JP2012247699A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像部に対するトナー補給に関して、画像形成動作を停止させる待機期間の発生をできるだけ抑制して稼動効率の向上が図られた画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、現像部33と、そのトナー残量を検知する残量検知センサ33dと、現像部33がトナー少量状態になったときから所定量のトナーを現像部33から感光体ドラム31に供給させることにより現像部33のトナー空状態を認識する主制御部17と、現像部33にトナーを補給するトナーコンテナー9と、トナーコンテナー9の着脱時に開閉される開閉カバー13aと、その開閉検知センサ22と、を備え、現像部33がトナー少量状態であり且つ開閉カバー13aの開閉動作を認識したとき、感光体ドラム31へのトナー供給を継続させながら所定期間経過後に主制御部17が現像部33内のトナー量の状態を判定する。
【選択図】図4
【解決手段】画像形成装置1は、現像部33と、そのトナー残量を検知する残量検知センサ33dと、現像部33がトナー少量状態になったときから所定量のトナーを現像部33から感光体ドラム31に供給させることにより現像部33のトナー空状態を認識する主制御部17と、現像部33にトナーを補給するトナーコンテナー9と、トナーコンテナー9の着脱時に開閉される開閉カバー13aと、その開閉検知センサ22と、を備え、現像部33がトナー少量状態であり且つ開閉カバー13aの開閉動作を認識したとき、感光体ドラム31へのトナー供給を継続させながら所定期間経過後に主制御部17が現像部33内のトナー量の状態を判定する。
【選択図】図4
Description
本発明は、複写機やプリンター、ファクシミリなどといった画像形成装置に関する。
複写機やプリンターなどの電子写真方式の画像形成装置においては像担持体として感光体ドラムが広く用いられている。感光体ドラムを用いた一般的な画像形成動作は以下のようである。感光体ドラムの表面は帯電部により所定電位で一様に帯電され、そこに露光部のLED光等を照射することにより部分的に電位が光減衰して原稿画像の静電潜像が形成される。そして、この静電潜像を現像部で現像することにより、感光体ドラム表面にトナー像が形成される。このトナー像は感光体ドラムと転写部材とを接触、或いは近接させて構成した転写領域に用紙を挿通するときに用紙に転写される。
円滑な画像形成を遂行するために、上記のような画像形成動作の中枢となる現像部においてその内部に収容された現像剤であるトナーの残量を適切に把握するとともにユーザーに伝達する必要がある。ユーザーはこのトナー残量情報に基づいてトナーコンテナーやトナーカートリッジを交換する。そのため、トナーの残量検知が一般的に実行されている。
このように画像形成においてトナーの残量検知を行い、トナーが一定量より少ないときトナーコンテナーの交換を促す装置の一例を特許文献1に見ることができる。特許文献1に記載された画像形成装置は現像装置にトナーを供給するためのトナー供給機構が、トナーカートリッジから供給されるトナーを一時的に蓄えるリザーブタンクと、トナーカートリッジ内のトナー残量を検知するためのトナーセンサとを備えている。トナーカートリッジ内のトナー量が減少してくると、画像形成装置の制御装置はトナーセンサからの出力に基づいてニアエンプティ状態(トナー少量状態)を認識する。さらにニアエンプティ状態から時間が経過して所定の閾値を超えると、制御装置はトナーカートリッジがほぼ空になったと判断してエンプティ状態(トナー空状態)を認識し、画像形成動作を停止してトナーカートリッジの交換を促す。
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置のようにトナーの残量検知を実行する場合、ニアエンプティ状態からエンプティ状態への状態遷移を時間で管理しているので、ニアエンプティ状態でトナーカートリッジを交換すると、交換後トナーカートリッジからトナーを送り出している間にニアエンプティ状態から引き続き閾値として定めた時間が経過してエンプティ状態に遷移してしまうことが懸念される。これにより、トナーカートリッジを新品に交換したにもかかわらず、画像形成装置がトナーカートリッジのエンプティ状態を認識するという不具合が生じる可能性がある。
