JP2012188973A - エンジンの排気処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃焼触媒5の上流で排気通路4に可燃性ガス供給通路8を連通させ、この可燃性ガス供給通路8に空気供給手段9と着火手段10とを設け、この空気供給手段9と着火手段10とを制御手段11に連携させ、可燃性ガス生成器に液体燃料26と空気25とを供給して可燃性ガス生成触媒22で可燃性ガス2を生成するに当たり、可燃性ガス生成触媒22の温度が所定温度よりも低い場合には、制御手段11が空気供給手段9で可燃性ガス2に空気25を供給するとともに、着火手段10で可燃性ガス2に着火を起こさせて、可燃性ガス2を火炎燃焼させ、この火炎燃焼の熱で可燃性ガス生成器から流出した液体成分を気化させる。
【選択図】図2
Description
この種の排気処理装置によれば、排気の温度が比較的低い場合にも、触媒燃焼により可燃性ガスで排気を昇温させることができる利点がある。
しかし、この従来技術では、可燃性ガス生成器から流出した液体成分が排気通路に付着するのを防止する手段がないため、問題がある。
可燃性ガス生成器から流出した液体成分が排気通路に付着するのを防止する手段がないため、この液体成分が排気通路に残留し、次のエンジン始動時に排気管から放出され、白煙が発生する。
図2に例示するように、可燃性ガス生成器(1)で可燃性ガス(2)を発生させ、この可燃性ガス(2)を可燃性ガス放出口(3)から排気通路(4)に放出し、この可燃性ガス(2)を燃焼触媒(5)で触媒燃焼させ、その触媒燃焼熱で排気(6)を昇温させ、燃焼触媒(5)の下流に配置したDPF(7)に溜まったPMを燃焼除去し、或いは、燃焼触媒(5)の下流に配置した排気浄化触媒を活性化させるようにした、エンジンの排気処理装置において、
図2に例示するように、燃焼触媒(5)の上流で排気通路(4)に可燃性ガス供給通路(8)を連通させ、この可燃性ガス供給通路(8)に空気供給手段(9)と着火手段(10)とを設け、この空気供給手段(9)と着火手段(10)とを制御手段(11)に連携させ、
図2に例示するように、可燃性ガス生成器(1)に液体燃料(26)と空気(25)とを供給して可燃性ガス生成触媒(22)で可燃性ガス(2)を生成するに当たり、
図2に例示するように、可燃性ガス生成触媒(22)の温度が所定温度よりも低い場合には、制御手段(11)が空気供給手段(9)で可燃性ガス(2)に空気(12)を供給するとともに、着火手段(10)で可燃性ガス(2)に着火を起こさせて、可燃性ガス(2)を火炎燃焼させ、この火炎燃焼の熱で可燃性ガス生成器(1)から流出した液体成分を気化させる、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 エンジン始動時に白煙が発生するのを防止することができる。
図2に例示するように、可燃性ガス生成触媒(22)の温度が所定温度よりも低い場合には、制御手段(11)が空気供給手段(9)で可燃性ガス(2)に空気(25)を供給するとともに、着火手段(10)で可燃性ガス(2)に着火を起こさせて、可燃性ガス(2)を火炎燃焼させ、この火炎燃焼の熱で可燃性ガス生成器(1)から流出した液体成分を気化させるので、排気通路(4)内に可燃性ガス生成器(1)から流出した液体成分が付着せず、エンジン始動時に白煙が発生するのを防止することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》エンジン始動時に白煙が発生するのを防止することができる
図2に例示するように、排気温度が所定温度よりも低い場合には、制御手段(11)が空気供給手段(9)で可燃性ガス(2)に空気(12)を供給するとともに、着火手段(10)で可燃性ガス(2)に着火を起こさせて、可燃性ガス(2)を火炎燃焼させ、この火炎燃焼の熱で排気通路(4)中の排気(6)を昇温させるので、排気通路(4)内に可燃性ガス生成器(1)から流出した液体成分が付着せず、エンジン始動時に白煙が発生するのを防止することができる。
