JP2012201325A - プラグインハイブリッド車両 - Google Patents

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啓介 井上
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Abstract

【課題】燃費を向上させることが可能なプラグインハイブリッド車両を提供することを目的とする。
【解決手段】バッテリ4の電池残量に基づいて、モータ2のみを使用して当該プラグインハイブリッド車両1を走行させるときの走行可能距離を求め、走行予定距離が走行可能距離よりも短いとき、モータ2のみが使用されるようにモータ2の駆動を制御し、走行予定距離が走行可能距離よりも短くないときで、かつ、速度が閾値よりも小さいとき、モータ2のみを使用して当該プラグインハイブリッド車両1を走行し、走行予定距離が走行可能距離よりも短くないときで、かつ、速度が閾値よりも小さくないとき、モータ2とエンジン3とを併用して当該プラグインハイブリッド車両1を走行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラグインハイブリッド車両に関する。
バッテリから供給される電力により駆動するモータと、ガソリンなどの燃料により駆動するエンジンとを併用して走行するとともに、家庭用電源などの交流電源に接続されるプラグを車両の給電口に挿入してバッテリを充電するプラグインハイブリッド車両がある(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。
このようなプラグインハイブリッド車両では、次回充電を行う目的地に着くまでに、できるだけモータのみを使用することにより燃料の消費を抑えて燃費を向上させることができる。
そこで、例えば、現在地から目的地までの走行予定距離を、現在のバッテリの電池残量に基づいて、モータのみの使用で走行することが可能か否かを判断し、走行可能ではないと判断する場合、バッテリの出力を抑えることにより、バッテリの電池残量を長持ちさせて、できるだけモータのみの走行を多くするプラグインハイブリッド車両がある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上述のようなプラグインハイブリッド車両では、走行予定距離をモータのみの使用で走行することができない場合、バッテリの出力を抑えてしまうため、モータとエンジンとを併用するハイブリッド走行において、エンジンの出力を高める必要があり、走行予定距離が比較的長くモータのみの走行に比べてハイブリッド走行が多いと、燃費を向上させることができないおそれがある。
特開2009−35016号公報 特開2010−23739号公報 特開2010−89603号公報
本発明は、燃費を向上させることが可能なプラグインハイブリッド車両を提供することを目的とする。
本発明のプラグインハイブリッド車両は、モータと、エンジンと、バッテリと、現在地から目的地までの走行予定距離を出力する走行予定距離出力手段と、当該プラグインハイブリッド車両の速度を検出する検出手段と、前記バッテリの電池残量に基づいて、前記モータのみを使用して当該プラグインハイブリッド車両を走行させるときの走行可能距離を求め、前記走行予定距離が前記走行可能距離よりも短いとき、前記モータのみが使用されるように前記モータの駆動を制御し、前記走行予定距離が前記走行可能距離よりも短くないときで、かつ、前記電池残量及び前記走行予定距離それぞれに応じて変化する閾値よりも前記速度が小さいとき、前記モータのみを使用するように前記モータの駆動を制御し、前記走行予定距離が前記走行可能距離よりも短くないときで、かつ、前記閾値よりも前記速度が小さくないとき、前記モータと前記エンジンとを併用するように前記モータや前記エンジンの駆動を制御する制御手段とを備える。
これにより、発進時や停止時など低速時に加速度が必要なときに、低回転時にトルクが大きくなるモータを使用することができるとともに、高速時に加速度が必要なときに、高回転時にトルクが大きくなるエンジンを使用することができるので、モータやエンジンを効率よく駆動させることができバッテリの電池残量の消費を抑えつつ、燃費を向上させることができる。
また、前記閾値は、前記電池残量が大きい程、及び、前記走行予定距離が短い程、大きくなるように構成してもよい。
これにより、バッテリの電池残量が少ないときやまだ目的地まで遠いとき、モータのみの走行が行われ難くなるため、モータのみで走行予定距離を走り切ることができない場合において、バッテリの電池残量の消費を抑えることができモータとエンジンとを併用するときにエンジンの出力を高める必要がない。そのため、バッテリの走行予定距離が比較的長くモータのみの走行に比べてハイブリッド走行が多くなる場合に、燃費が悪化するおそれがない。
本発明によれば、プラグインハイブリッド車両において、燃費を向上させることができる。
本発明の実施形態のプラグインハイブリッド車両を示す図である。 制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 EV−HV走行切替閾値テーブルの一例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態のプラグインハイブリッド車両を示す図である。
図1に示すプラグインハイブリッド車両1は、モータ2と、エンジン3と、モータ2に電力を供給するバッテリ4と、カーナビゲーションシステム5(走行予定距離出力手段)と、速度センサ6(検出手段)と、制御部7(制御手段)とを備える。
モータ2は、バッテリ4から供給される電力により動力を出力する電動機であるとともに、バッテリ4を充電するための発電機でもある。
エンジン3は、ガソリンや軽油などの燃料により動力を出力する内燃機関である。
バッテリ4は、例えば、リチウム蓄電池であって、バッテリ4の電池残量を検出するための電流センサが設けられている。
カーナビゲーションシステム5は、ユーザに入力される目的地や目的地に関連する情報に基づいて、現在地から目的地までの道案内を行う装置であり、現在地から目的地までの走行予定距離を計算する機能を有している。なお、ユーザが直接走行予定距離を入力することができる機能をカーナビゲーションシステム5が有していてもよい。また、カーナビゲーションシステム5の代わりに、ユーザにより入力される走行予定距離を制御部7に出力する専用装置(走行予定距離出力手段)をプラグインハイブリッド車両1に備えるように構成してもよい。
速度センサ6は、プラグインハイブリッド車両1の速度を検出するセンサである。
制御部7は、EV−HV走行閾値決定部8と、走行方法判定部9と、モータ制御部10と、エンジン制御部11と、記憶部12とを備える。なお、EV−HV走行閾値決定部8、走行方法判定部9、モータ制御部10、及びエンジン制御部11は、それぞれ、例えば、ECUやCPUなどにより構成され、記憶部12は、例えば、RAMやROMなどで構成される。
EV−HV走行閾値決定部8は、バッテリ4の電流センサにより検出される電流に基づいて、バッテリ4の電池残量を計算し、その電池残量とカーナビゲーションシステム5から出力される走行予定距離とに基づいて、モータ2のみを使用してプラグインハイブリッド車両1を走行させる電気自動車走行(以下、EV走行という)と、モータ2とエンジン3とを併用してプラグインハイブリッド車両1を走行させるハイブリッド自動車走行(以下、HV走行という)とを切り替えるための閾値を決定する。