この不具合を防止するため、上記従来技術のようにニアエンプティ状態からエンプティ状態への状態遷移を時間や印刷枚数などで管理する場合、ニアエンプティ状態でトナーカートリッジを交換した後にトナーカートリッジからトナーを送り出している間は画像形成動作を停止させることが望ましい。しかしながら、この技術では画像形成動作を停止させることによる待機期間が増加するので、画像形成装置の稼働効率が低下するとともに、ユーザーに不快感を与える可能性がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、現像部のトナー少量状態からトナー空状態への状態遷移の認識を時間や印刷枚数など所定量のトナーを現像部から像担持体に供給したことを条件としている場合に、画像形成動作を停止させる待機期間の発生をできるだけ抑制して、稼動効率の向上が図られた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、像担持体にトナーを供給して像担持体表面の静電潜像をトナー像に現像する現像部と、前記現像部内のトナーの残量を検知するための残量検知センサと、前記残量検知センサから得られる出力に基づいて前記現像部内のトナーが一定量未満であるトナー少量状態になったときから所定量のトナーを前記現像部から像担持体に供給させることにより前記現像部内のトナーが空になったこととするトナー空状態を認識する制御部と、を備えた画像形成装置において、装置本体に対して着脱可能であって前記現像部に対してトナーを補給するためのトナーコンテナーと、前記トナーコンテナーの装置本体に対する着脱時に開閉される開閉カバーと、前記開閉カバーの開閉動作を検知するための開閉検知センサと、を備え、前記現像部が前記トナー少量状態であり、且つ前記開閉検知センサから得られる出力に基づいて前記開閉カバーの開閉動作を認識したとき、前記現像部による像担持体へのトナー供給を継続させながら所定期間経過後に、前記制御部が前記残量検知センサから得られる出力に基づいて前記現像部内のトナー量の状態を判定することをこととした。
この構成によれば、現像部がトナー少量状態で開閉カバーの開閉動作を認識することによりトナーコンテナーが交換されたと解されるとき、トナー供給を継続させながら所定期間経過後に現像部内のトナー量の状態を判定するので、画像形成動作を停止させる待機期間の発生が抑制される。さらに、新品のトナーコンテナーが意図せずトナー空状態であると認識されることも防止される。
なお、ここで記述した「所定量」は現像部内のトナー量のトナー少量状態からトナー空状態への状態遷移に関する予め設定した任意の量である。この「所定量」は現像部内のトナー量がトナー少量状態からほとんど空になった可能性が高いと判断することができる程度の量であって、例えばトナー量をA4用紙の印刷枚数に換算して10枚から30枚程度の枚数とすることが可能であるが、必要に応じて適切に設定できる。したがって、後述する実施形態では「所定量」を「A4用紙の印刷枚数に換算して20枚分」と設定しているが、このような量に限定されるわけではない。また、「所定量」を現像部の駆動期間に換算して時間として設定しても良い。
また、ここで記述した「所定期間」はトナーコンテナーが交換されたと解されてから現像部内のトナー量の状態を判定するまでの予め設定した任意の期間である。この「所定期間」は交換されたトナーコンテナーから現像部内へとトナーが送り込まれてトナー少量状態が解除されるであろう可能性が高いと判断することができる程度の期間であって、例えば30秒から3分程度の期間とすることが可能であるが、必要に応じて適切に設定できる。したがって、後述する実施形態では「所定期間」を「30秒」と設定しているが、このような期間に限定されるわけではない。
また、上記構成の画像形成装置において、前記制御部は、前記現像部による像担持体へのトナー供給を継続させながら所定期間経過後に前記現像部内のトナー量の状態を判定し、トナー量が前記一定量以上のとき、前記現像部の前記トナー少量状態が解除されたと認識することとした。
この構成によれば、現像部内のトナー量の状態を判定してトナー量が画像形成動作を継続するのに十分であるとき、画像形成装置は現像部のトナー少量状態を解除させる。したがって、画像形成装置は現像部のトナー少量状態から画像形成動作を停止させる待機期間を経ることなくトナー量が十分である状態まで状態遷移する。
また、上記構成の画像形成装置において、前記制御部は、前記現像部による像担持体へのトナー供給を継続させながら所定期間経過後に前記現像部内のトナー量の状態を判定し、トナー量が前記一定量未満のとき、前記現像部の前記トナー少量状態が続いていると認識することとした。
この構成によれば、現像部内のトナー量の状態を判定してトナーコンテナーが交換されなかった、或いは交換されたがトナー量が少なかったとみなし、画像形成装置は現像部のトナー少量状態を継続させる。
