JP2012253959A - 電気部品の装着用ブロック及び電気部品用の端子接続板 - Google Patents
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Abstract
【課題】リレー等の電気部品の端子同士をなるべくコンパクトな構成でかつ容易に電気的に接続できるようにすること。
【解決手段】装着用ブロック20は、複数の端子14a、14b、14c、14dを有する電気部品10が装着される。装着用ブロック20は、電気部品10が装着されるコネクタ部24を有するブロック本体22と、端子14a、14b、14c、14dを接続可能に形成され、ブロック本体22内に配設された受端子30と、端子14a、14cを挿入接続可能な複数の端子接続部42と、複数の端子接続部42を一定の位置関係に配設した状態で連結する連結部46とを有する板状の一体形成部材であり、コネクタ部24の装着面24a側に配設された端子接続板40とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】装着用ブロック20は、複数の端子14a、14b、14c、14dを有する電気部品10が装着される。装着用ブロック20は、電気部品10が装着されるコネクタ部24を有するブロック本体22と、端子14a、14b、14c、14dを接続可能に形成され、ブロック本体22内に配設された受端子30と、端子14a、14cを挿入接続可能な複数の端子接続部42と、複数の端子接続部42を一定の位置関係に配設した状態で連結する連結部46とを有する板状の一体形成部材であり、コネクタ部24の装着面24a側に配設された端子接続板40とを備える。
【選択図】図1
Description
この発明は、リレー等の電気部品の端子同士を電気的に接続する技術に関する。
従来、リレーは、一方側接点と、コイルの一端部とがアース等に共通接続された状態で用いられることがある。この場合、リレーの複数の端子同士を電気的に接続する構成を組込む必要がある。
特許文献1は、リレーの端子が嵌合接続される複数の圧着端子がブロック内に配設され、各圧着端子がブロック内でリレー接続用バスバーを介して相互接続される構成を開示している。
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、ブロック内に、リレー接続用バスバーの収容空間を確保する必要があり、ブロックが大型化してしまう。
なお、リレーの端子に接続される受側の端子から電線を引出し、この電線同士を溶接或は共圧着端子(複数の芯線に一括圧着可能な端子)等で接合する構成によっても、リレーの複数の端子同士を電気的に接続できる。
しかしながら、この場合、溶接作業或は圧着作業等の接合作業等の面倒な接続作業が必要となる。
そこで、本発明は、リレー等の電気部品の端子同士をなるべくコンパクトな構成でかつ容易に電気的に接続できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様は、複数の端子を有する電気部品が装着される電気部品の装着用ブロックであって、前記複数の端子に対応する位置に設けられた複数の端子挿入凹部を有し、前記複数の端子挿入凹部のそれぞれに前記複数の端子が挿入されることで前記電気部品が装着されるコネクタ部を有するブロック本体と、前記端子を接続可能に形成され、前記複数の端子挿入凹部のうちの少なくとも1つの内部に配設された受端子と、前記端子を挿入接続可能な複数の端子接続部と、前記複数の端子接続部を一定の位置関係に配設した状態で連結する連結部とを有する板状の一体形成部材であり、前記コネクタ部のうち前記電気部品が装着される装着面側に配設された端子接続板とを備える。
第2の態様は、第1の態様に係る電気部品の装着用ブロックであって、前記コネクタ部の装着面側に固定され、前記装着面との間で前記端子接続板を挟込んで支持する押え部材をさらに備える。
第3の態様は、第2の態様に係る電気部品の装着用ブロックであって、前記コネクタ部の装着面側に凹部が形成され、前記押え部材が、前記装着面に沿って配設される板状部と、前記板状部より突設され前記凹部に抜止め状に嵌め込み可能な係合部とを有する。
第4の態様は、第2又は第3の態様に係る電気部品の装着用ブロックであって、前記押え部材に、前記端子接続板を嵌め込み可能な位置決め凹部が形成されている。
