JP2012243699A - 電気部品セット - Google Patents

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Abstract

【課題】電気部品とその電気部品を収容する容器とその容器の開口を塞ぐ蓋とを備える電気部品セットにおいて、小型化と容器の密閉構造の簡素化とを実現すること。
【解決手段】電気部品セット1は、電気部品10を収容する容器20と、容器20の開口を塞ぐ第1蓋部材30及び第2蓋部材50を備える。容器20の開口を覆う第1蓋部材30には、一部に容器20の内側と外側とを連通させるネジ孔311が形成され、そのネジ孔311の縁に、コネクタ付電線40のコネクタ42の外縁の一部421が通過する溝313と、その溝313により一部が分断されたネジ山とが形成されている。第2蓋部材50は、コネクタ付電線40の絶縁被覆の部分に取り付けられ、第1蓋部材30のネジ孔311と螺合するネジ部52を有し、ネジ部52がネジ孔311へ螺着されることによりコネクタ付電線40の絶縁被覆とネジ孔311の縁部との隙間を塞ぐ。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気部品、それを収容する容器及びその容器の開口を塞ぐ蓋を備える電気部品セットに関する。
自動車などの車両において、ランプ又はカメラなどの電気部品は、雨水などの水が浸入しやすい場所に配置される。そのような電気部品は、それを収容する容器、その容器の開口部を塞ぐ蓋及び電気部品に接続される電線などとともに組み合わされ、防水構造を有する電気部品セットとして提供される。
また、電気部品セットの組み立ての容易化のため、電気部品セットの電線としては、電気部品のコネクタと接続されるコネクタ付電線が採用される。そのようなコネクタ付電線は、電気部品側の一端において小さなコネクタを備え、電源又は制御機器などに接続される車両側の他端において比較的大きなコネクタを備える。
例えば、特許文献1には、基板に実装されたコネクタを含む電気部品がフロントケースに収容され、そのフロントケースの開口が、リアケースによって塞がれる電気機器の構造が示されている。さらに、その電気機器のリアケースは、電気部品のコネクタとコネクタ付電線のコネクタとの間に介在する中継用コネクタと一体に構成されている。コネクタ付電線は、リアケースの外側コネクタと制御機器又は電源などの車両側機器とを電気的に接続する。
また、車両に搭載される電気部品セットは、防水構造を備えることに加え、配置スペースの制約からさらなる小型化が求められている。特に小型化が要求される電気部品セットとしては、例えば、電動車両における給電ポートの近傍に配置される状態表示用のLEDランプの部品セットなどが挙げられる。
特開2005−347243号公報
しかしながら、特許文献1に示されるように、電気部品を収容する容器の蓋(リアケース)が中継用コネクタを備える場合、中継用コネクタを固定しつつ容器を密閉する構造を備えた比較的大きな蓋が必要となる。さらに、蓋における中継用コネクタの部分の密閉構造が比較的複雑になる。
また、容器の蓋部を小さくするためにコネクタ付電線において小さなコネクタが採用される場合、コネクタ付電線が、その途中において太い電線から細い電線へ変換する電線変換部を備える必要が生じる。しかしながら、コネクタ付電線を製造する工程において、電線変換部を設けるという煩雑な工程を採用することは極力避けたい。
本発明は、電気部品とその電気部品を収容する容器とその容器の開口を塞ぐ蓋とを備える電気部品セットにおいて、小型化と容器の密閉構造の簡素化とを実現することを目的とする。
本発明に係る電気部品セットは、以下に示す各構成要素を備える。
(1)第1の構成要素は、電気部品である。
(2)第2の構成要素は、端部に電気部品と接続されるコネクタが設けられたコネクタ付電線である。
(3)第3の構成要素は、電気部品が挿入される開口が形成され、電気部品を収容する容器である。
(4)第4の構成要素は、容器の開口を覆い、一部に容器の内側と外側とを連通させるネジ孔が形成され、そのネジ孔の縁に、コネクタが特定の姿勢でネジ孔に挿入されるときにコネクタの外縁の一部が通過する溝とその溝により一部が分断されたネジ山とが形成された第1蓋部材である。
(5)第5の構成要素は、コネクタ付電線における絶縁被覆の部分に取り付けられ、第1蓋部材のネジ孔と螺合するネジ部を有し、コネクタ付電線が第1蓋部材のネジ孔に通された状態でネジ部がネジ孔へ螺着されることによりコネクタ付電線における絶縁被覆とネジ孔の縁部との隙間を塞ぐ第2蓋部材である。