また、上記構成の画像形成装置において、前記制御部は、前記所定期間における前記現像部から像担持体へのトナー供給量を前記トナー少量状態から前記トナー空状態へと状態遷移する間に減少したトナー量として認識することとした。
この構成によれば、トナーコンテナーが交換されなかった、或いは交換されたがトナー量が少なかった場合、現像部のトナー少量状態が継続される間のトナー量の減少が明確になり、トナー空状態への状態遷移が正確になる。
また、上記構成の画像形成装置において、前記現像部内のトナー量が前記トナー少量状態及び前記トナー空状態になったとき、それらの状態をユーザーに対して報知するための報知部を備えることとした。
この構成によれば、画像形成装置の現像部におけるトナー少量状態及びトナー空状態がいち早くユーザーに認識される。したがって、ユーザーはトナーコンテナーの交換に迅速に対応することができる。
本発明の構成によれば、現像部のトナー少量状態からトナー空状態への状態遷移の認識を時間や印刷枚数など所定量のトナーを現像部から像担持体に供給したことを条件としている場合に、画像形成動作を停止させる待機期間の発生をできるだけ抑制して、稼動効率の向上が図られた画像形成装置を提供することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図4に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図1及び図2を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は画像形成装置の模型的垂直断面左側面図、図2は画像形成装置の構成を示すブロック図である。この画像形成装置は中間転写ベルトを用いてトナー像を用紙に転写するカラー印刷タイプのものであって、図1の右方がその正面側である。
図1に示すように、画像形成装置1の本体2の内部下方には給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3はその内部に記録媒体である印刷前のカットペーパーなどの用紙Pを積載して収容している。そして、この用紙Pは図1において給紙カセット3の左上方に向け、1枚ずつ分離されて送り出される。給紙カセット3は本体2の正面側から水平に、すなわち図1において右方に向かって引き出すことが可能である。
本体2の内部であって給紙カセット3の左方には用紙搬送部4が備えられている。用紙搬送部4は本体2の左側面に沿って略垂直に形設されている。そして、用紙搬送部4は給紙カセット3から送り出された用紙Pを受け取り、本体2の左側面に沿って垂直上方に二次転写部5まで搬送する。
一方、画像形成装置1は外部コンピュータから原稿画像データを受信する。この画像データの情報は後述の主制御部や画像処理部を経由して画像処理が施された後、給紙カセット3の上方に配置された露光部6に送られる。この露光部6により、画像データに基づいて制御されたレーザ光Lが画像形成部30に向かって照射される。
露光部6の上方には計4台の画像形成部30が、さらにそれら各画像形成部30の上方には中間転写体を無端ベルトの形で用いた中間転写ベルト7が備えられている。中間転写ベルト7は複数のローラーに巻き掛けられて支持され、図示しない駆動装置により図1において時計方向に回転する。
4台の画像形成部30は、図1に示すように中間転写ベルト7の回転方向に沿って回転方向上流側から下流側に向けて一列にして配置された所謂タンデム方式である。4台の画像形成部30とは、上流側から順にマゼンタ用の画像形成部30M、シアン用の画像形成部30C、イエロー用の画像形成部30Y、及びブラック用の画像形成部30Bである。各色に対応するトナー(現像剤)は中間転写ベルト7の上方に備えられたトナーコンテナー9M、9C、9Y、9Bから各画像形成部30に補給される。なお、以下の説明において、特に限定する必要がある場合を除き、「M」「C」「Y」「B」の識別記号は省略するものとする。
各色のトナーコンテナー9は本体2に対して着脱が可能である。これに関して、本体2上面に設けられた用紙排出部13に開閉カバー13aが備えられている。図1に二点鎖線で示したように開閉カバー13aを上方に向かって開放することにより現れる開口を通して、トナーコンテナー9は本体2から取り外すことができる。
