JP2012201443A - カセット装置、記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カセット装置(7)は、媒体が載置される載置面9と、該載置面より媒体が送られる送り方向下流側(Y)に形成され、送り方向下流側が媒体の積層方向上方(Z)となるように前記載置面に対して傾斜した傾斜面11と、前記傾斜面を基準として前記載置面側に対して進退可能であり、送り方向に対して側視鋸歯形状24を有する係止部23と、を備え、該係止部23の側視鋸歯形状24は、前記カセット装置(7)が前記記録装置本体に装着されていないとき、前記傾斜面11から前記載置面側に対して突出しており、前記カセット装置(7)が前記記録装置本体に装着されたとき、前記傾斜面側から退避する構成であることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本願において、記録装置には、インクジェットプリンター、ワイヤドットプリンター、レーザープリンター、ラインプリンター、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
またさらに、前記上段側トレイにおける用紙の先端と対向する位置には、側視凹凸形状のストッパー部が形成されていた。これにより、前記上段側トレイが送り方向上流側に位置するとき、つまり、前記下段側トレイの用紙が選択されているとき、前記上段側トレイにセットされた用紙の先端が前記ストッパー部と係合することにより、用紙が送り方向へ飛び出すことを防止することができた。
また、残りの用紙の枚数が少なくなり、前記用紙カセットを前記プリンター本体から取り外して新しく用紙を追加する際、残りの用紙が、追加された用紙によって送り方向下流側へ押される。そして、残りの用紙の先端が前記傾斜面を上り、前記傾斜面の上に乗り上げてしまう虞がある。
また、前記カセット装置が前記記録装置本体に装着される前において、前記載置面にセットされた媒体が、持ち運ぶ際の振動によって前記傾斜面を上って傾斜面の上に乗り上げる虞がない。
またさらに、前記載置面に残っている媒体の枚数が少なくなり追加する際、追加される媒体がセットされることにより残りの媒体が送り方向下流側へ押される場合がある。係る場合であっても、残りの媒体の先端が前記傾斜面を上って傾斜面の上に乗り上げることを防止することができる。
尚、前記カセット装置が前記記録装置本体に装着された状態では、前記係止部が前記退避している。従って、媒体が送られることを前記係止部が妨げる虞はない。
本態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、媒体が送り方向下流側へ押された場合であっても、より確実に前記係止部が媒体の先端を係止し、媒体の先端が前記傾斜面を上って傾斜面の上に乗り上げることを防止することができる。つまり、鋸歯形状における積層方向下側の面が、前記傾斜面を上ろうとする媒体の先端にとって越えられない壁となる。
本態様によれば、第2の態様と同様の作用効果に加え、媒体の先端が積層方向上方へ移動することを防止することができる。つまり、より一層確実に前記係止部が媒体の先端を係止し、媒体の先端が前記傾斜面を上って傾斜面の上に乗り上げることを防止することができる。
本態様によれば、第1から第3のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記係止部が摺動する構成と比較して、前記係止部の側視鋸歯形状の姿勢を安定させることができる。また、前記係止部を、容易に前記進退させることができる。
また、前記係止部が前記突出した状態の姿勢を、前記レバー部材によって安定させることができる。つまり、前記載置部に載置された媒体が送り方向下流側へ押された場合であっても、送り方向下流側へ押された力に前記レバー部材が対抗して前記係止部を強固に支えて、前記係止部が退避してしまうことを防止することができる。
本態様によれば、前記載置部は、上記第1から第5のいずれか一の態様の前記カセット装置を備えている。従って、前記記録装置において、上記第1から第5のいずれか一の態様と同様の作用効果を得ることができる。
図1に示すのは、本発明に係る記録装置の一例であるプリンター1の概略を示す側面図である。