本発明に係る電気部品セットが、以下に示す各構成要素のうちの1つ以上をさらに備えることが考えられる。
(6)第6の構成要素は、第2蓋部材のネジ部が第1蓋部材のネジ孔へ螺着されることにより、第1蓋部材におけるネジ孔の縁部と第2蓋部材との間に挟み込まれる環状の弾性部材である第1止水部材である。
(7)第7の構成要素は、コネクタ付電線における絶縁被覆の部分と第2蓋部材との隙間を塞ぐ筒状の弾性部材である第2止水部材である。
(8)第8の構成要素は、容器における開口の縁部と第1蓋部材との間に挟み込まれる環状の弾性部材である第3止水部材である。
本発明において、電気部品を収容する容器の開口を塞ぐ蓋は、2つの蓋部材により構成されている。第1蓋部材は、容器の開口のうちコネクタ付電線を通すのに必要なネジ孔(貫通孔)を除く大部分を塞ぐ。また、第2蓋部材は、第1蓋部材のネジ孔に通されたコネクタ付電線の絶縁被覆の部分と第1蓋部材との間の隙間を塞ぐ。このような構造により、容器の開口全体を塞ぐためにコネクタ付電線に予め取り付けられる必要のある部材は、ごく小さな第2蓋部材だけである。そのため、コネクタ付電線の取り扱い性は損なわれない。
また、第2蓋部材のネジ部及び第1蓋部材のネジ孔からなる簡素なネジ構造により、第1蓋部材のネジ孔(貫通孔)を密閉することが可能である。また、容器と第1蓋部材との間の隙間、及びコネクタ付電線の絶縁被覆の部分と第2蓋部材との間の隙間は、それらの隙間に挟み込まれる環状又は筒状の弾性部材などの止水部材を用いた簡素な構造により密閉することが可能である。
また、第1蓋部材のネジ孔の縁には、コネクタ付電線のコネクタが特定の姿勢で挿入されるときにそのコネクタの外縁の一部が通過する溝が形成されている。このような第1蓋部材は、中継用コネクタと一体となった蓋部材、及びコネクタが通過可能な円形のネジ孔を有する蓋部材よりも小さく構成されることが可能である。即ち、本発明によれば、電気部品セットにおいて小型化と容器の密閉構造の簡素化とを実現できる。また、コネクタ付電線のコネクタを小さくするために、コネクタ付電線が、その途中において太い電線から細い電線へ変換する電線変換部を備える必要もない。
また、本発明に係る電気部品セットが、第1蓋部材のネジ孔の縁部と第2蓋部材との間に挟み込まれる環状の弾性部材(第1止水部材)を備えれば、第1蓋部材と第2蓋部材との間の隙間の密閉がより確実となる。
本発明の実施形態に係る電気部品セット1の斜視図である。 電気部品にコネクタ付電線が接続された状態における電気部品セット1の断面図である。 電気部品にコネクタ付電線が接続される前の状態における電気部品セット1の断面図である。 電気部品セット1が備える第1蓋部材の正面図である。 電気部品セット1に適用可能な第1蓋部材の正面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
<実施形態>
以下、図1から図4を参照しつつ、本発明の実施形態に係る電気部品セット1の構成について説明する。図1に示されるように、電気部品セット1は、電気部品10、容器20、第1蓋部材30、コネクタ付電線40及び第2蓋部材50を備える。
<電気部品>
電気部品10は、外部から電力の供給を受けて動作する部品である。本実施形態における電気部品10は、電子基板11と、電子基板11に実装された状態表示用のLEDランプ12及び部品コネクタ13とを含む。部品コネクタ13は、LEDランプ12と電気的に接続されており、コネクタ付電線40の二次側コネクタ42と接続されるコネクタである。コネクタ付電線40を通じて供給される電力は、部品コネクタ13を介してLEDランプ12へ伝送される。
<容器>
容器20は、図1及び図2に示されるように、電気部品10が挿入される開口21が形成され、電気部品10を収容する中空の部材である。本実施形態における容器20は、少なくとも一部が透明であり、内部のLEDランプ12の点灯状態を外部から視認可能に構成されている。例えば、容器20は、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はABS樹脂などの絶縁性の樹脂からなる一体成形部材である。なお、図2は、電気部品10にコネクタ付電線40が接続された状態における電気部品セット1の断面図である。また、図2において、便宜上、LEDランプ12及び部品コネクタ13は、仮想線(二点鎖線)により描かれている。
<コネクタ付電線>
コネクタ付電線40は、芯線及びその芯線の周囲を覆う絶縁被覆からなる複数の絶縁電線41と、絶縁電線41の両端に設けられた一次側コネクタ43及び二次側コネクタ42とを含む。
