JP2013123783A - ギロチン型裁断機 - Google Patents
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Abstract
【課題】刃の寿命が長く、かつ良好な裁断を確保できるギロチン型裁断機を得る。
【解決手段】上刃28を取り付けた上刃支持プレート26を、リニアモーションベアリング32とスライドレール30でカッターフレーム20に対してスライド自在に支持し、上刃28が平行移動するように構成することで、上刃28と下刃14との交差角α°が変化しないようにする。上刃与圧用シリンダ36で上刃支持プレート26を付勢して上刃28に一定の与圧を与える。交差角α°が変化せず、上刃28に一定の与圧が与えられるので、刃の寿命を長くでき、かつ良好な裁断を確保できる。
【選択図】図3
【解決手段】上刃28を取り付けた上刃支持プレート26を、リニアモーションベアリング32とスライドレール30でカッターフレーム20に対してスライド自在に支持し、上刃28が平行移動するように構成することで、上刃28と下刃14との交差角α°が変化しないようにする。上刃与圧用シリンダ36で上刃支持プレート26を付勢して上刃28に一定の与圧を与える。交差角α°が変化せず、上刃28に一定の与圧が与えられるので、刃の寿命を長くでき、かつ良好な裁断を確保できる。
【選択図】図3
Description
本発明は、ギロチン型裁断機に関する。
移動刃と固定刃とで被裁断物を裁断するギロチン型裁断機が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1のギロチン型裁断機では、移動刃が支軸を支点として揺動可能となっており、刃先と反対側がばねで付勢され、移動刃の刃先には固定刃に対してばね力が作用するように構成されている。
ところで、移動刃の刃先は水平面に対して傾斜しているため、刃の高さ寸法が短い側においては支軸(梃子の支点)から刃先(梃子の作用点。因みに、梃子の力点はばねの部分)までの距離が短く、刃の高さ寸法が長い側においては支軸から刃先までの距離が長い。
このため、刃の高さ寸法が長い側の刃先は、刃の高さが短い側の刃先よりも、固定刃に対するばね力が小さくなり、刃の高さ寸法が長い側は刃の高さ寸法が短い側に比較して切れ味が劣ることになり、刃の寿命も刃の高さ寸法が長い側と刃の高さ寸法が短い側とで変わってしまい、従来のギロチン型裁断機では改良の余地が残されていた。
ところで、移動刃の刃先は水平面に対して傾斜しているため、刃の高さ寸法が短い側においては支軸(梃子の支点)から刃先(梃子の作用点。因みに、梃子の力点はばねの部分)までの距離が短く、刃の高さ寸法が長い側においては支軸から刃先までの距離が長い。
このため、刃の高さ寸法が長い側の刃先は、刃の高さが短い側の刃先よりも、固定刃に対するばね力が小さくなり、刃の高さ寸法が長い側は刃の高さ寸法が短い側に比較して切れ味が劣ることになり、刃の寿命も刃の高さ寸法が長い側と刃の高さ寸法が短い側とで変わってしまい、従来のギロチン型裁断機では改良の余地が残されていた。
本発明は上記事実を考慮し、良好に裁断を行えるギロチン型裁断機の提供を目的とする。
請求項1に記載のギロチン型裁断機は、固定刃と、刃先が移動方向から見たときに前記固定刃の刃先に対して交差角度α°で交差し、かつシャー角度β°で傾斜しており、前記固定刃に対して前記移動方向に移動することで被裁断物の裁断を行う移動刃と、前記交差角度αを維持して前記固定刃と前記移動刃とを面外方向へ接離自在にガイドするガイド手段と、前記ガイド手段によってガイドされる前記固定刃と前記移動刃とを互いに接近する方向へ付勢する付勢手段と、を備えている。
請求項1に記載のギロチン型裁断機によれば、移動刃を裁断を行う移動方向に移動させることで、固定刃と移動刃との間に配した被裁断物を裁断することができる。
移動刃は、移動方向に沿って見たときに、刃先が固定刃の刃先に対して交差角度α°で交差し、かつ刃先が固定刃の刃先に対してシャー角度β°で傾斜している。
ガイド手段は、移動刃または固定刃を面外方向に交差角度α°を維持したまま接離自在にガイドする。
