JP2012246964A - 開度表示機能つき開閉弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面から開閉状態を視認しようとするとき、様々な方向からそれを可能とする。
【解決手段】開度表示機能つき開閉弁20は、ハンドル100と、開度表示機構102とを備える。開度表示機構102は、ハンドル100内部に収容される。ハンドル100が、複数の覗き窓130を有する。開度表示機構102が、開度表示部材120と、駆動歯車部122とを有している。開度表示部材120は、弁棒28と覗き窓130との間に配置される。開度表示部材120は弁棒28の周りを回転する。開度表示部材120には、覗き窓130の外から視認できる情報が表示されている。駆動歯車部122は、ハンドル100よりも回転速度が低くなるよう開度表示部材120を駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、開度表示機能つき開閉弁に関し、特に、側面から開閉状態を視認しようとするとき、様々な方向からそれが可能な開度表示機能つき開閉弁に関する。
特許文献1は、開度表示機能つき開閉弁を開示する。この開度表示機能つき開閉弁において、弁棒はカップ状ハンドルに連結されている。そのカップ状ハンドルの少なくともハンドル隅肉部には覗き窓が設けられる。カップ状ハンドルの内側空間で表示筒がカップ状ハンドルと同軸上に挿入される。表示筒は軸心回りの回転を阻止した状態で弁箱に取り付けられる。その表示筒の軸心方向の外端部分に傾斜面が設けられている。その傾斜面には表示具が設けられている。表示具は閉止部材の開閉状態を表示する。
特許文献1に開示されている開度表示機能つき開閉弁によれば、開閉状態を、真上(この場合、弁棒の軸方向)からも側面(この場合、弁棒の軸に直交する方向)からも容易に視認できる。
特開平7−280134号公報
しかしながら、特許文献1に開示された開度表示機能つき開閉弁には、側面から開閉状態を視認しようとするとき、ある限られた方向からでないと開閉状態を視認できないという問題点があった。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、側面から開閉状態を視認しようとするとき、様々な方向からそれが可能な開度表示機能つき開閉弁を提供することにある。
図面を参照して本発明の開放器具を説明する。なお、この欄で図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであって、内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
上記課題を解決するために、本発明のある局面に従うと、開度表示機能つき開閉弁20,90,92,94は、弁棒28を回転させるためのハンドル100,300,400,500と、開度表示機構102,302,402,502とを備える。開度表示機構102,302,402,502は、ハンドル100,300,400,500内部に収容される。ハンドル100,300,400,500が、原動側内歯車112b,312b,412bと、複数の覗き窓130,330,430とを有する。複数の覗き窓130,330,430は弁棒28を取囲むように配置される。開度表示機構102,302,402,502が、開度表示部材120,320,420,520と、駆動歯車部122,322,422,522とを有している。開度表示部材120,320,420,520は、弁棒28と覗き窓130,330,430との間に配置される。開度表示部材120,320,420,520は、従動側内歯車120c,320c,420c,520cを有する。開度表示部材120,320,420,520は弁棒28の周りを回転する。開度表示部材120,320,420,520には、覗き窓130,330,430の外から視認できる情報が表示されている。駆動歯車部122,322,422,522は、ハンドル100,300,400,500の原動側内歯車112b,312b,412bからトルクを受けて開度表示部材120,320,420,520の従動側内歯車120c,320c,420c,520cへトルクを与えることによりハンドル100,300,400,500よりも回転速度が低くなるよう開度表示部材120,320,420,520を駆動する。
駆動歯車部122,322,422,522が、ハンドル100,300,400,500の原動側内歯車112b,312b,412bからトルクを受けて開度表示部材120,320,420,520の従動側内歯車120c,320c,420c,520cへトルクを与える。内歯車からトルクを受けて別の内歯車へトルクを与えることにより、開度表示部材120,320,420,520の回転速度とハンドル100,300,400,500の回転速度との差を抑えることができる。その差を抑えることができるので、ハンドル100,300,400,500を回転させたとき、複数の覗き窓130,330,430それぞれから視認できる情報は、ハンドル100,300,400,500の回転に応じて少しずつ変化する。複数の覗き窓130,330,430それぞれから視認できる情報が少しずつ変化するので、ハンドル100,300,400,500に複数の覗き窓130,330,430を設け、それらの各々から情報を視認可能とすることができる。複数の覗き窓130,330,430の各々から情報を視認可能なので、側面から開閉状態を視認しようとするとき、様々な方向からそれを可能とすることができる。