各画像形成部30では露光部6によって照射されたレーザ光Lにより原稿画像の静電潜像が形成され、この静電潜像からトナー像が現像される。トナー像は各画像形成部30の上方に備えられた一次転写部8で中間転写ベルト7表面に一次転写される。そして、中間転写ベルト7の回転とともに所定のタイミングで順次各画像形成部30のトナー像が中間転写ベルト7に転写されることにより、中間転写ベルト7表面にはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。なお、画像形成装置1では白黒印刷のためのブラックのみのトナー像も形成可能である。
中間転写ベルト7が用紙搬送路に懸かる箇所には二次転写ローラー5aを備えた二次転写部5が配置されている。中間転写ベルト7表面のカラートナー像は用紙搬送部4によって同期をとって送られてきた用紙Pに中間転写ベルト7と二次転写ローラー5aとが圧接して形成される二次転写ニップ部にて転写される。
二次転写後、中間転写ベルト7表面に残留するトナーなどの付着物は中間転写ベルト7に対してマゼンタ用の画像形成部30Mの回転方向上流側に設けられた中間転写ベルト7用のクリーニング部10によってクリーニングされ、回収される。
二次転写部5の上方には定着部11が備えられている。二次転写部5にて未定着トナー像を担持した用紙Pは定着部11へと送られ、熱ローラーと加圧ローラーとによりトナー像が加熱、加圧されて定着される。
定着部11の上方には分岐部12が備えられている。定着部11から排出された用紙Pは両面印刷を行わない場合、分岐部12から画像形成装置1の上部に設けられた用紙排出部13に排出される。
分岐部12から用紙排出部13に向かって用紙Pが排出されるその排出口部分はスイッチバック部14としての機能を果たす。両面印刷を行う場合にはこのスイッチバック部14において定着部11から排出された用紙Pの搬送方向が切り替えられる。そして、用紙Pは分岐部12を通過し、定着部11の左方及び二次転写部5の左方に設けられた両面印刷用用紙搬送路15を通して下方に送られ、再度用紙搬送部4を経て二次転写部5へと送られる。
なお、画像形成装置1は本体2の正面上部に操作パネル16を備えている。操作パネル16は、例えばユーザーによる印刷に使用する用紙Pの種類やサイズ、拡大縮小、両面印刷の有無といった印刷条件などの設定を受け付けたり、エラー状態やその表示の解除を受け付けたりするための操作部としての役割を果たす。また、操作パネル16は、例えば装置の状態や注意事項、エラーメッセージなどを表示することによりそれらをユーザーに対して報知するための報知部としての役割も果たす。
また、画像形成装置1は装置全体の動作制御のため、図2に示すようにその本体2内にCPU18やその他の図示しない電子部品で構成された主制御部17を備えている。主制御部17は中央演算処理装置であるCPU18と画像処理部19とを利用し、記憶部20等に記憶、入力されたプログラム、データに基づき露光部6、中間転写ベルト7、画像形成部30、定着部11などといった構成要素を制御して一連の画像形成動作を実現する。また、画像形成装置1は時間を計測するための計時部21を備え、画像形成動作に必要な各種時間を把握できる。
そして、開閉カバー13aに対応する箇所には開閉検知センサ22が設けられている。開閉検知センサ22は、例えば本体2に設けられた透過型の光センサと開閉カバー13aに設けられて閉鎖状態において光センサの光を遮蔽する遮蔽板とを用いて構成される。そして、開閉カバー13aの開閉動作とともに遮蔽板が移動して光センサの出力信号の高低が切り替わる。主制御部17は開閉検知センサ22の出力を受け、開閉カバー13aの開放状態または閉鎖状態を検知する。
続いて、画像形成装置1の画像形成部30と中間転写ベルト7との周辺の詳細な構成について、図1及び図2に加えて図3を用いて説明する。図3は画像形成部周辺を示す垂直断面部分拡大図である。なお、4色の各画像形成部30は構造が共通するので、前述のように「M」「C」「Y」「B」の識別記号は省略するものとする。
図3に示すように、画像形成部30はその中心に像担持体である感光体ドラム31を備えている。そして、感光体ドラム31の近傍にはその回転方向に沿って順に、帯電部32、現像部33、除電部34及びドラム用のクリーニング部35が配置されている。一次転写部8は感光体ドラム31の回転方向に沿って現像部33と除電部34との間に設けられている。
感光体ドラム31は画像形成装置1内の用紙搬送方向と直角をなす用紙幅方向、すなわち図3の紙面奥行き方向に延び、その軸線方向を水平にして配置されている。感光体ドラム31はアルミニウム等により構成される導電性ローラー状基体の外側に真空蒸着等によって無機光導電性材料であるアモルファスシリコンの感光層を設けた無機感光体のドラムであって、例えば直径が30mmである。感光体ドラム31は図示しない駆動部によってその周速度が用紙搬送速度(例えば150mm/s)とほぼ同じになるように回転している。なお、図1に示す4台の画像形成部30の感光体ドラム31は各々個別の駆動部によって回転する。
