例した電圧値であり、ここではその電圧値を用紙厚データと呼ぶこととする。
用紙6が発光部5と受光部2の間に1枚挿入されたときの用紙厚データと2枚挿入された時の用紙厚データでは、およそ、
(用紙1枚時の用紙厚データ)≧(用紙2枚時の用紙厚データ)×2
の関係となることが知られている。しかし、プレプリント紙などのように一方の面に既に画像が印刷されている用紙6の場合、受光部2から出力される電圧値は印字濃度が濃いほど低下する傾向にあり、また色調によっても変化する傾向(分光感度)がある。
(用紙1枚時の用紙厚データ)≧(用紙2枚時の用紙厚データ)×2
の関係となることが知られている。しかし、プレプリント紙などのように一方の面に既に画像が印刷されている用紙6の場合、受光部2から出力される電圧値は印字濃度が濃いほど低下する傾向にあり、また色調によっても変化する傾向(分光感度)がある。
図3は、本発明の実施形態に係る重送検知手段のハードウェアを説明するためのブロック図である。
同図に示すように制御部11からの指令によって発光部5から所定の光量で連続発光した光は受光部2で受光され、受光量に比例した検出出力(電圧値)がA/D変換器34を経由して制御部(CPU)11に取込まれる。この制御部(CPU)11は、発光部5におけるLEDの発光制御と、受光部2から送られる電圧値の取込み制御及び重送判定を実行する機能を有している。
同図に示すように制御部11からの指令によって発光部5から所定の光量で連続発光した光は受光部2で受光され、受光量に比例した検出出力(電圧値)がA/D変換器34を経由して制御部(CPU)11に取込まれる。この制御部(CPU)11は、発光部5におけるLEDの発光制御と、受光部2から送られる電圧値の取込み制御及び重送判定を実行する機能を有している。
ROM3には発光部5が機能するための制御処理プログラムなどが格納され、RAM4には前記LEDの発光を制御する制御値、センサ値取得開始契機を変更する用紙サイズと用紙サイズに対応した時間の値、制御部(CPU)11が取り込んだ電圧値、重送判定を実行する閾値などが格納されている。
用紙サイズセンサ9からは、前記用紙積載手段20、26、28(図1参照)に積載されている用紙6の有無とそのサイズに応じた値が得られる。また、用紙搬送路センサ10は搬送路19上に複数個設けられ、用紙6が搬送路19を通過したときにオン/オフの値が得られる。前述の用紙サイズセンサ9からの用紙の有無信号と用紙サイズ検出信号、ならびに用紙搬送路センサ10からの用紙通過検出信号(すなわち、用紙搬送中であることを示す検出信号)は制御部(CPU)11に取り込まれる。
図4は、本発明の実施形態に係る重送検知手段の機能ブロック図である。
同図に示す重送検知手段30は図3に示す発光部5と受光部2で構成されており、制御部11によって制御され、重送検知手段30で検知された用紙厚データ(電圧値)を制御部11に送る。
同図に示す重送検知手段30は図3に示す発光部5と受光部2で構成されており、制御部11によって制御され、重送検知手段30で検知された用紙厚データ(電圧値)を制御部11に送る。
RAM4には、用紙厚データ、重送検知手段の制御値、重送検知範囲を変更する用紙サイズとその重送検知範囲データをまとめた重送検知範囲データテーブル35などが格納されている。この例の場合、A3サイズの場合は重送検知範囲を変更する必要がなく(重送検知範囲=0m秒)、A4サイズならびにA5サイズの場合は重送検知範囲を変更する必要があることを示している。
重送検知範囲変更手段31は、用紙サイズセンサ9から得た用紙サイズに基づいて、当該用紙サイズに対応する重送検知範囲を重送検知範囲データテーブル35から読み出して、それにより前記重送検知手段30の検知範囲を変更する機能を有している。
図5は、本発明の実施形態に係るセンサ値取得契機変更及び用紙厚データ取得処理フローを説明するためのフローチャートであり、各ステップについて説明する。
S501:用紙積載手段20、26、28の何れかから用紙6の給紙が開始されているか否かを用紙搬送路センサ10の検出信号の有無で判定し、給紙が開始していれば次のS502へ移行し、給紙が開始されていなければフローを終了する。
S502:発光部2の光源(LED)をオンして、次のS503へ移行する。
S502:発光部2の光源(LED)をオンして、次のS503へ移行する。
S503:搬送されている用紙の有無とサイズを用紙サイズセンサ9で検知し、その搬送用紙サイズと、RAM4に格納されている重送検知範囲データテーブル35を比較して、センサ値取得開始契機を変更するか否か判定する。センサ値取得開始契機を変更する用紙サイズ(本例の場合、A4サイズあるいはA5サイズ)ならば次のS504へ移行し、そうでなければ(本例の場合、A3サイズ)S505へ移行する。
S504:前記重送検知範囲データテーブル35に格納されているデータに基づいてセンサ値取得開始契機を変更し、次のS505へ移行する。
S504:前記重送検知範囲データテーブル35に格納されているデータに基づいてセンサ値取得開始契機を変更し、次のS505へ移行する。
S505:受光部2からのセンサ値取得開始契機か否かを判定し、センサ値取得開始契機ならば次のS506へ移行し、そうでなければセンサ値取得開始契機になるのを待つ。
