JP2012198166A - 電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードと、この電力量計器の計量データ採録用の接続コードを使用した、電力量計器の計量データ採録方法。 - Google Patents

電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードと、この電力量計器の計量データ採録用の接続コードを使用した、電力量計器の計量データ採録方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】電力量計器箱の蓋箱を取り外すことなく計量データを採録することのできる電力量計器の計量データ採録方法を提供する。
【解決手段】電力量計器箱113の内部に、所定の長さの複数本の導線2、3により構成され、複数本の導線2、3の先端部に所定形状の裸圧着端子を取り付けると共に、複数本の導線2、3の基端部に短絡コネクタ5を取り付け、複数本の導線2、3の基端部側の適位置に柔軟性を有するゴムブッシング6を備えた電力量計器の計量データ採録用の接続コード1を設け、電力量計器の端子に裸圧着端子を接続した状態で電力量計器箱113を構成している箱体の孔にゴムブッシング6を箱体の内部側から嵌合させてあり、ゴムブッシングを箱体の外側に取り外すことにより短絡コネクタ5を箱体の外側に引き出すことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、PPS需要家の自動検針実施までの暫定運用として行う、電力量計器の計量データの採録において、その作業手順の簡略化を実現して作業の安全を確保した、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードと、この電力量計器の計量データ採録用の接続コードを使用した、電力量計器の計量データ採録方法に関するものである。
従来における電力の供給は、地域毎に、国から許可を受けた電力会社のみが行っていた。
しかし、近年における制度改革により、電力の需要者は、新たに電気事業に参入した事業者(特定規模電気事業者)や、他の区域の電力会社から電力を購入することが可能となった。
そして、電力会社以外からは、特定規模電気事業者(PPS)から電力を購入できることとなる。この特定規模電気事業者(PPS)から電力を購入している者を、以下、PPS需要者という。
PPS需要者は、特定規模電気事業者(PPS)の電力を、電力会社の送電線を介して購入することとなる。
その為、電力会社は、同時同量監視業務を行う必要がある。この同時同量監視業務は、特定規模電気事業者(PPS)に対して、電力会社が特定規模電気事業者(PPS)から受電する発電量を、電力会社がPPS需要者に供給する供給量に調整しているか否かを確認する業務である。
そして、特定規模電気事業者(PPS)が、電力会社が特定規模電気事業者(PPS)から受電する発電量を、電力会社がPPS需要者に供給する供給量に調整すること(同時同量)を実現するために、電力会社による同時同量支援が行われる。
この同時同量支援は、特定規模電気事業者(PPS)が「同時同量」を実現するために、電力会社の自動検針システムを使用して、PPS需要者における使用電力量(計器表示値)を、30分毎に特定規模電気事業者(PPS)に情報提供する業務である。
この様に、PPS需要者の自動検針システムを実施することにより、同時同量支援を実現するのであるが、この自動検針システムを実施する以前においては、暫定的な措置として、PPS需要者の計量データを個別に採録しているのが実情である。
このPPS需要者の計量データの個別の採録は、例えば、図17に示すように、データ回収用プログラム(暗号化対応)をインストールしているパソコン(PC)を使用して行っている。具体的には、パソコン(PC)側のコード200を、特定の電力量計器101の端子に接続して、この電力量計器101の計量データを採録するのである。
尚、特許文献1に示すように、所定のデータを読み取る為に、端子台に測定クリップを適宜取り付ける技術も存在している。
この技術は、接地端子部材に螺着される接地螺子の螺子頭と螺子部の間に、螺子頭の横断面寸法より小さい横断面寸法の部分を有する小軸部を設けることにより、螺子頭と小軸部の間に段差を形成するとともに、小軸部と螺子部の間に接地線押止部を設け、接地螺子を接地端子部材に螺着して、接地線を接地端子部材に接続した際に、前記小軸部が接地端子部材の上面に露出した構造として、データを読み取る為に、螺子頭に測定クリップを適宜取り付けたときに、この測定クリップが外れにくい端子台を構成したものである。