また、上述した開度表示部材の従動側内歯車120c,320cの歯数がハンドルの原動側内歯車112b,312bの歯数より少なく、かつ、駆動歯車部が外歯車122,322を有することが望ましい。この場合、外歯車122,322は、原動側内歯車112b,312bおよび従動側内歯車120c,320cと噛合う。
従動側内歯車120c,320cの歯数が原動側内歯車112b,312bの歯数より少なく、かつ、1つの外歯車122,322が原動側内歯車112b,312bおよび従動側内歯車120c,320cという2種類の歯車と噛合うとき、従動側内歯車120c,320cの歯数と原動側内歯車112b,312bの歯数との差はかなり少なくなる。従動側内歯車120c,320cの歯数と原動側内歯車112b,312bの歯数との差がかなり少ないので、そうでない場合に比べ、開度表示部材120,320の回転速度とハンドル100,300の回転速度との差をより少なくすることができる。これにより、覗き窓130,330を多く設けても、それらの各々から情報を視認可能とすることができる。その結果、より様々な方向から開閉状態を視認できる。
また、上述した駆動歯車部422が、外筒噛合部450と、表示部材噛合部452とを有していることが望ましい。外筒噛合部450はハンドル400の原動側内歯車412bに噛合う。表示部材噛合部452は、外筒噛合部450と同軸上に設けられる。表示部材噛合部452は、外筒噛合部450に同調して動く。表示部材噛合部452は、開度表示部材420の従動側内歯車420cに噛合う。この場合、表示部材噛合部452のうち従動側内歯車420cに噛合う部分の歯数が、外筒噛合部450のうち原動側内歯車412bに噛合う部分の歯数より少ない。
また、上述したハンドル400が、固定部416と、接続筒部410とを有していることが望ましい。固定部416は、弁棒28に取付けられている。固定部416および弁棒28が接続筒部410を貫通する。固定部416は、固定側凹凸部416aを有している。固定側凹凸部416aは、弁棒28の回転軸に沿って延びる。接続筒部410は、接続側凹凸部410aを有している。接続側凹凸部410aは、固定側凹凸部416aに噛合う。
固定部416および弁棒28が接続筒部410を貫通し、かつ、接続側凹凸部410aが固定側凹凸部416aに噛合うと、ハンドル400を回したときは弁棒28も回る上に、ハンドル400を弁棒28へ着脱できるようになる。しかも、接続側凹凸部410aが固定側凹凸部416aに噛合うので、覗き窓の向きを調整することが可能となる。
また、上述した開度表示機構102,302,402,502が、保持部材124,324,424,524をさらに有することが望ましい。保持部材124,324,424,524は、開度表示部材120,320,420,520を回転自在に保持し、かつ、駆動歯車部122,322,422,522を保持する。
もしくは、上述した保持部材124,324が、接触部140,340と、歯車保持部142,342とを有することが望ましい。接触部140,340は、開度表示部材120,320に接触することにより開度表示部材120,320を回転自在に保持する。歯車保持部142,342は、駆動歯車部122,322を保持する。
以上のように、本発明にかかる開度表示機能つき開閉弁によれば、広い範囲において開閉状態を視認できる。
本発明の第1実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁の縦断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁の平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁の縦断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁の平面図である。 図7のA−A断面図である。 図8のB−B断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁の縦断面図である。 本発明の第3実施形態にかかるハンドルナットと押上バネとが取り除かれた状態の開度表示機能つき開閉弁の平面図である。 図10の拡大図である。 本発明の第4実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁の縦断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1ないし図5は、本発明の第1実施形態を示している。図1ないし図5によって本実施形態にかかる開閉弁である開度表示機能つき開閉弁20の全体の構造を説明する。図1は開度表示機能つき開閉弁20の縦断面図である。図2は開度表示機能つき開閉弁20の平面図である。図3は図1のA−A断面図である。図4は図1のB−B断面図である。図5は図2のC−C断面図である。
