JP2012199877A - 画像処理装置、画像処理方法、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】エンコードの効率化をはかる。
【解決手段】デコード部11によりデコードされたデコード画像は、エフェクト処理部12に供給され、符号化パラメータは、エンコード部13に供給される。フラグ設定部14は、エフェクト処理部12によりデコード画像に対してエフェクト処理が施されていない場合、またはエフェクト処理が施されたが、所定のエフェクトである場合、フラグを立てる。フラグが立てられた場合、エンコード部13は、デコード部11から供給される符号化パラメータを用いて、エフェクト処理部12から供給されるデコード画像をエンコードする。本技術は、編集機に適用できる。
【選択図】図1

Description

本技術は画像処理装置、画像処理方法、並びにプログラムに関し、特に、映像の編集時に処理を効率的に行うことができるようにした画像処理装置、画像処理方法、並びにプログラムに関する。
動画像信号をライン相関やフレーム間相関を利用してエンコードすることが行われている。エンコード方式としては、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式がある。例えば、テレビ会議システム、テレビ電話システムなどのように、動画像信号を遠隔地に伝送するシステムにおいては、伝送路を効率良く利用するため、映像信号のライン相関やフレーム間相関を利用して、画像信号がエンコードされる。
画像信号がエンコードされる場合、生成されるビットストリームが、所定のビットレートになるようにエンコードが行われる。しかしながら、伝送路により、ビットストリームのビットレートを変換する必要が生じることがある。このような場合、エンコードされている情報が一旦復号され、ビットレートが所定の値になるように、再びエンコードすることが行われることがある。このような再エンコードを行う場合、過去に演算した動きベクトルを用いて再エンコードを行うことが提案されている。(例えば、特許文献1参照)
またデコード後の画像に編集を加え、その後再度エンコードするとき、所定の条件として、Iピクチャである、以前と今回の符号化とのマクロブロックの位相があっているなどの条件がみたされるとき、パラメータが再利用されることが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許03817952号 特開2007-235989号公報
特許文献1においては、再エンコードを行うとき、過去に演算した動きベクトルを用いて再エンコードを行っても、画質劣化を防げることが提案されている。しかしながら、例えば、画像に編集を加え、画像を変えたとき、編集前の画像をエンコードしたときに算出されたパラメータを、そのまま編集処理を施した画像の再エンコードのときに使用すると、編集をかけた部分に画質の劣化が起こる可能性がある。
そのために、編集を行うときには、編集前の画像をエンコードしたときに算出されたパラメータを用いた再エンコードは行わずに、編集後の画像に対して通常のエンコードを行い、パラメータを算出するといった処理が行われていた。このようにすると、再度エンコードを行うための処理時間、処理能力が必要となる。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、再エンコードのときに、最適なパラメータを用いたエンコードを行い、かつ効率良いエンコードをすることができるようにするものである。
本技術の一側面の画像処理装置は、エンコードされた画像である圧縮画像データをデコードし、デコードされたデコード画像と、エンコード時に算出されたエンコードに関するパラメータを生成するデコード部と、前記デコード画像に少なくとも色調整処理を含む画像処理を施す画像処理部と、前記画像処理部の処理に応じて、前記画像処理部により画像処理が施された前記デコード画像を、前記パラメータを用いてエンコードするか、または前記パラメータを用いずにエンコードするかを制御する制御部と前記制御部の制御に従って前記デコード画像をエンコードするエンコード部とを備える。
前記制御部は、前記画像処理部により前記デコード画像に画像処理が施されたか否かを判定し、前記デコード画像に画像処理が施されていないと判定された場合、前記パラメータを用いたエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御するようにすることができる。
前記制御部は、前記画像処理部が施した前記画像処理が、前記色調整処理のみであるか否かを判定し、前記画像処理が色調整処理のみであると判定された場合、前記パラメータを用いたエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御するようにすることができる。
前記デコード部でデコードされた前記デコード画像が、前記画像処理部により画像処理が施されることにより変化した変化量を演算する変化量演算部をさらに備え、前記制御部は、前記変化量が所定の閾値以上であるか否かに基づいて、エンコード部の処理を制御するようにすることができる。
前記デコード部によりデコードされた前記パラメータを、前記エンコード部に供給するか否かを切り換える切り換え部をさらに備え、前記制御部は、前記変化量が所定の閾値以上であるか否かに基づき、前記切り換え部を制御するようにすることができる。
前記エンコード部によるエンコードの処理対象とされる画像が、エンコード時に参照する参照画に、変化があるか否かを判断する参照画判断部とをさらに備え、前記制御部は、前記変化量が所定の閾値以上であるか否かに基づき、かつ前記参照画判断部による判断結果に基づき、エンコード部の処理を制御するようにすることができる。
前記制御部は、前記変化量が所定の閾値以上である場合、前記パラメータを用いずにエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御し、前記変化量が所定の閾値以下であり、かつ前記参照画判断部による判断が、エンコードの処理対象とされる画像が、エンコード時に参照する参照画に、変化があるとの判断である場合、前記パラメータを用いずにエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御し、前記変化量が所定の閾値以下であり、かつ前記参照画判断部による判断が、エンコードの処理対象とされる画像が、エンコード時に参照する参照画に、変化がないとの判断である場合、前記パラメータを用いたエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御するようにすることができる。
前記パラメータに含まれる量子化ステップの値を、前記変化量演算部により演算された前記変化量に応じた変更量で変更する量子化ステップ変更部とをさらに備え、前記エンコード部は、前記量子化ステップ変更部により変更された前記量子化ステップを含むパラメータを用いて前記デコード画像をエンコードするようにすることができる。
本技術の一側面の画像処理方法、またはプログラムは、デコード部、画像処理部、制御部、およびエンコード部を備える画像処理装置の画像処理方法において、前記デコード部は、エンコードされた画像である圧縮画像データをデコードし、デコードされたデコード画像と、エンコード時に算出されたエンコードに関するパラメータを生成し、前記画像処理部は、前記デコード画像に少なくとも色調整処理を含む画像処理を施し、前記制御部は、前記画像処理部の処理に応じて、前記画像処理部により画像処理が施された前記デコード画像に対して、前記パラメータを用いたエンコードを実行するように前記エンコード部を制御するか、または前記エンコード部により前記パラメータを用いないエンコードを実行するように前記エンコード部を制御するステップを含む。
本技術の一側面の画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムにおいては、エンコードされた画像である圧縮画像データがデコードされ、デコードされたデコード画像と、エンコード時に算出されたエンコードに関するパラメータが生成され、デコード画像に少なくとも色調整処理を含む画像処理が施され、その画像処理に応じて、デコード画像に対して、パラメータを用いたエンコードがされるか、またはパラメータを用いないエンコードが実行される。
本技術によれば、エンコードを行うことができる。また、適切なパラメータを用いたエンコードを行うことができる。
