JP2013142008A - コンベヤチェーン駆動用のキャタピラチェーン - Google Patents

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Abstract

【課題】連結ピンの磨耗によりコンベヤチェーンの伸びが大きくなった場合であっても、コンベヤチェーンをスムースに駆動できるキャタピラチェーンを提供する。
【解決手段】コンベヤチェーンのドッグ90において、前傾斜面92と頂面93とのコーナーである前上端コーナー部94は、2〜4mmの範囲の曲率半径R1の曲面からなり、後面は、連結部81の上面と後ピン孔80bの軸線O2を通る鉛直線との交点である後下端基点98から、高さ寸法Hに対し40〜50%の範囲の寸法からなる曲率半径R2で、その上端を通る接線が鉛直線となる位置まで進行方向側に立ち上がり形成された後下部曲面97と、この後下部曲面97の上端から鉛直に形成される後上部鉛直面96とから構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンベヤチェーン駆動用のキャタピラチェーンに関する。
無端コンベヤチェーンを駆動する方式として、コンベヤの直線走行部分に駆動部を配置する中間駆動方式がある。中間駆動方式に用いられる中間駆動装置はキャタピラチェーンとその駆動部により構成され、キャタピラチェーンとその駆動部を任意の位置に配置できることから特に長距離コンベヤチェーンの駆動方式として多用されている。
中間駆動方式の場合、コンベヤチェーンの浮上を防止してキャタピラチェーンのドッグとの係合不良を防止するために、バックアップローラがコンベヤチェーンを挟んでキャタピラチェーンと対向する側に配設されている。コンベヤチェーンのピッチ線と前記ドッグのピッチ線とがずれると、脈動等に起因してコンベヤチェーンがバックアップローラを過度に押圧してバックアップローラの摩耗がすすむことから、これを防止するため特許文献1には両ピッチ線を一致させる技術が記載されている。
特公昭62−24327号公報
コンベヤチェーンは通常日々十数時間以上にわたって連続使用されることも多く、また使用される環境によって昇降したり斜めに敷設されることもあり、コンベヤチェーンのセンターリンクとサイドリンクとを回転自由度を持たせて係合すると、図8に拡大して示すように両リンクを連結する連結ピンPの軸部P1が斜線で囲ったように磨耗する。
図9(a)は磨耗した連結ピンPによって連結されたセンターリンクCとサイドリンクSとの連結状態を示す平面図であり、図9(b)、(c)はそれぞれセンターリンクC、サイドリンクSの側面図である。図9(b)に示すようにセンターリンクCは、両端が半円形を呈した横長プレート状部材であって、プレートの長さ方向にピンPの軸部P1と略同径の長孔Caが穿設されている。図9(c)に示すようにサイドリンクSも両端が半円形を呈した横長プレート状部材であり、両端にそれぞれ長孔Saが穿設されている。サイドリンクSの外側面において、各長孔SaにおけるサイドリンクSの長手方向端部寄りの上下には、連結ピンPの頭部P2、P3を嵌め込むための切欠き溝Sbが形成されている。両者の連結方法は、一方のサイドリンクSの長孔Saから連結ピンPの軸部P1を挿通させ、センターリンクCの長孔Caおよび他方のサイドリンクSの長孔Saに通し、連結ピンPの頭部P2を一方のサイドリンクSの切り欠き溝Sbに嵌め込み、軸部P1の先端をかしめて他方のサイドリンクSの切り欠き溝Sbに嵌り込む頭部P3とする。
連結ピンPの軸部P1が磨耗していない場合には、進行方向前寄りのセンターリンクCの後端面Cbと後寄りのセンターリンクCの前端面Ccとは図9(a)に仮想線で示すように位置する。そのときの両者の間隔はQ1である。そして、連結ピンPの軸部P1が磨耗すると、前記後端面Cbと前端面Ccとは実線で示すように位置し、そのときの間隔は前記Q1よりも大きなQ2となる。つまり、連結ピンPの磨耗により「Q2−Q1」分のガタ(伸び代)が発生する。
