JP2012197723A - 風力発電装置及び風力発電装置の弁機能確認方法 - Google Patents

風力発電装置及び風力発電装置の弁機能確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁の機能の正常性を、容易に確認することを目的とする。
【解決手段】風力発電装置10は、翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダ32に対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁40を備え、翼の回転を停止させている状態においてパイロットチェック弁40が機能し、翼のピッチ角がフェザー側に固定される。パイロットチェック弁40は、作動油内へのコンタミナントの混入やパイロットチェック弁シート部の摩耗により、機能が阻害される場合がある。そこで、風力発電装置10は、翼のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化する過程における、翼の動作状態を検出し、検出した翼の動作状態と、パイロットチェック弁40が正常に機能している場合における動作状態とを比較することによって、パイロットチェック弁40の異常の有無を判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、風力発電装置及び風力発電装置の弁機能確認方法に関するものである。
従来から、風力発電装置に設けられている翼のピッチ角の制御が行われている。
特許文献1には、アクチュエータとして油圧シリンダが用いられ、アクチュエータによってプッシュプルロッドがスライドされることによって、翼のピッチ角を変化させる風力発電装置の翼ピッチ角可変機構が記載されている。
図11に、油圧シリンダを用いた翼の可変機構の一例を示す。
図11の例では、ロータハブ(不図示)に少なくともその一カ所が支持される油圧シリンダ200のピストン202が有するロッド202Aの先が、ロータハブに軸受けを介して回動自在に保持される翼の根元軸中心から離れた位置に連結されている。そして、油圧シリンダ200に作動油が供給され、ピストン202が油圧シリンダ200内を移動することによって、ロッド202Aに連結された翼が軸受けにて旋回し、ピッチ角が変化する。
また、風力発電装置の停止中(停電中)には、翼を閉じ、風を受け流すように翼のピッチ角がフェザー側とされる。この場合、油圧シリンダ200へ作動油を供給する油圧回路204に設けられているパイロットチェック弁206によって、油圧シリンダ200内の作動油の流れが制限されるため、翼のピッチ角がフェザー側で固定される。
特開2002−31031号公報
しかしながら、例えば、油圧シリンダ200の交換作業の際等に作動油内にコンタミナント(不純物)が混入や、パイロットチェック弁シート部における摩耗により、パイロットチェック弁206の機能が阻害される可能性があった。このような場合、パイロットチェック弁206は、作動油の流れを制限できなくなる。その結果、翼のピッチ角は、フェザー側に固定されず、翼が風を強く受けることとなり、例えば、強風速時にロータが過回転となって、風力発電装置の損傷を招く可能性があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁の機能の正常性を、容易に確認できる風力発電装置及び風力発電装置の弁機能確認方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の風力発電装置及び風力発電装置の弁機能確認方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る風力発電装置は、翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁を備え、前記翼の回転を停止させている状態において前記パイロットチェック弁が機能し、前記翼のピッチ角がフェザー側で固定される風力発電装置であって、前記翼のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化する過程における、前記翼の動作状態を検出する検出手段と、前記パイロットチェック弁が正常に機能している場合に、前記翼のピッチ角をフェザー側からファイン側へ変化させた過程における、前記翼の動作状態である正常時動作状態を予め記憶した記憶手段と、前記検出手段によって検出された前記翼の動作状態と前記記憶手段に予め記憶されている前記正常時動作状態とを比較することで、前記パイロットチェック弁の異常の有無を判定する判定手段と、を備える。
本発明によれば、風力発電装置は、翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁を備え、翼の回転を停止させている状態においてパイロットチェック弁が機能し、翼のピッチ角がフェザー側に固定される。
パイロットチェック弁は、油圧シリンダの交換作業の際等の作動油内にコンタミナント(不純物)の混入や、パイロットチェック弁シート部での摩耗により、パイロットチェック弁の機能が阻害される場合がある。