帯電部32は感光体ドラム31に接触する帯電ローラー32aを備えている。帯電ローラー32aは所定の圧力で感光体ドラム31に圧接し、感光体ドラム31の回転に従って回転する。この帯電ローラー32aによって感光体ドラム31の表面が所定の極性及び電位で一様に帯電する。
現像部33は感光体ドラム31に対向する現像ローラー33aを備えている。現像ローラー33aは現像方式が接触、或いは非接触であって、感光体ドラム31の近傍に設けられている。現像ローラー33aには感光体ドラム31の帯電極性と同極性のバイアスが印加される。この現像ローラー33aによって現像剤であるトナーが帯電するとともに感光体ドラム31の表面の静電潜像に移動し、静電潜像が現像される。
現像部33は現像剤として磁性キャリアと非磁性トナーとを混合してなる二成分系トナーを使用するが、磁性或いは非磁性の一成分系トナーを使用するタイプのものであっても構わない。また、感光体ドラム31表面を研磨するようにしてクリーニングするために、微量の酸化チタン、シリカなどの粉末を外添剤としてトナーに混入している。そして、現像部33の内部にはトナー収容室33bが設けられている。トナー収容室33bにはトナーコンテナー9から搬送されてくるトナーを現像部33内に送り込むためのトナー補給スクリュー33cが設けられている。
一次転写部8には中間転写ベルト7を介して感光体ドラム31に接触する一次転写ローラー8aが設けられている。一次転写ローラー8aは駆動装置を有することなく、中間転写ベルト7に接触することによって中間転写ベルト7の回転に従って回転する。また、一次転写ローラー8aには必要に応じて感光体ドラム31やトナーの帯電極性とは異なる極性の一次転写バイアスが印加される。
なお、中間転写ベルト7は基材表面に弾性層を積層して設けた弾性無端ベルトである。また、中間転写ベルト7は図1に示すように複数のローラーに巻き掛けられて支持されている。中間転写ベルト7を支持するローラーのうち二次転写部5の近傍において中間転写ベルト7を挟んで二次転写ローラー5aに対向する箇所に設けられたローラーが駆動ローラー7aである。駆動ローラー7aは図示しない駆動部に連結され、中間転写ベルト7を例えば150mm/sの速度で回転移動させる。また、二次転写ローラー5aには必要に応じて感光体ドラム31やトナーの帯電極性とは異なる極性の二次転写バイアスが印加される。
除電部34はLED(発光ダイオード)34aを備えている。なお、LED34aの代わりにEL(エレクトロルミネッセンス)光源、蛍光灯等を用いることもできる。除電部34はLED34aの除電光を感光体ドラム31に照射することによりその表面の帯電電荷を除去し、次回の画像形成動作時における帯電工程のための準備を整える。
感光体ドラム31用のクリーニング部35はクリーニングローラ35a、クリーニングブレード35b及びトナー排出スクリュー35cを備えている。クリーニングローラ35a及びクリーニングブレード35bは感光体ドラム31に圧接し、感光体ドラム31表面に残留したトナーなどの付着物を除去してクリーニングする。感光体ドラム31表面から除去された廃棄トナーはトナー排出スクリュー35cの方へと送られ、このトナー排出スクリュー35cによってクリーニング部35の外部の図示しない廃棄トナー回収容器に排出される。
ここで、現像部33のトナー収容室33bには現像部33内のトナーの残量を検知するための残量検知センサ33dが設けられている。残量検知センサ33dは、例えば透過型の光センサを用いて構成される。そして、現像部33内のトナーが一定量以上満たされることにより光センサの光を遮蔽して光センサの出力信号の高低が切り替わる。主制御部17は残量検知センサ33dの出力を受け、現像部33内のトナーが一定量以上満たされている、すなわちトナー量が画像形成動作を継続するのに十分であることを検知する。
なお、残量検知センサ33dから得られる出力に基づいて現像部33内のトナーが一定量未満であるとき、主制御部17は現像部33がトナー少量状態であることを認識する。さらに、主制御部17は、現像部33がトナー少量状態になったときから所定量、例えばA4用紙の印刷枚数に換算して20枚分のトナーを現像部33から感光体ドラム31に供給させることにより現像部33内のトナーが空になったこととするトナー空状態を認識する。現像部33のトナー少量状態からトナー空状態への状態遷移に関するトナー量の上記所定量は用紙Pの各サイズに対応付けて予め設定され、記憶部20等に記憶されている。また例えば、この所定量は現像部33の駆動期間に換算して時間として設定しても良い。
