JP2012185197A - プロジェクター及びプロジェクションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な画像を視認させることができるプロジェクター及びプロジェクションシステムを提供する。
【解決手段】プロジェクター2Aは、RGBの各色光をそれぞれの光変調装置で変調する。光変調装置は、R,B色光を第1の直線偏光Sで、G色光を第2の直線偏光Pで出射する。偏光変換装置257は、クロスダイクロイックプリズム255の光路後段に設けられ、R色光に含まれる第1波長域及びB色光に含まれる第2波長域の光では偏光方向を変換せずに出射し、G色光に含まれる第3波長域では直線偏光Pを直線偏光Sに変換して出射する。そして、光学フィルター256R,256Gを、光源装置と偏光変換装置257の間に設け、第1波長域と第3波長域との間の波長域の光及び第2波長域と第3波長域との間の波長域の光の少なくとも一方を含む光を除去する。これにより、クロストークの原因を排除する。
【選択図】図3
【解決手段】プロジェクター2Aは、RGBの各色光をそれぞれの光変調装置で変調する。光変調装置は、R,B色光を第1の直線偏光Sで、G色光を第2の直線偏光Pで出射する。偏光変換装置257は、クロスダイクロイックプリズム255の光路後段に設けられ、R色光に含まれる第1波長域及びB色光に含まれる第2波長域の光では偏光方向を変換せずに出射し、G色光に含まれる第3波長域では直線偏光Pを直線偏光Sに変換して出射する。そして、光学フィルター256R,256Gを、光源装置と偏光変換装置257の間に設け、第1波長域と第3波長域との間の波長域の光及び第2波長域と第3波長域との間の波長域の光の少なくとも一方を含む光を除去する。これにより、クロストークの原因を排除する。
【選択図】図3
Description
本発明は、プロジェクター及びプロジェクションシステムに関する。
従来、液晶パネル等を有する3つの光変調装置にて変調されたR(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を色合成光学装置によって合成してスクリーン上に投影し、スクリーン上の投影画像を観察者に立体視させる画像表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の画像表示装置では、3つの光変調装置は、左目用の画像光を形成する第1期間と、右目用の画像光を形成する第2期間とを交互に切り替えている。
また、この画像表示装置では、色合成光学装置の光路下流側に偏光フィルター等を備え、第1期間では色合成光学装置から出射された各画像光を所定の偏光状態に変換し、第2期間では前記所定の偏光状態とは異なる偏光状態に変換している。
そして、観察者は、偏光眼鏡を通して、左目にて前記所定の偏光状態の各画像光(左目用の画像光)のみ視認し、右目にて前記所定の偏光状態とは異なる偏光状態の各画像光(右目用の画像光)のみを視認することで、投影画像を立体視する。
特許文献1に記載の画像表示装置では、3つの光変調装置は、左目用の画像光を形成する第1期間と、右目用の画像光を形成する第2期間とを交互に切り替えている。
また、この画像表示装置では、色合成光学装置の光路下流側に偏光フィルター等を備え、第1期間では色合成光学装置から出射された各画像光を所定の偏光状態に変換し、第2期間では前記所定の偏光状態とは異なる偏光状態に変換している。
そして、観察者は、偏光眼鏡を通して、左目にて前記所定の偏光状態の各画像光(左目用の画像光)のみ視認し、右目にて前記所定の偏光状態とは異なる偏光状態の各画像光(右目用の画像光)のみを視認することで、投影画像を立体視する。
ところで、色合成光学装置での各色光の合成にあたり、S偏光及びP偏光の特性を利用して、各色光の光量の損失を抑制する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の技術では、色合成光学装置における略X字状に交差する一対の誘電体多層膜に対して、G色光がP偏光で入射し、R,Bの各色光がS偏光で入射するように構成している。
すなわち、G色光は、一対の誘電体多層膜に対してP偏光として入射するため、一対の誘電体多層膜を効果的に透過し、光量の損失が低減される。一方、R,Bの各色光は、一対の誘電体多層膜に対してS偏光として入射するため、一対の誘電体多層膜にて効果的に反射され、光量の損失が低減される。
特許文献2に記載の技術では、色合成光学装置における略X字状に交差する一対の誘電体多層膜に対して、G色光がP偏光で入射し、R,Bの各色光がS偏光で入射するように構成している。
すなわち、G色光は、一対の誘電体多層膜に対してP偏光として入射するため、一対の誘電体多層膜を効果的に透過し、光量の損失が低減される。一方、R,Bの各色光は、一対の誘電体多層膜に対してS偏光として入射するため、一対の誘電体多層膜にて効果的に反射され、光量の損失が低減される。
ここで、特許文献1に記載の画像表示装置では、3つの光変調装置から出射される各画像光が同一の直線偏光であることを前提として構成されている。
このため、特許文献1に記載の画像表示装置に、特許文献2に記載の技術を適用する場合には、色合成光学装置で合成された各色光の偏光状態を揃える必要がある。
そこで、特定波長域の色光の偏光方向を回転させる特性を有する波長選択性の偏光変換装置(例えば、特許文献3参照)を用いて、色合成光学装置で合成された光束の偏光状態を揃えることが考えられる。
具体的に、特許文献3には、G色光の偏光方向を90度回転させる偏光変換装置(波長選択性偏光回転素子)について開示されている(明細書の段落[0032]等参照)。
このため、特許文献1に記載の画像表示装置に、特許文献2に記載の技術を適用する場合には、色合成光学装置で合成された各色光の偏光状態を揃える必要がある。
そこで、特定波長域の色光の偏光方向を回転させる特性を有する波長選択性の偏光変換装置(例えば、特許文献3参照)を用いて、色合成光学装置で合成された光束の偏光状態を揃えることが考えられる。
具体的に、特許文献3には、G色光の偏光方向を90度回転させる偏光変換装置(波長選択性偏光回転素子)について開示されている(明細書の段落[0032]等参照)。
しかしながら、波長選択性の偏光変換装置を用いて各色光の偏光状態を揃える場合、波長によっては偏光状態が揃えられないまま偏光変換装置から出射される色光が生じ得る。この偏光状態が揃えられないまま出射された色光は、クロストークの原因となり、偏光眼鏡を通して視認される画像の劣化を招くおそれがある。
本発明の目的は、良好な画像を視認させることができるプロジェクター及びプロジェクションシステムを提供することにある。
本発明のプロジェクターは、光束を出射する光源装置と、前記光源装置から入射した光束を第1の色光、第2の色光及び第3の色光に分離して出射する色分離光学装置と、前記第1の色光を変調し、第1の直線偏光で出射する第1の光変調装置と、前記第2の色光を変調し、前記第1の直線偏光で出射する第2の光変調装置と、前記第3の色光を変調し、前記第1の直線偏光に対して偏光方向が直交する第2の直線偏光で出射する第3の光変調装置と、前記第1の光変調装置、前記第2の光変調装置及び前記第3の光変調装置からそれぞれ出射される色光を合成する色合成光学装置と、前記色合成光学装置で合成された光束を投射する投射光学装置と、前記色合成光学装置の光路後段に設けられ、前記第1の色光に含まれる第1波長域及び前記第2の色光に含まれる第2波長域の光では偏光方向を変換せずに出射し、前記第3の色光に含まれる第3波長域の光では前記第2の直線偏光を前記第1の直線偏光に変換して出射する偏光変換装置と、前記光源装置と前記偏光変換装置との間に設けられ、前記第1波長域と前記第3波長域との間の波長域の光及び前記第2波長域と前記第3波長域との間の波長域の光の少なくとも一方を含む光を除去する少なくとも1つの光学フィルターとを備えることを特徴とする。
