JP2012196735A - 切断工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】切断材の上面に沿って移動させて切断加工を行う携帯マルノコでは、駆動源としての電動モータの回転出力をギヤ噛み合い式等の減速機構で減速して回転刃具に出力する。このため、電動モータの機長方向に工具本体をコンパクト化することが困難であった。本発明は、工具本体をモータ機長方向にコンパクト化することを目的とする。
【解決手段】駆動源としての電動モータ11の出力軸11dに回転刃具12を直接取り付けたダイレクトドライブ方式とする。これにより従来の減速機構分だけ工具本体10をモータ軸線J方向にコンパクト化してその重心位置及びハンドル部を回転刃具12に接近させることができ、ひいては切断工具1の操作性及び取り扱い性等を高めることができる。
【選択図】図3
【解決手段】駆動源としての電動モータ11の出力軸11dに回転刃具12を直接取り付けたダイレクトドライブ方式とする。これにより従来の減速機構分だけ工具本体10をモータ軸線J方向にコンパクト化してその重心位置及びハンドル部を回転刃具12に接近させることができ、ひいては切断工具1の操作性及び取り扱い性等を高めることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えば携帯マルノコと称される手持ち式の切断工具であって、切断材に載せて使用者が移動させることにより切断加工を行う切断工具に関する。
この種の切断工具は、切断材の上面に当接させるベースと、このベースの上面側に支持した工具本体を備えるもので、工具本体は電動モータにより回転する円形の回転刃具(鋸刃)を備えており、回転刃具の下部側をベースの下面側に突き出させて、この突き出し部分を切断材に切り込ませて切断加工が行われる。
一般に、工具本体は、電動モータの回転出力を減速用のギヤ列を経て減速して、回転刃具を取り付けたスピンドルに出力する構成を備えている。係るギヤ減速タイプのマルノコに関する技術が下記の特許文献1に開示されている。同文献に開示されているように、この種の切断工具では、スピンドルに取り付けた回転刃具の進行方向(切断進行方向)に対して電動モータがそのモータ軸線を直交させて側方へ突き出す向きに装備されている。
一般に、工具本体は、電動モータの回転出力を減速用のギヤ列を経て減速して、回転刃具を取り付けたスピンドルに出力する構成を備えている。係るギヤ減速タイプのマルノコに関する技術が下記の特許文献1に開示されている。同文献に開示されているように、この種の切断工具では、スピンドルに取り付けた回転刃具の進行方向(切断進行方向)に対して電動モータがそのモータ軸線を直交させて側方へ突き出す向きに装備されている。
このように、従来は、電動モータの回転出力をギヤ噛み合い式の減速機で減速してスピンドルに出力する構成を備えることから、当該減速機に相当する分だけモータ軸線方向(モータ機長方向)の寸法(切断進行方向に対する側方への突き出し寸法)が大きくなり、同方向のコンパクト化を図ることが困難になっていた。
本発明は、係る問題に鑑みてなされたもので、工具本体のモータ軸線方向のコンパクト化を図ることを目的とする。
本発明は、係る問題に鑑みてなされたもので、工具本体のモータ軸線方向のコンパクト化を図ることを目的とする。
上記課題は下記の発明によって解決される。
第1の発明は、切断材に当接させるベースと、ベースの上部に支持された工具本体を備え、工具本体は回転刃具を回転させる電動モータを備えた切断工具であり、電動モータの出力軸に回転刃具が直接取り付けられたダイレクトドライブ式の切断工具である。
第1の発明によれば、ダイレクトドライブ方式(直結駆動方式)であるので、歯車列等の減速機を省略してモータ軸線方向のコンパクト化を図ることができる。モータ軸線方向について工具本体のコンパクト化を図ることにより、当該切断工具のモータ軸線方向の重心位置をより回転刃具に接近させた位置に設定することができ、また通常この重心位置に合わせて電動モータに設けられるハンドル部についても回転刃具により接近させた位置に設けることができる。このため、切断作業時における当該切断工具の操作性を向上させることができ、またモータ軸線方向の重量バランスがとられて楽に持ち運ぶことができることから、当該切断工具の作業性(操作性)及び取り扱い性(可搬性)をよくすることができる。
また、ダイレクトドライブ方式により回転刃具が電動モータの出力軸に直接取り付けられているので、回転刃具の回転数と電動モータの回転数は一致している。このため、電動モータの回転数は、回転刃具の適正な回転数に一致することから、例えば毎分約5,000〜6,000回転で低速回転させることができ、これにより電動モータの主として冷却ファンの風切り音の静音化あるいは振動を低減することができ、ひいては当該切断工具の静音化及び低振動化を実現することができる。
第2の発明は、第1の発明において、電動モータはブラシレスモータである切断工具である。第2の発明によれば、電動モータのメンテナンス性を高めることができ、またその回転数等の動作制御を容易に行うことができるようになる。
第3の発明は、第2の発明において、電動モータはアウタロータ型のブラシレスモータである切断工具である。第3の発明によれば、駆動源としてアウターロータ型のブラシレスモータを備えていることから、インナーロータ型ブラシレスモータを駆動源とする場合に比して、その出力とサイズを維持しつつ当該電動モータの低速回転高トルク化を図ることができ、これによりモータ自体の風切り音や振動等の低減を図ることができる。
第4の発明は、第1の発明において、回転刃具の周速が35〜60m/sとなるように前記電動モータの回転数が設定された切断工具である。
第4の発明によれば、ダイレクトドライブ方式により回転刃具の適切な周速に基づいて電動モータを低速回転させることができ、これによりモータ自体の風切り音や振動等の低減を図ることができる。
第5の発明は、第4の発明において、回転刃具の直径が185mm〜190mmであり、前記電動モータの回転数が毎分5,000〜6,000回転に設定された切断工具である。
