JP2012192646A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドタンク内の液量を検出でき、かつヘッドタンク内の収容液量を増やすことができる。
【解決手段】ヘッドタンク200の一面を構成するフィルム状部材202を3層以上の積層構造にし、かつ中間層に可撓性の金属部材であるアルミ層を22に分割し、各アルミ層の間は離間され、あるいは各アルミ層の間には絶縁層が設けられ、各アルミ層は互いに電気的に絶縁されている。ヘッドタンク200の内部側からアルミ層の一部を2箇所露出させ、アルミ層露出部分244a,244bを検出端子とした。そして、アルミ層露出部分244a,244bの各検出端子間に所定の電圧を印加して端子間の電気抵抗値を測定してヘッドタンク200内の液体の液量を検出する。
【選択図】図11
【解決手段】ヘッドタンク200の一面を構成するフィルム状部材202を3層以上の積層構造にし、かつ中間層に可撓性の金属部材であるアルミ層を22に分割し、各アルミ層の間は離間され、あるいは各アルミ層の間には絶縁層が設けられ、各アルミ層は互いに電気的に絶縁されている。ヘッドタンク200の内部側からアルミ層の一部を2箇所露出させ、アルミ層露出部分244a,244bを検出端子とした。そして、アルミ層露出部分244a,244bの各検出端子間に所定の電圧を印加して端子間の電気抵抗値を測定してヘッドタンク200内の液体の液量を検出する。
【選択図】図11
Description
本発明は、画像形成装置に関するものである。
一般に、プリンタ、ファックス、複写機、プロッタ、或いはこれらの内の複数の機能を複合した画像形成装置としては、例えばインクの液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを備え、媒体を搬送しながらインク滴を用紙に付着させて画像形成を行うインクジェット記録装置がある。ここでの媒体は「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、被記録媒体、記録媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。また、画像形成装置は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。そして、画像形成とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与する(単に液滴を吐出する)ことをも意味する。また、インクとは、所謂インクに限るものではなく、吐出されるときに液体となるものであれば特に限定されるものではなく、例えばDNA試料、レジスト、パターン材料なども含まれる液体の総称として用いる。
このような画像形成装置には、用紙上に液滴を吐出するノズルを有する液滴吐出ヘッドを搭載したキャリッジを用紙の搬送方向(副走査方向)に直交する方向である主走査方向に走査するシリアル式の画像形成装置がある。このシリアル式の画像形成装置において液滴吐出ヘッドに液体を供給する方法としては、装置内の所定位置に固定された状態で設置されたメインタンクから送液チューブを介して液滴吐出ヘッドの上部に設けられたヘッドタンクへ液体を一旦供給する。そして、上記ヘッドタンクと連通している上記液滴吐出ヘッドへ液体を供給する方法がある。
このような液体供給方法による画像形成装置のヘッドタンクには、ヘッドタンク内の液体収容部の一部を構成し、液体の供給と排出により膨張し、収縮する可撓性部材を備えられている。この可撓性部材は内部に設けられた弾性部材によって外部方向に付勢が与えられている。液滴吐出を行うためには、ヘッドタンク内部を大気に開放し、弾性部材によって可撓性部材を膨張させながら液体をヘッドタンク内に供給する。その後大気遮断してヘッドタンク内のインクを所定量吸引することでヘッドタンク内は負圧となり可撓性部材は収縮する。そして、ヘッドタンクと連通する液滴吐出ヘッドの液室を構成する内壁の一部に設けられた圧力発生手段による圧力振動を液室内の液体に付与し、加えられた圧力振動に伴い液室内の液体が上記ノズルから吐出され用紙上に着弾する。
このような画像形成装置では、吐出された液量をメインタンクからヘッドタンクへ供給する際、ヘッドタンク内の液量を検出する必要がある。このために、ヘッドタンクの内壁の上部から2本の電極ピンを設けている。ヘッドタンク内の液体が増減することで、各電極ピンに接触する面積が増減する。上記液体は各電極ピン間に設けられた抵抗体に相当するので、各電極ピン間に電圧を印加した場合各電極ピンが液体に接触する面積の増減に応じ抵抗体としての液体との面積抵抗値が増減する。このように各電極ピン間の面積抵抗値を測定することでヘッドタンク内の液量を検出するものが、例えば特許文献1に開示されている。
しかしながら、上記特許文献1では、電極ピンをヘッドタンクの内部に2本設ける必要であるので、2本の電極ピンの体積分ヘッドタンクに収容できる液量が減ってしまう。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、ヘッドタンク内の液量を検出でき、かつヘッドタンク内の収容液量を増やすことができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、該液滴吐出ヘッドに供給する液体を収容するヘッドタンクと、前記ヘッドタンク内の液体に接し、かつ互いに電気的に絶縁された2つの検出端子間に所定の電圧を印加して液体を介在したときの各検出端子間の電気抵抗値を測定して前記ヘッドタンク内の液体の液量を検出する液量検出手段と、前記液滴吐出ヘッド及び前記ヘッドタンクを搭載するキャリッジと、前記ヘッドタンクに供給する液体を収容するメインタンクと、該メインタンクから前記ヘッドタンクへの液体の供給を行う送液手段と、を備える画像形成装置において、前記ヘッドタンクを構成する部材の一部に前記検出端子の少なくとも1つを埋め込み、埋め込んだ前記検出端子を前記ヘッドタンクの内部側に露出させたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記ヘッドタンクを構成する部材を3層以上の積層構造にして中間層に金属部材を用い、前記検出端子は前記ヘッドタンクの内側に前記金属部材を露出させて形成することを特徴とするものである。