図2に例示するように、排気温度が所定温度よりも低い場合には、制御手段(11)が空気供給手段(9)で可燃性ガス(2)に空気(12)を供給するとともに、着火手段(10)で可燃性ガス(2)に着火を起こさせて、可燃性ガス(2)を火炎燃焼させ、この火炎燃焼の熱で排気通路(4)中の排気(6)を昇温させるので、エンジン始動直後や軽負荷運転時等、本来的に排気温度が燃焼触媒(5)の活性化温度に達しない場合でも、可燃性ガス(2)の火炎燃焼の熱で排気(4)の温度を昇温させ、排気温度を燃焼触媒(5)の活性化温度に到達させることが可能となり、エンジン始動直後や軽負荷運転時でもDPF(7)に溜まったPMを燃焼させ、或いは、排気浄化触媒の活性化を図ることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 排圧を上昇させることがない。
図1(A)に例示するように、排気通路(4)と可燃性ガス供給通路(8)とを並設し、可燃性ガス供給通路(8)の下流側で、排気通路(4)と可燃性ガス供給通路(8)の境界に放熱口(13)をあけ、この放熱口(13)で排気通路(4)と可燃性ガス供給通路(8)とを連通させ、この放熱口(13)に可燃性ガス供給通路(8)の下流側に配置した着火手段(10)を臨ませたので、可燃性ガス供給通路(8)や着火手段(10)により排気通路(4)の排気(9)の流れが邪魔されることがなく、排圧を上昇させることがない。
図1(A)に例示するように、放熱口(13)に可燃性ガス供給通路(8)の下流側に配置した着火手段(10)を臨ませたので、可燃性ガス(2)の火炎燃焼の熱が放熱口(13)から排気通路(4)に直接に放熱され、排気(6)の昇温効率が高い。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》排気の昇温効率がより高まる。
図1(A)に例示するように、排気通路(4)の下側に可燃性ガス供給通路(8)を並設し、排気通路(4)の周面下側に放熱口(13)をあけたので、可燃性ガス(2)の燃焼火炎の熱気が排気通路(4)に浮上し、排気(6)の温度を高め、排気(6)の昇温効率がより高まる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》高い放熱量が得られる。
図1(B)に例示するように、旋回する空気(12)に可燃性ガス出口(17)から混合室(14)の径方向に供給した可燃性ガス(2)を混合させるので、可燃性ガス(2)と空気(12)との混合性が良好で、可燃性ガス(2)の着火により高い放熱量が得られる。
DPFは、ディーゼル・パティキュレート・フィルタの略称である。PMは粒子状物質の略称である。
この燃焼触媒(5)はDOCである。DOCはディーゼル酸化触媒の略称である。DPF(7)のPM除去と共に、或いは、DPF(7)のPM除去に代えて、燃焼触媒(5)の下流に配置した排気浄化触媒(SCR触媒やNOX吸蔵触媒等)を活性化させるようにしてもよい。SCR触媒は選択還元触媒の略称である。
図2に示すように、排気温度が所定温度よりも低い場合には、制御手段(11)が空気供給手段(9)で可燃性ガス(2)に空気(12)を供給するとともに、着火手段(10)で可燃性ガス(2)に着火を起こさせて、可燃性ガス(2)を火炎燃焼させ、この火炎燃焼の熱で排気通路(4)中の排気(6)を昇温させるようにしている。
これにより、エンジン始動直後や軽負荷運転時等、本来的に排気温度が燃焼触媒(5)の活性化温度に達しない場合でも、可燃性ガス(2)の火炎燃焼の熱で排気(6)の温度を昇温させ、排気温度を燃焼触媒(5)の活性化温度に到達させることが可能となり、エンジン始動直後や軽負荷運転時でもDPF(7)に溜まったPMの燃焼、或いは、排気浄化触媒の活性化を図ることができる。
これにより、可燃性ガス供給通路(8)や着火手段(10)により排気通路(4)の排気(6)の流れが邪魔されることがなく、排圧を上昇させることがない。また、可燃性ガス(2)の燃焼火炎で排気(6)が直接に昇温され、排気(6)の昇温効率が高い。
図1(A)に示すように、排気通路(4)の下側に可燃性ガス供給通路(8)を並設し、排気通路(4)の周面下側に放熱口(13)をあけている。これにより、可燃性ガス(2)の燃焼火炎の熱気が排気通路(4)に浮上し、排気通路(4)の排気(6)の温度を高め、排気(6)の昇温効率がより高まる。
この旋回する空気(12)に可燃性ガス出口(17)から混合室(14)の径方向に供給した可燃性ガス(2)を混合させるようにしている。これにより、可燃性ガス(2)と空気(12)との混合性が良好で、可燃性ガス(2)の着火により高い放熱量が得られる。