第1の実施の形態における編集機の構成を示す図である。 第1の実施の形態における編集機の動作について説明するためのフローチャートである。 エフェクトによる影響について説明するための図である。 第2の実施の形態における編集機の構成を示す図である。 第2の実施の形態における編集機の動作について説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態における編集機の構成を示す図である。 第3の実施の形態における編集機の動作について説明するためのフローチャートである。 第4の実施の形態における編集機の構成を示す図である。 参照画について説明するための図である。 第4の実施の形態における編集機の動作について説明するためのフローチャートである。 第5の実施の形態における編集機の構成を示す図である。 第5の実施の形態における編集機の動作について説明するためのフローチャートである。 記録媒体について説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態における画像処理装置としての編集機について]
図1は、画像処理装置としての編集機10の一実施の形態の構成を示す図である。図1に示した編集機10は、デコード部11、エフェクト処理部12、エンコード部13、およびフラグ設定部14から構成される。デコード部11には、エンコードされた画像信号(ストリーム)が入力される。デコード部11は、入力されたストリームをデコードし、デコードされた画像(以下、デコード画像と記述する)と、デコードされたエンコード時に算出されストリームに含まれていたパラメータを出力する。デコード部11からのデコード画像は、エフェクト処理部12に供給され、パラメータは、エンコード部13に供給される。
エフェクト処理部12は、入力されたデコード画像に対して、ユーザからの指示に基づきエフェクト処理を施す。エフェクト処理とは、例えば、色の明暗などを変えるカラーコレクション、文字を画像上に重畳して表示させるテロップ、文字、画像、CGなどを所定のシーンに入れ込むインサートなどの画像処理である。エフェクト処理部12によりエフェクト処理が施されたデコード画像、またはエフェクト処理が指示されていないために、エフェクト処理は施されていないデコード画像は、エンコード部13に供給される。また、エフェクト処理部12からエフェクト処理に関する情報が、フラグ設定部14に供給される。
フラグ設定部14は、エフェクト処理に関する情報から、所定のエフェクトが施されたことを認識するとフラグを操作し、そのフラグの情報をエンコード部13に供給する。エンコード部13は、エフェクト処理部12から供給されるデコード画像をエンコードする。エンコードする際、フラグ設定部14から供給されるフラグが立てられているときには、デコード部11からのパラメータを用いたエンコードを行い、フラグ設定部14から供給されるフラグが立てられていないときには、デコード部11からのパラメータを用いずに、通常のエンコードを行う。このように、フラグ設定部14は、エンコード部13のエンコードを制御する制御部としての機能を有する。
編集機10は、エンコードされている画像信号を、デコードし、そのデコード画像に編集(エフェクト)を加え、再度エンコードするという処理を行う。編集機10の処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。
ステップS11において、編集機10にストリームが入力される。ステップS12において、入力されたストリームは、デコード部11に供給され、デコードされる。入力されるストリームは、例えば、ビデオカメラなどで撮影された動画像信号であり、MPEGなどの所定のエンコード方式によりエンコードされている圧縮データである。デコード部11は、入力されるストリームのエンコード方式に対応するデコード方式でデコードする。デコード部11によりデコードされたデコード画像は、エフェクト処理部12に供給される。
ステップS13において、エフェクト処理部12によりエフェクト処理がデコード画像に対して施される。エフェクト処理部12は、図示していないディスプレイやキーボードなどから構成されるユーザインタフェースが用いられたユーザからの指示に基づくエフェクトを、デコード画像に対して施す。例えば、ユーザは、ディスプレイ上に表示されたデコード画像に対して、所定の文字を重畳させるテロップというエフェクトを施したい場合、キーボードやマウスなど、所定の入力装置を用いて、重畳したい文字を、重畳したい位置に重畳させるための指示を行う。そのような指示がなされた場合、エフェクト処理部12は、ユーザからの指示に対応するエフェクトを、デコード画像に施す。
エフェクトが施されたデコード画像は、エンコード部13に供給される。編集機10には、エンコードされている画像(以下、適宜、第1のエンコード画像と記述する)が入力され、第1のエンコード画像がデコードされ、デコード画像が生成され、そのデコード画像にエフェクトが施される。さらに編集機10は、エフェクトを施したデコード画像をエンコードし、第2のエンコード画像を生成し、図示していない後段の処理部に出力する。
編集機10に入力されるエンコードされた画像である圧縮画像データがデコード部11によりデコードされたことにより生成された画像をデコード画像と記述する。編集機10に入力されるエンコードされた画像である圧縮画像データを第1のエンコード画像と記述する。また、エンコード部13でエンコードされた画像である圧縮画像データを第2のエンコード画像と記述する。
第1のエンコード画像は、他の装置でエンコードされた画像であるが、そのエンコード時に用いられたパラメータ(第1のパラメータとする)がある。第1のパラメータとしては、Q値や予測モードなどがある。第1のパラメータは、第1のエンコード画像のデータと共に、ストリームに含まれ、デコード部11によりデコードされる。この第1のパラメータは、デコード部11からエンコード部13に供給されるように、図1に示した編集機10は構成される。エンコード部13は、エフェクトが施されたデコード画像を、第1のパラメータを用いてエンコードを行うことができる構成にされる。
例えば、第1のエンコード画像をデコードし、エフェクト処理を施さずに、再度エンコード部13によりエンコードし、第2のエンコード画像を生成する場合、エンコード部13が第1のパラメータを用いたエンコードをすることで、第1のエンコード画像と同じ状態のエンコードとなり、結果として第1のエンコード画像に近い第2のエンコード画像を生成することができる。
よって、エフェクト処理部12によりエフェクト処理が施されない場合、第1のパラメータを用いることで、再エンコードによる画質の劣化を抑えることができる。また、第1のパラメータを用いて再エンコードが行われることで、パラメータを設定するなどの処理にかかる時間を削減することができるため、エンコードに係る時間を短縮することができ、処理速度の向上をはかることができる。
しかしながら、エフェクト処理部12によりエフェクト処理が施されたデコード画像に対して、第1のパラメータを用いた再エンコードを行うと、第2のエンコード画像は、正しくエンコードされずに、第2のエンコード画像をデコードしたときに、画質が劣化する可能性がある。よって、エフェクト処理部12によりエフェクト処理が施されたデコード画像に対して、第1のパラメータを用いたエンコードはせずに、エンコード部13は、通常のエンコード、すなわち、第2のエンコード画像に適した第2のパラメータを生成するエンコード処理を行う。
エンコード部13は、このように、エフェクト処理部12によるエフェクト処理が施されていない画像に対しては、デコード部11によりデコードされた第1のパラメータを用いたエンコードを行い、その結果生成された第2のエンコード画像の画像データと第1のパラメータを含むストリームを生成し、後段の処理に出力する。また、エンコード部13は、エフェクト処理部12によりエフェクト処理が施された画像に対しては、デコード部11によりデコードされた第1のパラメータを用いたエンコードを行わず、通常のエンコードを行った結果生成された第2のエンコード画像の画像データと第2のパラメータを含むストリームを生成し、後段の処理に出力する。
第1のパラメータや第2のパラメータとしては、以下のようなパラメータがある。特に再エンコード時に再利用されるパラメータ(第1のパラメータ)について説明する。最初のエンコード条件を再現するのに必要な、 AVC規格書でシンタックス要素をパラメータと呼んでいる。主なものとしては、マクロブロックのタイプ(mb_type)、予測モード(Intra4x4PredMode, Intra8x8PredMode)、量子化パラメータ、動きベクトルなどがある。
このようなパラメータがエンコーダのときに、再利用されるパラメータの候補とされる。こられの候補以外の符号化に関するパラメータも、本実施の形態における再エンコード時に再利用されるパラメータとすることができる。また、ここにあげたパラメータの全てが、再利用されるパラメータとしてもよいし、その一部が再利用されるパラメータとされてもよい。