更に、請求項3の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、前記ヘッドタンクを構成する部材を前記ヘッドタンクの外部に延ばし、前記ヘッドタンクの内側に露出させた前記金属部材であって前記ヘッドタンクの外部に延ばした前記ヘッドタンクを構成する部材から、前記金属部材の一部を露出させて形成した測定端子を備えることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、前記ヘッドタンクを構成する部材の一面が可撓性部材であり、前記金属部材は可撓性を有することを特徴とするものである。
更に、請求項5の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、前記可撓性部材を外方向へ付勢する弾性部材と、前記ヘッドタンクの内部の液量の増減に従って伸縮する前記可撓性部材の外側に接し前記可撓性部材の伸縮に追従して変位する変位部材と、該変位部材の位置を検知することで前記ヘッドタンク内の液量を検知する液量検知手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5記載の画像形成装置において、前記変位部材が所定の第一位置に位置したことを検知する第1の検知手段が前記キャリッジに設けられ、前記変位部材が所定の第二位置に位置したことを検知する第2の検知手段がキャリッジの外部に設けられ、第一位置は第二位置よりもヘッドタンクの液量が少ない位置であり、前記第1の検知手段で検知される位置と第2の検知手段で検知される位置との間の前記変位部材の変位量に対応する差分供給量を検出して保持し、前記第2の検知手段を使用せずにメインタンクから前記ヘッドタンクに液体を供給するとき、前記第1の検知手段が前記変位部材を検知した後差分供給量の液体を前記ヘッドタンクに供給するように送液手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記ヘッドタンクを構成する部材を3層以上の積層構造にして中間層に金属部材を用い、前記検出端子は前記ヘッドタンクの内側に前記金属部材を露出させて形成することを特徴とするものである。
更に、請求項3の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、前記ヘッドタンクを構成する部材を前記ヘッドタンクの外部に延ばし、前記ヘッドタンクの内側に露出させた前記金属部材であって前記ヘッドタンクの外部に延ばした前記ヘッドタンクを構成する部材から、前記金属部材の一部を露出させて形成した測定端子を備えることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、前記ヘッドタンクを構成する部材の一面が可撓性部材であり、前記金属部材は可撓性を有することを特徴とするものである。
更に、請求項5の発明は、請求項4記載の画像形成装置において、前記可撓性部材を外方向へ付勢する弾性部材と、前記ヘッドタンクの内部の液量の増減に従って伸縮する前記可撓性部材の外側に接し前記可撓性部材の伸縮に追従して変位する変位部材と、該変位部材の位置を検知することで前記ヘッドタンク内の液量を検知する液量検知手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5記載の画像形成装置において、前記変位部材が所定の第一位置に位置したことを検知する第1の検知手段が前記キャリッジに設けられ、前記変位部材が所定の第二位置に位置したことを検知する第2の検知手段がキャリッジの外部に設けられ、第一位置は第二位置よりもヘッドタンクの液量が少ない位置であり、前記第1の検知手段で検知される位置と第2の検知手段で検知される位置との間の前記変位部材の変位量に対応する差分供給量を検出して保持し、前記第2の検知手段を使用せずにメインタンクから前記ヘッドタンクに液体を供給するとき、前記第1の検知手段が前記変位部材を検知した後差分供給量の液体を前記ヘッドタンクに供給するように送液手段を制御することを特徴とするものである。
本発明においては、ヘッドタンク内に収容されている液体の液量を検出するための2つの検出端子をヘッドタンク内の液体に接するように設けている。この検出端子の少なくとも1つを、ヘッドタンクを構成する部材の一部に埋め込み、埋め込んだ検出端子をヘッドタンクの内部側に露出させて液体に接しさせる。埋め込まれかつ露出させた1つの検出端子と埋め込まずに液体に接している検出端子との間に、あるいは2つの検出端子ともに埋め込まれかつ露出させた各検出端子間に、上記液量検出手段によって所定の電圧を印加し、液体を介在したときの各検出端子間の電気抵抗値を測定することでヘッドタンク内の液体の液量を検出できる。これにより、2つの検出端子ともに埋め込まずにヘッドタンク内に2つの検出端子を設けた場合のヘッドタンク内の収容可能な液量よりも、増やすことができる。
以上、本発明によれば、ヘッドタンク内の液量を検出でき、かつヘッドタンク内の収容可能な液量を増やすことができるという優れた効果が得られる。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、インクジェット記録装置の実施形態について説明する。
図1は本実施形態のインクジェット記録装置を前方から見た斜視図である。同図に示す本実施形態のインクジェット記録装置100は、装置本体101と、装置本体101に装着された用紙を装填するための給紙トレイ102と、装置本体101に着脱自在に装着されて画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ103とを備えている。また、装置本体101の前面の一端部側(給排紙トレイ部の側方)には、前面から装置本体101の前方側に突き出し、上面よりも低くなったインクカートリッジを装填するためのカートリッジ装填部104を有し、このカートリッジ装填部104の上面には操作ボタンや表示器などの操作/表示部105が設けられている。
