JP2012244493A - シリアル通信装置 - Google Patents

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誠 栗秋
Yasuto Tanaka
靖人 田中
Hisanobu Miyanaga
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Abstract

【課題】簡易な構成で容易にマスタと複数のスレーブとの間のシリアル通信を行うシリアル通信装置を得ること。
【解決手段】スレーブS0〜SNと、マスタMと、マスタMから各スレーブS0〜SNへのデータ送信を行う通信線Tx0〜TxNと、スレーブS0〜SNからマスタMへのデータ送信を行う通信線Rx0〜RxNと、を備え、複数のスレーブS0〜SNは、それぞれマスタMから通信線Rx0〜RxNを介して送られてくる指示に従って動作し、通信線Rx0〜RxN上のそれぞれには、トランジスタを用いたOR回路が配置されるとともに、マスタMとの間で通信を行わないスレーブは、当該スレーブが接続されている通信線Rx0〜RxN上にトランジスタをOFFにさせる信号を出力し、マスタMとの間で通信を行うスレーブは、当該スレーブが接続されている通信線Rx0〜RxN上にトランジスタをONにさせる信号を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、マスタと複数のスレーブとをシリアル通信線で接続するシリアル通信装置に関する。
例えば、映像光源としてのレーザ光源を駆動するためには、レーザ駆動回路が必要である。従来、マスタと複数のスレーブとを1対1のシリアル通信線で接続していた。そして、各スレーブがレーザ駆動回路を制御し、これにより各レーザ駆動回路がレーザ光源を駆動させていた。
マスタと複数のスレーブとをシリアル通信線によって接続する場合、シリアル通信装置では各スレーブのアドレスを設定する必要があった。このため、シリアル通信線とは別にリクエスト信号線を設け、マスタおよび各スレーブの双方でアドレスを認識してシリアル通信が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−23117号公報
しかしながら、上記従来の技術では、マスタと接続するスレーブの数が膨大になると、スレーブの数に伴ってリクエスト信号線も同じ数だけ必要となり、配線が煩雑になるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で容易にマスタと複数のスレーブとの間のシリアル通信を行うシリアル通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のスレーブと、前記複数のスレーブを制御するマスタと、前記スレーブ毎に前記マスタと前記各スレーブとを接続するとともに前記マスタから前記各スレーブへのデータ送信を行うシリアル通信線としての複数からなる第1の通信線と、前記スレーブ毎に前記マスタと前記各スレーブとを接続するとともに前記各スレーブから前記マスタへのデータ送信を行うシリアル通信線としての複数からなる第2の通信線と、を備え、前記複数のスレーブは、それぞれ前記マスタから前記第1の通信線を介して送られてくる指示に従って動作し、前記第2の通信線上のそれぞれには、トランジスタを用いたOR回路が配置されるとともに、前記マスタとの間で通信を行わないスレーブは、当該スレーブが接続されている第2の通信線上に前記トランジスタをOFFにさせる信号を出力し、前記マスタとの間で通信を行うスレーブは、当該スレーブが接続されている第2の通信線上に前記トランジスタをONにさせる信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で容易にマスタと複数のスレーブとの間のシリアル通信を行うことが可能になるという効果を奏する。