第5の発明によれば、ダイレクトドライブ方式により回転刃具が電動モータの出力軸に直接取り付けられているので、回転刃具の回転数と電動モータの回転数は一致している。このため、直径が185mm〜190mmの回転刃具を用いて、電動モータを毎分約5,000〜6,000回転で低速回転させることができ、これにより電動モータの主として冷却ファンの風切り音の静音化あるいは振動を低減することができ、ひいては当該切断工具の静音化及び低振動化を実現することができる。
第1の発明は、切断材に当接させるベースと、ベースの上部に支持された工具本体を備え、工具本体は回転刃具を回転させる電動モータを備えた切断工具であり、電動モータの出力軸に回転刃具が直接取り付けられたダイレクトドライブ式の切断工具である。
第1の発明によれば、ダイレクトドライブ方式(直結駆動方式)であるので、歯車列等の減速機を省略してモータ軸線方向のコンパクト化を図ることができる。モータ軸線方向について工具本体のコンパクト化を図ることにより、当該切断工具のモータ軸線方向の重心位置をより回転刃具に接近させた位置に設定することができ、また通常この重心位置に合わせて電動モータに設けられるハンドル部についても回転刃具により接近させた位置に設けることができる。このため、切断作業時における当該切断工具の操作性を向上させることができ、またモータ軸線方向の重量バランスがとられて楽に持ち運ぶことができることから、当該切断工具の作業性(操作性)及び取り扱い性(可搬性)をよくすることができる。
また、ダイレクトドライブ方式により回転刃具が電動モータの出力軸に直接取り付けられているので、回転刃具の回転数と電動モータの回転数は一致している。このため、電動モータの回転数は、回転刃具の適正な回転数に一致することから、例えば毎分約5,000〜6,000回転で低速回転させることができ、これにより電動モータの主として冷却ファンの風切り音の静音化あるいは振動を低減することができ、ひいては当該切断工具の静音化及び低振動化を実現することができる。
第2の発明は、第1の発明において、電動モータはブラシレスモータである切断工具である。第2の発明によれば、電動モータのメンテナンス性を高めることができ、またその回転数等の動作制御を容易に行うことができるようになる。
第3の発明は、第2の発明において、電動モータはアウタロータ型のブラシレスモータである切断工具である。第3の発明によれば、駆動源としてアウターロータ型のブラシレスモータを備えていることから、インナーロータ型ブラシレスモータを駆動源とする場合に比して、その出力とサイズを維持しつつ当該電動モータの低速回転高トルク化を図ることができ、これによりモータ自体の風切り音や振動等の低減を図ることができる。
第4の発明は、第1の発明において、回転刃具の周速が35〜60m/sとなるように前記電動モータの回転数が設定された切断工具である。
第4の発明によれば、ダイレクトドライブ方式により回転刃具の適切な周速に基づいて電動モータを低速回転させることができ、これによりモータ自体の風切り音や振動等の低減を図ることができる。
第5の発明は、第4の発明において、回転刃具の直径が185mm〜190mmであり、前記電動モータの回転数が毎分5,000〜6,000回転に設定された切断工具である。
第5の発明によれば、ダイレクトドライブ方式により回転刃具が電動モータの出力軸に直接取り付けられているので、回転刃具の回転数と電動モータの回転数は一致している。このため、直径が185mm〜190mmの回転刃具を用いて、電動モータを毎分約5,000〜6,000回転で低速回転させることができ、これにより電動モータの主として冷却ファンの風切り音の静音化あるいは振動を低減することができ、ひいては当該切断工具の静音化及び低振動化を実現することができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1〜図3は、第1実施形態の切断工具1を示している。この切断工具1は、いわゆる携帯マルノコと称されるもので、切断材Wの上面に当接させる平板形状のベース2と、このベース2の上部に支持された工具本体10を備えている。
工具本体10は、駆動源としての電動モータ11と、電動モータ11の出力軸11dに直接取り付けた円形の回転刃具12を備えている。本実施形態では、電動モータ11の回転出力を減速するためのギヤ列等の減速機構が省略されている。
回転刃具12の下部側はベース2の下面から突き出されており、この突き出し部分が切断材Wに切り込まれて切断加工がなされる。各図において、白抜きの矢印で示す切断進行方向に当該切断工具1を移動させることで、回転刃具12が切断材に切り込まれていく。以下の説明では、部材又は構成の前後方向について、切断進行方向を前側若しくは前部とし、その反対側を後ろ側若しくは後部とする。但し、電動モータ11についてはモータ軸線J方向について回転刃具12側を前側若しくは前部とし、その反対側を後ろ側若しくは後部とする。
図3に示すように電動モータ11には、ブラシレスモータであっていわゆるアウタロータ型の電動モータが用いられている。一般に、このアウターロータ型のブラシレスモータは、N極とS極を含む永久磁石(マグネット)を含んで構成される回転子(ロータ)をモータ外側に有し、3相の固定子巻線からなる固定子をモータ内側に有する構成を備えている。これに対して、ロータ(回転子)の外周側に固定子を配置した通常のインナーロータ型のブラシレスモータは、N極とS極を含む永久磁石(マグネット)を含んで構成される回転子(ロータ)をモータ内側に有し、3相の固定子巻線からなる固定子をモータ外側に有する構成を備えている。
工具本体10は、駆動源としての電動モータ11と、電動モータ11の出力軸11dに直接取り付けた円形の回転刃具12を備えている。本実施形態では、電動モータ11の回転出力を減速するためのギヤ列等の減速機構が省略されている。
