JP2012199068A - 排気通路の接続構造および燃料電池システム - Google Patents

排気通路の接続構造および燃料電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池ユニットの排気ガスとボイラーの排気ガスと、に合流し、合流ガスを屋外に排出させる排気通路を用いる場合に、排気通路内の排気ガス凝縮によって生じる水滴の、燃料電池ユニットへの混入を抑制できる排気通路の接続構造を提供する。
【解決手段】本発明の排気通路の接続構造は、燃料電池ユニット11の排気出口とボイラー12の排気出口と、に接続し、燃料電池ユニット11の排気ガスとボイラー12の排気ガスと、を合流させる排気通路13を備え、燃料電池ユニット11の排気出口が、ボイラー12の排気出口よりも上方に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は排気通路の接続構造および燃料電池システムに関する。特に、本発明は、高効率コージェネレーションシステムに好適に用いることができる排気通路の接続構造に関する。
高効率コージェネレーションシステムの一例として、燃料電池システムが知られている。燃料電池システムでは、燃料電池の燃料ガスに、水素含有ガスを用いることが多い。よって、改質器が、一般的に燃料電池ユニットに内蔵されている。この改質器は、改質器内の触媒を改質反応に適した温度に加熱することにより、原料を改質させ、水素含有ガスを生成する。
改質器の加熱は、燃焼バーナーからの高温の燃焼排ガスの熱を利用することが一般的に行われる。燃焼バーナーは、例えば、炭化水素系の原料ガスを空気と混合させて燃焼することにより燃焼排ガスを生成できる。よって、このような燃焼排ガス中には、一酸化炭素ガス(以下、「CO」と略す)を含む場合がある。
そこで、改質器における燃焼排ガス(排気ガス)を、ダクトを用いて建物の上方に導くことを意図した燃料電池発電装置がすでに提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、燃料電池ユニットの熱のみで家庭の熱需要を賄えない場合、燃料電池ユニットとボイラーとを組み合わせることが一般的に行われている。このとき、ボイラーの排気ガスにも、COが含まれる場合がある。そこで、特許文献2には、燃料電池ユニットを備えるシステム内にボイラー用の燃焼バーナーを配し、燃料電池ユニットの排気ガスとボイラーの排気ガスとをダクトを用いて合流させ、合流ガスを外部に排気される方式が提案されている。
特開2005−63697号公報 特開2005−93430号公報
ところで、建物の屋内に、ボイラーがすでに設置済みの場合、燃料電池ユニットを別個に併設する必要がある。この場合、燃料電池ユニット用のダクトを、ボイラー用のダクトと独立して設けると、ダクトの配管施工の費用が嵩む。そこで、燃料電池ユニットの排気ガスとボイラーの排気ガスと、を合流させ、合流ガスを屋外に排出させる配管施工の方式を取ることが合理的である。しかし、本方式の場合、本件発明者等は、ボイラーの排気ガス中に含まれる水分(例えば、水蒸気等)がダクトで凝縮し、この凝縮水が、燃料電池ユニットに混入するという問題があると考えている。以下、この問題について、図面を参照しながら詳述する。
図7は、燃料電池ユニットの排気ガスとボイラーの排気ガスと、を合流させる排気通路(ダクト)の一例を示した図である。
図7に示すように、燃料電池システム50は、建物58の屋内に配置された燃料電池ユニット51と、ボイラー52と、燃料電池ユニット51およびボイラー52の排気ガスの排気に用いるダクト53と、を備える。
図7では、燃料電池ユニット51およびボイラー52の排気ガスが、ダクト53において合流し、合流ガスが、煙突54を用いて建物58の屋外に排出されている。なお、燃料電池ユニット51およびボイラー52の熱によって水が加熱され、温水が貯湯タンク57に貯えられる。温水は、家庭用の給湯や暖房等に使われる。
ところで、ボイラー52の排気ガスは、炭化水素系の原料ガスを空気とともに燃焼させて得られた燃焼排ガスを含み、この燃焼排ガスは水分や炭酸ガスを含んでいる。よって、ボイラー52の排気ガスがダクト53の途中で、排気ガスの放熱により冷やされると、水分が凝縮して水滴が発生する。すると、水滴に排気ガス中の炭酸ガスが溶け込み、水滴は酸性になる。そして、酸性の水滴が、ダクト53の排気管等を構成する部材から金属イオンや樹脂成分等を溶出させ、水滴は、これらの溶出成分を含む。
このため、溶出成分を含む水滴が、ダクト53内を逆流することにより、ダクト53内の水滴が、燃料電池ユニット51内に混入した場合、燃料電池ユニット51において様々な不都合が起こる。
例えば、燃料電池ユニット51では、燃焼排ガスを排出する前に、燃焼排ガス中の水分を凝縮させ、水回収器で回収している。そして、この回収水は、イオン交換樹脂等により適切に水処理が施され、燃料電池ユニット51内の燃料電池や改質器において再利用されている。よって、燃料電池ユニット51内の回収水を循環する経路に、溶出成分を含む水滴が混入した場合、イオン交換樹脂等の寿命が短くなる場合がある。また、回収水を水処理できないまま、燃料電池ユニット51において再利用すると、改質器の触媒を劣化させる場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、燃料電池ユニットの排気ガスとボイラーの排気ガスとを合流させる排気通路を用いる場合、排気通路内の排気ガス凝縮によって生じる水滴の、燃料電池ユニットへの混入を抑制できる排気通路の接続構造を提供することを目的とする。また、本発明は、このような排気通路の接続構造を備える燃料電池システムも提供することも目的とする。