特開2007−294310号公報
しかしながら、上述したパソコン(PC)を使用した、電力量計器101の計量データの個別の採録は、作業員Sにとって非常に面倒であり、手間のかかる作業であるという弊害が生じていた。以下に、この弊害を詳述する。
電力量計器101の計量データの採録においては、作業員Sにより、対象となる電力量計器101の確認、封印の取り外し(蓋箱・端子カバーも含む)、設定用コードの取り付け、パソコン(PC)の電源投入、ファイルの準備(通信設定等)、データ回収用プログラムの操作、設定用コードの取り外し、電力量計器箱113の再封印という各作業を実施している。
このとき、作業員Sは、安全のために自身の手に絶縁手袋100を装着している(図14・図15参照)。この絶縁手袋100は、ゴム製で所定の厚みを有していることから、作業員Sの指の感覚は、通常よりも若干鈍った状態となっている。
そして、作業員Sは、まず、図13・図14に示すように、対象となる電力量計器101を確認して、その電力量計器101を設置している電力量計器箱113の蓋箱102を取り外すのであるが、この蓋箱102を取り外す作業が、非常に面倒であった。
即ち、電力量計器箱113の下部においては、図16(b)に示すように、電力量計器101を設置している固定箱103と、蓋箱102が、封印された状態で接合しており、電力量計器101を設置している固定箱103が、蓋箱102により閉鎖された状態となっている。
この固定箱103と蓋箱102の接合・封印は、図16(a)(b)に示すように、固定箱103側の固定ナット104に、蓋箱102側のボルト105をねじ込んでいる状態において、紐状のインシュロック部材106を、ボルト105の孔107、固定箱103側の板片108の孔109、蓋箱102側の板片110の孔111に貫挿させて結束したものである。
この様な固定箱103と蓋箱102の接合・封印を解除するには、作業員Sは、絶縁手袋100を手に装着している状態で、所定のカッターを用いてインシュロック部材106を切断してから、所定のドライバーを用いてボルト105を回して、固定ナット104からボルト105を引き抜くという細かい作業を、連続的に実施しなければならない。
また、作業員Sは、絶縁手袋100を手に装着している状態で、蓋箱102を取り外して電力量計器箱113を開放し、固定箱103に設置している電力量計器101を露出させた後に、図15に示すように、所定のドライバーを用いて、電力量計器101に固定されている端子カバー112を取り外す作業も実施しなければならない。
次に、作業員Sは、図17に示すように、電力量計器101のDT端子・SG端子に、パソコン(PC)側のコード200の端子を接続して、当該電力量計器101における計量データの採録を行っていた。
尚、電力量計器101の計量データの採録を終えたときは、パソコン(PC)側のコード200の端子を外して、端子カバー112を取り付ける作業を再度実施しなければならない。
また、図16(a)(b)に示すように、固定箱103に蓋箱102を接合させ、固定箱103側の固定ナット104に蓋箱102側のボルト105をねじ込んでから、ボルト105の孔107、固定箱103側の板片108の孔109、蓋箱102側の板片110の孔111にインシュロック部材106を貫挿させて結束し、固定箱103と蓋箱102を再封印しなければならなかった。
この様に、作業員Sは、手に絶縁手袋100を装着して、指の感覚が通常よりも若干鈍っている状態において、前記したような細かい作業を連続的に実施しなければならない為、作業時間が長くなると共に、作業員Sが疲労してしまう要因となっていた。
この様な作業の煩雑さは、パソコン(PC)側のコード200の端子を、電力量計器101の固定箱103側のDT端子・SG端子に接続する際に、閉鎖された状態となっている電力量計器箱113において、封印された状態で接合している固定箱103と蓋箱102に対し、その都度、封印を解いて蓋箱102を取り外さなければならないことに起因している。
さらに、作業員Sは、比較的に狭い場所において前記したような細かい作業を連続的に実施しなければならない為、電力量計器箱113の近傍に存在している高圧充電部・低圧充電部に、コード200の端子等を接触させてしまう可能性もある。
この他、特許文献1に示すように、所定のデータを読み取る為に、端子台に測定クリップを適宜取り付ける技術を、電力量計器の計量データの採録に適用することも可能である。