第5の態様は、第1〜第4のいずれかの1つの態様に係る電気部品の装着用ブロックであって、前記端子接続部は、前記端子を挿入可能な端子挿入孔部が形成された板状部分に形成され、前記端子挿入孔部周りの1箇所にスリットが形成されている。
第6の態様は、第1〜第5のいずれか1つの態様に係る電気部品の装着用ブロックであって、前記端子接続部は、前記端子を挿入可能な端子挿入孔部が形成された板状部分に形成され、前記端子挿入孔部の外周縁部の少なくとも一部が前記端子接続部の厚み方向から見て凹凸形状を呈する波状に形成されている。
第7の態様は、第1〜第6のいずれか1つの態様に係る電気部品の装着用ブロックであって、前記端子接続部は、前記端子を挿入可能な端子挿入孔部が形成された板状部分に形成され、前記端子挿入孔部の一方側の開口縁部が外方に向けて順次拡開する形状に形成されている。
第8の態様は、第1〜第7のいずれか1つの態様に係る電気部品の装着用ブロックであって、前記ブロック本体は、前記コネクタ部を複数有し、前記複数のコネクタ部のそれぞれに前記端子接続板が配設され、前記複数の端子接続板同士がコネクタ間連結部を介して一定の位置関係で連結されている。
上記課題を解決するため、第9の態様は、電気部品に設けられた複数の端子を接続する電気部品用の端子接続板であって、前記端子を挿入接続可能な複数の端子接続部と、前記複数の端子接続部を一定の位置関係に配設した状態で連結する連結部とを備え、板状の一体形成部材として形成されている。
第1の態様によると、前記コネクタ部のうち前記電気部品が装着される装着面側に配設された端子接続板を介して電気部品の端子同士を接続できる。これにより、リレー等の電気部品の端子同士をなるべくコンパクトな構成でかつ容易に電気的に接続できる。
第2の態様によると、コネクタ部の装着面と押え部材との間で前記端子接続板を挟込んで支持しているため、電気部品に装着する際に、端子を端子接続部に容易に接続できる。
第3の態様によると、係合部を凹部に嵌め込むことで、押え部材を装着面に沿って支持することができる。
第4の態様によると、押え部材によって端子接続板を一定位置に支持できる。
第5の態様によると、前記端子接続部は、前記端子を挿入可能な端子挿入孔部が形成された板状部分に形成され、前記端子挿入孔部周りの1箇所にスリットが形成されているため、当該端子接続部を容易に形成することができ、かつ、スリットを挟む部分の弾性力によって端子に対する接触力を有効に作用させることができる。
第6の態様によると、前記端子挿入孔部の外周縁部の少なくとも一部が波状に形成されているため、端子接続部と端子との接触抵抗が安定する。
第7の態様によると、前記端子挿入孔部の一方側の開口縁部が外方に向けて順次拡開する形状に形成されているため、端子を端子挿入孔部内に容易に挿入することができる。
第8の態様のよると、複数のコネクタ部に装着される電気部品間でも、端子同士をなるべくコンパクトな構成でかつ容易に電気的に接続できる。
第9の態様によると、電気部品の端子を端子接続部に接続することで、複数の端子同士を接続できる。これにより、リレー等の電気部品の端子同士をなるべくコンパクトな構成でかつ容易に電気的に接続できる。
以下、実施形態に係る電気部品の装着用ブロック及び電気部品用の端子接続板について説明する。ここでは、電気部品がリレーである例で説明する。
図1は装着用ブロックであるリレーブロック結合体20を示す概略分解斜視図である。
すなわち、リレーブロック結合体20は、リレー10が装着される装置であり、ブロック本体22と、受端子30と、端子接続板40と、押え部材50とを備えている。そして、本リレーブロック結合体20にリレー10が装着されると、リレー10の端子14a、14b、14c、14dがブロック本体22内の受端子30に電気的に接続されると共に、ブロック本体22と押え部材50との間に配設された端子接続板40が端子14a、14c同士を電気的に接続するようになっている。
