JP2012199843A - データ通信システムにおける誤り訂正符号制御方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の誤り訂正符号を実装した符号器(114)を備えた通信機(11)における誤り訂正制御装置は、通信機の送信データが受信側通信機(13)に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する切替判断部(117)と、誤り率の推定値が所定値を超えると送信データにおける誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入し符号器(114)へ出力するダミービット挿入部(118)と、を有する。
【選択図】図2
Description
誤り訂正効率f(p)は1.0に近いほどシャノン限界に近い誤り訂正効率が得られていることを示しており、たとえば非特許文献1には符号長1Mビットの符号によって誤り訂正効率f(p)<1.1という特性が報告されている。
以下、図1〜図5を参照しながら本発明の第1実施形態について詳細に説明する。本実施形態を適用する通信システムは、送受信器間で一旦データを共有し、共有データに対して別途パリティ情報を計算して送受信器間で共有することで誤り訂正を行う。誤り訂正符号としてLDPCを使用し、後述するように、誤り率に応じて使用するLDPC検査行列Hの一部を無効にすることで効率良く使用できる誤り率の範囲を拡張する。
図1に示すように、本実施形態による通信システムにおいて、送信器11は伝送路12を通して受信器13と接続され、メッセージや冗長データを受信器13へ送信すると共に、受信器13との間で誤り率推定のためのデータやその他制御信号などを送受信する。伝送路12は有線/無線を問わない。
送信器11の符号制御器116と受信器13の復号制御器136とは、読み込んだメッセージに対するダミービット挿入制御に関しては基本的に同じ機能構成を有するので、以下、図2および図3を参照して符号制御器116について説明する。なお、符号器114および復号器134に実装された誤り訂正符号は、符号化されるメッセージのビット位置により誤り訂正効果が異なる特性を有するものとする。
以下、図1、図4および図5を参照しながら、本実施形態による通信システムの動作を説明する。
上述した本発明の第1実施形態によれば以下の様な効果が得られる。
上述した第1実施形態では、メッセージを送信器および受信器で共有した後に誤り率を推定し、パリティ情報を送信することで誤り訂正を行ったが、本発明はこれに限定されるものではない。以下、本発明の第2実施形態として前方誤り訂正(FEC)方式に適用したシステムについて説明する。
上述した第2実施形態では、伝送路を介して対抗する1つの送信器から1つの受信器へデータを送信するFECシステムを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。以下、本発明の第3実施形態として、局側装置に複数の加入者装置が接続された通信システムに適用した場合を説明する。このようなシステムとしては、1つのOLT(optical line terminal)に複数のONU(optical network unit)が接続したPONシステムなどがある。
本発明の第4実施形態によれば、送信器と受信器との間が伝送路特性の異なる複数の伝送路で接続されたシステムにおいて、これらの伝送路を通して送受信間で共有した情報の誤り訂正を1つの誤り訂正回路で行うことができる。
図8に示すように、本実施形態による通信システムにおいて、送信器61は伝送路62を介して受信器63と接続され、送信データや冗長データを受信器63へ送信すると共に、受信器63との間で誤り率推定のためのデータやその他制御信号などを送受信する。伝送路62は有線/無線を問わない。
送信器61は、乱数生成部6112によって常時乱数を生成し続けており、その一部の乱数k1−k8を乱数送信インターフェイス6101〜6108を使用して受信器63に送信し、これら乱数k1−k8をメモリ6109に格納する。受信器63は乱数受信インターフェイス6301〜6308によって送信されてきた乱数情報k'1−k'8を受信し、受信情報をメモリ6309に格納する。送信器61の誤り率推定器6110および受信器63の誤り率推定器6310は、8系統の乱数各々の一部ビットを照合することによって、誤り率e1, e2,…, e8を計算する。
本発明の第4実施形態によれば、既に述べた第1実施形態と同様の効果が得られる。非特許文献2に開示されている様なLDPC検査行列は、行列右側に誤り訂正効果の低くなる列重み2の領域が配置されており、誤り率上昇時には該当箇所に対応するビットが優先的に誤ることとなる。そこで、該当箇所に対応するビット位置にダミービットを配置することで、誤り数を訂正可能範囲内に収めることが可能となり、結果として、誤り訂正可能な誤り率の範囲が拡張され、効率のよい誤り訂正が可能となる。
本発明の第5実施形態によれば、誤り率に応じて誤り訂正符号に挿入するダミービットを元に伝送路の誤り率を測定することによって、誤り訂正符号の誤訂正等による誤り率推定誤差を回避することが出来る。
上述した実施形態の一部あるいは全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これらに限定されるものではない。
所定の誤り訂正符号を実装した符号器を備えた通信機における誤り訂正制御装置であって、
前記通信機の送信データが受信側通信機に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する判断手段と、
前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると、送信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入し前記符号器へ出力するダミービット挿入手段と、
を有することを特徴とする誤り訂正制御装置。
前記ダミービットは前記誤り訂正符号の誤り訂正効果が低いビット位置に挿入されることを特徴とする付記1に記載の誤り訂正制御装置。
