JP2013143664A - 無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム - Google Patents
無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013143664A JP2013143664A JP2012002661A JP2012002661A JP2013143664A JP 2013143664 A JP2013143664 A JP 2013143664A JP 2012002661 A JP2012002661 A JP 2012002661A JP 2012002661 A JP2012002661 A JP 2012002661A JP 2013143664 A JP2013143664 A JP 2013143664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- radio
- reception quality
- measurement
- terminal device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 166
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 52
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims abstract description 73
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 14
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 181
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 34
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 32
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 13
- 230000008859 change Effects 0.000 description 12
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 6
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 6
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制する。
【解決手段】無線端末装置202は、アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部11と、無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するための評価値演算部13と、上記評価値よりも短い周期で更新され、サービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するための受信品質情報作成部14とを備え、再選択部11は、再選択動作を実行するか否かの判断において受信品質情報を用いる。
【選択図】図7
【解決手段】無線端末装置202は、アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部11と、無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するための評価値演算部13と、上記評価値よりも短い周期で更新され、サービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するための受信品質情報作成部14とを備え、再選択部11は、再選択動作を実行するか否かの判断において受信品質情報を用いる。
【選択図】図7
Description
本発明は、無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラムに関し、特に、アイドル状態の無線端末装置が、各無線基地局装置からの無線信号の測定結果に基づいて、通信相手となる無線基地局装置を選択する通信システムにおける無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラムに関する。
従来、移動通信システムでは、半径数百メートルから数十キロメートルのセルすなわち無線端末装置が通信可能なエリアを形成する無線基地局装置(以下、マクロ基地局とも称する。)による通信サービスが提供されてきた。
近年、移動通信サービスの加入者数の劇的な増加およびデータ通信による通信トラヒック量の増大から、より半径の小さいセルを形成することによって加入者および通信トラヒックを分散し、また、一定レベルの通信速度をユーザへ安定して提供することが望まれている。また、ビルの超高層化に伴う不感地対策のため、企業フロア内および一般家庭内への無線基地局装置の設置も望まれている。
これらの要望と併せて、無線基地局装置で使用される種々のデバイスの処理能力が飛躍的に向上したことによって無線基地局装置の小型化が進み、このような小型化された基地局が注目を集めている。
この小型基地局(以下、フェムト基地局とも称する。)が形成するフェムトセル(Femto Cell)の半径は10メートル前後と小さいため、フェムト基地局は、マクロ基地局が形成するマクロセル(Macro Cell)の圏外となりマクロ基地局の設置が困難な屋内および地下街等の場所で使用されることが考えられる。
また、フェムト基地局は特定のエリアに多数設置されることから、フェムト基地局を直接コアネットワークに接続することは難しい。このため、特定のエリアに設置された多数のフェムト基地局を一旦、HeNB−GW等のゲートウェイ装置に接続し、フェムト基地局とコアネットワークとをHeNB−GW経由で接続することが考えられる。
また、フェムト基地局に加えて、マクロ基地局をベースに、たとえば半径100メートルから200メートルのピコセルを形成するピコ基地局も開発されている。
ここで、アイドル状態の無線端末装置が、各無線基地局装置からの無線信号の測定結果に基づいて、通信相手となる無線基地局装置を選択するセル再選択(Cell Reselection)が、3GPP TS 36.304 V10.3.0 2011.10(非特許文献1)に開示されている。
3GPP TS 36.304 V10.3.0 2011.10
上記のようなフェムト基地局、ピコ基地局およびマクロ基地局が混在する通信システムであるヘテロジーニアスネットワークでは、たとえばマクロセル内に複数のフェムトセルまたはピコセルが形成される。このため、アイドル状態の無線端末装置の移動に伴って当該無線端末装置の電波環境が急激に悪化し、無線端末装置においてセル再選択が間に合わず、圏外状態になってしまう場合がある。
この場合、無線端末装置は、再びセルに在圏するために、無線基地局装置からの無線信号の周波数を検索する等の処理を実行し直す必要があり、無線端末装置の消費電力の増大およびユーザの使用感の悪化等、種々の問題が生じる。このような圏外状態の発生を抑制し、良好な通信システムを構築する技術が望まれる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することが可能な無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラムを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる無線端末装置は、無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより上記無線基地局装置と通信可能な無線端末装置であって、アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、上記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部と、無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するための評価値演算部と、上記評価値よりも短い周期で更新され、上記サービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するための受信品質情報作成部とを備え、上記再選択部は、上記再選択動作を実行するか否かの判断において上記受信品質情報を用いる。
このように、評価値よりも更新周期の短い受信品質情報を用いてセル再選択動作の実行判断を行なう構成により、急激な電波環境の変化に追従することが可能となるため、周辺セルへのセル再選択を迅速に行なうことができる。したがって、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することができる。
(2)好ましくは、上記再選択部は、上記再選択動作を実行するか否かの判断において上記評価値および上記受信品質情報を用いる。
このように、受信品質情報に加えて評価値をセル再選択動作の実行判断に用いる構成により、無線端末装置の電波環境をより詳細に把握し、セル再選択動作の実行判断をより適切に行なうことができる。
(3)好ましくは、上記無線端末装置は、さらに、アイドル状態において、上記サービング基地局からの無線信号を測定し、上記サービング基地局の上記評価値が条件を満たすと上記周辺基地局からの無線信号の測定を開始するための測定部を備え、上記再選択部は、上記受信品質情報に基づいて上記条件を設定し、上記測定部による上記周辺基地局からの無線信号の測定が開始されると上記再選択動作を開始し、少なくとも上記周辺基地局の上記評価値に基づいて、上記サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、上記周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する。
このような構成により、無線端末装置の受信品質に応じて周辺セルの測定開始条件を適切に設定し、セル再選択動作の実行判断を適切に行なうことができる。
(4)より好ましくは、上記再選択部は、上記受信品質情報の示す受信品質が悪くなると上記測定部による上記周辺基地局からの無線信号の測定開始が早まるように、上記条件を設定する。
このような構成により、無線端末装置の受信品質の劣化に応じて周辺セルの測定開始を早めることができるため、セル再選択の実行判断のための情報を、急激な電波環境の変化に追従して迅速に取得することができる。