図示しないガスボンベには、約15MPaの窒素ガスが充填可能とされている。そのガスボンベの首部に本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁20が取付けられる(本発明にかかる開度表示機能つき開閉弁が、窒素ガス充填するためのガスボンベに代えて、アルゴンガスその他のガスを充填するためのガスボンベに取付けられて良いことは言うまでもない)。
図1に示すように、開度表示機能つき開閉弁20は弁箱22を備える。弁箱22に形成された脚ネジ部220がそのガスボンベの首部にネジ止め固定される。その弁箱22の途中部分から出口ノズル222が横向きに突出している。脚ネジ部220の下面に開口したガス入口224が、入口路226と閉止弁座228の筒孔内と閉止弁室230と出口路232とを順に経由して、出口ノズル222の端面に開口したガス出口234へ通じている。入口路226の途中部から分岐された吹出路238に安全弁38が設けられる。閉止弁室230に閉止部材24が収容されている。閉止部材24の外周部にはおねじが設けられている。閉止弁室230の内壁にはめねじが設けられている。これらおねじとめねじとが嵌り合っているので、閉止部材24は、閉止弁室230の中を自由に昇降できる。そのため、閉止部材24に嵌め込まれている合成樹脂製の弁体240は、閉止弁座228に接したり閉止弁座228から離れたりできる。
弁箱22のうち閉止弁室230の上側の部分にネジ孔236が形成される。そのネジ孔236に弁蓋26がネジ止めされる。弁蓋26が有する孔を弁棒28が貫通する。弁蓋26の孔の内周面と弁棒28の外周面との間は、2つのOリング30によってシールされる。これにより、弁棒28は、弁蓋26に対して時計回りにも反時計回りにも回転できる。弁棒28の下部が閉止部材24に連結される。弁棒28の上部にカップ型ハンドル100が設けられる。作業者は、外筒112を指でつかんでカップ型ハンドル100にトルクを与える。これによりカップ型ハンドル100が回ると弁棒28も回る。弁棒28が回ると閉止部材24も回る。
カップ型ハンドル100は、内筒110と外筒112とこれらを連結する頂壁114と弁棒28に固定される固定部116とを有する。内筒110と外筒112と頂壁114と固定部116とは、不透明な合成樹脂によって一体成形されている。カップ型ハンドル100の内筒110内に、ハンドルナット34と押上バネ36とが設けられる。その押上バネ36の弾性力によって、弁棒28は押上げられる。カップ型ハンドル100のうち外筒112から頂壁114にかけての箇所には、図2に示すように、5箇所の覗き窓130が設けられる。また、図3および図5に示すように、外筒112の内周面には原動側内歯車112bが形成されている。
図1に示すように、カップ型ハンドル100内部には開度表示機構102が収容される。開度表示機構102は、開度表示部材120と、外歯車122(本実施形態における駆動歯車部である)と、保持部材124とを有している。
開度表示部材120は、内筒110と外筒112との隙間つまり弁棒28と覗き窓130との間に配置される。後述する説明から明らかな通り、開度表示部材120は弁棒28の周りを回転する。図1に示す通り、開度表示部材120は、筒部120aと、斜面部120bとを有する。筒部120aは弁棒28を取囲むよう配置される。斜面部120bは外歯車122に覆い被さるように筒部120aの一端に設けられる。図示していないが、筒部120aと斜面部120bとは、赤と青とに塗分けられている。これらの色は覗き窓130の外から視認できる。覗き窓130の外から視認できるため、これらの色が、閉止弁座228に対する弁体240の開き具合(開度)を示す情報となっている。また、図4および図5に示す通り、開度表示部材120は、従動側内歯車120cをさらに有する。従動側内歯車120cは筒部120aの内周に設けられる。従動側内歯車120cの歯数はカップ型ハンドル100の原動側内歯車112bの歯数よりも少ない。本実施形態の場合、開度表示部材120の従動側内歯車120cの歯数は「45」である。カップ型ハンドル100の原動側内歯車112bの歯数は「48」である。
図3に示すとおり、外歯車122は外筒112の原動側内歯車112bに噛合う。図4に示すとおり、外歯車122は開度表示部材120の従動側内歯車120cとも噛合う。これにより、外歯車122は原動側内歯車112bからトルクを受けて従動側内歯車120cへトルクを与えることとなる。トルクを与えることにより、外歯車122はカップ型ハンドル100よりも回転速度が低くなるよう開度表示部材120を駆動することとなる。その結果、上述したとおり、開度表示部材120は弁棒28の周りを回転する。開度表示部材120の回転速度がカップ型ハンドル100よりも低いのは、開度表示部材120の従動側内歯車120cの歯数がカップ型ハンドル100の原動側内歯車112bの歯数よりも少ないためである。ちなみに、外歯車122の歯数は「8」である。