S506:受光部2からのセンサ値を取得し、次のS507へ移行する。
S507:センサ値の取得回数(サンプリング回数)が規定回数に到達したか否かを確認する。サンプリング回数が規定回数に到達した場合は、次のS508へ移行する。尚、本実施形態では、サンプリング回数は取得する電圧値の精度を高めるために5回以上としており、取得されたセンサ値はRAM4に蓄積される。
S506:受光部2からのセンサ値を取得し、次のS507へ移行する。
S507:センサ値の取得回数(サンプリング回数)が規定回数に到達したか否かを確認する。サンプリング回数が規定回数に到達した場合は、次のS508へ移行する。尚、本実施形態では、サンプリング回数は取得する電圧値の精度を高めるために5回以上としており、取得されたセンサ値はRAM4に蓄積される。
S508:RAM4に蓄積された規定サンプリング回数分のセンサ値の下位3ビットを0にして値をまるめる処理をして、次のS509へ移行する。
S509:まるめ処理をした値から当該用紙厚データを取得する。
このような処理ステップにより、搬送されている用紙の用紙厚データが決定される。
S509:まるめ処理をした値から当該用紙厚データを取得する。
このような処理ステップにより、搬送されている用紙の用紙厚データが決定される。
図6ないし図8は本発明の実施形態に係る用紙厚データ取得を説明するための図であり、図6は重送検知手段と用紙搬送路センサの位置関係を示す図、図7は用紙と重送検知手段の位置関係を示す図、図8は用紙に印刷された印刷部と重送検知手段の位置関係を示す図である。
図6に示すように用紙搬送路19を介して発光部5と受光部2が対向するように配置されて重送検知手段30を構成しており、この重送検知手段30(発光部5−受光部2)の用紙搬送方向Xの上流側に上流側搬送ローラ32a,32bが、用紙搬送方向Xの下流側に下流側搬送ローラ33a,33bが、それぞれ設置されている。また、重送検知手段30(発光部5−受光部2)と下流側搬送ローラ33a,33bの間には1つの用紙搬送路センサ10が設置されており、この用紙搬送路センサ10が受光部2の電圧値取得開始の契機となる。
次に具体的な実施形態として、A4サイズのプレプリント紙の用紙厚データの取得について説明する。
図1に示すように用紙積載手段26にA4サイズでプレプリント紙の用紙6が積載されており、最上面に位置する用紙6が当接する給紙ローラ27の駆動により搬送を開始することで給紙が行われる。この図1の用紙積載手段20、26、28には重送防止機構として、分離ローラとトルクリミッタを内蔵したリバースローラを組み合わせた機構が装備されて、用紙6の重送防止を図っている。
図1に示すように用紙積載手段26にA4サイズでプレプリント紙の用紙6が積載されており、最上面に位置する用紙6が当接する給紙ローラ27の駆動により搬送を開始することで給紙が行われる。この図1の用紙積載手段20、26、28には重送防止機構として、分離ローラとトルクリミッタを内蔵したリバースローラを組み合わせた機構が装備されて、用紙6の重送防止を図っている。
搬送を開始した用紙6は図1に示す搬送路19へ送り込まれ、図6の重送検知手段30(発光部5−受光部2)の所を用紙6が通過中に、搬送路下流側の用紙搬送路センサ10により用紙6の先端6a(図 参照)の到達を検知する。このように重送検知手段30(発光部5−受光部2)と用紙搬送路センサ10の間隔は、発光部5−受光部2の間を用紙6が通過中に、用紙搬送路センサ10により当該用紙6の先端6aが検知できる間隔となっている。本実施形態の場合、重送検知手段30(受光部2)と用紙搬送路センサ10の間隔は50.2mmに設定されている。
用紙搬送路センサ10によって用紙6の先端6aを検知すると、当該用紙6のサイズと重送検知範囲データテーブル35を比較して、センサ値取得開始契機を変更する用紙サイズか否かを制御部11で判定を行ない(図5のS503に相当)、用紙サイズと重送検知範囲データが一致する場合はセンサ値取得開始契機を変更する(図5のS504に相当)。
本実施形態において用紙6のサイズは、図1の用紙積載手段26に用紙6が積載された時点で確定された積載用紙の情報を利用している。また、本実施形態では重送検知範囲データテーブル35は用紙積載手段20、26、28共通で利用しているが、用紙積載手段20、26、28それぞれ個別に重送検知範囲データテーブル35を用意してもよい。
当該用紙6の検知サイズがA4サイズで、センサ値取得開始契機を変更する用紙サイズにA4サイズが設定されている場合、検知サイズと設定サイズが一致するので、用紙搬送路センサ10への用紙先端6aの到達(図6の状態)を0m秒として、重送検知範囲データテーブル35に設定されている時間160m秒を取得する。この時間160m秒は、図4の重送検知範囲データテーブル35中のA4サイズ→160m秒から取得する。そして、用紙先端6aの到達を用紙搬送路センサ10で検知してから、160m秒経過後に受光部2から得られる電圧値の取得を開始する(図5のS506に相当)。
