JP2012201006A - 加飾フィルム及び加飾成形品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材フィルム3の面上に、光輝層4、パターン層5、隠蔽層7の順、またはパターン層5、光輝層4、隠蔽層7の順で積層されて形成された加飾フィルム1であって、基材フィルム3は、ポリエチレンテレフタレートフィルムまたはアクリルフィルムで形成され、光輝層4及び隠蔽層7は、シルクスクリーン印刷によって積層され、パターン層5は、オフセット印刷によって積層されている。
【選択図】図1
Description
特許文献1〜3に記載されている方法は、まず、アクリルフィルムやポリエチレンテレフラレートを用いて形成されている基材フィルム上に、印刷法により絵柄を形成して、加飾フィルムを形成する。
両者(グラビア印刷、シルクスクリーン印刷)の使い分けに関し、少量多品種生産を行う場合には、製版の時間が短くて済むシルクスクリーン印刷が使用される場合が多い。一方、細やかな意匠が必要であり、ある程度のまとまった数量を生産する場合には、グラビア印刷が用いられる場合が多い。
すなわち、オフセット印刷やフレキソ印刷といった、平版または凸版を使用する印刷法では、インキの膜厚は、1μm以上2μm以下の範囲内程度と薄い膜厚であり、条件検討(版仕様選択、インキ粘度調整等)によって、5μm以上10μmが以下の範囲内程度の厚さで積層することが可能なシルクスクリーン印刷に比べて劣る。
一方、シルクスクリーン印刷を用いた場合には、グラビア印刷と比較すると、製版に時間がかからず、その結果、版の価格も安価となる。しかしながら、シルクスクリーン印刷を用いた場合では、シルクスクリーン版の解像可能な最小開口径の制限があるため、濃淡の階調表現が困難であり、グラビア印刷やオフセット印刷と比較して、印刷スピードも遅くなる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、小ロット及び短納期で商業生産することが可能であるとともに、階調表現が求められる意匠を付与した加飾フィルム及び加飾成形品を提供することを課題とする。
前記基材フィルムは、ポリエチレンテレフタレートフィルムまたはアクリルフィルムで形成され、
前記光輝層及び前記隠蔽層は、シルクスクリーン印刷によって積層され、
前記パターン層は、オフセット印刷によって積層されていることを特徴とするものである。
前記パターン層は、少なくとも顔料と紫外線硬化型樹脂を混合した混合物で生成され、
前記隠蔽層は、少なくとも顔料と、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体とアクリル樹脂を混合した混合物、または少なくとも顔料とポリエステル樹脂を混合した混合物で生成され、
前記隠蔽層の厚さは、20μm以上50μm以下の範囲内であることを特徴とするものである。
前記接着層は、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂及びウレタン樹脂のうち少なくとも一つを含んで生成され、
前記接着層の厚さは、3μm以上10μm以下の範囲内であることを特徴とするものである。
前記加飾フィルムと前記成形樹脂は、インサート成形、または真空成形によって固着されていることを特徴とするものである。
以下、本発明の第一実施形態(以下、「本実施形態」と記載する)について、図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態は本発明の一例であり、本発明を限定するものではない。
(構成)
まず、図1を用いて、本実施形態の加飾フィルムの構成を説明する。
図1は、本実施形態における、加飾フィルムの概略構成を示す断面図である。
加飾フィルム1は、加飾成形品であるフィルムインサート成形品を形成する部材であり、図1に示すように、基材フィルム3の面上に、光輝層4、パターン層5、隠蔽層7、接着層9を順に積層して形成されている。なお、以下の説明において、「加飾成形品」と「フィルムインサート成形品」は、同じ部材を示している。
