JP2012207051A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、原液においてハンドリング性や低温安定性が良く、また水で希釈した際には、粘度上昇により使用性が良く、泡立ちや泡質に優れ、かつ、使用時および洗浄後の肌の感触が良好な、水で希釈して使用する洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】 (A)アルキルエーテルサルフェート型界面活性剤を7〜15質量%、(B)アルカノールアミド型界面活性剤を8〜18質量%、(Cアミドベタイン型界面活性剤またはアルキルベタイン型界面活性剤を2〜7質量%、(D)単糖類または二糖類を0.3〜5質量%を含有し、(A)および(B)の含有量が(B)≧(A)であることを特徴とする洗浄剤組成物である。さらに、(E)式5で示されるアシルタウリン型界面活性剤0.1〜1質量%を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、ヘアシャンプーやボディソープ、ハンドソープなどの洗浄剤組成物に関する。さらに詳しくは原液においてハンドリング性や低温安定性が良く、また水で希釈した際には、粘度上昇により使用性が良く、泡立ちや泡質に優れ、かつ、使用時および洗浄後の肌の感触が良好な、水で希釈して使用することが可能な洗浄剤組成物に関する。
近年、旅行や出張による外泊の機会が増加することに伴い、携帯型のヘアシャンプーやボディソープが数多く市販されている。通常、これらの洗浄料は内容液を50〜100ml程度の容器に小分けされたものである。しかしながら、嵩張らず、携帯に適した容量としているため、長期の外泊や大人数での使用など使用回数または頻度の高い場面においては十分な使用量をまかなうことができず、満足のいくものではなかった。
一方、消費者の環境に対する意識の高まりにより、ヘアシャンプーやボディソープなどの洗浄剤組成物においても省資源や環境への負荷の小さなものが求められている。例えば、物流時における輸送エネルギーの効率化や排出ガスの低減、また一回当たりの使用量の低減や包装容器などの廃棄物の低減などを可能とする洗浄剤組成物である。
そのような背景から、アニオン性界面活性剤や両性界面活性剤などの洗浄成分を高濃度に配合した濃縮型の洗浄剤組成物が提案されている。(特許文献1など)この洗浄剤組成物によれば、輸送コストの削減や一回当たりの使用量の低減、また包装容器のコンパクト化が期待される。
一般的に、上記の濃縮型の洗浄剤組成物は、原液での使用、あるいは水で希釈して使用される。原液で使用する場合には、少量使用でも十分な泡立ちや泡質だけでなく、良好なハンドリング性、ぬめりやきしみの無さといった洗浄時や洗浄後の肌の感触が求められる。一方、水で希釈して使用する場合には、泡立ちや泡質が損なわれず、また容器からの液ダレをおこさない等の性能が必要となる。しかし、界面活性剤を高濃度に配合すると高粘度の高次会合構造を形成するため流動性が低下し、ハンドリング性が悪くなってしまう。また、水で希釈すると一回使用当たりの界面活性剤の有効分が少なくなるため、十分な泡立ちや泡質が得られないことがある。
このようなことから、主洗浄成分として、高い起泡性と洗浄力を有するアルキルエーテルサルフェート型界面活性剤を配合した洗浄剤が各種提案されている。例えば、特許文献2では、アルキルエーテルサルフェート型界面活性剤を含むアニオン性界面活性剤と両性界面活性剤、高分子系増粘剤を組み合わせた皮膚毛髪用濃縮型洗浄剤が提案されている。しかしながら、この洗浄剤では、泡立ちや泡質が不十分な上、希釈した時の粘度が低いため、使用する際に手から液がこぼれ、使用性において満足のいくものではなかった。また、特許文献3ではアルキルエーテルサルフェート型界面活性剤と両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤を組み合わせた高濃度界面活性剤組成物が提案されているが、高粘度であるため原液におけるハンドリング性や低温安定性、使用時や洗浄後の肌の感触において満足のいくものではなかった。