なお、特許文献1も特許文献2も、設置済みのボイラーに燃料電池ユニットを別個に併設することを意図していない。よって、特許文献1および特許文献2は、上記課題の解決において何等参酌に値しない。
上記課題を解決するため、本発明の排気通路の接続構造は、燃料電池ユニットの排気出口とボイラーの排気出口と、に接続し、前記燃料電池ユニットの排気ガスと前記ボイラーの排気ガスと、を合流させる排気通路を備え、前記燃料電池ユニットの排気出口を、前記ボイラーの排気出口よりも上方に配置するように構成されている。
かかる構成により、排気通路内の排気ガス凝縮によって生じる水滴の、燃料電池ユニットへの混入を抑制できる。
本発明によれば、燃料電池ユニットの排気ガスとボイラーの排気ガスとを合流させる排気通路を用いる場合、排気通路内の排気ガス凝縮によって生じる水滴の、燃料電池ユニットへの混入を抑制できる排気通路の接続構造が得られる。また、このような排気通路の接続構造を備える燃料電池システムも得られる。
本発明の実施の形態1による燃料電池システムの一例を示した図である。 本発明の実施の形態1による燃料電池システムの要部の一例を示した図である。 本発明の実施の形態1の変形例による燃料電池システムの要部の一例を示した図である。 本発明の実施の形態2による燃料電池システムの一例を示した図である。 本発明の実施の形態3による燃料電池システムの一例を示した図である。 本発明の実施の形態4による燃料電池システムの一例を示した図である。 燃料電池ユニットの排気ガスとボイラーの排気ガスと、を合流させる排気通路(ダクト)の一例を示した図である。
以下、実施の形態1、実施の形態1の変形例、実施の形態2、実施の形態3および実施の形態4のそれぞれについて、図面を参照しながら説明する。
なお、全ての図面を通じて、同一ないし相当する構成要素には同じ参照番号を付し、以下、このような構成要素の重複的記載を省略する場合がある。
また、本発明は、以下の実施の形態1、実施の形態1の変形例、実施の形態2、実施の形態3および実施の形態4に限定されない。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1による燃料電池システム10の一例について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1による燃料電池システムの一例を示した図である。図2は、本発明の実施の形態1による燃料電池システムの要部の一例を示した図である。
なお、図1(図4、図5、図6でも同じ)では、重力が作用する方向を「上下方向」で表し、「上」から「下」に重力が作用するものとする。
図1に示すように、燃料電池システム10は、建物18の屋内に配置された燃料電池ユニット11を備える。
燃料電池ユニット11は、図2に示す如く、原料を改質反応させ、改質ガス(水素含有ガス)を生成する改質器32を備える。改質反応用の原料として、例えば、都市ガス(都市で配管を用いて供給される燃料用ガス)、天然ガス、LPG、ナフサ、ガソリン、灯油等の炭化水素系の原料、メタノール等のアルコール系の原料等を用いることができる。
なお、原料供給器(図示せず)によって原料ガス(例えば、都市ガス)が改質器32に供給され、水回収器34内に溜まった水が、ポンプ35によって汲み上げられて改質器32に供給される。このとき、イオン交換樹脂等を備える水処理装置(図示せず)によって水浄化が行われ、浄化水が、改質器32の水蒸気改質反応に利用される。
改質器32は、通常、400℃〜700℃の温度範囲で使用される。よって、図2に示すように、燃料電池ユニット11は、改質器32を加熱する燃焼器31(例えば、燃焼バーナー)を備える。燃焼器31には、可燃性のガスおよび空気が供給され、可燃性のガス燃焼によって高温の燃焼排ガスが生成される。例えば、炭化水素系の原料ガスが、上記原料供給器により燃焼器31に供給され、燃料電池ユニット11の筐体内に存在する空気が、空気供給器36(例えば、ブロアー)により燃焼器31に供給される。
図2に示すように、燃焼器31からの高温の燃焼排ガスは、改質器32内を通る。これにより、燃焼排ガスの熱が改質器32の改質触媒に与えられ、改質器32は、改質触媒によって原料ガスの水蒸気改質反応を進行でき、水素含有ガスを生成できる。
このとき、燃焼器31では、炭化水素系の原料ガスが空気とともに燃焼するので、燃焼排ガスは水分を含んでいる。よって、図2に示すように、改質器32からの燃焼排ガスは水回収器34に送られ、水回収器34において、燃焼排ガス中の水分が回収される。
また、図2に示すように、改質器32からの水素含有ガスは、燃料電池33のアノード(図示せず)に入る。一方、燃料電池ユニット11の筐体内に存在する空気は、空気供給器37(例えば、ブロアー)により燃料電池33のカソード(図示せず)に供給される。