しかし、測定クリップを所定の位置に取り付けるために、閉鎖された状態となっている電力量計器箱113において、封印された状態で接合している固定箱103と蓋箱102に対し、その都度、封印を解いて蓋箱102を取り外さなければならないことに変わりはない。
また、測定クリップが金属であることから、電力量計器箱113の近傍に存在している高圧充電部・低圧充電部に接触して、様々な事故が発生してしまう可能性もある。
そこで、本発明は、如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、閉鎖された状態となっている電力量計器箱の内部に、電力量計器の計量データ採録用の接続コードを予め配置しておき、必要なときにこの接続コードを電力量計器箱の外側に引き出すことにより、封印された状態で接合している固定箱と蓋箱に対し、蓋箱を取り外すことなく、電力量計器の計量データを採録することのできる、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードと、この電力量計器の計量データ採録用の接続コードを使用した、電力量計器の計量データ採録方法を提供することを目的とする。
本発明は、内部に電力量計器を設置して、全体として閉鎖状態となっている箱体に所定の孔を設けて電力量計器箱を構成し、電力量計器の端子に接続した状態で、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードであり、
所定の長さの複数本の導線により構成され、複数本の導線の先端部に、所定形状の裸圧着端子を取り付けると共に、複数本の導線の基端部に、短絡コネクタを取り付け、複数本の導線の基端部側の適位置に、柔軟性を有するゴムブッシングを備え、
電力量計器の端子に裸圧着端子を接続した状態で、電力量計器箱を構成している箱体の孔に、ゴムブッシングを箱体の内部側から嵌合させていることで、上述した課題を解決した。
また、電力量計器箱を構成している箱体の孔に嵌合しているゴムブッシングは、箱体の外側に向けて適宜取り外し可能であり、導線の基端部に取り付けている短絡コネクタを、箱体の外側に引き出すことで、同じく上述した課題を解決した。
この他、本発明に係る電力量計器の計量データ採録方法は、前記した電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードを使用することで、同じく上述した課題を解決した。
また、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードに、中間接続コードを接続し、この中間接続コードにパソコン(PC)側のコードを接続したことで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードに、パソコン(PC)側のコードを接続したことで、同じく上述した課題を解決した。
本発明は、内部に電力量計器を設置して、全体として閉鎖状態となっている箱体に所定の孔を設けて電力量計器箱を構成し、電力量計器の端子に接続した状態で、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードであり、
所定の長さの複数本の導線により構成され、複数本の導線の先端部に、所定形状の裸圧着端子を取り付けると共に、複数本の導線の基端部に、短絡コネクタを取り付け、複数本の導線の基端部側の適位置に、柔軟性を有するゴムブッシングを備え、
電力量計器の端子に裸圧着端子を接続した状態で、電力量計器箱を構成している箱体の孔に、ゴムブッシングを箱体の内部側から嵌合させていることから、通常は、電力量計器を内部に設置している電力量計器箱の閉鎖した状態を維持している。
そして、電力量計器箱を構成している箱体の孔に嵌合しているゴムブッシングは、箱体の外側に向けて適宜取り外し可能であり、導線の基端部に取り付けている短絡コネクタを、箱体の外側に引き出すことができることから、この引き出した短絡コネクタを介して、当該電力量計器の計量データを適宜採録することができる。
このとき、電力量計器箱の閉鎖した状態を維持したまま、電力量計器の計量データを採録できることから、従来の採録作業で実施していた、電力量計器箱を構成している固定箱と蓋箱の接合・封印を解除する作業(作業員が絶縁手袋を手に装着している状態で行う、カッターを用いてインシュロック部材を切断してから、所定のドライバーを用いてボルトを回して、固定ナットからボルトを引き抜く細かい作業)を省くことができる。
