JP2012243739A - ゴム栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の防水性を確実に保持する。
【解決手段】ゴム栓本体11の電線挿入孔12には、端子金具70が通された後、端子金具70に接続された電線90が挿入される。ゴム栓本体11の電線挿入孔12の内周面には、保護リップ14F、14R及び防水リップ15が端子金具70の通過方向に並んで形成され、保護リップ14F、14Rは、端子金具70の通過方向手前側に位置している。端子金具70の通過途上で、端子金具70が保護リップ14F、14Rと干渉することにより、保護リップ14F、14Rが防水リップ15側に倒れてこの防水リップ15の頂点17を覆う。さらに、端子金具70の通過後は、保護リップ14F、14Rが復帰方向に弾性変位して防水リップ15の頂点17から退くことにより、防水リップ15の頂点17が電線90の外周面に密着される。
【選択図】図4

Description

本発明は、ゴム栓に関する。
従来のゴム栓が特許文献1に開示されている。このものは、電線挿入孔を有するゴム栓本体を備え、ゴム栓本体の電線挿入孔には電線が挿入されて密着される。電線は端子金具に接続され、電線挿入孔へは電線に先立って端子金具が通される。また、ゴム栓本体の電線挿入孔の内周面には、複数条のリップが前後に並んで形成されている。各リップの内径は、端子金具の外形寸法及び電線の外径より小さくされている。
特開2002−50430号公報
上記従来のゴム栓では、端子金具がゴム栓本体の電線挿入孔を通過する際に、全てのリップに端子金具が干渉するため、多少なりともリップが摩耗損傷するおそれがあった。仮に、防水に寄与するリップが摩耗損傷すると、所定の防水性を確保することが困難になるという事情があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、所定の防水性を確保することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、電線挿入孔を有するゴム栓本体を備え、前記ゴム栓本体の前記電線挿入孔には、端子金具が通された後、前記端子金具に接続された前記電線が挿入されて密着され、これによって前記電線周りの防水をなすゴム栓であって、前記ゴム栓本体の前記電線挿入孔の内周面には、保護リップ及び防水リップが前記端子金具の通過方向に並んで形成され、前記保護リップは、前記端子金具の通過方向手前側に位置しており、前記端子金具の通過途上で、前記端子金具が前記保護リップと干渉することにより、前記保護リップが前記防水リップ側に倒れてこの防水リップの頂点を覆い、さらに、前記端子金具の通過後は、前記保護リップが復帰方向に弾性変位して前記防水リップの頂点から退くことにより、前記防水リップの頂点が前記電線の外周面に密着されるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記保護リップが、前記防水リップを挟んだ両側に配置されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記保護リップの内径が、前記防水リップの内径より小さくされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記保護リップの外面のうち、前記端子金具の通過途上でこの端子金具が摺接する面を第1面とし、その反対側の面を第2面とした場合に、前記第1面は、前記第2面より前記端子金具の通過方向に緩傾斜の勾配を有しているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のものにおいて、前記保護リップの外面のうち、前記端子金具の通過途上でこの端子金具が摺接する面を第1面とした場合に、この第1面に、前記端子金具が引っ掛かり可能な段差が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
端子金具がゴム栓本体の電線挿入孔に通される過程では、保護リップが端子金具との干渉により防水リップ側に倒れてこの防水リップの頂点を覆うため、防水リップが端子金具と実質的に接触することはない。一方、端子金具の通過後は、保護リップが復帰方向に弾性変位して防水リップから退くことにより、防水リップの頂点が電線の外周面に密着されるため、防水リップによって電線周りの防水がなされる。したがって、防水に寄与する防水リップが端子金具によって摩耗損傷するのが回避される。結果、所定の防水性が確保される。
