JP2012209890A - 変化量制御装置 - Google Patents

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勉 五関
Ken Ariizumi
健 有泉
Masami Kato
雅巳 加藤
Yuichiro Nara
雄一郎 奈良
Hirofumi Nakatani
宏文 中谷
Keisuke Kitajima
圭祐 北島
Tetsuichiro Kiyomura
哲一朗 清村
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Abstract

【課題】変化量レベルを急激に上げる操作が行われても当該変化量に係る大出力を防止可能な変化量制御装置を提供すること。
【解決手段】変化量制御装置は、変化量レベルを調整するための調整部に対する操作の操作速度を導出する速度導出部と、速度導出部が導出した操作速度に基づいて、調整部に対する操作の操作加速度を導出する加速度導出部と、加速度導出部が導出した操作加速度に基づいて、変化量レベルの抑止制御を行い、当該抑止制御結果に応じた制御信号を出力する抑止制御部と、制御信号に応じて変化量レベルを調整する変化量レベル調整部とを備える。抑止制御部は、操作加速度が正値である第1のしきい値を超えると抑止制御を開始して、抑止制御を開始したときの調整部に対する操作速度よりも低い操作速度に対応した制御信号を出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、使用者の操作に応じて変化量レベルを調整する変化量制御装置に関する。
特許文献1には、使用者に違和感を与えることがなく、操作性の良好な音量制御装置が開示されている。図8は、当該音量制御装置を採用したステレオ装置の要部の構成図である。図8に示すステレオ装置は、制御信号に応じて音響信号の信号レベルを可変させることにより音量レベルを可変させる電子ボリューム4と、使用者が音量を調整するための回転つまみ8と、使用者による回転つまみ8の操作速度を検出するロータリーエンコーダ6およびCPU12と、現在の音量レベルを記憶するRAM16と、ロータリーエンコーダ6およびCPU12により検出された操作速度とRAM16に記憶されている現在の音量レベルとに基づいて音量レベルの変化量を決定し、その変化量だけ音量レベルを変化させるべく制御信号を電子ボリューム4に供給するCPU12とを備える。
特開2001−028525号公報 特開2004−222077号公報 特開2009−194815号公報
上記説明した特許文献1のステレオ装置では、ロータリーエンコーダ6の操作速度と現在の音量レベルとに基づいて音量レベルの変化量を決定し、その変化量だけ音量レベルを変化させている。したがって、例えば、使用者が音量レベルを上げる方向に回転つまみ8を速く操作することにより、音量レベルを極めて容易に大きく変化させることが可能になって、使い勝手が格段に向上する。しかも、回転つまみ8の操作速度に対する音量レベルの変化の割合が、ある閾値を境に急に変化するということがないので、使用者に違和感を与えることがなく、感覚的な操作性を向上させることができる。しかし、回転つまみ8の操作速度が速すぎると音量レベルが急激に上昇する。
図9は、音量レベルが低い状態から音量レベルを上げる方向に回転つまみ8の操作速度Vを上げていったときの音量レベルPの変化を示すグラフである。図9に示すように、回転つまみ8の操作速度Vを急激に上げていくと、操作速度Vの急上昇に伴い音量レベルPも急上昇して、大音響(loud sound)が発生する。
本発明の目的は、変化量レベルを急激に上げる操作が行われても当該変化量に係る大出力を防止可能な変化量制御装置を提供することである。
本発明は、変化量レベルを調整するための調整部に対する操作の操作速度を導出する速度導出部と、前記速度導出部が導出した操作速度に基づいて、前記調整部に対する操作の操作加速度を導出する加速度導出部と、前記加速度導出部が導出した操作加速度に基づいて、前記変化量レベルの抑止制御を行い、当該抑止制御結果に応じた制御信号を出力する抑止制御部と、前記制御信号に応じて前記変化量レベルを調整する変化量レベル調整部と、を備え、前記抑止制御部は、前記操作加速度が正値である第1のしきい値を超えると前記抑止制御を開始して、前記抑止制御を開始したときの前記調整部に対する操作速度よりも低い操作速度に対応した制御信号を出力する変化量制御装置を提供する。
上記変化量制御装置では、前記抑止制御部は、前記抑止制御中に前記変化量レベルが所定値に到達すると、それ以降、前記変化量レベルが前記所定値を超えないよう前記制御信号を出力する。
上記変化量制御装置では、前記所定値は、前記変化量レベル調整部が調整可能な最大上限変化量レベルと前記操作加速度が前記しきい値を超えたときの変化量レベルの間の値である。