図1は、実施の形態に係るシリアル通信装置を備えたレーザテレビの構成を示す図である。 図2は、レーザ光源装置の構成を示す図である。 図3は、実施の形態に係るシリアル通信装置の構成を示すブロック図である。 図4は、従来のシリアル通信装置の構成を示すブロック図である。 図5は、複数のスレーブを駆動する際に用いられる送信データの一例を示す図である。 図6は、スレーブの指定処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態に係るシリアル通信装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、実施の形態に係るシリアル通信装置を備えたレーザテレビの構成を示す図である。レーザテレビ1は、マスタMとしてのマイコン(マイクロコンピュータ)と、複数のレーザ光源装置100−0〜100−N(Nは自然数)と、変調装置21と、投射光学系22と、スクリーン23と、を備えている。
レーザ光源装置100−0〜100−Nは、レーザ光を出力する装置であり、出力したレーザ光を変調装置21に送る。レーザ光源装置100−0は、スレーブとしてのスレーブS0と、レーザ素子L0と、を有している。同様に、レーザ光源装置100−1は、マイコン(スレーブ)S1と、レーザ素子L1と、を有し、レーザ光源装置100−Nは、マイコン(スレーブ)SNと、レーザ素子LNと、を有している。
スレーブS0〜SNは、それぞれレーザ光源装置100−0〜100−Nを制御することにより、それぞれレーザ素子L0〜LNからレーザ光を出射させる。スレーブS0〜SNとしてのマイコンは、それぞれマスタMとしてのマイコンと接続されており、スレーブS0〜SNとマスタMとによってシリアル通信装置5が構成されている。マスタMは、スレーブS0〜SNを制御し、スレーブS0〜SNは、レーザ素子L0〜L1を駆動する回路(後述のレーザ駆動回路3)を制御する。
変調装置21は、レーザ光源装置100−0〜100−Nから出射されたレーザ光を変調する。投射光学系22は、変調装置21により変調されたレーザ光をスクリーン23に投射する。スクリーン23は、レーザ光によって形成される2次元画像を表示する。
図2は、レーザ光源装置の構成を示す図である。なお、レーザ光源装置100−0〜100−Nは、同様の構成を有しているので、ここではレーザ光源装置100−0の構成について説明する。レーザ光源装置100−0は、スレーブS0、電源2、レーザ駆動回路3、ペルチェ駆動回路4、レーザ素子L0、ペルチェ素子P0、ラジエター8、ファン9、光量検出回路10、ADコンバータ11、ミラー12、温度検出回路T0、ADコンバータ14、DAコンバータ15を備えている。
レーザ素子L0は、レーザ光を出力する半導体レーザ素子などの素子である。レーザ素子L0は、レーザ光源であり、それぞれミラー12側にレーザ光を出射する。レーザ素子L0からの各レーザ光は、ミラー12で反射され、レーザ出力光としてレーザ光源装置100−0の外部に出射される。
ペルチェ素子P0は、レーザ素子L0の近傍に配置され、それぞれレーザ素子L0の温度調整を行う。ペルチェ素子P0で発生した熱は、ヒートパイプ7を介してラジエター8に伝わり、ファン9によりレーザ光源装置100−0の外部へと排熱される。
光量検出回路10は、レーザ出力光に比例した一部のレーザ光を検出する。光量検出回路10は、ミラー12の裏面側に配置されており、レーザ素子L0から出力されてミラー12を通過した一部のレーザ光に基づいて、レーザ出力光の光量を検出する。光量検出回路10は、検出した光量をADコンバータ11に送る。ADコンバータ11は、検出された光量をデータ変換(AD変換)してスレーブS0へ入力する。
温度検出回路T0は、レーザ素子L0の近傍に配置され、それぞれレーザ素子L0の温度を検出する。温度検出回路T0は、検出した温度をADコンバータ14に送る。ADコンバータ14は、検出された温度をデータ変換(AD変換)してスレーブS0へ入力する。
スレーブS0は、マスタMからの指示に従ってレーザ光源装置100−0を制御する。スレーブS0は、レーザ光のON/OFF、出力するレーザ光の光量(輝度)、レーザ素子L0の温度などを制御する。
