JP2012246587A - 発熱性布帛 - Google Patents

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【課題】本発明は太陽光等に含まれる赤外線を吸収して発熱することで生地温度を上昇させることで低温環境下における快適性を向上させ、意匠性にも優れた発熱性布帛を提供する。
【解決手段】繊維布帛の片面に赤外線吸収粒子を有するバインダー樹脂が、繊維布帛の厚み方向に対する浸透度が50%以下で、該繊維布帛面積の10〜70%に部分的に付与されてなる発熱性布帛である。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光等に含まれる赤外線を吸収して発熱することで繊維布帛の温度を上昇させ、低温環境下における衣服内環境を快適に保つための布帛に関する。
従来より低温環境下における快適性を向上させるための発熱・保温性繊維、及び布帛に対する要望が強く、種々の技術が検討、開示されている。
特許文献1、2では保温性を高めるために、カーボンや炭化系・窒化系セラミックス微粒子を練りこんだ繊維を使用する方法が提案されているが、硬い物質を繊維に練りこむため、繊維本来の風合いが損なわれ、さらには赤外線だけでなく可視光線をも吸収してしまい、全体的にくすんだ色彩のものしか得られないという問題があった。
特許文献3では、保温性は良好であるものの、赤外線吸収剤が布帛の裏面に一様に加工されているため、布帛の風合いが硬くなるとともに、赤外線吸収剤等の加工剤の使用量が増加し経済的でないという問題があった。
特許文献4ではアンチモンドープ酸化錫またはスズドープ酸化インジューム微粒子を布帛に部分的に固着させているが、有色の赤外線吸収剤を使用したものと比べて保温性能も低く、また、前記粒子付与部分を用いて柄模様を表現しようとしても、可視光線を透過する材料であるため粒子付与部分とそれ以外の部分との明度差が得にくく、意匠的にも満足のいくものは得にくかった。
特開平5−132833号公報 特開平11−43820号公報 特開平8−325478号公報 特許3853185号公報
本発明は、太陽光等に含まれる赤外線を吸収して発熱することで繊維布帛の温度を上昇させ、低温環境下における衣服内環境を快適に保ち、意匠性にも優れた布帛を提供することを目的とする。
本発明は、(1)に、繊維布帛の片面に赤外線吸収粒子を有するバインダー樹脂が、繊維布帛に対する厚み方向の浸透度が50%以下で、該繊維布帛面積の10〜70%に部分的に付与されてなる発熱性布帛である。
(2)に、繊維布帛の赤外線透過率が10%以上であることを特徴とする(1)に記載の発熱性布帛である。
(3)に、赤外線吸収粒子の付与量が繊維布帛に対して0.01〜10g/mであることを特徴とする(1)または(2)のいずれか1項に記載の発熱性布帛である。
(4)に、赤外線吸収粒子とバインダー樹脂量の固形分重量比が1:0.5〜100であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の発熱性布帛である。
(5)に、赤外線吸収粒子を部分的に付与する際の柄形状が1〜5mm大きさの繰り返しであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の発熱性布帛である。
(6)に、発熱性布帛の発熱性が未加工布に対して1℃以上有していることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1項に記載の発熱性布帛である。
(7)に、(1)〜(6)のいずれか1項に記載の発熱性布帛の赤外線吸収粒子が付与された面を肌側に用いてなる発熱性布帛である。
本発明によれば太陽光等に含まれる赤外線を効率良く吸収して発熱することにより繊維布帛の温度を上昇させ、低温環境下における衣服内環境を快適に保ち、なお且つ意匠性にも優れた繊維製品を提供することが出来る。