保持部材124(図1および図5参照)は弁蓋26の六角形頭部260に動かないよう強く嵌め込まれる。保持部材124は、接触部140(図3、図4、および、図5参照)と歯車保持部142(図1参照)とを有する。図4、および、図5に示すとおり、接触部140は開度表示部材120の従動側内歯車120cに接触することにより開度表示部材120を回転自在に保持する。歯車保持部142には外歯車122の軸が回転自在に嵌まる。
次に、本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁20の動作について説明する。図2で言えば時計回りの方向へカップ型ハンドル100を回転操作すると弁棒28が回転する。弁棒28が回転すると閉止部材24も回転する。このとき、閉止部材24は下降する。閉止部材24が十分に下降すると、閉止部材24の下部に設けた弁体240が閉止弁座228に接し、弁体240が閉止弁座228を塞ぐ。本実施形態の場合、この閉弁状態では、カップ型ハンドル100の覗き窓130から開度表示部材120表面の青く塗られた部分を覗くことが可能であることとする。
次に、図2で言えば反時計回りの方向へカップ型ハンドル100を回転操作すると弁棒28が回転する。弁棒28が回転すると閉止部材24も回転する。このとき、閉止部材24は上昇する。閉止部材24の弁体240は閉止弁座228から離れていく。
このとき、カップ型ハンドル100が回転するので、外筒112の内周面の原動側内歯車112bも回転する。原動側内歯車112bが回転するので、これに噛合う外歯車122も回転する。外歯車122が回転するので、これに噛合う開度表示部材120の従動側内歯車120cも回転する。従動側内歯車120cが回転するので、開度表示部材120が弁棒28の周りを回る。回転方向はカップ型ハンドル100すなわち反時計回りである。ただし、上述した通り、開度表示部材120の回転速度はカップ型ハンドル100よりも低い。その結果、開度表示部材120のうち覗き窓130から視認できる領域が順次変わる。本実施形態の場合、上述した弁体240が閉止弁座228から十分離れた状態(開弁状態)では、カップ型ハンドル100の覗き窓130から開度表示部材120表面の赤く塗られた部分を覗くことが可能であることとする。
以上のようにして、本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁20は、側面すなわち弁棒28の回転軸に直交する方向から開閉状態を視認しようとするとき、様々な方向からそれが可能である。それが可能なのは、次の理由による。まず、等間隔に配置された5箇所の覗き窓130が設けられていることである。次に、開度表示部材120の回転速度がカップ型ハンドル100の回転速度よりわずかに低いことである。言い換えると、カップ型ハンドル100の回転時、カップ型ハンドル100に対する開度表示部材120の相対速度はごくわずかである。このことにより、5箇所もの覗き窓130を設けてもそれらのそれぞれから開度を示す情報を適切に視認できる。それが可能となっているのは、外歯車122が外筒112の原動側内歯車112bおよび開度表示部材120の従動側内歯車120cと噛合っているためである。
開度表示部材120が筒部120aと斜面部120bとを有することも、側面から開度を容易に知ることができる理由の1つである。開度表示部材120が筒部120aと斜面部120bとを有するので、開度表示部材120が斜面部120bを有しており筒部120aを有していない場合に比べ、開度表示機能つき開閉弁20を見上げるような位置から開度を知ることが容易となっている。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づき説明する。
図6ないし図9は本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁90を示す。図6は本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁90の縦断面図である。図7は、本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁90の平面図である。図8は、図7のA−A断面図である。図9は、図8のB−B断面図である。
本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁90は、第1実施形態にかかるカップ型ハンドル100と開度表示機構102とに代えて、カップ型ハンドル300と開度表示機構302とを設けたものである。