A4サイズ用に設定された時間160m秒は、用紙6の搬送速度が4.15mm/10m秒であるため用紙先端6aからは、(用紙搬送路センサ10と受光部2間の距離mm)+4.15mm+(4.15mm×160m秒/10m秒)=(50.2mm)+4.15mm+(66.4mm)=120.75mmの位置で1回目の電圧値を取得することになる。図7中の符号36はこの1回目の電圧値取得箇所を示しており、符号37は前述のセンサ値取得開始契機を変更する前の1回目の電圧値取得箇所を示している。また符号38は、センサ値取得開始契機変更後の2回目の電圧値取得箇所を示しており、この例の場合、2回目の電圧値取得箇所38は用紙6の終端6b付近に設定されている。
本例の場合前記電圧値は10m秒間隔で合計5回取得されるので、5回目の電圧値取得位置は用紙先端6aから120.75mm+(4.15mm×4回)=137.35mmの位置となり、したがって、用紙先端6aより120.75mm〜137.35mmの範囲において、給紙したA4サイズの用紙6の重送検知がなされる。
図7中の符号39は用紙6の搬送方向Xと直交する用紙幅方向の中心線を示しており、本例はセンター給紙方式を採用し、同図に示すように前記電圧値取得箇所36,37,38は前記中心線39よりも用紙搬送方向Xと直交する用紙幅方向に沿って若干ずれた位置に設定されている。
前述のようにして5回取得された電圧値はA/D変換器34(図3参照)により8ビットのデータに変換され、下位3ビットを0にしてデータのまるめ処理を行い、得られた1回目から5回目の合計5個の電圧値データの中で一致するものがないか比較をする。一致するデータがあった場合、一致したデータの中で最大値を当該用紙6の用紙厚データとしてRAM4に記憶する。一致するデータがない場合は、1回目に取得した電圧値を当該用紙6の用紙厚データとしてRAM4に記憶する。この例では前述のように、得られた合計5個の電圧値データの中で一致するものがないか比較して、当該用紙6の用紙厚データとしたが、得られた合計5個の電圧値データの平均値を求めて、それを当該用紙6の用紙厚データとすることも可能である。
給紙される用紙6のサイズがA3サイズの場合は、本例ではセンサ値取得開始契機を変更する必要がない用紙サイズとなっているから、用紙搬送路センサ10への用紙先端到達を契機に、(用紙搬送路センサ10と受光部2間の距離mm)+4.15mm=(50.2mm)+4.15mm=54.35mmの位置(電圧値取得箇所37参照)で1回目の電圧値取得を開始することになる。この電圧値は10m秒間隔で5回取得され、以降は先に述べたA4サイズの場合と同様の処理が実施される。
給紙される用紙6のサイズがA5サイズの場合は、前述のA4サイズのものとは重送検知範囲データテーブル35に設定されているずれ時間(重送検知範囲)が異なるだけで、センサ値取得開始契機の変更は行われる。A5サイズの場合は、用紙先端6aより108.3mm〜124.9mmの範囲において、給紙したA5サイズの用紙6の重送検知がなされる。
用紙6の用紙厚データ取得後に、当該用紙6が図1の用紙積載手段26に積載され最初に給紙された用紙6の場合、次の2枚目給紙用紙6の用紙厚データ取得後に1枚目の用紙6と2枚目の用紙6の用紙厚データの比較が行われ、1枚目の用紙6が重送か、2枚目の用紙6が重送なのかの判定が制御部11でなされる。
3枚目以降の用紙からは、先行する前の用紙との用紙厚データと比較されて、重送か否かの判定がなされる。このときの用紙の用紙厚データは、(用紙1枚時の用紙厚データ)≧(用紙2枚時の用紙厚データ)×2の関係が成り立ち、1枚搬送で重送していると判定したり、2枚以上の搬送で重送と判定できないなどの誤検出や未検出が発生せずに良好な重送検知結果を得ることができる。
重送判定にて先行する用紙または当該用紙が重送と判定されなければ、図1の印刷搬送路18へ用紙が送り込まれることになり、先行する用紙または当該用紙が重送と判定されれば、搬送を停止して重送状態のため画像生成不可であることをオペレータに知らせることになる。
図8は前記用紙積載手段26に積載されている用紙6と重送検知手段の位置関係を示す図で、同図に示すように用紙6の所定の位置には既に印刷が施されており、この用紙6上の印刷部40の位置は重送検知前に既に分かっており、その印刷部40上に前記電圧値取得箇所36,38が来るように、前記重送検知範囲データテーブル35が設定されている。このようにすれば、給紙したA4サイズのプレプリントの用紙6で良好な重送検知結果を得ることができる。
前記実施形態では被記録媒体として用紙を用いる場合を説明したが、他の被記録媒体を用いる場合にも本発明を適用することができる。
2・・・受光部、
3・・・ROM、
4・・・RAM、
5・・・発光部、
6・・・用紙、
6a・・・用紙の先端
9・・・用紙サイズセンサ、
10・・・用紙搬送路センサ、
11・・・制御部、
12・・・プリンタ本体、
13・・・走査光学部、
14・・・感光体ドラム、
15・・・定着装置、
16・・・転写器、
17・・・搬送ローラ、
18・・・印刷搬送路、
20,26,28・・・用紙積載手段、
30・・・重送検知手段、
34・・・A/D変換器、
35・・・重送検知範囲データテーブル、
36・・・センサ値取得開始契機変更後の1回目の電圧値取得箇所、
39・・・中心線、
40・・・印刷部、
X・・・用紙搬送方向。
3・・・ROM、
4・・・RAM、
5・・・発光部、
6・・・用紙、
6a・・・用紙の先端
9・・・用紙サイズセンサ、
10・・・用紙搬送路センサ、
11・・・制御部、