ここで、リレー10は、図2に示すように、本体部11と、複数(ここでは4つ)の端子14a、14b、14c、14dとを有している。本体部11は、略直方体状に形成されており、内部にコイル13と、コイル13への通電により開成され或は閉成される接点12が収容されている。複数の端子14a、14b、14c、14dは、本体部11の一主面(図1の下面)に突出している。ここでは、各端子14a、14b、14c、14dは、平板状に形成されているが、ピン状等その他の形状であってもよい。複数の端子14a、14b、14c、14dのうち2つの端子14a、14bは、コイル13の両端に接続され、複数の端子14a、14b、14c、14dのうち2つの端子14c、14dは接点12の両端に接続されている。より具体的には、コイル13に接続された2つの端子14a、14bは、本体部11の前記一主面の長手方向一端部で、その幅方向に間隔をあけて並列された状態で突設されている。また、接点12に接続された2つの端子14c、14dは、本体部11の前記一主面の長手方向一端部で、その長手方向に間隔をあけて並列された状態で突設されている。このようなリレー10においては、コイル13の一端部と接点12の一端部とを接続してアース等に接続すれば、その配線を少なくすることができる。そこで、本実施形態では、コイル13の一端に接続された端子14aと、接点12の一端に接続された端子14cとを、端子接続板40を介して電気的に接続する。
図2に戻って、ブロック本体22は、樹脂等によって形成された直方体状の部材であり、その一主面(図1では上向き面)にコネクタ部24が設けられている。
コネクタ部24の一主面(図1では上向き面)である装着面24aは、ブロック本体22の一主面と一致している。コネクタ部24は、複数の端子挿入凹部26を有している。各端子挿入凹部26は、装着面24a側に開口しており、当該装着面24a側からいずれかの端子14a、14b、14c、14dを挿入できるようになっている。また、複数の端子挿入凹部26は、上記リレー10の複数の端子14a、14b、14c、14dに対応する位置、即ち、リレー10の複数の端子14a、14b、14c、14dを複数の端子挿入凹部26に同時挿入可能な位置に設けられている。そして、リレー10の複数の端子14a、14b、14c、14dを複数の端子挿入凹部26に挿入することで、リレー10がコネクタ部24に装着される。
装着面24aの中央に設けられた端子挿入凹部26(ここでは、端子14cが挿入される)に着目して、当該コネクタ部24についてより具体的に説明する。図3は端子挿入凹部26を示す概略平面図であり、図4は図3のIV−IV線における概略断面図である。
端子挿入凹部26は、ブロック本体22の一部分として金型樹脂成形された部分であり、装着面24aに開口する長方形状の開口を有している。端子挿入凹部26のうち前記開口の内側には、仕切壁等によって受端子30を収容可能な収容空間26Sが形成されている。また、端子挿入凹部26の開口の両長辺部分から内側に向けて延びるように一対のガイド部27、28が形成されている。
一方のガイド部27は、端子挿入凹部26の開口の一方側の長辺部分から装着面24aの延在方向に沿って延出した後、端子挿入凹部26の開口内側に向けて挿入方向に傾斜するガイド面を有している。このガイド部27の幅方向中間部には、装着面24aの延在方向に沿って延出する部分から端子挿入凹部26の開口内側先端部の全体に至る切欠状の凹部27aが形成されている。端子挿入凹部26内において、前記凹部27aの内側延長上に、前記収容空間26S内に収容された受端子30に係止可能な係止部27b(いわゆるランスと呼ばれる部分)が設けられている。凹部27aは、収容空間26S内に突出する係止部27bを形成するための金型部分を、端子挿入凹部26の挿入方向に沿って型抜きするための穴として用いられる部分である。つまり、凹部27aは、端子接続板40の要否に拘らず存在する形状部分である。
また、他方のガイド部28の幅方向中間部にも切欠状の凹部28aが形成されている。端子挿入凹部26内において、前記凹部28aの内側延長上に、前記収容空間26S内に収容された受端子30を上記係止部27bに向けて押圧可能なリテーナ28bが設けられている。凹部28aは、収容空間26S内に突出するリテーナ28bを形成するための金型部分を、端子挿入凹部26の挿入方向に沿って型抜きするための穴として用いられる部分である。つまり、凹部28aも、端子接続板40の要否に拘らず存在する形状部分である。