図1に示す如く、本発明に係るプリンター1は、プリンター本体2と、プリンター本体2に対して着脱可能なカセット装置としてのカセット部7と、を備えている。このうち、カセット部7は、プリンター本体2に装着された状態において、プリンター1における載置部を構成する。載置部としてのカセット部7は、被送り媒体の一例である用紙Pを載置することができるように設けられている。
このうち、送り手段3は、カセット部7に載置された用紙Pをカセット部7に設けられた分離部10によって一枚ずつ分離しながら送り方向Yに送ることができるように設けられている。また、送り経路は、送り手段3等によって送られる用紙Pを案内する媒体案内部によって構成されており、用紙Pが送られる経路である。
また、記録部16は、送り手段3によって送られた用紙Pに対して記録を実行することができるように構成されている。またさらに、排出部20は、記録された用紙Pを排出し、排出トレイ上(図示せず)に載置することができるように設けられている。
このうち、ピックアップローラー4は、モーターの動力によって駆動することができ、カセット部7の載置面9に積層された用紙Pのうち、積層方向Z(載置方向)最上位の用紙Pと接触することができるように設けられている。尚、Z軸の矢印が示す方向は載置方向上方である。
また、分離部10は、カセット部7の載置面9における用紙Pがセットされる箇所より送り方向下流側に設けられている。
ここで、「土手分離機構」とは、所定の角度で用紙Pが進入するように面を設け用紙Pの先端に負荷を与えることにより分離する機構をいう。
尚、第1従動ローラー14bに代えて回動に所定の負荷を伴う所謂、リタードローラーでもよい。係る場合、土手分離機構での分離が十分でない場合に、重送された用紙Pを確実に分離することができる。即ち、第1駆動ローラー14aと直接的に接触する用紙Pを、該用紙Pよりリタードローラー側の用紙Pから分離することができる。
そして、例えば、ステッピングモーターによって精度よく用紙Pを記録部16へ送ることができるように設けられている。
尚、本実施形態では、インクを吐出するインクジェット式の記録部16を採用したが他の構成でもよい。例えば、トナーを用紙Pに付着させ、熱と圧力をかけて用紙Pに記録する所謂、レーザープリンターの構成でもよい。
また、排出部20は、第3ローラー対21と、図示しない排出トレイを備えている。第3ローラー対21は、送り経路において記録部16より下流側に設けられ、記録された用紙Pを排出トレイへ送ることができるように設けられている。
図2に示すのは、本実施例のカセット部7の突出した状態の係止部23を示す拡大斜視図である。また、図3に示すのは、本実施例のカセット部7の退避した状態の係止部23を示す拡大斜視図である。
図2および図3に示す如く、本実施例のカセット部7には、前述した傾斜面11が幅方向Xに複数設けられている。そして、複数の傾斜面11、11の間には、送り方向Yを基準として側視鋸歯形状24を有する係止部23が設けられている。
図4に示すのは、本実施例のカセット部7の装着前における係止部23を示す側断面図である。また、図5に示すのは、本実施例のカセット部7の装着時における係止部23を示す側断面図である。
図4および図5に示す如く、係止部23には、側視鋸歯形状24と、第1ばね係合部26と、軸係合部27とが設けられている。また、カセット部7の基体部8には、第1揺動軸13と、第2ばね係合部12とが設けられている。またさらに、カセット部7の基体部8には、レバー部材29が第2揺動軸30を中心に揺動可能に取り付けられている。
そして、レバー部材29は、係止部23の側視鋸歯形状24が前記突出する状態となる方向へ係止部23を付勢している。
すると、図5に示す如く、プリンター本体2に設けられた当接部22に、レバー部材29の他端側が当接する。そして、さらにY軸の矢印方向へカセット部7を移動させると、レバー部材29の他端側が当接部22によって相対的に押され、レバー部材29が、ねじりコイルばね31の付勢力に抗して図中の反時計方向へ揺動する。つまり、レバー部材29が、第1の姿勢から第2の姿勢へ揺動する。これにより、引っ張りコイルばね28の付勢力によって、側視鋸歯形状24が前記退避する方向へ、係止部23は揺動する。そして、カセット部7がプリンター本体2に完全に装着された状態となる。
尚、本実施例において、係止部23は揺動する構成としたが、揺動に限らない。摺動する構成でもよい。本実施例で揺動する構成としたのは、突出、退避移動を確実に行うことと、後述する側視鋸歯形状24の歯の姿勢を精度よく決めるためである。