付勢手段は、ガイド手段によってガイドされる移動刃と固定刃とを互いに接近する方向へ付勢する。
付勢手段は、ガイド手段によってガイドされる移動刃と固定刃とを互いに接近する方向へ付勢する。
したがって、移動刃を裁断する際の移動方向に移動させることで、固定刃と移動刃は、交差角α°を一定に保ちつつ両刃の長手方向一方側で噛み合う。そして、固定刃に対して移動刃が移動し続けることで、固定刃と移動刃との接触(噛合)部分が両刃の長手方向他方側へ移動しながら、かつ交差角α°を一定に保ちつつ固定刃または移動刃が面外方向に移動しながら被裁断物の裁断が行われる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のギロチン型裁断機において、前記ガイド手段は、前記固定刃と前記移動刃とを接離方向へ直線状に案内する直線案内機構である。
請求項2に記載のギロチン型裁断機では、固定刃と移動刃とが直線案内機構によって接離方向へ直線状に案内される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のギロチン型裁断機において、前記直線案内機構は、直線状に延びるレールと前記レールに沿って直線状に移動自在なリニアモーションベアリングとを含んで構成されている。
請求項3に記載のギロチン型裁断機では、直線案内機構が直線状に延びるレールとレールに沿って直線状に移動自在なリニアモーションベアリングとを含んで構成されているので、固定刃と移動刃とを接離方向へ直線状にスムーズに案内される。
請求項4に記載の発明は、前記付勢手段は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のギロチン型裁断機において、シリンダと、前記シリンダのピストンに対して一定の圧力を付与する圧力付与手段と、を有する。
請求項4に記載のギロチン型裁断機では、圧力付与手段がシリンダのピストンに対して一定の圧力を付与することで、固定刃と移動刃とが互いに接近する方向へ付勢される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のギロチン型裁断機において、前記圧力は空気圧である。
請求項5に記載のギロチン型裁断機では、空気圧によってピストンに圧力が加えられ、これにより固定刃と移動刃とが互いに接近する方向へ付勢される。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のギロチン型裁断機において、前記付勢手段は定荷重ばねである。
請求項6に記載のギロチン型裁断機では、定荷重ばねによって固定刃と移動刃とが互いに接近する方向へ付勢される。定荷重ばねからは一定の荷重が得られるので、固定刃と移動刃とは互いに接近する方向へ一定の荷重で付勢される。
請求項7に記載の裁断方法は、シャー角度β°で傾斜すると共に移動方向から見たときに固定刃の刃先に対して交差角度α°で交差した刃先を有する移動刃を、前記交差角度α°を維持して前記固定刃の前記刃先と定の力で接触させながら被裁断物の裁断を行う。
請求項7に記載の裁断方法では、シャー角度β°で傾斜すると共に移動方向から見たときに固定刃の刃先に対して交差角度α°で交差した刃先を有する移動刃が、交差角度α°を維持して固定刃の刃先と一定の力で接触しながら被裁断物の裁断が行われる。
以上説明したように本発明のギロチン型裁断機によれば、刃の寿命が長く、かつ良好に裁断を行える、という優れた効果を有する。
請求項2に記載のギロチン型裁断機によれば、固定刃と移動刃とが接離方向へ直線状に案内される。
請求項3に記載のギロチン型裁断機によれば、固定刃と移動刃とが接離方向へ直線状にスムーズに案内される。
請求項4に記載のギロチン型裁断機によれば、シリンダのピストンに対して一定の圧力を付与することにより、固定刃と移動刃とを互いに接近する方向へ付勢することができる。また、圧力を変更することで、付勢力を容易に変更することができる。
請求項5に記載のギロチン型裁断機によれば、空気圧によって固定刃と移動刃とが互いに接近する方向へ付勢される。