受端子30は、上記端子14a、14b、14c、14dを接続可能に構成されている(図1で1つのみ図示)。ここでは、受端子30は、一端部に筒状部分31を有しており、当該筒状部分31に端子14a、14b、14c、14dが挿入接続される。また、受端子30の他端部には、電線36の芯線部に圧着接続可能な電線接続部32が設けられており、必要に応じて、この電線接続部32に電線36が接続される。この受端子30は、上記一対のガイド部27,28よりも内側で、上記複数の端子挿入凹部26のうちの少なくとも1つの内部に収容配置されている。通常は、全ての端子挿入凹部26に受端子30が収容されるが、外部への接続が必要の無い端子14a、14b、14c、14dに対応する端子挿入凹部26については、受端子30を設けなくともよい。また、全ての受端子30に電線36を接続してもよいし、一部の受端子30にのみ電線36を接続するだけであってもよい。例えば、端子接続板40を介して接続される端子14a、14cに対応する各受端子30の両方に電線36が接続され、それぞれ別の接続先に接続されてもよい。
図5は端子接続板40を示す概略平面図であり、図6は端子接続板40の端子接続部42を示す概略斜視図であり、図7は図6のVIII−VIII線概略断面図である。
端子接続板40は、銅又は銅合金等の金属板材を打抜き加工等のプレス加工を施すことにより形成された板状の一体形成部材であり、複数の端子接続部42と、連結部46とを備えている。
各端子接続部42には、端子14a、14cを挿入接続可能に構成されている。
より具体的には、端子接続部42は、長手方向に沿って端子挿入孔部42hが形成された長尺板状部分に形成されている。端子挿入孔部42hは、端子14a、14cの横断面形状に応じた細長い貫通孔に形成されている。
また、端子接続部42のうち端子挿入孔部42h周りであってその一方側の長辺部分の長手方向中間部の1箇所にスリット42sが形成されている(図5及び図6参照)。すなわち、端子接続部42は、一対の押圧片42aを有しており、この押圧片42aは、挿入される端子14a、14cの幅方向両側から中間部に向って延在し、当該端子14a、14cの幅方向中間部でスリット42sを介して対向している。また、一対の押圧片42aの先端部は内側に向けて湾曲しており、主として一対の押圧片42aの先端部が端子14a、14cの一主面に当接するようになっている。かかる一対の押圧片42aは、その基端部でのみ片持ち支持されているので、その基端部を支点とすると共にその先端部を内外方向に動かせるように弾性変形させ易い。この弾性力によって、当該一対の押圧片42aを端子14a、14cの一主面に押し当てるようにすることができる。
また、端子接続部42のうち前記端子挿入孔部42hの外周縁部の少なくとも一部は、その厚み方向からみて凹凸形状を呈するように形成されている(図6参照)。ここでは、端子接続部42のうち上記一対の押圧片42aと対向する他方側の長辺部分が、その厚み方向から見て凹凸形状を呈する波形状部分42bに形成されている。従って、端子挿入孔部42h内に端子14a、14cが挿入接続されると、端子14a、14cの他主面は、波形状部分42bの縁部に接触する。このため、端子14a、14cの他主面と端子接続部42とは、端子接続部42の波形状部分42bの凸部分で小さな面積で大きな力で接触する。
さらに、端子挿入孔部42hの一方側開口縁部は、外方に向けて順次拡開するガイド縁部42hgに形成されている(図7参照)。ガイド縁部42hgは、曲面形状であってもよいし、平面であってもよい。当該ガイド縁部42hg側から端子挿入孔部42h内に挿入された端子14a、14cを当該端子挿入孔部42h内に誘い込む形状であればよい。本端子接続板40は、端子挿入孔部42hのガイド縁部42hgを外方に向けた姿勢で、装着面24a上に配設される。
また、連結部46は、各端子接続部42に連設されており、複数の端子接続部42を一定の位置関係に配設した状態で連結している。つまり、連結部46によって、複数の端子接続部42同士が相対的に一定の位置関係に配設された状態で維持され、かつ、複数の端子接続部42同士が電気的に接続される。
ここでは、端子接続板40によって、リレー10の端子14a、14cを電気的に接続することを想定しているため、連結部46は、一方の端子接続部42を端子14aに対応する端子挿入凹部26の開口部分に配設すると共に、他方の端子接続部42を端子14cに対応する端子挿入凹部26の開口部分に配設した位置関係で、両端子接続部42に連結されている。より具体的には、連結部46は、L字板状部分に形成され、その一端部に一方の端子接続部42の一端部が連結され、その他端部に他方の端子接続部42の一端部が連結される。端子接続板40は、全体としてもL字状をなしている。もっとも、連結部46の形状は、接続対象となる電気部品の複数の端子の位置関係に応じて適宜設定される。