(5)より好ましくは、上記測定部は、アイドル状態において、上記受信品質情報の示す受信品質が悪い場合に、上記サービング基地局の上記評価値が条件を満たすと上記周辺基地局からの無線信号の測定を開始する。
このような構成により、無線端末装置の受信品質の劣化に応じて、サービング基地局の評価値を用いた周辺セル測定開始条件を適切なタイミングで設定することができる。
(6)好ましくは、上記無線端末装置は、さらに、アイドル状態において、条件を満たすと上記周辺基地局からの無線信号の測定を開始するための測定部を備え、上記再選択部は、上記受信品質情報に基づいて上記条件を設定し、上記測定部による上記周辺基地局からの無線信号の測定が開始されると上記再選択動作を開始し、少なくとも上記周辺基地局の上記評価値に基づいて、上記サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、上記周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する。
このような構成により、サービング基地局の評価値に基づく周辺セルの測定開始判断を経ることなく、受信品質情報によって無線端末装置の受信品質の劣化を検知したことによって周辺セルの測定を開始し、周辺セルへのセル再選択を迅速に行なうことができる。
(7)より好ましくは、上記再選択部は、上記受信品質情報、および上記受信品質情報が更新されてから経過した時間に基づいて上記条件を設定する。
このように、無線端末装置の電波環境を示す情報の更新経過時間を周辺セルの測定開始条件に用いる構成により、古い情報による誤判断を抑制し、周辺セルの測定の実行判断をより適切に行なうことができる。
(8)より好ましくは、上記再選択部は、複数回分の上記受信品質情報に基づいて上記条件を設定する。
このような構成により、電波環境の瞬間的な変化に起因する誤判断を抑制し、周辺セルの測定の実行判断をより適切に行なうことができる。
(9)好ましくは、上記受信品質情報作成部は、自己の無線端末装置が無線基地局装置に在圏するための処理において上記無線基地局装置から送信される、上記無線基地局装置との通信接続を確立するための情報、に含まれる指示に従い、アイドル状態において上記受信品質情報を作成する。
このような構成により、無線端末装置がセルに在圏するための処理において無線基地局装置から送信される情報を流用して、アイドル状態の無線端末装置に受信品質情報の作成を実行させることができる。
(10)好ましくは、上記受信品質情報作成部は、自己の無線端末装置が無線基地局装置に在圏するための処理において上記無線基地局装置から送信される、上記無線基地局装置との通信接続を解放するための情報、に含まれる指示に従い、アイドル状態において上記受信品質情報を作成する。
このような構成により、無線端末装置がセルに在圏するための処理において無線基地局装置から送信される情報を流用して、アイドル状態の無線端末装置に受信品質情報の作成を実行させることができる。
(11)またこの発明の別の局面に係わる無線端末装置は、無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより上記無線基地局装置と通信可能であり、複数レイヤを有する通信プロトコルに従って動作する無線端末装置であって、上記複数レイヤのうちの第1のレイヤに従い、無線基地局装置からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第1測定情報を取得するための第1測定情報取得部と、上記複数レイヤのうち、上記第1のレイヤよりも下位の第2のレイヤに従い、無線基地局装置からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第2測定情報を取得するための第2測定情報取得部と、アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、上記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部とを備え、上記再選択部は、上記再選択動作を実行するか否かの判断において、上記第2測定情報取得部によって取得された上記第2測定情報を用いる。
このように、通信プロトコルにおいて、よりレイヤの低い情報を用いてセル再選択動作の実行判断を行なう構成により、セル再選択動作の実行判断のための情報の取得時間を短縮することができるため、セル再選択の迅速かつ適切な実行判断が可能となる。すなわち、急激な電波環境の変化に追従することが可能となるため、周辺セルへのセル再選択を迅速に実行し、無線端末装置の圏外状態の発生を抑制することができる。したがって、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することができる。
(12)好ましくは、上記第1のレイヤは、3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定されたRRC(Radio Resource Control)レイヤであり、上記第2のレイヤは、3GPPで規定されたMAC(Media Access Control)レイヤおよびPHY(Physical)レイヤの少なくとも一方である。
このような構成により、3GPPで規定された通信プロトコルに従って動作する無線端末装置において、セル再選択動作の実行判断を適切に行なうことにより、アイドル状態における圏外状態の発生を抑制することが可能となる。
(13)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる通信システムは、複数の無線基地局装置と、上記無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより上記無線基地局装置と通信可能な無線端末装置とを備える通信システムであって、上記無線端末装置は、アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、上記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部と、無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するための評価値演算部と、上記評価値よりも短い周期で更新され、上記サービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するための受信品質情報作成部とを含み、上記再選択部は、上記再選択動作を実行するか否かの判断において上記受信品質情報を用いる。
このように、評価値よりも更新周期の短い受信品質情報を用いてセル再選択動作の実行判断を行なう構成により、急激な電波環境の変化に追従することが可能となるため、周辺セルへのセル再選択を迅速に行なうことができる。したがって、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することができる。
(14)またこの発明の別の局面に係わる通信システムは、複数の無線基地局装置と、上記無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより上記無線基地局装置と通信可能であり、複数レイヤを有する通信プロトコルに従って動作する無線端末装置とを備える通信システムであって、上記複数レイヤのうちの第1のレイヤに従い、無線基地局装置からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第1測定情報を取得するための第1測定情報取得部と、上記複数レイヤのうち、上記第1のレイヤよりも下位の第2のレイヤに従い、無線基地局装置からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第2測定情報を取得するための第2測定情報取得部と、アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、上記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部とを備え、上記再選択部は、上記再選択動作を実行するか否かの判断において、上記第2測定情報取得部によって取得された上記第2測定情報を用いる。
このように、通信プロトコルにおいて、よりレイヤの低い情報を用いてセル再選択動作の実行判断を行なう構成により、セル再選択動作の実行判断のための情報の取得時間を短縮することができるため、セル再選択の迅速かつ適切な実行判断が可能となる。すなわち、急激な電波環境の変化に追従することが可能となるため、周辺セルへのセル再選択を迅速に実行し、無線端末装置の圏外状態の発生を抑制することができる。したがって、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することができる。
(15)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる通信制御方法は、無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより上記無線基地局装置と通信可能な無線端末装置における通信制御方法であって、アイドル状態において、無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するステップと、アイドル状態において、上記評価値よりも短い周期で更新され、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するステップと、アイドル状態において、上記サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、上記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行し、上記再選択動作を実行するか否かの判断において上記受信品質情報を用いるステップとを含む。
このように、評価値よりも更新周期の短い受信品質情報を用いてセル再選択動作の実行判断を行なう構成により、急激な電波環境の変化に追従することが可能となるため、周辺セルへのセル再選択を迅速に行なうことができる。したがって、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することができる。