図4に示す如く、係止部23の側視鋸歯形状24が傾斜面11を基準として載置面9に対して突出した状態では、側視鋸歯形状24のそれぞれの歯の積層方向下側の面25の姿勢は、傾斜面11の法線Nの姿勢と同じ姿勢、または法線Nの姿勢より、載置面9の姿勢側に倒れた姿勢となるように構成されている。これによって、後述するように、プリンター本体2から取り外した状態のカセット部7を持ち運んでいる最中において、振動によって載置面9に載置された用紙Pの先端が、傾斜面11を上って傾斜面11の上に乗り上げることを防止することができる。
図6に示すのは、本実施例のカセット部7に用紙Pをセットした様子を示す側断面図である。また、図7に示すのは、本実施例のカセット部7に用紙P2(P)を追加した様子を示す側断面図である。
図6に示す如く、プリンター本体2から取り外された状態のカセット部7が持ち運ばれると、振動によって、載置面9に載置されている用紙Pが送り方向下流側へ移動し、傾斜面11に乗り上げようとする場合がある。
つまり、用紙Pをセットする際、滑り込ませるようにしてセットした用紙Pの先願が、傾斜面11を上って傾斜面11の上に乗り上げる虞がない。その結果、容易に用紙Pを載置面9上にセットすることができる。
本実施例では、係止部23の側視鋸歯形状24を有しているので、残っている用紙P1(P)の先端が、係止部23の側視鋸歯形状24に引っ掛かる。従って、用紙P1(P)の先端が、傾斜面11を上って傾斜面11の上に乗り上げる虞がない。その結果、容易に、用紙P2(P)を追加してセットすることができる。
尚、本実施例では、側視鋸歯形状24の歯の積層方向下側の面25の姿勢について言及したが、技術的思想としては、プリンター本体2に対してカセット部7を着脱することにより、分離部10とは別の係止部23の側視鋸歯形状24が傾斜面11を基準として載置面9側に対して突出、退避する構成であればよい。
また、本実施例では、同時に一種類の用紙Pをセットすることが可能な所謂、一段式のカセット部7について説明したが、従来技術の構成のように上段側トレイと下段側トレイとを有する多段式のカセット部でもよい。
尚、前述したように、係止部23の一の鋸歯形状24における積層方向下側の面25の姿勢を、載置面9の姿勢と平行にすると、より確実に用紙Pの先端が傾斜面11を上ることをより確実に防止することができる。
またさらに、本実施例において、係止部23は積層方向下方の第1揺動軸13を支点に揺動する構成であり、係止部23を前記退避する方向へ付勢する第1付勢手段の一例である引っ張りコイルばね28と、係止部23における第1揺動軸13より積層方向上方と接触し、係止部23の側視鋸歯形状24が前記突出したときにとる第1の姿勢と、係止部23の側視鋸歯形状24が前記退避したときにとる第2の姿勢との間を揺動可能なレバー部材29と、レバー部材29が前記第1の姿勢をとるようにレバー部材29を付勢する第2付勢手段の一例であるねじりコイルばね31と、を備え、カセット部7がプリンター本体2に装着されていないとき、レバー部材29はねじりコイルばね31の付勢力によって前記第1の姿勢をとることにより、係止部23の側視鋸歯形状24は前記突出しており、カセット部7がプリンター本体2に装着される際、レバー部材29がプリンター本体2の一部と当接することにより、ねじりコイルばね31の付勢力に抗して第2の姿勢へ揺動し、引っ張りコイルばね28の付勢力によって係止部23の側視鋸歯形状24が前記退避する構成であることを特徴とする。
5 アーム部、6 アーム揺動軸、7 カセット部、8 基体部、9 載置面、
10 分離部、11 傾斜面、12 第2ばね係合部、13 第1揺動軸、
14 第1ローラー対、14a 第1駆動ローラー、
14b 第1従動ローラー(リタードローラー)、15 第2ローラー対、
15a 第2駆動ローラー、15b 第2従動ローラー、16 記録部、
17 キャリッジ、18 記録ヘッド、19 媒体支持部、20 排出部、
21 第3ローラー対、22 当接部、23 係止部、24 側視鋸歯形状、
25 下側の面、26 第1ばね係合部、27 軸係合部、
28 引っ張りコイルばね(第1付勢手段)、29 レバー部材、30 第2揺動軸、
31 ねじりコイルばね(第2付勢手段)、N 傾斜面の法線、P 用紙、
P1 残りの用紙、P2 新たに追加する用紙、X 幅方向、Y 送り方向、