絶縁電線41の一方の端部に設けられた二次側コネクタ42は、電気部品10の部品コネクタ13と接続されるコネクタである。一方、絶縁電線41の他方の端部に設けられた一次側コネクタ43は、電気部品10に対して電力と制御信号とを供給する制御部のコネクタに接続されるコネクタである。図1に示される二次側コネクタ42の正面方向から見た形状は、幅が高さよりも広く形成された扁平な矩形状である。
図1に示されるように、二次側コネクタ42は、それ自体は防水構造を有さない小型のコネクタである。一方、一次側コネクタ43は、それ自体が防水構造を備え、二次側コネクタ42よりも大きい大型のコネクタである。なお、図1は、電気部品10にコネクタ付電線40が接続される前の状態における電気部品セット1の斜視図である。
また、コネクタ付電線40において、各絶縁電線41は、一次側コネクタ43から二次側コネクタ42に至るまで継ぎ目のない一連の電線で構成されている。即ち、コネクタ付電線40は、その途中において太い電線から細い電線へ変換する電線変換部を備えていない。
コネクタ付電線40の絶縁電線41は、少なくとも絶縁被覆の部分の一部において、筒状の弾性部材である止水チューブ44で覆われている。止水チューブ44は、例えばゴム又はゴム系材料であるエラストマー(elastic polymer)からなる部材である。なお、エラストマーには、天然ゴム及び合成ゴムなどの加硫ゴム、並びにウレタンゴム、発泡ウレタン、シリコーンゴム及びフッ素ゴムなどの熱硬化性樹脂系エラストマーが含まれる。
<第1蓋部材>
第1蓋部材30は、容器20の開口21を覆う本体部31と、本体部31の両側各々に連なる固定部32とを有する部材である。例えば、第1蓋部材30は、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はABS樹脂などの絶縁性の樹脂からなる一体成形部材である。
第1蓋部材30の本体部31には、容器20の内側と外側とを連通させる貫通孔であるネジ孔311が形成されている。本体部31におけるネジ孔311の縁を形成する面には、後述する第2蓋部材50のネジ部52と螺合するネジ山が形成されている。
また、図1及び図4に示されるように、ネジ孔311の縁における相互に対向する2箇所には、コネクタ付電線40の二次側コネクタ42が特定の姿勢でネジ孔311に挿入されるときに二次側コネクタ42の外縁の一部421が通過する溝313が形成されている。そのため、ネジ孔311の縁を形成する面において、ネジ山は、2箇所の溝313によって分断された状態で形成されている。
図3は、電気部品10にコネクタ付電線40が接続される前の状態における電気部品セット1の断面図である。なお、図3において、便宜上、LEDランプ12及び部品コネクタ13は、仮想線(二点鎖線)により描かれている。
図3に示されるように、ネジ孔311の直径に相当するネジ孔311の最小幅W1は、扁平な二次側コネクタ42の幅W3よりも小さい。しかしながら、ネジ孔311の縁に対向して形成された2つの溝313の底面の間隔に相当するネジ孔311の最大幅W2は、扁平な二次側コネクタ42の幅W3よりも大きい。また、2つの溝313の幅は、二次側コネクタ42を正面方向から見たときの二次側コネクタ42の高さよりも大きく形成されている。
そのため、図3及び図4に示されるように、扁平な二次側コネクタ42は、特定の姿勢、即ち、その幅W3の方向がネジ孔311の最大幅W2の方向に沿う姿勢でネジ孔311に挿入された場合には、ネジ孔311を通過することができる。その際、二次側コネクタ42の外縁の一部421が、ネジ孔311の縁の溝313を通過する。しかしながら、二次側コネクタ42は、上記特定の姿勢以外の姿勢でネジ孔311に挿入されようとしても、その外縁の一部421がネジ孔311の縁に引っ掛かり、ネジ孔311を通過することができない。
また、第1蓋部材30の本体部31における容器20の開口21の縁部に対向する4箇所各々に、ネジ止め用の貫通孔314が形成されている。また、容器20の開口21の縁部における貫通孔314各々に対向する4箇所には、貫通孔314に連通する不図示のネジ孔が形成されている。第1蓋部材30の貫通孔314に挿入されたネジ部材315が、容器20のネジ孔に締め込まれることにより、第1蓋部材30は、容器20の開口21を塞ぐ状態で容器20と連結される。
なお、各図には示されていないが、第1蓋部材30の貫通孔314におけるネジ部材315が装着された後に残る凹み部には、防水用のゴム栓が嵌め入れられる。これにより、第1蓋部材30の貫通孔314の部分とネジ部材315との間の隙間から容器20内に水が浸入することが防止される。