燃料電池33では、アノードにおいて、水素含有ガス中の水素が酸化され、電子と水素イオンが発生する。水素イオンは電解質膜(図示せず)中を移動してカソードに達し、電子は外部回路を通ってカソードに達する。そして、カソードにおいて、空気中の酸素と電子および水素イオンが還元され、燃料電池33内において水が生成される。このため、燃料電池33からのオフ空気は水分を含んでいる。よって、図2に示すように、燃料電池33のカソードからのオフ空気は水回収器34に送られ、水回収器34において、オフ空気中の水分が回収される。
図1に示すように、燃料電池システム10は、建物18の屋内に配置されたボイラー12および貯湯タンク17と、燃料電池ユニット11およびボイラー12の排気ガスの排気に用いる排気通路と、を備える。ここでは、排気通路は、ダクト13によって形成されている。また、燃料電池ユニット11およびボイラー12の熱によって水が加熱され、温水が貯湯タンク17に貯えられる。温水は、家庭用の給湯や暖房等に使われる。なお、ボイラー12は、例えば、ガスボイラーを用いることができる。
図1および図2に示すように、燃料電池システム10のダクト13は、ボイラー12の上方において水平方向に延びる水平ダクト部13Hと、水平ダクト部13Hの上流端部に接続する傾斜ダクト部13Sとを備える。
そして、燃料電池ユニット11およびボイラー12の排気ガスが、水平ダクト部13Hにおいて合流し、合流ガスが、煙突14を用いて建物18の屋外に排出されている。つまり、図2に示すように、ダクト13は、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口11Aとボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口12Aと、に接続し、燃料電池ユニット11の排気ガスとボイラー12の排気ガスとを合流させている。
これにより、燃料電池ユニット11用のダクトを、ボイラー12用のダクトと別個に設ける必要がないので、ダクトの配管施工の費用を抑制できる。
図2に示すように、ダクト13は、燃料電池ユニット11およびボイラー12の排気ガスが通る内側の排気管13Aと、燃料電池ユニット11およびボイラー12に供給する空気が通る外側の吸気管13B、とを備える。つまり、ダクト13は、二重配管を構成している。これにより、高温の排気ガスが、ダクト13の中心部に設けられた排気管13Aを流れ、低温の空気が、ダクト13の周辺部に設けられた吸気管13Bを流れる。よって、ダクト13において排気ガスと空気との間で熱交換が行われ、燃料電池ユニット11およびボイラー12の熱回収効率を向上できる。
図2に示すように、排気管13Aの端部開口は、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口11Aと接続している。排気出口11Aは、燃料電池ユニット11内(ここでは、水回収器34内)の排気ガスを筐体外に導くことができる適宜の配管(図示せず)と接続している。このため、空気供給器36、37の排気ガス送風の作用により、燃料電池ユニット11内の排気ガスが、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口11Aを通ってダクト13の排気管13A内に流出する。そして、排気ガスは、煙突14を介して外部(大気中)に放出される。
また、吸気管13Bの端部開口は、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた吸気入口11Bと接続している。これにより、吸気管13B内は、燃料電池ユニット11の筐体の内部と連通している。このため、空気供給器36、37の空気吸引の作用により、吸気管13Bに外部から空気が流入し、吸気管13B内の空気は、吸気入口11Bを通って燃料電池ユニット11の筐体内に引き込まれる。
このように、本実施の形態では、燃料電池ユニット11の内部と建物18の屋内とを、燃料電池ユニット11の筐体およびダクト13を用いて分離している。よって、燃料電池ユニット11を建物18の屋内に設置しても、燃料電池ユニット11の排気ガスが、燃料電池ユニット11の筐体から建物18の屋内に漏れることがない。
一方、排気管13Aの分岐部開口は、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口12Aと接続している。そして、この排気出口12Aが、ボイラー12内の排気ガスを筐体外に導くことができる適宜の配管(図示せず)と接続している。このため、ボイラー12内の空気供給器(例えば、ブロアー)の排気ガス送風の作用により、ボイラー12内の排気ガスが、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口12Aを通ってダクト13の排気管13A内に流出する。そして、排気ガスが、煙突14を介して外部(大気中)に放出される。
また、吸気管13Bの分岐部開口は、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた吸気入口12Bと接続している。これにより、吸気管13B内は、ボイラー12の内部と連通している。このため、ボイラー12内の空気供給器の空気吸引の作用により、吸気管13Bに外部から空気が流入し、吸気管13B内の空気は、吸気入口12Bを通ってボイラー12の筐体内に引き込まれる。