Z 積層方向(鉛直方向)
Claims (6)
- 記録装置本体に対して着脱可能なカセット装置であって、
媒体が載置される載置面と、
該載置面より媒体が送られる送り方向下流側に形成され、送り方向下流側が媒体の積層方向上方となるように前記載置面に対して傾斜した傾斜面と、
該傾斜面を基準として前記載置面側に対して進退可能であり、送り方向に対して側視鋸歯形状を有する係止部と、を備え、
該係止部の側視鋸歯形状は、前記カセット装置が前記記録装置本体に装着されていないとき、前記傾斜面から前記載置面側に対して突出しており、
前記カセット装置が前記記録装置本体に装着されたとき、前記傾斜面側から退避する構成であるカセット装置。 - 請求項1に記載のカセット装置において、前記係止部の一の鋸歯形状における積層方向下側の面の姿勢は、前記傾斜面の法線の姿勢または該法線の姿勢より前記載置面の姿勢側に倒れた姿勢であることを特徴とするカセット装置。
- 請求項2に記載のカセット装置において、前記係止部の一の鋸歯形状における積層方向下側の面の姿勢は、前記載置面の姿勢と平行であることを特徴とするカセット装置。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載のカセット装置において、前記係止部は揺動する構成であることを特徴とするカセット装置。
- 請求項4に記載のカセット装置において、前記係止部は積層方向下方を支点に揺動する構成であり、
前記係止部を前記退避する方向へ付勢する第1付勢手段と、
前記係止部における前記支点より積層方向上方と接触し、前記係止部の側視鋸歯形状が前記突出したときにとる第1の姿勢と、前記係止部の側視鋸歯形状が前記退避したときにとる第2の姿勢との間を揺動可能なレバー部材と、
該レバー部材が前記第1の姿勢をとるように前記レバー部材を付勢する第2付勢手段と、を備え、
前記カセット装置が前記記録装置本体に装着されていないとき、前記レバー部材は前記第2付勢手段の付勢力によって前記第1の姿勢をとることにより、前記係止部の側視鋸歯形状は前記突出しており、
前記カセット装置が前記記録装置本体に装着される際、前記レバー部材が前記記録装置本体の一部と当接することにより、前記第2付勢手段の付勢力に抗して第2の姿勢へ揺動し、前記第1付勢手段の付勢力によって前記係止部の側視鋸歯形状が前記退避する構成であるカセット装置。 - 媒体が載置される載置部と、
載置された媒体を送り方向下流側へ送る送り手段と、
送られた媒体に対して記録する記録部と、を備えた記録装置であって、
前記載置部は、請求項1から5のいずれか1項に記載されたカセット装置を備えていることを特徴とする記録装置。
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|---|---|---|---|
| JP2011065946A JP2012201443A (ja) | 2011-03-24 | 2011-03-24 | カセット装置、記録装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019038636A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-14 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001002266A (ja) * | 1999-06-22 | 2001-01-09 | Canon Inc | 給紙装置及び該装置を備えた画像形成装置 |
| JP2003176043A (ja) * | 2001-12-07 | 2003-06-24 | Fuji Xerox Co Ltd | シート供給装置及びこれを用いた画像形成装置 |
| JP2007119233A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Brother Ind Ltd | 画像記録装置 |
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2011
- 2011-03-24 JP JP2011065946A patent/JP2012201443A/ja active Pending
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