図1は本実施形態のインクジェット記録装置を前方から見た斜視図である。同図に示す本実施形態のインクジェット記録装置100は、装置本体101と、装置本体101に装着された用紙を装填するための給紙トレイ102と、装置本体101に着脱自在に装着されて画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ103とを備えている。また、装置本体101の前面の一端部側(給排紙トレイ部の側方)には、前面から装置本体101の前方側に突き出し、上面よりも低くなったインクカートリッジを装填するためのカートリッジ装填部104を有し、このカートリッジ装填部104の上面には操作ボタンや表示器などの操作/表示部105が設けられている。
このカートリッジ装填部104には、色の異なる色材である記録液(インク)、例えばブラック(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した複数の記録液収容手段としての記録液カートリッジであるインクカートリッジ110k、110c、110m、110y(色を区別しないときは「インクカートリッジ110」という。)を、装置本体101の前面側から後方側に向って挿入して装填可能とし、このカートリッジ装填部104の前面側には、インクカートリッジ110を着脱するときに開く前カバー(カートリッジカバー)106が開閉可能に設けられている。また、インクカートリッジ110k、110c、110m、110yは縦置き状態で横方向に並べて装填する構成となっている。
また、操作/表示部105には、各色のインクカートリッジ110k、110c、110m、110yの装着位置(配置位置)に対応する配置位置で、各色のインクカートリッジ110k、110c、110m、110yの残量がニアーエンド及びエンドになったことを表示するための各色の残量表示部111k、111c、111m、111yを配置している。更に、この操作/表示部105には、電源ボタン112、用紙送り/印刷再開ボタン113、キャンセルボタン114も配置されている。
次に、このインクジェット記録装置の機構部について図2及び図3を参照して説明する。なお、図2は同機構部の概要を示す側面図、図3は同じく要部平面図である。
インクジェット記録装置の機構部において、フレーム121を構成する左右の側板121A、121Bに横架したガイド部材であるガイドロッド131とステー132とでキャリッジ133を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して図3で矢示方向である双方向のキャリッジ主走査方向に移動走査する。
キャリッジ133には、前述したように、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッド134a〜134dとからなる液滴吐出ヘッド134が、主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着されている。なお、各色のインク液滴を吐出するノズル列を有する1又は複数のヘッド構成などを採用することもできる。
ここで、液滴吐出ヘッド134を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、液滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段として備えたものなどを使用できる。
また、キャリッジ133には、各液滴吐出ヘッド134a〜134dに各色のインクを供給するためのヘッドタンク135a〜135dを搭載している。各ヘッドタンク135a〜135dには各色のインクを送液する可撓性のインク供給チューブ136を介してカートリッジ装填部104に装着された各色のインクカートリッジ110y,110m,110c,110kから各色のインクが充填供給される。なお、このカートリッジ装填104にはインクカートリッジ110内のインクを送液するための供給ポンプユニット124が設けられ、またインク供給チューブ136は這い回しの途中でフレーム121を構成する後板121Cに係止部材125にて保持されている。供給ポンプユニット124は逆方向に送液(逆転送液)することもできる。
一方、図2の給紙トレイ102の用紙積載部(圧板)141上に積載した用紙142を給紙するための給紙部として、用紙積載部141から用紙142を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)143及び給紙コロ143に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド144を備え、この分離パッド144は給紙コロ143側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙142を液滴吐出ヘッド134の下方側に送り込むために、用紙142を案内するガイド部材145と、カウンタローラ146と、搬送ガイド部材147と、先端加圧コロ149を有する押さえ部材148とを備えるとともに、給送された用紙142を静電吸着して液滴吐出ヘッド134に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト151を備えている。
この搬送ベルト151は、無端状ベルトであり、搬送ローラ152とテンションローラ153との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト151の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ156を備えている。この帯電ローラ156は、搬送ベルト151の表層に接触し、搬送ベルト151の回動に従動して回転するように配置されている。更に、搬送ベルト151の裏側には、液滴吐出ヘッド134による印写領域に対応してガイド部材157が配置されている。
この搬送ベルト151は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ152が回転駆動されることによって図2のベルト搬送方向に周回移動する。
更に、液滴吐出ヘッド134で記録された用紙142を排紙するための排紙部として、搬送ベルト151から用紙142を分離するための分離爪161と、排紙ローラ162及び排紙コロ163とを備え、排紙ローラ162の下方に排紙トレイ103を備えている。