走行方法判定部9は、EV−HV走行閾値決定部8により決定される閾値と、速度センサ6から出力される速度との比較結果に基づいて、現在最適な走行方法としてEV走行及びHV走行のどちらか一方を判定して、その判定した走行方法に応じて、モータ制御部10やエンジン制御部11の動作を制御する。
モータ制御部10は、走行方法判定部9からEV走行指示が出力されると、モータ2の回転数やモータ2に流れる電流などに基づいて、モータ2を電動機として駆動するためにインバータの動作を制御する。また、モータ制御部10は、走行方法判定部9からHV走行指示が出力されると、モータ2の回転数やモータ2に流れる電流などに基づいて、モータ2を電動機として駆動するためにインバータの動作を制御したり、モータ2を発電機として駆動するためにインバータの動作を制御する。
エンジン制御部11は、走行方法判定部9からHV走行指示が出力されると、モータ制御部10から出力されるモータ2のトルクを示す情報やアクセルペダルの踏み込み量を示す情報などに基づいて、エンジン3を駆動する。
例えば、HV走行時では、プラグインハイブリッド車両1の速度は中高速になるため、中高速時に効率が比較的良好となるエンジン3のみが使用される。また、HV走行時において、プラグインハイブリッド車両1が加速すると、エンジン3の動力がモータ2の動力によりアシストされる。また、HV走行時において、プラグインハイブリッド車両1が減速すると、モータ2が発電機として使用されてバッテリ4が充電される。
図2は、プラグインハイブリッド車両1の走行中の制御部7の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、制御部7のEV−HV走行閾値決定部8は、カーナビゲーションシステム5から走行予定距離を取得するとともに、バッテリ4の電池残量を取得する。また、制御部7の走行方法判定部9は、速度センサ6により検出されるプラグインハイブリッド車両1の現在の速度を取得し、バッテリ4の電池残量及び走行予定距離にそれぞれ対応する閾値を、記憶部12に記憶されるEV−HV走行切替閾値テーブルから取り出す。
次に、ステップS2において、制御部7の走行方法判定部9は、バッテリ4の電池残量に基づいて、EV走行のみでプラグインハイブリッド車両1を走行させることが可能な距離(以下、EV走行可能距離という)を算出する。
次に、ステップS3において、走行方法判定部9は、走行予定距離がEV走行可能距離よりも短いか否かを判断する。
走行予定距離がEV走行可能距離よりも短いと判断した場合(S3がYes)、すなわち、EV走行のみで走行予定距離を走り切ることができる場合、ステップS4において、走行方法判定部9は、EV走行指示をモータ制御部10に出力する。これにより、EV走行が行われる。
一方、走行予定距離がEV走行可能距離よりも短くないと判断した場合(S3がNo)、すなわち、EV走行で走行予定距離を走り切ることができない場合、ステップS5において、走行方法判定部9は、EV−HV走行閾値決定部8から閾値を取得する。
次に、ステップS6において、走行方法判定部9は、速度センサ6により検出される速度が閾値よりも小さいか否かを判断する。
速度が閾値よりも小さいと判断した場合(S6がYes)、すなわち、プラグインハイブリッド車両1が比較的低速で走行している場合、ステップS4において、走行方法判定部9は、EV走行指示をモータ制御部10に出力する。これにより、EV走行が行われる。
一方、速度が閾値よりも小さくないと判断した場合(S6がNo)、すなわち、プラグインハイブリッド車両1が比較的高速で走行している場合、ステップS4において、走行方法判定部9は、HV走行指示をモータ制御部10及びエンジン制御部11にそれぞれ出力する。これにより、HV走行が行われる。
以降、プラグインハイブリッド車両1の走行中、ステップS1〜S7が繰り返し実行され、その度に閾値が更新される。
図3は、EV−HV走行切替閾値テーブルの一例を示す図である。
図3に示すEV−HV走行切替閾値テーブルには、バッテリ4の電池残量(最大電池残量に対する現在の電池残量の割合)[%]と、走行予定距離[km]とにそれぞれ対応する閾値[km/h]が格納されている。
例えば、電池残量[%]が「0〜10」で、かつ、走行予定距離[km]が「0〜2」に対応する閾値[km/h]は「0」であり、電池残量[%]が「0〜10」で、かつ、走行予定距離[km]が「2〜4」に対応する閾値[km/h]も「0」であり、電池残量[%]が「0〜10」で、かつ、走行予定距離[km]が「4〜6」に対応する閾値[km/h]も「0」である。
また、例えば、電池残量[%]が「10〜20」で、かつ、走行予定距離[km]が「0〜2」に対応する閾値[km/h]は「60」であり、電池残量[%]が「10〜20」で、かつ、走行予定距離[km]が「2〜4」に対応する閾値[km/h]は「40」であり、電池残量[%]が「10〜20」で、かつ、走行予定距離[km]が「4〜6」に対応する閾値[km/h]は「30」である。
また、例えば、電池残量[%]が「20〜30」で、かつ、走行予定距離[km]が「0〜2」に対応する閾値[km/h]は「100」であり、電池残量[%]が「20〜30」で、かつ、走行予定距離[km]が「2〜4」に対応する閾値[km/h]は「60」であり、電池残量[%]が「20〜30」で、かつ、走行予定距離[km]が「4〜6」に対応する閾値[km/h]は「40」である。
このように、本実施形態のプラグインハイブリッド車両1では、モータ2のみで走行予定距離を走り切ることができない場合において、プラグインハイブリッド車両1の速度が閾値よりも小さいとき、EV走行を行い、速度が閾値よりも小さくないとき、HV走行を行う。そのため、発進時や停止時など低速時に加速度が必要なときに、低回転時にトルクが大きくなるモータ2を使用することができるとともに、高速時に加速度が必要なときに、高回転時にトルクが大きくなるエンジン3を使用することができる。これにより、モータ2やエンジン3を効率よく駆動させることができるため、バッテリ4の電池残量の消費を抑えつつ、燃費を向上させることができる。
また、本実施形態のプラグインハイブリッド車両1では、バッテリ4の電池残量が大きい程、及び、走行予定距離が短い程、上記ステップ6で使用される閾値が大きくなるように、EV−HV走行切替閾値テーブルに複数の閾値を格納している。これにより、バッテリ4の電池残量が少ないときやまだ目的地まで遠いとき、EV走行が行われ難くなるため、モータ2のみで走行予定距離を走り切ることができない場合において、バッテリ4の電池残量の消費を抑えることができモータ2とエンジン3とを併用するときにエンジン3の出力を高める必要がない。そのため、走行予定距離が比較的長くEV走行に比べてHV走行が多くなる場合であっても、燃費が悪化するおそれがない。
1 プラグインハイブリッド車両
2 モータ
3 エンジン
4 バッテリ
5 カーナビゲーションシステム
6 速度センサ
7 制御部
8 EV−HV走行閾値決定部
9 走行方法判定部
10 モータ制御部
11 エンジン制御部
12 記憶部