図6および図8に示すとおり、カップ型ハンドル300は、内筒310と外筒312と頂壁314と固定部316とを有する。図8および図9に示すとおり、外筒312の内周面には、原動側内歯車312bが嵌め込まれている。図7に示すとおり、カップ型ハンドル300のうち外筒312から頂壁314にかけての箇所には、3箇所の覗き窓330が設けられる。内筒310と外筒312と頂壁314と固定部316とに関するその他の機能は、第1実施形態にかかる内筒110と外筒112と頂壁114と固定部116との機能と同様である。
図6に示すように、カップ型ハンドル300内部には開度表示機構302が収容される。開度表示機構302は、開度表示部材320と、外歯車322(本実施形態における駆動歯車部である)と、保持部材324とを有している。開度表示部材320は、筒部320aと、斜面部320bと、従動側内歯車320cと、分解防止フック320dとを有する。筒部320aと斜面部320bとにおいて、「開」という文字が表示されている領域と「閉」という文字が表示されている領域とが交互に設けられている。これらの文字が開度を示す情報となっている。これらの領域は覗き窓330の外から視認できる。ちなみに、本実施形態の場合、図7に示すように、「開」という文字がある箇所同士がなす角度は2π/3ラジアン(120°)である。図示していないが、「閉」という文字がある箇所同士がなす角度も同様である。「開」という文字がある箇所とその隣の「閉」という文字がある箇所とがなす角度はπ/3ラジアン(60°)である。保持部材324は、接触部340(図6、図8、図9参照)と歯車保持部342(図6参照)と離脱防止フック344(図8、図9参照)とを有する。歯車保持部342は外歯車322の軸となる。離脱防止フック344は、図8に示すように、開度表示部材320の分解防止フック320dにひっかかる。これにより開度表示部材320が保持部材324から外れにくくなる。開度表示部材320と外歯車322と保持部材324とに関するその他の機能は、第1実施形態にかかる開度表示部材120と外歯車122と保持部材124との機能と同様である。
本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁90の動作は第1実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁20の動作と同様なので、ここではその詳細は繰返さない。
以上のようにして、本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁90は、第1実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁20と同様の理由により、側面から開閉状態を視認しようとするとき、様々な方向からそれが可能である。また、本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁90は、開度表示部材320の分解防止フック320dと保持部材324の離脱防止フック344とが互いににひっかかっている。これにより開度表示部材320が保持部材324から外れにくくなっている。
<第3実施形態>
以下、本発明の第3実施形態を図面に基づき説明する。
図10は本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁92の縦断面図である。図11は本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁92の平面図である。図12は図10の拡大図である。ただし、図11にはハンドルナット34と押上バネ36とが取除かれたものが示されている。
本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁92は、第1実施形態にかかるカップ型ハンドル100と開度表示機構102とに代えて、カップ型ハンドル400と開度表示機構402とを設けたものである。
カップ型ハンドル400は、内筒410(内筒410が本実施例における接続筒部である)と外筒412と頂壁414と固定部416とを有する。図10および図11に示すとおり、カップ型ハンドル400のうち外筒412から頂壁414にかけて、覗き窓430が3箇所設けられる。図10および図12に示すとおり、外筒412の内周面には、原動側内歯車412bが形成されている。さらに、図10に示すとおり、内筒410および弁棒28が固定部416を貫通するようになっている。図11に示すとおり、内筒410には接続側セレーション410a(接続側セレーション410aが本実施例における接続側凹凸部である)が設けられている。固定部416には、弁棒28の回転軸に沿って延びる固定側セレーション416a(固定側セレーション416aが本実施例における固定側凹凸部である)が設けられている。これにより、カップ型ハンドル400を回す際には接続側セレーション410aと固定側セレーション416aとが噛合う。それらが噛合うので内筒410と固定部416とが一体となって回転する。カップ型ハンドル400を引抜く場合には接続側セレーション410aは固定側セレーション416aに沿って動く。接続側セレーション410aが固定側セレーション416aに沿って動くので、カップ型ハンドル400を弁棒28から容易に取外すことができる。カップ型ハンドル400を弁棒28に嵌める際にも接続側セレーション410aは固定側セレーション416aに沿って動く。接続側セレーション410aが固定側セレーション416aに沿って動くので、覗き窓430の向きをかなり自由に設定できる。内筒410と外筒412と頂壁414と固定部416とに関するその他の機能は、第1実施形態にかかる内筒110と外筒112と頂壁114と固定部116との機能と同様である。