また、装置本体101の背面部には両面ユニット171が着脱自在に装着されている。この両面ユニット171は搬送ベルト151の逆方向回転で戻される用紙142を取り込んで反転させて再度カウンタローラ146と搬送ベルト151との間に給紙する。また、この両面ユニット171の上面は手差しトレイ172としている。
更に、図3に示すように、キャリッジ133の走査方向一方側の非印字領域には、液滴吐出ヘッド134のノズルの状態を維持し、回復するための回復手段を含む維持回復機構181を配置している。
この維持回復機構181には、液滴吐出ヘッド134の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)182a〜182d(区別しないときは「キャップ182」という。)と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード183と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け184などを備えている。ここでは、キャップ182aを吸引及び保湿用キャップとし、他のキャップ182b〜182dは保湿用キャップとしている。
そして、この維持回復機構181による維持回復動作で生じる記録液の廃液、キャップ182に排出されたインク、あるいはワイパーブレード183に付着してワイパークリーナ185で除去されたインク、空吐出受け194に空吐出されたインクは図示しない廃液タンクに排出されて収容される。
また、図3に示すように、キャリッジ133の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け188を配置し、この空吐出受け188には液滴吐出ヘッド134のノズル列方向に沿った開口189などを備えている。
このように構成した本実施形態のインクジェット記録装置においては、給紙トレイ102から用紙142が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙142はガイド145で案内され、搬送ベルト151とカウンタローラ146との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド137で案内されて先端加圧コロ149で搬送ベルト151に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、後述する制御部のACバイアス供給部から帯電ローラ156に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト151が交番する帯電電圧パターン、すなわち周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト151上に用紙142が給送されると、用紙142が搬送ベルト151に吸着され、搬送ベルト151の周回移動によって用紙142が副走査方向に搬送される。
そこで、リニアエンコーダ137による主走査位置情報に基づいてキャリッジ133を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて液滴吐出ヘッド134を駆動することにより、停止している用紙142にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙142を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙142の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙142を排紙トレイ103に排紙する。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ133は維持回復機構181側に移動されて、キャップ182a〜182dで液滴吐出ヘッド134a〜134dがキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、キャップ182で液滴吐出ヘッド134をキャッピングした状態で図示しない吸引ポンプによってノズルから記録液を吸引(「ノズル吸引」又は「ヘッド吸引」という。)し、増粘した記録液や気泡を排出する回復動作を行う。また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する空吐出動作を行う。これによって、液滴吐出ヘッド134の安定した吐出性能を維持する。
次に、インクジェット記録装置におけるヘッドタンクの詳細について図4〜図6を参照して説明する。なお、図4はヘッドタンクの全体斜視図、図5は分解斜視図、図6はヘッドタンクの側面図である。
図4に示すように、負圧レバー200−1は、ヘッドタンク200の内部に設けられ、可撓性部材のフィルム状部材200−2に付勢を与えるバネによって負圧を生じているヘッドタンク内に収納されるインクの消費量に応じて変位するフィルム状部材200−2に追随して動作するレバーである。供給口200−3は図1及び図3のインクカートリッジ110k〜110yから図3のインク供給チューブ136を経てインクが供給される供給口である。また、大気開放ピン200−4はヘッドタンク200の内部を必要に応じて大気状態に開放するピンである。更に、このようなヘッドタンク200の下方にはインク滴を噴射する液滴吐出ヘッド200−5が取り付けられている。また、インク又は空気を検知する検知機構200−6が設けられている。
図5に示すように、負圧レバー位置検出センサ(図示せず)は、ヘッドタンク200の負圧状態を負圧状態表示手段としての負圧レバー206の変位として負圧レバー206の検知端206aを検出する。なお、負圧レバー位置検出センサはフォトインタラプタであってよく、これにより負圧レバー206の存在を検出することができる。この負圧レバー位置検出センサが負圧レバー206の位置を検出する仕組みは、以下の通りである。キャリッジ133の位置情報を検出する図示されていないシステム、すなわちエンコーダとフォトインタラプタなどの組合せによって、負圧レバー位置検出センサによって負圧レバー206の検知端206aを検出したときのキャリッジの位置情報に基づいて負圧レバー206の位置を検出することができる。