特開平9−316488号公報 特開2001−316227号公報 特表2010−511761号公報
本発明は、上記の課題に鑑み、原液においてハンドリング性や低温安定性が良く、また水で希釈した際には、粘度上昇により使用性が良く、泡立ちや泡質に優れ、かつ、使用時および洗浄後の肌の感触が良好な、水で希釈して使用する洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、(A)アルキルエーテルサルフェート型界面活性剤、(B)アルカノールアミド型界面活性剤、(C)アミドベタイン型界面活性剤またはアルキルベタイン型界面活性剤とともに、(D)単糖類または二糖類を特定の比率で組み合わせることで、上記課題を解決できる洗浄剤組成物が得られることを見出し、完成に至った。
すなわち、本発明は、(A)式1で示されるアルキルエーテルサルフェート型界面活性剤を7〜15質量%、(B)式2で示されるアルカノールアミド型界面活性剤を8〜18質量%、(C)式3で示されるアミドベタイン型界面活性剤または式4で示されるアルキルベタイン型界面活性剤を2〜7質量%、(D)単糖類または二糖類を0.3〜5質量%を含有し、(A)および(B)の含有量が(B)≧(A)であることを特徴とする洗浄剤組成物である。さらに、(E)式5で示されるアシルタウリン型界面活性剤0.1〜1質量%を含有することを特徴とする洗浄剤組成物である。
Figure 2012207051
(式中、Rは炭素数8〜22のアルキル基、またはアルケニル基、Mはアルカリ金属、または有機アミン、アンモニウム、nは1〜8の整数を表す。)
Figure 2012207051
(式中、RCOは炭素数8〜20のアシル基、Rは水素原子、または−COHを表す。)
Figure 2012207051
(式中、RCOは炭素数8〜20のアシル基、R、Rは炭素数1〜3のアルキル基、nは2〜4の整数を表す。)
Figure 2012207051
(式中、Rは炭素数8〜20のアルキル基、またはアルケニル基、R、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表す。)
Figure 2012207051
(式中、R10COは炭素数8〜20のアシル基、R11は水素原子、または炭素数1〜3のアルキル基、Mはアルカリ金属、または有機アミンを表す。)
本発明の洗浄剤組成物によれば、原液においてハンドリング性や低温安定性が良く、水で希釈しても、適度な粘度を有するため使用性が良く、泡立ちや泡質に優れ、かつ、使用時および洗浄後の肌の感触が良好であるという効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の洗浄剤組成物は、下記(A)成分〜(D)成分を含有する。
本発明に用いられる(A)成分は、アルキルエーテルサルフェート型の陰イオン性界面活性剤であり、式1で示される。炭素数8〜22の直鎖または分岐のアルキル基またはアルケニル基に、1分子当たり1〜8モルのエチレンオキシドを付加し硫酸化した陰イオン性の界面活性剤である。式中のRは炭素数8〜22のアルキル基またはアルケニル基であり、好ましくは炭素数10〜20、より好ましくは炭素数12〜18の直鎖または分岐のアルキル基またはアルケニル基である。炭素数が8未満の場合は起泡性および泡質が悪くなり、22を越えると保存安定性が悪くなる。Mはアルカリ金属、または有機アミン、アンモニウムである。アルカリ金属としては、ナトリウムやカリウム等が挙げられる。有機アミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、アルギニン等が挙げられる。好ましくはアルカリ金属である。nはエチレンオキサイドの付加モル数であって、1〜8の整数であり、好ましくは2〜5、より好ましくは2〜3の整数である。具体的な市販品として、ポリオキシエチレン(2モル)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(三洋化成工業株式会社製の「シノリンSPE−1200K」)、ポリオキシエチレン(3モル)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(日油株式会社製の「パーソフトEF」)等がある。