<請求項2の発明>
保護リップが防水リップを挟んだ両側に配置されているため、ゴム栓本体が反転されても、防水リップが保護リップにより保護され、所定の防水性がより確実に保持される。また、端子金具をゴム栓本体の電線挿入孔から引き抜く際にも、防水リップが保護リップにより保護される。
<請求項3の発明>
保護リップの内径が防水リップの内径より小さくされているため、端子金具の通過途上で、保護リップが防水リップの頂点を確実に覆うことが可能となる。
<請求項4の発明>
端子金具が摺接する第1面がその反対側の第2面より通過方向に緩傾斜の勾配を有しているため、保護リップの防水リップ側への倒れ込みが容易になされ、挿入抵抗が低減されるとともに、保護リップが防水リップの頂点を確実に覆うことが可能となる。
<請求項5の発明>
端子金具が摺接する第1面に端子金具が引っ掛かり可能な段差が形成されているため、保護リップが端子金具に追従して引っ張られ、保護リップが防水リップの頂点を確実に覆うことが可能となる。
本発明の実施形態1に係るゴム栓がコネクタ内に組み込まれ、ゴム栓本体の電線挿入孔内に電線付きの端子金具が挿入される直前の状態をあらわす断面図である。 ゴム栓本体の電線挿入孔内に電線付きの端子金具が挿入され、端子金具の前端が保護リップと当接した状態をあらわす断面図である。 端子金具の押し込み時に、ゴム栓本体の電線挿入孔内に電線付きの端子金具が挿入され、保護リップが防水リップの頂点を覆う状態をあらわす断面図である。 図3の要部拡大断面図である。 ゴム栓本体の電線挿入孔に電線付きの端子金具が通された後の状態をあらわす断面図である。 図5の要部拡大断面図である。 端子金具の引き抜き時に、ゴム栓本体の電線挿入孔内に電線付きの端子金具が挿入され、保護リップが防水リップの頂点を覆う状態をあらわす断面図である。 図7の要部拡大断面図である。 ゴム栓の要部破断側面図である。 ゴム栓の正面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。本実施形態に係るゴム栓10は、図1に示すように、コネクタ60内に組み込まれる。コネクタ60は、合成樹脂製のコネクタハウジング61を備える。コネクタハウジング61はブロック状をなし、内部に複数のキャビティ62を有している。コネクタハウジング61のキャビティ62内には端子金具70が挿入される。なお、以下の説明において前後方向については、キャビティ62内に端子金具70が挿入される方向を前方とし、キャビティ62から端子金具70を抜き出す方向を後方とする。
コネクタハウジング61の後部には、図1に示すように、ゴム栓10を収容可能な収容凹部63が形成されている。収容凹部63は、コネクタハウジング61の後面に開口する形態とされ、その前面に各キャビティ62の後端が臨んでいる。また、コネクタハウジング61の後部には、収容凹部63にゴム栓10が収容された後、ホルダ80が組み付けられる。ゴム栓10はホルダ80によって収容凹部63内に抜け止め状態に保持される。ホルダ80には、端子金具70が通過した後、端子金具70に接続された電線90が遊嵌状態で挿入される複数の電線遊挿孔81が貫通して形成されている。
端子金具70は、導電製の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、図1に示すように、箱形の端子本体71を有している。端子本体71には前方から図示しない雄タブが挿入されて接続される。また、端子本体71の後部には図示しないバレル部が形成されている。バレル部は電線90の端末部に圧着され、これによって電線90が端子金具70に接続される。
図1に示すように、端子本体71の外形寸法は電線90の外径より大きくされ、端子本体71の後端には電線90との間に段部75が形成されている。電線90の外周面は段部75を介して端子本体71の外周面より縮径方向に一段落ちている。