請求項6に記載のギロチン型裁断機によれば、定荷重ばねによる一定の荷重で固定刃と移動刃とが互いに接近する方向へ付勢される。
請求項7に記載の裁断方法によれば、交差角度α°、シャー角度β°を維持しながら移動刃と固定刃とが一定の力で接触しながら被裁断物の裁断が行われるので、刃の寿命が長く、かつ良好に裁断を行える、という優れた効果を有する。
[第1の実施形態]
図1〜図7を用いて、本発明の第1の実施形態に係る、ギロチン型裁断機10について説明する。
図1は本実施形態のギロチン型裁断機10の概略構成を示す斜視図であり、図2は、下刃支持プレート及び下刃の平面図であり、図3(A)は上刃及び下刃を上方から見た平面図であり、図3(B)はギロチン型裁断機10の上刃及び下刃の関係を示す要部の正面図であり、図3(C)は図1の3−3線断面図であり、図3(D)は上刃及び下刃の右側面図である。
図1〜図7を用いて、本発明の第1の実施形態に係る、ギロチン型裁断機10について説明する。
図1は本実施形態のギロチン型裁断機10の概略構成を示す斜視図であり、図2は、下刃支持プレート及び下刃の平面図であり、図3(A)は上刃及び下刃を上方から見た平面図であり、図3(B)はギロチン型裁断機10の上刃及び下刃の関係を示す要部の正面図であり、図3(C)は図1の3−3線断面図であり、図3(D)は上刃及び下刃の右側面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態のギロチン型裁断機10は、水平に配置され、正面視で左右方向(図面矢印A方向)に延びる矩形の下刃支持プレート12を備えている。なお、下刃支持プレート12の上面は水平面となっている。
下刃支持プレート12の背面(矢印B方向側の面)には、直線状に延び、一定幅、一定厚さに形成された固定刃としての長尺状の下刃14が取り付けられている。
下刃14の上端は、下刃支持プレート12の上面と同一高さの位置にあり、下刃14の背面(矢印B方向側)の上端角部には刃先14Aが形成されている。
下刃14の上端は、下刃支持プレート12の上面と同一高さの位置にあり、下刃14の背面(矢印B方向側)の上端角部には刃先14Aが形成されている。
図2に示すように、下刃支持プレート12及び下刃14を上方から見たときに、下刃14は、刃先14Aが下刃支持プレート12の長手方向(矢印A方向、及び矢印A方向とは反対方向)に対して、角度α°(後述する上刃28との交差角α°と同じ)で傾斜するように下刃支持プレート12に固定されている。
図1に示すように、この下刃支持プレート12には、長手方向両端側に鉛直方向に延びる一対のスライドシャフト16が立設されている。
これらのスライドシャフト16は上端同士が矩形の上ベース18で連結されている。
これらのスライドシャフト16は上端同士が矩形の上ベース18で連結されている。
この下刃支持プレート12と上ベース18との間には、カッターフレーム20が配置されている。
カッターフレーム20には、リニアブッシュ22が取り付けられており、このリニアブッシュ22にスライドシャフト16がスライド自在に挿通している。
このため、カッターフレーム20は、スライドシャフト16に上下方向に移動自在に支持されている。
カッターフレーム20には、リニアブッシュ22が取り付けられており、このリニアブッシュ22にスライドシャフト16がスライド自在に挿通している。
このため、カッターフレーム20は、スライドシャフト16に上下方向に移動自在に支持されている。
上ベース18の下面には、カッターフレーム20を上下方向に移動させるための上下移動用シリンダ24が軸方向を鉛直方向に向けて取り付けられている。上下移動用シリンダ24のピストンロッド24Aは、先端がカッターフレーム20に固定されている。
カッターフレーム20の下側には、矢印A方向及び矢印A方向に沿って延びる矩形の上刃支持プレート26が水平に配置されている。
カッターフレーム20の下側には、矢印A方向及び矢印A方向に沿って延びる矩形の上刃支持プレート26が水平に配置されている。
図3(A)〜(D)に示すように、上刃支持プレート26の矢印B方向側の側部には、下刃14と対となり、上方から見て矢印A方向及び矢印A方向に沿って直線状に延びる一定厚さの移動刃としての上刃28が取り付けられている。