図10に示すように、カップ型ハンドル400内部には開度表示機構402が収容される。開度表示機構402は、開度表示部材420と、駆動歯車部422と、保持部材424とを有している。開度表示部材420の機能と保持部材424の機能とは、第1実施形態にかかる開度表示部材120、および、保持部材124と同様である。したがって、その詳細な説明は繰返さない。
本実施形態にかかる駆動歯車部422は、カップ型ハンドル400の原動側内歯車412bからトルクを受けて開度表示部材420の従動側内歯車420cへトルクを与える。これにより、駆動歯車部422は、カップ型ハンドル400よりも回転速度が低くなるよう開度表示部材420を駆動することとなる。図12に示すように、駆動歯車部422は、外筒噛合部450と、表示部材噛合部452と、回転軸部454とを有する。外筒噛合部450の歯が、外筒412の原動側内歯車412bに噛合う。表示部材噛合部452の歯が、開度表示部材420の従動側内歯車420cと噛合う。回転軸部454は、外筒噛合部450と表示部材噛合部452との回転軸となる。表示部材噛合部452の歯数は、外筒噛合部450の歯数より少ない。本実施形態の場合、開度表示部材420の従動側内歯車420cの歯数は「48」である。カップ型ハンドル400の原動側内歯車412bの歯数は「76」である。表示部材噛合部452の歯数は「12」である。外筒噛合部450の歯数「21」である。
本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁92の動作は第1実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁20の動作および第2実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁90の動作と同様なので、ここではその詳細は繰返さない。
以上のようにして、本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁92は、第1実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁20および第2実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁90と同様の理由により、側面から開閉状態を視認しようとするとき、様々な方向からそれが可能である。また、本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁92は、カップ型ハンドル400を弁棒28へ取付ける際、覗き窓430の向きをかなり自由に設定できる。覗き窓430の向きをかなり自由に設定できるので、管路において複数の開度表示機能つき開閉弁92が並んでいる場合、それらの覗き窓430が同じ方向を向くよう設定することが容易である。
<第4実施形態>
以下、本発明の第4実施形態を図面に基づき説明する。図13は本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁94の縦断面図である。
本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁94は、第1実施形態にかかるカップ型ハンドル100と開度表示機構102とに代えて、カップ型ハンドル500と開度表示機構502とを設けたものである。
カップ型ハンドル500は、形状が若干異なることを除けば、第3実施形態にかかるカップ型ハンドル400と同じである。したがって、その詳細な説明は繰返さない。
開度表示機構502は、開度表示部材520と、駆動歯車部522と、保持部材524とを有している。駆動歯車部522と保持部材524とは、形状が若干異なることを除けば、第3実施形態にかかる駆動歯車部422および保持部材424と同じである。したがって、それらの詳細な説明は繰返さない。
開度表示部材520は、斜面部520bと、従動側内歯車520cとを有する。斜面部520bは、弁棒28を取囲み、かつ、駆動歯車部522に覆い被さるように、配置される。図示していないが、斜面部520bには、開度を示す情報が示されている。従動側内歯車520cは、駆動歯車部522の表示部材噛合部552と噛合う。
本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁94の動作は第1実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁20の動作ないし第3実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁92の動作と同様なので、ここではその詳細は繰返さない。