ゴム栓10はシリコンゴム等のゴム製であって、図9及び図10に示すように、丸みのある四隅をもった扁平ブロック状のゴム栓本体11からなる。ゴム栓本体11には、複数の電線挿入孔12が前後に貫通して形成されている。各電線挿入孔12は、コネクタハウジング61の各キャビティ62及びホルダ80の各電線遊挿孔81と前後方向に同軸でかつ高さ方向及び幅方向に整列して配置されている。そして、図5に示すように、ゴム栓本体11の電線挿入孔12には、端子金具70が通過した後、電線90が挿入される。
ゴム栓本体11の外周面には、図9に示すように、複数条の外周リップ13が前後に並んで形成されている。各外周リップ13は、ゴム栓本体11の外周面を全周に亘って取り囲むリブ状の形態とされている。具体的には、各外周リップ13は、断面ほぼ半円弧状をなし、互いにほぼ同じ突出寸法でかつほぼ同じ形状とされている。ゴム栓本体11が収容凹部63に収容された状態では、図1に示すように、各外周リップ13が収容凹部63の内周面に弾性的に密着され、これによってコネクタハウジング61内が液密にシールされる。
さて、ゴム栓本体11の電線挿入孔12の内周面には、図9に示すように、保護リップ14F、14R及び防水リップ15が前後に並んで形成されている。保護リップ14F、14R及び防水リップ15は、いずれも電線挿入孔12の内周面を全周に亘って取り囲むリブ状の形態とされている。そして、防水リップ15は電線挿入孔12の前後方向中央部に配置され、保護リップ14F、14Rは防水リップ15を挟んだ前後両側に対をなして配置されている。また、保護リップ14F、14Rは防水リップ15の前後方向中央を境として前後にほぼ対称な形状とされ、本実施形態の場合、ゴム栓10全体としても前後にほぼ対称な形状とされている。
具体的には、防水リップ15は、図9に示すように、断面ほぼU字形をなし、外周リップ13よりやや薄肉でかつ保護リップ14F、14Rより厚肉とされ、前後3条の外周リップ13のうち真ん中の外周リップ13とほぼ同じ前後位置に配置されている。防水リップ15の前面は後方に向けて傾斜する前側の保護斜面16Fとされ、防水リップ15の後面は前方に向けて傾斜する後側の保護斜面16Rとされている。両保護斜面16F、16Rの傾斜角は互いにほぼ同じとされている。そして、両保護斜面16F、16Rの内端同士は、ほぼ円弧状の頂点17を介して互いに連結されている。
保護リップ14F、14Rは、図9に示すように、防水リップ15に近接して配置されている。この場合、保護リップ14F、14Rと防水リップ15との間の離間距離は、隣接する外周リップ13間の離間距離より小さくされている。また、保護リップ14F、14Rは、防水リップ15より大きい突出寸法を有している。言い換えれば、保護リップ14F、14Rの内径寸法は、防水リップ15の内径寸法より小さくされている。
図9に示すように、前側の保護リップ14Fの前面は、電線挿入孔12の前端側から後方に向けて次第に縮径される前側の第1面18Fとされている。また、後側の保護リップ14Rの後面は、電線挿入孔12の後端側から前方に向けて次第に縮径される後側の第1面18Rとされている。これら第1面18F、18Rは、その前後両端側より防水リップ15側に近い中央寄りの位置で急傾斜で縮径している。そして、保護リップ14F、14Rの第1面18F、18Rには、複数の段差19が形成されている。各段差19は、図4に示すように、電線挿入孔12の前後の開口面を向く垂直面21と、電線挿入孔12の軸中心側を向く水平面22とで区画され、保護リップ14F、14Rの頂点23に向けて階段状に連なっている。
一方、図9に示すように、前側の保護リップ14Fの後面は、前後方向と直交する高さ方向にほぼ沿った前側の第2面24Fとされている。また、後側の保護リップ14Rの後面は、前後方向と直交する高さ方向にほぼ沿った後側の第2面24Rとされている。前側の第2面24Fは、前側の保護斜面16Fと対向して配置され、後側の第2面24Rは、後側の保護斜面16Rと対向して配置されている。また、第1面18F、18Rは、第2面24F、24Rより前後方向に緩傾斜の勾配になっている。そして、第1面18F、18Rと第2面24F、24Rの内端同士は、ほぼ尖がり状の頂点23を介して互いに連結されている。なお、保護リップ14F、14Rは、端子金具70に押動されて保護リップ14F、14R側に倒れ込むことが可能な柔軟性を有している。
以上が本実施形態に係るゴム栓10等の構造であり、続いて、ゴム栓10の電線挿入孔12に端子金具70を通す操作について説明する。