上記変化量制御装置では、前記抑止制御部は、前記抑止制御中に前記操作加速度が負値である第2のしきい値未満になると、前記抑止制御を停止する。
上記変化量制御装置では、前記抑止制御部は、前記抑止制御中に、前記調整部に対する操作速度に基づいて前記調整部の無操作を検知すると、前記抑止制御を停止する。
本発明に係る変化量制御装置によれば、変化量レベルを急激に上げる操作が行われても当該変化量に係る大出力を防止できる。
一実施形態の変化量制御装置の構成を示すブロック図 抑止制御部107が音量レベルの抑止制御を開始する際の操作速度Vと音量レベルPの時間推移の一例を示すグラフ 抑止制御部107が音量レベルの抑止制御を維持する際の操作速度Vと音量レベルPの時間推移の一例を示すグラフ 抑止制御部107が音量レベルの抑止制御を停止する際の操作速度Vと音量レベルPの時間推移の例を示すグラフ 抑止制御部107が音量レベルの抑止制御を停止する際の操作速度Vと音量レベルPの時間推移の例を示すグラフ 図1に示す変化量制御装置の動作を示すフローチャート 図1に示す変化量制御装置の動作を示すフローチャート 特許文献1の音量制御装置を採用したステレオ装置の要部の構成図 図8に示したステレオ装置において、音量レベルが低い状態から音量レベルを上げる方向に回転つまみ8の操作速度を上げていったときの音量レベルの変化を示すグラフ
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態の変化量制御装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、変化量制御装置は、回転つまみ101と、ロータリーエンコーダ103と、速度導出部113と、加速度導出部105と、抑止制御部107と、音量レベル増幅部109と、スピーカ111とを備える。本実施形態の変化量制御装置は、ユーザによるロータリーエンコーダ103の操作によって音量レベルを制御する。すなわち、本実施形態の変化量は、スピーカから出力される音声の音量である。
回転つまみ101は、ユーザが所望の音量レベルに設定する際にロータリーエンコーダ103の軸を回すための部材である。ロータリーエンコーダ103は、ユーザによる回転つまみ101の回転方向と回転量を示す信号K(回転方向は符号で表す)を出力する。速度導出部113は、ロータリーエンコーダ103が出力した信号Kから回転つまみ101の回転操作速度(以下、単に「操作速度」という)Vを導出する。なお、速度導出部113は、一定周期Tで回転方向と回転量を示す信号Kをロータリーエンコーダ103から読み出して、一定周期Tの整数倍の時間Tsmp(=nT: nは2以上の整数)の間に読み出した回転方向を加味した回転量の総和を時間Tsmpで除算して、操作速度Vを導出する。加速度導出部105は、速度導出部113が出力した操作速度Vから回転つまみ101の回転操作加速度(以下、単に「操作加速度」という)Aを導出する。なお、加速度導出部105は、速度導出部113が前回出力した操作速度と今回出力した操作速度の変化量ΔVを時間Tsmpで除算して、操作加速度Aを導出する。すなわち、A=ΔV/Tsmpである。
抑止制御部107は、主に加速度導出部105が導出した操作加速度Aに基づいて、音量レベルの抑止制御を行う。抑止制御の詳細については後述する。抑止制御部107は、抑止制御に応じた音量レベル増幅部109におけるゲインを制御するための制御信号(以下「ゲイン制御信号」という)を出力する。音量レベル増幅部109は、抑止制御部107から送られたゲイン制御信号に基づいてゲインを調整する。音量レベル増幅部109におけるゲインが調整されることによって、音声入力信号に基づく音声信号が音量レベル増幅部109から異なる音量レベルで出力される。スピーカ111は、音量レベル増幅部109から出力された信号に応じた音声を出力する。
以下、抑止制御部107による音量レベルの抑止制御の詳細について、図2〜図5を参照して説明する。なお、図2は、抑止制御部107が音量レベルの抑止制御を開始する際の操作速度Vと音量レベルPの時間推移の一例を示すグラフである。また、図3は、抑止制御部107が音量レベルの抑止制御を維持する際の操作速度Vと音量レベルPの時間推移の一例を示すグラフである。また、図4及び図5は、抑止制御部107が音量レベルの抑止制御を停止する際の操作速度Vと音量レベルPの時間推移の例を示すグラフである。
<音量レベルの抑止制御の開始>
以下、音量レベルの抑止制御の開始条件について、図2を参照して説明する。抑止制御部107は、抑止制御が行われていない状態のとき、操作加速度Aが第1のしきい値Ath(Athは正の実数)を超えると、音量レベルの抑止制御を開始する。このとき、抑止制御部107は、実際の操作速度Vにかかわらず、抑止制御を開始したときの操作速度VcrntにN(0≦N<1)を乗算した値(=N×Vcrnt)に対応する音量レベル増幅部109のゲイン制御信号を出力する。当該抑止制御を行うことにより音量レベルPは一定の率で徐々に増加していく。