このインクジェット記録装置は、前述したように図2及び図3のキャリッジ133に搭載されて液滴吐出ヘッド213にインクを供給する液体容器であるヘッドタンク200と、このヘッドタンク200に供給チューブ136を介してインクを供給補充するためのメインタンクのインクカートリッジ(図示せず)とによって構成される。ヘッドタンク200は、インクを収容するインク収容部205を形成する容器本体(ケース本体)201に、インク収容部205の開口(ヘッドタンク200の一面)を封止する可撓性を有する可撓性部材のフィルム状部材202を接着又は溶着などで貼り付け、更にインク収容部205の内部にはケース本体201とフィルム状部材202との間にフィルム状部材202を外方に付勢するための弾性部材であるバネ(スプリング)203を設け、これらで液体を供給、排出することで負圧を発生させる負圧発生部を構成している。
また、フィルム状部材202の厚さについて、10〜100[μm]であることが好ましい。10[μm]未満である場合には、経時的劣化による破損などが生じ易くなり、また100[μm]を越えると、可撓性が低下して負圧の効率的な発生が困難になる恐れがある。そして、ヘッドタンク内の負圧とインク量との関係を示す特性図である図8からわかるように、ヘッドタンク200内のインク量が多いとき、ヘッドタンク200内の負圧は小さく弱い状態である。一方、ヘッドタンク200内のインク量が少ないとき、ヘッドタンク200内の負圧は大きく強くなる。ヘッドタンク200内の負圧が弱すぎると、液滴吐出ヘッドからインクが漏液する問題がある。逆に、負圧が強すぎると液滴吐出ヘッドから空気や塵を混入してしまい、吐出不良や空気混入による障害が問題となる。このため、ヘッドタンク200内は負圧を考慮した充填満タン位置から負圧を考慮したインク空位置までである負圧制御範囲Aの範囲で制御する必要があり、これはヘッドタンク200内のインク量をインク量制御範囲Bの範囲で制御する必要がある。
本実施形態において、フィルム状部材202は、図8の(a),(b)に示すように、種類の異なる第1層202−1と第2層202−2と第3層202−3をラミネートした三層構造、例えばポリエチレンと、アルミラミネートフィルムと、ナイロンのフィルム状部材とをラミネートした構造とした。そして、ヘッドタンクの内側から、第1層202−1としてポリエチレン層、第2層202−2としてアルミ層、第3層202−3としてナイロン層から構成される。少なくともアルミ層が中間層であればよく、またフィルム状部材202は少なくとも三層以上の積層構造であればよい。また、中間層としての第2層202−2を2つに分離して2つのアルミ層を形成し、このアルミ層の間に絶縁部材202−4を介在させた。あるいは、離間させるだけでもよく、つまり2つのアルミ層が互いに電気的絶縁されていればよい。
図8のようなフィルム状部材202をヘッドタンクを構成する一面に設けた実施形態を図9に示す。同図に示すように、ヘッドタンク200のフィルム状部材202の内側の2箇所でアルミ層の一部をそれぞれ露出させ、アルミ層露出部分244a、244bを2本の電極ピンの代わりの検出端子とした。そして、アルミ層露出部分244a、244bとの間に所定の電圧を印加してアルミ層露出部分244aと244bとの間の電気抵抗値を測定することでヘッドタンク200内の液体の液量を検出する。これにより、電極ピンを不要とすることでき、その2本の電極ピンの体積分ヘッドタンク内のインク量を増やすことができる。また、電極ピンを不要とすることでヘッドタンクに電極ピンを設けるためのインサート成形する箇所や圧入する箇所を減らすことができ、隙間や割れの数を無くすことができる。これにより、インク漏れや空気漏れを防止することができる。更に、フィルム状部材202の中間層にアルミ層を設けたことで、アルミ層は湿度変化による伸縮が樹脂に比べて小さいため湿度変化によるフィルム状部材の伸縮を抑制することができる。
次に、本実施形態において、フィルム状部材202は、図10に示すように、種類の異なる第1層202−1と第2層202−2と第3層202−3をラミネートした三層構造、例えばポリエチレンと、アルミラミネートフィルムと、ナイロンのフィルム状部材とをラミネートした構造とし、図8と異なり第2層は分割していない。このようなフィルム状部材202をヘッドタンクを構成する一面に設けた実施形態を図11に示す。同図に示すように、ヘッドタンク200のフィルム状部材202の内側の1箇所でアルミ層の一部を露出させ、アルミ層露出部分244を1本の電極ピンの代わりの検出端子とした。そして、アルミ層露出部分244と1本の電極ピン241との間に所定の電圧を印加してアルミ層露出部分244と電極ピン241との間の電気抵抗値を測定することでヘッドタンク200内の液体の液量を検出する。これにより、1本の電極ピンを減らすことでき、その1本の電極ピンの体積分ヘッドタンク内のインク量を増やすことができる。
本実施形態において、ヘッドタンク内のインク量を満タンにする様子を示す図11からわかるように、ヘッドタンク200は電極ピン241とアルミ層露出部分244を有している。また、ヘッドタンク200内を大気と連通するための大気連通路245を有し、この大気連通路245には大気との連通遮蔽可能な大気開閉弁246が備わっている。充填満タン位置に設定する一例として、先ず図11の(b)に示すように、大気開閉弁246を開放することで、ヘッドタンク200内の負圧が開放され、ヘッドタンク200内の液面が下がる。この時供給口247は液面下にあることが望ましい。液面上にあると、供給口247からインク経路に空気が混入し、次にインクを供給したとき、供給口247からインクと共に気泡が排出されることがある。そのまま供給を続けると、気泡が大気連通路245を通り、大気開閉弁246へ気泡を付着させ、弁の固着または液漏れの障害になることもある。負圧が開放され、液面が下がった後インクを供給する。インクを供給することで液面が上昇する。そして、図11の(c)に示すように、電極ピン241とアルミ層露出部分244の間の電気抵抗値を測定することで液面の位置を検知し、所定の位置までインクを供給することが可能となる。その後再び大気開閉弁246を閉状態にし、そこからインクを所定量吸引することで所定の負圧値となり、ヘッドタンク200内の負圧を考慮した充填満タン位置に設定することができる。また、フィルム状部材202はヘッドタンク200の枠外に飛び出た突出部248を備え、突出部248の一部はポリエチレン層もしくはナイロン層のいずれかが剥離され、中間層のアルミ層がむき出しとなっている端子部249を備える。このような構成とすることで電極ピン241とアルミ層露出部分244との間の電気抵抗値を計測するための端子面として端子部249を使用することができる。