エンコード部13はエフェクト処理部12によるエフェクト処理の有無により、第1のパラメータを用いたエンコードを行うか、または第1のパラメータを用いないエンコード(通常のエンコード)を行うかを決定する。そのために、ステップS14において、エンコードのパラメータに影響のあるエフェクトであるか否かの判断が行われる。この判断は、フラグ設定部14が行う。フラグ設定部14は、エフェクト処理部12から、エフェクト処理部12が行ったエフェクト処理に関する情報、例えば、テロップというエフェクト処理を施したといった情報を取得する。
フラグ設定部14は、エフェクト処理部12からの情報から、エンコードのパラメータに影響のあるエフェクトであるか否かの判断を行う。フラグ設定部14は、エフェクト処理部12からの情報が、エフェクト処理を実行していないことを示しているとき、エンコードのパラメータに影響のあるエフェクトではないと判断する。また、フラグ設定部14は、エフェクト処理部12からの情報が、エフェクト処理を実行しているが、所定のエフェクトである場合、エンコードのパラメータに影響のあるエフェクトではないと判断する。ここで、エンコードのパラメータに影響のあるエフェクトではないと判断される所定のエフェクトについて説明を加える。
まず、エンコードのパラメータに影響ないエフェクトとは、上記した説明において、第1のパラメータを用いたエンコードを行っても画質の劣化を伴わないエフェクトである。上記したように、エフェクトが施されたデコード画像を再度エンコードするとき、第1のパラメータを用いて行うと、画質の劣化を伴う可能性があるが、第1のパラメータを用いて画質の劣化を伴わない(無視できるほどの画質の劣化しかおきない)エフェクトがあることが、本出願人により確認されている。このようなエフェクトの一例として、カラーコレクションがある。
図3に、本出願人が行った実験による結果を示す。図3に示したグラフは以下のようにして生成された画像のPSNR(Peak Signal-to-Noise Ratio)をグラフ化したものである。PSNRは、画像の圧縮等を行い、その変換後の画像がどれ程劣化したかを客観的に評価する指標の一つである。
まず、第1のエンコード画像がデコードされ、そのデコード画像に、カラーコレクションのエフェクトが施され、そのデコード画像が再度、通常のエンコードでエンコードされ、第2のエンコード画像(以下、通常エンコード画像と記述する)が生成される。そして、その通常エンコード画像がデコードされた画像(以下、通常デコード画像と記述する)が生成される。通常デコード画像が生成されると、その通常デコード画像と、第1のエンコード画像をデコードしたデコード画像とのPSNRが算出される。このPSNRは、輝度信号Y、色差信号Cb、色差信号Crのそれぞれに対して算出される。
図3において、第1のエンコード画像をデコードしたデコード画像と、通常デコード画像とのPSNRのうち、輝度信号YのPSNRは、Normal Yと表記し、バツ印でプロットしたグラフとし、色差信号CbのPSNRは、Normal Cbと表記し、アスタリスクでプロットしたグラフとし、色差信号CrのPSNRは、Normal Crと表記し、丸印でプロットしたグラフとしている。
同様に第1のエンコード画像がデコードされ、そのデコード画像に、先ほどと同様のカラーコレクションのエフェクトが施され、そのデコード画像が再度、第1のパラメータが用いられてエンコードがされ、第2のエンコード画像(以下、パラエンコード画像と記述する)が生成される。そして、そのパラエンコード画像がデコードされた画像(以下、パラデコード画像と記述する)が生成される。パラデコード画像が生成されると、そのパラデコード画像と、第1のエンコード画像をデコードしたデコード画像とのPSNRが算出される。このPSNRも、輝度信号Y、色差信号Cb、色差信号Crのそれぞれに対して算出される。
図3において、第1のエンコード画像をデコードしたデコード画像と、パラデコード画像とのPSNRのうち、輝度信号YのPSNRは、Para Yと表記し、菱形でプロットしたグラフとし、色差信号CbのPSNRは、Para Cbと表記し、四角形でプロットしたグラフとし、色差信号CrのPSNRは、Para Crと表記し、三角形でプロットしたグラフとしている。
図3を参照するに、Normal CbのグラフとPara Cbのグラフは、ほぼ重なっており、プロットされている点が重なっていることが読み取れる。同様に、Normal CrのグラフとPara Crのグラフは、ほぼ重なっており、プロットされている点が重なっていることが読み取れる。
このことから、エフェクトして、色差信号Cbまたは色差信号Crを変更するエフェクトであれば、第1のパラメータを用いてエンコードを行っても、通常のエンコードを行っても、ほぼ同一の画質の画像を生成できることがわかる。よって、このようなエフェクトの場合、デコードされ、エフェクト処理が施された画像を、再度エンコードするようなときに、デコードされる前のエンコード時に用いられていたパラメータ(第1のパラメータ)を用いてエンコードしても、特に問題がないことがわかる。
また、図3を参照するに、Normal YのグラフとPara Yのグラフは、重なりが少なく、プロットされている点も離れている。このことから、変化量が大きくなるとパラメータを使えなくなる場合が生じるが、エフェクトとして、輝度信号Yを変更するエフェクトである場合には、デコードされ、エフェクト処理が施された画像を、再度エンコードするようなときに、デコードされる前のエンコード時に用いられていたパラメータを用いてエンコードするときにも、パラメータを再利用することにより画質劣化を抑えた再エンコードが可能となることがわかる。
このように、色差信号Cb、色差信号Cr、輝度信号Yを変化させるカラーコレクションの場合、パラメータの再利用をしたエンコードを行っても悪影響がないわけを一考察するに、クロマの予測モードは4つ存在するが、他の予測モードに比較すると少なく、クロマの色相を変化させたときには、その予測モード自体も変化してしまうことは少ないからであると考えられる。
このようにエフェクトによっては、再エンコード時にデコード前のエンコード時に用いられたパラメータを再利用しても、画質の劣化を伴わないエフェクトもある。明るさ調整や色調整などの波形を変化させる編集は、比較的パラメータを再利用しても画質の劣化を伴わないエフェクトであり、文字や画像の挿入のような異なる波形に置き換える編集は、パラメータを再利用すると画質の劣化を伴うエフェクトである。画質の劣化を伴わないと判断されるエフェクトが施された場合には、エンコード部13は、エフェクト処理部12からのデコード画像を、デコード部11から供給されるパラメータを用いてエンコードすることで、エンコードに係る時間の削減や処理能力の削減を行う。
図2のフローチャートの説明に戻る。ステップS14において、エンコードのパラメータに影響のあるエフェクトであるか否かが判断される。この“エンコードのパラメータに影響のあるエフェクト”とは、デコード部11によりデコードされたパラメータを用いてエンコード部13がエンコードを行ったとしても、悪影響がないことが確認されているエフェクト以外のエフェクトのことである。換言すれば、第1のパラメータが変化する可能性のあるエフェクトのことである。
なお、上述した説明および以下の説明においては、“エンコードのパラメータに影響のあるエフェクト”は、色差信号を変更するカラーコレクションのエフェクト以外のエフェクトであるとして説明するが、色差信号を変更するカラーコレクションのエフェクトは一例であり、限定を示す記載ではない。
ステップS14において、フラグ設定部14が、エフェクト処理部12からの情報から、どのようなエフェクトが加えられたかを判断し、そのエフェクトがエンコードのパラメータに影響があるエフェクトであると判断した場合、ステップS15に処理が進められる。ステップS15において、フラグ設定部14は、フラグを“0”にセットし、エンコード部13にフラグを出力する。
ステップS16において、エンコード部13はエフェクト処理部12からのエフェクト処理が施されたデコード画像に対してエンコードの処理を施す。このとき、エンコード部13は、フラグ設定部14から供給されるフラグが“0”の場合、通常のエンコードを行う。すなわち、デコード部11から供給される第1のパラメータを用いないエンコードを行う。このように、エンコードのパラメータに影響があるエフェクトが行われたときには、パラメータの再利用を行わずに、エンコードが行われる。
一方、ステップS14において、エンコードのパラメータに影響があるエフェクトではないと判断された場合、ステップS17に処理が進められる。ステップS17において、フラグ設定部14は、フラグを“1”にセットし(フラグを立て)、エンコード部13にフラグを出力する。
