JP2012192107A - 筋力トレーニング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大腿筋や大臀筋を、使用者の身体に負担を掛けず効果的に鍛えることができるトレーニング装置を提供する。
【解決手段】寝台1、及びこの寝台の側部に突設している揺動軸14を中心として上下方向に揺動する揺動バー2を備えている。また揺動バー2の先端部21から内側に向けて支持バー3が突設してあると共に、この支持バーには膝裏当て部31が設けてある。使用者は、寝台1に仰向けに寝そべり、膝裏で膝裏当て部31を挟持しつつ、肢部を持ち上げる。これにより使用者は、身体に負担を掛けず効果的に大腿筋の表側と裏側及び大臀筋をトレーニングすることができる。さらに揺動バー2の先端部21及び後端部22のそれぞれに設けた補助バー23を使って、トレーニングの補助者がこの揺動バーを上下方向に揺動することにより、下半身不随者の肢部を上下方向に無理なく動かしトレーニングすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】寝台1、及びこの寝台の側部に突設している揺動軸14を中心として上下方向に揺動する揺動バー2を備えている。また揺動バー2の先端部21から内側に向けて支持バー3が突設してあると共に、この支持バーには膝裏当て部31が設けてある。使用者は、寝台1に仰向けに寝そべり、膝裏で膝裏当て部31を挟持しつつ、肢部を持ち上げる。これにより使用者は、身体に負担を掛けず効果的に大腿筋の表側と裏側及び大臀筋をトレーニングすることができる。さらに揺動バー2の先端部21及び後端部22のそれぞれに設けた補助バー23を使って、トレーニングの補助者がこの揺動バーを上下方向に揺動することにより、下半身不随者の肢部を上下方向に無理なく動かしトレーニングすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、健常者又は下半身不随者が、大腿筋及び大臀筋を鍛えるために使用する筋力トレーニング装置に関する。
下半身を鍛える場合、大腿筋と大臀筋とを強化することが重要と考えられている。ここで図9を用いて、大腿筋及び大臀筋の位置を説明する。実線が右脚、破線が左脚を示す。図9に示すように、大腿筋Dとは、膝から上部の筋肉のことをいい、この大腿筋は、表側の大腿四頭筋Eと裏側のハムストリングスFとを有する。また大臀筋Gとは、ハムストリングスFから臀部にかけての筋肉のことをいう。大腿筋Dは、ヒトが脚を曲げたり伸ばしたりする基本動作を行う部分であるため、大腿四頭筋EとハムストリングスFとをしっかりトレーニングすることが必要とされている。特にハムストリングスFは、股関節の伸展及び膝関節の屈曲をコントロールする大切は筋肉である。また大臀筋Fは、腹部と下半身とを繋ぐ重要な部分である。
しかるにハムストリングスFは、大腿四頭筋Eと比べて、トレーニングし難く、筋力が衰え易い。このため、肉離れ等を起こし易く、かつ癖になると完治し難い。また大臀筋Gを鍛えるには、別にトレーニングをしなければならないため、大腿筋D及び大臀筋Gの双方の筋力を、バランスよく鍛え難い。
そこで大腿筋及び大臀筋を同時に鍛えられるトレーニング装置の一つとして、レッグプレスが提案されている(例えば非特許文献1参照。)。このレッグプレスは、錘を付けたフットプレートを両足の裏で支えながら脚を屈伸することにより、大腿四頭筋、ハムストリングス、及び大臀筋の強化を図るものである。またこのレッグプレスは、トレーニングの初心者や下半身のリハビリテーションが必要な入院患者等にも用いられている。
ウィキペディア・レッグプレス、インターネット<URL:http://ja.wikipedia.org/wiki>
しかしながら上述した従来におけるレッグプレスでのトレーニングでは、着座した状態から両脚を屈伸するため、股関節を深く曲げ切ることができず、ハムストリングスを十分にトレーニングすることができない。すなわちハムストリングスは股関節の伸展に連動するため、股関節の動きが小さいレッグプレスでは負荷が掛かり難い。さらに着座した状態では大臀筋にも負荷が掛かり難い。
したがって大腿筋や大臀筋を鍛えるには、股関節を大きく動かすことが必要となる。しかるにこのようなトレーニングをするには、脚を前後に大きく開いたり腿を高く上げたりしなければならないため、体勢を崩し易いばかりでなく、体に余計な力が掛かってしまい疲労し易く、トレーニングの初心者や下半身のリハビリテーションが必要な入院患者等にはやり難い。