このように、本実施の形態では、ボイラー12の内部と建物18の屋内とを、ボイラー12の筐体およびダクト13を用いて分離している。よって、ボイラー12を建物18の屋内に設置しても、ボイラー12の排気ガスが、ボイラー12から建物18の屋内に漏れることがない。
ところで、燃料電池ユニット11の排気ガスは、排気出口11Aでも高温に維持されると考えられる。このため、燃焼排ガスおよびオフ空気の水分が、水回収器34で回収されても、燃料電池ユニット11の排気ガスは、相当量の水分が残留すると考えられる。
よって、上記排気ガスは、排気管13Aの途中で排気ガスからの放熱により冷やされると、図2に示すように、排気ガス中の水分が凝縮して水滴40が発生し、この水滴40が、排気管13Aの内壁に付着する。すると、排気ガスは、炭化水素系の原料ガスの燃焼に伴う炭酸ガスを含むので、水滴40が排気ガスに触れることにより、水滴40中に炭酸ガスが溶け込む、これにより、水滴40が酸性になる。このとき、排気管13Aは金属または樹脂で構成されているので、酸性の水滴40が排気管13Aの内壁に接触することにより、金属イオンや樹脂成分が排気管13Aの内壁から水滴40に溶出する。
そこで、本実施の形態の排気通路(ダクト13)の接続構造では、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口11Aを、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口12Aよりも上方に配置している。これにより、水滴40がダクト13内を逆流することを防止できる。詳しくは、図2に示すように、傾斜ダクト部13Sは、燃料電池ユニット11の排気ガスの流れ方向に向かって、下り勾配13Cを形成している。つまり、燃料電池ユニット11の排気ガスは、燃料電池ユニット11の排気出口11A以降において、下り勾配13Cを通って外部に排気される(換言すると、排気ガスは、この排気出口11Aよりも一旦下方を通って外部に排気される)。よって、水滴40の重力の作用により、水滴40が傾斜ダクト部13S内を逆流せずに、傾斜ダクト部13S内の水滴40は、燃料電池ユニット11の筐体内に混入しない。
ボイラー12の排気ガスも、炭化水素系の原料ガスの燃焼に伴う水分を含んでいる。よって、上記排気ガスは、排気管13Aの途中で排気ガスからの放熱により冷やされると、図2に示すように、排気ガス中の水分が凝縮して水滴41が発生し、この水滴41が、排気管13Aの内壁に付着する。すると、排気ガスは、炭化水素系の原料ガスの燃焼に伴う炭酸ガスを含むので、水滴41が排気ガスに触れることにより、水滴41中に炭酸ガスが溶け込む。これにより、水滴41が酸性になる。このとき、排気管13Aは金属または樹脂で構成されているので、酸性の水滴41が排気管13Aの内壁に接触することにより、金属イオンや樹脂成分が排気管13Aの内壁から水滴41に溶出する。
そこで、本実施の形態のダクト13の接続構造では、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口11Aを、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口12Aよりも上方に配置している。これにより、水滴41がダクト13内を逆流することを防止できる。詳しくは、傾斜ダクト部13Sは、燃料電池ユニット11の排気ガスの流れ方向に向かって、下り勾配13Cを形成している。よって、水滴41の重力の作用により、水滴41が傾斜ダクト部13S内を逆流せずに、水滴41は、燃料電池ユニット11の筐体内に混入しない。
更に、本実施の形態のダクト13の接続構造では、ダクト13は、燃料電池ユニット11の排気ガスの流れ方向において、燃料電池ユニット11の排気出口11Aおよびボイラー12の排気出口12Aの順に、これらの排気出口11A、12Aと接続している。換言すると、ボイラー12の排気ガスが、燃料電池ユニット11の排気出口11Aの下流において、燃料電池ユニット11の排気ガスと合流している。
これにより、燃料電池ユニット11の排気圧力が、ボイラー12の出力のON/OFFにより大幅に変動しないので都合がよい。以下、この理由を述べる。
燃料電池ユニット単体では熱需要が賄えずに、燃料電池ユニットにボイラーを併設する場合、ボイラーの熱出力は、一般的に燃料電池ユニットの熱出力よりも格段に高い。例えば、燃料電池ユニットの熱出力が1kW程度であるのに対し、ボイラーの熱出力は24kW程度である。この場合、ボイラーの排気ガス量は、燃料電池ユニットの排気ガス量よりも格段に多い。
そこで、本実施の形態では、上記接続構造を取ることにより、ボイラー12のON/OFFによる排気ガス流量の変化が、排気ガスの合流点の下流側のみで起こすことができる。よって、ボイラー12のON/OFFにより、燃料電池ユニット11の排気圧力が大幅に変動しない。これにより、燃料電池ユニット11の燃焼器31の燃焼性が不安定になる等の不都合を抑制できる。