(16)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる通信制御プログラムは、無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより上記無線基地局装置と通信可能な無線端末装置において用いられる通信制御プログラムであって、コンピュータに、アイドル状態において、無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するステップと、アイドル状態において、上記評価値よりも短い周期で更新され、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するステップと、アイドル状態において、上記サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、上記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行し、上記再選択動作を実行するか否かの判断において上記受信品質情報を用いるステップとを実行させるためのプログラムである。
このように、評価値よりも更新周期の短い受信品質情報を用いてセル再選択動作の実行判断を行なう構成により、急激な電波環境の変化に追従することが可能となるため、周辺セルへのセル再選択を迅速に行なうことができる。したがって、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することができる。
本発明によれば、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
無線基地局装置は、自らの形成するセルおよび周辺セルについての情報、すなわち無線信号の周波数および周辺セルのID(identification)等を無線端末装置に通知する。無線端末装置は、無線基地局装置から通知された情報に基づいて、周辺セルの検出および測定を行なう。無線端末装置は、この測定結果に基づいて、周辺セルへの移動を開始する。ここで、無線端末装置の「移動」とは、ハンドオーバを意味することに加えて、アイドル状態の無線端末装置が今後通信を開始する、すなわち通話またはデータ通信を開始する際にどのセルを介して通信を行なうかを選択することを意味する。
たとえば、無線端末装置が無線基地局装置と通信しているときには、無線端末装置の移動先は無線基地局装置またはコアネットワークにおける上位装置が決定する。また、たとえば、無線端末装置が無線基地局装置と通信していないときには、無線端末装置の移動先は無線端末装置が決定する。
また、ハンドオーバとは、通話中またはデータ通信中の無線端末装置の通信先となる無線基地局装置が切り替えられることを意味する。
また、無線端末装置の「アイドル状態」とは、ある無線基地局装置を無線端末装置が通信相手として選択しており、かつ当該無線基地局装置と通信を行っていない状態である。また、「通信を行っていない状態」とは、当該無線基地局装置へ何らかの情報を送信する動作を行っていない状態である。
なお、無線端末装置の「アイドル状態」の定義として、3GPPにおいて規定された「Idle Mode」の定義を用いてもよい。
また、無線端末装置がセルに在圏している、とは、無線端末装置が、当該セルを形成する無線基地局装置を通信相手として選択し、かつ当該無線基地局装置と通信可能な状態または通信中である状態を意味する。
具体的には、たとえば、無線端末装置の「在圏」とは、無線端末装置が新たなセルすなわち無線基地局装置へ移動したことを当該無線基地局装置の上位装置が登録した状態を意味する。
また、「在圏」は、無線端末装置の属するトラッキングエリアの更新を上位装置が登録した状態を含むものとする。
すなわち、無線端末装置は、新たなセルへ移動した場合、この移動によって自己の存在するトラッキングエリアすなわちページング処理の対象エリアが変わった場合には、トラッキングエリア更新処理を実行する。
フェムトセルおよびアクセスモードは、3GPP(Third Generation Partnership Project) SPEC TS22.220において以下のように説明されている。すなわち、フェムト基地局は、無線インタフェースを介して接続されている無線端末装置を、IPバックホール(backhaul)を用いて、移動通信事業者網に接続する顧客構内装置である。
また、フェムトセルのアクセスモードにおいて、クローズドアクセスモードのフェムト基地局は、関連するCSG(Closed Subscriber Group)メンバーにのみサービスを提供する。また、ハイブリッドモードのフェムト基地局は、関連するCSGメンバーおよびCSGノンメンバーにサービスを提供する。また、オープンアクセスモードのフェムト基地局は、通常の基地局として動作する。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおいても、このような3GPPの定義を適用してもよい。
また、上記定義と合わせて、あるいは別個に、以下のような定義を適用することも可能である。
マクロ基地局およびピコ基地局は、事業者の管理下にあり、事業者と契約している無線基地局装置が通信可能な無線基地局装置である。また、マクロ基地局およびピコ基地局は、基本的に電源がオフになることはないと考えられる。
また、フェムト基地局は、主に個人または法人の建物内に設置され、ユーザの事情により移動するまたは電源がオフとなる可能性がある無線基地局装置である。
また、フェムト基地局は、オープン/ハイブリッド/クローズドのいずれかのアクセスモードで動作する。フェムト基地局は、クローズドアクセスモードで動作する場合には、登録済みのメンバー(端末)のみ接続可能となる。また、クローズドアクセスモードで動作する場合には、登録済みのメンバーにのみサービスを提供する。また、ハイブリッドモードで動作する場合には、登録済みのメンバー、および未登録のメンバーすなわちノンメンバーの両方にサービスを提供する。また、オープンアクセスモードで動作する場合には、マクロ基地局およびピコ基地局と同じ動作をする。
[構成および基本動作]
図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。
図1を参照して、通信システム401は、たとえば3GPPで規格化されたLTE(Long Term Evolution)に従う移動体通信システムであり、無線基地局装置101A,101B,101Cを備える。図1では、3つの無線基地局装置を代表的に示しているが、さらに多数の無線基地局装置が設けられてもよい。通信システム401は、さらに、コアネットワーク301に設けられたS−GW(Serving Gateway)161と、MME(Mobility Management Entity)162と、P−GW(Packet Data Network Gateway)163とを含む。
無線端末装置202は、無線基地局装置101A、無線基地局装置101Bまたは無線基地局装置101Cと、S−GW161と、P−GW163とを介してIP網302におけるサーバ等と通信コネクションを確立し、たとえばIP(Internet Protocol)パケットを含む通信データを送受信する。
より詳細には、無線基地局装置101A,101B,101Cは、無線信号を無線端末装置202と送受信することにより、無線端末装置202との通信を行なう。
S−GW161は、無線基地局装置101A,101B,101CとIP網302との間に接続されている。S−GW161は、無線基地局装置101A,101B,101C経由で無線端末装置202から受信した通信データをP−GW163経由でIP網302へ送信するとともに、IP網302におけるサーバ等からP−GW163経由で受信した通信データを無線基地局装置101A,101B,101C経由で無線端末装置202へ送信する。
MME162は、通信システム401における無線基地局装置101A,101B,101C、および無線端末装置202等を管理する。MME162は、無線基地局装置101A,101B,101Cとの間で制御メッセージを送受信する。
無線基地局装置101A,101B,101Cは、S−GW161およびP−GW163を介してIP網302との間で通信データを送受信する。
無線基地局装置101A,101B,101CおよびS−GW161は、論理的なインタフェースであるS1−Uインタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S1−Uインタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
無線基地局装置101A,101B,101CおよびMME162は、点線で示すように、論理的なインタフェースであるS1−MMEインタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S1−MMEインタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
MME162およびS−GW161は、論理的なインタフェースであるS11インタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S11インタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
S−GW161およびP−GW163は、論理的なインタフェースであるS5インタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S5インタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
図2は、本発明の実施の形態に係る通信システムにおいて移動動作が行なわれる状況の一例を示す図である。
図2を参照して、無線基地局装置101A,101B,101Cは、たとえばフェムト基地局、ピコ基地局またはマクロ基地局である。
無線基地局装置101Aは、セルCAを形成し、セルCA内に存在する無線端末装置202と無線信号を送受信することにより、当該無線端末装置202と通信することが可能である。無線基地局装置101Bは、セルCBを形成し、セルCB内に存在する無線端末装置202と無線信号を送受信することにより、当該無線端末装置202と通信することが可能である。無線基地局装置101Cは、セルCCを形成し、セルCC内に存在する無線端末装置202と無線信号を送受信することにより、当該無線端末装置202と通信することが可能である。
ここで、無線端末装置202からコアネットワーク301への方向を上り方向と称し、コアネットワーク301から無線端末装置202への方向を下り方向と称する。