また例えば脊髄を損傷した下半身不随者にとっては、自力で両脚を動かすことができないため、レッグプレスや他のトレーニング装置を使用できないばかりでなく、下半身を鍛えることも極めて困難である。したがって下半身不随者が大腿筋や大臀筋をトレーニングできるようにするためには、脚を動かせるように上半身を支えると共に、この脚を強制的に動かすことが必要となる。
そこで本発明の第1の目的は、大腿筋及び大臀筋を使用者に過度の負担を掛けずに効果的に鍛えることができる、筋力トレーニング装置を提供することにある。また第2の目的は、健常者のみならず、下半身不随者が無理なく脚を動かして鍛えることができる筋力トレーニング装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明による筋力トレーニング装置の特徴は、寝台に寝そべり、上下に揺動するバーの先端に設けた膝裏当て部を膝裏で挟んで肢部を持ち上げることにある。
すなわち本発明による筋力トレーニング装置は、寝台と、この寝台に揺動可能に設けた揺動バーとを備えることにある。上記寝台の少なくとも左右いずれかの側部には、揺動軸が水平方向に突設してあり、上記揺動バーは、上記揺動軸を中心として上下方向に揺動する。上記揺動バーの先端部には、支持バーが内側に向けて水平方向に突設してあり、上記支持バーには、膝裏当て部が設けてある。そして使用者は、上記膝裏当て部を膝裏で挟持しつつ、肢部を上方に持ち上げる。
さらに上記膝裏当て部を把持して肢部を上方に持ち上げるトレーニングだけでは、肢部の筋力が偏ってしまう。そこで本発明による筋力トレーニング装置は、寝台と、この寝台に揺動可能に設けた揺動バーとを備える。上記寝台の少なくとも左右いずれかの側部には、揺動軸水平方向に突設してあり、上記揺動バーは、上記揺動軸を中心として上下方向に揺動する。上記揺動バーの先端部には、支持バーが内側に向けて水平方向に突設してあり、上記支持バーには、膝裏当て部が設けてある。そして上記揺動バーの重心は、上記揺動軸より後ろ側に位置しており、使用者は、上記膝裏当て部に膝裏を当てて、肢部を下方に押し下げる。
また揺動バーが重いと、上下方向に揺動し難い。そこで上記揺動バーの先端部または後端部のいずれかには、補助バーが突設してあり、上記補助バーには、使用に際して錘を自在に着脱できることが望ましい。これにより例えば錘を外せば上記揺動バーが軽くなり、上記補助バーを使って補助者が容易に上下方向に揺動することができる。
ところでトレーニングの最中に、汗等で膝裏が左右に滑って膝裏当て部から外れる恐れがある。そこで上記膝裏当て部が、上記膝裏の左右への動きを制限する制限部を有することが望ましい。これにより膝裏が左右に滑って膝裏当て部から脱落することを防ぐことができる。
さらに揺動バーや揺動軸の位置を固定すると、例えば身長や体型が異なる使用者は、それぞれトレーニングし難い。そこで上記筋力トレーニング装置は、上記揺動バーを、左右方向に移動させる横スライド機構を備えることが望ましい。また上記筋力トレーニング装置は、上記揺動バーを、上下方向に移動させる縦スライド機構を備えることが望ましい。これにより使用者の体型等に応じて上記揺動バーを左右にスライドしたり上下にスライドしたりすることができる。
またトレーニングにおける使用者の腰の位置と揺動軸の位置との関係によっては、肢部をスムーズに揺動し難くなったり、大腿筋や大臀筋に所望の負荷が掛かり難かったりする場合がある。そこで上記揺動軸の揺動中心は、上記膝裏当て部の揺動軌道と上記使用者の膝裏の揺動軌道とが略一致する位置にあることが望ましい。これにより上記膝裏当て部が上記膝裏の動きに略追随し、大腿筋や大臀筋に一定の負荷を与えることができる。
ここで「寝台」は、例えばスチールやアルミ合金のパイプやバーを組み立てるフレーム式、または木の板を組み立てる箱式のベッドが該当する。またこの寝台には、身体を横たえる平坦部分だけでなく、この平坦部分を支持する脚部も含まれる。また寝台の「側部」は、平坦部分に限らず脚部も該当する。