本発明に用いられる(B)成分はアルカノールアミド型の非イオン性界面活性剤であり、式2で示される。式中のRCOは炭素数8〜20のアシル基であり、好ましくは炭素数10〜18、より好ましくは炭素数12〜18のアシル基である。また、Rは水素原子、または−COHを表す。なお、式2で示されるアルカノールアミド型界面活性剤には、一般的に1:1型と1:2型があり、泡質や安定性の点から1:1型が好ましい。具体的な市販品として、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(日油株式会社製の「スタホームMF」)、ラウリン酸ジエタノールアミド(日油株式会社製の「スタホームDL」)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(日油株式会社製の「スタホームDF−2」)等がある。なお、式2で示されるアルカノールアミド型界面活性剤は塩基性であるため、使用感の点において、本発明の洗浄剤組成物はクエン酸などでpHを弱酸性から中性に調整することが好ましい。pHの調整には、クエン酸、グルタミン酸や乳酸などの有機酸、塩酸やリン酸などの無機酸を用いることができる。
本発明に用いられる(C)成分はアミドベタイン型またはアルキルベタイン型の両性界面活性剤であり、式3または式4で示される。アミドベタイン型界面活性剤は、前記式3において、RCOは炭素数8〜20のアシル基であり、好ましくは炭素数10〜18、より好ましくは炭素数12〜18のアシル基である。炭素数が8未満の場合は起泡性が悪くなり、炭素数が20を超える場合は安定性が悪くなる。式中のR、Rはそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基であり、好ましくはメチル基である。nは2〜4の整数であり、好ましくは3である。具体的な市販品として、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン(日油株式会社製の「ニッサンアノンBDL−SF」)やヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン(日油株式会社製の「ニッサンアノンBDF−R」)等がある。
また、式4において、Rは炭素数8〜20のアルキル基またはアルケニル基であり、好ましくは炭素数10〜18、より好ましくは炭素数12〜18の直鎖または分岐のアルキル基またはアルケニル基である。炭素数が8未満の場合は起泡性が悪くなり、炭素数が20を超える場合は安定性が悪くなる。式中のR、Rはそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基であり、好ましくはメチル基である。具体的な市販品として、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(日油株式会社製の「ニッサンアノンBL」)等がある。
本発明に用いられる(D)成分の糖類は、単糖類、または単糖2分子が脱水縮合し、グリコシド結合を形成して1分子となった二糖類である。具体的には、単糖類としてはグルコース、キシロース、ガラクトース、フルクトース等が挙げられ、二糖類としてはスクロース、マルトース、ラクトース、トレハロース、サッカロース等が挙げられる。
本発明において、上記の(A)アルキルエーテルサルフェート型界面活性剤の含有量は、組成物中に7〜15質量%であり、好ましくは8〜13質量%であり、さらに好ましくは8〜11質量%である。7質量%未満では希釈時の粘度、泡立ちや泡質が不十分であり、15質量%を超えると使用時や洗浄後の肌の感触が悪くなる。
本発明において、上記の(B)アルカノールアミド型界面活性剤の含有量は、組成物中に8〜18質量%であり、好ましくは9〜15質量%であり、さらに好ましくは10〜14質量%である。8質量%未満では希釈時に十分な粘度が得られず、また泡立ちや泡質が不十分であり、18質量%を超えると原液時のハンドリング性が悪く、また泡立ちが不十分であり、かつ使用時の肌の感触や低温安定性が悪くなる。
