JP2012206035A - 遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置並びにその運転方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遠心式薄膜真空蒸発装置1から排出される熱を、熱媒体に取り込むことにより、加熱部40に供給される蒸気Sを生成する蒸気発生装置10の熱源として供することができるように構成されていることを特徴として成る。
【選択図】図1
Description
ところで、熱変性を受けやすい物質の蒸発、濃縮等の加熱操作においては、低温で且つ短時間に所定の熱量を与えて目的の操作を行う必要があるため(例えば非特許文献1参照)、多重効用缶式濃縮装置、蒸気圧縮式濃縮装置を用いることができない。
まず多重効用缶式濃縮装置は、処理温度が70℃以上と高温であり、更に濃縮液の機内滞留時間が4分〜数時間と長くなるものであるため、熱変性を受けやすい物質を扱う場合には用いることができない。
なお薬品、食品等を扱う場合、装置の洗浄性が高いことが要求されるが、多重効用缶式濃縮装置の場合には装置構成が複雑であるため適していない。
以上のような理由により、熱変性を受けやすい物質を扱う場合には、蒸気圧縮式濃縮装置を用いることができない。
またケーシング2は接続部25において分割可能な構成とされており、洗浄性やメンテナンス性に優れているものである。
しかしながら上述のような遠心式薄膜真空蒸発装置1は、構造としては単効用缶に分類されるものであるため熱効率が低く、この点において改善の余地があったが、遠心式薄膜真空蒸発装置1に要求される条件を満たした高温の蒸気を生成するためには、ボイラ等の装置が必要であり、熱効率の改善には限界があるものと認識されていた。
そしてこれら各請求項記載の要件を手段として前記課題の解決が図られる。
なお本発明の濃縮装置Eは、薬品、食品等、熱変性を受けやすい物質を処理対象とすることができるものであり、抗生物質溶液、酵素溶液、アミノ酸調味溶液、緑茶、紅茶、果汁等を原料液L0として扱うことができるものである。
以下、遠心式薄膜真空蒸発装置1の構成要素について詳しく図2を参照しながら説明する。
またケーシング2はメンテナンス等のために接続部25において分割可能な構成とされており、更に内部を目視することができる点検窓26が具えられている。
また前記原料液供給管5の吐出口付近には、飛散防止板32が設けられる。
更に前記蒸発板31の開放端には、その全周に亘って堰板33が設けられるものであり、この堰板33と蒸発板31との接続部位に、吸液口60が臨むことができるペアリングチューブ6が回動可能に具えられる。
また前記加熱部40内には、吸液口70が蒸発板31と外覆板4との境界部付近に臨むようにして凝縮液回収管7が具えられるものであり、この凝縮液回収管7はドレン口42に接続される。
またペアリングチューブ6に、濃縮液排出ポンプP1を介在させて濃縮液タンクT1が接続される。
また前記濃縮液排出ポンプP1と濃縮液タンクT1とを結ぶ管路は分岐されるものであり、この分岐路は前記原料液タンクT0に接続される。そして前記分岐点と濃縮液排出ポンプP1との間に濃度センサ53が具えられ、また前記分岐点と濃縮液タンクT1との間にバルブV4が具えられ、更にまた前記分岐点と原料液タンクT0との間にバルブV3が具えられる。
更にケーシング2内で飛び散ってしまった原料液L0の排液口24と、原料液供給管52とが適宜の管路で接続されるとともに、この管路に戻しポンプP5が具えられる。
更にまたドレン口42には真空ポンプP3及びセパレータ9が接続される。
そして冷却水供給口83及び冷却水排出口84には、蒸気発生装置10における蒸発器103が接続され、この閉路内を熱源水ポンプP6によって循環する熱媒体が前記冷却水Cとして使用される。
またコンデンサ8における抜気口85には真空ポンプP4が接続される。
前記ヒートポンプ100は、凝縮器101と、膨張弁102と、蒸発器103と、圧縮機104とを具えてヒートポンプサイクルを形成するものであり、一例として二酸化炭素を冷媒とするものが採用される。なお前記冷媒として二酸化炭素を採用することにより、ヒートポンプ100によって昇温される水Wの温度をより高くすることができるものである。なお今後、他の冷媒を用いた同等の性能を有するヒートポンプ100が実用化された場合には、これを採用することもできる。