回転刃具12の下部側はベース2の下面から突き出されており、この突き出し部分が切断材Wに切り込まれて切断加工がなされる。各図において、白抜きの矢印で示す切断進行方向に当該切断工具1を移動させることで、回転刃具12が切断材に切り込まれていく。以下の説明では、部材又は構成の前後方向について、切断進行方向を前側若しくは前部とし、その反対側を後ろ側若しくは後部とする。但し、電動モータ11についてはモータ軸線J方向について回転刃具12側を前側若しくは前部とし、その反対側を後ろ側若しくは後部とする。
図3に示すように電動モータ11には、ブラシレスモータであっていわゆるアウタロータ型の電動モータが用いられている。一般に、このアウターロータ型のブラシレスモータは、N極とS極を含む永久磁石(マグネット)を含んで構成される回転子(ロータ)をモータ外側に有し、3相の固定子巻線からなる固定子をモータ内側に有する構成を備えている。これに対して、ロータ(回転子)の外周側に固定子を配置した通常のインナーロータ型のブラシレスモータは、N極とS極を含む永久磁石(マグネット)を含んで構成される回転子(ロータ)をモータ内側に有し、3相の固定子巻線からなる固定子をモータ外側に有する構成を備えている。
ここで、ロータと固定子を含むモータの大きさを同じとして、アウターロータ型ブラシレスモータとインナーロータ型ブラシレスモータを比較した場合、インナーロータよりもアウターロータに取り付けられる磁石の方が、表面積が大きくなるため、アウターロータ型ブラシレスモータの方がトルクを大きくとることができる。このことから、トルクを大きくせず(トルクを同等のままで)、アウターロータ型ブラシレスモータをインナーロータ型に比して小型化することが可能となり、逆に小型化せず同等のサイズとする場合にはインナーロータ型に比して低回転高トルクにすることが可能となる。
この電動モータ11は、モータケース11a内に固定した固定子11bの外周側に回転自在に支持された回転子11cを備えている。この回転子11cに出力軸11dが取り付けられている。出力軸11dは、軸受け11f、11gを介して回転自在に支持されている。後部側の軸受け11fは、モータケース11aの後部に取り付けられ、前側の軸受け11gはブレードケース14の背面側に設けたモータ取り付け台座部14bに取り付けられている。
この出力軸11dの後部にはモータ冷却用の冷却ファン11eが取り付けられている。この冷却ファン11eの周囲であってモータケース11aの後部には、多数の排気孔(風窓)11h〜11hが設けられている。これに対して、図2に示すように上記モータ取り付け台座部14bの後面には吸気孔14c〜14cが設けられている。電動モータ11の起動により冷却ファン11eが回転すると、この吸気孔14c〜14cから外気が導入される。導入された外気(冷却風)は、その風力によりモータ後部側に向かって流れて当該電動モータ11が冷却される。モータ後部側に流された冷却風は上記の排気孔11h〜11hから外部に排気される。
この電動モータ11の軸線J方向(図3において左右方向)の長さ(機長L0)は、インナロータ型のブラシレスモータと同等程度に短くなっている。
この電動モータ11は、モータケース11a内に固定した固定子11bの外周側に回転自在に支持された回転子11cを備えている。この回転子11cに出力軸11dが取り付けられている。出力軸11dは、軸受け11f、11gを介して回転自在に支持されている。後部側の軸受け11fは、モータケース11aの後部に取り付けられ、前側の軸受け11gはブレードケース14の背面側に設けたモータ取り付け台座部14bに取り付けられている。
この出力軸11dの後部にはモータ冷却用の冷却ファン11eが取り付けられている。この冷却ファン11eの周囲であってモータケース11aの後部には、多数の排気孔(風窓)11h〜11hが設けられている。これに対して、図2に示すように上記モータ取り付け台座部14bの後面には吸気孔14c〜14cが設けられている。電動モータ11の起動により冷却ファン11eが回転すると、この吸気孔14c〜14cから外気が導入される。導入された外気(冷却風)は、その風力によりモータ後部側に向かって流れて当該電動モータ11が冷却される。モータ後部側に流された冷却風は上記の排気孔11h〜11hから外部に排気される。
この電動モータ11の軸線J方向(図3において左右方向)の長さ(機長L0)は、インナロータ型のブラシレスモータと同等程度に短くなっている。
電動モータ11の出力軸11dの先端側は、モータケース11aから突き出されてブレードケース14内に進入している。ブレードケース14内に突き出された出力軸11dの先端に回転刃具12が直接取り付けられている。回転刃具12は受けフランジ26と押えフランジ27との間に挟まれた状態で出力軸11dの先端に強固に取り付けられている。
このため、本実施形態の切断工具1は、ダイレクトドライブ方式の切断工具で、回転刃具12は電動モータ11と同じ回転数で出力軸11dと一体に回転する。本実施形態では、電動モータ11の回転数Rmが毎分約6,000回転に設定されている。このため、回転刃具12の回転数Rcが、電動モータ11の回転数Rmと同じ毎分約6,000回転に設定されている(Rm=Rc=毎分約6,000回転)。
図1に示すように回転刃具12は正面から見て反時計回り方向に回転する。ブレードケース14の正面側には、回転刃具12の回転方向が矢印14aで示されている。
回転刃具12の回転数は、その直径や切断材Wの材質等に応じて適切に設定される。例えば、直径が約185mm〜190mmの回転刃具12の回転数は、切断材Wが木材である場合には毎分約5,000回転〜6,000回転に設定し、切断材Wが金属材である場合には毎分約3,000回転〜4,000回転に設定することが好ましい。また、直径が約110mm〜125mmの回転刃具12の回転数は、切断材Wが木材である場合には毎分約7,000回転〜9,000回転に設定することが好ましい。さらに、直径が約210mm〜235mmの回転刃具12の回転数は、切断材Wが木材である場合には毎分約3,500回転〜4,500回転に設定することが好ましい。