また、データの採録後に、固定箱に蓋箱を再封印する作業(作業員が絶縁手袋を手に装着している状態で行う、固定箱に蓋箱を接合させ、固定箱側の固定ナットに蓋箱側のボルトをねじ込んでから、ボルトの孔、固定箱側の板片の孔、蓋箱側の板片の孔にインシュロック部材を貫挿させて結束する細かい作業)も省くことができる。
その結果、閉鎖状態となっている電力量計器箱の内部に設置している電力量計器の計量データを採録する作業時間を大幅に短縮できると共に、作業員の労力も軽減することができる。
さらに、電力量計器箱の近傍に存在している高圧充電部・低圧充電部に、コードの端子等を接触させてしまう事態の発生も阻止して、作業の安全を確保している。
この他、本発明に係る電力量計器の計量データ採録方法においては、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードを使用することにより、電力量計器箱の閉鎖した状態を維持したまま、電力量計器の計量データを簡単・迅速に採録できる。
また、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードに、中間接続コードを接続し、この中間接続コードにパソコン(PC)側のコードを接続したときには、このパソコン(PC)により、電力量計器の計量データを確実に採録できる。
さらに、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードに、パソコン(PC)側のコードを接続したときには、中間接続コードを省いた状態で、このパソコン(PC)により、電力量計器の計量データを確実に採録できる。
電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードの構成を示す斜視図である。 電力量計器箱を開放し、電力量計器を設置している固定箱に、電力量計器の計量データ採録用の接続コードを取り付けた状態を示す斜視図である。 電力量計器の計量データ採録用の接続コードを取り付けた固定箱に、蓋箱を接合する状態を示す分解斜視図である。 閉鎖状態となっている電力量計器箱からの、電力量計器の計量データ採録用の接続コードの引き出し状態を示すもので、(a)はゴムブッシングを電力量計器箱を構成する固定箱の孔に嵌合させ、ゴムブッシングの下側の円形部分が固定箱の外部に露出している状態を示す斜視図、(b)は固定箱の孔からゴムブッシングを外部に向けて取り外している状態を示す斜視図、(c)は固定箱の孔から、一部の絶縁シースと一緒に短絡コネクタ(雄)を引き出している状態を示す斜視図である。 閉鎖状態となっている電力量計器箱において、固定箱の孔から、一部の絶縁シースと一緒に短絡コネクタ(雄)を引き出した状態を示す斜視図である。 中間接続コードの構成を示す斜視図である。 電力量計器の計量データ採録用の接続コードの短絡コネクタ(雄)に、中間接続コードの短絡コネクタ(雌)を接続している状態を示す斜視図である。 パソコン(PC)側のコードの構成を示す斜視図である。 閉鎖状態となっている電力量計器箱において、固定箱の孔から引き出されている接続コードに中間接続コードを接続すると共に、中間接続コードにパソコン(PC)側のコードを接続している状態を示す斜視図である。 電力量計器の計量データ採録用の接続コードの、他の構成を示す斜視図である。 パソコン(PC)側のコードの、他の構成を示す斜視図である。 閉鎖状態となっている電力量計器箱において、固定箱の孔から引き出されている接続コードに、パソコン(PC)側のコードを接続している状態を示す斜視図である。 電力量計器箱の設置状態を示す斜視図である。 電力量計器箱を構成している固定箱から、蓋箱を取り外している状態を示す斜視図である。 電力量計器から、端子カバーを取り外している状態を示す斜視図である。 電力量計器箱を構成している固定箱と蓋箱の封印状態を示すもので、(a)は固定箱側の固定ナットに、蓋箱側のボルトをねじ込む状態を示す分解斜視図、(b)は紐状のインシュロック部材を、ボルトの孔、固定箱側の板片の孔、蓋箱側の板片の孔に貫挿させて結束している状態を示す、一部拡大の斜視図である。 電力量計器箱を開放した状態において、電力量計器のDT端子・SG端子に、パソコン(PC)側のコードの端子を接続して、電力量計器における計量データの採録を行っている、従来の採録手法を示す斜視図である。