そこで、風力発電装置は、検出手段によって、翼のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化する過程における、翼の動作状態を検出する。
なお、記憶手段には、パイロットチェック弁が正常に機能している場合に、翼のピッチ角をフェザー側からファイン側へ変化させた過程における、翼の動作状態である正常時動作状態が予め記憶されている。
そして、判定手段によって、検出手段で検出された翼の動作状態と記憶手段に予め記憶されている正常時動作状態とが比較され、パイロットチェック弁の異常の有無が判定される。
すなわち、パイロットチェック弁の機能が阻害されている場合、パイロットチェック弁に油漏れが生じ、油圧シリンダ内の作動油の圧力が低下しているため、翼のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化する過程における翼の動作状態が、正常時動作状態と異なる。そのため、検出手段で検出された翼の動作状態と、正常時動作状態とを比較することで、パイロットチェック弁の異常の有無を判定することができる。
従って、本発明は、翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁の機能の正常性を、容易に確認できる。
また、本発明の風力発電装置は、前記判定手段によって、前記パイロットチェック弁に異常があると判定された場合に、前記油圧シリンダを繰り返し動作させる作動油の流れを生じさせることによって、前記パイロットチェック弁の異常を解消する解消手段と、を備えてもよい。
本発明によれば、油圧シリンダを繰り返し動作させる作動油の流れを生じさせることで、パイロットチェック弁に混在したコンタミナントがパイロットチェック弁から除去されるので、簡易にパイロットチェック弁を異常な状態から正常な状態に戻すことができる。
また、本発明の風力発電装置は、前記動作状態を、前記翼のピッチ角の変化量と前記翼のピッチ角を変化させた時間との関係としてもよい。
本発明によれば、パイロットチェック弁の異常の有無を判定するための翼の動作状態を、翼のピッチ角の変化量と翼のピッチ角を変化させた時間との関係とすることで、翼の動作状態を検出するために新たな構成を加えることなく、より簡易にパイロットチェック弁の異常の有無を判定することができる。なお、上記関係の具体例としては、ピッチ角が所定角度変化するまでに要する動作時間、又は所定時間に変化するピッチ角の大きさである。
また、本発明の風力発電装置は、前記動作状態を、前記油圧シリンダへ供給される作動油の圧力としてもよい。
本発明によれば、パイロットチェック弁の異常の有無を判定するための翼の動作状態を、油圧シリンダへ供給される作動油の圧力とする。作動油の圧力は、パイロットチェック弁の機能が阻害された場合に直接的に影響を受けるので、本発明は、より精度高くパイロットチェック弁の異常の有無を判定することができる。
また、本発明の風力発電装置は、フェザー側となっている前記翼のピッチ角をファイン側へ変化可能なように前記油圧シリンダへ作動油を供給するためのメンテナンスポートを、前記油圧シリンダと通常の運転時に前記油圧シリンダへ作動油を供給するポンプとの間に設け、前記検出手段が、フェザー側となっている前記翼のピッチ角をファイン側へ変化させるために前記メンテナンスポートから作動油が供給された場合における、前記翼の動作状態を検出してもよい。
本発明によれば、フェザー側となっている翼のピッチ角をファイン側へ変化可能なように油圧シリンダへ作動油を供給するために、メンテナンスポートが、油圧シリンダと通常の運転時に油圧シリンダへ作動油を供給するポンプとの間に設けられる。そして、検出手段によって、フェザー側となっている翼のピッチ角をファイン側へ変化させるためにメンテナンスポートから作動油が供給された場合における、翼の動作状態が検出される。
メンテナンスポートは、油圧シリンダへ作動油を供給するポンプよりも、より油圧シリンダに近い位置に設けられている。そのため、メンテナンスポートから作動油を油圧シリンダへ供給する場合の方が、上記ポンプから作動油を油圧シリンダへ供給する場合に比較して、翼の動作状態に対する作動油の圧損の影響等が小さい。
従って、本発明は、より精度高くパイロットチェック弁の異常の有無を判定することができる。
一方、本発明に係る風力発電装置の弁機能確認方法は、翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁を備え、前記翼の回転を停止させている状態において前記パイロットチェック弁が機能し、前記翼のピッチ角がフェザー側で固定される風力発電装置の弁機能確認方法であって、前記翼のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化する過程における、前記翼の動作状態を検出する第1工程と、前記第1工程によって検出した前記翼の動作状態と、前記パイロットチェック弁が正常に機能している場合に、前記翼のピッチ角をフェザー側からファイン側へ変化させた過程における前記翼の動作状態であり、記憶手段に予め記憶されている正常時動作状態と、を比較することで、前記パイロットチェック弁の異常の有無を判定する第2工程と、を含む。