このため、本実施形態の切断工具1は、ダイレクトドライブ方式の切断工具で、回転刃具12は電動モータ11と同じ回転数で出力軸11dと一体に回転する。本実施形態では、電動モータ11の回転数Rmが毎分約6,000回転に設定されている。このため、回転刃具12の回転数Rcが、電動モータ11の回転数Rmと同じ毎分約6,000回転に設定されている(Rm=Rc=毎分約6,000回転)。
図1に示すように回転刃具12は正面から見て反時計回り方向に回転する。ブレードケース14の正面側には、回転刃具12の回転方向が矢印14aで示されている。
回転刃具12の回転数は、その直径や切断材Wの材質等に応じて適切に設定される。例えば、直径が約185mm〜190mmの回転刃具12の回転数は、切断材Wが木材である場合には毎分約5,000回転〜6,000回転に設定し、切断材Wが金属材である場合には毎分約3,000回転〜4,000回転に設定することが好ましい。また、直径が約110mm〜125mmの回転刃具12の回転数は、切断材Wが木材である場合には毎分約7,000回転〜9,000回転に設定することが好ましい。さらに、直径が約210mm〜235mmの回転刃具12の回転数は、切断材Wが木材である場合には毎分約3,500回転〜4,500回転に設定することが好ましい。
工具本体10は、前側の傾動支軸15を介してベース2の上面側に上下に傾動可能に支持されている。ベース2に対して工具本体10の上下傾動位置を変更することにより、ベース2の下面側への回転刃具12の突き出し寸法を変更することができ、これにより回転刃具12の切断材Wに対する切り込み深さを調整することができる。図2に示すように工具本体10の後部側は、ベース2の上部に上方へ起立状態に取り付けられたデプスガイドと称される湾曲形状の案内部材3を介してベース2に支持されている。この案内部材3の案内孔3aに挿通された固定ねじ4をブレードケース14の背面側に締め込むことにより工具本体10のベース2に対する傾動位置が固定される。固定ねじ4は、その背面側先端部に取り付けた操作レバー5を締め付け方向に回転操作して締め付けることができる。操作レバー5を回転操作して固定ねじ4を緩めると、工具本体10をベース2に対して上下に傾動可能となり、これにより回転刃具12の切り込み深さを変更することができる。
ベース2の下面側に突き出された回転刃具12の下側ほぼ半周の範囲は、可動カバー16によって覆われる。この可動カバー16は、回転刃具12の周囲を回転可能な状態でブレードケース14に支持されている。図1に示すようにこの可動カバー16の先端部が切断材Wに当接され、この当接状態で当該切断工具1を図中白抜きの矢印で示す切断進行方向へ移動させて回転刃具12を切断材Wに切り込んでいくことにより、当該可動カバー16が図示時計回り方向に相対回転して徐々に開かれていく。可動カバー16の後部には、取っ手17が取り付けられている。使用者は、この取っ手17を把持して可動カバー16を開き方向に回転させることができ、これにより回転刃具12の交換等の作業の便宜を図ることができる。
ベース2の下面側に突き出された回転刃具12の下側ほぼ半周の範囲は、可動カバー16によって覆われる。この可動カバー16は、回転刃具12の周囲を回転可能な状態でブレードケース14に支持されている。図1に示すようにこの可動カバー16の先端部が切断材Wに当接され、この当接状態で当該切断工具1を図中白抜きの矢印で示す切断進行方向へ移動させて回転刃具12を切断材Wに切り込んでいくことにより、当該可動カバー16が図示時計回り方向に相対回転して徐々に開かれていく。可動カバー16の後部には、取っ手17が取り付けられている。使用者は、この取っ手17を把持して可動カバー16を開き方向に回転させることができ、これにより回転刃具12の交換等の作業の便宜を図ることができる。
電動モータ11の上部にはハンドル部30が設けられている。図4に示すようにこのハンドル部30は、電動モータ11の上部から後部に至る三角ループ形状を有しており、電動モータ11の上部から上方へ起立する起立部31と、起立部31の上部から後方へ下る方向に延びるメイングリップ部32と、メイングリップ部32の後部を電動モータ11の後部に結合する結合部33を有している。メイングリップ部32は、使用者が一方の手で把持する部分で、その下面側には、使用者が把持した手の指先で引き操作するトリガ形式のスイッチレバー35が配置されている。起立部31の上部には、使用者が他方の手で把持するフロントグリップ部34が前方へ張り出す状態に設けられている。
メイングリップ部32の後部には、バッテリ取り付け台座部36が設けられている。このバッテリ取り付け台座部36にバッテリパックBが装着されている。このバッテリパックBは上方にスライドさせてバッテリ取り付け台座部36から取り外し、逆に下向きにスライドさせてバッテリ取り付け台座部36に取り付けることができる。取り外したバッテリパックBは、別途用意した充電器で充電することにより繰り返し使用することができる。このバッテリパックBを電源として電動モータ11が起動する。
電動モータ11の前部には、その出力軸11dの回転をロックするためのロックレバー37が設けられている。このロックレバー37をその長手方向に移動操作すると出力軸11dの回転がロックされて回転刃具12の交換作業等の便宜が図られる。
メイングリップ部32の後部には、バッテリ取り付け台座部36が設けられている。このバッテリ取り付け台座部36にバッテリパックBが装着されている。このバッテリパックBは上方にスライドさせてバッテリ取り付け台座部36から取り外し、逆に下向きにスライドさせてバッテリ取り付け台座部36に取り付けることができる。取り外したバッテリパックBは、別途用意した充電器で充電することにより繰り返し使用することができる。このバッテリパックBを電源として電動モータ11が起動する。
電動モータ11の前部には、その出力軸11dの回転をロックするためのロックレバー37が設けられている。このロックレバー37をその長手方向に移動操作すると出力軸11dの回転がロックされて回転刃具12の交換作業等の便宜が図られる。