基材フィルム3としては、ポリエチレンテレフタレートフィルムまたはアクリルフィルムを用いている。すなわち、基材フィルム3は、ポリエチレンテレフタレートフィルムまたはアクリルフィルムで生成されている。基材フィルム3の厚さは、特に規定しないが、50μm以上200μm以内の範囲内が扱いやすいため、好適である。なお、基材フィルム3は、基材フィルム3を形成する工程の後工程である、光輝層4を形成する工程を行う前に、一定寸法の四辺形(長方形、正方形)に形成しておく。
なお、基材フィルム3の片面(光輝層4を積層する面と反対側の面、図1中では、上側
の面)には、加飾フィルム1またはフィルムインサート成形品の成形後に、基材フィルム3が最表層となるように、コート層(図示せず)を設けても良い。この場合、例えば、基材フィルム3として、表面硬度に劣る基材を用いる場合に、コート層によるハードコートを、基材フィルム3の片面に設けることにより、表面硬度を改善することが可能となる。
光輝層4は、基材フィルム3の面上(図1中では、下側の面上)に積層されている層であり、シルクスクリーン印刷により基材フィルム3の面上に積層されて形成されている。
また、光輝層4は、真珠(パール)に似た光沢を発するインキから成る層であり、真珠の持つ独特の光輝感を、印刷法によって設けたものである。したがって、光輝層4を構成するインキとしては、例えば、透明インキに、パール顔料粉を質量比として30%以下の割合で混ぜ合わせて形成した「パールインキ」を用いる。
光輝層4を構成する「パールインキ」は、具体的には、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体とアクリル樹脂の混合物、または、ポリエステル樹脂が主成分となって形成されており、さらに、ポリイソシアネート樹脂等の触媒を添加して80℃〜100℃程度の温度で乾燥させることにより、触媒を加えない場合と比較して樹脂架橋密度が上昇する性質を持っている透明インキに、パール顔料粉を加えて調製して形成する。
ここで、「パールインキ」を形成する際には、質量比30%を超える割合で透明インキにパール顔料粉を混合すると、シルクスクリーン版の開口部にパール顔料粉が詰まってしまうため、透明インキに対するパール顔料粉の割合を、質量比として30%以下としている。
光輝層4を形成する際に用いるシルクスクリーン印刷インキとしては、加飾フィルム1を用いたインサート成形(後述)を行う場合において、射出される溶融樹脂の流れに対して、インキ流れを起こしにくいものを用いる。
以上により、光輝層4は、少なくとも塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体とアクリル樹脂とを混合した混合物、または少なくともポリエステル樹脂を混合した混合物で生成された透明インキに対し、雲母またはガラスの微粉末に酸化チタンを多層コーティングして生成されるパール顔料を質量比30%以下の割合で含む混合物で生成されている。
パターン層5は、光輝層4の面上(図1中では、下側の面上)に積層されている層であり、オフセット印刷法により光輝層4の面上に積層されて形成されている。また、パターン層5の厚さは、2μm以下である。
なお、パターン層5を、オフセット印刷法により形成する際には、本実施形態における効果のひとつである、階調表現に優れた意匠を形成するために、スクリーン線数が1イン
チあたり175線以上となるような製版を行って印刷することが望ましい。この場合、印刷するデザインパターンは、裏刷り(本実施形態の加飾フィルム1を用いた成形品では、基材フィルム3を通して、印刷した面と反対側からデザインパターンを見ることになる)であることに留意する。
UV硬化型のオフセット印刷用インキを使用する理由としては、基材フィルム3が非吸収性の基材であるために、基材に対するインキ成分の浸透が前提となっている溶剤使用型のインキでは、基材フィルム3への密着性が得られにくいことが挙げられる。また、UV硬化型のオフセット印刷用インキであれば、溶剤使用型に比べ乾燥時間も短くてすむため、時間当たりの生産効率がよいことが挙げられる。
Plate))から成るプロセスカラー、調色による特色インキ、金属粒子を分散したインキや、透明インキ等、多数の色が存在し、多数の色表現が可能である。