本発明によれば、パイロットチェック弁の機能が阻害され、パイロットチェック弁に油漏れが生じ、油圧シリンダ内の作動油の圧力が低下すると、翼のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化される過程における翼の動作状態が、正常時動作状態と異なるので、検出した翼の動作状態と正常時動作状態とを比較することで、パイロットチェック弁の異常の有無を判定することができる。
従って、本発明は、翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁の機能の正常性を、容易に確認できる。
本発明によれば、翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁の機能の正常性を、容易に確認できる、という優れた効果を有する。
本発明の第1実施形態に係る風力発電装置の外観図である。 本発明の第1実施形態に係る翼ピッチ駆動機構の油圧回路図であり、(A)は油圧回路図の全体構成であり、(B)は翼のピッチ角をフェザー又はファインとした場合のピストンの位置を示す。 本発明の第1実施形態に係る風力発電装置の翼のピッチ角の制御に係る電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るパイロットチェック弁の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るパイロットチェック弁機能確認プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る翼の動作状態を示す図であり、(A)は翼のピッチ角の時間変化を示すグラフであり、(B)はポンプから吐出される作動油の圧力を示す図であり、(C)は制御装置から切替制御弁に出力される切替制御信号の状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る翼ピッチ駆動機構の油圧回路図である。 本発明の第2実施形態に係る翼の動作状態を示す図であり、(A)は作動油の圧力の変化を示すグラフであり、(B)はポンプから吐出される作動油の圧力を示す図であり、(C)は制御装置から切替制御弁に出力される切替制御信号の状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る翼ピッチ駆動機構の油圧回路図である。 本発明の別実施形態に係る翼ピッチ駆動機構の油圧回路図である。 従来の翼ピッチ駆動機構の油圧回路図である。
以下に、本発明に係る風力発電装置及び風力発電装置の弁機能確認方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本第1実施形態に係る風力発電装置10の外観図である。
図1に示す風力発電装置10は、基礎12上に立設される支柱14と、支柱14の上端に設置されるナセル16と、略水平な軸線周りに回転可能にしてナセル16に設けられるロータヘッド18とを有している。
ロータヘッド18には、その回転軸線周りに放射状にして複数(本第1実施形態では、一例として3つ)の風車回転翼(以下、単に「翼20」という)が取り付けられている。これにより、ロータヘッド18の回転軸線方向から翼20に当たった風の力が、ロータヘッド18を回転軸線周りに回転させる動力に変換され、該動力が発電機によって電力に変換される。なお、翼20は、風向きに対して回動可能なようにロータヘッド18に連結されており、翼20のピッチ角が変化可能とされている。
本第1実施形態に係る風力発電装置10は、翼20のピッチ角を変化させるために、油圧を用いる。
図2(A)は、本第1実施形態に係る風力発電装置10の翼ピッチ駆動機構における油圧回路30の概略図である。なお、油圧回路30は、ロータヘッド18に内蔵されている。そして、ナセル16に内蔵されているポンプが、ロータリジョイント(不図示)を介して、オイルタンク内の作動油を油圧回路30へ供給(吐出)する。
本第1実施形態に係る油圧回路30には、翼20毎に翼20のピッチ角を変化させるための油圧シリンダ32が設けられ、各油圧シリンダ32が有するピストン34のロッド34Aの先には、翼20が連結されている。
より具体的には、油圧シリンダ32は、ロータハブ(不図示)に少なくともその一カ所が支持される。ロッド34Aは、円柱状に形成された部材であって、油圧シリンダ32の軸線と略同軸に配置され、当該軸線に沿って直線移動可能に配置されたものである。ロッド34Aの先は、ロータハブに軸受けを介して回動自在に保持される翼20の根元軸中心から離れた位置に連結されている。
油圧シリンダ32に作動油が供給されると、ピストン34が油圧シリンダ32内を移動することに伴い、ロッド34Aは、油圧シリンダ32の軸線に沿って押し出されたり、引き入れられたりする。これにより、ロッド34Aに連結された翼20が、軸受けにて旋回し、ピッチ角が変化する。