以上のように構成した第1実施形態によれば、電動モータ11の出力軸11dに回転刃具12を直接取り付けたダイレクトドライブ方式(直接駆動方式)を備えていることから、従来のギヤ噛み合い式等の減速機構に相当する分だけ当該工具本体10のモータ軸線J方向のコンパクト化を図ることができる。
モータ軸線J方向について工具本体10のコンパクト化を図ることにより、当該工具本体10ひいては切断工具1のモータ軸線J方向の重心位置を回転刃具12側に接近させることができるとともに、ハンドル部30をより回転刃具12側に接近させた位置に配置することができ、これにより切断作業時における当該切断工具の操作性を向上させることができ、またモータ軸線方向の重量バランスがとられて楽に持ち運ぶことができることから、当該切断工具の作業性(操作性)及び取り扱い性(可搬性)をよくすることができる。
また、電動モータ11にアウターロータ型のブラシレスモータを用いる構成であるので当該電動モータ11自体についてその機長寸法L0を小さくすることができ、この点でも当該切断工具1のモータ軸線J方向の重心位置及びハンドル部30の位置を回転刃具12側により接近させた位置に設定することができ、これにより当該切断工具1の作業性(操作性)及び取り扱い性(可搬性)を高めることができる。
さらに、ダイレクトドライブ方式により回転刃具12が電動モータ11の出力軸11dに直接取り付けられているので、回転刃具12の回転数Rcと電動モータ11の回転数Rmは一致している。このため、電動モータ11の回転数Rmは、回転刃具12の適正な回転数Rcに一致することから、例えば毎分約6,000回転で、通常減速歯車列を用いて減速させる構成(減速ドライブ方式)に比して大幅に低速回転させることができ、これにより電動モータ11の主として冷却ファン11eの風切り音や振動を低減することができ、ひいては当該切断工具1の静音化及び低振動化を実現することができる。
また、ブラシレスタイプの電動モータ11を用いる構成であるので、当該電動モータ11ひいては切断工具1のメンテナンス性を高めることができ、また電動モータ11の回転数等の動作制御をブラシタイプよりも容易に行うことができるようになる。
さらに、電動モータ11としてアウターロータ型のブラシレスモータを備えていることから、インナーロータ型ブラシレスモータを用いる場合に比して、その出力とサイズを維持しつつ当該電動モータ11の低速回転高トルク化を図ることができ、これによりモータパワーアップと電動モータ11自体の風切り音や振動等の低減との両立を図ることができる。
モータ軸線J方向について工具本体10のコンパクト化を図ることにより、当該工具本体10ひいては切断工具1のモータ軸線J方向の重心位置を回転刃具12側に接近させることができるとともに、ハンドル部30をより回転刃具12側に接近させた位置に配置することができ、これにより切断作業時における当該切断工具の操作性を向上させることができ、またモータ軸線方向の重量バランスがとられて楽に持ち運ぶことができることから、当該切断工具の作業性(操作性)及び取り扱い性(可搬性)をよくすることができる。
また、電動モータ11にアウターロータ型のブラシレスモータを用いる構成であるので当該電動モータ11自体についてその機長寸法L0を小さくすることができ、この点でも当該切断工具1のモータ軸線J方向の重心位置及びハンドル部30の位置を回転刃具12側により接近させた位置に設定することができ、これにより当該切断工具1の作業性(操作性)及び取り扱い性(可搬性)を高めることができる。
さらに、ダイレクトドライブ方式により回転刃具12が電動モータ11の出力軸11dに直接取り付けられているので、回転刃具12の回転数Rcと電動モータ11の回転数Rmは一致している。このため、電動モータ11の回転数Rmは、回転刃具12の適正な回転数Rcに一致することから、例えば毎分約6,000回転で、通常減速歯車列を用いて減速させる構成(減速ドライブ方式)に比して大幅に低速回転させることができ、これにより電動モータ11の主として冷却ファン11eの風切り音や振動を低減することができ、ひいては当該切断工具1の静音化及び低振動化を実現することができる。
また、ブラシレスタイプの電動モータ11を用いる構成であるので、当該電動モータ11ひいては切断工具1のメンテナンス性を高めることができ、また電動モータ11の回転数等の動作制御をブラシタイプよりも容易に行うことができるようになる。
さらに、電動モータ11としてアウターロータ型のブラシレスモータを備えていることから、インナーロータ型ブラシレスモータを用いる場合に比して、その出力とサイズを維持しつつ当該電動モータ11の低速回転高トルク化を図ることができ、これによりモータパワーアップと電動モータ11自体の風切り音や振動等の低減との両立を図ることができる。
以上説明した第1実施形態には、種々変更を加えることができる。例えば、回転刃具の直径が185mm〜190mmである場合に、電動モータの回転数Rmを毎分5,000〜6,000回転の範囲で設定することにより回転刃具を適切な回転数Rcで回転させることができる。
また、前記したように回転刃具の直径や切断材の材質等の要因によって回転刃具の適切な回転数Rc(=電動モータの回転数Rm)は異なるのであるが、何れの場合であってもダイレクトドライブ方式により工具本体10をモータ軸線J方向にコンパクト化できるとともに、電動モータの回転数Rmを従来よりも大幅に低速回転化させることができ、これにより電動モータの主として冷却ファンの風切り音の静音化あるいは振動を低減することができ、ひいては当該切断工具1の静音化及び低振動化を実現することができる。
さらに、第1実施形態では、図3に示すように冷却ファン11eを出力軸11dの後部に備えるアウターロータ型の電動モータ11を例示したが、図5に示すように冷却ファン41を出力軸42の前部に備えるアウターロータ型の電動モータ40を用いる構成としてもよい。この第2実施形態に係る電動モータ40では、回転子43の向きと冷却ファン41の位置が前記第1実施形態の電動モータ11とは異なっている。この電動モータ40の出力軸42に回転刃具12が直接取り付けられたダイレクトドライブ方式である点は第1実施形態と同様である。第1実施形態と同様の部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。