前記誤り訂正符号はLDPC(Low Density Parity Check)符号であり、前記ダミービットは前記LDPCの検査行列の列重みが2の列に対応するビット位置に挿入されることを特徴とする付記1または2に記載の誤り訂正制御装置。
前記ダミービットの受信後の誤り率を計算することによって、前記誤り率の推定値とすることを特徴とする付記1−3のいずれか1項に記載の誤り訂正制御装置。
所定の誤り訂正符号を実装した符号器を備えた通信機における誤り訂正制御方法であって、
判断手段が、前記通信機の送信データが受信側通信機に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断し、
ダミービット挿入手段が、前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると、送信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入し前記符号器へ出力する、
ことを特徴とする誤り訂正制御方法。
前記ダミービットは前記誤り訂正符号の誤り訂正効果が低いビット位置に挿入されることを特徴とする付記4に記載の誤り訂正制御方法。
前記誤り訂正符号はLDPC(Low Density Parity Check)符号であり、前記ダミービットは前記LDPCの検査行列の列重みが2の列に対応するビット位置に挿入されることを特徴とする付記1または2に記載の誤り訂正制御方法。
前記ダミービットの受信後の誤り率を計算することによって、前記誤り率の推定値とすることを特徴とする付記5−7のいずれか1項に記載の誤り訂正制御方法。
所定の誤り訂正符号を実装した符号器を備えた通信機における誤り訂正制御機能をプログラム制御プロセッサに実現するためのプログラムであって、
判断手段が、前記通信機の送信データが受信側通信機に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する機能と、
ダミービット挿入手段が、前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると、送信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入し前記符号器へ出力する機能と、
を前記プログラム制御プロセッサに実現することを特徴とするプログラム。
所定の誤り訂正符号を実装した符号器を備えた送信装置であって、
前記送信データが受信装置に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する判断手段と、
送信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入するダミービット挿入手段と、
前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると前記ダミービット挿入手段によりダミービットが挿入されたデータを前記符号器へ出力する制御手段と、
を有することを特徴とする送信装置。
所定の誤り訂正符号を実装した復号器を備えた受信装置であって、
送信装置から受信した受信データの誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する判断手段と、
受信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入するダミービット挿入手段と、
前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると前記ダミービット挿入手段によりダミービットが挿入されたデータを前記復号器へ出力する制御手段と、
を有することを特徴とする受信装置。
送信装置と受信装置とが伝送路で接続された通信システムであって、
前記送信装置は、
所定の誤り訂正符号を実装した符号化手段と、
送信データが前記受信装置に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する第1判断手段と、
送信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入する第1ダミービット挿入手段と、
前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると前記第1ダミービット挿入手段によりダミービットが挿入されたデータを前記符号化手段へ出力する第1制御手段と、
を有し、前記送信データと前記符号化手段により得られる冗長データとを別々に前記受信装置へ送信し、
前記受信装置は、
前記所定の誤り訂正符号を実装した復号手段と、
前記送信装置から受信した受信データの誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する第2判断手段と、
受信データにおける前記第1ダミービット挿入手段と同じ所定ビット位置にダミービットを挿入する第2ダミービット挿入手段と、
前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると前記第2ダミービット挿入手段によりダミービットが挿入されたデータを前記復号手段へ出力する第2制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする通信システム。
前記送信装置は、伝送路特性が異なる複数の伝送路を通して複数の送信データを前記受信装置へ送信し、各送信データに対して前記符号化手段により得られる冗長データを前記送信データとは別に送信する、ことを特徴とする付記10に記載の通信システム。
前記受信装置の前記復号手段は、前記送信装置から受信した冗長データを用いて前記ダミービットが挿入されたデータの誤り訂正を実行することを特徴とする付記10または11に記載の通信システム。
送信装置と受信装置とが伝送路で接続された通信システムであって、
前記送信装置は、
所定の誤り訂正符号を実装した符号化手段と、
送信データが前記受信装置に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する第1判断手段と、