Claims (2)

  1. モータと、
    エンジンと、
    バッテリと、
    現在地から目的地までの走行予定距離を出力する走行予定距離出力手段と、
    当該プラグインハイブリッド車両の速度を検出する検出手段と、
    前記バッテリの電池残量に基づいて、前記モータのみを使用して当該プラグインハイブリッド車両を走行させるときの走行可能距離を求め、前記走行予定距離が前記走行可能距離よりも短いとき、前記モータのみが使用されるように前記モータの駆動を制御し、前記走行予定距離が前記走行可能距離よりも短くないときで、かつ、前記電池残量及び前記走行予定距離それぞれに応じて変化する閾値よりも前記速度が小さいとき、前記モータのみを使用するように前記モータの駆動を制御し、前記走行予定距離が前記走行可能距離よりも短くないときで、かつ、前記閾値よりも前記速度が小さくないとき、前記モータと前記エンジンとを併用するように前記モータや前記エンジンの駆動を制御する制御手段と、
    を備えるプラグインハイブリッド車両。
  2. 請求項1に記載のプラグインハイブリッド車両であって、
    前記閾値は、前記電池残量が大きい程、及び、前記走行予定距離が短い程、大きくなる
    ことを特徴とするプラグインハイブリッド車両。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101807142B1 (ko) * 2016-05-17 2017-12-07 현대자동차 주식회사 하이브리드 자동차 엔진 제어 장치 및 방법
CN111452780A (zh) * 2019-01-22 2020-07-28 上海汽车集团股份有限公司 一种混合动力汽车的电量管理控制方法和装置
CN112977400A (zh) * 2021-03-09 2021-06-18 北京汽车股份有限公司 一种用于混合动力汽车驱动系统的能量管理方法及系统

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