本発明における、赤外線吸収粒子を含む樹脂の付与柄(ドット抜き柄)および単位当たりの形状を示した例である。 本発明における、赤外線吸収粒子を含む樹脂の付与柄(ドット柄)および単位当たりの形状を示した例である。 本発明における、赤外線吸収粒子を含む樹脂の付与柄(格子柄)および単位当たりの形状を示した例である。
本発明でいう繊維布帛としては、ナイロン6,ナイロン66で代表されるポリアミド系合成繊維、ポリエチレンテレフタレートで代表されるポリエステル系合成繊維、ポリアクリルニトリル系合成繊維、ポリビニルアルコール系合成繊維や、トリアセテート等の半合成繊維、あるいは、ナイロン6/木綿、ポリエチレンテレフタレート/木綿等の合成繊維と天然繊維の混合繊維からなる織物、編物、不織布等を挙げることができ特に限定されるものではない。
また、本発明でいう繊維布帛は、波長が700〜2500nmの赤外線領域における透過率が10%以上有していることが好ましく、さらに好ましくは20%以上である。赤外線透過率が10%未満であると赤外線吸収粒子は肌側に固着されているため、赤外線を十分に吸収することが出来ず、十分な発熱性能を得ることが出来ない。赤外線透過率が10%以上有していれば、繊維布帛の組織、目付け、色の制限が無いばかりか、繊維布帛に樹脂コーティング、フィルムラミネート等による防水加工等が施されていても十分な発熱性能を得ることが出来る。
本発明に用いることのできる赤外線吸収粒子としては、赤外線を吸収するものであれば特に限定なく用いることができるが、赤外線吸収性能および意匠性の面から、有色の微粒子であるカーボンブラック、炭化ジルコニウム、炭化チタン等が好ましく用いられる。中でもカーボンブラックが赤外線吸収性能、コストの面から特に好ましく用いられる。
また、任意の色に着色された繊維布帛素材に対して意匠性を与えるために、上記赤外線吸収剤の他に白色の顔料である酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、パール顔料等を赤外線吸収性能を阻害しない範囲で添加・調色して用いることもできる。
赤外線吸収粒子の粒子径は一次粒径が0.01〜1μmであることが好ましく、更に、0.01〜0.1μmであることが好ましい。0.01μm未満であると、赤外線吸収粒子の分散性が低下し安定した性能が得られにくくなる他、経済的でない。1μmより大きくなると、洗濯や摩擦により粒子が脱落して発熱性能が低下する虞がある。
赤外線吸収粒子の固着量は繊維布帛に対して固形分で0.01〜10g/mであることが好ましく、さらに好ましくは0.05〜5g/mである。固着量が0.01g/m未満であると十分な発熱性を得ることができない。また、10g/mを超えても発熱性能の向上は見込めず経済的でない。
赤外線吸収粒子を固着させるためのバインダー樹脂としては、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリエステル、シリコーン等が用いられ、また、水系や溶剤系のものを用いることができ、特に限定されるものではない。これらの樹脂は単独または複合して使用してもよく、密着性、洗濯耐久性を向上させるためにイソシアネート系、エポキシ系やメラミン系架橋剤を併用してもよい。
赤外線吸収粒子を固着させるためのバインダー樹脂量については赤外線吸収粒子とバインダー樹脂との固形分比が1:0.5〜100であることが好ましく、1:1〜80であることがより好ましい。
バインダー樹脂の固形分比が1:0.5未満であると赤外線吸収粒子を十分に固着することができないため、摩擦や洗濯による脱落が発生しやすくなる。また、1:100より大きいと固着能力は十分であるが、繊維布帛が硬い風合いになるとともに経済的でない。
赤外線吸収粒子を有するバインダー樹脂は、繊維布帛の厚さの50%以下の範囲内で浸透していること(樹脂浸透度)が必要であり、40%以下であることがより好ましい。該バインダー樹脂が繊維布帛の厚さの50%より多く浸透すると、繊維布帛が硬い風合いになったり、表面への色影響により外観品位が悪くなったり、繊維布帛が織物の場合には引裂き強度の低下が大きくなる。