ステップS18において、エンコード部13はエフェクト処理部12からのエフェクト処理が施されたデコード画像に対してエンコードの処理を施す。このとき、エンコード部13は、フラグ設定部14から供給されるフラグが“1”の場合、パラメータを再利用するエンコードを行う。すなわち、デコード部11から供給される第1のパラメータを用いたエンコードを行う。このように、エンコードのパラメータに影響がないエフェクトが行われたときには、パラメータの再利用を行い、エンコードが行われる。
このような処理が繰り返されることで、編集機10における編集処理(デコード、編集、エンコードといった一連処理)が行われる。
なお、フラグが0のとき(フラグが立っていないとき)には通常エンコードがされるとし、フラグが1のとき(フラグが立っているとき)にはパラメータを再利用したエンコードがされるとしたが、フラグが1のときには通常エンコードがされるとし、フラグが0のときにはパラメータを再利用したエンコードがされるとしても良い。
また、フラグの0か1といった情報は、エンコード部13によりエンコードされた第2のエンコード画像や第1のパラメータ(第2のパラメータ)とともに、ストリームに含まれるようにしても良い。ストリームに含まれることで、さらに他の装置などで編集が行われる場合などに、編集が加えられた箇所を特定したりする際の処理に用いることができるようになる。
また、フラグではなく、エフェクト毎にエフェクトを識別する値をエフェクト毎に割り振り、その値がストリームに含まれるようにしても良い。そして、エフェクトを識別する値に基づき、第1のパラメータを再利用するエンコードが行われるか否かが判断されるように構成することも可能である。
また、図6を参照して後述するが、フラグが立っているか否かにより、デコード時にデコードされたパラメータを用いたエンコードを行うか否かを判断するため、フラグを用いずに、デコードされたパラメータをエンコード部13に供給する、または供給しないを切り換えるスイッチなどを設け、そのスイッチを制御することで、デコードされたパラメータを用いたエンコード、またはデコードされたパラメータを用いないエンコードが切り換えられるような構成に、編集機10を構成することも可能である。
編集機10において上記したように、パラメータを再利用することで、編集機10における処理に係る時間を短縮でき、処理能力の削減もはかれる。従来は、エフェクト(編集)が行われる場合にはパラメータを再利用するといったことは行われていなかったため、デコード、編集、エンコードに係る実時間を短縮するのは困難であった。
エフェクトが行われた画に対しパラメータを再利用すると、画の変化により必ずしもそのパラメータがエンコードの条件に最適ではなくなり、結果として画質劣化が引き起こされる場合がある。画質劣化を引き起こす原因の一つとして、編集による画像挿入により、今まで参照されていたマクロブロック(MB)が変わるが、その参照を変えずにエンコードを行うことで誤差が大きくなり、結果そのようなエンコード画像をデコードしたデコード画像は画質が劣化した画像となる。
よって、エフェクトが行われた場合にはパラメータを再利用しないという処理が行われていた。これに対して、本技術においては、上記したように、パラメータを再利用しても、悪影響が発生することがないエフェクトに対して、パラメータを再利用することが可能となり、処理時間の短縮などが可能となる。
上記した実施の形態において、図2のフローチャートの処理は、例えば、1枚の画像(フレーム)単位毎に行われるようにすることができる。1枚の画像単位毎に行われるようにした場合、1枚のデコード画像に対して施されたエフェクトが、どのようなエフェクトであるかが判断され、そのエフェクトが、第1のパラメータに影響があるようなエフェクトであるか否かが判断される(ステップS14の処理)。そして、1枚のデコード画像に対して、第1のパラメータを用いたエンコードまたは第1のパラメータを用いないエンコードが行われる。
このように構成することも可能であるが、マクロブロック単位で図2のフローチャートの処理が実行されるように構成することも可能である。マクロブロック単位で行われるようにした場合、処理対象とされているマクロブロックに対して施されたエフェクトが、どのようなエフェクトであるかが判断され、そのエフェクトが、第1のパラメータに影響があるようなエフェクトであるか否かが判断される(ステップS14の処理)。そして、処理対象とされているマクロブロックに該当するデコード画像内の領域内の画像に対して、第1のパラメータを用いたエンコードまたは第1のパラメータを用いないエンコードが行われる。
例えば、テロップなどのエフェクトが施される場合、画像全体にテロップが入れられるわけではなく、下側の領域、左上や右上の領域など、画像の一部分の領域に入れられる。換言すれば、画像全体にエフェクトが施されるのではなく、画像の一部分の領域に対してエフェクトが施される。このような画像内の一部分の領域に対してエフェクトがかけられるような場合、マクロブロック単位で図2のフローチャートが実行されるように構成すると、より細かく第1のパラメータを用いたエンコードを行うか否かを判断し、エンコードを行うことが可能となる。
上述した説明および以下の説明において、ブロックとは、マクロブロックに限定される記載ではなく、処理単位とされる所定の大きさの領域であり、1つのマクロブロック、複数のマクロブロック、1枚の画像などを総称する記載であるとする。
[第2の実施の形態における画像処理装置としての編集機について]
第1の実施の形態においては、ステップS14において、エンコードのパラメータに影響のあるエフェクトであるか否かを判断することで、パラメータを再利用したエンコード、またはパラメータを再利用しないエンコードが行われる例を挙げて説明した。次に、エフェクトが施される前の画像と後の画像との変化量に基づいて、パラメータを再利用したエンコード、またはパラメータを再利用しないエンコードが行われる実施の形態について説明する。
図4は、第2の実施の形態における画像処理装置としての編集機の構成を示す図である。図4に示した編集機50は、デコード部51、エフェクト処理部52、エンコード部53、フラグ設定部54、および変化量演算部55から構成される。図4に示した編集機50は、図1に示した編集機10と比較し、変化量演算部55が追加された構成とされている。すなわち、図4に示した編集機50のデコード部51、エフェクト処理部52、エンコード部53、フラグ設定部54は、それぞれ、図1に示した編集機10のデコード部11、エフェクト処理部12、エンコード部13、フラグ設定部14に対応している。よって、重複する説明は適宜省略する。
変化量演算部55には、デコード部51でデコードされたデコード画像と、エフェクト処理部52によりエフェクト処理が施されたデコード画像(以下、エフェクトデコード画像と記述する)が供給される。変化量演算部55は、デコード画像とエフェクトデコード画像との変化量を演算し、その変化量を、フラグ設定部54に供給する。変化量は、デコード画像にエフェクトが施されたことにより、デコード画像がどの程度変化したかを表す値である。
フラグ設定部54は、変化量演算部55からの変化量が、所定の閾値以上であった場合、すなわちエフェクトが施されたことにより、デコード画像が変化したことを表している場合、フラグを立てず、所定の閾値以上ではなかった場合、フラグを立てる。この場合のフラグは、第1の実施の形態と同じく、デコード部51でデコードされた第1のパラメータを用いたエンコードをする場合に立てられるフラグである。この場合も、第1の実施の形態と同じく、デコード部51でデコードされた第1のパラメータを用いたエンコードをする場合には立てられないフラグとして構成することも可能である。
図5に示したフローチャートを参照し、図4に示した編集機50の処理について説明する。ステップS51において、デコード部51は、ストリームを入力し、ステップS52において、入力したストリームをデコードし、デコード画像と第1のパラメータを生成する。ステップS53において、エフェクト処理部52は、デコード画像に対して、ユーザの指示に基づきエフェクト処理を施す。このステップS51乃至S53の処理は、図2のステップS11乃至S13の処理と同様に行われる。
ステップS54において、変化量が演算される。変化量演算部55は、デコード部51でデコードされたデコード画像と、エフェクト処理部52によりエフェクト処理が施されたエフェクトデコード画像との変化量を演算する。変化量は、処理対象とされるマクロブロック同士の輝度値の変化量を、画素毎に演算し、その絶対値の和を変化量とする。
または、相関係数を演算し、その相関係数を変化量としたり、変化量の分散を変化量としたりするようにしても良い。また画素同士の変化量を演算し、平均値を演算し、その平均値を変化量としても良い。さらに、エフェクト処理部52により施されたエフェクトの種類により、変化量の演算の仕方を切り換えるようにし、施されたエフェクトに適した演算で変化量が演算されるようにしても良い。演算の仕方については、適宜、設計の段階などで設定される。