本実施形態では、抑止制御時の音量レベルPに上限が決められている。以下、この上限の設定について説明する。音量レベル増幅部109には、抑止制御を行う行わざるにかかわらず、調整可能な最大上限音量レベルPmaxが設定されている。抑止制御時の音量レベルPの上限(Pmid)は、抑止制御が開示されたときの音量レベルPcrntと最大上限音量レベルPmaxの中間値である。抑止制御部107は、抑止制御を行って音量レベルPが増加しても、当該音量レベルPが抑止時の上限Pmidに到達すると、それ以降、音量レベルPが上限Pmidを超えないよう制御する。
<音量レベルの抑止制御の継続>
以下、音量レベルの抑止制御の継続条件について、図3を参照して説明する。抑止制御部107は、抑止制御を行っているとき、操作加速度Aが第2のしきい値Adh(Adhは負の実数)以上であれば、音量レベルの抑止制御を継続する。
<音量レベルの抑止制御の停止>
以下、音量レベルの抑止制御の停止条件について、図4及び図5を参照して説明する。抑止制御部107は、抑止制御を行っているとき、図4に示すように、操作加速度Aが第2のしきい値Adh未満であれば、音量レベルの抑止制御を停止する。また、抑止制御部107は、抑止制御を行っているとき、図5に示すように、一定時間以上のロータリーエンコーダ103の無操作を検知した際には音量レベルの抑止制御を停止する。なお、抑止制御部107は、速度導出部113が導出した操作速度Vが一定時間以上0であれば、ロータリーエンコーダ103が一定時間以上操作されていない状態として検知する。
図6は、図1に示す変化量制御装置の動作を示すフローチャートである。なお、図6は、加速度導出部105が操作加速度Aを導出する毎に抑止制御部107が行う処理を示すフローチャートであって、時間Tsmp毎に行われる。図6に示すように、加速度導出部105は操作加速度Aを導出する(ステップS101)。次に、抑止制御部107は、音量レベルの抑止制御を行っている状態か否かを判断し(ステップS103)、抑止制御を行っていればステップS105に進み、抑止制御を行っていなければステップS111に進む。
ステップS105では、抑止制御部107は、操作加速度Aが第1のしきい値Athを超えた(Ath<A)か否かを判断し、Ath≦AであればステップS107に進み、Ath>AであればステップS109に進む。ステップS107では、抑止制御部107は、音量レベルの抑止制御を開始する。ステップS109では、抑止制御部107は、音量レベル増幅部109にゲイン制御信号を出力する。
ステップS103からステップS111に進んだ場合、抑止制御部107は、操作加速度Aが第2のしきい値Adh未満(A<Adh)か否かを判断し、A<AdhであればステップS113に進み、A≧AdhであればステップS115に進む。ステップS113では、抑止制御部107は、音量レベルの抑止制御を停止する。ステップS115では、抑止制御部107は、一定時間以上のロータリーエンコーダ103の無操作を検知したか否かを判断し、無操作を検知した場合はステップS113に進み、検知しない場合はステップS109に進む。ステップS109の処理を終えると抑止制御部107は一連の動作を終え、次の操作加速度Aを導出するときまで待機する。
図7は、図1に示す変化量制御装置の動作を示すフローチャートである。なお、図7は、変化量制御装置が時間Tsmp毎に繰り返し行う処理を示すフローチャートである。図7に示すように、加速度導出部105は操作加速度Aを導出する(ステップS201)。次に、抑止制御部107は、操作加速度Aが第1のしきい値Athを超えた(Ath<A)か否かを判断し(ステップS203)、Ath≦AであればステップS205に進み、Ath>AであればステップS207に進む。
ステップS205では、抑止制御部107は、音量レベルの抑止制御を開始する。ステップS207では、抑止制御部107は、音量レベルの抑止制御を行っている状態か否かを判断し、抑止制御を行っていればステップS209に進み、抑止制御を行っていなければステップS211に進む。ステップS209では、抑止制御部107は、音量レベル増幅部109にゲイン制御信号を出力する。