また、無線端末装置202の移動元の無線基地局装置をサービング基地局とも称し、移動先の無線基地局装置をターゲット基地局とも称する。以下、無線基地局装置101Aがサービング基地局であり、無線基地局装置101Bがターゲット基地局である場合について説明する。
本発明の実施の形態に係る通信システムにおける無線基地局装置および無線端末装置は、以下の各シーケンスの各ステップを含むプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。このインストールされるプログラムは、たとえば記録媒体に格納された状態で流通する。
本発明の実施の形態に係る無線基地局装置では、セル再選択の実行判断に電力測定処理(Measurement)を利用する。この電力測定処理は、たとえば3GPPでは、レイヤ3スタックのRRC(Radio Resource Control)に対応する。
ここで、3GPP TS36.133 4.2.2.1章では、セル再選択のためのサービングセルの測定周期について、以下のように記載されている。すなわち、無線端末装置202は、少なくともDRX(Discontinuous Reception)サイクルごとに、サービングセルのRSRP(Reference Signal Received Power)レベルを測定し、TS36.304で定義されるS値(Cell Selection Criterion S)とRSRPレベルとを比較する。
無線端末装置202は、サービングセルの測定結果を、少なくとも2回の測定でフィルタリングする。このフィルタリングは、平均化であると考えられる。
フィルタリング対象となる上記測定の組のうち、少なくとも2回の測定は、少なくともDRXサイクルの1/2の間隔を空けて実行しなければならない。これは、測定間隔をDRXサイクルの1/2以上にしなければならないことを意味する、と考えられる。
ここで、3GPP TS36.133 4.2.2.1章の表4.2.2.1−1では、DRXサイクル長[秒]とDRXサイクル数Nservとの対応関係が示されている。具体的には、DRXサイクル長が0.32秒、0.64秒、1.28秒および2.56秒のとき、DRXサイクル数Nservがそれぞれ4,4,2,2である。
無線端末装置202は、Nserv回の連続したDRXサイクルにおいて、サービングセルがS値を満たしていない場合には、自己の測定(Measurement)機能が何らかの規制により制限されていない限り、サービング基地局から指定されたすべての周辺セルの測定を開始する。すなわち、無線端末装置202は、一定期間経過すれば、S値が条件を満たしていなくても周辺セルの測定を開始する。
このような3GPP TS36.133の記載から、サービングセルの測定周期として最短でも0.16秒(160ms)が必要となり、上記のようなS値の判定には少なくとも2回の測定が必要となる。このため、周辺セルの測定開始判断には、実質0.32秒(320ms)以上の間隔が必要になる。
また、S値が条件を満たしていない状態で周辺セルの測定を開始する場合、周辺セルの測定開始判断には0.32秒×4回=1.28秒の間隔が必要になる。
3GPP TS36.133 4.2.2.1章では、RSRPについてのみ記載されているが、RSRQ(Reference Signal Receive Quality)についてもRRCに従って測定されることから、RSRPと同様であると考えられる。
まず、本発明の実施の形態に係る無線端末装置によるセル再選択について詳細に説明する。
セル再選択(Cell Reselection)は、無線端末装置202が、アイドル状態において、サービング基地局の形成するサービングセルから周辺基地局の形成する周辺セルへ移動する場合に行なう処理である。セル再選択は、無線端末装置202主導で行なわれ、通常、無線基地局装置101が無線端末装置202に対して特に指示を与えることなく実行される。
図3は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるセル再選択のシーケンスの一例を示す図である。
ここでは、図2に示すように、無線端末装置202が、セルCA内に位置し、無線基地局装置101Aを通信相手として選択してから、セルCAおよびセルCBの重複領域へ移動した場合を想定する。
図3を参照して、まず、無線端末装置202は、無線基地局装置101Aを新たに通信相手として選択することを決定すると、無線基地局装置101Aから送信される報知情報を受信し(ステップS1)、受信した報知情報の内容を保存する(ステップS2)。この報知情報に、周辺セル情報、およびセル再選択を行なうための情報が含まれる。
次に、無線端末装置202は、コアネットワーク301におけるMME162等に対して新たなセルCAへ移動したことを通知するため、端末登録処理であるアタッチ処理(Attach Procedure)を実行する(ステップS3)。
次に、無線端末装置202は、サービング基地局である無線基地局装置101Aから送信される無線信号の受信電力の測定を開始する。すなわち、無線端末装置202は、サービングセルの受信電力の測定を行なう。たとえば、無線端末装置202は、当該無線信号に含まれるパイロット信号を用いて受信電力を測定する。この測定周期は、前述のようにたとえば0.16秒である(ステップS4)。
次に、無線端末装置202は、サービングセルの評価値であるS値を算出し、S値判定を行なう(ステップS5)。
無線端末装置202は、サービングセルのS値が所定条件を満たす場合には(ステップS5でYES)、報知情報の示す周波数において、報知情報の示す周辺基地局から送信される無線信号の受信電力の測定を開始する。すなわち、無線端末装置202は、サービングセルに加えて、周辺セルの受信電力の測定を行なう。たとえば、無線端末装置202は、当該無線信号に含まれるパイロット信号を用いて受信電力を測定する(ステップS6)。
次に、無線端末装置202は、周辺セルの評価値であるS値を算出し、S値判定を行なう(ステップS7)。
無線端末装置202は、周辺セルのS値が所定条件を満たす場合には(ステップS8)、サービングセルおよび周辺セルの測定結果を用いて、サービングセルおよび周辺セルをたとえば受信電力品質の良い順に順位付けする(ステップS8)。
次に、無線端末装置202は、順位付けの結果、最上位のセルがサービングセルでは無かった場合には(ステップS9でYES)、当該最上位セルへのセル再選択を行なう。すなわち、無線端末装置202は、最上位の周辺セルに対応する無線基地局装置、たとえば無線基地局装置101Bを新たに通信相手として選択することを決定する。そして、無線端末装置202は、無線基地局装置101Bからの報知情報を受信し(ステップS10)、受信した報知情報の内容を保存する(ステップS11)。
次に、無線端末装置202は、コアネットワーク301におけるMME162等に対して新たなセルCBへ移動したことを通知するため、端末登録処理であるアタッチ処理を実行する(ステップS12)。
無線端末装置202は、たとえば、3GPP TS36.304等に記載の方法に従い、S値に関する演算および処理を行なう。以下、この内容について詳細に説明する。
無線端末装置202は、無線基地局装置101からの無線信号の測定結果について、ある一定レベルを満たさないセル、具体的には、以下の式(A1)を満たさないセルを通信相手として選択しないように動作する。
Srxlev>0かつSqual>0・・・(A1)
Srxlev>0かつSqual>0・・・(A1)
ここで、SrxlevおよびSqualは、以下の式で表される。
Srxlev=Qrxlevmeas−(Qrxlevmin+Qrxlevminoffset)−Pcompensation
Squal=Qqualmeas−(Qqualmin+Qqualminoffset)
Srxlev=Qrxlevmeas−(Qrxlevmin+Qrxlevminoffset)−Pcompensation
Squal=Qqualmeas−(Qqualmin+Qqualminoffset)
図4は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置がS値算出およびS値判定において用いるパラメータの一例を示す図である。図4は、3GPP TS36.304等の内容をまとめたものである。
図4を参照して、Srxlev(Cell selection RX level value[dB])は、セル選択のための受信レベル値である。Squal(Cell selection quality value[dB])は、セル選択のための受信品質値である。Qrxlevmeas(Measured cell RX level value)は、RSRP(Reference Signal Received Power)、すなわちセルの受信電力値である。Qqualmeas(Measured cell quality value)は、RSRQ(Reference Signal Receive Quality)、すなわちセルの受信品質値である。Qrxlevmin(Minimum required RX level in the cell[dBm])は、セルにおいて要求される最小受信レベルである。Qqualmin(Minimum required quality level in the cell[dB])は、セルにおいて要求される最小受信品質レベルである。Qrxlevminoffset(Offset to the signalled Qrxlevmin)は、図4に示すように3GPP TS 23.122で定義されており、受信レベルを調整するためのオフセットである。Qqualminoffset(Offset to the signalled Qqualmin)は、図4に示すように3GPP TS 23.122で定義されており、受信品質レベルを調整するためのオフセットである。Pcompensationは、max(PEMAX_H−PPowerClass,0)[dB]である。PEMAX_H(Maximum TX power level[dBm])は、図4に示すようにTS 36.101で定義されており、最大送信電力レベルである。PPowerClass(Maximum RF output power of the UE[dBm])は、図4に示すようにTS 36.101で定義されており、最大RF出力電力である。
[周辺セル測定の開始基準]
無線端末装置202は、同一周波セル(Intra-frequency Cell)の場合、すなわちサービングセルおよび周辺セルの送信する無線信号の周波数が同じである場合には、サービングセルのS値が以下の式(B1)を満たす場合に、周辺セルの測定を行なう。
Srxlev≦SIntraSearchPまたはSqual≦SIntraSearchQ・・・(B1)