そして凝縮器101と膨張弁102との間に、熱交換器等が適用された予熱器110が配されるものであり、外部から供給された水Wは、予熱器110において冷媒との熱交換によって昇温(予熱)された状態で凝縮器101に供給される。次いで凝縮器101において、水Wは冷媒との熱交換によって更に昇温されて蒸気Sとなり、遠心式薄膜真空蒸発装置1における蒸気供給口41に供給されるように構成されている。
なおこの実施例では、前記冷却器120及び予熱器121として熱交換器が採用されるものであり、前記蒸発器103における冷却水C1の入口付近に温度センサ105を具え、この温度センサ105の検出値に基づいて、冷却器120に流す循環再冷水W1の量あるいは予熱器121に流す補助蒸気S2の量を制御して、冷却水C1の温度を所定の値に安定させることが可能となる。
また前記冷却器120及び予熱器121については、上述した熱交換器以外にも、ペルチェ素子及び電気ヒータ等を用いることもできる。
また前記予熱器110については、ヒートポンプ100の性能や水Wの温度等の条件に応じて、設けなくてもよい場合もある(例えば後述する実施例4、5)。
なお濃縮装置Eの運転に際しては、前記加熱部40から排出される蒸気SとドレンDとの気液混合体をワンパスとする方法と、循環使用する方法とが選択されるものであり、以下、ワンパスとする方法について実施例1乃至3として説明し、循環使用する方法について実施例4乃至6として説明する。
(1)〔起動操作〕
初めにケーシング2内を真空状態とするものであり、真空ポンプP4を起動してケーシング2内の空気を排出して一例として12.3kPa(abs)とする。
次いでモータMを起動して、回転体3を回転させる(400〜1500rpm)。
更に熱源水ポンプP6を起動して、熱媒体としての冷却水C1を循環させるとともに、予熱器121に補助蒸気S2を供給し、冷却水C1の温度を所望の値(この実施例では37℃)とする。
一方、蒸気発生装置10において蒸気Sを生成するものであり、圧縮機104を起動して冷媒を循環させると、冷媒は蒸発器103において、冷却水C1(この実施例では37℃)の熱を取り込むとともに、予熱器110及び凝縮器101において水Wに熱を移動させる。このとき、熱を移動させた後の冷却水C2の温度は32℃となる。
そして水Wは凝縮器101において、遠心式薄膜真空蒸発装置1に供給するのに適した蒸気S(120℃ 0.1MPaG 900kg/h)となって、遠心式薄膜真空蒸発装置1における蒸気供給口41に供給される。
なおこの実施例では、蒸気Sに対して補助蒸気S1(120℃、0.1MPaG、100kg/h)を加えることにより、遠心式薄膜真空蒸発装置1へ供給される蒸気量が1000kg/hとなるようにした。
そして蒸気供給口41に供給された蒸気Sは加熱部40内に至り、蒸発板31を加熱した後に凝縮してドレンDとなるものであり、真空ポンプP3の吸引作用によって凝縮液回収管7を通じてセパレータ9に送られた気液混合体は、ここで空気AとドレンDとに分けられて外部に放出される。なお一部の蒸気Sは凝縮することなく、ドレンDとともにドレン口42から排出されることとなる。
そして原料液供給ポンプP0を起動して、原料液L0を原料供給管51から原料供給面31aに供給するものであり、原料液L0は遠心力によって蒸発板31上を外周部に向けて移動し、約一秒程で堰板33に至るものであり、この間に蒸発板31により加熱されて揮発性成分が蒸発し、濃縮液L1となる。
そして濃縮液L1は堰板33によって堰き止められるものであり、濃縮液排出ポンプP1の吸引作用により、ペアリングチューブ6から濃縮液タンクT1に送られる(バルブV3閉、バルブV4開)。
なおこの実施例では、ケーシング2内における、原料液L0が供給される空間の圧力が12.3kPa(abs)、すなわち処理温度が50℃となるようにした。
一方、原料液L0から蒸発した蒸気成分は、真空ポンプP4の吸引作用によって排気管21からコンデンサ8に取り込まれるものであり、ここで冷却水C2(32℃)との間で熱交換が行われ、冷却水C2が昇温されて冷却水C1(37℃)となる一方、蒸気成分は蒸留液L2となり、蒸留液排出ポンプP2によって蒸留液タンクT2に収容される。
なおこの実施例では、前記原料液供給管5から蒸発板31への原料液L0の供給をワンパス方式としたため、蒸気発生装置10から遠心式薄膜真空蒸発装置1へ供給する蒸気Sを、常に同じ状態のものとすることができ、またコンデンサ8において冷却水C2に取り込まれる熱量が常時一定となるため、安定した運転を行うことができる。