本発明では、少なくとも1つの光学フィルターによって、第1波長域と第3波長域との間の波長域の光及び第2波長域と第3波長域との間の波長域の光の少なくとも一方を含む光が除去される。これにより、光学フィルターで第1の色光の光を除去する場合には、偏光変換装置によって第1の色光が第2の直線偏光に変換されて出射されることを防止できる。第2の色光についても同様である。また、第3の色光の光を除去する場合には、偏光変換装置によって第3の色光が第1の直線偏光に変換されずに出射されることを防止できる。
したがって、光学フィルター及び偏光変換装置を介した光束を第1の直線偏光に揃えることができるので、クロストークの原因を排除して、良好な画像を視認させることができる。
したがって、光学フィルター及び偏光変換装置を介した光束を第1の直線偏光に揃えることができるので、クロストークの原因を排除して、良好な画像を視認させることができる。
本発明のプロジェクターでは、前記第3の色光は、前記第3波長域の光と、前記第1波長域と第3波長域の間の波長域の光及び前記第2波長域と第3波長域の間の波長域の光の少なくとも一方の波長域の光とを含み、前記光学フィルターは、前記色分離光学装置と前記色合成光学装置との間の前記第3の色光の光路に設けられ、前記第3波長域以外の波長域の光を遮断することが好ましい。
本発明では、第3の色光の光路に設けられた光学フィルターによって第3波長域以外の波長域の光を遮断することで、第1波長域と第3波長域の間の波長域の光及び前記第2波長域と第3波長域の間の波長域の光を遮断できる。つまり、1つの光学フィルターを設けるだけで各色光の偏光方向を揃えることができる。したがって、光学フィルターの数を減らすことができ、ひいては、プロジェクターの構成を簡素化できる。
本発明では、第3の色光の光路に設けられた光学フィルターによって第3波長域以外の波長域の光を遮断することで、第1波長域と第3波長域の間の波長域の光及び前記第2波長域と第3波長域の間の波長域の光を遮断できる。つまり、1つの光学フィルターを設けるだけで各色光の偏光方向を揃えることができる。したがって、光学フィルターの数を減らすことができ、ひいては、プロジェクターの構成を簡素化できる。
本発明のプロジェクターでは、前記第1の色光は、前記第1波長域の光と前記第1波長域と前記第3波長域の間の波長域の光とを含み、前記光学フィルターは、前記色分離光学装置と前記色合成光学装置との間の前記第1の色光の光路に設けられ、前記第1波長域以外の波長域の光を遮断することが好ましい。
本発明では、光学フィルターは、色分離光学装置で分離されてから色合成光学装置に至る各光路のうちの第1の色光の光路に設けられるため、光学フィルターで除去する波長域を、第1波長域の光と、第1波長域と第3波長域の間の波長域の光とを含んでいる第1の色光に合わせて適切に設定できる。
本発明では、光学フィルターは、色分離光学装置で分離されてから色合成光学装置に至る各光路のうちの第1の色光の光路に設けられるため、光学フィルターで除去する波長域を、第1波長域の光と、第1波長域と第3波長域の間の波長域の光とを含んでいる第1の色光に合わせて適切に設定できる。
本発明のプロジェクターでは、前記光学フィルターは、前記光源装置と前記色分離光学装置との間と前記色合成光学装置と前記偏光変換装置との間とのいずれか一方に設けられ、前記第1波長域、前記第2波長域及び前記第3波長域以外の光を遮断することが好ましい。
本発明では、光源装置と色分離光学装置との間と色合成光学装置と偏光変換装置との間とのいずれか一方に光学フィルターを設け、当該光学フィルターによって第1波長域、第2波長域及び第3波長域以外の光を遮断する。このことにより、1つの光学フィルターを設けるだけで各色光の偏光方向を揃えることができる。したがって、光学フィルターの数を減らすことができ、ひいては、プロジェクターの構成を簡素化できる。
本発明では、光源装置と色分離光学装置との間と色合成光学装置と偏光変換装置との間とのいずれか一方に光学フィルターを設け、当該光学フィルターによって第1波長域、第2波長域及び第3波長域以外の光を遮断する。このことにより、1つの光学フィルターを設けるだけで各色光の偏光方向を揃えることができる。したがって、光学フィルターの数を減らすことができ、ひいては、プロジェクターの構成を簡素化できる。
本発明のプロジェクションシステムは、前述したプロジェクターで第1画像光を形成し、形成した前記第1画像光を前記第1の直線偏光で出射する第1のプロジェクターと、前述したプロジェクターで第2画像光を形成し、形成した前記第2画像光を前記第2の直線偏光で出射する第2のプロジェクターと、前記第1の直線偏光を透過させる第1透過部と、前記第2の直線偏光を透過させる第2透過部とを有する画像選択装置とを備えることを特徴とする。
本発明では、観察者が第1透過部を透過する第1画像光を左右どちらか一方の目で見て、第2透過部を透過する第2画像光を他方の目で見ることで、視差による立体画像を見ることができる。そして、その際、前述したプロジェクターを用いることで、クロストークを防止して、良好な画像を視認させることができる。
本発明では、観察者が第1透過部を透過する第1画像光を左右どちらか一方の目で見て、第2透過部を透過する第2画像光を他方の目で見ることで、視差による立体画像を見ることができる。そして、その際、前述したプロジェクターを用いることで、クロストークを防止して、良好な画像を視認させることができる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクションシステムの構成〕
図1は、本実施形態におけるプロジェクションシステム1の構成を示す斜視図である。
プロジェクションシステム1は、反射型のスクリーンSc上に投影画像を表示するとともに、観察者に投影画像を立体視させる。このプロジェクションシステム1は、図1に示すように、第1のプロジェクターとしての左用プロジェクター2Aと、第2のプロジェクターとしての右用プロジェクター2Bと、画像選択装置としての偏光眼鏡3とを備える。
〔プロジェクションシステムの構成〕
図1は、本実施形態におけるプロジェクションシステム1の構成を示す斜視図である。
プロジェクションシステム1は、反射型のスクリーンSc上に投影画像を表示するとともに、観察者に投影画像を立体視させる。このプロジェクションシステム1は、図1に示すように、第1のプロジェクターとしての左用プロジェクター2Aと、第2のプロジェクターとしての右用プロジェクター2Bと、画像選択装置としての偏光眼鏡3とを備える。
〔プロジェクターの構成〕
各プロジェクター2A,2Bは、略同様の構成を有しているため、以下では、左用プロジェクター2Aを主に説明し、右用プロジェクター2Bについては左用プロジェクター2Aと異なる点のみを説明する。また、以下の図では、各プロジェクター2A,2Bにおいて、同様の機能を有する構成については、同一の符号を付している。
各プロジェクター2A,2Bは、略同様の構成を有しているため、以下では、左用プロジェクター2Aを主に説明し、右用プロジェクター2Bについては左用プロジェクター2Aと異なる点のみを説明する。また、以下の図では、各プロジェクター2A,2Bにおいて、同様の機能を有する構成については、同一の符号を付している。
〔左用プロジェクターの構成〕
図2は、左用プロジェクター2Aの内部構成を模式的に示す平面図である。
左用プロジェクター2Aは、図1または図2に示すように、外装を構成する外装筐体2Cと、外装筐体2C内部に収納される光学ユニット2U(図2)で大略構成されている。
光学ユニット2Uは、制御装置(図示略)による制御の下、画像情報(画像データ)に基づく画像を形成して投射する。
図2は、左用プロジェクター2Aの内部構成を模式的に示す平面図である。
左用プロジェクター2Aは、図1または図2に示すように、外装を構成する外装筐体2Cと、外装筐体2C内部に収納される光学ユニット2U(図2)で大略構成されている。
光学ユニット2Uは、制御装置(図示略)による制御の下、画像情報(画像データ)に基づく画像を形成して投射する。