そして、ヘッドタンクの可撓性部材の変位量を検知する方法として、図12に示す変位量検知機構によれば、走査位置を検知、制御可能なキャリッジに搭載されたヘッドタンク200に備わる可撓性部材であるフィルム状部材202変位量検知を行うためのフィラー251が備えられている。このフィラー251はヘッドタンク200との接続部となる支軸部252を回転軸とし、揺動可能な状態で、支軸部252を支点としてフィルム状部材202に押圧接触方向に付勢するための付勢バネ253を備えている。また、キャリッジには搭載せず所定位置に設置され、フィラー251を検知する例えば透過型フォトセンサ式の検知センサ261を備えている。ある時点でフィラー251を検知センサ261で検知したキャリッジの位置を記憶し、記憶した位置と次時点でフィラー251を検知センサ261で検知したキャリッジの位置との変位を検知することで、フィルム状部材202の変位量を測定することができる。図4にて説明したように負圧を考慮した充填満タン位置に設定する場合、大気開閉弁200−4を開状態にし、ヘッドタンク200内を大気圧にした後、インクを電極ピンが検知することで所定の位置までインク供給し、再び大気開閉弁200−4を閉状態にする。このとき、キャリッジを走査することでフィラー251を検知センサ261に検知させ、検知したキャリッジの位置を大気開放位置として記憶する。そして、所定量を吸引することで、負圧を考慮した充填満タン位置に設定することができる。前述の通りフィルム状部材202の構造にはアルミ層が含まれており、アルミは湿度変化による伸縮が樹脂に比べて小さいため湿度変化による可撓性フィルムの伸縮を抑制することができる。このため、従来に比べ湿度変化が生じた場合でも可撓性フィルムの変位が生じにくく、正確な液量の検知を可能とすることができる。
更に、図5に示すように、フィルム状部材202にはバネ203に対応して凸部形状となる膨らみ部202aを形成してその外面に補強部材204を貼り付けている。このように、可撓性フィルム状部材202に凸部を設けることでインクの消費とともに凹むことで容積変化が可能になる。この場合、可撓性フィルム状部材202は、シート状のフィルム部材を凸形状に成形して作製することで、容易に凸部を形成することができる。
そして、フィルム状部材202の外面側にはフィルム状部材202の変形に応じて変位可能な負圧レバー206をケース本体201の側部に設けた支持部207に揺動可能に取り付けている。この負圧レバー206はケース本体201との間に設けるスプリング208によってフィルム状部材202に当接する側に付勢している。これにより、この負圧レバー206はフィルム状部材202の変形に応じて、つまり、ヘッドタンク200内の容積変化に応じて変位することから、負圧レバー位置検出センサ(図示せず)によって負圧レバー206の検知端206aの位置を検知することによってヘッドタンク200のインクの容量を検出できるようにしている。
また、ケース本体201にはインク収容部205にインクを補充するためのインク導入路部を設け、このインク導入路部212とインクカートリッジ(図示せず)に接続された供給チューブ136とを接続するための連結手段212を着脱自在に装着できるようにしている。なお、インクカートリッジとヘッドタンク200との間にはインクカートリッジからヘッドタンク200にインクを圧送するために後述するような送液ポンプを設けている。さらに、ケース本体201の下部にはインク収容部205から液滴吐出ヘッドにインクを供給するための連結部材213を取り付け、この連結部材213には液滴吐出ヘッドのインク供給路214を形成し、インク収容部205との間にはフィルタ215を介装している。
そして、ケース本体201の上部分にはインク収容部205から空気を出すための空気流路221を形成している。この空気流路221は、インク収容部205に開口が臨む入口流路部分222と、この入口流路部分222に続く流路部分(これを「直交流路部分」という。)223とを含み、下流側でケース本体201に設けた大気開放穴231に連通し、更に大気開放穴231よりも使用状態で下側になる部分に蓄積部226を連続して形成している。
この大気開放穴231にはヘッドタンク200内の密閉状態及び大気開放状態を切り替えるための大気開放手段である大気開放弁機構232を設けている。この大気開放弁機構232はホルダ233内に弁座234、弁体であるボール235及びこのボール235を弁座234側に付勢するスプリング236を収納して構成している。なお、蓄積部226の作用について説明すると、装置本体が傾けられたり、揺らされるなどしたときには、空気流路221内にインクが侵入する可能性が高くなる。そこで、空気流路221から侵入したインクを蓄積部226に蓄積できるようにして、輸送時に落下等されインクが侵入しても、大気解放口231及びこれを開閉する大気開放弁機構232内にインクが侵入して固まるなどして大気開放弁機構232が作動不良になることを防止している。
また、ケース本体201の上部にはヘッドタンク200内の気体の量が所定量以上になったことを検知するための2本の電極ピン241、242を装着している。検知電極241、242がいずれもインクに浸されている状態と少なくとも一方がインクに浸されていない状態とで電極ピン241、242間の導通状態が変化することによって気体の量を検知することができる。具体的には、電極ピン241、242間の電気抵抗値を測定することでインク量を検知できる。さらに、図4に示すように、ヘッドタンク200の大気開放機構232のボール235をスプリング236に抗して押圧して大気開放するための大気開放ピン253を進退可能に配設している。そして、装置本体側には、図示していない大気開放ピンを作動させるためのレバーを備えた駆動ユニットを配置している。
図6に示すように、ヘッドタンク位置表示手段としての検知端243をヘッドタンクのケース本体201に設けることで、この検知端243を負圧レバー位置検出センサによって検出することができ、ヘッドタンクの正確な位置検出を可能にする。装置に搭載される全て、あるいは一部のヘッドタンクのケース本体に検知端243を設けることが可能である。