そして、図2(B)に示すように、ピストン34が油圧シリンダ32外へ最も押し出された状態では、翼20のピッチ角はフェザーとなり、ピストン34が油圧シリンダ32内へ最も押し込まれた状態では、翼20のピッチ角はファインとなる。
また、油圧シリンダ32において、ピストン34を油圧シリンダ32内へ押し込む側の油圧室32Aには、作動油供給路36Aが接続され、ピストン34を油圧シリンダ32外へ押し出す側の油圧室32Bには、作動油供給路36Bが接続されている。
作動油供給路36A,36Bは、分岐部38A,38Bによって分岐されており、分岐された各作動油供給路36A,36Bが各油圧シリンダ32へ作動油を供給することとなる。
このため、図2(A)の例に示される油圧回路30では、各ピストン34へ作動油が同様に供給されるので、3つの翼20のピッチ角は、同じタイミングで同様に変化する。
また、作動油供給路36Bの分岐部38Bよりもポンプ側には、パイロットチェック弁であるパイロットチェック弁40が設けられている。
パイロットチェック弁40は、ポンプから油圧室32B(図2(A)の右から左)への作動油の流れは制限しないが、油圧室32Bからポンプ(図2(A)の左から右)への作動油の流れを制限する。しかし、パイロットチェック弁40は、作動油供給路36Aから分岐された分岐路42が接続されており、該分岐路42を流れる作動油によって、パイロットチェック弁40の弁体70(図4も参照)が開かれると、パイロットチェック弁40による油圧室32Bからポンプへの作動油の流れの制限が解除される。
ここで、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、運転停止中には、油圧室32Bが所定の圧力(例えば、8Mpa)の作動油で満たされ、ピストン34が油圧シリンダ32外へ最も押し出された状態とされる。これによって、翼20のピッチ角は、フェザー側に位置することとなり、パイロットチェック弁40によって作動油の流れが制限されるので、翼20のピッチ角は、フェザー側で固定される。
一方、風力発電装置10の通常の運転時に、翼20のピッチ角をファイン側へ変化させる場合には、油圧室32Aへ作動油が供給される。このとき、分岐路42によってパイロットチェック弁40へも作動油が供給されるため、パイロットチェック弁40の弁体70が開き、作動油が油圧室32Bから抜けることとなり、ピストン34が油圧シリンダ32内へ押し込まれるので、翼20のピッチ角がファイン側へ変化する。
なお、油圧室32Aへ作動油が供給され、ピストン34が油圧シリンダ32内へ押し込まれると、油圧室32B内の作動油は、ナセル16内のオイルタンクへ戻され、同様に、油圧室32Bへ作動油が供給され、ピストン34が油圧シリンダ32外へ押し出されると、油圧室32A内の作動油は、ナセル16内のオイルタンクへ戻される。
図3は、翼20のピッチ角の制御に係る風力発電装置10の電気的構成を示す。
制御装置50は、風力発電装置10の全体の制御を司り、入力された信号等に基づいて、油圧回路30へ作動油を供給するポンプ52、ポンプ52による作動油の供給先(油圧油圧室32A又は油圧室32B)を切り替える切替弁54等の各種制御対象を制御する。
ロータ回転数センサ56は、ロータヘッド18の回転数を検出し、回転数信号として制御装置50へ出力する。
風速センサ58は、風力発電装置10に対する風速を検出し、風速信号として制御装置50へ出力する。
ピッチ角センサ60は、翼20のピッチ角を検出し、ピッチ角信号として制御装置50へ出力する。
記憶部62は、磁気記憶装置又は半導体記憶装置で構成され、各種情報を記憶する。なお、本第1実施形態に係る記憶部62は、パイロットチェック弁40が正常に機能している場合に、翼20のピッチ角をフェザー側からファイン側へ変化させた過程における、翼20の動作状態である正常時動作状態を示す正常時動作状態データを予め記憶している。
また、報知部64は、モニタ及びスピーカ等を含み、風力発電装置10に対する各種情報を、例えばオペレータへ報知する。
ここで、図4に示すパイロットチェック弁40の断面図を用いて、パイロットチェック弁40の動作を詳細に説明する。なお、図4における矢印の向きは、油圧室32Aへ作動油が供給されることによって、油圧室32Bから作動油が押し出される場合の作動油の流れを示している。
上述のように、パイロットチェック弁40は、油圧室32Bに連通する作動油供給路36B、分岐路42、オイルタンクへ連通する作動油供給路36Bが接続される。
油圧室32B内の作動油は、弁体70が閉じることによって、オイルタンク(ポンプ)へ流れないようにされている。ここで、翼20のピッチ角をファイン側へ変化させるために、油圧室32Aへ作動油が供給されると、分岐路42から該作動油がパイロットチェック弁40へ流れる。このとき、油圧室32Aへ供給される作動油の圧力が所定値(例えば、8Mpa)を超えると、パイロット弁72が弁体70を押し、油圧室32Bに連通する作動油供給路36Bと、オイルタンクへ連通する作動油供給路36Bとが連通する。これにより、油圧室32B内の作動油が抜けると共に、ピストン34が油圧シリンダ32内に押し込まれ、翼20のピッチ角がファイン側へ変化する。