一方、図7において、キャタピラチェーンKHは、コンベヤチェーンCHの連結ピンP,PのピッチPs(図9)の1/2のピッチであるピッチP1で形成された前ピン孔80a,後ピン孔80bを有する一対の側板部80と、各側板80の上縁同士を連結する連結部81と、ピッチP1で形成されたピン孔55a,55bを有するリンクプレート55と、ピッチP1で形成されたピン孔53a,53bを有する内接プレート53とをピン70により連結した構造からなる。一対の側板部80と連結部81とは一体に形成されており、断面視して下方に開口したコ字形状(略鞍型形状)を呈した係合部材82を構成する。
キャタピラチェーンKHのドッグ50は、図6に示すように連結部81の上面から側面視略台形状に突設形成されている。従来のドッグ50は、その頂面50dの長さ(進行方向の長さ)L1がピッチP1より若干小さく、下底50fの長さL2がピッチP1よりも大きい形状として形成されている。頂面50dと傾斜面50a,50bとのコーナー部は曲面50eとして形成され、下底50fと傾斜面50a,50bとのコーナー部は曲面50gとして形成されている。
このドッグ50が図5に示すようにコンベヤチェーンCHに係合した場合、ドッグ50がセンターリンクC1の後端面C1bに係合してコンベヤチェーンCHを引っ張っている間は、後方のサイドリンクS1、S2、S3…およびセンターリンクC2、C3、C4…は前方に引っ張られた状態となって、前記した連結ピンPの磨耗に起因するガタによって伸びた状態となる。
この状態で、ドッグ50とセンターリンクC1の後端面C1bとの係合が解除されて次のドッグ51が次のセンターリンクC2の後端面C2bに係合しようとすると、後端面C2bは前記ガタによって通常よりも後側に変位しているので、ドッグ51の前方寄りの傾斜面50bがセンターリンクC2の後端面C2bを押圧することにより、ドッグ50の後方寄りの傾斜面50aにセンターリンクC2の前端面C2cが乗り上げた状態となる。また、後方の各リンクS2、C3、S3は伸びた状態にあるので、センターリンクC3の後端面C3bがドッグ52の前寄りの傾斜面50bに乗り上げた状態となる。
これらの乗り上げ現象によるコンベヤチェーンCHの浮きは、実際にはコンベヤチェーンCHの上方に配設したバックアップローラBRによって防止される。たとえば、前記ガタが小さい分には、センターリンクC3の後端面C3bの乗り上げはドッグ52の前寄りの傾斜面50bの範囲内で収まる、つまり平面上に留まるので、バックアップローラBRからの反力により、平面からなる傾斜面50bに倣ってセンターリンクC3が進行方向前側に移動することで、センターリンクC3の後端面C3bは次第に傾斜面50b上を下がっていき、センターリンクC3およびサイドリンクS3の浮きが解消される。
しかし、従来では、前記ガタが大きくなってくると、センターリンクC3の後端面C3bが傾斜面50bを越えて曲面50eまで乗り上げて、センターリンクC3の後端周りがバックアップローラBRとドッグ52の頂面50dとの間に挟まるおそれがあった。この場合、パックアップローラBR側からキャタピラチェーンKH側に強い反力が加わり、キャタピラチェーンKHの駆動部が過負荷となって停止し、また、ガタが大きくなってくると、バックアップローラBRの押圧力に抗してセンターリンクC2の前端面C2cが傾斜面50aを越えて曲面まで乗り上げて、同様にバックアップローラBR側からキャタピラチェーンKH側に強い反力が加わり、キャタピラチェーンKHの駆動部が過負荷となって停止する。これによりコンベヤチェーンCHも停止するという不具合が発生する。