ステップS54において、変化量演算部55により変化量が演算されると、その変化量は、フラグ設定部54に供給される。ステップS55において、フラグ設定部54は、変化量が所定の閾値以上であるか否かを判断する。フラグ設定部54により、変化量が所定の閾値以上であると判断された場合、ステップS56に処理が進められ、フラグが0に設定される。そして、ステップS57において、エンコード部53により、デコード画像に対して通常のエンコードが行われる。
すなわちこの場合、デコード画像に対して加えられたエフェクトにより、デコード画像の変化が大きく、パラメータを再利用したエンコードを行うと、画質劣化が生じる可能性があるため、通常のエンコードが行われる。このステップS56,S57の処理は、図1におけるステップS15,S16の処理と同様に行われる。
一方、ステップS55において、フラグ設定部54が、変化量が所定の閾値以上ではないと判断した場合、ステップS58に処理が進められ、フラグが1に設定される。そして、ステップS59において、エンコード部53により、デコード画像に対して第1のパラメータを用いたエンコードが行われる。すなわちこの場合、デコード画像に対してエフェクトが加えられていても、デコード画像の変化が小さいために、パラメータを再利用したエンコードを行っても、画質劣化が生じる可能性は低いため、第1のパラメータを再利用したエンコードが行われる。このステップS58,S59の処理は、図1におけるステップS17,S18の処理と同様に行われる。
このように変化量が閾値よりも大きいか否かにより、第1のパラメータを再利用したエンコードを行うか否かが決定されるため、閾値を適切に設定することで、効率良いエンコードを行うことができる。例えば、デコード画像にエフェクトが加えられることにより、デコード画像に変化があったとしても、その変化量がどの程度以内であれば、第1のパラメータを再利用したエンコードを行ったとしても画質の劣化ないということを予め検証しておき、その検証結果に基づいて、閾値が設定される。
このような閾値を用いることで、エフェクトが施されているデコード画像に対しても、そのエフェクトが弱く、第1のパラメータを用いてエンコードを行っても画質劣化を起こさない場合には、第1のパラメータを用いてエンコードを行うことが可能となる。
[第3の実施の形態における画像処理装置としての編集機について]
第2の実施の形態においては、エフェクトが施される前の画像と後の画像との変化量に基づいて、フラグを立てるか否かを判断し、そのフラグの状態により、パラメータを再利用したエンコード、またはパラメータを再利用しないエンコードが行われる実施の形態について説明した。以下に第3の実施の形態として、第2の実施の形態のフラグの代わりにスイッチを用いて、第1のパラメータをエンコード部53に供給するか否かを切り換える実施の形態について説明する。
図6は、第3の実施の形態における画像処理装置としての編集機の構成を示す図である。図6に示した編集機100は、デコード部101、エフェクト処理部102、エンコード部103、スイッチ制御部104、変化量演算部105、およびスイッチ106から構成される。図6に示した編集機100は、図4に示した編集機50と比較し、フラグ設定部54の代わりに、スイッチ制御部104とスイッチ106が追加された構成とされている。すなわち、図6に示した編集機100のデコード部101、エフェクト処理部102、エンコード部103、変化量演算部105は、それぞれ、図4に示した編集機50のデコード部51、エフェクト処理部52、エンコード部53、変化量演算部55に対応している。よって、重複する説明は適宜省略する。
スイッチ制御部104は、変化量演算部105からの変化量が、所定の閾値以上であった場合、すなわちエフェクトが施されたことにより、デコード画像が変化したことを表している場合、スイッチ106を開く制御を行う。またスイッチ制御部104は、変化量演算部105からの変化量が、所定の閾値以内であった場合、すなわちエフェクトが施されていない、またはエフェクトが施されていても、デコード画像があまり変化していないことを表している場合、スイッチ106を閉じるための制御を行う。
スイッチ106の一端は、デコード部101と接続され、他端は、エンコード部103に接続されている。スイッチ106が閉じられることにより、デコード部101によりデコードされた第1のパラメータが、エンコード部103に供給されるように構成されている。エンコード部103は、第1のパラメータが供給されたときには、その供給された第1のパラメータを用いたエンコードを実行し、供給されないときには通常のエンコードを実行するように構成されている。
なお、図6においては、物理的なスイッチをイメージするような図を示したが、スイッチ106の構成は、図6に示したような構成に限らず、デコード部101からのパラメータを、エンコード部103に供給するか否かを切り換える機能を有していれば良い。またスイッチ制御部104も、そのような切り換えを制御する機能を有していれば良い。
図7に示したフローチャートを参照し、図6に示した編集機100の処理について説明する。ステップS101において、デコード部101は、ストリームを入力し、ステップS102において、入力したストリームをデコードし、デコード画像と第1のパラメータを生成する。ステップS103において、エフェクト処理部102は、デコード画像に対して、ユーザの指示に基づきエフェクト処理を施す。さらにステップS104において、変化量演算部105は、デコード部101でデコードされたデコード画像と、エフェクト処理部102によりエフェクト処理が施されたエフェクトデコード画像との変化量を演算する。
変化量演算部105により変化量が演算されると、その変化量は、スイッチ制御部104に供給される。ステップS105において、スイッチ制御部104は、変化量が所定の閾値以上であるか否かを判断する。スイッチ制御部104により、変化量が所定の閾値以上であると判断された場合、ステップS106に処理が進められる。このステップS101乃至S105の処理は、図5のステップS51乃至S55の処理と同様に行われる。
ステップS106において、スイッチ制御部104は、スイッチ106を開く制御を行う。スイッチ制御部104は、スイッチ106が開かれている状態のときには、その状態を維持する制御を行い、スイッチ106が閉じられている状態のときには、開く制御を行う。スイッチ106が開かれることで、エンコード部103には、デコード部101によりデコードされた第1のパラメータが供給されない状態となる。
すなわちこの場合、デコード画像に対して加えられたエフェクトにより、デコード画像の変化が大きく、パラメータを再利用したエンコードを行うと、画質劣化が生じる可能性があるため、第1のパラメータが供給されない状態とされ、エンコード部103において通常のエンコードが行われる。このステップSS107の処理は、図1におけるステップS16の処理と同様に行われる。
一方、ステップS105において、スイッチ制御部104が、変化量が所定の閾値以上ではないと判断した場合、ステップS108に処理が進められる。ステップS108において、スイッチ制御部104は、スイッチ106を閉じる制御を行う。スイッチ制御部104は、スイッチ106が閉じている状態のときには、その状態を維持する制御を行い、スイッチ106が開かれている状態のときには、閉じる制御を行う。スイッチ106が閉じられることで、エンコード部103には、デコード部101によりデコードされた第1のパラメータが供給される状態となる。
ステップS109において、エンコード部103により、デコード画像に対して第1のパラメータを再利用したエンコードが行われる。すなわちこの場合、デコード画像に対してエフェクトが加えられていても、デコード画像の変化が小さいために、パラメータを再利用したエンコードを行っても、画質劣化が生じる可能性は低いため、第1のパラメータを再利用したエンコードが行われる。このステップSS109の処理は、図1におけるステップS18の処理と同様に行われる。
このように変化量が閾値よりも大きいか否かにより、第1のパラメータを再利用したエンコードを行うか否かが決定されるため、閾値を適切に設定することで、さらなる効率良いエンコードを行うことができる。
図示はしないが、図1に示した編集機10の構成を、フラグ設定部14の代わりに、スイッチ制御部104とスイッチ106を設ける構成とすることも可能である。エフェクト処理部12からのエフェクトに関する情報がスイッチ制御部104に供給されるように構成され、スイッチ106の一端がデコード部11に接続され、他端がエンコード部13に接続されるように構成される。また、そのように構成されたときにはスイッチ制御部104が、エンコードのパラメータに影響のあるエフェクトが施されたか否かを判断し、施されていないと判断したときだけ、スイッチ106が閉じられるように制御するように構成される。