図3(B),(D)に示すように、この上刃28には、下側の前方(矢印B方向とは反対方向側)の角部に刃先28Aが形成されており、図3(B)に示すように、この刃先28Aは矢印A方向側が下側となるように、水平方向に対して(下刃14の刃先14Aに対して)角度(シャー角)β°で傾斜している。したがって、上刃28の上下方向の幅は、矢印A方向側が広く、矢印A方向とは反対方向側が狭く形成されている。
また、上刃28には、矢印B方向側とは反対方向側の矢印A方向側の下側角部に、面取り状の逃げ28Bが形成されている。この逃げ28Bは、上刃28を正面から見て三角形を呈している。
図1、及び図3(C)に示すように、上刃支持プレート26の上面には、前後方向(矢印B方向)に沿って延び、断面略矩形とされた一対のスライドレール30が取り付けられている。これらのスライドレール30は、カッターフレーム20の下面に接続ブラケット31を介して取り付けられたリニアモーションベアリング32に支持されている。このため、上刃支持プレート26は、カッターフレーム20に対して、前後方向(矢印B方向、及び矢印B方向とは反対方向。発明の接離方向。)にスムーズに移動自在となっている。
これらスライドレール30とリニアモーションベアリング32とで直線案内機構が構成されている。
これらスライドレール30とリニアモーションベアリング32とで直線案内機構が構成されている。
カッターフレーム20の前面(矢印B方向とは反対方向側の側部)には、シリンダ取付プレート34が固定されている。シリンダ取付プレート34には、エアシリンダである上刃与圧用シリンダ36が水平に取り付けられている。
図1、及び図3(C)に示すように、上刃与圧用シリンダ36のピストンロッド36Aは、スライドレール30と平行に設けられており、先端が上刃支持プレート26に取り付けられたブロック38に固定されている。
図4の空気回路図に示すように、上刃与圧用シリンダ36には、配管を介して電磁弁である2位置5ポート切替弁40、圧力計41、レギュレーター(減圧弁)42、サイレンサ44、エアタンク46、エアコンプレッサー48等を含んで構成される空気圧制御装置50が接続されている。
ここで2位置5ポート切替弁40のスプール(図示せず)が第1の位置に切り替えられている場合には、エアタンク46の圧縮空気が上刃与圧用シリンダ36の矢印B方向の第1の気室52に作用し、上刃与圧用シリンダ36の矢印B方向とは反対方向側の第2の気室54は、大気に連通している。このため、図3(C)において、上刃与圧用シリンダ36に連結された上刃支持プレート26は矢印B方向とは反対方向に付勢される。
一方、2位置5ポート切替弁40のスプール(図示せず)が第2の位置に切り替えられると、エアタンク46の圧縮空気が上刃与圧用シリンダ36の第2の気室54に作用し、上刃与圧用シリンダ36の第1の気室は大気に連通する。このため、図3(C)において、上刃与圧用シリンダ36に連結された上刃支持プレート26は、矢印B方向に付勢される。
(作用)
以下に本実施形態のギロチン型裁断機10の作用を説明する。
(1) 図3には、ギロチン型裁断機10の初期状態が示されている。
図3(A)に示すように、ギロチン型裁断機10は、初期状態において、下刃14の上方に上刃28が離間して配置されている。
以下に本実施形態のギロチン型裁断機10の作用を説明する。
(1) 図3には、ギロチン型裁断機10の初期状態が示されている。
図3(A)に示すように、ギロチン型裁断機10は、初期状態において、下刃14の上方に上刃28が離間して配置されている。
ここで、ギロチン型裁断機10で被裁断物56を裁断する場合には、図3(B),(C)に示すように、下刃支持プレート12の上に被裁断物56を配置する。
また、被裁断物56を裁断する際には、予め2位置5ポート切替弁40のスプールを第1の位置に切り替え、上刃支持プレート26を矢印B方向とは反対方向に付勢しておく。エアタンク46と第1の気室52との間にはレギュレーター42が介在しているので、上刃与圧用シリンダ36の第1の気室52にレギュレーター42で設定した所定の圧力を作用させることができ、これによって、上刃28に対し、上刃28を下刃14に押圧する圧力、いわゆる与圧を付与することができる。