ステップS211では、抑止制御部107は、操作加速度Aが第2のしきい値Adh未満(A<Adh)か否かを判断し、A<AdhであればステップS213に進み、A≧AdhであればステップS215に進む。ステップS213では、抑止制御部107は、音量レベルの抑止制御を停止する。ステップS215では、抑止制御部107は、一定時間以上のロータリーエンコーダ103の無操作を検知したか否かを判断し、無操作を検知した場合はステップS213に進み、検知しない場合はステップS209に進む。ステップS209の処理を終えると抑止制御部107は一連の動作を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、抑止制御が行われていない状態のとき、操作加速度Aがしきい値Athを超えると、利用者による回転つまみ101の操作に応じた音量レベルの音声は出力せずに、音量レベルを一定の率で徐々に増加させていく。このため、音量レベルを上げる方向に回転つまみ101の操作速度を急激に上げる操作が行われても、大音響は発生しない。また、例えばロータリーエンコーダ103に故障が発生して、急激に大きな音量レベルの音声を出力する操作が誤って検出された場合であっても、大音響は発生しない。
なお、抑止制御部107は、図示しない入力インターフェースを介して利用者が行った設定に応じて、抑止制御を実行するかしないかを選択しても良い。抑止制御の実行を選択可能とすることで、例えば、ロータリーエンコーダ103を押しながら又は他のキーを押しながらロータリーエンコーダ103を回転操作することによって音量調整以外の動作を行うといった従来の機能との共存を図ることができる。
また、本実施形態では、音量レベルを調整するためのユーザインターフェースとしてロータリーエンコーダ103を例に説明したが、タクトスイッチであっても良い。タクトスイッチの場合、単位時間当たりのスイッチの押下回数が操作速度に連関する。なお、タクトスイッチの長押しは単位時間当たりのスイッチの押下回数は変化しないと認識されるため、長押し時の操作加速度は0である。
また、本実施形態では、加速度導出部105がロータリーエンコーダ103の操作加速度Aを導出しているが、加速度導出部105の代わりに加速度センサが操作加速度Aを検出しても良い。さらに、加速度の代わりに角加速度を用いても良く、速度の代わりに角速度を用いても良い。
また、本実施形態では、変化量レベルとして音量レベルを例に説明したが、利用者がタッチパネルやリモコン等の入力インターフェースを用いて設定可能なパラメータであれば変化量レベルは音量レベルに限られない。
本発明に係る変化量制御装置は、使用者の操作に応じて変化量レベルを調整する変化量制御装置等として有用である。
101 回転つまみ
103 ロータリーエンコーダ
105 加速度導出部
107 抑止制御部
109 音量レベル増幅部
111 スピーカ
113 速度導出部

Claims (5)

  1. 変化量レベルを調整するための調整部に対する操作の操作速度を導出する速度導出部と、
    前記速度導出部が導出した操作速度に基づいて、前記調整部に対する操作の操作加速度を導出する加速度導出部と、
    前記加速度導出部が導出した操作加速度に基づいて、前記変化量レベルの抑止制御を行い、当該抑止制御結果に応じた制御信号を出力する抑止制御部と、
    前記制御信号に応じて前記変化量レベルを調整する変化量レベル調整部と、を備え、
    前記抑止制御部は、前記操作加速度が正値である第1のしきい値を超えると前記抑止制御を開始して、前記抑止制御を開始したときの前記調整部に対する操作速度よりも低い操作速度に対応した制御信号を出力することを特徴とする変化量制御装置。
  2. 請求項1に記載の変化量制御装置であって、
    前記抑止制御部は、前記抑止制御中に前記変化量レベルが所定値に到達すると、それ以降、前記変化量レベルが前記所定値を超えないよう前記制御信号を出力することを特徴とする変化量制御装置。
  3. 請求項2に記載の変化量制御装置であって、
    前記所定値は、前記変化量レベル調整部が調整可能な最大上限変化量レベルと前記操作加速度が前記しきい値を超えたときの変化量レベルの間の値であることを特徴とする変化量制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の変化量制御装置であって、
    前記抑止制御部は、前記抑止制御中に前記操作加速度が負値である第2のしきい値未満になると、前記抑止制御を停止することを特徴とする変化量制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の変化量制御装置であって、
    前記抑止制御部は、前記抑止制御中に、前記調整部に対する操作速度に基づいて前記調整部の無操作を検知すると、前記抑止制御を停止することを特徴とする変化量制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016019116A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 アルパイン株式会社 音量調整装置および音量調整方法

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