[第4の実施の形態における画像処理装置としての編集機について]
第2、第3の実施の形態においては、エフェクトが施される前の画像と後の画像との変化量に基づいて、フラグを立てるか否か、またはスイッチを閉じるか否かを判断し、そのフラグやスイッチの状態により、パラメータを再利用したエンコード、またはパラメータを再利用しないエンコードが行われる実施の形態について説明した。以下に説明する第4の実施の形態は、上記した処理に加え、さらに参照している画に変化があるか否かを判断し、パラメータの再利用をするエンコードを行うか否かを判断する実施の形態である。
図8は、第4の実施の形態における画像処理装置としての編集機の構成を示す図である。図8に示した編集機150は、デコード部151、エフェクト処理部152、エンコード部153、フラグ設定部154、変化量演算部155、および参照画判断部156から構成される。図8に示した編集機150は、図4に示した編集機50と比較し、参照画判断部156が追加された構成とされている。すなわち、図8に示した編集機150のデコード部151、エフェクト処理部152、エンコード部153、フラグ設定部154、変化量演算部155は、それぞれ、図4に示した編集機50のデコード部51、エフェクト処理部52、エンコード部53、フラグ設定部54、変化量演算部55に対応している。よって、重複する説明は適宜省略する。
参照画判断部156は、処理対象とされているブロックが、エンコード時に参照するブロックに変化があるか否かを判断し、その判断結果を、フラグ設定部154に供給する。このような判断を行うために、参照画判断部156は、処理対象とされている画が参照する画を記憶する機能を有し、デコード部151からのデコード画像を入力し、一時的に記憶する機能を有する。または、後述するように、参照画判断部156は、処理対象とされている画が参照する画に変化があるか否かを判断するための情報として、フラグ設定部154からの情報を記憶する機能を有する。
フラグ設定部154は、変化量演算部155からの変化量が、所定の閾値以上であった場合、フラグを立てない。またフラグ設定部154は、変化量演算部155からの変化量が、所定の閾値以上ではなく、参照画判断部156からの判断結果が、処理対象とされているブロックが参照するブロックも変化がないという結果であった場合、フラグを立てる。この場合のフラグは、第1,第2の実施の形態と同じく、デコード部151でデコードされた第1のパラメータを用いたエンコードをする場合に立てられるフラグである。この場合も、第1の実施の形態と同じく、デコード部151でデコードされた第1のパラメータを用いたエンコードをする場合には立てられないフラグとして構成することも可能である。
ここで、参照画判断部156が行う判断について図9を参照して説明する。エンコードの方式としてMPEG方式などでは、フレーム内予測、フレーム間予測が行われる。フレーム内予測は、1枚の画像(フレーム)内の隣接画素同士の相関が高いことを利用した予測であり、フレーム間予測は、フレーム間の相関を利用した予測である。図9Aは、フレーム内予測の参照関係を説明するための図であり、図9Bは、フレーム間予測の参照関係を説明するための図である。
図9Aにおいて、ブロックAは、編集(エフェクト)が施されたブロックである。このブロックAをエンコード時に参照するのがブロックBである。また、ブロックBをエンコード時に参照するのがブロックCである。同様に、図9Bにおいて、ブロックAは、編集(エフェクト)が施されたブロックである。このブロックAをエンコード時に参照するのがブロックBである。また、ブロックBをエンコード時に参照するのがブロックCである。
図9A、図9Bに示した参照関係は、一例であり、予測モードなどにより参照するブロックが異なるため、図9Aに示した参照関係に限定を示すものではない。また、参照画とは、処理対象とされるブロックが、エンコード時に、参照する画ということであり、参照する画が処理対象とされているブロックと同一の大きさのブロックである場合であっても良いし、異なる大きさのブロックである場合であっても良い。
ブロックAは、エフェクトが施されているために、デコードされたパラメータを用いた再エンコードは行われない。ブロックBは、ブロックB自体にエフェクトが施されていない場合であっても、デコードされたパラメータを用いた再エンコードは行われない。これは、ブロックAが変化しているため、そのようなブロックAを参照することで算出されるパラメータ自体も変化する可能性が高い。仮にデコードされたパラメータを用いた再エンコードを、ブロックAを参照するブロックBに対して行うと、エフェクト前の誤差が少ないブロック用のパラメータで、誤差が大きいブロックにエンコードをする可能性があり、結果的に画質劣化をまねく恐れがある。よって、ブロックBに対しても、デコードされたパラメータを用いた再エンコードは行わずに、通常のエンコードが行われる。
ブロックCは、ブロックBを参照してエンコードがされるが、ブロックBにエフェクトが施されていなければ、換言すれば、ブロックBに変更がなければ、そのようなブロックBを参照することで算出されるパラメータ自体が変化する可能性は低い。よって、ブロックCに対しては、デコードされたパラメータを用いた再エンコードを行う。
次に、このようなエンコードを行う編集機150(図8)の処理について、図10のフローチャートを参照して説明する。ステップS151において、デコード部151は、ストリームを入力し、ステップS152において、入力したストリームをデコードし、デコード画像と第1のパラメータを生成する。ステップS153において、エフェクト処理部152は、デコード画像に対して、ユーザの指示に基づきエフェクト処理を施す。さらにステップS154において、変化量演算部155は、デコード部151でデコードされたデコード画像と、エフェクト処理部152によりエフェクト処理が施されたエフェクトデコード画像との変化量を演算する。
変化量演算部155により変化量が演算されると、その変化量は、フラグ設定部154に供給される。ステップS155において、フラグ設定部154は、変化量が所定の閾値以上であるか否かを判断する。フラグ設定部154により、変化量が所定の閾値以上であると判断された場合、ステップS156に処理が進められる。ステップS156において、フラグ設定部154は、フラグを0に設定する。そして、ステップS157において、エンコード部153により、デコード画像に対して通常のエンコードが行われる。このステップS151乃至S157の処理は、図5のステップS51乃至S57の処理と同様に行われる。
すなわちこの場合、デコード画像に対して加えられたエフェクトにより、デコード画像の変化が大きく、パラメータを再利用したエンコードを行うと、画質劣化が生じる可能性があるため、通常のエンコードが行われる。このステップS151からステップS157へと流れる処理は、図9A、図9Bにおいて、ブロックAが処理対象とされたときに行われる処理である。
一方、ステップS155において、フラグ設定部154が、変化量は所定の閾値以上ではないと判断した場合、ステップS158に処理が進められる。ステップS158において、参照している画に変化があるか否かが判断される。参照画判断部156は、フラグ設定部154が、変化量が所定の閾値以上ではないと判断したときに、参照画に変化があるか否かの判断結果を供給する。参照画判断部156は、処理対象とされているブロックが、エンコード時に参照しているブロック(フレーム内予測のときに参照しているブロック、フレーム間予測のときに参照しているブロック)を調べ、そのブロックに変化があるか否かを判断する。
このように、参照画判断部156は、処理対象とされているブロック以外のブロックの情報も必要とするため、そのような情報を記憶する機能を有する。例えば、フラグ設定部154によりフラグが立てられたブロックの情報を記憶する。フラグが立てられたブロックは、この場合、変化量が所定の値以上ではないと判断されたブロックである。よって、フラグが立てられたブロックを参照するブロックは、参照している画に変化がないブロックであると判断することができる。
ステップS158において、処理対象としているブロックが参照している画(ブロック)に変化があると判断された場合、ステップS156に処理が進められる。このような処理の流れは、例えば、図9A,図9BにおけるブロックBが処理対象とされているときの処理の流れである。すなわち、ブロックB自体は、エフェクトが施されていないために、ステップS155において、変化量が所定の値以上ではないと判断されるが、ブロックAを参照しているため、ステップS158において、参照している画(ブロックA)に変化があると判断され、ステップS156に処理が進められる。