この光学ユニット2Uは、図2に示すように、光源ランプ211及びリフレクター212を有する光源装置21と、レンズアレイ221,222、偏光変換素子223、及び重畳レンズ224を有する照明光学装置22と、ダイクロイックミラー231,232、及び反射ミラー233を有する色分離光学装置23とを備える。また、光学ユニット2Uは、入射側レンズ241、リレーレンズ243、及び反射ミラー242,244を有するリレー光学装置24と、3つの液晶パネル251、3つの入射側偏光板252、3つの出射側偏光板253、2つの1/2波長板254、及び色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム255(以下、適宜、プリズム255と称する)を有する光学装置25とを備える。さらに、光学ユニット2Uは、投射光学装置としての投射レンズ26と、上述した各光学部品21〜25を内部に収納するとともに投射レンズ26を支持する光学部品用筐体27とを備える。
そして、光学ユニット2Uでは、上述した構成により、光源装置21から出射され照明光学装置22を介した光束は、色分離光学装置23でR,G,Bの3つの色光に分離される。また、分離された各色光は、各液晶パネル251にて画像情報に応じてそれぞれ変調される。変調された各色光(各画像光)は、プリズム255にて合成され、投射レンズ26にてスクリーンScに投射される。
図3は、図2に示す光学ユニット2Uの一部を拡大した平面図である。
以下、図2及び図3を参照して、前述した光学装置25の構成について詳細に説明する。なお、図3では、図2に示した光学装置25のうち、液晶パネル251、入射側偏光板252、出射側偏光板253及び1/2波長板254については、図示を省略している。リレー光学装置24の入射側レンズ241及びリレーレンズ243についても同様である。
以下、図2及び図3を参照して、前述した光学装置25の構成について詳細に説明する。なお、図3では、図2に示した光学装置25のうち、液晶パネル251、入射側偏光板252、出射側偏光板253及び1/2波長板254については、図示を省略している。リレー光学装置24の入射側レンズ241及びリレーレンズ243についても同様である。
光学装置25は、前述した各部材251〜255以外に、以下の構成を備える。すなわち、光学装置25は、図2ないし図3に示すように、色分離光学装置23の光路後段であってプリズム255の光路前段に光学フィルター256(R色光側の光学フィルターを256R、G色光側の光学フィルターを256Gとする)を備える。具体的に、光学フィルター256Rは、R色光の光路におけるダイクロイックミラー232とプリズム255の間に配設される。光学フィルター256Gは、G色光の光路におけるダイクロイックミラー232とプリズム255の間に配設される。
この光学フィルター256R,256Gは、特定の波長域の光束を除去する。具体的に、光学フィルター256Rは、色分離光学装置23で分離されたR色光から特定の波長域の光束を除去し、他の波長域の光束を透過する。光学フィルター256Gは、色分離光学装置23で分離されたG色光から特定の波長域の光束を除去し、他の波長域の光束を透過する。なお、この光学フィルター256R,256Gの詳細な特性については、後述する。
プリズム255は、図3に示すように、平面視で略X字状に交差する一対の誘電体多層膜255A,255Bを有する。一方の誘電体多層膜255AはR色光を反射するものであり、他方の誘電体多層膜255BはB色光を反射するものである。
また、光学装置25は、プリズム255の光路後段、具体的には、図2に示すように、プリズム255と投射レンズ26の間に偏光変換装置257を備える。
この偏光変換装置257は、プリズム255から入射される合成後の光束のうち、G色光に対応する波長域の偏光軸を90度回転させる。なお、この偏光変換装置257の詳細な特性については、後述する。
また、光学装置25は、プリズム255の光路後段、具体的には、図2に示すように、プリズム255と投射レンズ26の間に偏光変換装置257を備える。
この偏光変換装置257は、プリズム255から入射される合成後の光束のうち、G色光に対応する波長域の偏光軸を90度回転させる。なお、この偏光変換装置257の詳細な特性については、後述する。
ここで、本実施形態では、図2に示す光源装置21から出射された光束は、以下に示すように、偏光方向を変えながら進行する。
なお、以下では、図2中、紙面に直交する偏光方向を有する直線偏光を第1の直線偏光S(図3では符号「S」と表記)と記載し、第1の直線偏光Sの偏光方向に直交し、図2中、紙面に平行する偏光方向を有する直線偏光を第2の直線偏光P(図3では符号「P」と表記)として記載する。
また、以下では、説明の便宜上、R色光側の液晶パネル251、入射側偏光板252、出射側偏光板253、及び1/2波長板254をそれぞれ251R,252R,253R,254Rとする(図2参照)。G色光側及びB色光側も同様に記載する(図2参照)。なお、図2に示すように、液晶パネル251R、入射側偏光板252R、出射側偏光板253R及び1/2波長板254Rで1つの光変調装置25Rを構成している。G色側の光変調装置25G及びB色側の光変調装置25Bも同様である。但し、G色側の光変調装置25Gについては、1/2波長板254は除かれる。
なお、以下では、図2中、紙面に直交する偏光方向を有する直線偏光を第1の直線偏光S(図3では符号「S」と表記)と記載し、第1の直線偏光Sの偏光方向に直交し、図2中、紙面に平行する偏光方向を有する直線偏光を第2の直線偏光P(図3では符号「P」と表記)として記載する。
また、以下では、説明の便宜上、R色光側の液晶パネル251、入射側偏光板252、出射側偏光板253、及び1/2波長板254をそれぞれ251R,252R,253R,254Rとする(図2参照)。G色光側及びB色光側も同様に記載する(図2参照)。なお、図2に示すように、液晶パネル251R、入射側偏光板252R、出射側偏光板253R及び1/2波長板254Rで1つの光変調装置25Rを構成している。G色側の光変調装置25G及びB色側の光変調装置25Bも同様である。但し、G色側の光変調装置25Gについては、1/2波長板254は除かれる。
先ず、光源装置21から出射された光束の略全ては、図2に示す偏光変換素子223によって第1の直線偏光Sに変換される。そして、偏光変換素子223から出射された光束は、色分離光学装置23にてR,G,Bの各色光に分離され、各色光が第1の直線偏光Sとして光学装置25に入射することとなる。
3つの入射側偏光板252は、偏光変換素子223で揃えられた光束の偏光方向と略同一方向の透過軸を有する。すなわち、光学装置25に入射した各色光(第1の直線偏光S)は、偏光方向が変更されることなく、第1の直線偏光Sが各入射側偏光板252から出射される。
3つの出射側偏光板253は、入射側偏光板252の透過軸に対して照明光軸A(図2)を中心として90度回転した透過軸を有する。すなわち、各入射側偏光板252から出射され、各液晶パネル251を介して各出射側偏光板253に入射した各色光のうち第2の直線偏光Pが、各出射側偏光板253から出射される。
3つの入射側偏光板252は、偏光変換素子223で揃えられた光束の偏光方向と略同一方向の透過軸を有する。すなわち、光学装置25に入射した各色光(第1の直線偏光S)は、偏光方向が変更されることなく、第1の直線偏光Sが各入射側偏光板252から出射される。
3つの出射側偏光板253は、入射側偏光板252の透過軸に対して照明光軸A(図2)を中心として90度回転した透過軸を有する。すなわち、各入射側偏光板252から出射され、各液晶パネル251を介して各出射側偏光板253に入射した各色光のうち第2の直線偏光Pが、各出射側偏光板253から出射される。
ここで、1/2波長板254は、図2に示すように、R,Bの各色光側において、各出射側偏光板253R,253Bとプリズム255との間に配設されている。すなわち、各出射側偏光板253から出射されたR,G,Bの各色光(第2の直線偏光P)のうち、R,Bの各色光が1/2波長板254R,254Bによって第1の直線偏光Sに変換される。
そして、この1/2波長板254R及び前述した出射側偏光板253Gの各色光の出射面には、図2ないし図3に示すように、前述した光学フィルター256R,256Gが配設されている。光学フィルター256Rは、1/2波長板254Rから入射されたR色光から特定の波長域を除去し、光学フィルター256Gは、出射側偏光板253Gから入射されたG色光から特定の波長域を除去する。