そのため、従来ではコンベヤチェーンCHの定期点検の間隔を短くしており、コンベヤチェーンCH単体として用いる分にはまだ十分に使用可能な程度の連結ピンPの磨耗状態であるにもかかわらず、コンベヤチェーンCHの連結ピンPを交換せざるを得ないという問題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するために創作されたものであり、連結ピンの磨耗によりコンベヤチェーンの伸びが大きくなった場合であっても、コンベヤチェーンをスムースに駆動できるキャタピラチェーンを提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本発明は、コンベヤチェーンを駆動する中間駆動装置に配設され、コンベヤチェーンの連結ピンのピッチに対し1/2のピッチで形成される前ピン孔および後ピン孔をそれぞれ有する一対の側板部と、この一対の側板の上縁同士を連結し、上面にコンベヤチェーンに係合する爪部材が突設された連結部とからなる係合部材を含むキャタピラチェーンであって、前記爪部材は、後方斜め上に傾斜する進行方向前寄りの前傾斜面と、進行方向後寄りの後面と、前記連結部の上面と平行な頂面とを有し、前記前傾斜面と前記頂面とのコーナーである前上端コーナー部は、2〜4mmの範囲の曲率半径の曲面からなり、前記後面は、前記連結部の上面と前記後ピン孔の軸線を通る鉛直線との交点である後下端基点から、前記頂面の高さ寸法に対し40〜50%の範囲の寸法からなる曲率半径で、その上端を通る接線が鉛直線となる位置まで進行方向側に立ち上がり形成された後下部曲面と、この後下部曲面の上端から鉛直に形成される後上部鉛直面とから構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、爪部材の強度を確保しつつ爪部材の進行方向長さを小さくすることができ、かつ前傾斜面の直線長さを長く確保できるため、コンベヤチェーンの伸びが大きくなった場合であっても、コンベヤチェーンのセンターリンクの前端面と爪部材の後面との干渉、および、爪部材の前上端コーナー部に対するコンベヤチェーンのセンターリンクの後端面の乗り上げを回避できる。
また、本発明は、前記前傾斜面は、鉛直線に対して25°〜35°の範囲の角度をなすように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、爪部材とコンベヤチェーンとの係合・解除状態を一層スムースにすることができる。
本発明のキャタピラチェーンによれば、連結ピンの磨耗によりコンベヤチェーンの伸びが大きくなった場合であっても、コンベヤチェーンをスムースに駆動できる。
コンベヤチェーンを駆動する中間駆動装置の概略側面図である。 本発明のキャタピラチェーンの作用を示す側面説明図である。 本発明のキャタピラチェーンにおけるドッグの側面説明図である。 本発明のキャタピラチェーンの平面図である。 従来のキャタピラチェーンの作用を示す側面説明図である。 従来のキャタピラチェーンにおけるドッグの側面説明図である。 従来のキャタピラチェーンの平面図である。 コンベヤチェーンの連結ピンの磨耗状態を示す側面図である。 (a)はコンベヤチェーンの平面図であり、(b)、(c)はそれぞれセンターリンク、サイドリンクの側面図である。
図1において、コンベヤチェーンCHを駆動する中間駆動装置100は、駆動部Eにより走行して後記するドッグ90がコンベヤチェーンCHに係合する無端のキャタピラチェーンKHを備える。図1ではドッグ90を3個のみ描いてあるが、実際にはキャタピラチェーンKHの全体にわたり多数取り付けられている。コンベヤチェーンCHの上方にはコンベヤチェーンCHの浮きを防止するバックアップローラBRが配設されている。コンベヤチェーンCHの構造については図9を参照して既述したものと同じであるので説明は省略する。なお、以降の係合部材82の説明において、「上下」の関係は図3における上下方向を基準としている。
図4に示すように、キャタピラチェーンKHは、コンベヤチェーンCHの連結ピンP,PのピッチPs(図9参照)の1/2のピッチであるピッチP1の前ピン孔80a,後ピン孔80bを有する一対の側板部80と、各側板部80の上縁同士を連結する連結部81と、ピッチP1のピン孔55a,55bを有するリンクプレート55と、ピッチP1のピン孔53a,53bを有する内接プレート53とをピン70により連結した構造からなる。一対の側板部80と連結部81とは一体に形成されており、断面視して下方に開口したコ字形状(略鞍型形状)を呈した係合部材82を構成する。連結部81の上面には図3に示すようにドッグ90(爪部材91)が溶着等により突設形成されている。