特に、耐光性が求められる成形製品の製造を行う場合においては、パターン層5を形成するオフセット印刷インキとして、耐光性の高い色材成分(例えば、藍色のフタロシアニンブルー、紅色のキナクリドンレッド、黄色のモノアゾイエロー)を含む印刷インキを用いることが可能である。
また、パターン層5を形成するオフセット印刷インキとしては、基材フィルム3及び光輝層4に対して密着性が高いものを用いることが望ましい。この場合、基材フィルム3及び光輝層4に対して必要な密着性の目安としては、「JIS K 5600−5−6」に規定されている方法で試験を行った後に、剥がれている部位が認められない程度が目安となる。
隠蔽層7は、パターン層5の面上(図1中では、下側の面上)に積層されている層であり、シルクスクリーン印刷によりパターン層5の面上に積層されて形成されている。
また、隠蔽層7は、フィルムインサート成形品を形成する際に、光輝層4及びパターン層5の下地となる部分であり、隠蔽層7を形成する工程の後工程において形成される接着層9や、後述する成形樹脂の色味を隠蔽するために設けられる層である。
隠蔽層7を形成するシルクスクリーン印刷用インキは、上述した光輝層4を形成するシルクスクリーン印刷用インキと同様、加飾フィルム1を用いたインサート成形(後述)を行う場合において、隠蔽層7が射出される溶融樹脂の流れに対して、インキ流れを起こしにくいものを用いる。
により、触媒を加えない場合と比較して、樹脂架橋密度が上昇する性質を持っているインキを使用する。
ここで、隠蔽層7の厚さを20μm以上であることが好適な理由は、フィルムインサート成形品を形成する際に下地となる光輝層4及びパターン層5の色を、隠蔽層7により必要十分に隠蔽するためには、隠蔽層7の透過率が20%以下であることが好ましいが、隠蔽層7の透過率を20%程度とするためには、隠蔽層7の厚さを20μm以上とすることが必要なためである。
また、本実施形態では、隠蔽層7の厚さを、20μm以上50μm以下の範囲内に設定する。
ここで、隠蔽層7を、複数回のシルクスクリーン印刷によって積層させる場合、必要があれば、重ね刷りを行うための、シルクスクリーン印刷用インキの色を異ならせてもよい。この場合、例えば、パターン層5を形成した後に、白色のシルクスクリーン印刷用インキによって印刷を行い、その後、灰色や黒色のシルクスクリーン印刷用インキを用いて同様の印刷を行うことにより、二層構造の隠蔽層7を形成することによって、隠蔽層7全体の光透過率を低下させ、隠蔽層7の隠蔽性能を高めることが可能となる。
接着層9は、隠蔽層7の面上(図1中では、下側の面上)に積層されている層であり、シルクスクリーン印刷により隠蔽層7の面上に積層されて形成されている。
なお、本実施形態では、接着層9の厚みを、3μm以上10μm以下の範囲内とする。
これは、接着層9がその機能を果たすには、少なくとも3μmの厚みが必要なためである。また、10μmを超える厚みを積層してしまうと、他の層に比べて柔らかい層である接着層9が剥離面となる破壊が起こり得るので好ましくないためである。
また、接着層9は、上記の隠蔽層7と後述する成形樹脂との間に配置される層であり、隠蔽層7と成形樹脂を密着させて、フィルムインサート成形品としての一体性を得るために設置される層である。
接着層9を形成するシルクスクリーン印刷用インキとしては、隠蔽層7を形成するシルクスクリーン印刷用インキと同様、加飾フィルム1を用いたインサート成形(後述)を行う場合において、接着層9が射出される溶融樹脂の流れに対して、インキ流れを起こしに
くいものを用いる。
以下、図1を参照しつつ、図2を用いて、本実施形態の加飾フィルム1を備えた加飾成形品の構成について説明する。
図2は、本実施形態における、加飾成形品(フィルムインサート成形品)の概略構成を示す断面図である。
図2中に示すように、加飾成形品13は、上述した加飾フィルム1と、成形樹脂11を備えている。
成形樹脂11は、加飾フィルム1のうち、接着層9側に射出した溶融樹脂を固化させて形成された層であり、加飾フィルム1に積層されている。すなわち、成形樹脂11は、接着層9の面上(図2中では、下側の面上)に積層されている層である。
また、成形樹脂11と加飾フィルム1とは、インサート成形、または、真空成形により固着されている。