プリズム255は、誘電体多層膜255A,255Bによって光学フィルター256Rから入射されたR色光及び1/2波長板254Bから入射されたB色光を曲折させ、光学フィルター256Gから入射されたG色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光を合成する。
そして、この1/2波長板254R及び前述した出射側偏光板253Gの各色光の出射面には、図2ないし図3に示すように、前述した光学フィルター256R,256Gが配設されている。光学フィルター256Rは、1/2波長板254Rから入射されたR色光から特定の波長域を除去し、光学フィルター256Gは、出射側偏光板253Gから入射されたG色光から特定の波長域を除去する。
プリズム255は、誘電体多層膜255A,255Bによって光学フィルター256Rから入射されたR色光及び1/2波長板254Bから入射されたB色光を曲折させ、光学フィルター256Gから入射されたG色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光を合成する。
偏光変換装置257は、プリズム255で合成された光束のうち、G色光に対応する波長域の偏光軸を90度回転させ、当該光束の偏光方向を、図3に示すように、第1の直線偏光Sの偏光方向に揃える。
そして、偏光変換装置257で偏光方向が揃えられた光束は、投射レンズ26(図2)によって投射される。
そして、偏光変換装置257で偏光方向が揃えられた光束は、投射レンズ26(図2)によって投射される。
〔右用プロジェクターの構成〕
図1に示す右用プロジェクター2Bは、図2及び図3に示す偏光変換装置257の光路後段に、1/2波長板(図示略)が設置されている点が左用プロジェクター2Aと相違する。つまり、右用プロジェクター2Bでは、光学像を形成する光束の偏光方向が第2の直線偏光Pに揃えられて、投射レンズ26によって投射される。
図1に示す右用プロジェクター2Bは、図2及び図3に示す偏光変換装置257の光路後段に、1/2波長板(図示略)が設置されている点が左用プロジェクター2Aと相違する。つまり、右用プロジェクター2Bでは、光学像を形成する光束の偏光方向が第2の直線偏光Pに揃えられて、投射レンズ26によって投射される。
〔偏光眼鏡の構成〕
図1に示す偏光眼鏡3は、観察者が装着するものであり、第1透過部としての左目用透過部31と、第2透過部としての右目用透過部32とを備える。
左目用透過部31は、透過軸が第1の直線偏光Sの偏光方向と同一方向となる偏光レンズで構成されている。
右目用透過部32は、透過軸が第2の直線偏光Pの偏光方向と同一方向となる偏光レンズで構成されている。
つまり、左目用透過部31は、左用プロジェクター2Aから投射される左目用画像(第1画像光)を視認するためのものであり、右目用透過部32は、右用プロジェクター2Bから投射される右目用画像(第2画像光)を視認するためのものである。
図1に示す偏光眼鏡3は、観察者が装着するものであり、第1透過部としての左目用透過部31と、第2透過部としての右目用透過部32とを備える。
左目用透過部31は、透過軸が第1の直線偏光Sの偏光方向と同一方向となる偏光レンズで構成されている。
右目用透過部32は、透過軸が第2の直線偏光Pの偏光方向と同一方向となる偏光レンズで構成されている。
つまり、左目用透過部31は、左用プロジェクター2Aから投射される左目用画像(第1画像光)を視認するためのものであり、右目用透過部32は、右用プロジェクター2Bから投射される右目用画像(第2画像光)を視認するためのものである。
〔プロジェクションシステムの動作〕
次に、上述したプロジェクションシステム1の動作について説明する。
左用プロジェクター2Aは、投射レンズ26によって第1画像光(第1の直線偏光S)を投射し、当該第1画像光がスクリーンSc上に投影される。したがって、偏光眼鏡3を装着した観察者は、スクリーンSc上の左目用画像を、左目用透過部31を介して左目のみで視認する。
次に、上述したプロジェクションシステム1の動作について説明する。
左用プロジェクター2Aは、投射レンズ26によって第1画像光(第1の直線偏光S)を投射し、当該第1画像光がスクリーンSc上に投影される。したがって、偏光眼鏡3を装着した観察者は、スクリーンSc上の左目用画像を、左目用透過部31を介して左目のみで視認する。
一方、右用プロジェクター2Bは、左用プロジェクター2Aと同様に、投射レンズ26によって第2画像光(第2の直線偏光P)を投射し、当該第2画像光がスクリーンSc上に投影される。したがって、偏光眼鏡3を装着した観察者は、スクリーンSc上の右目用画像を、右目用透過部32を介して右目のみで視認する。
以上のように、観察者は、スクリーンSc上の左目用画像を左目のみで視認し、右目用画像を右目のみで視認することで、視差により投影画像を立体視することとなる。
以上のように、観察者は、スクリーンSc上の左目用画像を左目のみで視認し、右目用画像を右目のみで視認することで、視差により投影画像を立体視することとなる。
〔カラーセレクトの特性〕
図4は、前述した偏光変換装置257の特性を示すグラフである。図4中の横軸は、波長[nm]を示し、縦軸は、透過率[%]を示す(図5、図6及び図9についても同様)。また、図4のグラフでは、クロス特性を破線で示し、パラレル特性を実線で示す。ここで、クロス特性とは、透過する偏光軸が直交するように配置された偏光板の間に偏光変換装置257を配置して測定した特性であり、パラレル特性とは、透過する偏光軸が平行になるように配置された偏光板の間に偏光変換装置257を配置して測定した特性である。つまり、図4中、破線は、偏光軸が回転する境界を示す境界線であり、実線は、偏光軸が回転しない境界を示す境界線である。
図4は、前述した偏光変換装置257の特性を示すグラフである。図4中の横軸は、波長[nm]を示し、縦軸は、透過率[%]を示す(図5、図6及び図9についても同様)。また、図4のグラフでは、クロス特性を破線で示し、パラレル特性を実線で示す。ここで、クロス特性とは、透過する偏光軸が直交するように配置された偏光板の間に偏光変換装置257を配置して測定した特性であり、パラレル特性とは、透過する偏光軸が平行になるように配置された偏光板の間に偏光変換装置257を配置して測定した特性である。つまり、図4中、破線は、偏光軸が回転する境界を示す境界線であり、実線は、偏光軸が回転しない境界を示す境界線である。
偏光変換装置257は、図4に示すように、クロス特性を示す破線とパラレル特性を示す実線とが交差する基準点P1〜P2の波長域(500〜600nm近傍の波長域)を基準として偏光軸を90度回転させる特性を有している。
この偏光変換装置257は、図4に示すように、第1の色光としてのR色光に対応する第1波長域A1(620nm近傍以上の波長域)及び第2の色光としてのB色光に対応する第2波長域A2(440〜480nm近傍の波長域)では、入射した光束の偏光方向を変換しないで出射する。ここで、第1波長域A1及び第2波長域A2は、ともにクロス特性の透過率が略0%であり、かつ、パラレル特性の透過率が略100%である波長域である。
一方、偏光変換装置257は、第3の色光としてのG色光に対応する第3波長域A3(515〜570nm近傍の波長域)では、偏光軸を90度回転させて出射する。つまり、第3波長域A3では、第1の直線偏光Sと第2の直線偏光Pとを相互に変換して出射する。ここで、第3波長域A3は、パラレル特性の透過率が略0%であり、かつ、クロス特性の透過率が略100%である波長域である。
この偏光変換装置257は、図4に示すように、第1の色光としてのR色光に対応する第1波長域A1(620nm近傍以上の波長域)及び第2の色光としてのB色光に対応する第2波長域A2(440〜480nm近傍の波長域)では、入射した光束の偏光方向を変換しないで出射する。ここで、第1波長域A1及び第2波長域A2は、ともにクロス特性の透過率が略0%であり、かつ、パラレル特性の透過率が略100%である波長域である。