スレーブS0は、レーザ出力光が常に一定となるよう、レーザ駆動回路3への信号をコントロールする。また、スレーブS0は、レーザ素子L0の温度が常に一定となるよう、DAコンバータ15を介してペルチェ駆動回路4への信号をコントロールする。スレーブS0は、ペルチェ駆動率としてDAコンバータ15のデータを常に監視している。スレーブS0は、現在のペルチェ駆動率と予め設定した置いた上限データ値とを比較し、現在のペルチェ駆動率が上限データ値に対しどれだけの比率を有しているかを演算する。スレーブS0は、演算した比率が予め設定したおいた閾値を越えた場合に、レーザ出力光が低減するよう、レーザ駆動回路3をコントロールする。
スレーブS0は、レーザ出力光を低減させる場合、光量検出回路10が検出する目標データ値(目標光量)を小さくする。一方、スレーブS0は、レーザ出力光を増大させる場合、光量検出回路10が検出する目標データ値(目標光量)を大きくする。そして、スレーブS0がレーザ駆動回路3へのコントロール信号を操作し、光量検出回路10の戻りデータ値が目標データ値となるよう、レーザ駆動回路3にレーザ素子L0をコントロールさせる。
DAコンバータ15は、スレーブS0からペルチェ駆動回路4に送られる信号をデータ変換(DA変換)する。DAコンバータ15は、データ変換した信号をペルチェ駆動回路4に送る。電源2は、ペルチェ駆動回路4に電力を供給する。
レーザ駆動回路3は、スレーブS0からの指示に従って、レーザ素子L0からのレーザ出力(ON/OFF、光量などの出力調整)をコントロールする回路である。ペルチェ駆動回路(DC−DCコンバータ)4は、ペルチェ素子P0をコントロールする回路である。ペルチェ駆動回路4は、DAコンバータ15を介して送られてくるスレーブS0からの指示に従って、ペルチェ素子P0をコントロールする。ペルチェ駆動回路4は、レーザ素子L0の温度が常に一定となるよう、ペルチェ素子P0への信号をコントロールする。
図3は、実施の形態に係るシリアル通信装置の構成を示すブロック図である。シリアル通信装置5は、通信装置としてのマスタ(マスタノード)Mと、通信装置としての複数のスレーブ(スレーブノード)S0〜SNと、スレーブS0〜SNに接続されたトランジスタTr0〜TrNと、プルアップ抵抗31と、電源32と、反転回路33と、を有している。
マスタMと、スレーブS0〜SNとは、二線式通信で通信を行うため、マスタMが、各スレーブS0〜SNと送信線(シリアル通信線)および受信線(シリアル通信線)で接続されている。
例えば、マスタMと、スレーブS0とは、Tx線(Transmitter)(マスタMからのデータ送信線)である通信線Tx0と、Rx線(Receiver)(マスタMのデータ受信線)である通信線Rx0と、で接続されている。同様に、マスタMと、スレーブS1〜SNとは、それぞれTx線である通信線Tx1〜TxNと、Rx線である通信線Rx1〜RxNと、で接続されている。換言すると、各スレーブは、それぞれマスタMに対して2本ずつの通信線(Tx線およびRx線)で接続されている。
マスタMからスレーブS0〜SNへは、スレーブを指定する情報(全指定、グループ名、個別アドレスなど)、レーザ光の出力をON/OFFさせる指示、レーザ光の光量を指定する指示などが、通信線Tx0〜TxNを介して送られる。また、スレーブS0〜SNからマスタMへは、レーザ光の出力をON/OFFしたことを示す情報、異常(温度異常や光量異常など)を示す情報などが、Rx線である通信線Rx0〜RxNを介して送られる。
スレーブS0〜SNは、マスタMからの指示に従って、それぞれレーザ駆動回路3への信号を送信する。また、本実施形態では、スレーブS0〜SNに対して予め個別のアドレスを設定しておく。なお、(N+1)個のスレーブS0〜SNのうち、所定数(複数)のスレーブをまとめて任意のグループアドレスをもたせることも可能である。
マスタMは、複数のスレーブS0〜SNのうち、全てを対象、グループを対象、個別のみを対象とするかを選択してデータ送信することができる。シリアル通信装置5では、スレーブS0〜SNからの通信の衝突を防止するために、マスタMが指定したアドレスを持ったスレーブのみが応答するようスレーブS0〜SNのプログラムを設定しておく。これにより、指定されたスレーブのみがマスタMにRxデータを出力し、指定されていない他のスレーブは待機する。