図2に示すように、燃料電池システム10は、燃料電池システム10の制御プログラムを実行する演算処理部と制御プログラムを記憶する記憶部とを含む制御器60を備える。制御器60は、単独の制御器で構成されてもよいし、複数の制御器で構成されてもよい。なお、上記演算処理部は、CPU、MPU等により構成される。上記記憶部は、メモリ等により構成される。
そして、燃料電池システム10では、制御器60が、例えば、改質器32や燃料電池33の温度を検知できる検知器(図示せず)の信号に基づいて、これらの改質器32や燃料電池33の温度をそれぞれの適温に調整できるよう、燃料電池システム10の各種の制御対象(例えば、ポンプや流量調整弁等)の動作を制御している。
なお、本実施の形態では、ボイラー12としてガスボイラーを例に説明したが、オイルボイラーやウッドチップボイラー等を用いてもよい。つまり、炭化水素系の原料ガスを燃焼できるボイラーであれば、どのようなボイラーであっても同様に適用できる。
また、本実施の形態では、ボイラー12と貯湯タンク17が別ユニットで構成している例を述べたが、ボイラー12と貯湯タンク17とを一体に構成してもよい。
(変形例)
以下、実施の形態1の変形例による燃料電池システム10’の一例について説明する。
図3は、本発明の実施の形態1の変形例による燃料電池システムの要部の一例を示した図である。
図3に示すように、燃料電池システム10’は単管構造のダクト13’を備える。これにより、本変形例の燃料電池システム10’では、ダクト13’が単管を用いて簡易に構成できるので、実施の形態1の燃料電池システム10に比べてダクトの配管施工の費用を抑止できる。
また、燃料電池システム10’のダクト13C’は、ボイラー12の上方において水平方向に延びる水平ダクト部13H’と、水平ダクト部13H’の上流端部に接続する傾斜ダクト部13S’とを備える。
ダクト13’の排気管13A’の端部開口は、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口11Aと接続している。また、ダクト13’の排気管13A’の分岐部開口が、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口12Aと接続している。一方、燃料電池ユニット11の筐体内への吸気は、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた吸気口21により行われる。また、ボイラー12の筐体内への吸気は、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた吸気口22により行われる。つまり、本変形例では、建物18(図1参照)の屋内に存在する空気が、吸気口21を通って燃料電池ユニット11の筐体内に引き込まれ、吸気口22を通ってボイラー12の筐体内に引き込まれる。
なお、燃料電池ユニット11を建物18の屋内に設置しても、空気供給器36、37(例えば、ブロアー)の出力を適切に設定することにより、燃料電池ユニット11の排気ガスは、燃料電池ユニット11の筐体から建物18の屋内に漏れることがない。また、ボイラー12を建物18の屋内に設置しても、ボイラー12の排気ガスは、空気供給器(例えば、ブロアー)の出力を適切に設定することにより、ボイラー12の筐体から建物18の屋内に漏れることがない。
燃料電池ユニット11の排気ガスは、排気管13A’の途中で排気ガスからの放熱により冷やされると、図3に示すように、排気ガス中の水分が凝縮して水滴43が発生し、水滴43が、排気管13’Aの内壁に付着する。すると、燃料電池ユニット11の排気ガスは、炭化水素系の原料ガスの燃焼に伴う炭酸ガスを含むので、水滴43が排気ガスに触れることにより、水滴43中に炭酸ガスが溶けこむ。これにより、水滴43が酸性になる。このとき、排気管13A’は金属または樹脂で構成されているので、酸性の水滴43が排気管13A’の内壁に接触することにより、金属イオンや樹脂成分が排気管13A’の内壁から水滴43に溶出する。
そこで、本変形例の排気通路(ダクト13’)の接続構造では、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口11Aを、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口12Aよりも上方に配置している。これにより、水滴43がダクト13’内を逆流することを防止できる。詳しくは、図3に示すように、傾斜ダクト部13S’は、燃料電池ユニット11の排気ガスの流れ方向に向かって、下り勾配13C’を形成している。つまり、燃料電池ユニット11の排気ガスは、燃料電池ユニット11の排気出口11A以降において、下り勾配13C’を通って外部に排気される(換言すると、排気ガスは、この排気出口11Aよりも一旦下方を通って外部に排気される)。よって、水滴43の重力の作用により、水滴43が傾斜ダクト部13S’内を逆流せずに、傾斜ダクト部13S’内の水滴43は、燃料電池ユニット11の筐体内に混入しない。