本発明において、上記の(C)アミドベタイン型界面活性剤またはアルキルベタイン型界面活性剤の含有量は、組成物中に2〜7質量%であり、好ましくは3〜6質量%であり、さらに好ましくは3〜5質量%である。2質量%未満では泡立ちや泡質が不十分であり、また使用時や洗浄後の肌の感触が悪く、7質量%を超えると泡立ちや泡質、使用時や洗浄後の肌の感触において配合量に見合った効果が得られ難い。
本発明において、(D)単糖類および二糖類の含有量は、組成物中に0.3〜5質量%であり、好ましくは0.5〜4質量%であり、さらに好ましくは0.8〜3質量%である。0.3質量%未満では泡質や洗浄後の肌の感触において不十分であり、5質量%を超えると低温安定性が悪くなる。
本発明において、(A)および(B)の含有量が(B)≧(A)である。(A)の含有量が(B)の含有量を超えていると、水で希釈した際に適度な粘度が得られず、泡質の点において不十分である。
本発明の洗浄剤組成物において、更に泡立ちと洗浄後の肌の感触を良くするには、(E)成分の配合も可能である。
本発明で用いる(E)成分はアシルタウリン型の陰イオン性界面活性剤であり、式5で示される。式中のR10COは炭素数8〜20のアシル基であり、好ましくは炭素数10〜18、より好ましくは炭素数12〜18のアシル基である。炭素数が8未満の場合は起泡性が悪くなり、炭素数が20を超える場合は安定性が悪くなる。式中のR11は水素原子、または炭素数1〜3のアルキル基であり、好ましくは水素原子、またはメチル基であり、より好ましくはメチル基である。Mはアルカリ金属、または有機アミンであり、好ましくはアルカリ金属である。具体的な市販品として、N−メチル−N−カプロイルタウリンナトリウム(日油株式会社製の「ダイヤポンHF−SF」)やN−メチル−N−ココイルタウリンナトリウム(日油株式会社製の「ダイヤポンK−SF」)等がある。
本発明において、上記の(E)アシルタウリン型界面活性剤の含有量は、組成物中に0.1〜1質量%であり、好ましくは0.1〜0.8質量%であり、さらに好ましくは0.2〜0.6質量%である。0.1質量%未満では泡立ちや洗浄後の肌の感触において十分な効果が得られず、1質量%を超えると配合量に見合った効果が得られない。
本発明の洗浄剤組成物は、原液で使用した場合少量でも十分な性能が得られ、2〜5倍の水で希釈して使用しても良い。5倍を超えると適度な粘度が得られ難く、また泡立ちや泡質、洗浄後の肌の感触において不十分である。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
〔実施例1〜6および比較例1〜8〕
洗浄剤組成物として表1に示す洗浄料を調製した後水で希釈したものを、下記の方法により評価を行った。その結果を表1に示す。なお、下記表記中の%とあるのは、質量%を意味する。各洗浄剤組成物はクエン酸によりpHを5.0に調整した。
(1)低温安定性
各洗浄剤組成物を5℃の恒温槽に入れ1週間静置する。静置後、目視にて下記の基準で評価した。◎または○であれば、低温安定性が良好であると判断する。
◎:組成物が完全に透明である。
○:組成物がほぼ透明、あるいはやや白濁している。
×:組成物が白濁、固化したり、沈殿を生じている。
(2)ハンドリング性(原液時の粘度)
各洗浄剤組成物を原液時の粘度を測定し、下記の基準で評価した。粘度は、B型粘度計を用いて測定した。○であれば、ハンドリング性が良好であると判断する。
○:粘度が100mPa・s以上3000mPa・s未満のとき
×:粘度が100mPa・s未満、あるいは3000mPa・s以上のとき
(3)4倍希釈時の粘度
各洗浄剤組成物を4倍量の水で希釈した時の粘度を測定し、下記の基準で評価した。粘度は、B型粘度計を用いて測定した。○であれば、水で希釈した際の使用性が良好であると判断する。
○:粘度が2000mPa・s以上6000mPa・s未満のとき
×:粘度が2000mPa・s未満、あるいは6000mPa・s以上のとき
(4)泡立ち
20人の男女(24〜47才)をパネラーとして、4倍に希釈した各洗浄剤組成物を使用してもらい、泡立ちについて下記の基準で判定してもらった。
2点:泡立ちが良いと感じた場合。