図3(B)に示すように、環状壁(23)の始端部に蓋(28)を配置し、環状壁(23)の始端部に環状の蓋載置面(29)を設け、蓋(28)に被載置面(30)を設け、環状壁(23)の蓋載置面(29)に環状のガスケット(31)(32)を介して蓋(28)の被載置面(30)を載置固定した。
図3(B)に例示するように、環状壁(23)の蓋載置面(29)と蓋(28)の被載置面(30)のいずれかの面にその周方向に沿う液体燃料ガイド溝(35)を凹設し、この液体燃料ガイド溝(35)の開口に各液体燃料入口(33)を連通させ、液体燃料ガイド溝(35)に供給された液体燃料(26)が各液体燃料入口(33)を介して液体燃料出口(34)から空燃混合室(24)に流出するようにしている。
これにより、環状壁(23)内に液体燃料ガイド通路や液体燃料出口を形成する場合に比べ、環状壁(23)の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、液体燃料出口(34)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けている。これにより、空燃混合室(24)での空気(25)と液体燃料(26)の混合が均一になる。
これにより、環状壁(23)内に空気ガイド通路や空気出口を形成する場合に比べ、環状壁(23)の加工を容易にすることができる。
図3(A)に例示するように、空燃混合室(24)で空気(25)を旋回させるに当たり、空気出口(37)を空燃混合室(24)の空気旋回方向の下流側に方向付けている。これにより、空燃混合室(24)で容易に空気(25)を旋回させることができる。
図5(B)に示す第1変形例では、ガスケット(31)にその周方向に一定間隔を保持して、6個の液体燃料出口(34)を配置している。
図6(B)に示す第2変形例では、ガスケット(31)にその周方向に一定間隔を保持して、12個の液体燃料出口(34)を配置している。
図1に示すエンジンECU(61)は、PM堆積量推定手段(62)とPM再生制御手段(63)とを備えている。エンジンECUはエンジン電子制御ユニットの略称である。
PM堆積量推定手段(62)は、エンジンECU(61)の所定の演算部であり、エンジン負荷、エンジン回転数、DPF上流側排気温度センサ(64)による検出排気温度、DPF上流側排気圧センサ(65)によるDPF(7)上流側の排気圧、差圧センサ(66)によるDPF(7)の上流と下流の差圧等に基づいて、予め実験的に求めたマップデータからPM堆積量を推定する。
可燃性(4)の生成開始の初期には、所定時間、ヒータ(25)を発熱させるが、可燃性ガス(4)の生成が開始されると、可燃性ガス生成触媒(13)は発熱反応によって温度が上昇するため、可燃性ガス(4)の生成が開始されてから所定時間経過した場合には、タイマによりヒータ(25)の発熱を停止する。
PM再生制御手段(63)には、DPF(7)の出口側温度センサ(70)を連携させ、DPF(7)の出口側温度が異常に高い場合には、緊急に再生を中止する。
図9に示すように、ステップ(S1)でPM堆積推定値が再生開始値に至ったか否かが判定され、判定が肯定されると、ステップ(S2)で可燃性ガス生成を開始し、ステップ(S3)で燃焼触媒(5)の入口側排気温度が250°C以上かどうかが判定され、判定が肯定の場合にはステップ(S4)で可燃性ガス生成触媒(22)の温度が400°C以上か否かが判定され、判定が肯定の場合には、ステップ(S5)で可燃性ガス(2)に着火せず、可燃性ガス(2)を排気通路(4)に供給し、ステップ(S6)でPM堆積推定値が再生終了値に至ったか否かが判定され、判定が肯定の場合には、ステップ(S7)で可燃性ガス生成を終了し、DPFの再生を終了する。
ステップ(S6)での判定が否定の場合には、ステップ(S3)に戻る。ステップ(S3)とステップ(S4)の判定が否定の場合には、いずれの場合にもステップ(S8)で可燃性ガス(2)に着火して、火炎燃焼の熱を排気通路(4)に供給する。
(2) 可燃性ガス
(3) 可燃性ガス放出口
(4) 排気通路
(5) 燃焼触媒
(6) 排気
(7) DPF
(8) 可燃性ガス供給通路