また、ボイラー12の排気ガスは、排気管13A’の途中で排気ガスからの放熱により冷やされると、図3に示すように、排気ガス中の水分が凝縮して水滴44が発生し、水滴44が、排気管13A’の内壁に付着する。すると、ボイラー12の排気ガスは、炭化水素系の原料ガスの燃焼に伴う炭酸ガスを含むので、水滴44が排気ガスに触れることにより、水滴44中に炭酸ガスが溶け込む。これにより、水滴44が酸性になる。このとき、排気管13A’は金属または樹脂で構成されているので、酸性の水滴44が排気管13A’の内壁に接触することにより、金属イオンや樹脂成分が排気管13A’の内壁から水滴44に溶出する。
そこで、本変形例のダクト13’の接続構造では、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口11Aを、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口12Aよりも上方に配置している。これにより、水滴44がダクト13’内を逆流することを防止できる。詳しくは、図3に示すように、傾斜ダクト部13S’は、燃料電池ユニット11の排気ガスの流れ方向に向かって、下り勾配13C’を形成している。よって、水滴44の重力の作用により、水滴44が傾斜ダクト部13S’内を逆流せずに、水滴44は、燃料電池ユニット11の筐体内に混入しない。
なお、上記以外の燃料電池システム10’の構成は、実施の形態1の燃料電池システム10と同様に構成してもよい。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2による燃料電池システム110の一例について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2による燃料電池システムの一例を示した図である。
図4に示すように、燃料電池システム110のダクト113は、ボイラー12の上方において水平方向に延びる水平ダクト部113Hを備える。また、ダクト113は、この水平ダクト部113Hの途中から分岐し、ボイラー12に向かって上下方向に延びる鉛直ダクト部113Vを備える。そして、水平ダクト部113Hを構成する排気管の端部開口が、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口(図2または図3参照)と接続している。また、鉛直ダクト部113Vを構成する排気管の端部開口が、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口(図2または図3参照)と接続している。
図4に示すように、燃料電池ユニット11およびボイラー12の排気ガスが、水平ダクト部113Hにおいて合流し、合流ガスが、煙突14を用いて建物18の屋外に排出される。つまり、ダクト113は、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口とボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口と、に接続し、燃料電池ユニット11の排気ガスとボイラー12の排気ガスとを合流させている。
これにより、燃料電池ユニット11用のダクトを、ボイラー12用のダクトと別個に設ける必要がないので、ダクトの配管施工の費用を抑制できる。
ボイラー12の排気ガスは、ダクト113の排気管の途中で排気ガスからの放熱により冷やされると、排気ガス中の水分が凝縮して水滴が発生し、この水滴が、この排気管の内壁に付着する。すると、ボイラー12の排気ガスは、炭化水素系の原料ガスの燃焼に伴う炭酸ガスを含むので、水滴が排気ガスに触れることにより、水滴中に炭酸ガスが溶け込む。これにより、水滴が酸性になる。このとき、ダクト113の排気管は金属または樹脂で構成されているので、酸性の水滴が排気管の内壁に接触することにより、金属イオンや樹脂成分が排気管の内壁から水滴に溶出する。
そこで、本実施の形態のダクト113の接続構造では、燃料電池ユニット11の筐体の上壁に設けられた排気出口を、ボイラー12の筐体の上壁に設けられた排気出口よりも上方に配置している。これにより、水滴の重力の作用により、鉛直ダクト部113V内の水滴は、燃料電池ユニット11の筐体内に混入しない。
なお、上記以外の燃料電池システム110の構成は、実施の形態1および実施の形態1の変形例のいずれかの燃料電池システムと同様に構成してもよい。例えば、ダクト113は、図2のダクト13の如く二重管構造でも、図3のダクト13’の如く単管構造でもよい。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3による燃料電池システム120の一例について説明する。
図5は、本発明の実施の形態3による燃料電池システムの一例を示した図である。
図5に示すように、燃料電池システム120のダクト123は、燃料電池ユニット111の上方において水平方向に延びる水平ダクト部123Hと、水平ダクト部123Hの両端部に接続する傾斜ダクト部123SA、123SBとを備える。そして、ダクト123を構成する排気管の端部開口が、ボイラー112の筐体の上壁に設けられた排気出口(図2または図3参照)と接続している。また、ダクト123を構成する排気管の分岐部開口が、燃料電池ユニット111の筐体の上壁に設けられた排気出口(図2または図3参照)と接続している。