シリアル通信装置5では、非同期式シリアル通信規格の一例であるUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)を用いる。このため、シリアル通信装置5は、UARTを用いたシリアル通信線上でのデータ衝突を防止するために、例えばトランジスタを用いたOR回路を用いている。具体的には、スレーブS0〜SNとマスタMとの間を接続する通信線Rx0〜RxN上に、それぞれトランジスタTr0〜TrNを配置しておく。そして、トランジスタTr0〜TrNが、通信線Rx0〜RxNの出力(スレーブS0〜SNからの出力)に対して、ON/OFFを制御している。さらに、トランジスタTr0〜TrNによって反転したRx出力(通信線Rx0〜RxNの出力)を反転回路33で元に戻している(再反転)。反転回路33で反転したRx出力は、マスタMに入力される。
マスタMとの間で通信していないスレーブSm(mは0〜N)は、Rx出力がL(Low)となり、トランジスタTrmがオープンとなる。換言すると、マスタMとの間で通信を行わないスレーブは、当該スレーブが接続されている通信線Rx上にトランジスタTrをOFFにさせる信号を出力する。
一方、マスタMとの間で通信しているスレーブSl(lは0〜N)は、Rx出力がH(High)またはL(Low)となる。換言すると、マスタMとの間で通信を行うスレーブは、当該スレーブが接続されている通信線Rx上にトランジスタTrをONにさせる信号を出力する。そして、Rx出力がHの場合、トランジスタTrlが導通し、反転回路33により、マスタMはHを認識する。一方、Rx出力がLの場合、マスタMはLを認識する。マスタMは複数のスレーブS0〜SNのうち、全てを対象、グループを対象、個別を対象として、所望のスレーブのみを制御することができる。
シリアル通信装置5では、トランジスタTr0〜TrNから通信線Rx0〜RxNに出力される信号がプルアップ抵抗31と電源32を用いて加算され、加算後の信号が反転回路33に入力される。
ここで、本実施の形態におけるシリアル通信装置の構成と従来のシリアル通信装置の構成の差異を明確にするため、従来のシリアル通信装置の構成とその問題点について説明する。
図4は、従来のシリアル通信装置の構成を示すブロック図である。従来のシリアル通信装置50は、複数のスレーブ(ここでは3つのスレーブ60〜62)と、マスタ66と、を有している。
シリアル通信装置50は、Tx線である通信線Tx0´〜Tx2´とRx線である通信線Rx0´〜Rx2´の二線式通信で、マスタ66と複数のスレーブ60〜62を接続している。また、スレーブ60〜62は、それぞれリクエスト信号線RQ0〜RQ2を介してマスタ66と接続されている。マスタ66と複数のスレーブ60〜62とをシリアル通信で接続する場合、各スレーブ60〜62にアドレスを設定しておく必要がある。マスタ66は、複数(ここでは3つ)のスレーブ60〜62のそれぞれが出力するリクエスト信号を入力するための3つのリクエスト信号入力端子(図示せず)を備えている。そして、マスタ66のリクエスト信号入力端子が、それぞれリクエスト信号線RQ0〜RQ2に接続されている。
また、スレーブ60〜62のそれぞれは、マスタ66に対するリクエスト信号を出力するためのリクエスト信号出力端子(図示せず)と、自己のスレーブまたは他のスレーブから出力されたリクエスト信号を入力するための複数個のリクエスト信号入力端子(図示せず)と、を備えている。
具体的には、スレーブ60は、マスタ66に接続されるリクエスト信号出力端子と、スレーブ61からのリクエスト信号を入力するためのリクエスト信号入力端子と、スレーブ62からのリクエスト信号を入力するためのリクエスト信号入力端子と、を備えている。また、スレーブ61は、マスタ66に接続されるリクエスト信号出力端子と、スレーブ61からのリクエスト信号を入力するためのリクエスト信号入力端子と、スレーブ62からのリクエスト信号を入力するためのリクエスト信号入力端子と、を備えている。また、スレーブ62は、マスタ66に接続されるリクエスト信号出力端子と、スレーブ62からのリクエスト信号を入力するためのリクエスト信号入力端子と、を備えている。