赤外線吸収粒子を有するバインダー樹脂を付与する柄の形状は、特に限定されないが、全面ベタ柄(無地柄)でないことが必要である。柄の形状は例えば、丸、楕円、四角、三角、菱形、六角形、十字、ライン、格子等、ドット抜き柄、さらには意匠性を加味した花、草、幾何学柄や、これらの柄を複数組み合わせたものなどであってもよく、柄の連続/非連続等は適宜設定できるが、柄が互いに分離した小面積の単位部分の集合からなるものや、単位部分が連続して形成される柄が好ましく、単位部分の柄の大きさ(略長さや略径)は1〜5mmの大きさであることが好ましい。単位部分の柄大きさが1mm未満であると繊維布帛の組織等により十分に柄表現することが困難となる他、ほぼ全面をバインダー樹脂で覆うこととなると、風合いの硬化や、引裂強度の低下、通気度の低下等が発生する虞がある。また、大きさが5mmより大きいと局所的に発熱することで快適性の悪いものとなる虞がある。
赤外線吸収粒子を有するバインダー樹脂を付与する際の面積比率は、繊維布帛素材の面積に対し10〜70%であることが好ましく、さらに好ましくは20〜60%である。付与面積が10%未満であると十分な発熱性能が得ることが出来ない虞があり、また、70%を超えると風合いの硬化や、通気度の低下が生じ、織物の場合では引裂き強度の低下が顕著となる。
本発明の発熱性布帛は、後述の測定方法に従って発熱性を測定した場合、未加工布に対して1℃以上の発熱性差を有していることが好ましい。1℃以上の発熱性を有していることにより、低温環境下において発熱性を体感することができ、体温低下による疲労を低減することが出来る。
本発明の赤外線吸収粒子を固着させる方法としては、グラビアコーティング法または捺染法が用いられる。グラビアコーティング法の場合には、赤外線吸収粒子または赤外線吸収粒子分散体を樹脂溶液中に分散させ、該溶液の粘度を200〜2000cpsに調整後、25〜500メッシュ、深度20〜200μmのグラビアロールを用いてコーティングを行うことが好ましい。
また、捺染法の場合には、赤外線吸収粒子または赤外線吸収粒子分散体を分散させた樹脂溶液の粘度を5000〜50000cpsに調整後、50〜150メッシュのスクリーンを用いて捺染を行うことが好ましい。
発熱機能の他に、繊維布帛に必要とされる機能に応じて撥水加工、吸水加工、防汚加工、抗菌加工、防炎加工、カレンダー加工、防風加工など任意の加工を赤外線吸収粒子付与加工の前又は後に施してもよい。特に、樹脂の浸透度を制御する目的で、赤外線吸収粒子を有する樹脂溶液を付与する前にカレンダー加工による目潰しや撥水加工が用いられる。
本発明では、赤外線吸収粒子を有するバインダー樹脂溶液を付与後、熱処理などを行うことにより固着させた発熱性布帛を用いて衣服とした際に、該樹脂付与面を肌側になるように構成することにより、該布帛に撥水剤を付与してある場合でも、衣服表面において撥水性能が低下する虞がなく、衣服表面の外観品位にも影響が少なく、なお且つ、肌側は発熱性を有する部分が柄表現された意匠性に優れたものとなる。
これらの方法で加工した発熱性布帛は、特に用途が限定されるものではないが、スポーツ、アウトドア等屋外で使用されるシャツ、パンツ等に好適に用いられる。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
<発熱性評価>
発泡スチロールの台座上に表面を上にして2枚重ねた試料の間に温度センサーを固定した後、20℃65%RH環境下にて60Wのレフランプを試料の真上20cmの距離から15分照射し、15分後の昇温温度を測定した。
<赤外線透過率>
(株)島津製作所製 自記分光光度計UV−3100PCを用いて、試料の波長700〜2500nmの平均透過率を測定した。
<樹脂浸透度>