次いで図3に示す実施例2について説明する。この実施例2で示す濃縮装置E2と実施例1で示す濃縮装置E1とは装置構成を同一とするものであり、実施例2は運転条件を異ならせた実施例である。具体的には、蒸気発生装置10によって生成される蒸気Sを、遠心式薄膜真空蒸発装置1に供給するのに適した状態(120℃、0.1MPaG、1000kg/h)とし、蒸気Sへの補助蒸気S1の混入は行わないようにした。
また冷却水C1の温度が52℃、冷却水C2の温度が47℃となるようにし、更にケーシング2内における、原料液L0が供給される空間の圧力が25.0kPa(abs)、すなわち処理温度が65℃となるようにした。
次いで図4に示す実施例3について説明する。この実施例3で示す濃縮装置E3と実施例2で示す濃縮装置E2(濃縮装置E1も同様)との相違点は、実施例2においてはコンデンサ8によって昇温された冷却水C1の温度が52℃となるのに対し、実施例3においては遠心式薄膜真空蒸発装置1におけるドレン口42から排出される、蒸気SとドレンDとの気液混合体の熱を昇温器111によって冷却水C2に取り込むことにより、冷却水C1の温度が55℃となるようにしたものである。このため実施例3においては、遠心式薄膜真空蒸発装置1における排気管21に、真空ポンプP4を介在させてセパレータ91を接続するようにし、前記コンデンサ8及び蒸留液排出ポンプP2は用いない構成とした。
そしてこの実施例3では、蒸気発生装置10によって生成される蒸気Sを、遠心式薄膜真空蒸発装置1に供給するのに適した状態(120℃、0.1MPaG、1000kg/h)とし、蒸気Sへの補助蒸気S1の混入は行わないようにした。
また冷却水C2の温度が50℃となるようにし、更にケーシング2内における、原料液L0が供給される空間の圧力が12.3kPa(abs)、すなわち処理温度が50℃となるようにした。
なお前記ドレン口42からは、ドレンDのみが排出されることもあるが、この場合もドレンDの熱を昇温器111によって冷却水C2に取り込むことができる。
また図示は省略するが、ここまで説明した実施例1、2と同様に、冷却器120及び予熱器121を用いる構成を採ることもできるものであり、この場合、昇温器111と蒸発器103との間を結ぶ管路に、冷却器120及び予熱器121を具えるようにすればよい。
次いで図5に示す実施例4について説明する。この実施例4で示す濃縮装置E4は、前記濃縮装置E1及び濃縮装置E2と基本構成を同一とするものであるが、相違点は、前記加熱部40から排出される蒸気SとドレンDとの気液混合体を循環使用する点である。
このため蒸気供給口41及びドレン口42と、凝縮器101との間に水タンク130が具えられるものであり、更に水タンク130とドレン口42との間にセパレータ131が具えられる。
また水タンク130と凝縮器101との間に水ポンプP7が具えられ、水タンク130とセパレータ131との間に液ポンプP8が具えられる。更にまたセパレータ131には排気用の管路が接続されており、この管路にバルブV5及び真空ポンプP9が具えられる。
また前記予熱器121と蒸発器103との間にクッションタンク140及び熱源水ポンプP6が具えられている。
そしてこの実施例4においては一例として、循環水W2の温度が80℃、温水W3の温度が90℃となるようにした。
またこの実施例4では、水タンク130において生成される蒸気Sを、遠心式薄膜真空蒸発装置1に供給するのに適した状態(80℃、47kPa(abs)、900kg/h)とする。
なお蒸気Sへの補助蒸気S1の混入は行わないようにしたため、図5においてはバルブV1、V2が具えられる管路の記載を省略している。
またコンデンサ8から排出された冷却水C1の温度が18.7℃となったため、循環再冷水W1を冷却器120に供給することにより、蒸発器103に供給される時点の冷却水C1の温度が16.0℃となるようにした。なお循環再冷水W1は図示しないチラーによって生成されるものであり、このチラーの消費電力は46kWとなった。
また冷却水C2の温度が8.7℃となるようにし、更にケーシング2内における、原料液L0が供給される空間の圧力が2.3kPa(abs)、すなわち処理温度が20℃となるようにした。
次いで図6に示す実施例5について説明する。この実施例5で示す濃縮装置E5は、前記濃縮装置E4と基本構成を同一とするものであるが、相違点は、冷却器120を削除するとともに、蒸発器103と冷却水供給口83との間を結ぶ管路に循環再冷水W1を供給することができるように構成された点である。