「揺動バー」は、上記揺動軸と揺動自在に直結するものに限らず、例えばこの揺動軸と揺動自在に直結した挿通治具に、この揺動バーを挿通して連結する場合も該当する。また「揺動軸」には、上記寝台の側部から水平に突設しているものに限らず、この寝台の側部に立設した立設部から水平に突設したものも含まれ、この寝台へ固定したものに限らず、着脱自在のものでもよい。
「膝裏当て部」とは、上記支持バーの少なくとも一部に設け、膝裏で挟持し易いように径を大きくしたものを意味する。この膝裏当て部は、円筒形に限らず、中央が凹んだ枕状のものも該当する。また「膝裏」には、膝の真裏部分のみならず、この膝の真裏部分から脹脛及び大腿の一部を含む膝裏周辺部分も含まれる。
「上記揺動バーの重心は、上記揺動軸より後ろ側に位置しており」とは、例えばこの揺動バーの後端部に錘をつける場合のみならず、この揺動バーの後ろ部分自体を、前側部分より重くする場合も該当する。
「制限部」には、例えば上記膝裏当て部の両端面に設けた一対の衝立のみならず、中央が凹んだ膝裏当て部の両端部分も該当する。
「横スライド機構」とは、上記揺動バーを揺動軸に、揺動自在で、かつ左右方向にスライド自在に連結したものに限らず、揺動軸に揺動自在に連結した挿通治具に、上記揺動バーを左右方向にスライド自在に連結したものも意味する。また「縦スライド機構」とは、寝台の側部又はこの側部に立設した立設部のそれぞれの高さに、着脱自在な揺動軸と揺動バーとを上下方向にスライド自在に直結又は連結したものを意味する。
「上記膝裏当て部の揺動軌道と上記使用者の膝裏の揺動軌道とが略一致する位置」とは、上記揺動軌道の最大ズレが、上記膝裏の揺動半径の30%、好ましくは20%、さらに好ましくは10%以下であるものが該当する。
本発明による筋力トレーニング装置は、寝台に横たわった使用者が、揺動バーの先端部の支持バーに設けている膝裏当て部を膝裏で挟持して肢部を持ち上げることにより、この使用者の大腿筋及び大臀筋を効果的に鍛えることができる。すなわち上記肢部を持ち上げることにより、大腿筋の表側の大腿四頭筋に負荷を掛けると同時に、膝裏で膝裏当て部を挟持しつつ持ち上げることによって、大腿筋の裏側のハムストリングス及び大臀筋にも負荷を掛けることができる。さらに使用者は仰向けの状態でトレーニングを行えるため、肢部を円弧状に持ち上げて股関節を大きく動かし深く曲げきることができると共に、体に過度な負担を掛けずに効果的に大腿筋及び大臀筋を鍛えることができる。また揺動バーを寝台の側部の両方に設ければ、使用者は両方の肢部をバランスよく鍛えることができる。
さらに揺動バーの重心が揺動軸より後ろ側に位置し、使用者が膝裏当て部に膝裏を当てて肢部を下方に押し下げることにより、この使用者の大腿筋及び大臀筋をよりに効果的に鍛えることができる。すなわち肢部を押し下げると、特にハムストリングスが刺激されるため、いわゆる「レッグカールトレーニング」を行うことができる。
また揺動バーの先端部又は後端部のいずれかに、補助バーを突設し、この補助バーに錘を自在に着脱できることにより、この筋力トレーニング装置を使用する使用者層の幅を拡げることができる。例えば錘を増やせば筋力の強いトレーニング上級者が、錘を減らせば筋力の弱いトレーニング初級者が、それぞれ使用することができる。また錘を取り外し、上記補助バーを使って補助者が揺動バーを上下方向に揺動すれば、下半身不随者でも身体に負担を掛けずに肢部を動かし、大腿筋及び大臀筋を効果的にトレーニングすることができる。
また膝裏当て部が膝裏の左右への動きを制限する制限部を有することにより、例え揺動バーを激しく揺動しても膝裏が左右に脱落せず、使用者は安心してトレーニングを続けることができる。
さらに揺動バーを左右方向に移動させる横スライド機構、又は揺動バーを上下方向に移動させる縦スライド機構により、各々の身長や体型に関わらず、多くの使用者がこの筋力トレーニング装置を使用することができる。すなわち性別や年齢を問わず、ほとんどの健常者及び下半身不随者がこの筋力トレーニング装置を用いて大腿筋及び大臀筋を効果的に鍛えることができる。
また揺動軸の揺動中心は、膝裏当て部の揺動軌道と使用者の膝裏の揺動軌道とが略一致する位置にあることにより、理想的に肢部を動かしてトレーニングすることができる。すなわち使用者自らが無理に体の位置をずらしたり膝裏の軌道を崩したりすることなく、大腿筋及び大臀筋に一定の負荷を掛けて効果的に鍛えることができる。