第2実施形態の場合、回転子43は、モータ軸線J方向の向きについて第1実施形態とは前後反転した向きに支持されている。このため、回転子43の底部43aが前側に位置しており、その開口側は後ろ側になっている。前側に位置する底部43aに沿って冷却ファン41が出力軸42に取り付けられている。回転子43及び冷却ファン41は出力軸42に固定されて、それぞれ出力軸42と一体で回転する。回転子43の底部43aには、複数の通気孔43b〜43bが設けられている。
この第2実施形態に係る電動モータ40では、モータケース44の後部に設けた吸気孔から外気が吸気され、吸気された外気(冷却風)により回転子43及び固定子45等が冷却され、その後外気はモータケース44の前部に設けた排気孔から排気される。なお、吸気孔と排気孔の図示は省略されている。
第2実施形態の場合、冷却ファン41が電動モータ40の前部に配置されているため、当該電動モータ40のモータ軸線J方向の重心位置を後部側に配置した第1実施形態よりもさらに回転刃具12に近い位置に設定することができる。電動モータ40のモータ軸線J方向の重心位置を回転刃具12に近い位置に設定することにより、切断作業における当該切断工具1の操作性及び作業性をよくすることができ、また重心位置がハンドル部30の下方に位置することにより持ち運び時の重量バランスがとられて当該切断工具1の取り扱い性及び可搬性をより向上させることができる。
また、前記したように回転刃具の直径や切断材の材質等の要因によって回転刃具の適切な回転数Rc(=電動モータの回転数Rm)は異なるのであるが、何れの場合であってもダイレクトドライブ方式により工具本体10をモータ軸線J方向にコンパクト化できるとともに、電動モータの回転数Rmを従来よりも大幅に低速回転化させることができ、これにより電動モータの主として冷却ファンの風切り音の静音化あるいは振動を低減することができ、ひいては当該切断工具1の静音化及び低振動化を実現することができる。
さらに、第1実施形態では、図3に示すように冷却ファン11eを出力軸11dの後部に備えるアウターロータ型の電動モータ11を例示したが、図5に示すように冷却ファン41を出力軸42の前部に備えるアウターロータ型の電動モータ40を用いる構成としてもよい。この第2実施形態に係る電動モータ40では、回転子43の向きと冷却ファン41の位置が前記第1実施形態の電動モータ11とは異なっている。この電動モータ40の出力軸42に回転刃具12が直接取り付けられたダイレクトドライブ方式である点は第1実施形態と同様である。第1実施形態と同様の部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。
第2実施形態の場合、回転子43は、モータ軸線J方向の向きについて第1実施形態とは前後反転した向きに支持されている。このため、回転子43の底部43aが前側に位置しており、その開口側は後ろ側になっている。前側に位置する底部43aに沿って冷却ファン41が出力軸42に取り付けられている。回転子43及び冷却ファン41は出力軸42に固定されて、それぞれ出力軸42と一体で回転する。回転子43の底部43aには、複数の通気孔43b〜43bが設けられている。
この第2実施形態に係る電動モータ40では、モータケース44の後部に設けた吸気孔から外気が吸気され、吸気された外気(冷却風)により回転子43及び固定子45等が冷却され、その後外気はモータケース44の前部に設けた排気孔から排気される。なお、吸気孔と排気孔の図示は省略されている。
第2実施形態の場合、冷却ファン41が電動モータ40の前部に配置されているため、当該電動モータ40のモータ軸線J方向の重心位置を後部側に配置した第1実施形態よりもさらに回転刃具12に近い位置に設定することができる。電動モータ40のモータ軸線J方向の重心位置を回転刃具12に近い位置に設定することにより、切断作業における当該切断工具1の操作性及び作業性をよくすることができ、また重心位置がハンドル部30の下方に位置することにより持ち運び時の重量バランスがとられて当該切断工具1の取り扱い性及び可搬性をより向上させることができる。
以上のように、駆動源としてアウタロータ型のブラシレスモータ(電動モータ11,40)を用いる構成を例示したが、インナロータ型のブラシレスモータあるいはインナロータ型のブラシモータを駆動源とする場合に例示したダイレクトドライブ方式を適用することにより同様の作用効果を得ることができる。
図6には、インナロータ型のブラシレスモータを駆動源(電動モータ50)として備える第3実施形態の切断工具1が示されている。変更を要しない部材若しくは構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。電動モータ50は、モータケース51内に固定した円環形状の固定子52の内周側に回転子53を回転可能に支持した構成を備えている。回転子53を支持する出力軸54は、軸受け55,56を介してモータケース51に軸線J回りに回転可能に支持されている。回転子53の前側において出力軸54上に冷却ファン57が取り付けられている。出力軸54の前側は、ブレードケース14内に突き出されている。ブレードケース14に突き出された出力軸54の先端に円形の回転刃具12が直接取り付けられている。
このようにインナーロータ型のブラシレスモータを駆動源とする第3実施形態によっても、当該電動モータ50の出力軸54に回転刃具12を直接取り付けたダイレクトドライブ方式とされて、従来のギヤ噛み合い式等の減速機構が省略されている。このため、当該減速機構に相当する寸法だけ工具本体10をモータ軸線J方向にコンパクト化することができるので、同方向の重心位置及びハンドル部30の位置をより回転刃具12側に接近させた位置に設定することができ、これにより当該切断工具1の操作性、作業性若しくは取り扱い性を高めることができる。