12・・・プリンタ本体、
13・・・走査光学部、
14・・・感光体ドラム、
15・・・定着装置、
16・・・転写器、
17・・・搬送ローラ、
18・・・印刷搬送路、
20,26,28・・・用紙積載手段、
30・・・重送検知手段、
34・・・A/D変換器、
35・・・重送検知範囲データテーブル、
36・・・センサ値取得開始契機変更後の1回目の電圧値取得箇所、
39・・・中心線、
40・・・印刷部、
X・・・用紙搬送方向。
Claims (7)
- 同じサイズの被記録媒体を積載した被記録媒体積載手段と、
その被記録媒体積載手段から取り出した被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送手段と、
その被記録媒体搬送手段により被記録媒体が2枚以上重なって搬送されたことを検知する重送検知手段と、
その重送検知手段における被記録媒体上の重送検知範囲を変更することのできる重送検知範囲変更手段とを備え、
前記重送検知範囲変更手段は、前記被記録媒体のサイズにより前記重送検知範囲を変更する構成になっていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記重送検知手段は、発光部と受光部とを被記録媒体搬送路を挟んで対向配置した透過型光センサであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記重送検知手段の被記録媒体搬送方向下流側に被記録媒体搬送センサが設けられており、
前記重送検知範囲変更手段は、前記被記録媒体用紙の先端到達を前記被記録媒体搬送センサで検知して重送検知位置を変更する構成になっていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記重送検知範囲変更手段は、前記被記録媒体積載手段に積載した被記録媒体のサイズにより検知範囲を変更する構成になっていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記重送検知範囲変更手段は、被記録媒体サイズに応じた検知範囲データテーブルを有していることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5に記載の画像形成装置において、
前記被記録媒体のサイズが異なる複数の被記録媒体積載手段を備えており、
前記重送検知範囲変更手段は、前記複数の被記録媒体積載手段ごとに被記録媒体サイズに応じた検知範囲データテーブルを有していることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記被記録媒体は予め印刷が施されている被記録媒体であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011047856A JP2012184069A (ja) | 2011-03-04 | 2011-03-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011047856A JP2012184069A (ja) | 2011-03-04 | 2011-03-04 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012184069A true JP2012184069A (ja) | 2012-09-27 |
Family
ID=47014505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011047856A Withdrawn JP2012184069A (ja) | 2011-03-04 | 2011-03-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012184069A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015205775A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-19 | 株式会社リコー | シート材判別装置及び画像形成装置 |
-
2011
- 2011-03-04 JP JP2011047856A patent/JP2012184069A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015205775A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-19 | 株式会社リコー | シート材判別装置及び画像形成装置 |
| US10203641B2 (en) | 2014-04-10 | 2019-02-12 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet discriminator and image forming apparatus incorporating the sheet discriminator |
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