以下図1〜8を参照しつつ、本発明による筋力トレーニング装置の構成及び作用効果を説明する。そこでまずは図1〜4を用いて、この筋力トレーニング装置の全体構成を説明する。なおこれらに図示する筋力トレーニング装置は、左右対称に構成されているため、右側部分のみを説明し、左側部分の説明は省略する。
さて図1に示すように、本発明による筋力トレーニング装置は、使用者が仰向けになる寝台1と、この寝台に揺動可能に設けた揺動バー2とを備える。
寝台1は、使用者が寝そべる台座11と、この台座を支持する支持部12とで構成される。図3に示すように、支持部12は、台座11を支える前後一対の脚フレーム12a、12aと、この脚フレームの下端に設け直交する土台フレーム12bとで構成される。寝台1の側部に該当する土台フレーム12bの側部フレーム12b−1には、立設部13が立設してあり、この立設部の上端から揺動軸14が外側に水平方向に突設している。
なお寝台1は、例えば木の板を組み立てた箱式のベッドでもよく、揺動軸はこの箱式のベッドの側面から突設してあってもよい。支持部12の土台フレーム12bには、台座11に寝そべった使用者が掴める高さに手摺15が立設してある。また前後一対の脚フレーム12a、12aの前側には、この筋力トレーニング装置を移動するためのキャスター16が設けられている。図4に示すように、側部フレーム12b−1及び立設部13には、それぞれ揺動バー2の下向き及び上向きの揺動を抑える下向きストッパー17及び上向きストッパー18が設けられている。
揺動バー2は、所定の長さの角材であり、図3に示すように立設部13の上端から水平方向に突設してある揺動軸14を中心にして上下方向に揺動する。詳細な構造の一例としては、揺動バー2は挿通治具21を介して揺動軸14と連結し、この挿通治具にはボールベアリングが設けてあり、このボールベアリングに揺動軸14を突き刺し回転することにより、揺動バー2が上下方向に揺動する。
なお揺動バー2の先端部22又は後端部23は真直ぐでもよい。また揺動バー2の先端部22は、寝台1の前端部11aより前側に限らず、後ろ側でもよい。
支持バー3は、直角に折れ曲がった揺動バー2の先端部22の内側に向けて水平方向に突設してある。この支持バーの先端部には、この支持バーの直径より太いクッション素材からなる膝裏当て部31が巻設されている。
なお膝裏当て部31は支持バー3の先端部のみならず、この支持バー3の全体に巻設してあってもよい。またこの膝裏当て部には、肢部を固定するバンドが設けてあってもよい。
したがって寝台1に横たわった使用者が膝裏当て部31を膝裏で把持して肢部を上方に持ち上げると、揺動バー2がこの肢部の動きに伴って揺動するため、大腿筋の表側の大腿四頭筋のみならず、裏側のハムストリングス及び大臀筋に負荷か掛かって筋力の強化を図ることができる。
また揺動軸14を中心として、例えば揺動バー2の後ろ部分を重くした場合、この揺動バーの重心が後ろ側に位置する。これによりこの揺動バーが傾いて支持バー3及び膝裏当て部31が上がる。
したがって使用者は、膝裏当て部31に膝裏を当てて肢部を下方に押し下げると、特に大腿筋の裏側のハムストリングスに負荷が掛かるため、いわゆる「レッグカールトレーニング」を行うことができる。
また揺動バー2の先端部22と後端部23との両方に、外側に向けて円柱状の補助バー24、24がそれぞれ突設してある。これらの補助バーには、使用に際して錘を自在に着脱できる。
したがって例えば補助バー24、24の前側に錘を付ければ、膝裏当て部31を膝裏で把持して肢部を上方に持ち上げる負荷を高めることができる。一方、補助バー24、24の後ろ側に錘を付ければ、膝裏当て部31に膝裏を当てて、肢部を下方に押し下げる負荷を高めることができる。さらに錘を取り外し、トレーニングの補助者が補助バー24、24を使って揺動バー2を上下方向に揺動することにより、下半身不随者の肢部を強制的に動かすことができるため、この下半身不随者の大腿筋及び大臀筋のトレーニングをすることができる。
また膝裏当て部31が、この膝当て部31の両脇に、膝裏の左右への動きを制限する制限部32、32を有する。
なお膝裏当て部31が、中央部分が凹んだ枕状のものである場合、この膝裏当て部の両端部を制限部としてもよい。
したがって制限部32、32により、繰り返し揺動バー2を上下方向に動かしても膝裏が左右に滑って肢部が膝裏当て部31から脱落せず安心してトレーニングを続けることができる。