図6には、インナロータ型のブラシレスモータを駆動源(電動モータ50)として備える第3実施形態の切断工具1が示されている。変更を要しない部材若しくは構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。電動モータ50は、モータケース51内に固定した円環形状の固定子52の内周側に回転子53を回転可能に支持した構成を備えている。回転子53を支持する出力軸54は、軸受け55,56を介してモータケース51に軸線J回りに回転可能に支持されている。回転子53の前側において出力軸54上に冷却ファン57が取り付けられている。出力軸54の前側は、ブレードケース14内に突き出されている。ブレードケース14に突き出された出力軸54の先端に円形の回転刃具12が直接取り付けられている。
このようにインナーロータ型のブラシレスモータを駆動源とする第3実施形態によっても、当該電動モータ50の出力軸54に回転刃具12を直接取り付けたダイレクトドライブ方式とされて、従来のギヤ噛み合い式等の減速機構が省略されている。このため、当該減速機構に相当する寸法だけ工具本体10をモータ軸線J方向にコンパクト化することができるので、同方向の重心位置及びハンドル部30の位置をより回転刃具12側に接近させた位置に設定することができ、これにより当該切断工具1の操作性、作業性若しくは取り扱い性を高めることができる。
図7には、インナーロータ型のブラシモータを駆動源(電動モータ60)として備える第4実施形態の切断工具1が示されている。第4実施形態でも変更を要しない部材若しくは構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。電動モータ60は、モータケース61内に固定した円環形状の固定子62の内周側に回転子63を回転可能に支持した構成を備えている。回転子63を支持する出力軸64は、軸受け65,66を介してモータケース61に軸線J回りに回転可能に支持されている。回転子63の前側において出力軸64上に冷却ファン67が取り付けられている。出力軸64の前側は、ブレードケース14内に突き出されている。ブレードケース14内に突き出された出力軸64の先端に円形の回転刃具12が直接取り付けられている。
回転子63の後ろ側であって出力軸64の後部には整流子(コンミテータ)68が取り付けられている。この整流子68に対して軸線J回りの対向する2側方からカーボンブラシ69,69が摺接されている。このカーボンブラシ69,69は、モータケース61のキャップ61aを取り外すことにより交換することができる。
このように、インナーロータ型のブラシモータを駆動源とする第4実施形態によっても、電動モータ60の出力軸64に回転刃具12を直接取り付けたダイレクトドライブ方式とされて、従来のギヤ噛み合い式等の減速機構が省略されている。このため、当該減速機構に相当する寸法だけ工具本体10をモータ軸線J方向にコンパクト化することができるので、同方向の重心位置及びハンドル部30の位置をより回転刃具12側に接近させた位置に設定することができ、これにより当該切断工具1の操作性等を高めることができる。
また、以上例示した実施形態では、ダイレクトドライブ方式として回転刃具12を電動モータ11(40,50,60)の出力軸11d(42,54,64)に直接取り付けた構成を例示したが、本発明におけるダイレクトドライブ方式とは、減速歯車列等の変速手段を介在させない趣旨で、電動モータの出力軸とは物理的に別の軸(刃物軸)であっても、電動モータの出力軸と同軸かつ回転について一体化された結果同じ回転数で回転する当該刃物軸に回転刃具を取り付けた構成をも含むものとする。
回転子63の後ろ側であって出力軸64の後部には整流子(コンミテータ)68が取り付けられている。この整流子68に対して軸線J回りの対向する2側方からカーボンブラシ69,69が摺接されている。このカーボンブラシ69,69は、モータケース61のキャップ61aを取り外すことにより交換することができる。
このように、インナーロータ型のブラシモータを駆動源とする第4実施形態によっても、電動モータ60の出力軸64に回転刃具12を直接取り付けたダイレクトドライブ方式とされて、従来のギヤ噛み合い式等の減速機構が省略されている。このため、当該減速機構に相当する寸法だけ工具本体10をモータ軸線J方向にコンパクト化することができるので、同方向の重心位置及びハンドル部30の位置をより回転刃具12側に接近させた位置に設定することができ、これにより当該切断工具1の操作性等を高めることができる。
また、以上例示した実施形態では、ダイレクトドライブ方式として回転刃具12を電動モータ11(40,50,60)の出力軸11d(42,54,64)に直接取り付けた構成を例示したが、本発明におけるダイレクトドライブ方式とは、減速歯車列等の変速手段を介在させない趣旨で、電動モータの出力軸とは物理的に別の軸(刃物軸)であっても、電動モータの出力軸と同軸かつ回転について一体化された結果同じ回転数で回転する当該刃物軸に回転刃具を取り付けた構成をも含むものとする。
1…切断工具
2…ベース
3…案内部材(デプスガイド)、3a…案内孔
4…固定ねじ
5…操作レバー
10…工具本体
11…電動モータ(アウタロータ型)
11a…モータケース、11b…固定子、11c…回転子、11d…出力軸
11e…冷却ファン、11f,11g…軸受け、11h…排気孔
J…モータ軸線
12…回転刃具
14…ブレードケース
14a…矢印、14b…モータ取り付け台座部、14c…吸気孔
15…傾動支軸
16…可動カバー
17…取っ手
30…ハンドル部
31…起立部
32…メイングリップ部
33…結合部
34…サブグリップ
35…スイッチレバー
36…バッテリ取り付け台座部
37…ロックレバー
40…電動モータ(第2実施形態)
50…電動モータ(インナーロータ型ブラシレスモータ)
60…電動モータ(インナーロータ型ブラシモータ)
69…カーボンブラシ
B…バッテリパック
L0…モータ機長