初期状態では、上刃支持プレート26が矢印B方向とは反対方向に付勢されているので、図3(C)に示すように上刃支持プレート26の矢印B方向とは反対方向側の端部がシリンダ取付プレート34の側面に当接している。
(2) 初期状態では、図3(D)に示すように、上刃28、及び下刃14の矢印A方向側の端部においては、下刃14の刃先14Aが上刃28の逃げ28Aに対応している。そして、上刃28は矢印B方向とは反対方向に付勢されており、上刃28と下刃14とは交差角α°で交差し、かつ上刃28の刃先28Aは矢印A方向側が下側となるように、水平方向に対して角度β°で傾斜している。したがって、上下移動用シリンダ24を駆動してカッターフレーム20を下降させると、図5(A),(B)に示すように上刃28は、下刃14の刃先14Aに対して逃げ28から接触し始める。
(3) カッターフレーム20がさらに下降すると、図6(B)に示すように、上刃28の刃先28Aと下刃14の刃先14Aとの接触点Pは矢印A方向とは反対方向へ移動し、被裁断物56の裁断が進行する。図6(A)に示すように、下刃14と上刃28とは上から見て交差角α°が付けられており、上刃28の刃先28Aは矢印A方向側が下側となるように水平方向に対して角度β°(図6(B)参照)で傾斜しているので、カッターフレーム20が下降して接触点Pが矢印A方向とは反対方向へ移動すると、上刃28は下刃14に押されて上刃28の面外方向である矢印B方向へ平行移動する。
なお、上刃28の面外方向とは、図6(C)に示すように、一定厚さの長尺の板状とされる上刃28の側面28Cに対して直交する方向、即ち、矢印B方向及び矢印B方向とは反対方向のことである。
なお、上刃28の面外方向とは、図6(C)に示すように、一定厚さの長尺の板状とされる上刃28の側面28Cに対して直交する方向、即ち、矢印B方向及び矢印B方向とは反対方向のことである。
上刃28は、スライドレール30の長手方向に沿って矢印B方向に平行に移動するので、上刃28と下刃14との交差角α°は上刃28の位置によって変化することなく常に一定である。また、上刃28は、上刃与圧用シリンダ36で付勢され、上刃28が一定の力で下刃14の側面に押圧されるので、裁断箇所によって切れ味が変わる事が無い。
(4) カッターフレーム20がさらに下降すると、前方から見て上刃28と下刃14とが完全に重なり、被裁断物56の裁断が終了する(図7(B)参照)。
このように、本実施形態のギロチン型裁断機10によれば、上刃28を下降させることで、上刃28と下刃14とは交差角α°を一定に保ちつつ1点で接触すると共に、上刃28に対して上刃与圧用シリンダ36で一定の与圧が付与され、接触部分(接触点P)を刃先長手方向に移動させながら被裁断物56の裁断が行われるので、上刃28、及び下刃14の寿命を長くすることができ、また、裁断初めから裁断終了まで良好に被裁断物56の裁断を行うことができる。
このように、本実施形態のギロチン型裁断機10によれば、上刃28を下降させることで、上刃28と下刃14とは交差角α°を一定に保ちつつ1点で接触すると共に、上刃28に対して上刃与圧用シリンダ36で一定の与圧が付与され、接触部分(接触点P)を刃先長手方向に移動させながら被裁断物56の裁断が行われるので、上刃28、及び下刃14の寿命を長くすることができ、また、裁断初めから裁断終了まで良好に被裁断物56の裁断を行うことができる。
なお、裁断を行わない時に、スライドレール30に対してリニアモーションベアリング32を与圧方向とは逆方向に移動させたり、往復移動させることで、リニアモーションベアリング32の転動体(玉:図示せず)が接触する部分の油膜切れを防ぐ潤滑用の動作を行うことができ、これによってリニアモーションベアリング32の耐久性を確保できる。リニアモーションベアリング32を往復移動するには、2位置5ポート切替弁40のスプールを第1の位置と第2の位置とに交互に切り替えれば良い。