以下、図1及び図2を参照しつつ、図3から図9を用いて、本実施形態の加飾成形品の製造方法について説明する。なお、本実施形態では、成形樹脂11と加飾フィルム1とを、インサート成形により固着する場合について説明する。
以下、射出成形用の金型内に、一定寸法の四辺形に形成されている加飾フィルム1を配置して型閉めを行い、その後、溶融樹脂を金型内に射出して、射出樹脂が固化したところで取り出すことによって、加飾フィルム1が表面に接着した加飾成形品13を製造する工程について説明する。
上記の工程により、加飾フィルム1は、三次元的な形状に成形されるため、加飾フィルム1上に形成されている二次元的パターンは、射出成形時の加飾フィルム1の伸縮に合わせて、大きさを調整する必要がある。
図3及び図4中に示すように、成形金型23は、雌型25と、雄型27を備えており、雌型25の内周面となる成形面に加飾フィルム1を配置した後に、図4中に示すように、型閉めを行う。
また、成形金型23内に加飾フィルム1を配置する際には、成形金型23へ加飾フィルム1を挿入した状態で、加飾フィルム1と成形金型23との位置合わせが必要になる。
ここで、位置合わせ穴29は、雌型25において、加飾フィルム1に形成されているパターンのうち、最終製品である加飾成形品13に付与されないエリアに、予め形成されている。
また、成形金型23へ加飾フィルム1を挿入した状態で、加飾フィルム1と成形金型23との位置合わせを行う方法としては、位置合わせ穴29へ固定ピン31を挿入する方法以外にも、以下の方法を用いることが可能である。
そして、加飾フィルム1と成形金型23との位置合わせを行い、成形金型23を型閉じした後に、加飾フィルム1を挿入した成形金型23内に溶融樹脂を射出する。このとき、加飾フィルム1の接着層9側に溶融樹脂を射出する。
ここで、成形金型23内に射出される溶融樹脂の温度は、使用する樹脂の物性等に応じて設定する。これは、例えば、使用する樹脂がアクリル樹脂であれば、240℃以上260℃以下の範囲内とし、使用する樹脂がABS樹脂でれば、230℃とする。
加飾フィルム1を挿入した成形金型23内に射出した溶融樹脂が固化した後、成形金型23を型開きして、成形金型23から、図5及び図6中に示すような、固化した溶融樹脂と加飾フィルム1からなる中間加飾成形品15を取り出す。なお、図5は、中間加飾成形品15の一例を示す図であり、図6は、図5のVI‐VI線断面図である。
そして、加飾部17から、上記のバリとダミー部分19を取り除くことにより、図7及び図8中に示すような、加飾成形品13を製造する。なお、図7は、加飾成形品13の一例を示す図であり、図8は、図7のVIII‐VIII線断面図である。
上述した第一実施形態では、加飾フィルム1の構成を、基材フィルム3上に、光輝層4、パターン層5の順に積層した構成について説明したが、加飾フィルム1の構成は、これに限定するものではなく、図9中に示すように、基材フィルム3上に、パターン層5、光輝層4の順に積層した構成としてもよい。なお、図9は、第一実施形態の変形例における、加飾フィルム1の概略構成を示す断面図である。
この場合、光輝層4とパターン層5との配置を入れ替えることにより、意匠表現の幅を広げることが可能となる。なお、図9中に示す構成をとる場合には、パターン層5を形成するオフセット印刷インキとしては、基材フィルム3と密着するものを用いる。
また、加飾フィルム1の構成を、基材フィルム3上に、パターン層5、光輝層4の順に積層した構成とした場合、加飾成形品13の構成は、図10中に示すような構成となる。なお、図10は、第一実施形態の変形例における、加飾成形品13の概略構成を示す断面図である。
以下、図1から図10を参照して、第一実施形態の加飾フィルム1及び加飾成形品13を製造し、この製造した加飾成形品13の物性を検証した結果を説明する。
そして、得られた枚葉状の基材フィルム3に対して、シルクスクリーン印刷によって光輝層4を設けた。
また、乳剤の厚さを30μmとし、メッシュ数が100線/インチのシルクスクリーン版を用いてシルクスクリーン印刷を行うことで、光輝層4全体の厚さを15μmとした。