そして、主制御部17は現像部33内のトナー量がトナー少量状態及びトナー空状態になったとき、報知部である操作パネル16を用いてそれらの状態をユーザーに対して報知し、トナーコンテナー9の交換を促す。
続いて、画像形成装置1の現像部33に対するトナー補給に係る動作について、図4に示すフローに沿って説明する。図4は現像部33に対するトナー補給に係る動作を示すフローチャートである。
画像形成装置1の電源が投入されると(図4のスタート)、主制御部17は残量検知センサ33dから得られる出力に基づいて現像部33内のトナー量が一定量未満であるか否かを判定する(図4のステップ#101)。現像部33内のトナー量が一定量以上であるとき(ステップ#101のNo)、主制御部17は現像部33内のトナー量が画像形成動作を継続するのに十分であるとして画像形成装置1を通常どおり運転させる。
現像部33内のトナー量が一定量未満であるとき(ステップ#101のYes)、主制御部17は現像部33がトナー少量状態であることを報知部である操作パネル16に表示させてユーザーに報知する(ステップ#102)。
続いて、主制御部17は開閉検知センサ22から得られる出力に基づいて開閉カバー13aが開放状態であるか否かを判定する(ステップ#103)。開閉カバー13aが閉鎖状態であるとき(ステップ#103のNo)、主制御部17は現像部33がトナー少量状態になったときから所定枚数、例えばA4用紙にして20枚の印刷を実行したか否かを判定する(ステップ#104)。すなわち、主制御部17はA4用紙の印刷枚数に換算して20枚分のトナーを現像部33から感光体ドラム31に供給したか否かを判定する。
所定枚数の印刷を実行していない場合(ステップ#104のNo)、ステップ#103に戻り開閉カバー13aが開放状態であるか否かを再び判定する。
所定枚数の印刷を実行した場合(ステップ#104のYes)、主制御部17は現像部33がトナー空状態であることを操作パネル16に表示させてユーザーに報知する(ステップ#105)。そして、主制御部17は画像形成部30による画像形成動作を停止させる(ステップ#106)。その後、主制御部17は開閉カバー13aの開閉を開閉検知センサ22で検知してトナーコンテナー9から現像部33へのトナー補給動作を実行させ、残量検知センサ33dからの出力に基づいて現像部33内のトナーが一定量以上満たされた状態となったことによりトナーコンテナー9の交換を検知できるまで、画像形成部30に画像形成動作を実行させない状態で保持する。そして、主制御部17は現像部33に対するトナー補給に係る動作フローを終了する(図4のエンド)。
一方、ステップ#103において開閉カバー13aが開放状態であるとき(ステップ#103のYes)、主制御部17は開閉カバー13aが開放状態であることを操作パネル16に表示させてユーザーに報知する(ステップ#107)。
続いて、主制御部17は開閉検知センサ22から得られる出力に基づいて開閉カバー13aが閉鎖状態になったか否かを判定し(ステップ#108)、開閉カバー13aが閉鎖されるまで待機する(ステップ#108のNo)。
そして、開閉カバー13aの閉鎖を検知すると(ステップ#108のYes)、主制御部17は図示しない搬送機構やトナー補給スクリュー33cを駆動させてトナーコンテナー9から現像部33へのトナー補給動作を実行する(ステップ#109)。続いて、主制御部17は計時部21から得られる時間情報に基づいてトナー補給動作を開始してから所定期間が経過したか否かを判定する(ステップ#110)。この所定期間はトナーコンテナー9から現像部33内へとトナーが送り込まれてトナー少量状態が解除されるであろう可能性が高いと判断することができる程度の期間であって、例えば30秒と予め設定され、記憶部20等に記憶されている。すなわち、30秒が経過するまでトナーコンテナー9から現像部33へのトナー補給動作が継続される(ステップ#110のNo)。
30秒間のトナー補給動作が経過すると(ステップ#110のYes)、主制御部17は現像部33内のトナー量が一定量未満であるか否かを判定する(ステップ#111)。現像部33内のトナー量が一定量未満であるとき(ステップ#111のYes)、主制御部17は現像部33がトナー少量状態になったときから所定枚数、例えばA4用紙にして20枚の印刷を実行したか否かを判定する(ステップ#104)。このとき、主制御部17は上記所定期間である30秒間における現像部33から感光体ドラム31へのトナー供給量、すなわちその間における印刷枚数分に相当するトナー量をトナー少量状態からトナー空状態へと状態遷移する間に減少したトナー量として認識する。