そしてこの実施例4では、水タンク130において生成される蒸気Sを、遠心式薄膜真空蒸発装置1に供給するのに適した状態(80℃、47kPa(abs)、600kg/h)とする。
なお蒸気Sへの補助蒸気S1の混入は行わないようにしたため、図6においてはバルブV1、V2が具えられる管路の記載を省略している。
また冷却水C2の温度が30℃となるようにし、この冷却水C2に32℃の循環再冷水W1を179L/minで混入して30.5℃の冷却水C3を得るようにした。
更にケーシング2内における、原料液L0が供給される空間の圧力が7.3kPa(abs)、すなわち処理温度が40℃となるようにした。
更に前記循環水W2の温度が80℃、温水W3の温度が90℃となるようにした。
次いで図7に示す実施例6について説明する。この実施例6で示す濃縮装置E6は、前記実施例3で示した濃縮装置E3と基本構成を同一とするものであるが、相違点は、前記加熱部40から排出される蒸気SとドレンDとの気液混合体を循環使用する点である。
このためドレン口42と、予熱器110との間に水タンク130が具えられるものである。また水タンク130と予熱器110との間には水ポンプP7が具えられ、水タンク130と昇温器111との間には液ポンプP8が具えられる。
そしてこのような構成が採られることにより、水タンク130内に水Wを充填し、この水Wを循環水W2として凝縮器101に送り込むことにより蒸気Sを生成させ、この蒸気Sが加熱部40に供給され、蒸発板31を加熱した後、一部が凝縮してドレンDとなり、蒸気SとドレンDとの気液混合体が昇温器111を経由して水タンク130に戻されるとともに、再び循環水W2として供されることとなる。
そしてこの実施例6では、蒸気発生装置10によって生成される蒸気Sを、遠心式薄膜真空蒸発装置1に供給するのに適した状態(120℃、0.1MPaG、1000kg/h)とし、蒸気Sへの補助蒸気S1の混入は行わないようにした。
また冷却水C2の温度が50℃となるようにし、更にケーシング2内における、原料液L0が供給される空間の圧力が12.3kPa(abs)、すなわち処理温度が50℃となるようにした。
また図示は省略するが、ここまで説明した実施例1、2、4、5と同様に、冷却器120及び予熱器121を用いる構成を採ることもできるものであり、この場合、昇温器111と蒸発器103との間を結ぶ管路に、冷却器120及び予熱器121を具えるようにすればよい。
以上述べた実施例1乃至6の運転条件並びにH.P.COP、消費電力及び熱効率を図8に示した表を用いて比較する。ここでH.P.COPとは、蒸気発生装置10におけるCOPを意味する。また熱効率とは、蒸発に使われるエネルギーを、濃縮装置Eに投入されるエネルギーで除した値を意味する。
なお実施例2乃至6は、実施例1とは異なった原料液L0を扱ったものであるが、ここで参考までに実施例1を基準とした消費電力等の比較を行う。
まず実施例1の運転方法において37℃であった冷却水C1の温度を、52℃とした実施例2では、H.P.COP3.0、熱効率3.0となっており、更に消費電力は実施例1よりも−44kW(−16.7%)となっていることが確認できる。
また実施例3では、H.P.COP3.1、熱効率3.1となっており、実施例1よりも−51kW(−19.4%)となっていることが確認できる。
また実施例4では、H.P.COP2.8、熱効率2.80(チラーの消費電力は算入せず。)となっており、更に消費電力は実施例1よりも−61kW(−23.2%)となっていることが確認できる。
また引用例5では、H.P.COP3.4、熱効率3.40となっており、更に消費電力は実施例1よりも−151kW(−57.4%)となっていることが確認できる。
また引用例6では、H.P.COP3.0、熱効率3.00となっており、更に消費電力は実施例1よりも−59kW(−22.4%)となっていることが確認できる。
次に原料液供給管5から蒸発板31への原料液L0の供給を循環方式とする実施例について説明する。
具体的には、前記原料液供給管51から蒸発板31への原料液L0の供給を循環方式とするものであり、原料液供給管51から蒸発板31に供給された原料液L0は、蒸発板31上を外周部に向けて移動する際に加熱され、揮発性成分が蒸発して濃縮液L1となる。次いでこの濃縮液L1はペアリングチューブ6から吸引され、その濃度が濃度センサ53により計測されるものであり、計測された濃度が所望の濃度より低い場合には、バルブV4が閉鎖されるとともに、バルブV3が開放されて原料液タンクT0に戻される。そして原料液タンクT0に戻された濃縮液L1は原料液L0と混ざることとなり、再び原料液L0として蒸発板31に供給されることとなる。