無線端末装置202は、同一周波セル(Intra-frequency Cell)の場合、すなわちサービングセルおよび周辺セルの送信する無線信号の周波数が同じである場合には、サービングセルのS値が以下の式(B1)を満たす場合に、周辺セルの測定を行なう。
Srxlev≦SIntraSearchPまたはSqual≦SIntraSearchQ・・・(B1)
ここで、SIntraSearchPおよびSIntraSearchQは正の値である。すなわち、無線端末装置202は、サービングセルが式(A1)を満たさない状態となる前に、予め、周辺セルの測定を開始する。
また、無線端末装置202は、異周波セル(Inter-frequency Cell)の場合、すなわちサービングセルおよび周辺セルの送信する無線信号の周波数が異なる場合であって、報知情報によって各セルの優先度が無線端末装置202に与えられ、サービングセルの優先度より周辺セルの優先度の方が高いときには、サービングセルの状態に関わらず、周辺セルの測定を行なう。この場合、後述するCQI(Channel Quality Indication)を加味したセル再選択動作、すなわち式(B2)による周辺セル測定の開始判断は対象外となる。
一方、サービングセルの優先度より周辺セルの優先度の方が低いとき、またはサービングセルの優先度と周辺セルの優先度とが同等であるときには、上記のような同一周波セルの場合と同様の基準に従い、周辺セルの測定を行なう。
なお、この優先度は、たとえば、移動通信事業者が、通信システムにおいて、無線端末装置202に優先的に選択させたいセルの設定を行なうためのものである。
また、無線端末装置202は、異なる無線アクセス方式のセル(Inter-RAT Cell)の場合、すなわちサービングセルおよび周辺セルの無線アクセス方式が異なる場合には、上記のような異周波セルの場合と同様の基準に従い、周辺セルの測定を行なう。
[セル再選択の実行基準]
まず、異周波セル、または異なる無線アクセス方式のセルへのセル再選択を行なう基準を説明する。
まず、異周波セル、または異なる無線アクセス方式のセルへのセル再選択を行なう基準を説明する。
無線端末装置202は、各セルの優先度に応じて周辺セルへのセル再選択の実行基準を変更する。すなわち、無線端末装置202は、周辺セルの優先度がサービングセルよりも高い場合であって、以下の受信品質に関する各閾値(以下、ThreshX-Qとも称する。)が与えられているときには、以下の条件を満たすと周辺セルへのセル再選択を行なう。
すなわち、無線端末装置202がサービングセルに在圏(Camp)してから1秒以上経過しており、かつ、TreselectionRATの間、周辺セルの測定結果がSqual>ThreshX,HighQを満たしている場合、サービングセルから当該周辺セルへのセル再選択を行なう。ここで、「1秒以上経過」を条件としているのは、セル再選択が短時間で繰り返し行なわれるような状態を防ぐためである。
また、無線端末装置202は、周辺セルの優先度がサービングセルよりも高い場合であって、ThreshX-Qが与えられていないときには、以下の条件を満たすとセル再選択を行なう。
すなわち、無線端末装置202がサービングセルに在圏してから1秒以上経過しており、かつ、TreselectionRATの間、周辺セルの測定結果がSrxlev>ThreshX,HighPを満たしている場合、サービングセルから当該周辺セルへのセル再選択を行なう。
また、無線端末装置202は、周辺セルの優先度がサービングセルよりも低い場合であって、ThreshX-Qが与えられているときには、以下の条件を満たすとセル再選択を行なう。
すなわち、無線端末装置202がサービングセルに在圏してから1秒以上経過しており、サービングセルの測定結果がSqual<ThreshServing,LowQを満たし、かつ、TreselectionRATの間、周辺セルの測定結果がSqual>ThreshX,LowQを満たしている場合、サービングセルから当該周辺セルへのセル再選択を行なう。
一方、無線端末装置202は、周辺セルの優先度がサービングセルよりも低い場合であって、ThreshX-Qが与えられていないときには、以下の条件を満たすとセル再選択を行なう。
すなわち、無線端末装置202がサービングセルに在圏してから1秒以上経過しており、サービングセルの測定結果がSrxlev<ThreshServing,LowPを満たし、かつ、TreselectionRATの間、周辺セルの測定結果がSrxlev>ThreshX,LowPを満たしている場合、サービングセルから当該周辺セルへのセル再選択を行なう。
また、無線端末装置202は、周辺セルの優先度がサービングセルと同じである場合には、以下で説明するような、同一周波セルへのセル再選択を行なう場合と同じ基準に従う。
なお、無線端末装置202は、優先度の異なる複数のセルが上記のようなセル再選択基準を満たす場合には、より優先度の高いセルへのセル再選択を行なう。
次に、同一周波セル、サービングセルと同じ優先度の異周波セル、およびサービングセルと同じ優先度の異なる無線アクセス方式のセルへのセル再選択を行なう基準を説明する。以下、添え字の「s」および「n」は、それぞれサービングセルおよび周辺セルを表わす。
3GPPでは、サービングセルおよび周辺セルについて、セルの順位付けのための基準(Criterion Rs,Rn)が定義されている。無線端末装置202は、たとえばこれらのRsおよびRnを用いてセルの順位付けを行なう。RsおよびRnは以下の式で表される。
Rs=Qmeas,s+QHyst
Rn=Qmeas,n−Qoffset
Rs=Qmeas,s+QHyst
Rn=Qmeas,n−Qoffset
ここで、Qmeasは、受信電力品質である。また、同一周波セルへのセル再選択の場合、Qoffsetは、オフセット値であるQoffsets,nが有効であればQoffsets,nと等値であり、有効でなければゼロである。ここで、Qoffsets,nが「有効」とは、Qoffsets,nが報知情報等によって無線端末装置202に与えられている場合を意味する。
また、異周波セルへのセル再選択の場合、Qoffsetは、Qoffsets,nが有効であれば(Qoffsets,n+Qoffsetfrequency)であり、有効でなければQoffsetfrequencyと等値である。ここで、Qoffsetfrequencyは、無線周波数ごとに設定されるオフセット値である。
無線端末装置202は、RsおよびRnに基づいてセルの順位付けを行ない、最上位セルについて、以下の条件を満たすと最上位セルへのセル再選択を行なう。
すなわち、無線端末装置202は、自己がサービングセルに在圏してから1秒以上経過しており、かつ、TreselectionRATの間、最上位セルがサービングセルよりも上位の順位となっている場合、サービングセルから最上位セルへのセル再選択を行なう。
なお、無線端末装置202は、上記順位付けにおいて、サービングセルを除き、周辺セルのみについて順位付けを行なう構成であってもよい。
[セル再選択の課題]
前述のように、無線端末装置202のセル再選択動作では、サービングセル以下の優先度を有する周辺セル、または同一周波の周辺セルの測定を開始するためには、先にサービングセルの測定を実行し、サービングセルの測定結果が所定条件を満たしている必要がある。このため、無線端末装置202は、サービングセルの測定中に急激に無線環境が悪化すると、周辺セルの測定または周辺セルへのセル再選択を行なうことなく、圏外状態になってしまう可能性がある。
前述のように、無線端末装置202のセル再選択動作では、サービングセル以下の優先度を有する周辺セル、または同一周波の周辺セルの測定を開始するためには、先にサービングセルの測定を実行し、サービングセルの測定結果が所定条件を満たしている必要がある。このため、無線端末装置202は、サービングセルの測定中に急激に無線環境が悪化すると、周辺セルの測定または周辺セルへのセル再選択を行なうことなく、圏外状態になってしまう可能性がある。
図5は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるサービングセルの測定結果の一例を示す図である。
図5において、横軸は時間であり、縦軸は電波強度である。SVCはサービングセルの電波強度すなわちサービング基地局が送信する無線信号の無線端末装置202における受信電力である。また、図5では、説明を簡単にするために、SIntraSearchPおよびSIntraSearchQを同じ値と仮定している。
図5を参照して、無線端末装置202がタイミングT1においてサービングセルの測定を開始し、定期的に、たとえばタイミングT2およびT4において測定結果が得られるものとする。
たとえば、タイミングT2からタイミングT4の間で無線端末装置202の電波環境が急激に悪化すると、電波環境が悪化したことを示す測定結果、すなわちサービングセルのS値が式(B1)を満たす測定結果がタイミングT4で得られる。しかしながら、タイミングT4より前のタイミングT3において、無線端末装置202が圏外状態になってしまったり、タイミングT4より後のタイミングT5において、周辺セルへのセル再選択が行なわれる前に、無線端末装置202が圏外状態になってしまったりする場合がある。
そこで、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、以下のような構成および動作により、上記問題点を解決する。
[無線端末装置]
図6は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置の構成を示す図である。
図6は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置の構成を示す図である。
図6を参照して、無線端末装置202は、アンテナ81と、サーキュレータ82と、無線受信部83と、無線送信部84と、信号処理部85と、制御部88と、入出力部89とを備える。信号処理部85は、受信信号処理部86と、送信信号処理部87とを含む。信号処理部85および制御部88は、CPU(Central Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)等によって実現される。
サーキュレータ82は、アンテナ81において受信された無線基地局装置101からの無線信号を無線受信部83へ出力し、また、無線送信部84から受けた無線信号をアンテナ81へ出力する。
無線受信部83は、サーキュレータ82から受けた無線信号をベースバンド信号またはIF(Intermediate Frequency)信号に周波数変換し、この周波数変換した信号をデジタル信号に変換して受信信号処理部86へ出力する。