図12に示すような構成では、フィルム状部材202の変位量を検知する必要がある度に、検知センサ261の検知可能位置に合わせて、考慮した位置にキャリッジに搭載したフィラー251を移動する必要があるという不具合がある。そこで、図13に示すように、フィラー251を検知する検知センサ261以外に、フィラー251を検知するキャリッジに搭載された例えば透過型フォトセンサ式の検知センサ262を備えた構成とした。このようにすれば、例えばヘッドタンク200内の負圧を考慮した充填満タン位置に設定する場合、図13の(a)に示すように、検知センサ261により検出した大気開放位置の検知位置261aから考慮された充填満タン位置の検知位置261bにキャリッジを移動させ、フィラー251が検知センサ262にて検知する位置を通過するまで送液ポンプ(図示せず)の逆転動作にてインク吸引し、再び送液ポンプにて充填満タン検知位置までインク供給を行う。このとき、図13の(b)、(c)に示すように、フィラー251が検知センサ262を検知した時点から充填満タン検出位置となる検知位置261bが検知するまでの供給ポンプの送液量を検知することで、検知センサ262の検知位置から検知センサ261の検知位置までにフィルム状部材202の変位した変位量Dを測定することが可能であり、ヘッドタンク200内の液体容量を検知することができる。
以上説明したように、実施形態によれば、図8に示すようにヘッドタンク200の一面を構成するフィルム状部材202を3層以上の積層構造にし、かつ中間層に可撓性の金属部材であるアルミ層を用いた。このアルミ層を2つの部分に分け、2つのアルミ層の間に絶縁部材202−4を設けた。そして、図9に示すように、この各アルミ層の一部を露出させ、アルミ層露出部分244a、244bを2本の電極ピンの代わりの検出端子とした。そして、アルミ層露出部分244a、244bの検出端子との間に所定の電圧を印加して端子間の電気抵抗値を測定してヘッドタンク200内の液体の液量を検出する。これにより、電極ピンを無くすことでき、2本の電極ピンの体積分ヘッドタンク内のインク量を増やすことができる。また、電極ピンを無くすことでヘッドタンクに電極ピンを設けるためのインサート成形する箇所や圧入する箇所を無くすことができ、隙間や割れの数を無くすことができる。これにより、インク漏れや空気漏れを防止することができる。更に、フィルム状部材202の中間層にアルミ層を設けたことで、アルミ層は湿度変化による伸縮が樹脂に比べて小さいため湿度変化によるフィルム状部材の伸縮を抑制することができる。
また、実施形態によれば、図9に示すように、フィルム状部材202をヘッドタンク200の外部に延ばし、ヘッドタンク200の外部に延びた2つのアルミ層の一部をそれぞれ露出させ、各露出部分を端子部249a、249bとした。これにより、アルミ層露出部分244a、244bの間の電気抵抗値を計測するための端子として端子部249a、249bを使用できる。
更に、実施形態によれば、図10に示すように、ヘッドタンク200の一面を構成するフィルム状部材202を3層以上の積層構造にし、かつ中間層に可撓性の金属部材であるアルミ層を用いた。図11に示すように、このアルミ層の一部を露出させ、アルミ層露出部分244を1本の電極ピンの代わりの検出端子とした。そして、アルミ層露出部分244の検出端子と残りの1本の電極ピン241との間に所定の電圧を印加して端子間の電気抵抗値を測定してヘッドタンク200内の液体の液量を検出する。これにより、電極ピンを1本減らすことでき、その1本の電極ピンの体積分ヘッドタンク内のインク量を増やすことができる。また、電極ピンを1本減らすことでヘッドタンクに電極ピンを設けるためのインサート成形する箇所や圧入する箇所を減らすことができ、隙間や割れの数を減らすことができる。これにより、インク漏れや空気漏れを低減することができる。
また、実施形態によれば、図13に示すように、負圧レバーのフィラー251が所定の第1の検出位置に位置したことを検知する検知センサ262がキャリッジに設けられ、負圧レバーのフィラー251が所定の第2の検出位置に位置したことを検知する検知センサ261がキャリッジの外部に設けられている。第1の検出位置は第2の検出位置よりもヘッドタンクの液量が少ない位置になる。そして、検知センサ262で検知される位置と検知センサ261で検知される位置との間の負圧レバーのフィラー251の変位量Dに対応する差分供給量を検出して保持する。このように、フィラー251が検知センサ262を検知した時点から充填満タン検出位置となる検知位置261bが検知するまでの供給ポンプの送液量を検知することで、検知センサ262の検知位置から検知センサ261の検知位置までにフィルム状部材202の変位した変位量Dを測定することが可能であり、ヘッドタンク200内の液体容量を検知することができる。
200 ヘッドタンク
201 ケース本体
202 フィルム状部材
202−1 第1層
202−2 第2層
202−3 第3層
202−4 絶縁部材
202a 膨らみ部
203 バネ
204 補強部材
205 インク収容部
206 負圧レバー
241 電極ピン
242 電極ピン
243 検知端
244 アルミ層露出部分
244a アルミ層露出部分
244b アルミ層露出部分
245 大気連通路
246 大気開閉弁
247 供給口
248 突出部
248a 突出部
248b 突出部
249 端子部
249a 端子部
249b 端子部
251 フィラー
252 支軸部
253 付勢バネ
261 検知センサ
262 検知センサ
201 ケース本体
202 フィルム状部材
202−1 第1層
202−2 第2層
202−3 第3層
202−4 絶縁部材
202a 膨らみ部
203 バネ
204 補強部材
205 インク収容部
206 負圧レバー
241 電極ピン
242 電極ピン
243 検知端
244 アルミ層露出部分
244a アルミ層露出部分
244b アルミ層露出部分
245 大気連通路
246 大気開閉弁
247 供給口
248 突出部
248a 突出部
248b 突出部
249 端子部
249a 端子部
249b 端子部
251 フィラー
252 支軸部
253 付勢バネ
261 検知センサ
262 検知センサ
Claims (6)