一方、偏光変換装置257は、第3の色光としてのG色光に対応する第3波長域A3(515〜570nm近傍の波長域)では、偏光軸を90度回転させて出射する。つまり、第3波長域A3では、第1の直線偏光Sと第2の直線偏光Pとを相互に変換して出射する。ここで、第3波長域A3は、パラレル特性の透過率が略0%であり、かつ、クロス特性の透過率が略100%である波長域である。
図5は、偏光変換装置257の特性に各色光の波長域を重畳させたグラフである。具体的に、図5に示す各色光は、色分離光学装置23で分離された各色光を示す。なお、R色光の波長域を細い破線で示し、G色光の波長域を一点鎖線で示し、B色光の波長域を二点鎖線で示している。
図5に示すように、G色光は、R色光及びB色光間の波長域を有しており、R色光の短波長側の一部及びB色光の長波長側の一部は、それぞれ、G色光の長波長側の一部及び短波長側の一部と重複している。
図5に示すように、G色光は、R色光及びB色光間の波長域を有しており、R色光の短波長側の一部及びB色光の長波長側の一部は、それぞれ、G色光の長波長側の一部及び短波長側の一部と重複している。
また、色分離光学装置23で分離されたR色光は、図5に示すように、パラレル特性が得られない部分(ハッチング領域B1)を有している。同様に、色分離光学装置23で分離されたG色光は、クロス特性が得られない部分(ハッチング領域B2)を有している。偏光変換装置257でこのように色分離された状態の各色光の偏光方向を揃えようとした際、このハッチング領域B1,B2は、偏光方向が揃わず、クロストークの原因となる。例えば、G色光については、ハッチング領域B2が偏光変換装置257で第1の直線偏光Sに変換されず、第2の直線偏光Pのままとなる。このため、第1の直線偏光Sに揃えられていないG色光(第2の直線偏光PのG色光)が偏光変換装置257から出射されてしまい、左用プロジェクター2Aの場合、左目用画像におけるこのハッチング領域B2のG色光が偏光眼鏡3の右目用透過部32を透過し、右目用画像として見えてしまう。
そこで、このようなクロストークを防止するため、本実施形態では、以下に説明するように前述した光学フィルター256R,256Gの特性を設定している。
なお、偏光変換装置257は、図5に示すように、ダイクロイックミラー231で分離されたB色光については、パラレル特性が得られない部分は殆んどなく、その略全てを第1の直線偏光Sのまま出射する特性を有しており、前述したクロストークによる影響が生じない。
なお、偏光変換装置257は、図5に示すように、ダイクロイックミラー231で分離されたB色光については、パラレル特性が得られない部分は殆んどなく、その略全てを第1の直線偏光Sのまま出射する特性を有しており、前述したクロストークによる影響が生じない。
図6は、光学フィルター256R,256Gの特性を示すグラフである。図6中、光学フィルター256Rの特性を破線で示し、光学フィルター256Gの特性を一点鎖線で示す。
光学フィルター256R,256Gは、前述した第1波長域A1、第2波長域A2及び第3波長域A3を除く波長域の少なくとも一部の光束を除去する。
詳述すると、光学フィルター256Rは、R色光のうち偏光変換装置257のパラレル特性の透過率が略100%の波長域外(図6に示す例では、610nm近傍以上の波長域外)の波長域を遮断し、それ以外を透過する。これにより、R色光から第1波長域A1及び第3波長域A3間の波長域の光束の一部も除去され、ハッチング領域B1(図5)部分が除去される。
また、光学フィルター256Gは、G色光のうち偏光変換装置257のクロス特性の透過率が略100%の波長域外(図6に示す例では、510〜570nm近傍の波長域外)の波長域を遮断し、それ以外を透過する。これにより、G色光から第2波長域A2及び第3波長域A3間の波長域の光束の一部も除去され、ハッチング領域B2(図5)部分が除去される。
このように、光学フィルター256R,256Gの特性を偏光変換装置257の特性及び各色光に応じて設定することで、前述したハッチング領域B1,B2を除去することができ、前述したクロストークの原因を取り除くことができる。
光学フィルター256R,256Gは、前述した第1波長域A1、第2波長域A2及び第3波長域A3を除く波長域の少なくとも一部の光束を除去する。
詳述すると、光学フィルター256Rは、R色光のうち偏光変換装置257のパラレル特性の透過率が略100%の波長域外(図6に示す例では、610nm近傍以上の波長域外)の波長域を遮断し、それ以外を透過する。これにより、R色光から第1波長域A1及び第3波長域A3間の波長域の光束の一部も除去され、ハッチング領域B1(図5)部分が除去される。
また、光学フィルター256Gは、G色光のうち偏光変換装置257のクロス特性の透過率が略100%の波長域外(図6に示す例では、510〜570nm近傍の波長域外)の波長域を遮断し、それ以外を透過する。これにより、G色光から第2波長域A2及び第3波長域A3間の波長域の光束の一部も除去され、ハッチング領域B2(図5)部分が除去される。
このように、光学フィルター256R,256Gの特性を偏光変換装置257の特性及び各色光に応じて設定することで、前述したハッチング領域B1,B2を除去することができ、前述したクロストークの原因を取り除くことができる。
上述した第1実施形態によれば、以下の効果がある。
第1波長域A1を除く波長域の少なくとも一部の光束を除去する光学フィルター256Rが、R色光の光路に配設されているため、色分離光学装置23で分離されたR色光がハッチング領域B1等の第1波長域A1外の光束を有していても当該光束を光学フィルター256Rによって除去することができるので、偏光変換装置257によって当該光束が第2の直線偏光Pに変換されて出射されることを防止できる。また、第3波長域A3を除く波長域の少なくとも一部の光束を除去する光学フィルター256Gが、G色光の光路に配設されているため、色分離光学装置23で分離されたG色光がハッチング領域B2等の第3波長域A3外の光束を有していても当該光束を光学フィルター256Gによって除去することができるので、偏光変換装置257によって当該光束が第1の直線偏光Sに変換されずに出射されることを防止できる。
したがって、光学フィルター256R,256G及び偏光変換装置257を介した光束を第1の直線偏光Sに揃えることができるので、クロストークの原因を排除して、良好な画像を視認させることができる。
また、光学フィルター256Rは、色分離光学装置23で分離されてからプリズム255に至る各光路のうちのR色光の光路に設けられるため、光学フィルター256Rで除去する波長域を、第1波長域A1の光と、第1波長域A1と第3波長域A3の間の波長域の光とを含んでいるR色光に合わせて適切に設定できる。
第1波長域A1を除く波長域の少なくとも一部の光束を除去する光学フィルター256Rが、R色光の光路に配設されているため、色分離光学装置23で分離されたR色光がハッチング領域B1等の第1波長域A1外の光束を有していても当該光束を光学フィルター256Rによって除去することができるので、偏光変換装置257によって当該光束が第2の直線偏光Pに変換されて出射されることを防止できる。また、第3波長域A3を除く波長域の少なくとも一部の光束を除去する光学フィルター256Gが、G色光の光路に配設されているため、色分離光学装置23で分離されたG色光がハッチング領域B2等の第3波長域A3外の光束を有していても当該光束を光学フィルター256Gによって除去することができるので、偏光変換装置257によって当該光束が第1の直線偏光Sに変換されずに出射されることを防止できる。
したがって、光学フィルター256R,256G及び偏光変換装置257を介した光束を第1の直線偏光Sに揃えることができるので、クロストークの原因を排除して、良好な画像を視認させることができる。
また、光学フィルター256Rは、色分離光学装置23で分離されてからプリズム255に至る各光路のうちのR色光の光路に設けられるため、光学フィルター256Rで除去する波長域を、第1波長域A1の光と、第1波長域A1と第3波長域A3の間の波長域の光とを含んでいるR色光に合わせて適切に設定できる。