そしてこのような循環が繰り返されると、濃縮液L1の濃度はやがて所望の濃度に達することとなり、濃度センサ53の計測値が所望の値になった段階でバルブV3が閉じられ、更にバルブV4が開放されることにより、濃縮液L1は濃縮液タンクT1に蓄積される。
この場合、冷却水C1の温度が十分に上昇しなくなるため、予熱器121に補助蒸気S2を供給し、冷却水C1の温度を上げた状態で蒸発器103に供給することにより、ヒートポンプ100の効率が低下してしまうことを回避することができる。
E1 濃縮装置
E2 濃縮装置
E3 濃縮装置
E4 濃縮装置
E5 濃縮装置
E6 濃縮装置
1 遠心式薄膜真空蒸発装置
2 ケーシング
21 排気管
24 排液口
25 接続部
26 点検窓
3 回転体
30 回転軸
31 蒸発板
31a 原料供給面
32 飛散防止板
33 堰板
4 外覆板
40 加熱部
41 蒸気供給口
42 ドレン口
5 原料液供給管
51 原料液供給管
52 原料液供給管
53 濃度センサ
6 ペアリングチューブ
60 吸液口
7 凝縮液回収管
70 吸液口
8 コンデンサ
81 導入口
82 排出口
83 冷却水供給口
84 冷却水排出口
85 抜気口
9 セパレータ
91 セパレータ
10 蒸気発生装置
100 ヒートポンプ
101 凝縮器
102 膨張弁
103 蒸発器
104 圧縮器
105 温度センサ
110 予熱器
111 昇温器
120 冷却器
121 予熱器
130 水タンク
131 セパレータ
140 クッションタンク
A 空気
D ドレン
L0 原料液
L1 濃縮液
L2 蒸留液
C 冷却水
C1 冷却水
C2 冷却水
C3 冷却水
M モータ
P0 原料液供給ポンプ
P1 濃縮液排出ポンプ
P2 蒸留液排出ポンプ
P3 真空ポンプ
P4 真空ポンプ
P5 戻しポンプ
P6 熱源水ポンプ
P7 水ポンプ
P8 液ポンプ
P9 真空ポンプ
S 蒸気
S1 補助蒸気
S2 補助蒸気
T0 原料液タンク
T1 濃縮液タンク
T2 蒸留液タンク
V1 バルブ
V2 バルブ
V3 バルブ
V4 バルブ
V5 バルブ
V6 ニードル弁
W 水
W1 循環再冷水
W2 循環水
W3 温水
Claims (17)
- ケーシング内に、すり鉢状の蒸発板を有する回転体が具えられ、前記蒸発板の回転中心付近に形成された原料供給面には、原料液供給管がその先端を臨ませて具えられ、また前記蒸発板の最外周付近には堰板が具えられ、この堰板付近に濃縮液排出用のペアリングチューブがその先端を臨ませて具えられ、前記蒸発板の背面側に蒸気が供給される加熱部が形成され、前記原料供給面に供給された原料液が、蒸発板上を移動する過程で蒸発板から熱を受けることにより、揮発性成分が蒸発して濃縮され、その後、濃縮液が前記ペアリングチューブによって外部に排出されるように構成された遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置において、前記遠心式薄膜真空蒸発装置から排出される熱を、熱媒体に取り込むことにより、前記加熱部に供給される蒸気を生成する蒸気発生装置の熱源として供することができるように構成されていることを特徴とする遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置。
- 前記加熱部に供給される蒸気を生成する際の熱源として供される熱は、前記原料液から蒸発した蒸気成分に含まれる熱であることを特徴とする請求項1記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置。
- 前記加熱部に供給される蒸気を生成する際の熱源として供される熱は、前記加熱部から排出されるドレンまたはドレンと蒸気との気液混合体に含まれる熱であることを特徴とする請求項1または2記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置。
- 前記蒸気発生装置は、蒸気発生型のヒートポンプが具えられたものであることを特徴とする請求項1、2または3記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置。