本発明に係る電力量計器箱113の内部に配置する、電力量計器101の計量データ採録用の接続コード1は、図1に示すように、所定の長さの複数本の導線(2,3)により構成されており、複数本の導線(2,3)の先端部に、所定形状の裸圧着端子4を取り付けている。また、複数本の導線(2,3)の基端部に、導線(2,3)の数に対応した複数極を備えている短絡コネクタ(雄)5を取り付けている。
導線(2,3)の先端部に取り付けている裸圧着端子4、例えば、図1に示すように、棒状に形成されている。尚、裸圧着端子4の形状は、電力量計器101のDT端子・SG端子に接続可能であれば、どのような形状であっても差し支えない。
また、図1に示す接続コード1は、2本の導線2,3により構成されているが、これに限定されることはなく、接続コード1を、3本や4本以上の導線により構成しても良い。
さらに、2本の導線2,3の基端部側(短絡コネクタ(雄)5側)の適位置に、柔軟性を有するゴムブッシング6を備えている。
所定の長さの2本の導線2,3は、その両端部分を除いた全体が、所定の絶縁シース7により被覆されている。
2本の導線2,3の基端部に取り付けている2極の短絡コネクタ(雄)5は、図1に示すように、所定の長さを有する四角柱状に形成された絶縁ハウジング8を備えている。また、絶縁ハウジング8の内部には、その長手方向に沿うように、丸状中空部9と角状中空部10が設けられている。この丸状中空部9内には、導線2に接続しているピンが配置されている。また、角状中空部10内には、導線3に接続しているピンが配置されている。さらに、絶縁ハウジング8の端部には、一対の摘まみ片11が設けられている。また、絶縁ハウジング8の側面には、所定の突部16が設けられている。
柔軟性を有するゴムブッシング6は、図1に示すように、所定の厚みを有する円盤状に形成され、その外周面に沿うように、凹溝12を設けている。このゴムブッシング6は、リング状の接続具13を介して、2本の導線2,3を被覆している絶縁シース7に取り付けられている。
このゴムブッシング6は、図2・図4(a)(b)に示すように、電力量計器101を内部に設置している電力量計器箱103に取り付けるものである。具体的には、ゴムブッシング6は、電力量計器箱101を構成する固定箱103の所定の位置に設けられている円形の孔14に嵌合し、孔14を閉鎖している。
この固定箱103の孔14は、例えば、図4(b)(c)・図5に示すように、固定箱103における底板部分の端部寄りに設けられている。
そして、電力量計器箱113の内部への、電力量計器101の計量データ採録用の接続コード1の取り付けは、まず、図2に示すように、電力量計器箱113を構成する蓋箱102を取り外して固定箱103を開放し、電力量計器101を露出させた状態とする。
次に、計量データ採録用の接続コード1を構成する棒状の裸圧着端子4を、電力量計器101のDT端子・SG端子に接続する。
また、2本の導線2,3を被覆している絶縁シース7に取り付けられているゴムブッシング6を、図2に示すように、固定箱103の孔14に、固定箱103の内部側から嵌合させる。
このとき、2本の導線2,3を被覆している絶縁シース7と、棒状の裸圧着端子4、2極の短絡コネクタ(雄)5は、固定箱103の内部に位置した状態となっている。
また、絶縁シース7の裸圧着端子4側の適位置は、所定の取付具15を介して、固定箱103の側板に固定されている。同様に、絶縁シース7の短絡コネクタ(雄)5側の適位置も、所定の取付具15を介して、固定箱103の底板に固定されている。
この様に、固定箱103の内部に、電力量計器101の計量データ採録用の接続コード1を配置した状態で、図3に示すように、固定箱103に蓋箱102を宛がって固定し、電力量計器箱113を閉鎖した状態とする。
電力量計器箱113の内部において、ゴムブッシング6は、自身の凹溝12を、固定箱103の孔14の周壁面に宛がい、孔14の周壁面に凹溝12を押し付けるようにして凹溝12内に孔14の周壁面を導入して、円盤状のゴムブッシング6を円形の孔14に嵌合させている。
この様に、ゴムブッシング6を固定箱103の孔14に嵌合させたとき、ゴムブッシング6の上側の円形部分は、図2に示すように、固定箱103の内部に露出している。また、ゴムブッシング6の下側の円形部分は、図4(a)に示すように、固定箱103の外部に露出している。
その為、電力量計器101を設置している電力量計器箱101を閉鎖している状態において、図4(a)に示すように、固定箱103の外部に露出しているゴムブッシング6の下側の円形部分を、指で摘んで下方に引っ張り、図4(b)(c)に示すように、固定箱103の孔14からゴムブッシング6を外部に向けて取り外すことができる。このとき、図4(c)・図5に示すように、2本の導線2,3を被覆している一部の絶縁シース7と一緒に、2極の短絡コネクタ(雄)5を固定箱103の外側に引き出すのである。