そして、端子接続板40がコネクタ部24の装着面24aとリレー10の本体部11との間に配設された状態で、端子14a、14cが一対の端子接続部42それぞれに挿入接続されることで、両端子14a、14cが電気的に接続される。
図8は押え部材50を示す概略底面図であり、図9は図8のIX−IX線断面図であり、図10は押え部材50の係合部56を示す概略斜視図であり、図11は係合部56がコネクタ部24に抜止め状に嵌め込まれた状態を示す概略断面図である。
押え部材50は、コネクタ部24の装着面24a側に固定され、装着面24aとの間で端子接続板40を挟込んで支持可能に構成されている。
より具体的には、押え部材50は、板状部分52と、係合部56とを備えている。
板状部分52は、コネクタ部24の装着面24aに沿って広がる板状(ここでは、略方形板状)に形成されている。板状部分52は、端子14a、14b、14c、14dを端子挿入凹部26内に正常に装着した状態で、装着面24aとリレー10の本体部11との間に介在できる程度の厚み寸法に設定されている。また、板状部分52は、端子接続板40の少なくとも一部分を装着面24a側に押え付けることができればよく、その平面視形状は上記例には限定されない。
また、板状部分52は、上記各端子挿入凹部26の位置に対応して開口52h(ここでは、略方形開口)が形成されている。従って、装着面24a上に板状部分52を配設した状態で、端子14a、14b、14c、14dは開口52hを通って端子挿入凹部26に挿入接続される。
また、板状部分52のうち端子接続板40を押え付ける部分には、当該端子接続板40を嵌め込み可能な位置決め凹部53a、53bが形成されている。ここでは、端子14a、14cに対応する2つの開口52hを結ぶ部分にL字状の位置決め凹部53aが形成され、また、当該2つの開口52hのうち位置決め凹部53aの反対側の部分に位置決め凹部53bが形成されている。位置決め凹部53a、53bの深さ寸法は、端子接続板40の板厚と同程度とすることが好ましい。端子接続板40の厚み寸法を2.0mmとした場合、位置決め凹部53bの深さ寸法を1.5mmとすることが好ましい。そして、端子接続板40の両端部(一対の端子接続部42の外側端部)が位置決め凹部53bに嵌め込まれると共に、連結部46が位置決め凹部53aに嵌め込まれることで、端子接続板40が押え部材50に対して一定位置に位置決めされる。
係合部56は、板状部分52の主面より突設され、凹部27aに抜止め状に嵌め込み可能に形成されている。より具体的には、板状部分52のうち凹部27aに対応する位置に係合部56が突設されている。係合部56は、間隔を有して配設された一対の突出片57を有しており、各突出片57の先端部に外向きに突出する突部57aが形成されている。突部57aの外向き縁部は、突出片57の先端から基端に向けて外向き傾斜する傾斜片57bに形成されている。また、突部57aのうち突出片57の基端側の部分は当該基端側に面する当接面57cに形成されている。
そして、係合部56を凹部27aに挿入すると、一対の傾斜片57bが凹部27aの両側縁部に当接することで、一対の突出片57が内向きに弾性変形する。そして、各突出片57が凹部27aの両側縁部を乗越えると、一対の突出片57が元の状態に弾性復帰し、突部57aの当接面57cが凹部27aの両側縁部に内側より当接する。これにより、係合部56が凹部27aに抜止め状に嵌め込まれ、押え部材50が装着面24aに対して固定される。
この際、上記のように、押え部材50の位置決め凹部53a、53bに、端子接続板40を嵌め込んでおくことで、端子接続板40が装着面24aと押え部材50との間で挟込むように支持される。
なお、ここでは、板状部分52に位置決め片58が突設され、この位置決め片58がコネクタ部24の凹部28aに嵌め込まれることで、装着面24a方向における押え部材50の位置決め補強が図られている。
このように構成されたリレーブロック結合体20では、押え部材50の位置決め凹部53a、53b内に端子接続板40が嵌め込まれた状態で、押え部材50の係合部56がブロック本体22の凹部27aに嵌め込まれることで、装着面24aに固定された状態で提供される。この状態では、端子接続板40の端子接続部42は、相互接続対象となる端子14a、14cに対応する端子挿入凹部26の開口に対応する位置で位置決め支持されている。従って、リレー10の複数の端子14a、14b、14c、14dを、対応する各端子挿入凹部26に挿入接続すると、端子14a、14cがそれぞれ端子接続部42に接続されて電気的に接続された状態で、リレー10がコネクタ部24に装着される。