以上のようにして、本実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁94は、第1実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁20ないし第3実施形態にかかる開度表示機能つき開閉弁92と同様の理由により、側面から開閉状態を視認しようとするとき、様々な方向からそれが可能である。
<変形例>
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよいのはもちろんである。
たとえば、弁箱、弁体、弁座、および、弁棒は、上述したものに限定されない。覗き窓の数も上述したものに限定されない。開度を示すための情報も上述した色分と文字とに限定されない。
20,90,92,94…開度表示機能つき開閉弁、
22…弁箱、
24…閉止部材、
26…弁蓋、
28…弁棒、
30…Oリング、
34…ハンドルナット、
36…押上バネ、
38…安全弁、
100,300,400,500…カップ型ハンドル、
102,302,402,502…開度表示機構、
110,310,410…内筒、
112,312,412…外筒、
112b,312b,412b…原動側内歯車、
114,314,414…頂壁、
116,316,416…固定部、
120,320,420,520…開度表示部材、
120a,320a…筒部、
120b,320b,520b…斜面部、
120c,320c,420c,520c…従動側内歯車、
122,322…外歯車、
124,324,424,524…保持部材、
130,330,430…覗き窓、
140,340…接触部、
142,342…歯車保持部、
220…脚ネジ部、
222…出口ノズル、
224…ガス入口、
226…入口路、
228…閉止弁座、
230…閉止弁室、
232…出口路、
234…ガス出口、
236…ネジ孔、
238…吹出路、
240…弁体、
260…六角形頭部、
320d…分解防止フック、
344…離脱防止フック、
410a…接続側セレーション、
416a…固定側セレーション、
422,522…駆動歯車部、
450…外筒噛合部、
452,552…表示部材噛合部、
454…回転軸部、

Claims (6)

  1. 弁棒を回転させるためのハンドルと、
    前記ハンドル内部に収容される開度表示機構とを備える開度表示機能つき開閉弁であって、
    前記ハンドルが、
    原動側内歯車と、
    前記弁棒を取囲むように配置される複数の覗き窓とを有しており、
    前記開度表示機構が、
    前記弁棒と前記覗き窓との間に配置され、従動側内歯車を有し、前記弁棒の周りを回転し、かつ、前記覗き窓の外から視認できる情報が表示されている開度表示部材と、
    前記ハンドルの原動側内歯車からトルクを受けて前記開度表示部材の従動側内歯車へトルクを与えることにより前記ハンドルよりも回転速度が低くなるよう前記開度表示部材を駆動する駆動歯車部とを有していることを特徴とする、開度表示機能つき開閉弁。
  2. 前記開度表示部材の従動側内歯車の歯数が前記ハンドルの原動側内歯車の歯数より少なく、
    前記駆動歯車部が前記原動側内歯車および前記従動側内歯車と噛合う外歯車を有することを特徴とする、請求項1に記載の開度表示機能つき開閉弁。
  3. 前記駆動歯車部が、
    前記ハンドルの原動側内歯車に噛合う外筒噛合部と、
    前記外筒噛合部と同軸上に設けられ、前記外筒噛合部に同調して動き、かつ、前記開度表示部材の従動側内歯車に噛合う表示部材噛合部とを有しており、
    前記表示部材噛合部のうち前記従動側内歯車に噛合う部分の歯数が、前記外筒噛合部のうち前記原動側内歯車に噛合う部分の歯数より少ないことを特徴とする、請求項1に記載の開度表示機能つき開閉弁。
  4. 前記ハンドルが、
    前記弁棒に取付けられている固定部と、
    前記固定部および前記弁棒が貫通する接続筒部とをさらに有しており、
    前記固定部が前記弁棒の回転軸に沿って延びる固定側凹凸部を有しており、
    前記接続筒部が、前記固定側凹凸部に噛合う接続側凹凸部を有することを特徴とする、請求項1に記載の開度表示機能つき開閉弁。
  5. 前記開度表示機構が、前記開度表示部材を回転自在に保持し、かつ、前記駆動歯車部を保持する、保持部材をさらに有することを特徴とする、請求項1に記載の開度表示機能つき開閉弁。
  6. 前記保持部材が、
    前記開度表示部材に接触することにより前記開度表示部材を回転自在に保持する接触部と、
    前記駆動歯車部を保持する歯車保持部とを有することを特徴とする、請求項4に記載の開度表示機能つき開閉弁。
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