L1…ハンドル部と回転刃具とのモータ軸線方向の間隔
2…ベース
3…案内部材(デプスガイド)、3a…案内孔
4…固定ねじ
5…操作レバー
10…工具本体
11…電動モータ(アウタロータ型)
11a…モータケース、11b…固定子、11c…回転子、11d…出力軸
11e…冷却ファン、11f,11g…軸受け、11h…排気孔
J…モータ軸線
12…回転刃具
14…ブレードケース
14a…矢印、14b…モータ取り付け台座部、14c…吸気孔
15…傾動支軸
16…可動カバー
17…取っ手
30…ハンドル部
31…起立部
32…メイングリップ部
33…結合部
34…サブグリップ
35…スイッチレバー
36…バッテリ取り付け台座部
37…ロックレバー
40…電動モータ(第2実施形態)
50…電動モータ(インナーロータ型ブラシレスモータ)
60…電動モータ(インナーロータ型ブラシモータ)
69…カーボンブラシ
B…バッテリパック
L0…モータ機長
L1…ハンドル部と回転刃具とのモータ軸線方向の間隔
Claims (5)
- 切断材に当接させるベースと、該ベースの上部に支持された工具本体を備え、該工具本体は回転刃具を回転させる電動モータを備えた切断工具であり、前記電動モータの出力軸に前記回転刃具が直接取り付けられたダイレクトドライブ式の切断工具。
- 請求項1記載の切断工具であって、前記電動モータはブラシレスモータである切断工具。
- 請求項2記載の切断工具であって、前記電動モータはアウタロータ型のブラシレスモータである切断工具。
- 請求項1記載の切断工具であって、前記回転刃具の周速が35〜60m/sとなるように前記電動モータの回転数が設定された切断工具。
- 請求項4記載の切断工具であって、前記回転刃具の直径が185mm〜190mmであり、前記電動モータの回転数が毎分5,000〜6,000回転に設定された切断工具。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011062371A JP2012196735A (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 切断工具 |
| CN201280010799.1A CN103402682B (zh) | 2011-02-28 | 2012-02-17 | 切断工具 |
| EP12752210.0A EP2682214B1 (en) | 2011-02-28 | 2012-02-17 | Portable circular saw comprising an outer rotor type brushless electric motor |
| PCT/JP2012/053816 WO2012117870A1 (ja) | 2011-02-28 | 2012-02-17 | 切断工具 |
| US14/001,620 US20130333228A1 (en) | 2011-02-28 | 2012-02-17 | Cutting tool |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011062371A JP2012196735A (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 切断工具 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012196735A true JP2012196735A (ja) | 2012-10-18 |
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ID=47179482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN114683157A (zh) * | 2020-12-25 | 2022-07-01 | 南京泉峰科技有限公司 | 切割工具 |
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2011
- 2011-03-22 JP JP2011062371A patent/JP2012196735A/ja active Pending
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| CN106715016B (zh) * | 2014-05-24 | 2018-11-27 | 安德烈·斯蒂尔股份两合公司 | 手引导式工作器械 |
| US10610938B2 (en) | 2014-05-24 | 2020-04-07 | Andreas Stihl Ag & Co. Kg | Handheld work apparatus |
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| US11685034B2 (en) | 2014-05-24 | 2023-06-27 | Andreas Stihl Ag & Co. Kg | Handheld work apparatus |
| JP2019155576A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
| JP7049145B2 (ja) | 2018-03-16 | 2022-04-06 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
| JP7049145B6 (ja) | 2018-03-16 | 2022-04-19 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
| CN114683157A (zh) * | 2020-12-25 | 2022-07-01 | 南京泉峰科技有限公司 | 切割工具 |
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