- 前記蒸気発生装置は、蒸気になる前の水を予熱するための予熱器を、凝縮器と膨張弁との間に具えたものであることを特徴とする請求項4記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置。
- 前記蒸気発生装置によって生成された蒸気に、補助蒸気を添加することができるように構成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置。
- 前記ヒートポンプにおける蒸発器に供給される熱媒体を冷却するための冷却器を具えることを特徴とする請求項4、5または6記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置。
- 前記ヒートポンプにおける蒸発器に供給される熱媒体を加熱するための予熱器を具えることを特徴とする請求項4、5、6または7記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置。
- ケーシング内に、すり鉢状の蒸発板を有する回転体が具えられ、前記蒸発板の回転中心付近に形成された原料供給面には、原料液供給管がその先端を臨ませて具えられ、また前記蒸発板の最外周付近には堰板が具えられ、この堰板付近に濃縮液排出用のペアリングチューブがその先端を臨ませて具えられ、前記蒸発板の背面側に蒸気が供給される加熱部が形成され、前記原料供給面に供給された原料液が、蒸発板上を移動する過程で蒸発板から熱を受けることにより、揮発性成分が蒸発して濃縮され、その後、濃縮液が前記ペアリングチューブによって外部に排出されるように構成された遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた装置において、前記遠心式薄膜真空蒸発装置から排出される熱を、熱媒体に取り込むことにより、前記加熱部に供給される蒸気を生成する際の熱源として供することを特徴とする遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置の運転方法。
- 前記加熱部に供給される蒸気を生成する際の熱源として供される熱は、前記原料液から蒸発した蒸気成分に含まれる熱であることを特徴とする請求項9記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置濃縮装置の運転方法。
- 前記加熱部に供給される蒸気を生成する際の熱源として供される熱は、前記加熱部から排出されるドレンまたはドレンと蒸気との気液混合体に含まれる熱であることを特徴とする請求項9または10記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置の運転方法。
- 前記加熱部に供給される蒸気を、蒸気発生型のヒートポンプによって行うことを特徴とする請求項10または11記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置の運転方法。
- 前記加熱部に供給される蒸気を生成する際には、蒸気になる前の水を予熱することを特徴とする請求項12記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置の運転方法。
- 前記加熱部に供給される蒸気を生成する際には、補助蒸気を添加することを特徴とする請求項12または13記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置の運転方法。
- 前記ヒートポンプにおける蒸発器に供給される熱媒体を冷却することを特徴とする請求項12、13または14記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置の運転方法。
- 前記熱媒体の冷却は熱交換器が適用された冷却器により行うものであり、この冷却器に供給される循環再冷水の温度を40℃以下とすることを特徴とする請求項15記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置の運転方法。
- 前記コンデンサから排出されてヒートポンプにおける蒸発器に供給される熱媒体を加熱することを特徴とする請求項12、13、14、15または16記載の遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置の運転方法。
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