次に、本第1実施形態に係る風力発電装置10の作用を説明する。
本第1実施形態に係る風力発電装置10は、上述のように、運転停止中には、翼20のピッチ角をフェザー側に位置させる。そして、パイロットチェック弁40が機能するので、翼20のピッチ角は、フェザー側に固定される。
しかし、パイロットチェック弁40は、パイロットチェック弁シート部の摩耗や油圧シリンダ32の交換作業の際等に作動油内にコンタミナント(不純物)が混入し、例えば、パイロット弁72と弁体70との間にコンタミナントが挟まる等して、パイロットチェック弁40の機能が阻害される可能性がある。この場合、分岐路42からの作動油の圧力がパイロット弁72に加わっていなくても、油圧室32B内の作動油がオイルタンクへ流れてしまう。
このように、パイロットチェック弁40の機能が阻害されると、翼20のピッチ角がフェザー側へ固定されないため、翼20のピッチ角が変化してしまう。その結果、翼20が風を受け、強風速時に翼20を備えたロータヘッド18が過回転し、風力発電装置10の損傷を招く場合があった。
そこで、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、パイロットチェック弁40が正常に機能するか否かを判定するパイロットチェック弁機能確認処理を行う。
図5は、パイロットチェック弁機能確認処理を行う場合に、制御装置50によって実行されるパイロットチェック弁機能確認プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、パイロットチェック弁機能確認プログラムは、記憶部の所定領域に予め記憶されている。なお、パイロットチェック弁機能確認処理は、例えば、風力発電装置10を制御するための制御盤(不図示)を介して、パイロットチェック弁機能確認処理の実行指示が入力された場合に実行される。
まず、ステップ100では、ピッチ角センサ60から出力されたピッチ角信号から、翼20のピッチ角がフェザー側か否かを判定し、肯定判定の場合は、ステップ104へ移行し、否定判定の場合は、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、翼20のピッチ角をフェザー側へ変化させるために、切替弁54へ切替制御信号(図6(C)も参照)を出力すると共に、ポンプ52を駆動させるための駆動信号をポンプへ出力する。
ステップ104では、翼20のピッチ角をファイン側へ変化させるために、切替弁54へ切替制御信号(図6(C)も参照)を出力すると共に、ポンプ52を駆動させるための駆動信号をポンプへ出力し、翼20のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化する過程における、翼20の動作状態を検出する。
次のステップ106では、記憶部62から正常時動作状態データを読み出す。
次のステップ108では、ステップ104で検出した翼20の動作状態と、ステップ106で読み出した正常時動作状態データにより示される翼20の動作状態とを比較する。
なお、本第1実施形態では、翼20の動作状態を、翼20のピッチ角の変化量と翼20のピッチ角を変化させた時間との関係とする。
図6(A)は、翼20のピッチ角の時間変化を示すグラフである。
図6(A)の実線は、パイロットチェック弁40の機能が正常な場合における翼20のピッチ角の時間変化を示している。すなわち、該実線で示される時間変化が、正常時動作状態データにより示される翼20の動作状態である。
一方、図6(A)の破線は、パイロットチェック弁40の機能が異常な場合における翼20のピッチ角の時間変化を示している。
また、図6(B)は、ポンプ52から吐出される作動油の圧力(吐出圧力)を示す図であり、作動油の吐出圧力は、常に一定とされる。
一方、図6(C)は、制御装置50から切替弁54に出力される切替制御信号の状態を示す図であり、切替制御信号は、フェザー、中立、ファインの何れかが選択的に切替弁54へ出力される。
そして、切替制御信号が中立からフェザーとされた場合、図6(A)に示されるように、翼20のピッチ角は、変化(上昇)を開始する。その後、切替制御信号がファインとされた場合、図6(A)に示されるように、翼20のピッチ角は、時間遅れを持って、変化(下降)を開始する。
ここで、パイロットチェック弁40の機能が阻害されていると、翼20のピッチ角をファイン側からフェザー側にする場合に、上記時間遅れが短くなり、パイロットチェック弁40が正常に機能している場合に比較して、翼20のピッチ角の変化の開始が早い。この理由は、パイロットチェック弁40の機能が阻害されているため、油圧室32Bの圧力が低下しており、油圧室32Aへの作動油の供給が開始されると、パイロットチェック弁40が正常に機能している場合に比較して、容易に作動油が油圧室32Bから抜けるためである。
そこで、本第1実施形態に係る風力発電装置10では、翼20のピッチ角が所定角度に変化するまでに要する動作時間(以下、「第1判定基準」という。)、又は所定時間内に変化する翼20のピッチ角の大きさ(以下、「第2判定基準」という。)について、ステップ104で検出した翼20の動作状態と正常時動作状態とで比較する。