1点:やや泡立ちが悪いと感じた場合。
0点:明らかに泡立ちが悪いと感じた場合。
20人の合計点を求め、以下のように評価した。
◎:合計点が30点以上、かつ、0点の評価をしたモニターがいない:泡立ちが良好な洗浄剤組成物である。
○:合計点が30点以上、かつ、0点の評価をしたパネラーが1人または2人:泡立ちがおおむね良好な洗浄剤組成物である。
△:合計点が20点以上30点未満:泡立ちがやや良好な洗浄剤組成物である。
×:合計点が20点未満:泡立ちが悪い洗浄剤組成物である。
(5)泡質
20人の男女(24〜47才)をパネラーとして、4倍に希釈した各洗浄剤組成物を使用してもらい、泡質について下記の基準で判定してもらった。
2点:泡質が良いと感じた場合。
1点:やや泡質が悪いと感じた場合。
0点:明らかに泡質が悪いと感じた場合。
20人の合計点を求め、以下のように評価した。
◎:合計点が30点以上、かつ、0点の評価をしたモニターがいない:泡質が良好な洗浄剤組成物である。
○:合計点が30点以上、かつ、0点の評価をしたパネラーが1人または2人:泡質がおおむね良好な洗浄剤組成物である。
△:合計点が20点以上30点未満:泡質がやや良好な洗浄剤組成物である。
×:合計点が20点未満:泡質が悪い洗浄剤組成物である。
(6)使用時の肌の感触
20人の男女(24〜47才)をパネラーとして、4倍に希釈した各洗浄剤組成物で洗顔してもらい、使用時の肌の感触について下記の基準で判定してもらった。
2点:ぬめり感やきしみ感がなく、使用時の肌の感触が良いと感じた場合。
1点:ややぬめり感がある、もしくはややきしみ感があると感じた場合。
0点:明らかにぬめり感、もしくはきしみ感があり、使用時の肌の感触が悪いと感じた場合。
20人の合計点を求め、以下のように評価した。
◎:合計点が30点以上、かつ、0点の評価をしたモニターがいない:使用時の肌の感触が良好な洗浄剤組成物である。
○:合計点が30点以上、かつ、0点の評価をしたパネラーが1人または2人:使用時の肌の感触がおおむね良好な洗浄剤組成物である。
△:合計点が20点以上30点未満:使用時の肌の感触がやや良好な洗浄剤組成物である。
×:合計点が20点未満:使用時の肌の感触が悪い洗浄剤組成物である。
(7)洗浄後の肌の感触
20人の男女(24〜47才)をパネラーとして、4倍に希釈した各洗浄剤組成物で洗顔してもらい、ぬるま湯で濯ぎ、タオルドライした後の肌の感触について下記の基準で判定してもらった。
2点:べたつきやかさつきがなく、肌がしっとりしたと感じた場合。
1点:ややべたつきがある、もしくはやや肌がかさかさすると感じた場合。
0点:べたつきが多い、もしくは肌がかさかさになったと感じた場合。
20人の合計点を求め、以下のように評価した。
◎:合計点が30点以上、かつ、0点の評価をしたモニターがいない:洗浄後の肌の感触が良好な洗浄剤組成物である。
○:合計点が30点以上、かつ、0点の評価をしたパネラーが1人または2人:洗浄後の肌の感触がおおむね良好な洗浄剤組成物である。
△:合計点が20点以上30点未満:洗浄後の肌の感触がやや良好な洗浄剤組成物である。
×:合計点が20点未満:洗浄後の肌の感触が悪い洗浄剤組成物である。
Figure 2012207051
※1 「シノリンSPE−1200K」(新日本理化株式会社製) 表中の数字は「シノリンSPE−1200K」に含まれる成分A−1の含有量を表す。(シノリンSPE−1200K中約25%)
〔A−1は式1において、R:C12、C14のアルキル基、 M:ナトリウム、 n=2〕
※2 「パーソフトEF」(日油株式会社製) 表中の数字は「パーソフトEF」に含まれる成分A−2の含有量を表す。(パーソフトEF中約25%)
〔A−2は式1において、R:C12、C14のアルキル基、 M:ナトリウム、 n=3〕
※3 「パーソフトEFT」(日油株式会社製) 表中の数字は「パーソフトEFT」に含まれる成分A−3の含有量を表す。(パーソフトEFT中約36%)
〔A−3は式1において、R:ラウリン酸残基、 M:トリエタノールアミン、 n=3〕
※4 「スタホームDL」(日油株式会社製)
〔A−4は式2において、RCO:C12、C14のアルキル基、 R:−COH〕