図2において、進行方向前寄りから順に、コンベヤチェーンCHのセンターリンクとして符号C1、C2、C3、C4、サイドリンクとして符号S1、S2、S3、キャタピラチェーンKHのドッグとして符号90A、90B、90Cをそれぞれ付して説明すると、コンベヤチェーンCHに対するキャタピラチェーンKHの連結部位は、概ね、ドッグ90Bの前下端曲面部95および前傾斜面92がセンターリンクC2の後端面C2bを押圧することでコンベヤチェーンCHに駆動力が伝達される係合部101と、ドッグ90CがセンターリンクC4の前端面C4cとセンターリンクC3の後端面C3bとの間に挿入する上昇傾斜部102と、ドッグ90Aの前下端曲面部95および前傾斜面92とセンターリンクC1の後端面C1bとの係合を解除する下降傾斜部103とから構成される。
図3に示すように、本発明に係るドッグ90(爪部材91)は、後方斜め上に傾斜する進行方向前寄りの前傾斜面92と、進行方向後寄りの後面と、連結部81の上面と平行な頂面93とを有する。前傾斜面92と頂面93とのコーナーである前上端コーナー部94は、2〜4mmの範囲の曲率半径R1の曲面からなる。前記後面は、連結部81の上面と後ピン孔80bの軸線O2を通る鉛直線との交点である後下端基点98から、頂面93の高さ寸法Hに対し40〜50%の範囲の寸法からなる曲率半径R2で、その上端を通る接線が鉛直線となる位置まで進行方向側に立ち上がり形成された後下部曲面97と、この後下部曲面97の上端から鉛直に形成される後上部鉛直面96とから構成される。つまり、後下部曲面97の上端までの高さ寸法H1は、頂面の高さ寸法Hに対し40〜50%の範囲の寸法となる。また、本実施形態では、連結部81の上面と前傾斜面92との交点である前下端基点91は、前ピン孔80aの軸線O1を通る鉛直線上に位置する。
図6で示した従来のドッグ50は、長さL1、L2が長く、後面が直線状に傾斜した後傾斜面50aとして形成されているために全体的に進行方向に長いドッグ形状となり、かつ頂面50dと前傾斜面50bとのコーナー部である曲面50eの曲率半径が10mm程度の大きな曲率半径で形成されていた、つまり前傾斜面50bの直線寸法がその分小さくなっていたため、図5で説明したように、連結ピンPの磨耗によりコンベヤチェーンCHが伸びた場合には、ドッグ50の後方寄りの傾斜面50aにセンターリンクC2の前端面C2cが乗り上げるとともに、センターリンクC3の後端面C3bがドッグ52の前寄りの傾斜面50bを越えて曲面50eまで乗り上げるという事象が発生しやすかった。
これに対して本発明によれば、図3に示すように、先ず、ドッグ90の後面を前記した後下部曲面97と後上部鉛直面96とから構成することにより、全体的なドッグ形状の進行方向長さを容易に小さくすることができ、したがって、図2に示すように、ドッグ90Aに対するセンターリンクC2の前端面C2cの乗り上げを回避することができる。特に図3に示すように、連結部81の上面と前傾斜面92との交点である前下端基点91が前ピン孔80aの軸線O1を通る鉛直線上に位置するようにドッグ90を形成すれば、全体的なドッグ形状の進行方向長さを十分に小さくすることができる。なお、図3において、前傾斜面92と連結部81の上面とのコーナー部である前下端コーナー部95は、従来と同様に10mm程度の曲率半径の曲面として形成される。
後下部曲面97の曲率半径R2を頂面93の高さ寸法Hに対し40〜50%の範囲の寸法とした理由は、40%未満の値にすると後上部鉛直面96が進行方向後寄りに形成されるために、その分、図2においてセンターリンクC2の前端面C2cが後上部鉛直面96に乗り上げやすくなり、50%よりも大きな値にすると全体的なドッグ形状の進行方向長さが小さくなり過ぎて、ドッグ90の強度が低下しやすくなるからである。