- 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、該液滴吐出ヘッドに供給する液体を収容するヘッドタンクと、前記ヘッドタンク内の液体に接し、かつ互いに電気的に絶縁された2つの検出端子間に所定の電圧を印加して液体を介在したときの各検出端子間の電気抵抗値を測定して前記ヘッドタンク内の液体の液量を検出する液量検出手段と、前記液滴吐出ヘッド及び前記ヘッドタンクを搭載するキャリッジと、前記ヘッドタンクに供給する液体を収容するメインタンクと、該メインタンクから前記ヘッドタンクへの液体の供給を行う送液手段と、を備える画像形成装置において、
前記ヘッドタンクを構成する部材の一部に前記検出端子の少なくとも1つを埋め込み、埋め込んだ前記検出端子を前記ヘッドタンクの内部側に露出させたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記ヘッドタンクを構成する部材を3層以上の積層構造にして中間層に金属部材を用い、前記検出端子は前記ヘッドタンクの内側に前記金属部材を露出させて形成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2記載の画像形成装置において、
前記ヘッドタンクを構成する部材を前記ヘッドタンクの外部に延ばし、前記ヘッドタンクの内側に露出させた前記金属部材であって前記ヘッドタンクの外部に延ばした前記ヘッドタンクを構成する部材から、前記金属部材の一部を露出させて形成した測定端子を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2又は3に記載の画像形成装置において、
前記ヘッドタンクを構成する部材の一面が可撓性部材であり、前記金属部材は可撓性を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4記載の画像形成装置において、
前記可撓性部材を外方向へ付勢する弾性部材と、前記ヘッドタンクの内部の液量の増減に従って伸縮する前記可撓性部材の外側に接し前記可撓性部材の伸縮に追従して変位する変位部材と、該変位部材の位置を検知することで前記ヘッドタンク内の液量を検知する液量検知手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5記載の画像形成装置において、
前記変位部材が所定の第一位置に位置したことを検知する第1の検知手段が前記キャリッジに設けられ、前記変位部材が所定の第二位置に位置したことを検知する第2の検知手段がキャリッジの外部に設けられ、第一位置は第二位置よりもヘッドタンクの液量が少ない位置であり、前記第1の検知手段で検知される位置と第2の検知手段で検知される位置との間の前記変位部材の変位量に対応する差分供給量を検出して保持し、前記第2の検知手段を使用せずにメインタンクから前記ヘッドタンクに液体を供給するとき、前記第1の検知手段が前記変位部材を検知した後差分供給量の液体を前記ヘッドタンクに供給するように送液手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011059004A JP2012192646A (ja) | 2011-03-17 | 2011-03-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011059004A JP2012192646A (ja) | 2011-03-17 | 2011-03-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012192646A true JP2012192646A (ja) | 2012-10-11 |
Family
ID=47085029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011059004A Withdrawn JP2012192646A (ja) | 2011-03-17 | 2011-03-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012192646A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5951091B1 (ja) * | 2015-08-28 | 2016-07-13 | ローランドディー.ジー.株式会社 | ダンパー装置及びこれを備えた液体供給システム、並びにインクジェット式記録装置 |
| CN105939856A (zh) * | 2014-01-30 | 2016-09-14 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 具有传感器板阻抗测量的打印头 |
| JP2017043085A (ja) * | 2016-06-07 | 2017-03-02 | ローランドディー.ジー.株式会社 | ダンパー装置を備えた液体供給システム、並びにインクジェット式記録装置 |
-
2011
- 2011-03-17 JP JP2011059004A patent/JP2012192646A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105939856A (zh) * | 2014-01-30 | 2016-09-14 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 具有传感器板阻抗测量的打印头 |
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| US10336089B2 (en) | 2014-01-30 | 2019-07-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printheads with sensor plate impedance measurement |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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