※5 「ニッサンアノンBDF−R」(日油株式会社製) 表中の数字は「ニッサンアノンBDF−R」に含まれる成分C−1の含有量を表す。(ニッサンアノンBDF−R中約30%)
〔A−5は式3において、RCO:ヤシ油脂肪酸残基、 R:メチル基、 R:メチル基、 n=3〕
※6 「ニッサンアノンBL」(日油株式会社製) 表中の数字は「ニッサンアノンBL」に含まれる成分C−2の含有量を表す。(ニッサンアノンBL中約35%)
〔A−6は式4において、R:C12のアルキル基、 R:メチル基、 R:メチル基〕
※7 「ダイヤポンK−SF」(日油株式会社製) 表中の数字は「ダイヤポンK−SF」に含まれる成分Eの含有量を表す。(ダイヤポンK−SF中約30%)
〔A−7は式5において、R10:ヤシ油脂肪酸残基、 R11:メチル基、 M:ナトリウム〕
実施例1〜6より、本発明の洗浄剤組成物はいずれも原液においてハンドリング性や低温安定性が良く、また水で希釈した際には、粘度上昇により使用性が良く、泡立ちや泡質に優れ、かつ、使用時および洗浄後の肌の感触が良好といった効果が得られていた。一方、比較例1〜8では十分な性能が得られていない。
比較例1では、(B)成分が配合されていないことから、4倍希釈時の粘度が低く、また泡立ちや泡質が不十分であった。比較例2では、(D)成分が配合されていないことから、泡質や洗浄後の肌の感触が不十分であった。比較例3では、(D)成分の配合量が本発明規定の上限値を超えていることから、低温安定性が悪くなった。比較例4では、(A)成分の含有量が(B)成分の含有量を超えていることから、4倍希釈時の粘度が低く、また泡質が不十分であった。比較例5では、(A)成分の配合量が本発明規定の上限値を超えており、かつ、(A)成分の含有量が(B)成分の含有量を超えていることから、4倍希釈時の粘度が低く、泡質や使用時および洗浄後の肌の感触が不十分であった。比較例6では、(A)成分の配合量が本発明規定の下限値より少ないことから、4倍希釈時の粘度が低く、泡立ちや泡質が不十分であった。比較例7では、(B)成分の配合量が本発明規定の上限値を超えていることから、低温安定性やハンドリング性が悪く、また泡立ちや使用時および洗浄後の肌の感触が不十分であった。比較例8では、(C)成分が配合されていないことから、泡立ちや泡質が不十分であり、また使用時および洗浄後の肌の感触も不十分であった。

Claims (2)

  1. (A)式1で示されるアルキルエーテルサルフェート型界面活性剤を7〜15質量%、(B)式2で示されるアルカノールアミド型界面活性剤を8〜18質量%、(C)式3で示されるアミドベタイン型界面活性剤または式4で示されるアルキルベタイン型界面活性剤を2〜7質量%、(D)単糖類または二糖類を0.3〜5質量%を含有し、(A)および(B)の含有量が(B)≧(A)であることを特徴とする洗浄剤組成物。
    Figure 2012207051
    (式中、Rは炭素数8〜22のアルキル基、またはアルケニル基、Mはアルカリ金属、または有機アミン、アンモニウム、nは1〜8の整数を表す。)
    Figure 2012207051
    (式中、RCOは炭素数8〜20のアシル基、Rは水素原子、または−COHを表す。)
    Figure 2012207051
    (式中、RCOは炭素数8〜20のアシル基、R、Rは炭素数1〜3のアルキル基、nは2〜4の整数を表す。)
    Figure 2012207051
    (式中、Rは炭素数8〜20のアルキル基、またはアルケニル基、R、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表す。)
  2. (E)式5で示されるアシルタウリン型界面活性剤0.1〜1質量%含有する請求1記載の洗浄剤組成物。
    Figure 2012207051
    (式中、R10COは炭素数8〜20のアシル基、R11は水素原子、または炭素数1〜3のアルキル基、Mはアルカリ金属、または有機アミンを表す。)
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