ここで図5を用いて、揺動バー2の横スライド機構、及び縦スライド機構について説明する。図5に示すように、横スライド機構は、まず挿通治具21のストッパー21bを引き抜くと、揺動バー2が左右方向にスライドする。そして揺動バー2の上面に設けている5つの開口25と、挿通治具21の上面に設けている1つの開口21aとがそれぞれ合致する位置でこのストッパーを差し込むことにより、この揺動バーを所望の位置に設定することができる。また縦スライド機構は、まず揺動軸14を揺動バー2の挿通治具21から引き抜くと、この揺動バーが立設部13と分離して上下方向にスライドする。そして立設部13に設けている別の開口13aに、この立設部の裏側から揺動軸14を突き刺すことにより、揺動バー2を所望の高さに設定することができる。
なお揺動バー2は、外側からネジ21c、21cを締め付けることで固定することができる。揺動バー2と挿通治具21との間には、ゴムクッション26が敷いてあり、開口25と同じ位置に開口が設けてある。
したがってこの筋力トレーニング装置が使用者の体型等に合わない場合には、この使用者又はこの使用者の補助者等が、各々横スライド機構又縦スライド機構を用いて揺動バーの位置をトレーニングし易いように調節することができる。
また図6を用いて、トレーニングにおける使用者の腰の位置と揺動軸の位置との関係について説明する。なお図中の点線は膝裏Nの揺動軌道を、一点鎖線は膝裏当て部31の揺動軌道を、それぞれ示す。図6(A)に示すように、使用者の腰Bと揺動軸14とが同じ位置にある場合、トレーニングにより使用者が肢部Lを持ち上げたり押し下げたりすると、膝裏当て部31が膝裏Nの動きに追随するため、この膝裏の揺動軌道と膝裏当て部との揺動軌道が一致する。
したがって肢部が所望の揺動軌道を描きつつ、使用者の身体に負担を掛けず極めて効果的に大腿筋及び大臀筋のトレーニングを行うことができる。
さらに図6(B)に示すように、使用者の腰Bよりやや下で、かつ後ろ側に揺動軸14がある場合、使用者が肢部Lを持ち上げたり押し下げたりすると、膝裏当て部31の揺動軌道が膝裏Nの揺動軌道よりやや低くほぼ追随するため、この膝裏の揺動軌道と膝裏当て部の揺動軌道とは略一致する。また図6(C)に示すように、使用者の腰Bよりやや上で、かつ前側に揺動軸14がある場合、使用者が肢部Lを持ち上げたり押し下げたりすると、膝裏当て部31の揺動軌道が膝裏Nの揺動軌道よりやや高くほぼ追随するため、この膝裏の揺動揺動軌道と膝当て部の揺動軌道とは略一致する。
したがって膝裏当て部31の揺動軌道と膝裏Nの揺動軌道とを若干ズラすことにより、使用者に過度な負担を掛けないばかりでなく、大腿筋及び大臀筋に掛かる負荷を和らげてトレーニングしたり、より負荷を掛けてトレーニングしたりすることができる。例えば膝裏当て部31の揺動軌道が膝裏Nの揺動軌道より低い場合、この膝裏当て部に力が掛かり易く肢部Lを押し下げ易いため、トレーニングの負荷を軽減することができる。一方、膝裏当て部31の揺動軌道が膝裏Nの揺動軌道より高い場合、この膝裏当て部に力が掛かり難く肢部Lを押し下げ難いため、トレーニングの負荷を高めることができる。
次に、図7及び図8を用いて、この筋力トレーニング装置を使った大腿筋及び大臀筋のトレーニングの動作について説明する。なお図1〜4で示した部品又は部位と同等のものは、参照を容易にする等のため、図1〜4において一律100を加えた番号にしている。
次に図7を用いて、膝裏当て部を膝裏で把持しつつ肢部を上方に持ち上げるときの動作について説明する。図7(A)に示すように、使用者は寝台101に仰向けに寝そべり、揺動バー102の先端部の支持バーに設けてある膝裏当て部131を肢部Lで把持して上方に持ち上げる。すると図7(B)に示すとおり、膝裏当て部131が膝裏の円弧状の動きに略追随し、揺動バー102が揺動軸を中心として上方向に揺動する。したがって大腿筋の表側の大腿四頭筋に負荷を掛けると同時に、膝裏で膝裏当て部を挟持しつつ持ち上げることによって、大腿筋の裏側のハムストリングス及び大臀筋にも負荷を掛けることができる。さらに使用者は仰向けの状態でトレーニングを行えるため、肢部を円弧状に持ち上げて股関節を大きく動かし深く曲げきることができると共に、体に過度な負担を掛けずに効果的に大腿筋及び大臀筋を鍛えることができる。