受信信号処理部86は、無線受信部83から受けたデジタル信号に対してOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)方式におけるFFT(Fast Fourier Transform)等の信号処理を行ない、この信号処理後のデジタル信号の一部または全部を制御部88へ出力する。
制御部88は、受信信号処理部86から受けたデジタル信号を、たとえば音声データおよび映像データに変換し、必要に応じてアナログ信号に変換する。そして、制御部88は、スピーカ、マイク、ディスプレイおよびキー入力装置等を含む入出力部89へ出力する。
また、制御部88は、たとえば、音声データ、およびキー入力装置において受け付けた無線端末装置202を制御するための制御信号等を入出力部89から受ける。そして、制御部88は、入出力部89から受けた音声データおよび制御信号に所定の信号処理を行なって通信データを生成し、送信信号処理部87へ出力する。
送信信号処理部87は、制御部88から受けた通信データ、または自ら生成した通信データに対してCDMA(Code Division Multiple Access)方式における拡散処理等の信号処理を行ない、この信号処理後のデジタル信号を無線送信部84へ出力する。
無線送信部84は、送信信号処理部87から受けたデジタル信号をアナログ信号に変換し、変換したアナログ信号を無線信号に周波数変換してサーキュレータ82へ出力する。
図7は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置における制御部の構成を示す図である。
図7を参照して、制御部88は、再選択部11と、測定部12と、評価値演算部(第1測定情報取得部)13と、受信品質情報作成部(第2測定情報取得部)14とを含む。
評価値演算部13は、無線基地局装置101からの無線信号の受信電力および受信品質の評価値たとえばSrxlevおよびSqualをそれぞれ算出する。なお、評価値演算部13は、SrxlevおよびSqualの一方を算出する構成であってもよい。
受信品質情報作成部14は、上記評価値よりも短い周期で更新され、サービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報たとえばCQIを作成する。
再選択部11は、自己の無線端末装置202のアイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置101であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、サービング基地局以外の他の無線基地局装置101である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断するセル再選択動作を実行する。
再選択部11は、セル再選択動作を実行するか否かの判断において受信品質情報を用いる。
すなわち、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、受信電力情報よりも短い周期で更新される情報、たとえば3GPPにおいて、最短で5ミリ秒周期の報告が可能なCQIレポートを使用することにより、無線端末装置202が圏外状態となる可能性を低減する。CQIレポートは、レイヤ2スタックのMAC(Medium Access Control)またはPHY(Physical Layer)に対応する。
CQIレポートは、直接現在の各セルにおける電波状況を通知するものではなく、SINRを用いた以下の式により0〜15の16段階で表現される値である。CQI=0の場合、無線端末装置202の受信品質が最も悪く、CQI=15の場合、無線端末装置202の受信品質が最も良い。
CQI=min(max(round((SINR[dB]+8)/1.892),0),15)
CQI=min(max(round((SINR[dB]+8)/1.892),0),15)
たとえば、再選択部11は、セル再選択動作を実行するか否かの判断において評価値および受信品質情報を用いる。
より詳細には、測定部12は、アイドル状態において、サービング基地局からの無線信号を測定し、サービング基地局の評価値が条件を満たすと周辺基地局からの無線信号の測定を開始する。
再選択部11は、受信品質情報に基づいて上記条件を設定する。そして、再選択部11は、周辺基地局の測定が開始されるとセル再選択動作を開始し、少なくとも周辺基地局の評価値に基づいて、サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する。
すなわち、無線端末装置202は、サービングセルの測定と並行してCQI測定を行なう。これにより、サービングセルの電波環境が悪化した場合に、サービングセルの測定結果を待つことなく周辺セルの測定を開始することができるため、圏外状態となる前に周辺セルへのセル再選択を行なうことが可能となる。
具体的には、無線端末装置202は、周辺セルの測定開始条件である式(B1)に、CQI測定結果を加味した以下の式(B2)が満たされた場合に、周辺セルの測定を行なう。
Srxlev≦SIntraSearchPまたはSqual≦SIntraSearchQ+α×(CQI−β)・・・(B2)
Srxlev≦SIntraSearchPまたはSqual≦SIntraSearchQ+α×(CQI−β)・・・(B2)
この条件式では、CQIが小さくなるほど、セル再選択が実行されやすくなる。すなわち、再選択部11は、受信品質情報の示す受信品質が悪くなると測定部12による周辺基地局からの無線信号の測定開始が早まるように、上記周辺基地局の測定開始条件を設定する。
なお、無線端末装置202は、式(B2)におけるαおよびβを、たとえば圏外状態の発生回数等に基づいて調整してもよい。
図8は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるセル再選択の一例を示す図である。図8において、NBCは周辺セルの電波強度すなわち周辺基地局が送信する無線信号の無線端末装置202における受信電力である。その他の図の見方は図5と同様である。また、図8では、図5と同様に、説明を簡単にするために、SIntraSearchPおよびSIntraSearchQを同じ値と仮定している。
図8を参照して、無線端末装置202がタイミングT11においてサービングセルの測定を開始し、定期的に、たとえばタイミングT12およびT14において測定結果が得られるものとする。
タイミングT11からタイミングT12にかけて、サービングセルの電波強度が徐々に小さくなるとともに周辺セルの電波強度が徐々に大きくなり、両者の差がある程度小さくなったタイミングT13において、無線端末装置202は、CQIから電波環境の劣化を検知し、周辺セルの測定を開始する。
これにより、無線端末装置202が圏外状態となる前に、タイミングT14において周辺セルへのセル再選択が行なわれる。
図9は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおける、CQIを加味したセル再選択のシーケンスの一例を示す図である。
図9を参照して、まず、無線端末装置202は、無線基地局装置101Aを新たに通信相手として選択することを決定すると、無線基地局装置101Aから送信される報知情報を受信し(ステップS21)、受信した報知情報の内容を保存する(ステップS22)。この報知情報に、周辺セル情報、およびセル再選択を行なうための情報が含まれる。
次に、無線端末装置202は、コアネットワーク301におけるMME162等に対して新たなセルCAへ移動したことを通知するため、端末登録処理であるアタッチ処理を実行する(ステップS23)。
次に、無線端末装置202は、たとえばアタッチ処理において無線基地局装置101から取得した、CQI測定を行なうための情報を保存する(ステップS24)。
次に、無線端末装置202は、サービング基地局である無線基地局装置101Aから送信される無線信号の受信電力の測定を開始する。すなわち、無線端末装置202は、サービングセルの受信電力の測定を行なう。たとえば、無線端末装置202は、当該無線信号に含まれるパイロット信号を用いて受信電力を測定する。この測定周期は、前述のようにたとえば0.16秒である(ステップS25)。
次に、無線端末装置202は、CQI測定を開始する(ステップS26)。
次に、無線端末装置202は、サービングセルの評価値であるS値を算出し、S値判定を行なう(ステップS27)。
無線端末装置202は、サービングセルのS値が所定条件、すなわちCQIを加味した式(B2)を満たす場合には(ステップS27でYES)、報知情報の示す周波数において、報知情報の示す周辺基地局から送信される無線信号の受信電力を測定する。すなわち、無線端末装置202は、サービングセルに加えて、周辺セルの受信電力の測定を行なう。たとえば、無線端末装置202は、当該無線信号に含まれるパイロット信号を用いて受信電力を測定する(ステップS28)。
次に、無線端末装置202は、周辺セルの評価値であるS値を算出し、S値判定を行なう(ステップS29)。
無線端末装置202は、周辺セルのS値が所定条件を満たす場合には(ステップS29でYES)、サービングセルおよび周辺セルの測定結果を用いて、サービングセルおよび周辺セルをたとえば受信電力品質の良い順に順位付けする(ステップS30)。
次に、無線端末装置202は、順位付けの結果、最上位のセルがサービングセルでは無かった場合には(ステップS31でYES)、当該最上位セルへのセル再選択を行なう。すなわち、無線端末装置202は、最上位の周辺セルに対応する無線基地局装置、たとえば無線基地局装置101Bを新たに通信相手として選択することを決定する。そして、無線端末装置202は、無線基地局装置101Bからの報知情報を受信し(ステップS32)、受信した報知情報の内容を保存する(ステップS33)。
次に、無線端末装置202は、コアネットワーク301におけるMME162等に対して新たなセルCBへ移動したことを通知するため、端末登録処理であるアタッチ処理を実行する(ステップS34)。
なお、無線端末装置202は、CQIがある程度悪くなったことを確認した後、式(B2)または式(B1)を利用する構成であってもよい。
すなわち、測定部12は、アイドル状態において、受信品質情報の示す受信品質が悪い場合、たとえばCQIが所定の閾値未満になった後、サービング基地局の評価値が式(B2)または式(B1)等の条件を満たすと周辺基地局からの無線信号の測定を開始する。
ここで、LTEでは、無線端末装置202は、CQI測定を単独で行なうことはできない。すなわち、無線端末装置202は、RRCコネクション確立時に無線基地局装置101からCQI測定の開始指示を受けて始めてCQI測定を行なうことができる。