また、色分離光学装置23で分離されてからプリズム255に至るR色光の光路に光学フィルター256Rが配設され、G色光の光路に光学フィルター256Gが配設されている。このため、光学フィルター256R,256Gにより除去する波長域をR色光及びG色光の色光毎に適切に設定できる。つまり、R色光から除去したい波長域(パラレル特性の透過率が略100%の波長域外の波長域)のみ除去するように光学フィルター256Rの特性を設定でき、G色光から除去したい波長域(クロス特性の透過率が略100%の波長域外の波長域)のみ除去するように光学フィルター256Gの特性を設定できるので、必要最小限の波長域の除去によって光束の偏光方向を揃えることができる。
さらに、観察者が左目用透過部31を透過する第1画像光を左目で視認し、右目用透過部32を透過する第2画像光を右目で視認することで、視差による立体画像を見ることができ、その際、クロストークを防止して、良好な画像を視認させることができる。
また、プリズム255における一対の誘電体多層膜255A,255Bに対して、G色光が第2の直線偏光Pで入射し、R,Bの各色光が第1の直線偏光Sで入射するように構成していることで、G色光は、一対の誘電体多層膜255A,255Bを効果的に透過する。また、R,Bの各色光は、一対の誘電体多層膜255A,255Bにて効果的に反射される。これらによって、光量の損失を低減できる。
また、プリズム255における一対の誘電体多層膜255A,255Bに対して、G色光が第2の直線偏光Pで入射し、R,Bの各色光が第1の直線偏光Sで入射するように構成していることで、G色光は、一対の誘電体多層膜255A,255Bを効果的に透過する。また、R,Bの各色光は、一対の誘電体多層膜255A,255Bにて効果的に反射される。これらによって、光量の損失を低減できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造及び同一部材には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造及び同一部材には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図7は、本実施形態における光学ユニットの一部を拡大した平面図である。
本実施形態のプロジェクター2Dは、前記第1実施形態のプロジェクター2A,2Bに対して、偏光変換装置の特性を変更することで、図7に示すように、光学フィルター256を1つの光学フィルター256Gのみで構成している点が相違する。その他の構成は、前記第1実施形態と同様のものである。
本実施形態のプロジェクター2Dは、前記第1実施形態のプロジェクター2A,2Bに対して、偏光変換装置の特性を変更することで、図7に示すように、光学フィルター256を1つの光学フィルター256Gのみで構成している点が相違する。その他の構成は、前記第1実施形態と同様のものである。
本実施形態の偏光変換装置257Aは、偏光軸を回転させる基準となる波長域の設定を、前記第1の実施形態の偏光変換装置257と比較して狭くしている。具体的に、第1の実施形態では、基準点P1〜P2(図4)の波長域が500〜600nm近傍の波長域に設定されていたが、本実施形態では、この波長域を500〜580nm近傍の波長域に設定している。つまり、基準点P2を短波長側にシフトすることで、偏光変換装置257Aによって偏光方向が変換されない波長域を短波長側に拡大している。
これによって、B色光の場合と同様、ダイクロイックミラー232で分離されたR色光についてもパラレル特性が得られない部分が殆んどなくなり、その略全てを第1の直線偏光Sのまま出射する特性となる。
これによって、B色光の場合と同様、ダイクロイックミラー232で分離されたR色光についてもパラレル特性が得られない部分が殆んどなくなり、その略全てを第1の直線偏光Sのまま出射する特性となる。
このように、偏光変換装置257Aの特性を、偏光軸が回転するか否かの境界と、ダイクロイックミラー232で分離されたR色光の波長域とを合わせることで、前述したハッチング領域B1(図5)が生じることを防止できる。これにより、偏光変換装置257AでR色光の偏光軸が回転されにくくなり、光学フィルター256Rを省略することが可能となる。
上述した第2実施形態では、前記第1実施形態と同様の効果を享受できる。
また、偏光変換装置257Aとして、G色光を基準とせず、R色光及びB色光を基準とし、R色光及びB色光の略全てを第1の直線偏光Sのまま出射する特性を有するものを採用している。このため、G色光の光路に設けられた光学フィルター256Gによって第3波長域A3以外の波長域の光を遮断することで、第1波長域A1と第3波長域A3の間の波長域の光及び前記第2波長域と第3波長域の間の波長域の光を遮断できる。つまり、1つの光学フィルター256Gを設けるだけで各色光の偏光方向を第1の直線偏光Sに揃えることができる。したがって、光学フィルター256Gの数を減らすことができ、ひいては、プロジェクター2A,2Bの構成を簡素化できる。
また、偏光変換装置257Aとして、G色光を基準とせず、R色光及びB色光を基準とし、R色光及びB色光の略全てを第1の直線偏光Sのまま出射する特性を有するものを採用している。このため、G色光の光路に設けられた光学フィルター256Gによって第3波長域A3以外の波長域の光を遮断することで、第1波長域A1と第3波長域A3の間の波長域の光及び前記第2波長域と第3波長域の間の波長域の光を遮断できる。つまり、1つの光学フィルター256Gを設けるだけで各色光の偏光方向を第1の直線偏光Sに揃えることができる。したがって、光学フィルター256Gの数を減らすことができ、ひいては、プロジェクター2A,2Bの構成を簡素化できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
図8は、本実施形態における光学ユニットの一部を拡大した平面図である。
本実施形態のプロジェクター2Eは、前記第1実施形態のプロジェクター2A,2Bに対して、光学フィルター256の配設位置及び特性を変更することで、図8に示すように、光学フィルター256を1つの光学フィルター256Sのみで構成している点が相違する。その他の構成は、前記第1実施形態と同様のものである。
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
図8は、本実施形態における光学ユニットの一部を拡大した平面図である。
本実施形態のプロジェクター2Eは、前記第1実施形態のプロジェクター2A,2Bに対して、光学フィルター256の配設位置及び特性を変更することで、図8に示すように、光学フィルター256を1つの光学フィルター256Sのみで構成している点が相違する。その他の構成は、前記第1実施形態と同様のものである。
本実施形態の光学フィルター256Sは、プリズム255の光路後段、具体的には、プリズム255及び偏光変換装置257間の光路に配設されている。すなわち、光学フィルター256Sには、プリズム255で合成された光束が入射する。光学フィルター256Sは、以下に説明する特性に基づき、この合成後の光束から特定の波長域を除去する。そして、この光学フィルター256Sで特定の波長域が除去された光束は、前述した偏光変換装置257に入射される。
図9は、本実施形態における光学フィルター256Sの特性を示すグラフである。
光学フィルター256Sは、前述した第1波長域A1、第2波長域A2及び第3波長域A3を除く波長域の光束を少なくとも除去する。
詳述すると、光学フィルター256Sは、R色光部分において偏光変換装置257のクロス特性の透過率が略0%であり、かつ、パラレル特性の透過率が略100%である第1波長域A1と、B色光部分において偏光変換装置257のクロス特性の透過率が略0%であり、かつ、パラレル特性の透過率が略100%である第2波長域A2と、G色光部分において偏光変換装置257のパラレル特性の透過率が略0%であり、かつ、クロス特性が略100%である第3波長域A3とを透過し、それ以外を遮断する。これにより、第1波長域A1及び第3波長域A3間の波長域と、第2波長域及び第3波長域A3間の波長域の光束が少なくとも除去され、プリズム255で合成された光束からハッチング領域B1,B2(図5)部分が除去される。