試料の断面を電子顕微鏡にて観察して試料に対するバインダー樹脂の浸透度を算出した。
<引裂き強度>
JIS L1096.8.15.5D ペンジュラム法に準じて、試料のタテ方向、ヨコ方向それぞれの引裂き強度を3点測定し、その平均値を算出した。
<風合い>
官能評価により未加工布を基準として次の2段階で評価した。
〇:未加工布と同等の風合いである。
×:未加工布と比べて風合いが硬い。
<外観品位>
表面より目視にて次の2段階で評価した。
○:柄が透けていないか、または見えるが均一な品位である。
×:柄が透けており、品位も安定していない。
〔実施例1〕
経糸、緯糸の双方にナイロンマルチフィラメント76dtex/68fを用い、経糸密度180本/2.54cm、緯糸密度80本/2.54cmのナイロンタフタを製織し、常法により精練、染色、乾燥を行った後、アサヒガードAG7000(明成化学工業(株)製、フッ素系撥水剤)5質量%を含む水溶液をパディング法により付与し、乾燥後、170℃で30秒間の熱処理を行った。そしてさらに温度170℃、圧力30kgf/cmの条件にてカレンダー加工を行った。得られた繊維布帛の赤外線透過率は38%であった。
次に、下記の樹脂処方1に示す組成の粘度30000cpsの樹脂液を、図1に示す柄(ドット抜き柄 単位部分の柄の大きさ3.5mm、ドット径3mm、ドット間0.5mm、樹脂付与面積割合42%)の100メッシュの捺染版を用いロータリー捺染機にて、上述の繊維布帛のカレンダー面に塗布した。この時カーボンブラック0.12g/m、バインダー樹脂量9.12/mの固形分重量で、バインダー樹脂の浸透度は18%であった。この後120℃にて乾燥、さらに150℃にて90秒熱処理して発熱性布帛を得た。評価結果を表1に示す。発熱性に優れ、風合い、意匠性にも優れたものであった。
<樹脂処方1>
バインダーCB501 100重量部
(林化学工業(株)製、エステル系ポリウレタン樹脂 固形分45%)
カーボンブラック水分散体 3重量部
(平均粒径 0.25μm カーボン固形分20%)
オキザールUL−3 3重量部
(林化学工業(株)製、ブロックイソシアネート 固形分20%)
水 5重量部
〔実施例2〕
実施例1において、撥水加工を行わず、赤外線吸収粒子を含む樹脂溶液を捺染法により図2に示す柄(ドット柄 単位部分の柄の大きさ(ドット径)4mm、ドット間1mm 樹脂付与面積割合35%)とした以外は実施例1と同様にした。得られた繊維布帛の赤外線透過率は38%で、この時カーボンブラック0.10g/m、バインダー樹脂量7.65g/mの固形分重量で、バインダー樹脂の浸透度は45%であった。評価結果を表1に示す。発熱性に優れ、風合い、意匠性にも優れたものであった。
〔実施例3〕
実施例1において、赤外線吸収粒子を含む樹脂溶液を捺染法により図3に示す柄(格子柄 単位部分の柄の大きさ(1柄当たり1辺)4mm、線太さ0.20mm 柄面積19%
とした以外は実施例1と同様にした。この時カーボンブラック0.05g/m、バインダー樹脂量3.80g/mの固形分重量で、バインダー樹脂の浸透度は18%であった。評価結果を表1に示す。発熱性に優れ、風合い、意匠性にも優れたものであった。
〔実施例4〕
実施例1において、赤外線吸収粒子を含む樹脂溶液を捺染法により図1に示す柄(ドット抜き柄 単位部分の柄の大きさ4.5mm、ドット径3.5mm、ドット間1.0mm、柄面積60%)とした以外は実施例1と同様にした。この時カーボンブラック0.17g/m、バインダー樹脂量12.92g/m の固形分重量で、バインダー樹脂の浸透度は17%であった。評価結果を表1に示す。発熱性に優れ、風合い、意匠性にも優れたものであった。
〔実施例5〕
ポリエステル糸84dtex/36f(交編率47.8%)およびポリエステル糸110dtex/24f(交編率52.2%)から構成された丸編物を常法にて精練後、プレセット、染色を実施した後、150℃で1分間の熱処理を実施した。得られた繊維布帛の赤外線透過率は42%であった。