図1に示すように、端子金具70に電線90を接続させるとともに、コネクタハウジング61の収容凹部63内にゴム栓本体11を収容させ、かつコネクタハウジング61にホルダ80を組み付けた状態で、ゴム栓本体11の電線挿入孔12内に後方から端子金具70を挿入する。この場合、端子金具70の端子本体71がホルダ80の電線遊挿孔81にほぼ位置決め状態で挿入され、これによって端子本体71の電線挿入孔12内への挿入姿勢が矯正される。
図2に示すように、端子本体71が電線挿入孔12内に浅く挿入されると、端子金具70の挿入方向(通過方向)手前側に位置する後側の保護リップ14Rが端子本体71と当接する。このとき、端子本体71の前端縁が保護リップ14Rの段差19に引っ掛け係止される。
さらに端子本体71が電線挿入孔12内に押し込まれると、図3に示すように、端子本体71と段差19との引っ掛かり及び端子本体71と保護リップ14Rとの間の摩擦抵抗に起因し、保護リップ14Rが端子金具70に追従してその挿入方向(前方)に引き摺られる。これにより、図4に示すように、保護リップ14Rが、防水リップ15側に倒れ込むとともに、前方へ弾性的に伸長して、その頂点23が防水リップ15の頂点17を覆う。また、保護リップ14Rが端子本体71と防水リップ15との間に弾性的に挟持されるとともに、防水リップ15が保護リップ14Rを介して端子本体71に押圧されて弾縮される。そして、端子本体71が電線挿入孔12内に挿入される間、端子本体71の外周面が保護リップ14Rの第1面18Rを摺動することになる。このため、端子金具70と防水リップ15との間が実質的に非接触状態に保たれる。
図5及び図6に示すように、端子本体71(端子金具70)が電線挿入孔12を通過してコネクタハウジング61のキャビティ62内に挿入されると、保護リップ14Rが、段部75の高さ分、復帰方向に弾性的に変位して防水リップ15の頂点17から退くとともに、保護リップ14Rの頂点23が電線90の外周面に当接する。そして、保護リップ14Rの退避と同時に、防水リップ15も復帰方向に弾性的に変位してその頂点17が電線90の外周面に密着状態で当接する。その後、端子金具70がキャビティ62内に正規深さで挿入されても、防水リップ15の頂点が電線90の外周面に密着される状態が保たれる。これにより、電線90周りが防水リップ15によって液密にシールされる。
ところで、メンテナンス等において端子金具70をコネクタハウジング61のキャビティ62から抜き取る際には、電線90を摘んで後方へ引っ張るようにする。すると、端子本体71の後端縁が前側の保護リップ14Fと当接し、かつこの保護リップ14Fの段差19に引っ掛け係止される。さらに、端子本体71が電線挿入孔12内にその前方から進入すると、図7に示すように、保護リップ14Fが端子金具70に追従して後方に引き摺られる。これにより、図8に示すように、前側の保護リップ14Fが、防水リップ15側に倒れ込むとともに、後方へ弾性的に伸長して、その頂点23が防水リップ15の頂点17を覆うことになる。したがって、端子金具70の引き抜き時にも、前側の保護リップ14Fによって防水リップ15が保護される。
なお、ゴム栓本体11を前後反転させても、上記における前側の保護リップ14Fが後側に回り込んで、後側の保護リップ14Rとして機能する。このため、端子金具70の通過時には、この保護リップ14Fが防水リップ15の頂点17を覆うことになる。したがって、ゴム栓10の向きに関わらず、保護リップ14F、14Rによる保護機能が発揮される。
以上説明したように、本実施形態によれば、端子金具70がゴム栓本体11の電線挿入孔12に通される過程(通過過程)では、保護リップ14F、14Rが端子金具70との干渉により防水リップ15側に倒れてこの防水リップ15の頂点17を覆うため、防水リップ15が端子金具70と実質的に接触することはない。一方、端子金具70の通過後は、保護リップ14F、14Rが復帰方向に弾性変位して防水リップ15から退くことにより、防水リップ15の頂点17が電線90の外周面に密着されるため、防水リップ15によって電線90周りの防水がなされる。したがって、防水に寄与する防水リップ15が端子金具70によって摩耗損傷するのが回避される。結果、所定の防水性が確保される。