固定箱103の外側に引き出した2極の短絡コネクタ(雄)5には、中間接続コード20を接続し、この中間接続コード20にパソコン(PC)側のコード30を接続して、電力量計器101の計量データの採録を行う。
中間接続コード20は、図6に示すように、所定の長さの2本の導線21,22により構成され、2本の導線21,22の先端部に、2極の短絡コネクタ(雌)23を取り付けると共に、2本の導線21,22の基端部に、挟持クリップ24を取り付けている。
所定の長さの2本の導線21,22は、その両端部分を除いた全体が、所定の絶縁シース25により被覆されている。
2本の導線21,22の先端部に取り付けている2極の短絡コネクタ(雌)23は、短尺な四角柱状に形成された絶縁ハウジング26を備えている。絶縁ハウジング26の端部には、その長手方向に沿うように、円筒部27と角筒部28が並設されている。この円筒部27内には、導線21に接続しているソケットが配置されている。また、角筒部28内には、導線22に接続しているソケットが配置されている。さらに、絶縁ハウジング26の側面には、突出状に爪部29が設けられている。
電力量計器101の計量データ採録用の接続コード1の短絡コネクタ(雄)5に、中間接続コード20の短絡コネクタ(雌)23を接続するときには、短絡コネクタ(雄)5の丸状中空部9に、短絡コネクタ(雌)23の円筒部27を挿入して、導線2に接続しているピンと、導線21に接続しているソケットを合致させる。同様に、短絡コネクタ(雄)5の角状中空部10に、短絡コネクタ(雌)23の角筒部28を挿入して、導線3に接続しているピンと、導線22に接続しているソケットを合致させる。
この様に、短絡コネクタ(雄)5・短絡コネクタ(雌)23において、角状と丸状により、接合できる形状を限定していることにより、誤接続を防止している。また、ピンとソケットが、それぞれ絶縁ハウジング8,26に覆われているので、このピンとソケットが、電力量計器箱113の近傍に位置している充電部に、直接接的に接触することが無い。
さらに、図7に示すように、計量データ採録用の接続コード1の短絡コネクタ(雄)5に、中間接続コード20の短絡コネクタ(雌)23を接続したとき、短絡コネクタ(雄)5の突部16に、短絡コネクタ(雌)23の爪部29が係合して、両者の離脱を阻止している。
この様にして、計量データ採録用の接続コード1に、中間接続コード20を接続するのであるが、接続した中間接続コード20の端部には、パソコン(PC)側のコード30をさらに接続する。
パソコン(PC)側のコード30は、図8に示すように、パソコン(PC)に接続するケーブル31を備えている所定の変換器32から延設されている。この
コード30は、所定の長さの2本の導線33,34により構成され、2本の導線33,34の先端部に、棒状の裸圧着端子35を取り付けている。また、所定の長さの2本の導線33,34は、その先端部分を除いた全体が、所定の絶縁シース36により被覆されている。
そして、中間接続コード20の端部に、パソコン(PC)側のコード30を接続するときは、図9に示すように、中間接続コード20の挟持クリップ24により、パソコン(PC)側のコード30における棒状の裸圧着端子35を挟み込むようにする。
このとき、中間接続コード20において、導線21に接続している挟持クリップ24により、パソコン(PC)側のコード30における、導線33に接続している裸圧着端子35を挟み込むようにする。また、中間接続コード20において、導線22に接続している挟持クリップ24により、パソコン(PC)側のコード30における、導線34に接続している裸圧着端子35を挟み込むようにする。
この様にして、図9に示すように、閉鎖されている状態の電力量計器箱101を構成している固定箱103の孔14から引き出されている接続コード1の2極の短絡コネクタ(雄)5に中間接続コード20の短絡コネクタ(雌)23を接続すると共に、中間接続コード20の挟持クリップ24により、パソコン(PC)側のコード30における棒状の裸圧着端子35を挟み込むことにより、中間接続コード20にパソコン(PC)側のコード30を接続する。この状態で、パソコン(PC)により、電力量計器101の計量データを採録するのである。
尚、他の実施の形態として、中間接続コード20を省いて、計量データ採録用の接続コード1に、パソコン(PC)側のコード30を直接的に接続するものであっても良い。