次に、下記の樹脂処方2に示す組成の樹脂液を、図3に示す柄(格子柄 単位部分の柄の大きさ(1柄当たり1辺)2.5mm、線太さ0.25mm 柄面積36%)の125メッシュ、柄深度48μmのグラビアロールを用いて塗布した。この時カーボンブラック0.19g/m、バインダー樹脂量2.28g/mの固形分重量で、バインダー樹脂の浸透度は34%であった。この後120℃にて乾燥、さらに150℃にて90秒熱処理して発熱性布帛を得た。評価結果を表1に示す。発熱性に優れ、風合い、意匠性にも優れたものであった。
<樹脂処方2>
ニュープレックスS31 100重量部
(林化学工業(株)製、アクリル系樹脂 固形分47%)
カーボンブラック水分散体 20重量部
(平均粒径 0.25μm カーボン固形分20%)
オキザールUL−3 3重量部
(林化学工業(株)製、ブロックイソシアネート 固形分20%)
エチレングリコール 3重量部
水 80重量部
〔比較例1〕
実施例1において、赤外線吸収粒子を含む樹脂溶液を捺染法により繊維布帛全面(柄面積100%)に付与した以外は実施例1と同様にした。この時カーボンブラック0.28g/m、バインダー樹脂量21.28g/mの固形分重量で、バインダー樹脂の浸透度は17%であった。評価結果を表1に示す。得られた発熱性布帛は、発熱性は十分であったが意匠性に欠け、風合いが硬く、引裂き強度も不十分なものであった。
〔比較例2〕
実施例1において、撥水、カレンダー処理を省いた以外は実施例1と同様にした。この時得られた繊維布帛の赤外線透過率は41%であった。また、発熱性布帛はカーボンブラック0.14g/m、バインダー樹脂10.64g/mの固形分重量であり、バインダー樹脂の浸透度は63%であった。評価結果を表1に示す。得られた発熱性布帛は、発熱性は十分であったが外観品位が悪く、風合いが硬く、引裂き強度も不十分なものであった。
〔比較例3〕
実施例1において、図3に示す柄(格子柄 単位部分の柄の大きさ(柄当たり1辺)4.2mm、線太さ0.1mm 柄面積9%)とした以外は実施例1と同様にした。この時カーボンブラック0.03g/m、バインダー樹脂量2.28g/mの固形分重量で、バインダー樹脂の浸透度は17%であった。評価結果を表1に示す。得られた発熱性布帛は、発熱性が不十分なものであった。
a 単位当たりの柄大きさ
b ドット径
c ライン太さ
Figure 2012246587

Claims (7)

  1. 繊維布帛の片面に赤外線吸収粒子を有するバインダー樹脂が、繊維布帛に対する厚み方向の浸透度が50%以下で、該繊維布帛面積の10〜70%に部分的に付与されてなる発熱性布帛。
  2. 繊維布帛の赤外線透過率が10%以上であることを特徴とする請求項2に記載の発熱性布帛。
  3. 赤外線吸収粒子の付与量が繊維布帛に対して0.01〜10g/mであることを特徴とする請求項1または2に記載の発熱性布帛。
  4. 赤外線吸収粒子とバインダー樹脂量の固形分重量比が1:0.5〜100であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発熱性布帛。
  5. 赤外線吸収粒子を部分的に付与する際の柄形状が1〜5mm大きさの繰り返しであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の発熱性布帛。
  6. 発熱性布帛の発熱性が未加工布に対して1℃以上有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の発熱性布帛。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の発熱性布帛の赤外線吸収粒子が付与された面を肌側に用いてなる発熱性衣服。
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