一方、現像部33内のトナー量が一定量以上であるとき(ステップ#111のNo)、主制御部17は現像部33がトナー少量状態であることを解除し(ステップ#112)、その旨の操作パネル16への表示も止めさせる。そして、主制御部17は現像部33内のトナー量が画像形成動作を継続するのに十分であるとして画像形成装置1を通常どおり運転させる(ステップ#101に戻る)。
上記のように、画像形成装置1の主制御部17は現像部33がトナー少量状態であり、且つ開閉カバー13aの開閉動作(図4のステップ#103のYes及びステップ#108のYes)を認識したとき、現像部33による感光体ドラム31へのトナー供給を継続させながら所定期間、すなわち例えば30秒経過後に現像部33内のトナー量の状態を判定する(図4のステップ#111)。したがって、現像部33がトナー少量状態で開閉カバー13aの開閉動作を認識することによりトナーコンテナー9が交換されたと解されるとき、トナー供給を継続させながら30秒経過後に現像部33内のトナー量の状態を判定するので、画像形成動作を停止させる待機期間の発生が抑制することが可能である。また、新品のトナーコンテナー9が意図せずトナー空状態であると認識されることも防止することができる。
さらに、主制御部17は現像部33による感光体ドラム31へのトナー供給を継続させながら例えば30秒経過後に現像部33内のトナー量の状態を判定し、トナー量が一定量以上のとき、現像部33のトナー少量状態が解除されたと認識する。これにより、現像部33内のトナー量の状態を判定してトナー量が画像形成動作を継続するのに十分であるとき、画像形成装置1は現像部33のトナー少量状態を解除させる。したがって、画像形成装置1は現像部33のトナー少量状態から画像形成動作を停止させる待機期間を経ることなくトナー量が十分である状態まで状態遷移させることができる。
一方、主制御部17は現像部33による感光体ドラム31へのトナー供給を継続させながら例えば30秒経過後に現像部33内のトナー量の状態を判定し、トナー量が一定量未満のとき、現像部33のトナー少量状態が続いていると認識する。これにより、現像部33内のトナー量の状態を判定してトナーコンテナー9が交換されなかった、或いは交換されたがトナー量が少なかったとみなし、画像形成装置1は現像部33のトナー少量状態を継続させる。
また、主制御部17は上記所定期間である30秒間における現像部33から感光体ドラム31へのトナー供給量、すなわちその間における印刷枚数分に相当するトナー量をトナー少量状態からトナー空状態へと状態遷移する間に減少したトナー量として認識する。これにより、トナーコンテナー9が交換されなかった、或いは交換されたがトナー量が少なかった場合、現像部33のトナー少量状態が継続される間のトナー量の減少が明確になり、トナー空状態への状態遷移を正確に把握することができる。
また、画像形成装置1の現像部33内のトナー量がトナー少量状態及びトナー空状態になったとき、それらの状態をユーザーに対して報知するための報知部である操作パネル16を備えているので、ユーザーはそれらトナー少量状態及びトナー空状態をいち早く認識することが可能である。したがって、ユーザーはトナーコンテナー9の交換に迅速に対応することができる。
そして、上記実施形態の構成によれば、現像部33のトナー少量状態からトナー空状態への状態遷移の認識を時間や印刷枚数など所定量のトナーを現像部33から感光体ドラム31に供給したことを条件としている場合に、画像形成動作を停止させる待機期間の発生をできるだけ抑制して、稼動効率の向上が図られた画像形成装置1を提供することが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態における画像形成装置1は中間転写ベルトを用いてトナー像を用紙に転写するカラー印刷用の画像形成装置であるが、本発明の適用対象となる画像形成装置がこのような種類に限定されるわけではなく、中間転写ベルトを用いない画像形成装置や白黒印刷用の画像形成装置であっても構わない。
本発明は、装置本体に対して着脱可能なトナーコンテナーを備えた画像形成装置において利用可能である。
1 画像形成装置
2 本体(装置本体)
9 トナーコンテナー
13a 開閉カバー
16 操作パネル(報知部)
17 主制御部
20 記憶部
21 計時部
22 開閉検知センサ
30 画像形成部
31 感光体ドラム(像担持体)
33 現像部