このとき、計量データ採録用の接続コード1は、図10に示すように、2本の導線2,3の基端部に、2極の短絡コネクタ(雌)23を取り付けておく。また、パソコン(PC)側のコード30は、図11に示すように、2本の導線33,34の先端部に、2極の短絡コネクタ(雄)5を取り付けておく。
そして、図12に示すように、計量データ採録用の接続コード1の2極の短絡コネクタ(雌)23に、パソコン(PC)側のコード30の2極の短絡コネクタ(雄)5を接続し、パソコン(PC)により、電力量計器101の計量データを採録するのである。
尚、本発明は、前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での改良・変形等は、本発明に全て包含されるものである。
本発明は、閉鎖された状態となっている電力量計器箱の内部から、接続コードを外側に適宜引き出して、電力量計器の計量データを採録するものであるが、電力量計器以外の、様々な機器のデータを採録するものとして、幅広く利用することができる。
S…作業員
PC…パソコン
101…電力量計器
100…絶縁手袋
102…蓋箱
103…固定箱
104…固定ナット
105…ボルト
106…インシュロック部材
107…孔
108…板片
109…孔
110…板片
111…孔
112…端子カバー
113…電力量計器箱
200…パソコン側のコード

1…計量データ採録用の接続コード
2…導線
3…導線
4…裸圧着端子
5…短絡コネクタ(雄)
6…ゴムブッシング
7…絶縁シース
8…絶縁ハウジング
9…丸状中空部
10…角状中空部
11…摘まみ片
16…突部
12…凹溝
13…接続具
14…孔
15…取付具
20…中間接続コード
21…導線
22…導線
23…短絡コネクタ(雌)
24…挟持クリップ
25…絶縁シース
26…絶縁ハウジング
27…円筒部
28…角筒部
29…爪部
30…パソコン側のコード
31…ケーブル
32…変換器
33…導線
34…導線
35…裸圧着端子
36…絶縁シース

Claims (5)

  1. 内部に電力量計器を設置して、全体として閉鎖状態となっている箱体に所定の孔を設けて電力量計器箱を構成し、電力量計器の端子に接続した状態で、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードであり、
    所定の長さの複数本の導線により構成され、複数本の導線の先端部に、所定形状の裸圧着端子を取り付けると共に、複数本の導線の基端部に、短絡コネクタを取り付け、複数本の導線の基端部側の適位置に、柔軟性を有するゴムブッシングを備え、
    電力量計器の端子に裸圧着端子を接続した状態で、電力量計器箱を構成している箱体の孔に、ゴムブッシングを箱体の内部側から嵌合させていることを特徴とする、電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コード。
  2. 電力量計器箱を構成している箱体の孔に嵌合しているゴムブッシングは、箱体の外側に向けて適宜取り外し可能であり、導線の基端部に取り付けている短絡コネクタを、箱体の外側に引き出すことができる、請求項1に記載の電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コード。
  3. 請求項1または2に記載された電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードを使用した、電力量計器の計量データ採録方法。
  4. 請求項1または2に記載された電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードに、中間接続コードを接続し、この中間接続コードにパソコン(PC)側のコードを接続した、電力量計器の計量データ採録方法。
  5. 請求項1または2に記載された電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードに、パソコン(PC)側のコードを接続した、電力量計器の計量データ採録方法。
JP2011063752A 2011-03-23 2011-03-23 電力量計器箱の内部に配置する、電力量計器の計量データ採録用の接続コードと、この電力量計器の計量データ採録用の接続コードを使用した、電力量計器の計量データ採録方法。 Withdrawn JP2012198166A (ja)

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