(9) 空気供給手段
(10) 着火手段
(11) 制御手段
(12) 空気
(13) 放熱口
(14) 混合室
(15) 可燃性ガスノズル
(16) 空気供給管
(17) 可燃性ガス出口
(22) 可燃性ガス生成触媒
Claims (5)
- 可燃性ガス生成器(1)で可燃性ガス(2)を発生させ、この可燃性ガス(2)を可燃性ガス放出口(3)から排気通路(4)に放出し、この可燃性ガス(2)を燃焼触媒(5)で触媒燃焼させ、その触媒燃焼熱で排気(6)を昇温させ、燃焼触媒(5)の下流に配置したDPF(7)に溜まったPMを燃焼除去し、或いは、燃焼触媒(5)の下流に配置した排気浄化触媒を活性化させるようにした、エンジンの排気処理装置において、
燃焼触媒(5)の上流で排気通路(4)に可燃性ガス供給通路(8)を連通させ、この可燃性ガス供給通路(8)に空気供給手段(9)と着火手段(10)とを設け、この空気供給手段(9)と着火手段(10)とを制御手段(11)に連携させ、
可燃性ガス生成器(1)に液体燃料(26)と空気(25)とを供給して可燃性ガス生成触媒(22)で可燃性ガス(2)を生成するに当たり、
可燃性ガス生成触媒(22)の温度が所定温度よりも低い場合には、制御手段(11)が空気供給手段(9)で可燃性ガス(2)に空気(12)を供給するとともに、着火手段(10)で可燃性ガス(2)に着火を起こさせて、可燃性ガス(2)を火炎燃焼させ、この火炎燃焼の熱で可燃性ガス生成器(1)から流出した液体成分を気化させる、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。 - 請求項1に記載したエンジンの排気処理装置において、
排気温度が所定温度よりも低い場合には、制御手段(11)が空気供給手段(9)で可燃性ガス(2)に空気(12)を供給するとともに、着火手段(10)で可燃性ガス(2)に着火を起こさせて、可燃性ガス(2)を火炎燃焼させ、この火炎燃焼の熱で排気通路(4)中の排気(6)を昇温させる、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載したエンジンの排気処理装置において、
排気通路(4)と可燃性ガス供給通路(8)とを並設し、可燃性ガス供給通路(8)の下流側で、排気通路(4)と可燃性ガス供給通路(8)の境界に放熱口(13)をあけ、この放熱口(13)で排気通路(4)と可燃性ガス供給通路(8)とを連通させ、この放熱口(13)に可燃性ガス供給通路(8)の下流側に配置した着火手段(10)を臨ませた、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。 - 請求項3に記載したエンジンの排気処理装置において、
排気通路(4)の下側に可燃性ガス供給通路(8)を並設し、排気通路(4)の周面下側に放熱口(13)をあけた、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載したエンジンの排気処理装置において、
着火手段(10)の上流で可燃性ガス供給通路(8)に沿って可燃性ガス(2)と空気(12)の混合室(14)を形成し、この混合室(14)に可燃性ガスノズル(15)と空気供給管(16)とを設け、可燃性ガスノズル(15)は混合室(14)の形成方向に沿う向きで混合室(14)の中心部に配置し、この可燃性ガスノズル(15)の周面に複数の可燃性ガス出口(17)をあけ、空気供給管(16)は混合室(14)の内周面の周方向に沿う向きで混合室(14)の内周面部に配置し、空気供給管(16)から供給した空気(12)を可燃性ガスノズル(15)の周囲で混合室(14)の内周面に沿って旋回させ、
この旋回する空気(12)に可燃性ガス出口(17)から混合室(14)の径方向に供給した可燃性ガス(2)を混合させる、ことを特徴とするエンジンの排気処理装置。
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| JP2010249406A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Ihi Corp | 着火装置及びバーナ装置 |
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