第1判定基準の具体例としては、ピッチ角がフェザーからフルファインに至るまでの50%の変化に要した動作時間である。一方、第2判定基準の具体例としては、最低速度駆動でピストン34が油圧シリンダ32内に最も押し込まれるのに要する時間の2分の1の時間で、変化するピッチ角の大きさである。
そして、第1判定基準に基づいた動作時間が、正常動作状態よりもステップ104で検出した翼20の動作状態の方が短い場合は、翼20の動作状態が異常な場合である一方、同じ場合は、翼20の動作状態が正常な場合である。
また、第2判定基準に基づいたピッチ角の大きさが、正常動作状態よりもステップ104で検出した翼20の動作状態の方が大きい場合は、翼20の動作状態が異常な場合である一方、同じ場合は、翼20の動作状態が正常な場合である。
すなわち、パイロットチェック弁40の機能が阻害され、パイロットチェック弁40に油漏れが生じ、油圧シリンダ32内の作動油の圧力が低下すると、翼20のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化される過程における翼20の動作状態が、正常時動作状態と異なる。そのため、検出した翼20の動作状態と正常時動作状態とを比較することで、パイロットチェック弁40の異常の有無を判定することができる。
次のステップ110では、翼20の動作状態は正常であるか否かを判定し、肯定判定の場合は、ステップ112へ移行し、否定判定の場合は、ステップ114へ移行する。
ステップ112では、報知部64にパイロットチェック弁40が正常であることを報知させ、本プログラムを終了する。
ステップ114では、報知部64にパイロットチェック弁40が異常であることを報知させる。
次のステップ116では、本プログラムの実行によって、検出した異常の回数が、所定回数(例えば、5回)以上であるか否かを判定し、肯定判定の場合は、ステップ120へ移行し、否定判定の場合は、ステップ118へ移行する。
ステップ118では、パイロットチェック弁40の異常を解消させるためのリカバリ動作を行い、リカバリ動作が終了すると、ステップ100へ戻る。すなわち、本第1実施形態に係るパイロットチェック弁機能確認処理では、パイロットチェック弁40の異常が解消されるまで、所定回数のリカバリ動作を行うこととなる。
本第1実施形態に係るリカバリ動作とは、油圧シリンダ32を繰り返し動作させる作動油の流れを、作動油供給路36Bに生じさせることで、パイロットチェック弁40に混在したコンタミナントをパイロットチェック弁40から除去させる動作である。
具体的には、翼20のピッチ角がフェザー側へ変化するように、最低速度でピストン34を油圧シリンダ32外へ押し出す作動油の流れと、翼20のピッチ角がファイン側へ変化するように、最高速度でピストン34を油圧シリンダ32内へ押し込む作動油の流れとを数回繰り返し生じさせる。
なお、最低速度でピストン34を油圧シリンダ32外へ押し出す理由は、以下のためである。ピストン34を油圧シリンダ32外へ押し出す流れは、パイロットチェック弁40に混在したコンタミナントを、油圧シリンダ32へ流入させる可能性があり、これを防ぐために大きな流れを作動油に生じさせないためである。
一方、最高速度でピストン34を油圧シリンダ32内へ押し込む理由は、以下のためである。ピストン34を油圧シリンダ32内へ押し込む流れは、パイロットチェック弁40に混在したコンタミナントをオイルタンクへ送る流れであるため、大きな流れを作動油に生じさせてより確実にコンタミナントをパイロットチェック弁40から除去させるためである。
なお、除去されたコンタミナントは、オイルタンク内、又はフィルター等によって取り除かれる。
ステップ120では、リカバリ動作を所定回数行っても、翼20の動作状態が正常とならなかった場合であり、報知部64にパイロットチェック弁40の異常を解消できないことを報知させ、本プログラムを終了する。なお、パイロットチェック弁40の異常が解消できないことを、報知部64を介して認識したオペレータは、パイロットチェック弁40の異常を解消させるためのメンテナンス作業を行うこととなる。
以上説明したように、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、翼20のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化する過程における、翼20の動作状態を検出し、検出した翼20の動作状態と記憶部62に予め記憶されている正常時動作状態とを比較することで、パイロットチェック弁40の異常の有無を判定する。
従って、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、パイロットチェック弁40の機能の正常性を、容易に確認できる。
また、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、油圧シリンダ32を繰り返し動作させる作動油の流れを生じさせることで、パイロットチェック弁40に混在したコンタミナントをパイロットチェック弁40から除去するので、簡易にパイロットチェック弁40を異常な状態から正常な状態に戻すことができる。