光学フィルター256Sは、前述した第1波長域A1、第2波長域A2及び第3波長域A3を除く波長域の光束を少なくとも除去する。
詳述すると、光学フィルター256Sは、R色光部分において偏光変換装置257のクロス特性の透過率が略0%であり、かつ、パラレル特性の透過率が略100%である第1波長域A1と、B色光部分において偏光変換装置257のクロス特性の透過率が略0%であり、かつ、パラレル特性の透過率が略100%である第2波長域A2と、G色光部分において偏光変換装置257のパラレル特性の透過率が略0%であり、かつ、クロス特性が略100%である第3波長域A3とを透過し、それ以外を遮断する。これにより、第1波長域A1及び第3波長域A3間の波長域と、第2波長域及び第3波長域A3間の波長域の光束が少なくとも除去され、プリズム255で合成された光束からハッチング領域B1,B2(図5)部分が除去される。
上述した第3実施形態では、前記第1実施形態と同様の効果を享受できる。
つまり、プリズム255と偏光変換装置257との間に光学フィルター256Sを設け、当該光学フィルター256Sによって第1波長域A1、第2波長域A2及び第3波長域A3以外の光を除去する。このことにより、1つの光学フィルター256Sを設けるだけで各色光の偏光方向を第1の直線偏光Sに揃えることができる。したがって、光学フィルターの数を減らすことができ、ひいては、プロジェクター2A,2Bの構成を簡素化できる。
つまり、プリズム255と偏光変換装置257との間に光学フィルター256Sを設け、当該光学フィルター256Sによって第1波長域A1、第2波長域A2及び第3波長域A3以外の光を除去する。このことにより、1つの光学フィルター256Sを設けるだけで各色光の偏光方向を第1の直線偏光Sに揃えることができる。したがって、光学フィルターの数を減らすことができ、ひいては、プロジェクター2A,2Bの構成を簡素化できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記第1及び第2実施形態では、B色光については光学フィルターによって特定の波長域の光束を除去しなかったが、色分離光学装置23で分離されるB色光及び偏光変換装置257,257Aの特性に応じて、必要がある場合には、他の色光と同様に、B色光から特定の波長域の光束を除去してもよい。
前記第2実施形態では、各色光の光路のうち、G色光の光路に光学フィルター256Gを配設し、1つの光学フィルター256Gで各色光の偏光方向を揃える構成について説明したが、R色光及びB色光のいずれかの光路に単数の光学フィルターを配設する構成であってもよい。
前記第3実施形態では、光学フィルター256Sをプリズム255の光路後段、具体的には、プリズム255及び偏光変換装置257間の光路に配設したが、光学フィルター256Sを色分離光学装置23の光路前段、具体的には、ダイクロイックミラー231及び光源装置21との間の光路に配設してもよい。
前記各実施形態では、プリズム255で合成される色光について、R色光及びB色光を第1の直線偏光Sとし、G色光を第2の直線偏光Pとして説明したが、これに限らない。例えば、R色光が第2の直線偏光Pであり、G色光及びB色光が第1の直線偏光Sであってもよい。この場合、偏光変換装置257の特性を適切に設定すればよい。
前記各実施形態では、第1波長域A1及び第2波長域A2を、クロス特性の透過率が略0%であり、かつ、パラレル特性の透過率が略100%である波長域とし、第3波長域A3を、パラレル特性の透過率が略0%であり、かつ、クロス特性の透過率が略100%である波長域としたが、これに限らない。例えば、第1波長域A1及び第2波長域A2を、クロス特性の透過率が略100%でありパラレル特性の透過率が略0%の波長域とし、第3波長域A3を、パラレル特性の透過率が略100%でありクロス特性の透過率略100%の波長域としてもよい。
前記第1及び第2実施形態では、B色光については光学フィルターによって特定の波長域の光束を除去しなかったが、色分離光学装置23で分離されるB色光及び偏光変換装置257,257Aの特性に応じて、必要がある場合には、他の色光と同様に、B色光から特定の波長域の光束を除去してもよい。
前記第2実施形態では、各色光の光路のうち、G色光の光路に光学フィルター256Gを配設し、1つの光学フィルター256Gで各色光の偏光方向を揃える構成について説明したが、R色光及びB色光のいずれかの光路に単数の光学フィルターを配設する構成であってもよい。
前記第3実施形態では、光学フィルター256Sをプリズム255の光路後段、具体的には、プリズム255及び偏光変換装置257間の光路に配設したが、光学フィルター256Sを色分離光学装置23の光路前段、具体的には、ダイクロイックミラー231及び光源装置21との間の光路に配設してもよい。
前記各実施形態では、プリズム255で合成される色光について、R色光及びB色光を第1の直線偏光Sとし、G色光を第2の直線偏光Pとして説明したが、これに限らない。例えば、R色光が第2の直線偏光Pであり、G色光及びB色光が第1の直線偏光Sであってもよい。この場合、偏光変換装置257の特性を適切に設定すればよい。
前記各実施形態では、第1波長域A1及び第2波長域A2を、クロス特性の透過率が略0%であり、かつ、パラレル特性の透過率が略100%である波長域とし、第3波長域A3を、パラレル特性の透過率が略0%であり、かつ、クロス特性の透過率が略100%である波長域としたが、これに限らない。例えば、第1波長域A1及び第2波長域A2を、クロス特性の透過率が略100%でありパラレル特性の透過率が略0%の波長域とし、第3波長域A3を、パラレル特性の透過率が略100%でありクロス特性の透過率略100%の波長域としてもよい。
前記第1実施形態では、1/2波長板254R及び出射側偏光板253Gの各色光の出射面に、光学フィルター256R,256Gを配設したが、光学フィルター256R,256Gの配設位置はこれに限らず、R,Gの各色光の光路における色分離光学装置23及びプリズム255間の他の位置に配設してもよい。第2実施形態についても同様である。
前記第1実施形態では、R,Gの各色光の光路におけるダイクロイックミラー232及びプリズム255間に光学フィルター256R,256Gを配設したが、光学フィルター256R,256Gの双方の特性を備えた光学フィルターを、ダイクロイックミラー231及びダイクロイックミラー232間に配設してもよい。これにより、光学フィルター256の数を減らすことができる。
前記各実施形態では、投射レンズ26の光路前段に偏光変換装置257,257Aを配設したが、偏光変換装置257,257Aは、投射レンズ26の光路後段に配設してもよい。
前記第1実施形態では、R,Gの各色光の光路におけるダイクロイックミラー232及びプリズム255間に光学フィルター256R,256Gを配設したが、光学フィルター256R,256Gの双方の特性を備えた光学フィルターを、ダイクロイックミラー231及びダイクロイックミラー232間に配設してもよい。これにより、光学フィルター256の数を減らすことができる。
前記各実施形態では、投射レンズ26の光路前段に偏光変換装置257,257Aを配設したが、偏光変換装置257,257Aは、投射レンズ26の光路後段に配設してもよい。
前記第1実施形態では、右用プロジェクター2Bの構成として、偏光変換装置257の光路後段に1/2波長板を配設する構成を例示したが、第2の直線偏光Pの画像光を出射する構成であればよく、例えば、プリズム255と偏光変換装置257との間に1/2波長板を設けてもよい。この場合、偏光変換装置257の特性は、適宜変更すればよい。
前記各実施形態では、2台のプロジェクターによって第1画像光及び第2画像光をそれぞれ形成する構成としたが、プロジェクターの台数はこれに限らない。例えば、前記第1実施形態におけるプロジェクター2A,2Bは、一体的に構成されていてもよい。