この構成により、スレーブ62からのリクエスト信号は、マスタ66、スレーブ60,61,62に送られる。また、スレーブ61からのリクエスト信号は、マスタ66、スレーブ60,61に送られる。また、スレーブ60からのリクエスト信号は、マスタ66に送られる。
この構成において、マスタ66は、マスタ66が有する複数のリクエスト信号入力端子へのリクエスト信号の入力の有無により、各スレーブ60〜62のそれぞれのアドレスを決定する。また、複数のスレーブ60〜62のそれぞれは、自スレーブにおける複数のリクエスト信号入力端子へのリクエスト信号の入力の有無により、自己のアドレスを決定する。
図4に示したシリアル通信装置50では、マスタ66と接続するスレーブの数が膨大になると、スレーブ数の増大に伴ってリクエスト信号線も同数が必要になり、配線が煩雑になるという問題があった。また、マスタ66から複数のスレーブを同時に動かすことができず、1対複数の通信ができないという問題があった。
一方、本実施の形態のシリアル通信装置5は、リクエスト信号線が不要なため、マスタMと接続するスレーブS0〜SNの数が増大しても、簡易な配線で通信を行うことが可能となる。また、マスタMから複数のスレーブS0〜SNを同時に動かすことが可能となる。
スレーブS0〜SNに該当するレーザ光源(レーザ素子L0〜LN)を駆動する際には、例えば1バイト8ビットのデータが用いられる。ここでは、レーザ素子L0〜LNを駆動する際に用いられるデータの一例として1バイト8ビットのデータについて説明する。
図5は、複数のスレーブを駆動する際に用いられる送信データの一例を示す図である。ここでの送信データは、1バイト8ビットのデータである。例えば、スレーブS0〜SNが32個である場合(スレーブS0〜S31)、マスタMは、32個のスレーブS0〜S31に対しアドレス0〜31までの個別のアドレス指定を行う。
また、例えばグループを予め3グループに分けておく。そして、各グループの内訳を、例えばアドレス0〜10(スレーブS0〜S10)までの1番目のグループ(グループR)(赤色光源)、アドレス11〜20(スレーブS11〜S20)までの2番目のグループ(グループG)(緑色光源)、アドレス21〜31(スレーブS21〜S31)までの3番目のグループ(グループB)(青色光源)とする。
図5では、マスタMがレーザ素子L0〜L31をON/OFFさせる場合の送信データの一例を示している。送信データb0は、全てのスレーブS0〜31を指定するか否かを指定する情報である。また、送信データb1は、グループのスレーブを指定するか否かを指定する情報である。
また、送信データb0が「0」であり、かつ送信データb1が「1」の場合、グループを対象として送信データb5,b6で個別のグループアドレスが指定される。また、送信データb0,b1がともに「0」の場合、個別のレーザ素子L0〜L31を対象として送信データb2〜b6で個別のアドレスが指定される。また、送信データb7は、命令(ON/OFF)を指定する情報である。なお、図5において「×」で示される箇所は、送信データが「0」と「1」の何れでもよい。
例えば、送信データb0が「1」であって、かつ送信データb7が「0」である場合、全てのレーザ素子L0〜L31(スレーブS0〜31)がOFF(指定なし)となる。また、送信データb0が「1」であって、かつ送信データb7が「1」である場合、全てのレーザ素子L0〜L31(スレーブS0〜31)がON(指定あり)となる。
また、送信データb0が「0」であって、かつ送信データb1が「1」である場合、送信データb5,b6が何れも「0」であれば、グループRが指定される。この場合において、送信データb7が「0」であれば、グループRがOFF(指定なし)となり、送信データb7が「1」であれば、グループRがON(指定あり)となる。