また、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、パイロットチェック弁40の異常の有無を判定するための翼20の動作状態を、翼20のピッチ角の変化量と翼20のピッチ角を変化させた時間との関係とすることで、翼20の動作状態を検出するために新たな構成を加えることなく、より簡易にパイロットチェック弁40の異常の有無を判定することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
図7に本第2実施形態に係る油圧回路30の構成を示す。なお、図7における図2と同一の構成部分については図2と同一の符号を付して、その説明を省略する。
本第2実施形態に係る油圧回路30には、油圧シリンダ32へ供給される作動油の圧力を検出する油圧センサ80が設けられている。具体的には、油圧センサ80は、作動油供給路36Bのパイロットチェック弁40と分岐部38Bとの間に設けられる。
そして、本第2実施形態に係るパイロットチェック弁機能確認処理では、翼20の動作状態として、油圧センサ80で検出された圧力を用いる。
図8(A)は、油圧シリンダ32内の作動油の圧力の変化を示すグラフであり、図8(B)はポンプ52から吐出される作動油の圧力を示す図であり、図8(C)は制御装置50から切替弁54に出力される切替制御信号の状態を示す図である。
図8(A)の上段のシリンダ圧力(PA)とは、油圧室32A内の作動油の圧力である。翼20のピッチ角がファインとされる場合、パイロットチェック弁40の異常時(破線)のシリンダ圧力(PA)は、パイロットチェック弁40の正常時(実線)のシリンダ圧力(PA)に比較して、圧力の上昇のタイミングが遅い。これは、パイロットチェック弁40の異常によって、油圧室32Bの圧力が保たれていないためである。
一方、図8(A)の下段のシリンダ圧力(PB)とは、油圧室32B内の作動油の圧力である。パイロットチェック弁40の異常時(破線)におけるシリンダ圧力(PB)は、翼20のピッチ角がフェザーとされた後、吐出圧力Psに保たれない。これは、パイロットチェック弁40の異常によって、油圧室32Bの圧力が容易に抜けるためである。
そこで、本第2実施形態に係るパイロットチェック弁機能確認処理では、翼20の動作状態として油圧センサ80で検出された圧力と正常時動作状態のシリンダ圧力(PB)とを比較することによって、パイロットチェック弁40の異常の有無を判定する。
作動油の圧力は、パイロットチェック弁40の機能が阻害された場合に直接的に影響を受けるので、本第2実施形態に係る風力発電装置10は、より精度高くパイロットチェック弁40の異常の有無を判定することができる。
なお、油圧センサ80を、作動油供給路36Aの分岐部38Aよりもポンプ52側に設け、検出した翼20の動作状態として油圧センサ80で検出された圧力と正常時動作状態とを比較することによって、パイロットチェック弁40の異常の有無を判定してもよい。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
図9に本第3実施形態に係る油圧回路30の構成を示す。なお、図9における図2と同一の構成部分については図2と同一の符号を付して、その説明を省略する。
本第3実施形態に係る油圧回路30には、油圧シリンダ32へ作動油を供給するためのメンテナンスポート82が、油圧シリンダ32とポンプ52との間(油圧供給路36Aの分岐部38Aよりもポンプ52側)に設けられる。
なお、メンテナンスポート82には、フェザー側となっている翼20のピッチ角をファイン側へ変化可能なようにポンプ84が接続されている。
本第3実施形態に係るパイロットチェック弁機能確認処理では、フェザー側となっている翼20のピッチ角をファイン側へ変化させるために、メンテナンスポート82からポンプ84を用いて作動油が供給された場合における、翼20の動作状態を検出する。
そして、本第3実施形態に係るパイロットチェック弁機能確認処理では、上記動作状態と正常時動作状態とで比較することによって、パイロットチェック弁40の異常の有無を判定する。なお、正常時動作状態も、パイロットチェック弁40が正常に機能している場合であって、メンテナンスポート82から作動油が供給された場合における、翼20の動作状態で有ることが好ましい。
このように、メンテナンスポート82は、通常の運転時に油圧シリンダ32へ作動油を供給するポンプ52よりも、より油圧シリンダ32に近い位置に設けられている。そのため、メンテナンスポート82から作動油を油圧シリンダ32へ供給する場合の方が、ポンプ52から作動油を油圧シリンダ32へ供給する場合に比較して、翼20の動作状態に対する作動油の圧損の影響等が小さい。
従って、本第3実施形態に係る風力発電装置10は、より精度高くパイロットチェック弁40の異常の有無を判定することができる。