ここで、無線端末装置202は、新たにセルに在圏した場合、アタッチ処理またはトラッキングエリア更新処理(Tracking Area Updating Procedure)のいずれか、あるいは両方を行なう必要があり、これらの処理を実行するためには、RRCコネクションの確立が必要になる。
これを利用して、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、無線基地局装置101は、RRCコネクション確立時に、無線端末装置202に対してCQI測定の開始を指示する。これにより、無線端末装置202は、アイドル状態においてCQI測定を行なうことが可能となる。
すなわち、受信品質情報作成部14は、自己の無線端末装置202がセルすなわち無線基地局装置101に在圏するための処理において当該無線基地局装置101から送信される、当該無線基地局装置101との通信接続を確立するための情報、に含まれる指示に従い、アイドル状態において受信品質情報を作成する。
図10は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるアタッチ処理を示す図である。図10は、図9におけるステップS23またはステップS34の動作を詳細に示すシーケンス図である。
図10を参照して、無線端末装置202は、ある無線基地局装置101を新たな通信相手として選択すべきであると判断すると、RRC(Radio Resource Control)コネクション要求(RRC Connection Request)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS71)。
次に、無線基地局装置101は、無線端末装置202からRRCコネクション要求を受信して、RRCコネクション情報(RRC Connection Setup)を無線端末装置202へ送信する(ステップS72)。
次に、無線端末装置202は、無線基地局装置101からRRCコネクション情報を受信して、RRCコネクション完了通知(RRC Connection Setup Complete)を送信する(ステップS73)。
次に、無線基地局装置101は、無線端末装置202からRRCコネクション完了通知を受信して、無線端末装置202から受信したアタッチ要求(Attach Request)をMME162へ送信する。このアタッチ要求は、たとえば、無線端末装置202からのRRCコネクション完了通知に含まれる。また、アタッチ要求は、無線端末装置202が、あるセルに新たに移動したいので、MME162に対して通信許可を要求するために送信される情報である(ステップS74)。
次に、MME162は、認証要求(Authentication Request)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS75)。
次に、無線基地局装置101は、下り情報を無線端末装置202へ送信する。この下り情報に、たとえばMME162からの認証要求の情報が含まれる(ステップS76)。
次に、無線端末装置202は、上り情報を無線基地局装置101へ送信する。この上り情報に、たとえばMME162への認証応答の情報が含まれる(ステップS77)。
次に、無線基地局装置101は、MME162から受信した認証要求に対する認証応答をMME162へ送信する(ステップS78)。
次に、MME162は、NAS(Non-Access Stratum)層のセキュリティ処理として、セキュリティ情報(NAS Security Mode Command)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS79)。
次に、無線基地局装置101は、下り情報を無線端末装置202へ送信する(ステップS80)。
次に、無線端末装置202は、上り情報を無線基地局装置101へ送信する(ステップS81)。
次に、無線基地局装置101は、MME162から受信したセキュリティ情報に対するセキュリティ完了通知(NAS Security Mode Complete)をMME162へ送信する(ステップS82)。
次に、MME162は、無線基地局装置101からセキュリティ完了通知を受信して、アタッチ受諾(Attach Accept)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS83)。
次に、無線基地局装置101は、MME162からアタッチ受諾を受信して、セキュリティ情報(Security Mode Command)を無線端末装置202へ送信する(ステップS84)。
次に、無線端末装置202は、無線基地局装置101からセキュリティ情報を受信して、セキュリティ完了通知(Security Mode Complete)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS85)。
次に、無線基地局装置101は、無線端末装置202へRRC(Radio Resource Control)コネクション再構成指示(RRC Connection Reconfiguration)を送信する(ステップS86)。
次に、無線端末装置202は、無線基地局装置101へRRCコネクション再構成完了通知(RRC Connection Reconfiguration Complete)を送信する(ステップS87)。
次に、無線基地局装置101は、無線端末装置202からRRCコネクション再構成完了通知を受信して、アタッチ完了通知(Attach Complete)を送信する(ステップS88)。
次に、MME162は、無線基地局装置101からアタッチ完了通知を受信して、端末情報解放指示(UE Context Release Command)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS89)。
次に、無線基地局装置101は、MME162から端末情報解放指示を受信して、RRCコネクション解放要求(RRC Connection Release)を無線端末装置202へ送信する。これにより、無線端末装置202は、アイドル状態となる(ステップS90)。
次に、無線基地局装置101は、端末情報解放完了通知(UE Context Release Complete)をMME162へ送信する(ステップS91)。
図11は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるトラッキングエリア更新処理を示す図である。図11は、図9におけるステップS23またはステップS34の動作を詳細に示すシーケンス図である。
図11を参照して、無線端末装置202は、ある無線基地局装置101を新たな通信相手として選択すべきであると判断すると、RRC(Radio Resource Control)コネクション要求(RRC Connection Request)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS41)。
次に、無線基地局装置101は、無線端末装置202からRRCコネクション要求を受信して、RRCコネクション情報(RRC Connection Setup)を無線端末装置202へ送信する(ステップS42)。
次に、無線端末装置202は、無線基地局装置101からRRCコネクション情報を受信して、RRCコネクション完了通知(RRC Connection Setup Complete)を送信する(ステップS43)。
次に、無線基地局装置101は、無線端末装置202からRRCコネクション完了通知を受信して、無線端末装置202から受信したトラッキングエリア更新要求(Tracking Area Update Request)をMME162へ送信する。このトラッキングエリア更新要求は、たとえば、無線端末装置202からのRRCコネクション完了通知に含まれる。また、トラッキングエリア更新要求は、無線端末装置202が、あるセルに新たに移動したいので、MME162に対して通信許可を要求するために送信される情報である(ステップS44)。
次に、MME162は、認証要求(Authentication Request)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS45)。
次に、無線基地局装置101は、下り情報を無線端末装置202へ送信する。この下り情報に、たとえばMME162からの認証要求の情報が含まれる(ステップS46)。
次に、無線端末装置202は、上り情報を無線基地局装置101へ送信する。この上り情報に、たとえばMME162への認証応答の情報が含まれる(ステップS47)。
次に、無線基地局装置101は、MME162から受信した認証要求に対する認証応答をMME162へ送信する(ステップS48)。
次に、MME162は、NAS(Non-Access Stratum)層のセキュリティ処理として、セキュリティ情報(NAS Security Mode Command)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS49)。
次に、無線基地局装置101は、下り情報を無線端末装置202へ送信する(ステップS50)。
次に、無線端末装置202は、上り情報を無線基地局装置101へ送信する(ステップS51)。
次に、無線基地局装置101は、MME162から受信したセキュリティ情報に対するセキュリティ完了通知(NAS Security Mode Complete)をMME162へ送信する(ステップS52)。
次に、MME162は、無線基地局装置101からセキュリティ完了通知を受信して、トラッキングエリア更新受諾(Tracking Area Update Accept)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS53)。
次に、無線基地局装置101は、MME162からトラッキングエリア更新受諾を受信して、セキュリティ情報(Security Mode Command)を無線端末装置202へ送信する(ステップS54)。
次に、無線端末装置202は、無線基地局装置101からセキュリティ情報を受信して、セキュリティ完了通知(Security Mode Complete)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS55)。
次に、無線基地局装置101は、無線端末装置202へRRC(Radio Resource Control)コネクション再構成指示(RRC Connection Reconfiguration)を送信する(ステップS56)。