ステップS156において、フラグが0に設定されるため、ステップS157において、通常のエンコードが行われる。このように、処理対象とされているブロック自体に変化がないような場合であっても、参照しているブロックに変化があったような場合には、通常のエンコードが行われる。
一方、ステップS158において、処理対象としているブロックが参照している画(ブロック)に変化はないと判断された場合、ステップS159に処理が進められる。このような処理の流れは、例えば、図9A,図9BにおけるブロックCが処理対象とされているときの処理の流れである。すなわち、ブロックC自体は、エフェクトが施されていないために、ステップS155において、変化量が所定の値以上ではないと判断され、さらに変化がないと判断されているブロックBを参照しているため、ステップS158において、参照している画(ブロックB)にも変化はないと判断され、ステップS159に処理が進められる。
ステップS158における判断結果は、参照画判断部156からフラグ設定部154に供給される。フラグ設定部154は、参照画判断部156からの判断結果に基づき、ステップS159において、フラグを1に設定する。そして、ステップS160において、エンコード部153により、デコード画像に対して第1のパラメータを用いたエンコードが行われる。すなわちこの場合、デコード画像に対してエフェクトが加えられていても、デコード画像の変化が小さいために、また、参照している画も変化が小さいために、パラメータを再利用したエンコードが行われても、画質劣化が生じる可能性が低いため、第1のパラメータを再利用したエンコードが行われる。
このように変化量が閾値よりも大きいか否か、かつ参照している画に変化があるか否かにより、第1のパラメータを再利用したエンコードを行うか否かが決定されるため、効率良い、かつ適切なエンコードを行うことができる。
[第5の実施の形態における画像処理装置としての編集機について]
以下に、量子化ステップ(量子化パラメータ)以外のパラメータは、再利用するときにはそのまま再利用し、量子化ステップは、再利用するときであっても、その値を処理対象とされている画に合わせて変更する実施の形態について説明する。
図11は、第5の実施の形態における画像処理装置としての編集機の構成を示す図である。図11に示した編集機200は、デコード部201、エフェクト処理部202、エンコード部203、フラグ設定部204、変化量演算部205、および量子化ステップ変更部206から構成される。
図11に示した編集機200は、図4に示した編集機50と比較し、量子化ステップ変更部206が追加された構成とされている。すなわち、図11に示した編集機200のデコード部201、エフェクト処理部202、エンコード部203、フラグ設定部204、変化量演算部205は、それぞれ、図4に示した編集機50のデコード部51、エフェクト処理部52、エンコード部53、フラグ設定部54、変化量演算部155に対応している。よって、重複する説明は適宜省略する。
量子化ステップ変更部206は、デコード部201によりデコードされたパラメータが供給される構成とされている。また、量子化ステップ変更部206には、フラグ設定部204により設定されたフラグも供給される。量子化ステップ変更部206は、フラグ設定部204からのフラグが、再エンコード時にパラメータを再利用することを表している場合、供給されたパラメータのうち量子化ステップに係るパラメータを、画に合わせた値に変更し、エンコード部203に供給する。
次に、このようなエンコードを行う編集機200(図11)の処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。ステップS201において、デコード部201は、ストリームを入力し、ステップS202において、入力したストリームをデコードし、デコード画像と第1のパラメータを生成する。ステップS203において、エフェクト処理部202は、デコード画像に対して、ユーザの指示に基づきエフェクト処理を施す。さらにステップS204において、変化量演算部205は、デコード部201でデコードされたデコード画像と、エフェクト処理部202によりエフェクト処理が施されたエフェクトデコード画像との変化量を演算する。
変化量演算部205により変化量が演算されると、その変化量は、フラグ設定部204に供給される。ステップS205において、フラグ設定部204は、変化量が所定の閾値以上であるか否かを判断する。フラグ設定部204により、変化量が所定の閾値以上であると判断された場合、ステップS206に処理が進められる。ステップS206において、フラグ設定部204は、フラグを0に設定する。そして、ステップS207において、エンコード部203により、デコード画像に対して通常のエンコードが行われる。このステップS201乃至S207の処理は、図5のステップS51乃至S57の処理と同様に行われる。
すなわちこの場合、デコード画像に対して加えられたエフェクトにより、デコード画像の変化が大きく、パラメータを再利用したエンコードを行うと、画質劣化が生じる可能性があるため、通常のエンコードが行われる。
一方、ステップS205において、フラグ設定部204が、変化量は所定の閾値以上ではないと判断した場合、ステップS208に処理が進められる。ステップS208において、フラグ設定部204は、フラグを1に設定する。そして、ステップS209において、量子化ステップが変更される。量子化ステップ変更部206は、変化量演算部205により演算された変化量に適した量子化ステップを設定する。
そのために、変化量演算部205は、以下のようにして変化量を算出する。エフェクトのうち、特に、ガンマ変換を用いた明るさ調整に関しては、次式に基づいて変化量が算出される。
変化量=デコード画と編集画の差分画のDR(最大値―最小値)
すなわち、変化量は、デコード画像と、エフェクトデコード画像との差分が計算され、その差分値の最大値と最小値との差分がさらに演算され、その最大値と最小値の差分値が変化量とされる。
この変化量は、フラグ設定部204を介して、量子化ステップ変更部206に供給される。なお、変化量演算部205から直接、量子化ステップ変更部206に変化量が供給されるように構成することも可能である。または、フラグ設定部204によりフラグが1にセットされたときだけ、変化量演算部205からの変化量が量子化ステップ変更部206に供給されるように構成することも可能である。
量子化ステップ変更部206は、デコード部201から供給される第1のパラメータに含まれる量子化ステップを抽出し、その値を、供給された変化量、この場合、DRの値により設定されている変更量分だけ、変更した値に変更する。以下に、DRと変更量の関係の一例を示す。
DR 変更量
≧256 : −4
≧192 : −3
≧128 : −2
≧ 64 : −1
上記関係が設定されている場合、例えば、DRが64以上で、128未満の場合、量子化ステップは、1だけ減算した値に変更される。同様に、DRが128以上で、192未満の場合、量子化ステップは、2だけ減算した値に変更され、DRが192以上で、256未満の場合、量子化ステップは、3だけ減算した値に変更され、DRが256以上の場合、量子化ステップは、4だけ減算した値に変更される。但し、変更後の量子化ステップの下限は超えないように制限される。ここでのDRの値はフラグ設定部154で判定に用いた所定の閾値より小さい値が上限である。
この関係は、一例であり限定を示すものではない。このように、量子化ステップをDRの値により変更するのは、編集が施されることによりエッジがたつ部分が、元の量子化ステップでは高域成分が落ちてぼけた画になってしまうのを防ぐためである。
また逆に編集が施されることでぼけるところもあるが、高域成分がなくなる変化なので、量子化ステップを下げても問題が生じることはない。さらに、差分画のDRが64以上のブロックが存在しない場合には、量子化ステップを変更しない処理と等価となる。
このように、フラグが1にセットされた場合、量子化ステップの値が、DRの値(変化量の値)に基づく変更量だけ変更される。そして、この変更後の量子化ステップと、量子化ステップ以外の第1のパラメータが用いられ、ステップS210において、エンコード部203において、エンコードが行われる。
このように変化量が閾値よりも大きいか否かにより、第1のパラメータを再利用したエンコードを行うか否かが決定されるため、効率良いエンコードを行うことができる。また、第1のパラメータを再利用するエンコードが行われるとき、量子化ステップの値は、その編集画に適した値に変更されるため、第1のパラメータを再利用することで、画質が劣化するようなことをより防ぐことが可能となる。
[記録媒体について]
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図13は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002、RAM(Random Access Memory)1003は、バス1004により相互に接続されている。バス1004には、さらに、入出力インタフェース1005が接続されている。入出力インタフェース1005には、入力部1006、出力部1007、記憶部1008、通信部1009、及びドライブ1010が接続されている。