本実施形態のギロチン型裁断機10では、レギュレーター42の設定値を変更するのみで、上刃28の与圧を容易に変更することができる。また、上刃与圧用シリンダ36を径の異なるものに変更することで上刃28の与圧を変更することができる。
与圧は、上刃与圧用シリンダ36のピストンの面積×空気圧で算出できる。
なお、上刃与圧用シリンダ36の内圧が規定の圧力よりも上昇しないように、上刃与圧用シリンダ36にリリーフ弁を連結しても良い。
与圧は、上刃与圧用シリンダ36のピストンの面積×空気圧で算出できる。
なお、上刃与圧用シリンダ36の内圧が規定の圧力よりも上昇しないように、上刃与圧用シリンダ36にリリーフ弁を連結しても良い。
上記実施形態では、上刃与圧用シリンダ36の個数が1個であったが、上刃与圧用シリンダ36の個数を増やして与圧を変更することもできる。
上刃28の与圧の変更は任意に行うことができ、例えば、被裁断物56の種類や、切れ味が低下した場合等に行うことができる。
上刃28の与圧の変更は任意に行うことができ、例えば、被裁断物56の種類や、切れ味が低下した場合等に行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、図8にしたがって、本発明の第2の実施形態に係るギロチン型裁断機10を説明する。
図8に示すように、本実施形態のギロチン型裁断機10では、上刃与圧用シリンダ36の代わりに、定荷重ばね58が用いられている。
次に、図8にしたがって、本発明の第2の実施形態に係るギロチン型裁断機10を説明する。
図8に示すように、本実施形態のギロチン型裁断機10では、上刃与圧用シリンダ36の代わりに、定荷重ばね58が用いられている。
定荷重ばね58のドラム58Aから引き出されたスプリング58Bの端部が軸60を介してブロック38に固定されている。この定荷重ばね58のスプリング58Bは、上刃支持プレート26を一定の荷重で矢印B方向とは反対方向に付勢する。これにより、上刃28に与圧を付与することができる。なお、定荷重ばね58に代えてコイルばね等を用いることも出来る。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、上刃与圧用シリンダ36を空気圧で駆動したが、油圧シリンダ等の他の付勢手段を用いることも可能である。
上記実施形態では、上刃支持プレート26の支持にリニアモーションベアリング32とスライドレール30を2組用いたが、上刃支持プレート26を平行移動できれば1組であっても良い。
上記実施形態では、上刃与圧用シリンダ36を空気圧で駆動したが、油圧シリンダ等の他の付勢手段を用いることも可能である。
上記実施形態では、上刃支持プレート26の支持にリニアモーションベアリング32とスライドレール30を2組用いたが、上刃支持プレート26を平行移動できれば1組であっても良い。
上記実施形態では、上刃支持プレート26にスライドレール30が連結され、カッターフレーム20にリニアモーションベアリング32が連結されていたが、リニアモーションベアリング32とスライドレール30とが逆に取り付けられていても良い。
上記実施形態では、上刃支持プレート26の支持にリニアモーションベアリング32とスライドレール30を用いたが、本発明はこれに限らず、リニアブッシュと断面円形の軸等の他の直線案内機構(ガイド手段)を用いても良い。
上記実施形態では、上刃支持プレート26の支持にリニアモーションベアリング32とスライドレール30を用いたが、本発明はこれに限らず、リニアブッシュと断面円形の軸等の他の直線案内機構(ガイド手段)を用いても良い。
上記実施形態では、リニアモーションベアリング32とスライドレール30を用いて上刃28を矢印B方向及び矢印B方向とは反対方向に移動可能としたが、上刃28を固定し、リニアモーションベアリング32とスライドレール30を用いて下刃14を矢印B方向及び矢印B方向とは反対方向に移動可能な構成としても良い。この場合、下刃14を上刃28に押圧する様にエアシリンダで下刃14に与圧を付与するように構成すれば良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 ギロチン型裁断機
14 下刃(固定刃)