同様に、送信データb0が「0」であって、かつ送信データb1が「1」である場合、送信データb5が「0」であり、かつ送信データb6が「1」であれば、グループGが指定される。この場合において、送信データb7が「0」であれば、グループGがOFF(指定なし)となり、送信データb7が「1」であれば、グループGがON(指定あり)となる。
同様に、送信データb0が「0」であって、かつ送信データb1が「1」である場合、送信データb5が「1」であり、かつ送信データb6が「0」であれば、グループBが指定される。この場合において、送信データb7が「0」であれば、グループBがOFF(指定なし)となり、送信データb7が「1」であれば、グループBがON(指定あり)となる。
また、送信データb0,b1がともに「0」である場合、送信データb2〜b6が全て「0」であれば、レーザ素子L0が指定される。この場合において、送信データb7が「0」であれば、レーザ素子L0(No.0)がOFF(指定なし)となり、送信データb7が「1」であれば、レーザ素子L0(No.0)がON(指定あり)となる。
同様に、送信データb0,b1がともに「0」である場合、送信データb2〜b6によって、レーザ素子L1(No.1)〜L31(No.31)の何れかが指定される。そして、送信データb7が「0」であれば、指定されたレーザ素子がOFF(指定なし)となり、送信データb7が「1」であれば、指定されたレーザ素子がON(指定あり)となる。
なお、これらの制御はあくまでも一例であり、レーザ光源のON/OFF以外にも、レーザ光源の出力の調整(光量調整)などレーザ駆動回路3への制御信号を操作できるものとする。また、33個以上のスレーブS0〜SNを駆動する必要がある場合は、さらに、1バイト、2バイト、Xバイト(Xは自然数)というように、複数のバイトを送信データに追加して使用する。
また、グループ分けは、上述した3グループへのグループ分けに限らず、予め所望のグループを設定しておけばよい。これにより、マスタMは、予め設定されているグループの中から所望のグループを選択することにより、所望のスレーブを選択する。
つぎに、マスタMによるスレーブS0〜SNの指定処理手順について説明する。図6は、スレーブの指定処理手順を示すフローチャートである。図6では、マスタMがスレーブS0〜SNのうち何れのスレーブに命令を出力するかの選択処理手順を示している。
マスタMは、スレーブS0〜SNの全てを選択するか否かを決定する(ステップST10)。スレーブS0〜SNの全てを選択する場合(ステップST10、Yes)、マスタMは、全てのスレーブS0〜SNに対して命令コマンドを実行する(ステップST120)。
一方、スレーブS0〜SNの何れかを選択しない場合(ステップST10、No)、マスタMは、グループ指定するか否かを決定する(ステップST20)。グループ指定する場合(ステップST20、Yes)、マスタMは、グループRを指定するか否かを決定する(ステップST30)。
グループRを指定する場合(ステップST30、Yes)、マスタMはグループRに対して命令コマンドを実行する(ステップST40)。一方、グループRを指定しない場合(ステップST30、No)、マスタMは、グループGを指定するか否かを決定する(ステップST50)。
グループGを指定する場合(ステップST50、Yes)、マスタMはグループGに対して命令コマンドを実行する(ステップST60)。一方、グループGを指定しない場合(ステップST50、No)、マスタMは、グループBを指定するか否かを決定する(ステップST70)。
グループBを指定する場合(ステップST70、Yes)、マスタMはグループBに対して命令コマンドを実行する(ステップST80)。一方、グループBを指定しない場合(ステップST70、No)、マスタMは、グループ指定を行うことなく処理を終了する。
また、ステップST20の処理においてグループ指定しない場合(ステップST20、No)、マスタMは、スレーブS0〜SNの個別指定を行う(ステップST90)。そして、マスタMは、スレーブS0〜SNのうち指定したスレーブに対して命令コマンドを実行する(ステップST100)。これにより、指定されたスレーブからは、マスタMにRx出力が行われる(ステップST110)。換言すると、個別指定の場合、指定された個別のスレーブが通信線Rxから応答またはデータを出力し、これにより、マスタが応答またはデータを読み出す。