また、図2に示されるように、電気部品セット1は、容器20における開口21の縁部と第1蓋部材30の本体部31との間に挟み込まれる環状の弾性部材である大径止水部材22を備える。なお、大径止水部材22は、第3止水部材の一例である。
大径止水部材22は、例えばゴム又はゴム系材料であるエラストマー(elastic polymer)からなる部材である。第1蓋部材30が、ネジ部材315によって容器20と連結されることにより、大径止水部材22は、容器20における開口21の縁部と第1蓋部材30の本体部31との間に挟み込まれ、容器20と第1蓋部材30との間の隙間を密閉する。
<第2蓋部材>
第2蓋部材50は、コネクタ付電線40の絶縁電線41における絶縁被覆の部分に取り付けられた部材である。第2蓋部材50には貫通孔51が形成されており、第2蓋部材50は、その貫通孔51にコネクタ付電線40の絶縁電線41が通された状態で、絶縁電線41の絶縁被覆の部分に取り付けられている。
より具体的には、絶縁電線41における止水チューブ44で覆われた部分が、第2蓋部材50の貫通孔51に通されている。自然状態における止水チューブ44の外径は、第2蓋部材50の貫通孔51の内径よりも大きく形成されている。これにより、止水チューブ44は、絶縁電線41における絶縁被覆の部分と第2蓋部材50との間に挟み込まれ、絶縁電線41と第2蓋部材50との間の隙間を密閉する。なお、止水チューブ44は、第2止水部材の一例である。
また、第2蓋部材50は、第1蓋部材30のネジ孔311と螺合するネジ部52と、ネジ部52よりも外側へ張り出したフランジ部53とを有する。そして、第2蓋部材50の貫通孔51に通されたコネクタ付電線40における二次側コネクタ42側の部分が、第1蓋部材30のネジ孔311に通された状態で、ネジ部52がネジ孔311へ螺着されることにより、フランジ部53が、絶縁電線41の絶縁被覆の部分と第1蓋部材30のネジ孔311の縁部との隙間を塞ぐ。
また、第2蓋部材50には、ネジ部52をネジ孔311に締め付ける工具からの回転力が作用する部位であるナット部55が形成されている。
また、第2蓋部材50には、環状の弾性部材である小径止水部材54が取り付けられている。小径止水部材54の直径は、大径止水部材22の直径よりも小さい。図2に示されるように、第2蓋部50のネジ部52が第1蓋部材30のネジ孔311へ螺着されることにより、小径止水部材54は、第1蓋部材30の本体部31におけるネジ孔311の縁部と第2蓋部材50のフランジ部53との間に挟み込まれ、第1蓋部材30と第2蓋部材50との間の隙間を密閉する。なお、小径止水部材54は、第1止水部材の一例である。
<効果>
電子部品セット1において、電気部品10を収容する容器20の開口21を塞ぐ蓋は、第1蓋部材30及び第2蓋部材50により構成されている。第1蓋部材30は、容器20の開口21のうちコネクタ付電線40を通すのに必要なネジ孔311(貫通孔)を除く大部分を塞ぐ。
一方、第2蓋部材50は、第1蓋部材30のネジ孔311に通されたコネクタ付電線40の絶縁被覆の部分と第1蓋部材30との間の隙間を塞ぐ。このような構造により、容器20の開口21全体を塞ぐためにコネクタ付電線40に予め取り付けられる必要のある部材は、ごく小さな第2蓋部材50だけである。そのため、コネクタ付電線40の取り扱い性は損なわれない。
また、第2蓋部材50のネジ部52及び第1蓋部材30のネジ孔311からなる簡素なネジ構造により、第1蓋部材30のネジ孔311(貫通孔)を密閉することが可能である。また、容器20と第1蓋部材30との間の隙間、及びコネクタ付電線40の絶縁被覆の部分と第2蓋部材50との間の隙間は、それらの隙間に挟み込まれる大径止水部材22及び止水チューブ44を用いた簡素な構造により密閉することが可能である。
また、第1蓋部材30のネジ孔311の縁には、コネクタ付電線40の二次側コネクタ42が特定の姿勢で挿入されるときにその二次側コネクタ42の外縁の一部421が通過する溝313が形成されている。このような第1蓋部材30は、中継用コネクタと一体となった蓋部材、及びコネクタが通過可能な円形のネジ孔を有する蓋部材よりも小さく構成されることが可能である。即ち、電気部品セット1が採用されることにより、第1蓋部材30及び容器20の小型化と、容器20の密閉構造の簡素化とを実現できる。
また、電気部品セット1において、二次側コネクタ42を小さくするために、コネクタ付電線40が、その途中において太い電線から細い電線へ変換する電線変換部を備える必要もない。