入力部1006は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部1007は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部1008は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部1009は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ1010は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース1005及びバス1004を介して、RAM1003にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU1001)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア1011に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア1011をドライブ1010に装着することにより、入出力インタフェース1005を介して、記憶部1008にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部1009で受信し、記憶部1008にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM1002や記憶部1008に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
10 編集機, 11 デコード部, 12 エフェクト処理部, 13 エンコード部, 14 フラグ設定部, 50 編集機, 51 デコード部, 52 エフェクト処理部, 53 エンコード部, 54 フラグ設定部, 55 変化量演算部, 100 編集機, 101 デコード部, 102 エフェクト処理部, 103 エンコード部, 104 スイッチ制御部, 105 変化量演算部, 106 スイッチ, 150 編集機, 151 デコード部, 152 エフェクト処理部, 153 エンコード部, 154 フラグ設定部, 155 変化量演算部, 156 参照画判断部, 200 編集機, 201 デコード部, 202 エフェクト処理部, 203 エンコード部, 204 フラグ設定部, 205 変化量演算部, 206 参照画判断部, 206 量子化ステップ変更部

Claims (10)

  1. エンコードされた画像である圧縮画像データをデコードし、デコードされたデコード画像と、エンコード時に算出されたエンコードに関するパラメータを生成するデコード部と、
    前記デコード画像に少なくとも色調整処理を含む画像処理を施す画像処理部と、
    前記画像処理部の処理に応じて、前記画像処理部により画像処理が施された前記デコード画像を、前記パラメータを用いてエンコードするか、または前記パラメータを用いずにエンコードするかを制御する制御部と
    前記制御部の制御に従って前記デコード画像をエンコードするエンコード部と
    を備える画像処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記画像処理部により前記デコード画像に画像処理が施されたか否かを判定し、前記デコード画像に画像処理が施されていないと判定された場合、前記パラメータを用いたエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記画像処理部が施した前記画像処理が、前記色調整処理のみであるか否かを判定し、前記画像処理が色調整処理のみであると判定された場合、前記パラメータを用いたエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御する
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記デコード部でデコードされた前記デコード画像が、前記画像処理部により画像処理が施されることにより変化した変化量を演算する変化量演算部をさらに備え、
    前記制御部は、前記変化量が所定の閾値以上であるか否かに基づいて、エンコード部の処理を制御する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記デコード部によりデコードされた前記パラメータを、前記エンコード部に供給するか否かを切り換える切り換え部をさらに備え、
    前記制御部は、前記変化量が所定の閾値以上であるか否かに基づき、前記切り換え部を制御する
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記エンコード部によるエンコードの処理対象とされる画像が、エンコード時に参照する参照画に、変化があるか否かを判断する参照画判断部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記変化量が所定の閾値以上であるか否かに基づき、かつ前記参照画判断部による判断結果に基づき、エンコード部の処理を制御する
    請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記変化量が所定の閾値以上である場合、前記パラメータを用いずにエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御し、
    前記変化量が所定の閾値以下であり、かつ前記参照画判断部による判断が、エンコードの処理対象とされる画像が、エンコード時に参照する参照画に、変化があるとの判断である場合、前記パラメータを用いずにエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御し、
    前記変化量が所定の閾値以下であり、かつ前記参照画判断部による判断が、エンコードの処理対象とされる画像が、エンコード時に参照する参照画に、変化がないとの判断である場合、前記パラメータを用いたエンコードを実行するよう前記エンコード部を制御する
    請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記パラメータに含まれる量子化ステップの値を、前記変化量演算部により演算された前記変化量に応じた変更量で変更する量子化ステップ変更部と
    をさらに備え、
    前記エンコード部は、前記量子化ステップ変更部により変更された前記量子化ステップを含むパラメータを用いて前記デコード画像をエンコードする
    請求項4に記載の画像処理装置。
  9. デコード部、画像処理部、制御部、およびエンコード部を備える画像処理装置の画像処理方法において、
    前記デコード部は、エンコードされた画像である圧縮画像データをデコードし、デコードされたデコード画像と、エンコード時に算出されたエンコードに関するパラメータを生成し、
    前記画像処理部は、前記デコード画像に少なくとも色調整処理を含む画像処理を施し、
    前記制御部は、前記画像処理部の処理に応じて、前記画像処理部により画像処理が施された前記デコード画像に対して、前記パラメータを用いたエンコードを実行するように前記エンコード部を制御するか、または前記エンコード部により前記パラメータを用いないエンコードを実行するように前記エンコード部を制御する
    ステップを含む画像処理方法。
  10. デコード部、画像処理部、制御部、およびエンコード部を備える画像処理装置を制御するコンピュータに、
    前記デコード部は、エンコードされた画像である圧縮画像データをデコードし、デコードされたデコード画像と、エンコード時に算出されたエンコードに関するパラメータを生成し、
    前記画像処理部は、前記デコード画像に少なくとも色調整処理を含む画像処理を施し、
    前記制御部は、前記画像処理部の処理に応じて、前記画像処理部により画像処理が施された前記デコード画像に対して、前記パラメータを用いたエンコードを実行するように前記エンコード部を制御するか、または前記エンコード部により前記パラメータを用いないエンコードを実行するように前記エンコード部を制御する
    ステップを含む処理を実行させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
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