図5に示すように、燃料電池ユニット111およびボイラー112の排気ガスが、水平ダクト部123Hにおいて合流し、合流ガスが、煙突14を用いて建物18の屋外に排出される。つまり、ダクト123は、燃料電池ユニット111の排気出口とボイラー112の排気出口と、に接続し、燃料電池ユニット111の排気ガスとボイラー112の排気ガスとを合流させている。
これにより、燃料電池ユニット111用のダクトを、ボイラー112用のダクトと別個に設ける必要がないので、ダクトの配管施工の費用を抑制できる。
燃料電池ユニット111の排気ガスは、ダクト123の排気管の途中で排気ガスからの放熱により冷やされると、排気ガス中の水分が凝縮して水滴が発生し、この水滴が、この排気管の内壁に付着する。すると、燃料電池ユニット111の排気ガスは、炭化水素系の原料ガスの燃焼に伴う炭酸ガスを含むので、水滴が排気ガスに触れることにより、水滴中に炭酸ガスが溶け込む。これにより、水滴が酸性になる。このとき、ダクト123の排気管は金属または樹脂で構成されているので、酸性の水滴が排気管の内壁に接触することにより、金属イオンや樹脂成分が排気管の内壁から水滴に溶出する。
そこで、本実施の形態の排気通路(ダクト123)の接続構造では、燃料電池ユニット111の筐体の上壁に設けられた排気出口を、ボイラー112の筐体の上壁に設けられた排気出口よりも上方に配置している。これにより、水滴がダクト123内を逆流することを防止できる。詳しくは、図5に示すように、傾斜ダクト部123SBは、燃料電池ユニット111の排気ガスの流れ方向に向かって、下り勾配123Cを形成している。つまり、燃料電池ユニット111の排気ガスは、燃料電池ユニット111の排気出口以降において、下り勾配123Cを通って外部に排気される(換言すると、排気ガスは、この排気出口よりも一旦下方を通って外部に排気される)。よって、水滴の重力の作用により、水滴が傾斜ダクト部123SB内を逆流せずに、傾斜ダクト部123SB内の水滴は、燃料電池ユニット111の筐体内に混入しない。
また、ボイラー112の排気ガスは、ダクト123の排気管の途中で排気ガスからの放熱により冷やされると、排気ガス中の水分が凝縮して水滴が発生し、この水滴が、この排気管の内壁に付着する。すると、ボイラー112の排気ガスは、炭化水素系の原料ガスの燃焼に伴う炭酸ガスを含むので、水滴が排気ガスに触れることにより、水滴中に炭酸ガスが溶け込む。これにより、水滴が酸性になる。このとき、ダクト123の排気管は金属または樹脂で構成されているので、酸性の水滴が排気管の内壁に接触することにより、金属イオンや樹脂成分が排気管の内壁から水滴に溶出する。
そこで、本実施の形態のダクト123の接続構造では、燃料電池ユニット111の筐体の上壁に設けられた排気出口を、ボイラー112の筐体の上壁に設けられた排気出口よりも上方に配置している。詳しくは、図5に示すように、傾斜ダクト部123SAは、ボイラー112の排気ガスの流れ方向に向かって、上り勾配123Dを形成している。よって、水滴の重力の作用により、傾斜ダクト部123SA内の水滴は、燃料電池ユニット111の筐体内に混入しない。
更に、本実施の形態のダクト123の接続構造では、ダクト123は、ボイラー112の排気ガスの流れ方向において、ボイラー112の排気出口および燃料電池ユニット111の排気出口の順に、これらの排気出口と接続している。換言すると、ボイラー112の排気ガスが、ボイラー112の排気出口の下流において、燃料電池ユニット111の排気ガスと合流している。このため、燃料電池ユニット111の排気出口から煙突14の出口までのダクト123の長さが、ボイラー112の排気出口から煙突14の出口までのダクト123の長さよりも短い。
これにより、本実施の形態の燃料電池システム120は、燃料電池ユニット111から建物18の屋外までのダクト123の長さを、実施の形態1の燃料電池ユニット11から屋外までのダクト13の長さに比べて短くできるので、実施の形態1の燃料電池システム10の場合と比べて燃料電池ユニットの排気の圧力損失を抑制できる。
なお、上記以外の燃料電池システム120の構成は、実施の形態1および実施の形態1の変形例のいずれかの燃料電池システムと同様に構成してもよい。例えば、ダクト123は、図2のダクト13の如く二重管構造でも、図3のダクト13’の如く単管構造でもよい。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4による燃料電池システム130の一例について説明する。
図6は、本発明の実施の形態4による燃料電池システムの一例を示した図である。
図6に示すように、燃料電池システム130のダクト133は、燃料電池ユニット111の上方において水平方向に延びる水平ダクト部133Hと、水平ダクト部133Hの上流端部に接続する傾斜ダクト部133Sとを備える。そして、ダクト133を構成する排気管の端部開口が、ボイラー112の筐体の上壁に設けられた排気出口(図2または図3参照)と接続している。また、ダクト133を構成する排気管の分岐部開口が、燃料電池ユニット111の筐体の上壁に設けられた排気出口(図2または図3参照)と接続している。
図6に示すように、燃料電池ユニット111およびボイラー112の排気ガスが、水平ダクト部133Hにおいて合流し、合流ガスが、煙突14を用いて建物18の屋外に排出される。つまり、ダクト133は、燃料電池ユニット111の排気出口とボイラー112の排気出口と、に接続し、燃料電池ユニット111の排気ガスとボイラー112の排気ガスとを合流させている。