以上のように構成されたリレーブロック結合体20及び端子接続板40によると、コネクタ部24のうち装着面24a側に配設された端子接続板40を介してリレー10の端子14a、14c同士を電気的に接続できる。この端子接続板40は、リレーブロック結合体20内に組込む必要はないし、また、装着面24aに沿って配設できる板状部材である。また、各端子接続部42は、連結部46を介して一定の位置関係に配設されているため、各端子14a、14cを容易に同時接続できる。このため、当該リレー10の端子14a、14c同士をコンパクトな構成でかつ容易に電気的に接続できる。
また、受端子30から端子14a、14c間接続用の配線を引出したり、相互接続する作業が必要ないため、この点からも端子14a、14c間の接続作業も簡易となり、低コスト化を図ることができる。
また、端子接続板40は、装着面24a上に配設すればよいだけの構成であるため、ブロック本体22自体を、端子14a、14c間の接続用に専用設計しなくともよく、汎用的なリレーブロックを用いることもできる。この点からも低コスト化を図ることができる。
また、既存のリレーブロック等に対してリレー10を装着する場合、或は、各種配線、電気部品が搭載され、端子14a、14c間の相互接続用の内部スペースの確保が困難なリレーブロックに対してリレーを装着するような場合でも、上記端子接続板40を用いれば容易に端子14a、14c間の接続を追加的に設けることができる。
また、コネクタ部24の装着面24aと押え部材50との間で端子接続板40を挟込んで支持しているため、本リレーブロック結合体20を、ブロック本体22と端子接続板40が一体化された構成として容易に提供でき、また、従来と同様作業で、リレー10をコネクタ部24に装着することで、端子14a、14c同士を電気的に容易に接続できる。
もっとも、押え部材50は必須ではなく、リレー10の端子14a、14cを端子接続板40の端子接続部42に装着して、端子接続部42をリレー10に装着した状態で、当該リレー10をコネクタ部24に装着してもよい。
しかも、押え部材50は、係合部56を凹部27aに嵌め込むことで、装着面24aに対して容易に固定できる。しかも、その凹部27aは、ランス形成用の既存の孔であるため、押え部材50を支持するためにブロック本体22を専用設計する必要もない。もっとも、ブロック本体22に押え部材50を取付けるための構成部分を専用設計して設けてもよい。
また、押え部材50に位置決め凹部53a、53bを形成しているため、押え部材50によって端子接続板40を一定位置に支持できる。このため、リレー10の端子14a、14cを端子接続板40の端子接続部42に挿入接続しつつ、端子挿入凹部26に挿入接続する作業をより容易かつ円滑に行うことができる。
また、端子接続部42は、端子挿入孔部42h周りの1箇所にスリット42sが形成され、このスリット42sを挟む一対の押圧片42aの弾性力で、当該一対の押圧片42aを端子14a、14cの一主面に押し当てる構成であるため、板状部分である端子接続部42に対して容易に端子14a、14cに対して弾性的に接触可能な形状を付与できる。これにより、端子接続部42と端子14a、14cとの接触力を安定して有効的に作用させることができる。
また、端子挿入孔部42hの外周部の少なくとも一部が波形状部分42bに形成されているため、端子14a、14cの他主面と端子接続部42とは、波形状部分42bで小さな接触面積で大きな力で接触することができる。これにより、端子接続部42と端子14a、14cとの接触抵抗が安定する。
また、端子挿入孔部42hの一方側開口縁部は、外方に向けて順次拡開するガイド縁部42hgに形成されているため、端子14a、14cを当該端子挿入孔部42h内に容易に挿入することができる。
{変形例}
なお、図12に示す変形例のように、上記ブロック本体22に対応するブロック本体122が、コネクタ部24に対応するコネクタ部124を複数(ここでは2つ)有する場合、各コネクタ部124のそれぞれに上記端子接続板40に対応する端子接続板140が配設され、複数の端子接続板140同士が板状のコネクタ間連結部149を介して一定の位置関係(つまり、各コネクタ部124に対して上記実施形態で説明した位置関係で端子接続板40を配設する位置関係)で連結された構成とするとよい。