33d 残量検知センサ
2 本体(装置本体)
9 トナーコンテナー
13a 開閉カバー
16 操作パネル(報知部)
17 主制御部
20 記憶部
21 計時部
22 開閉検知センサ
30 画像形成部
31 感光体ドラム(像担持体)
33 現像部
33d 残量検知センサ
Claims (5)
- 像担持体にトナーを供給して像担持体表面の静電潜像をトナー像に現像する現像部と、前記現像部内のトナーの残量を検知するための残量検知センサと、前記残量検知センサから得られる出力に基づいて前記現像部内のトナーが一定量未満であるトナー少量状態になったときから所定量のトナーを前記現像部から像担持体に供給させることにより前記現像部内のトナーが空になったこととするトナー空状態を認識する制御部と、を備えた画像形成装置において、
装置本体に対して着脱可能であって前記現像部に対してトナーを補給するためのトナーコンテナーと、
前記トナーコンテナーの装置本体に対する着脱時に開閉される開閉カバーと、
前記開閉カバーの開閉動作を検知するための開閉検知センサと、
を備え、
前記現像部が前記トナー少量状態であり、且つ前記開閉検知センサから得られる出力に基づいて前記開閉カバーの開閉動作を認識したとき、前記現像部による像担持体へのトナー供給を継続させながら所定期間経過後に、前記制御部が前記残量検知センサから得られる出力に基づいて前記現像部内のトナー量の状態を判定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記現像部による像担持体へのトナー供給を継続させながら前記所定期間経過後に前記現像部内のトナー量の状態を判定し、トナー量が前記一定量以上のとき、前記現像部の前記トナー少量状態が解除されたと認識することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記現像部による像担持体へのトナー供給を継続させながら前記所定期間経過後に前記現像部内のトナー量の状態を判定し、トナー量が前記一定量未満のとき、前記現像部の前記トナー少量状態が続いていると認識することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記所定期間における前記現像部から像担持体へのトナー供給量を前記トナー少量状態から前記トナー空状態へと状態遷移する間に減少したトナー量として認識することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記現像部内のトナー量が前記トナー少量状態及び前記トナー空状態になったとき、それらの状態をユーザーに対して報知するための報知部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2011120803A JP2012247699A (ja) | 2011-05-30 | 2011-05-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2011120803A JP2012247699A (ja) | 2011-05-30 | 2011-05-30 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012247699A true JP2012247699A (ja) | 2012-12-13 |
Family
ID=47468170
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2011120803A Pending JP2012247699A (ja) | 2011-05-30 | 2011-05-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012247699A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US20120294634A1 (en) * | 2011-05-18 | 2012-11-22 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
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-
2011
- 2011-05-30 JP JP2011120803A patent/JP2012247699A/ja active Pending
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