また、保護リップ14F、14Rが防水リップ15を挟んだ前後両側に配置されているため、ゴム栓本体11が前後に反転されても、防水リップ15が保護リップ14F、14Rにより保護され、所定の防水性がより確実に保持される。この場合、端子金具70を引き抜く際にも、防水リップ15が同様に保護される。しかも、保護リップ14F、14Rの内径が防水リップ15の内径より小さくされているため、端子金具70の通過途上で、保護リップ14F、14Rが防水リップ15の頂点17を確実に覆うことが可能となる。
さらに、端子金具70が摺接する第1面18F、18Rがその反対側の第2面24F、24Rより前後方向に緩傾斜の勾配を有しているため、保護リップ14F、14Rの防水リップ15側への倒れ込みが容易になされ、挿入抵抗が低減されるとともに、保護リップ14F、14Rが防水リップ15の頂点17を確実に覆うことが可能となる。
さらにまた、端子金具70が摺接する第1面18F、18Rに端子金具70が引っ掛かり可能な段差19が形成されているため、保護リップ14F、14Rが端子金具70に追従して引っ張られ、保護リップ14F、14Rが防水リップ15の頂点17を確実に覆うことが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態1に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)端子金具の通過方向手前側に保護リップが位置していればよく、実施形態1の場合では、前側の保護リップを省略することが可能である。
(2)段差を省略することも可能である。例えば、段差の代わりに、保護リップの表面に梨地加工を施す等して摩擦抵抗を増加させることにより、端子金具への追従性を高めた構造にしてもよい。
(3)保護リップの第2面が高さ方向から前後に傾斜して配置されるものであってもよい。
(4)保護リップは、充分な突出高さを有していれば、防水リップの頂点を覆う際に伸長しない構造であってもよい。
10…ゴム栓
11…ゴム栓本体
12…電線挿入孔
14F…前側の保護リップ
14R…後側の保護リップ
15…防水リップ
17…頂点
18F…前側の第1面
18R…後側の第1面
19…段差
24F…前側の第2面
24R…後側の第2面
60…コネクタ
61…コネクタハウジング
62…キャビティ
70…端子金具
90…電線

Claims (5)

  1. 電線挿入孔を有するゴム栓本体を備え、前記ゴム栓本体の前記電線挿入孔には、端子金具が通された後、前記端子金具に接続された前記電線が挿入されて密着され、これによって前記電線周りの防水をなすゴム栓であって、
    前記ゴム栓本体の前記電線挿入孔の内周面には、保護リップ及び防水リップが前記端子金具の通過方向に並んで形成され、前記保護リップは、前記端子金具の通過方向手前側に位置しており、
    前記端子金具の通過途上で、前記端子金具が前記保護リップと干渉することにより、前記保護リップが前記防水リップ側に倒れてこの防水リップの頂点を覆い、さらに、
    前記端子金具の通過後は、前記保護リップが復帰方向に弾性変位して前記防水リップの頂点から退くことにより、前記防水リップの頂点が前記電線の外周面に密着されることを特徴とするゴム栓。
  2. 前記保護リップが、前記防水リップを挟んだ両側に配置されていることを特徴とする請求項1記載のゴム栓。
  3. 前記保護リップの内径が、前記防水リップの内径より小さくされていることを特徴とする請求項1又は2記載のゴム栓。
  4. 前記保護リップの外面のうち、前記端子金具の通過途上でこの端子金具が摺接する面を第1面とし、その反対側の面を第2面とした場合に、前記第1面は、前記第2面より前記端子金具の通過方向に緩傾斜の勾配を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のゴム栓。
  5. 前記保護リップの外面のうち、前記端子金具の通過途上でこの端子金具が摺接する面を第1面とした場合に、この第1面に、前記端子金具が引っ掛かり可能な段差が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載のゴム栓。
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