また図8を用いて、膝裏当て部に膝裏を当てて、肢部を下方に押し下げるときの動作について説明する。図8(A)に示すように、使用者は寝台201に仰向けに寝そべり、揺動バー202の先端部の支持バーに設けてある膝裏当て部231を肢部Lの膝裏に当てて押し下げる。揺動バー202の重心は、揺動軸より後ろ側に位置するように、この揺動バーの後端部に錘Wを加えてある。すると図8(B)に示すとおり、膝裏当て部231が膝裏の円弧状の動きに略追随し、特に肢部Lのハムストリングスが刺激され、いわゆる「レッグカールトレーニング」により効果的にトレーニングを行うことができる。
本発明における筋力トレーニング装置は、老若男女の健常者を対象とするフィットネスクラブや下半身不随者を対象とするトレーニング施設に限らず、リハビリを提供する理学療法や社会復帰支援を提供する作業療法、老人の介護や学生の教育に関する産業に広く利用可能である。
寝台 1、101、201
台座 11
支持部 12
揺動軸 14
揺動バー 2、102、202
先端部 22
後端部 23
補助バー 24
支持バー 3
膝裏当て部 31、131、231
制限部 32
台座 11
支持部 12
揺動軸 14
揺動バー 2、102、202
先端部 22
後端部 23
補助バー 24
支持バー 3
膝裏当て部 31、131、231
制限部 32
Claims (7)
- 寝台と、この寝台に揺動可能に設けた揺動バーとを備え、
上記寝台の少なくとも左右いずれかの側部には、揺動軸が水平方向に突設してあり、
上記揺動バーは、上記揺動軸を中心として上下方向に揺動し、
上記揺動バーの先端部には、支持バーが内側に向けて水平方向に突設してあり、
上記支持バーには、膝裏当て部が設けてあり、
使用者は、上記膝裏当て部を膝裏で挟持しつつ、肢部を上方に持ち上げる
ことを特徴とする筋力トレーニング装置。 - 寝台と、この寝台に揺動可能に設けた揺動バーとを備え、
上記寝台の少なくとも左右いずれかの側部には、揺動軸が水平方向に突設してあり、
上記揺動バーは、上記揺動軸を中心として上下方向に揺動し、
上記揺動バーの先端部には、支持バーが内側に向けて水平方向に突設してあり、
上記支持バーには、膝裏当て部が設けてあり、
上記揺動バーの重心は、上記揺動軸より後ろ側に位置しており、
使用者は、上記膝裏当て部に膝裏を当てて、肢部を下方に押し下げる
ことを特徴とする筋力トレーニング装置。 - 上記揺動バーの先端部または後端部のいずれかには、補助バーが突設してあり、
上記補助バーには、使用に際して錘を自在に着脱できる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の筋力トレーニング装置。 - 上記膝裏当て部が、上記膝裏の左右への動きを制限する制限部を有する
ことを特徴とする請求項1乃至3に記載の筋力トレーニング装置。 - 上記揺動バーを、左右方向に移動させる横スライド機構を備える
ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の筋力トレーニング装置。 - 上記揺動バーを、上下方向に移動させる縦スライド機構を備える
ことを特徴とする請求項1乃至5に記載の筋力トレーニング装置。 - 上記揺動軸の揺動中心は、上記膝裏当て部の揺動軌道と上記使用者の膝裏の揺動軌道とが略一致する位置にある
ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の筋力トレーニング装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2011059980A JP2012192107A (ja) | 2011-03-18 | 2011-03-18 | 筋力トレーニング装置 |
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ID=47084605
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| JP (1) | JP2012192107A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2011
- 2011-03-18 JP JP2011059980A patent/JP2012192107A/ja not_active Withdrawn
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