そして、前上端コーナー部94を、従来の10mm程度の大きな曲率半径から2〜4mmの範囲の小さな曲率半径の曲面とすることにより、頂面93の高さ寸法Hはそのままに前傾斜面92の直線長さL3を従来よりも長くすることができる。これにより、図2において、連結ピンPの磨耗がすすんでコンベヤチェーンCHの伸びが大きくなった場合であっても、センターリンクC3の後端面C3bが前上端コーナー部94に乗り上げることなくドッグ90Cの前傾斜面92の範囲内に留まり、バックアップローラBRからの反力により、前傾斜面92に倣ってセンターリンクC3が進行方向前側に移動することで、センターリンクC3の後端面C3bは次第に傾斜面50b上を下がっていき、センターリンクC3およびサイドリンクS3の浮きが解消される。
前上端コーナー部94の曲率半径R1を2〜4mmとする理由は、曲率半径R1を4mmよりも大きくするとセンターリンクC3の後端面C3bが前上端コーナー部94に乗り上げるおそれがあり、2mm未満とするとドッグ90CとセンターリンクC3との間でのスムースな係合・解除ができなくなるおそれがあるからである。前上端コーナー部94の曲率半径R1は2〜4mmの内でも3mmとすることが最も好ましい。
本発明によれば、センターリンクC3の後端周りがバックアップローラBRとドッグ90Cの頂面93との間に挟まるおそれが低減されるため、キャタピラチェーンKHの駆動部E(図1)が過負荷となって停止し、これによりコンベヤチェーンCHも停止するという不具合を回避できる。そのため、コンベヤチェーンCHの磨耗した連結ピンPの交換サイクルを長くすることができる。
また、図3に示すように、前傾斜面92は、鉛直線に対して25°〜35°の範囲の角度θをなすように形成されることが好ましい。角度θを35°よりも大きくすると、たとえば図2においてドッグ90Bの前傾斜面92がセンターリンクC2の後端面C2bを押しているときにセンターリンクC2が上方にずれて係合不良が発生するおそれがあり、25°未満とすると、下降傾斜部103における前傾斜面92とセンターリンクC1の後端面C1bとの解除がされ難くなって駆動部E(図1)に負荷がかかりやすくなるからである。以上から、角度θは30°とすることが最も好ましい。
70 ピン
80 側板部
80a 前ピン孔
80b 後ピン孔
81 連結部
82 係合部材
90 ドッグ
91 爪部材
92 前傾斜面
93 頂面
94 前上端コーナー部
96 後上部鉛直面
97 後下部曲面
98 後下端基点
100 中間駆動装置
E 駆動部
BR バックアップローラ
CH コンベヤチェーン
C センターリンク
S サイドリンク
KH キャタピラチェーン

Claims (2)

  1. コンベヤチェーンを駆動する中間駆動装置に配設され、
    コンベヤチェーンの連結ピンのピッチに対し1/2のピッチで形成される前ピン孔および後ピン孔をそれぞれ有する一対の側板部と、この一対の側板の上縁同士を連結し、上面にコンベヤチェーンに係合する爪部材が突設された連結部とからなる係合部材を含むキャタピラチェーンであって、
    前記爪部材は、後方斜め上に傾斜する進行方向前寄りの前傾斜面と、進行方向後寄りの後面と、前記連結部の上面と平行な頂面とを有し、
    前記前傾斜面と前記頂面とのコーナーである前上端コーナー部は、2〜4mmの範囲の曲率半径の曲面からなり、
    前記後面は、前記連結部の上面と前記後ピン孔の軸線を通る鉛直線との交点である後下端基点から、前記頂面の高さ寸法に対し40〜50%の範囲の寸法からなる曲率半径で、その上端を通る接線が鉛直線となる位置まで進行方向側に立ち上がり形成された後下部曲面と、この後下部曲面の上端から鉛直に形成される後上部鉛直面とから構成されていることを特徴とするコンベヤチェーン駆動用のキャタピラチェーン。
  2. 前記前傾斜面は、鉛直線に対して25°〜35°の範囲の角度をなすように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンベヤチェーン駆動用のキャタピラチェーン。
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