送信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入する第1ダミービット挿入手段と、
前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると前記第1ダミービット挿入手段によりダミービットが挿入されたデータを前記符号化手段へ出力する第1制御手段と、
を有し、前記符号化手段が前記ダミービットが挿入されたデータとそれから得られた冗長データとを共に前記受信装置へ送信し、
前記受信装置は、
前記送信装置から受信した受信データの誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する第2判断手段と、
前記所定の誤り訂正符号を実装し、前記受信データを復号する復号手段と、
復号されたデータから前記第1ダミービット挿入手段と同じ所定ビット位置のダミービットを削除する第2ダミービット挿入手段と、
を有する、
ことを特徴とする通信システム。
12、42、62、102 伝送路
13、43、63、103 受信器
51 局側装置
53,54 加入者装置
111 メッセージ送信機
112、132、6109、6309 メモリ
113、133、435、514、6110、6310 誤り率推定器
114、413、6113、1013 符号器
115 パリティ送信器
116 符号制御器
117 切替判断部
118 ダミービット挿入部
136、412、432、511、6111、1012、1032 ダミービット制御器
131 メッセージ受信器
134、433、6314、1033 復号器
135 パリティ受信器
411、431、1011、1031 PCSブロック
414、6115、1014 送信インターフェイス
434、6312、1034 受信インターフェイス
512、532、542 符号器/復号器
513、533、543 通信インターフェイス
6112 乱数生成部
6101〜6108 乱数送信インターフェイス
6301〜6308 乱数受信インターフェイス
6114、6313 計算器
1036 ダミービット誤り率計算器
Claims (10)
- 所定の誤り訂正符号を実装した符号器を備えた通信機における誤り訂正制御装置であって、
前記通信機の送信データが受信側通信機に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する判断手段と、
前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると、送信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入し前記符号器へ出力するダミービット挿入手段と、
を有することを特徴とする誤り訂正制御装置。 - 前記ダミービットは前記誤り訂正符号の誤り訂正効果が低いビット位置に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の誤り訂正制御装置。
- 前記誤り訂正符号はLDPC(Low Density Parity Check)符号であり、前記ダミービットは前記LDPCの検査行列の列重みが2の列に対応するビット位置に挿入されることを特徴とする請求項1または2に記載の誤り訂正制御装置。
- 前記ダミービットの受信後の誤り率を計算することによって、前記誤り率の推定値とすることを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載の誤り訂正制御装置。
- 所定の誤り訂正符号を実装した符号器を備えた通信機における誤り訂正制御方法であって、
判断手段が、前記通信機の送信データが受信側通信機に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断し、
ダミービット挿入手段が、前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると、送信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入し前記符号器へ出力する、
ことを特徴とする誤り訂正制御方法。 - 前記ダミービットは前記誤り訂正符号の誤り訂正効果が低いビット位置に挿入されることを特徴とする請求項4に記載の誤り訂正制御方法。
- 前記誤り訂正符号はLDPC(Low Density Parity Check)符号であり、前記ダミービットは前記LDPCの検査行列の列重みが2の列に対応するビット位置に挿入されることを特徴とする請求項1または2に記載の誤り訂正制御方法。
- 前記ダミービットの受信後の誤り率を計算することによって、前記誤り率の推定値とすることを特徴とする請求項5−7のいずれか1項に記載の誤り訂正制御方法。
- 所定の誤り訂正符号を実装した符号器を備えた送信装置であって、
前記送信データが受信装置に到達するまでに発生する誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する判断手段と、
送信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入するダミービット挿入手段と、
前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると前記ダミービット挿入手段によりダミービットが挿入されたデータを前記符号器へ出力する制御手段と、
を有することを特徴とする送信装置。 - 所定の誤り訂正符号を実装した復号器を備えた受信装置であって、
送信装置から受信した受信データの誤り率の推定値が所定値を超えたか否かを判断する判断手段と、
受信データにおける前記誤り訂正符号の誤り訂正特性に応じた所定ビット位置にダミービットを挿入するダミービット挿入手段と、
前記誤り率の推定値が前記所定値を超えると前記ダミービット挿入手段によりダミービットが挿入されたデータを前記復号器へ出力する制御手段と、
を有することを特徴とする受信装置。
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