前記各実施形態では、2台のプロジェクターによって第1画像光及び第2画像光をそれぞれ形成する構成としたが、プロジェクターの台数はこれに限らない。例えば、前記第1実施形態におけるプロジェクター2A,2Bは、一体的に構成されていてもよい。
前記各実施形態では、プロジェクターとして、フロント投射型のプロジェクター2A,2B,2D,2Eを採用した例のみを挙げたが、スクリーンを備え、当該スクリーンの裏面側から投射を行うリアタイプのプロジェクターを採用した構成としても構わない。
前記第2実施形態では、第1実施形態の偏光変換装置257の特性を変更した偏光変換装置257Aを備えるプロジェクター2Dについて説明したが、ダイクロイックミラー231,232等の色分離光学装置23の特性を変更して同様の効果を奏するように構成してもよい。
また、前記各実施形態では、プロジェクションシステム1は、第1画像光及び第2画像光をそれぞれ左目用画像及び右目用画像として表示画像を観察者に立体視させる構成としていたが、これに限らない。例えば、プロジェクションシステムとして、第1画像光及び第2画像光をコンテンツの異なる画像とし、2つの表示画像(第1画像光及び第2画像光)を異なる観察者にそれぞれ視認させる構成を採用しても構わない。
このように構成した場合には、偏光眼鏡3としては、左目用透過部31と同様の特性を有する透過部を両目に対応させた偏光眼鏡、及び右目用透過部32と同様の特性を有する透過部を両目に対応させた偏光眼鏡の2種類を設ければよい。
前記第2実施形態では、第1実施形態の偏光変換装置257の特性を変更した偏光変換装置257Aを備えるプロジェクター2Dについて説明したが、ダイクロイックミラー231,232等の色分離光学装置23の特性を変更して同様の効果を奏するように構成してもよい。
また、前記各実施形態では、プロジェクションシステム1は、第1画像光及び第2画像光をそれぞれ左目用画像及び右目用画像として表示画像を観察者に立体視させる構成としていたが、これに限らない。例えば、プロジェクションシステムとして、第1画像光及び第2画像光をコンテンツの異なる画像とし、2つの表示画像(第1画像光及び第2画像光)を異なる観察者にそれぞれ視認させる構成を採用しても構わない。
このように構成した場合には、偏光眼鏡3としては、左目用透過部31と同様の特性を有する透過部を両目に対応させた偏光眼鏡、及び右目用透過部32と同様の特性を有する透過部を両目に対応させた偏光眼鏡の2種類を設ければよい。
本発明は、プロジェクターや偏光眼鏡を用いて画像を立体視させる画像表示装置に利用できる。
1・・・プロジェクションシステム、2A,2B,2D,2E・・・プロジェクター、3・・・偏光眼鏡(画像選択装置)、21・・・光源装置、23・・・色分離光学装置、25R,25G,25B・・・光変調装置、26・・・投射レンズ(投射光学装置)、31・・・左目用透過部(第1透過部)、32・・・右目用透過部(第2透過部)、255・・・クロスダイクロイックプリズム(色合成光学装置)、256・・・光学フィルター、257,257A・・・偏光変換装置、A1・・・第1波長域、A2・・・第2波長域、A3・・・第3波長域、S・・・第1の直線偏光、P・・・第2の直線偏光。
Claims (5)
- 光束を出射する光源装置と、
前記光源装置から入射した光束を第1の色光、第2の色光及び第3の色光に分離して出射する色分離光学装置と、
前記第1の色光を変調し、第1の直線偏光で出射する第1の光変調装置と、
前記第2の色光を変調し、前記第1の直線偏光で出射する第2の光変調装置と、
前記第3の色光を変調し、前記第1の直線偏光に対して偏光方向が直交する第2の直線偏光で出射する第3の光変調装置と、
前記第1の光変調装置、前記第2の光変調装置及び前記第3の光変調装置からそれぞれ出射される色光を合成する色合成光学装置と、
前記色合成光学装置で合成された光束を投射する投射光学装置と、
前記色合成光学装置の光路後段に設けられ、前記第1の色光に含まれる第1波長域及び前記第2の色光に含まれる第2波長域の光では偏光方向を変換せずに出射し、前記第3の色光に含まれる第3波長域の光では前記第2の直線偏光を前記第1の直線偏光に変換して出射する偏光変換装置と、
前記光源装置と前記偏光変換装置との間に設けられ、前記第1波長域と前記第3波長域との間の波長域の光及び前記第2波長域と前記第3波長域との間の波長域の光の少なくとも一方を含む光を除去する少なくとも1つの光学フィルターと
を備えることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記第3の色光は、
前記第3波長域の光と、前記第1波長域と第3波長域の間の波長域の光及び前記第2波長域と第3波長域の間の波長域の光の少なくとも一方の波長域の光とを含み、
前記光学フィルターは、
前記色分離光学装置と前記色合成光学装置との間の前記第3の色光の光路に設けられ、前記第3波長域以外の波長域の光を遮断する
ことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1又は請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
前記第1の色光は、
前記第1波長域の光と前記第1波長域と前記第3波長域の間の波長域の光とを含み、
前記光学フィルターは、
前記色分離光学装置と前記色合成光学装置との間の前記第1の色光の光路に設けられ、前記第1波長域以外の波長域の光を遮断する
ことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記光学フィルターは、
前記光源装置と前記色分離光学装置との間と前記色合成光学装置と前記偏光変換装置との間とのいずれか一方に設けられ、前記第1波長域、前記第2波長域及び前記第3波長域以外の光を遮断する
ことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプロジェクターで第1画像光を形成し、形成した前記第1画像光を前記第1の直線偏光で出射する第1のプロジェクターと、
請求項1から請求項4のいずれかに記載のプロジェクターで第2画像光を形成し、形成した前記第2画像光を前記第2の直線偏光で出射する第2のプロジェクターと、
前記第1の直線偏光を透過させる第1透過部と、前記第2の直線偏光を透過させる第2透過部とを有する画像選択装置と
を備えることを特徴とするプロジェクションシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011046189A JP2012185197A (ja) | 2011-03-03 | 2011-03-03 | プロジェクター及びプロジェクションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011046189A JP2012185197A (ja) | 2011-03-03 | 2011-03-03 | プロジェクター及びプロジェクションシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012185197A true JP2012185197A (ja) | 2012-09-27 |
Family
ID=47015367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011046189A Withdrawn JP2012185197A (ja) | 2011-03-03 | 2011-03-03 | プロジェクター及びプロジェクションシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012185197A (ja) |
-
2011
- 2011-03-03 JP JP2011046189A patent/JP2012185197A/ja not_active Withdrawn
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