なお、図12に示す変形例のように、上記ブロック本体22に対応するブロック本体122が、コネクタ部24に対応するコネクタ部124を複数(ここでは2つ)有する場合、各コネクタ部124のそれぞれに上記端子接続板40に対応する端子接続板140が配設され、複数の端子接続板140同士が板状のコネクタ間連結部149を介して一定の位置関係(つまり、各コネクタ部124に対して上記実施形態で説明した位置関係で端子接続板40を配設する位置関係)で連結された構成とするとよい。
もちろん、この場合において、複数の端子接続板140及びコネクタ間連結部149は、一枚の金属板等を打抜き加工等することにより形成される。また、コネクタ間連結部149は、コネクタ部124の位置関係に応じた形状に形成される。
なお、押え部材50に対応する押え部材150については、両コネクタ部124を覆う形状及び大きさに形成するとよい。この場合に、上記実施形態と同様に、押え部材150に、端子接続板140、コネクタ間連結部149を位置決め可能な位置決め凹部153を形成するとよい。また、上記実施形態と同様に、押え部材150に、コネクタ部124に係止可能な係合部(図12では省略)を形成するとよい。
なお、リレーを装着可能なコネクタ部を1つだけ備えたリレーブロックは、単にコネクタと呼ばれる場合もある。また、リレーを装着した状態で、当該リレーを覆うケース部分(蓋等)を備えた構成のリレーブロックは、リレーボックスと呼ばれる場合もある。本発明における電気部品の装着用ブロックは、それらに限られず、少なくとも1つのコネクタ部を備えた構成であればよい。
また、電気部品は、リレー10に限られず、電気的に接続された状態で用いられる可能性がある複数の端子を備えた電気部品であればよい。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 リレー
14a、14b、14c、14d 端子
20 リレーブロック結合体
22、122 ブロック本体
24、124 コネクタ部
24a 装着面
26 端子挿入凹部
27a 凹部
30 受端子
40、140 端子接続板
42 端子接続部
42a 押圧片
42b 波形状部分
42h 端子挿入孔部
42s スリット
46 連結部
50、150 押え部材
52 板状部分
52h 開口
53a、53b、153 位置決め凹部
56 係合部
14a、14b、14c、14d 端子
20 リレーブロック結合体
22、122 ブロック本体
24、124 コネクタ部
24a 装着面
26 端子挿入凹部
27a 凹部
30 受端子
40、140 端子接続板
42 端子接続部
42a 押圧片
42b 波形状部分
42h 端子挿入孔部
42s スリット
46 連結部
50、150 押え部材
52 板状部分
52h 開口
53a、53b、153 位置決め凹部
56 係合部
Claims (9)
- 複数の端子を有する電気部品が装着される電気部品の装着用ブロックであって、
前記複数の端子に対応する位置に設けられた複数の端子挿入凹部を有し、前記複数の端子挿入凹部のそれぞれに前記複数の端子が挿入されることで前記電気部品が装着されるコネクタ部を有するブロック本体と、
前記端子を接続可能に形成され、前記複数の端子挿入凹部のうちの少なくとも1つの内部に配設された受端子と、
前記端子を挿入接続可能な複数の端子接続部と、前記複数の端子接続部を一定の位置関係に配設した状態で連結する連結部とを有する板状の一体形成部材であり、前記コネクタ部のうち前記電気部品が装着される装着面側に配設された端子接続板と、
を備える電気部品の装着用ブロック。 - 請求項1記載の電気部品の装着用ブロックであって、
前記コネクタ部の装着面側に固定され、前記装着面との間で前記端子接続板を挟込んで支持する押え部材をさらに備える電気部品の装着用ブロック。 - 請求項2記載の電気部品の装着用ブロックであって、
前記コネクタ部の装着面側に凹部が形成され、
前記押え部材が、前記装着面に沿って配設される板状部と、前記板状部より突設され前記凹部に抜止め状に嵌め込み可能な係合部とを有する、電気部品の装着用ブロック。 - 請求項2又は請求項3記載の電気部品の装着用ブロックであって、