このとき、基材フィルム3への密着性を得るため、ポリエステル樹脂を主成分とするUV乾燥型インキ(東洋インキ社製「FD Oニュー HW−PT」)を用いた。また、枚葉オフセット印刷の、版交換に時間がかからないという利点を生かし、数種類の印刷版を用意して印刷を行った。
隠蔽層7を設けるシルクスクリーン印刷には、ポリエステル樹脂を主成分とする2液熱硬化型の白色インキ(帝国インキ社製 「IPX−675白」)を用い、乳剤の厚さが30μmであり、メッシュ数が100線/インチのシルクスクリーン版を用いて、二回のシルクスクリーン印刷を重ねて行うことで、隠蔽層7全体の厚さを30μmとした。
ここで、接着層9を設けるためのシルクスクリーン印刷用の接着剤には、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体及びアクリル樹脂を主成分とする接着剤(帝国インキ社製「IMB−003」)を用い、接着層9の厚さを4μmとした。
以上の工程によって形成された加飾フィルム1を成形金型23内に固定した。
なお、溶融樹脂を射出する前には、加飾フィルム1のプレフォームを、成形金型23内にて行った。
次に、射出した溶融樹脂を固化させて得られた中間加飾成形品15の、周囲に残ったバリをトリミングし、更に、ダミー部分19を断裁して除去し、バリ取りの仕上げを行って加飾成形品13を得た。
このような加飾成形品及びその製造方法は、携帯電話やパソコン等の電子機器を形成するプラスチック筐体の他、化粧品容器や玩具等のプラスチック成形品に対する、表面加飾への応用が可能である。
3 基材フィルム
4 光輝層
5 パターン層
7 隠蔽層
9 接着層
11 成形樹脂
13 加飾成形品
15 中間加飾成形品
17 加飾部
19 ダミー部分
21 挿通孔
23 成形金型
25 雌型
27 雄型
29 位置合わせ穴
31 固定ピン
33 注入口
Claims (4)
- 基材フィルムの面上に、光輝層、パターン層、隠蔽層の順、または前記パターン層、前記光輝層、前記隠蔽層の順で積層されて形成された加飾フィルムであって、
前記基材フィルムは、ポリエチレンテレフタレートフィルムまたはアクリルフィルムで形成され、
前記光輝層及び前記隠蔽層は、シルクスクリーン印刷によって積層され、
前記パターン層は、オフセット印刷によって積層されていることを特徴とする加飾フィルム。 - 前記光輝層は、少なくとも塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体とアクリル樹脂とを混合した混合物、または少なくともポリエステル樹脂を混合した混合物で生成された透明インキに対し、雲母またはガラスの微粉末に酸化チタンを多層コーティングして生成されるパール顔料を質量比30%以下の割合で含む混合物で生成され、
前記パターン層は、少なくとも顔料と紫外線硬化型樹脂を混合した混合物で生成され、
前記隠蔽層は、少なくとも顔料と、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体とアクリル樹脂を混合した混合物、または少なくとも顔料とポリエステル樹脂を混合した混合物で生成され、
前記隠蔽層の厚さは、20μm以上50μm以下の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載した加飾フィルム。 - 前記隠蔽層の面上に積層された接着層を備え、
前記接着層は、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂及びウレタン樹脂のうち少なくとも一つを含んで生成され、
前記接着層の厚さは、3μm以上10μm以下の範囲内であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した加飾フィルム。 - 請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載した加飾フィルムと、前記接着層の面上に積層された成形樹脂と、を備えた加飾成形品であって、
前記加飾フィルムと前記成形樹脂は、インサート成形、または真空成形によって固着されていることを特徴とする加飾成形品。
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