なお、スレーブS0〜SNの全てを選択するか場合およびグループ指定の場合は、通信の衝突を防止するために、マスタMから読み出しができないようにスレーブS0〜SN内のプログラムに自身の属するグループを設定しておく。これにより、各スレーブS0〜SNは、自身の属するグループが指定されている場合には、マスタMへRx信号を送信しない。これにより、シリアル通信装置5内での通信の衝突を防止することが可能となる。なお、自身の属するグループが指定されている場合であっても、自身のアドレスが指定されている場合には、マスタMへRx信号を送信してもよい。
なお、シリアル通信装置5は、レーザテレビ1以外の装置に適用してもよい。また、スレーブ(マイコン)S0〜SNは、それぞれレーザ駆動回路3以外の回路を制御してもよい。
このように実施の形態によれば、各スレーブS0〜SNのアドレスを指定するためのリクエスト信号線が不要となるので、回路を簡素化できる。また、マスタMから複数のスレーブを同時または個別に動作させることができるので、容易に1対複数の通信ができる。したがって、簡易な構成で容易にマスタと複数のスレーブとの間のシリアル通信を行うことが可能となる。
また、全てのスレーブS0〜SNを指定すること又は予め設定しておいたグループを指定することによって複数のスレーブを指定できるので、1対1の通信を用いて複数のスレーブを駆動する場合に比べて、通信時間を短縮することが可能となる。
以上のように、本発明に係るシリアル通信装置は、マスタと複数のスレーブとの間のシリアル通信線に適している。
1 レーザテレビ
3 レーザ駆動回路
5,50 シリアル通信装置
21 変調装置
22 投射光学系
23 スクリーン
100−0〜100−N レーザ光源装置
L0−LN レーザ素子
M マスタ
Rx0〜RxN,Tx0〜TxN, 通信線
S0-SN スレーブ
Tr0〜TrN トランジスタ

Claims (5)

  1. 複数のスレーブと、
    前記複数のスレーブを制御するマスタと、
    前記スレーブ毎に前記マスタと前記各スレーブとを接続するとともに前記マスタから前記各スレーブへのデータ送信を行うシリアル通信線としての複数からなる第1の通信線と、
    前記スレーブ毎に前記マスタと前記各スレーブとを接続するとともに前記各スレーブから前記マスタへのデータ送信を行うシリアル通信線としての複数からなる第2の通信線と、
    を備え、
    前記複数のスレーブは、それぞれ前記マスタから前記第1の通信線を介して送られてくる指示に従って動作し、
    前記第2の通信線上のそれぞれには、トランジスタを用いたOR回路が配置されるとともに、前記マスタとの間で通信を行わないスレーブは、当該スレーブが接続されている第2の通信線上に前記トランジスタをOFFにさせる信号を出力し、前記マスタとの間で通信を行うスレーブは、当該スレーブが接続されている第2の通信線上に前記トランジスタをONにさせる信号を出力することを特徴とするシリアル通信装置。
  2. 前記マスタと前記複数のスレーブとは、前記第1の通信線および前記第2の通信線を用いてUARTで接続されていることを特徴とする請求項1に記載のシリアル通信装置。
  3. 前記マスタは、前記スレーブのうち複数のスレーブを指定して動作および停止を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載のシリアル通信装置。
  4. 前記マスタは、全てのスレーブを指定すること又は予め設定しておいたグループを指定することによって前記複数のスレーブを指定することを特徴とする請求項3に記載のシリアル通信装置。
  5. 前記スレーブは、それぞれレーザ素子を駆動するレーザ駆動回路を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のシリアル通信装置。
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