前記押え部材に、前記端子接続板を嵌め込み可能な位置決め凹部が形成されている、電気部品の装着用ブロック。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の電気部品の装着用ブロックであって、
前記端子接続部は、前記端子を挿入可能な端子挿入孔部が形成された板状部分に形成され、前記端子挿入孔部周りの1箇所にスリットが形成されている、電気部品の装着用ブロック。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の電気部品の装着用ブロックであって、
前記端子接続部は、前記端子を挿入可能な端子挿入孔部が形成された板状部分に形成され、前記端子挿入孔部の外周縁部の少なくとも一部が前記端子接続部の厚み方向から見て凹凸形状を呈する波状に形成されている、電気部品の装着用ブロック。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の電気部品の装着用ブロックであって、
前記端子接続部は、前記端子を挿入可能な端子挿入孔部が形成された板状部分に形成され、前記端子挿入孔部の一方側の開口縁部が外方に向けて順次拡開する形状に形成されている、電気部品の装着用ブロック。 - 請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の電気部品の装着用ブロックであって、
前記ブロック本体は、前記コネクタ部を複数有し、
前記複数のコネクタ部のそれぞれに前記端子接続板が配設され、前記複数の端子接続板同士がコネクタ間連結部を介して一定の位置関係で連結されている、電気部品の装着用ブロック。 - 電気部品に設けられた複数の端子を接続する電気部品用の端子接続板であって、
前記端子を挿入接続可能な複数の端子接続部と、
前記複数の端子接続部を一定の位置関係に配設した状態で連結する連結部と、
を備え、板状の一体形成部材として形成された電気部品用の端子接続板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011126107A JP2012253959A (ja) | 2011-06-06 | 2011-06-06 | 電気部品の装着用ブロック及び電気部品用の端子接続板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011126107A JP2012253959A (ja) | 2011-06-06 | 2011-06-06 | 電気部品の装着用ブロック及び電気部品用の端子接続板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012253959A true JP2012253959A (ja) | 2012-12-20 |
Family
ID=47526200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011126107A Withdrawn JP2012253959A (ja) | 2011-06-06 | 2011-06-06 | 電気部品の装着用ブロック及び電気部品用の端子接続板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012253959A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023177073A (ja) * | 2022-06-01 | 2023-12-13 | 矢崎総業株式会社 | ジョイントバスバー |
| JP2024032507A (ja) * | 2022-08-29 | 2024-03-12 | 矢崎総業株式会社 | リレーユニット |
-
2011
- 2011-06-06 JP JP2011126107A patent/JP2012253959A/ja not_active Withdrawn
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| JP2024032507A (ja) * | 2022-08-29 | 2024-03-12 | 矢崎総業株式会社 | リレーユニット |
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