以上、本発明を、上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変化または改良を加えることができ、該変化または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、図10に示すように、第2実施形態に係る油圧センサ80と第3実施形態に係るポンプ84とを油圧回路30に設ける形態としてもよい。この形態の場合、パイロットチェック弁40の異常の有無を判定するために用いる翼20の動作状態として、第1実施形態から第3実施形態で説明した動作状態の何れが用いられてもよい。
また、上記各実施形態では、ピストン34が油圧シリンダ32外へ最も押し出された状態で、翼20のピッチ角がフェザーとなり、ピストン34が油圧シリンダ32内へ最も押し込まれた状態で、翼20のピッチ角がファインとなる形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、ピストン34が油圧シリンダ32外へ最も押し出された状態で、翼20のピッチ角がファインとなり、ピストン34が油圧シリンダ32内へ最も押し込まれた状態で、翼20のピッチ角がフェザーとなる形態としてもよい。この形態の場合、パイロットチェック弁40は、作動油供給路36Aに設けられることとなる。
また、上記各実施形態では、翼20毎に油圧シリンダ32が備えられているものの、油圧シリンダ32へ作動油を供給する作動油供給路36A,36Bは共通化され、全ての翼20のピッチ角が同じタイミングで同様に変化する形態ついて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、翼20毎に油圧シリンダ32が備えられ、作動油供給路36A,36Bは共通化されず、翼20のピッチ角が各々独立して変化する形態としてもよい。この形態の場合、各油圧シリンダ32の作動油供給路36B毎にパイロットチェック弁40が設けられる。
さらに、複数の翼20のピッチ角を一つの油圧シリンダ32で変化させる形態としてもよい。
10 風力発電装置
20 翼
32 油圧シリンダ
40 パイロットチェック弁
50 制御装置
60 ピッチ角センサ
62 記憶部
80 油圧センサ
82 メンテナンスポート

Claims (6)

  1. 翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁を備え、前記翼の回転を停止させている状態において前記パイロットチェック弁が機能し、前記翼のピッチ角がフェザー側で固定される風力発電装置であって、
    前記翼のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化する過程における、前記翼の動作状態を検出する検出手段と、
    前記パイロットチェック弁が正常に機能している場合に、前記翼のピッチ角をフェザー側からファイン側へ変化させた過程における、前記翼の動作状態である正常時動作状態を予め記憶した記憶手段と、
    前記検出手段によって検出された前記翼の動作状態と前記記憶手段に予め記憶されている前記正常時動作状態とを比較することで、前記パイロットチェック弁の異常の有無を判定する判定手段と、
    を備えた風力発電装置。
  2. 前記判定手段によって、前記パイロットチェック弁に異常があると判定された場合に、前記油圧シリンダを繰り返し動作させる作動油の流れを生じさせることによって、前記パイロットチェック弁の異常を解消する解消手段と、
    を備えた請求項1記載の風力発電装置。
  3. 前記動作状態は、前記翼のピッチ角の変化量と前記翼のピッチ角を変化させた時間との関係である請求項1又は請求項2記載の風力発電装置。
  4. 前記動作状態は、前記油圧シリンダへ供給される作動油の圧力である請求項1から請求項3の何れか1項記載の風力発電装置。
  5. フェザー側となっている前記翼のピッチ角をファイン側へ変化可能なように前記油圧シリンダへ作動油を供給するためのメンテナンスポートを、前記油圧シリンダと通常の運転時に前記油圧シリンダへ作動油を供給するポンプとの間に設け、
    前記検出手段は、フェザー側となっている前記翼のピッチ角をファイン側へ変化させるために前記メンテナンスポートから作動油が供給された場合における、前記翼の動作状態を検出する請求項1から請求項4の何れか1項記載の風力発電装置。
  6. 翼のピッチ角を変化させる油圧シリンダに対する作動油の流れを制限するパイロットチェック弁を備え、前記翼の回転を停止させている状態において前記パイロットチェック弁が機能し、前記翼のピッチ角がフェザー側で固定される風力発電装置の弁機能確認方法であって、
    前記翼のピッチ角がフェザー側からファイン側へ変化する過程における、前記翼の動作状態を検出する第1工程と、
    前記第1工程によって検出した前記翼の動作状態と、前記パイロットチェック弁が正常に機能している場合に、前記翼のピッチ角をフェザー側からファイン側へ変化させた過程における前記翼の動作状態であり、記憶手段に予め記憶されている正常時動作状態と、を比較することで、前記パイロットチェック弁の異常の有無を判定する第2工程と、
    を含む風力発電装置の弁機能確認方法。
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