28 上刃(移動刃)
30 スライドレール(直線案内機構、ガイド手段、レール)
32 リニアモーションベアリング(直線案内機構、ガイド手段、移動ブロック)
26 上刃支持プレート(ガイド手段)
34 シリンダ取付プレート(ガイド手段)
36 上刃与圧用シリンダ(付勢手段、シリンダ)
50 空気圧制御装置(付勢手段、圧力付与手段)
α° 交差角度
β° シャー角
14 下刃(固定刃)
28 上刃(移動刃)
30 スライドレール(直線案内機構、ガイド手段、レール)
32 リニアモーションベアリング(直線案内機構、ガイド手段、移動ブロック)
26 上刃支持プレート(ガイド手段)
34 シリンダ取付プレート(ガイド手段)
36 上刃与圧用シリンダ(付勢手段、シリンダ)
50 空気圧制御装置(付勢手段、圧力付与手段)
α° 交差角度
β° シャー角
Claims (7)
- 固定刃と、
刃先が移動方向から見たときに前記固定刃の刃先に対して交差角度α°で交差し、かつシャー角度β°で傾斜しており、前記固定刃に対して前記移動方向に移動することで被裁断物の裁断を行う移動刃と、
前記交差角度αを維持して前記固定刃と前記移動刃とを面外方向へ接離自在にガイドするガイド手段と、
前記ガイド手段によってガイドされる前記固定刃と前記移動刃とを互いに接近する方向へ付勢する付勢手段と、
を備えたギロチン型裁断機。 - 前記ガイド手段は、前記固定刃と前記移動刃とを接離方向へ直線状に案内する直線案内機構である、請求項1に記載のギロチン型裁断機。
- 前記直線案内機構は、直線状に延びるレールと、前記レールに沿って直線状に移動自在なリニアモーションベアリングとを含んで構成されている、請求項2に記載のギロチン型裁断機。
- 前記付勢手段は、シリンダと、前記シリンダのピストンに対して一定の圧力を付与する圧力付与手段と、を有する請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のギロチン型裁断機。
- 前記圧力は空気圧である請求項4に記載のギロチン型裁断機。
- 前記付勢手段は定荷重ばねである、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のギロチン型裁断機。
- シャー角度β°で傾斜すると共に移動方向から見たときに固定刃の刃先に対して交差角度α°で交差した刃先を有する移動刃が、前記交差角度α°を維持して前記固定刃の前記刃先と一定の力で接触しながら被裁断物の裁断を行う裁断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011274834A JP2013123783A (ja) | 2011-12-15 | 2011-12-15 | ギロチン型裁断機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011274834A JP2013123783A (ja) | 2011-12-15 | 2011-12-15 | ギロチン型裁断機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013123783A true JP2013123783A (ja) | 2013-06-24 |
Family
ID=48775355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011274834A Pending JP2013123783A (ja) | 2011-12-15 | 2011-12-15 | ギロチン型裁断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013123783A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2011-12-15 JP JP2011274834A patent/JP2013123783A/ja active Pending
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