これにより、燃料電池ユニット111用のダクトを、ボイラー112用のダクトと別個に設ける必要がないので、ダクトの配管施工の費用を抑制できる。
ボイラー112の排気ガスは、ダクト133の排気管の途中で排気ガスからの放熱により冷やされると、排気ガス中の水分が凝縮して水滴が発生し、この水滴が、この排気管の内壁に付着する。すると、ボイラー112の排気ガスは、炭化水素系の原料ガスの燃焼に伴う炭酸ガスを含むので、水滴が排気ガスに触れることにより、水滴中に炭酸ガスが溶け込む。これにより、水滴が酸性になる。このとき、ダクト133の排気管は金属または樹脂で構成されているので、酸性の水滴が排気管の内壁に接触することにより、金属イオンや樹脂成分が排気管の内壁から水滴に溶出する。
そこで、本実施の形態のダクト133の接続構造では、燃料電池ユニット111の筐体の上壁に設けられた排気出口を、ボイラー112の筐体の上壁に設けられた排気出口よりも上方に配置している。詳しくは、図6に示すように、傾斜ダクト部133Sは、ボイラー112の排気ガスの流れ方向に向かって、上り勾配133Dを形成している。よって、水滴の重力の作用により、傾斜ダクト部133S内の水滴は、燃料電池ユニット111の筐体内に混入しない。
更に、本実施の形態のダクト133の接続構造では、ダクト133は、ボイラー112の排気ガスの流れ方向において、ボイラー112の排気出口および燃料電池ユニット111の排気出口の順に、これらの排気出口と接続している。換言すると、ボイラー112の排気ガスが、ボイラー112の排気出口の下流において、燃料電池ユニット111の排気ガスと合流している。このため、燃料電池ユニット111の排気出口から煙突14の出口までのダクト133の長さが、ボイラー112の排気出口から煙突14の出口までのダクト133の長さよりも短い。
これにより、本実施の形態の燃料電池システム130は、燃料電池ユニット111から建物18の屋外までのダクト133の長さを、実施の形態2の燃料電池ユニット11から屋外までのダクト113の長さに比べて短くできるので、実施の形態2の燃料電池システム110の場合と比べて燃料電池ユニットの排気の圧力損失を抑制できる。
なお、上記以外の燃料電池システム130の構成は、実施の形態1および実施の形態1の変形例のいずれかの燃料電池システムと同様に構成してもよい。例えば、ダクト133は、図2のダクト13の如く二重管構造でも、図3のダクト13’の如く単管構造でもよい。
本発明の排気通路の接続構造によれば、燃料電池ユニットの排気ガスとボイラーの排気ガスと、に合流し、合流ガスを屋外に排出させる排気通路を用いる場合に、排気通路内の排気ガスの凝縮によって生じる水滴の、燃料電池ユニットへの混入を抑制できる。よって、本発明は、高効率コージェネレーションの一例である燃料電池システムに利用できる。
11 111 燃料電池ユニット
11A 燃料電池ユニットの排気出口
11B 燃料電池ユニットの吸気入口
12、112 ボイラー
12A ボイラーの排気出口
12B ボイラーの吸気入口
13、13’、113、123、133 ダクト
13C、13C’、123C ダクトの下り勾配
123D、133D ダクトの上り勾配
14 煙突
17 貯湯タンク
18 建物
31 燃焼器
32 改質器
33 燃料電池
34 水回収器
35 ポンプ
36、37 空気供給器
10、10’、110、120、130 燃料電池システム

Claims (6)

  1. 燃料電池ユニットの排気出口とボイラーの排気出口と、に接続し、前記燃料電池ユニットの排気ガスと前記ボイラーの排気ガスと、を合流させる排気通路を備え、
    前記燃料電池ユニットの排気出口が、前記ボイラーの排気出口よりも上方に配置されている、排気通路の接続構造。
  2. 前記排気通路は、前記燃料電池ユニットの排気ガスの流れ方向に向かって、下り勾配を形成している、請求項1に記載の排気通路の接続構造。
  3. 前記排気通路は、前記燃料電池ユニットの排気ガスの流れ方向において、前記燃料電池ユニットの排気出口および前記ボイラーの排気出口の順に、これらの排気出口と接続している、請求項1または2に記載の排気通路の接続構造。
  4. 前記排気通路は、前記ボイラーの排気ガスの流れ方向において、前記ボイラーの排気出口および前記燃料電池ユニットの排気出口の順に、これらの排気出口と接続している、請求項1または2に記載の排気通路の接続構造。
  5. 前記排気通路を形成するダクトを備え、
    前記ダクトは、前記排気ガスが通る配管と、前記燃料電池ユニットおよび前記ボイラーに供給する空気が通る配管、とからなる二重配管を備える、請求項1に記載の排気通路の接続構造。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の燃料電池ユニットおよびボイラーを備え、
    前記排気通路が、前記燃料電池ユニットおよび前記ボイラーの排気ガスの排気に用いられている、燃料電池システム。
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