また、第1蓋部材30のネジ孔311の縁部と第2蓋部材50との間に挟み込まれる小径止水部材54が設けられていることにより、第1蓋部材30と第2蓋部材50との間の隙間の密閉がより確実となる。
<その他>
図5は、電気部品セット1に適用可能な第1蓋部材30Aの正面図である。前述した実施形態においては、二次側コネクタ42の正面方向から見た形状が扁平な形状であるため、溝313は、第1蓋部材30のネジ孔311の縁における相互に対向する2箇所に形成されている。
一方、図5に仮想線(二点鎖線)で示されるように、二次側コネクタ42の正面方向から見た形状が、正方形又は縦横の比が1に近い矩形である場合も考えられる。このような場合、溝313が、第1蓋部材30のネジ孔311の縁における4箇所に形成されることが考えられる。即ち、4つの溝313のうちの2つずつが、第1蓋部材30のネジ孔311の縁において相互に対向して形成される。
図5に示されるように、4つの溝313は、二次側コネクタ42が特定の姿勢でネジ孔311に挿入されるときに二次側コネクタ42の4つの角部421A各々が通過する空間を形成する。電気部品セット1において、二次側コネクタ42の正面方向から見た形状に応じて図5に示されるような第1蓋部材30Aが採用されることも考えられる。
また、電気部品セット1においては、容器20と第1蓋部材30とが、ネジ315により連結されている。しかしながら、容器20と第1蓋部材30とが、他の構造により連結されることも考えられる。
例えば、容器20における開口21の縁部及び第1蓋部材30の各々に、相互に螺合するネジ部とネジ受け部とが形成されることが考えられる。この場合、ネジ部がネジ受け部に締め込まれることにより、第1蓋部材30は、容器20の開口21を塞ぐ状態で容器20と連結される。また、ネジ部がネジ受け部に締め込まれることにより、大径止水部材22は、容器20における開口21の縁部と第1蓋部材30の本体部31との間に挟み込まれる。
また、電気部品セット1において、電気部品10は、小型のカメラなど、コネクタを備えた他の電気部品であってもよい。
1 電気部品セット
10 電気部品
11 電子基板
12 LEDランプ
13 部品コネクタ
20 容器
21 容器の開口
22 大径止水部材
30、30A 第1蓋部材
31 第1蓋部材の本体部
32 第1蓋部材の固定部
40 コネクタ付電線
41 絶縁電線
42 二次側コネクタ
43 一次側コネクタ
44 止水チューブ
50 第2蓋部材
51 第2蓋部材の貫通孔
52 ネジ部
53 フランジ部
54 小径止水部材
55 ナット部
313 溝
311 ネジ孔
314 貫通孔
315 ネジ部材
421 二次側コネクタの一部
421A 二次側コネクタの角部

Claims (4)

  1. 電気部品と、
    端部に前記電気部品と接続されるコネクタが設けられたコネクタ付電線と、
    前記電気部品が挿入される開口が形成され、前記電気部品を収容する容器と、
    前記容器の開口を覆い、一部に前記容器の内側と外側とを連通させるネジ孔が形成され、前記ネジ孔の縁に、前記コネクタが特定の姿勢で前記ネジ孔に挿入されるときに前記コネクタの外縁の一部が通過する溝と該溝により一部が分断されたネジ山とが形成された第1蓋部材と、
    前記コネクタ付電線における絶縁被覆の部分に取り付けられ、前記第1蓋部材の前記ネジ孔と螺合するネジ部を有し、前記コネクタ付電線が前記第1蓋部材の前記ネジ孔に通された状態で前記ネジ部が前記ネジ孔へ螺着されることにより前記コネクタ付電線における前記絶縁被覆と前記ネジ孔の縁部との隙間を塞ぐ第2蓋部材と、を備えることを特徴とする電気部品セット。
  2. 前記第2蓋部材の前記ネジ部が前記第1蓋部材の前記ネジ孔へ螺着されることにより、前記第1蓋部材における前記ネジ孔の縁部と前記第2蓋部材との間に挟み込まれる環状の弾性部材である第1止水部材をさらに備える、請求項1に記載の電気部品セット。
  3. 前記コネクタ付電線における前記絶縁被覆の部分と前記第2蓋部材との間に挟み込まれる筒状の弾性部材である第2止水部材をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載の電気部品セット。
  4. 前記容器における開口の縁部と前記第1蓋部材との間に挟み込まれる環状の弾性部材である第3止水部材をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれかに記載の電気部品セット。
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