次に、無線端末装置202は、無線基地局装置101へRRCコネクション再構成完了通知(RRC Connection Reconfiguration Complete)を送信する(ステップS57)。
次に、無線基地局装置101は、無線端末装置202からRRCコネクション再構成完了通知を受信して、トラッキングエリア更新完了通知(Tracking Area Update Complete)を送信する(ステップS58)。
次に、MME162は、無線基地局装置101からトラッキングエリア更新完了通知を受信して、端末情報解放指示(UE Context Release Command)を無線基地局装置101へ送信する(ステップS59)。
次に、無線基地局装置101は、MME162から端末情報解放指示を受信して、RRCコネクション解放要求(RRC Connection Release)を無線端末装置202へ送信する。これにより、無線端末装置202は、アイドル状態となる(ステップS60)。
次に、無線基地局装置101は、端末情報解放完了通知(UE Context Release Complete)をMME162へ送信する(ステップS61)。
なお、MME162および無線基地局装置101間のメッセージについて、端末情報解放指示および端末情報解放完了通知は、S1APプロトコルに従うメッセージとなり、これら以外はすべてNAS(MME)プロトコルに従うメッセージとなる。
これらアタッチ処理およびトラッキングエリア更新処理において、RRCコネクション情報が無線基地局装置101から無線端末装置202へ送信される。このRRCコネクション情報には、CQIを測定し、CQIレポートを無線基地局装置101へ送信するために必要な情報たとえばIE(Information element)である“cqi-ReportConfig”が含まれる。
無線端末装置202は、アイドル状態へ遷移した後、この情報に基づいてCQI測定を行なう。
なお、無線基地局装置101が、無線端末装置202とのRRCコネクションを解放する際に送信するRRCコネクション解放要求に上記IEを追加することにより、無線端末装置202に対して明示的にアイドル状態におけるCQI測定を促す構成であってもよい。
より詳細には、無線基地局装置101は、アタッチ処理またはトラッキングエリア更新処理の完了後におけるRRCコネクション解放時に、無線端末装置202に対してCQI測定の開始を指示する。これにより、無線端末装置202は、アイドル状態においてCQI測定を行なうことが可能となる。
すなわち、受信品質情報作成部14は、自己の無線端末装置202がセルすなわち無線基地局装置101に在圏するための処理において当該無線基地局装置101から送信される、当該無線基地局装置101との通信接続を解放するための情報、に含まれる指示に従い、アイドル状態において受信品質情報を作成する。
[周辺セル測定開始条件の他の設定例]
本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、3GPP TS36.304で定義されている周辺セルの測定開始の条件式にCQIを加味する構成であるとしたが、これに限定するものではない。
本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、3GPP TS36.304で定義されている周辺セルの測定開始の条件式にCQIを加味する構成であるとしたが、これに限定するものではない。
すなわち、無線端末装置202は、式(B1)に対してCQIによる補正を行なう構成に限らず、CQI単独で周辺セルの測定開始判断を行ってもよいし、CQIおよび他の情報の組み合わせによって周辺セルの測定開始判断を行ってもよい。
すなわち、測定部12は、アイドル状態において、条件を満たすと周辺基地局からの無線信号の測定を開始する。
再選択部11は、受信品質情報に基づいて上記条件を設定する。そして、再選択部11は、周辺基地局の測定が開始されるとセル再選択動作を開始し、少なくとも周辺基地局の評価値に基づいて、サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する。
以下、CQIから、電波環境の劣化の検知および周辺セルの測定開始判断を行なう具体例について説明する。
たとえば、無線端末装置202は、S値を用いず、CQIを用いて周辺セルの測定開始判断を行なう。より詳細には、無線端末装置202は、受信品質情報作成部14によって算出されたCQIに基づいて、周辺セルの測定を開始するか否かを判断する。
図12は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置による電波環境の劣化判断の手順の一例を定めたフローチャートである。
図12を参照して、無線端末装置202は、受信品質情報作成部14から出力されるCQIを監視し、CQIが所定の閾値以上の場合には(ステップS201でNO)、自己の電波環境が劣化していないと判断し、引き続きCQIを監視する。
一方、無線端末装置202は、CQIが所定の閾値未満になると(ステップS201でYES)、自己の電波環境が劣化したと判断し、周辺セルの測定を開始する(ステップS202)。
また、たとえば、再選択部11は、受信品質情報、および受信品質情報が更新されてから経過した時間に基づいて周辺基地局からの無線信号の測定開始条件を設定する。
図13は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置による電波環境の劣化判断の手順の一例を定めたフローチャートである。
図13を参照して、無線端末装置202は、CQIを監視し、また、CQIの更新経過時間を計測し、以下の判定式に従い、電波環境の劣化を判断する。
A(T_CQI)×CQI<閾値
A(T_CQI)×CQI<閾値
ただし、Aは任意の値である。上記判定式は、CQI、および更新経過時間の関数となる。
すなわち、無線端末装置202は、CQIが最後に更新されたタイミングからの経過時間T_CQIに応じてAを調整する。具体的には、無線端末装置202は、上記判定式において、古い情報の重みを小さく設定する。すなわち、無線端末装置202は、経過時間T_CQIが大きいほどAを小さく設定する。
無線端末装置202は、上記判定式が満たされない場合には(ステップS221でNO)、自己の電波環境が劣化していないと判断し、引き続きCQIを監視する。
一方、無線端末装置202は、上記判定式が満たされると(ステップS221でYES)、自己の電波環境が劣化したと判断し、周辺セルの測定を開始する(ステップS222)。
また、たとえば、再選択部11は、複数回分の受信品質情報に基づいて周辺基地局からの無線信号の測定開始条件を設定する。具体的には、再選択部11は、複数回分のCQIの統計データに基づいて、測定開始条件を設定する。
図14は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置による電波環境の劣化判断の手順の一例を定めたフローチャートである。
図14を参照して、無線端末装置202は、受信品質情報作成部14から出力されるCQIを監視し、複数回分のCQIに対する統計処理たとえば平均処理を行ってCQIを評価し、電波環境の劣化を判断する。無線端末装置202は、たとえば以下の判定式に従い、電波環境の劣化を判断する。
ΣCQI(t)<閾値
ΣCQI(t)<閾値
なお、無線端末装置202は、上記判定式に限らず、たとえば差分情報{CQI(t+1)−CQI(t)}を使用してもよい。
無線端末装置202は、上記判定式が満たされない場合には(ステップS251でNO)、自己の電波環境が劣化していないと判断し、引き続きCQIを監視する。
一方、無線端末装置202は、上記判定式が満たされると(ステップS251でYES)、自己の電波環境が劣化したと判断し、周辺セルの測定を開始する(ステップS252)。
ここで、フェージングおよび測定誤差によってたまたま瞬間的に伝送路特性が悪化し、無線端末装置202における電波環境が劣化したことにより、あるタイミングにおけるCQIだけが極端に小さくなる可能性がある。
そこで、再選択部11は、上記のように、異なる時間に取得された受信品質を示す複数回分のCQIに基づいて、周辺セルの測定開始条件を設定する。これにより、瞬間的な伝送路特性の悪化による誤判断を抑制することができる。
なお、無線端末装置202は、図12〜図14を用いて説明した評価方法を組み合わせて電波環境の劣化判断を行なう構成であってもよい。たとえば、図14で説明したCQIの統計処理後の値を図12〜図13に示す各判定式に用いることが可能である。
図15は、本発明の実施の形態に係る無線端末装置による、S値およびCQIと、通信プロトコルにおける各レイヤとの対応を示す図である。
図15を参照して、無線端末装置202は、たとえば、RRCレイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ、RLC(Radio Link Control)レイヤ、MACレイヤ、PHYレイヤおよびRF(Radio Frequency)レイヤを有する通信プロトコルに従って動作する。ここでは、RRCレイヤが最上位レイヤであり、RFレイヤが最下位レイヤである。
すなわち、評価値演算部13は、上記各レイヤのうちのRRCレイヤに従い、無線基地局装置101からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく評価値たとえばSrxlevおよびSqualを算出する。
受信品質情報作成部14は、上記各レイヤのうち、RRCレイヤよりも下位のMACレイヤおよびPHYレイヤの少なくとも一方に従い、無線基地局装置101からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく受信品質情報たとえばCQIを算出する。
そして、再選択部11は、セル再選択動作を実行するか否かの判断において、受信品質情報作成部14によって取得された受信品質情報を用いる。
SrxlevおよびSqualはRRCレイヤに対応する、すなわち、評価値演算部13は、無線基地局装置101は、R1の矢印で示すように、RFレイヤ、PHYレイヤ、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤおよびRRCレイヤを介してSrxlevおよびSqualの算出に必要な情報を取得する。
また、CQIはMACレイヤおよびPHYレイヤの少なくとも一方に対応する。このため、受信品質情報作成部14は、たとえばCQIがMACレイヤに対応する場合、R2の矢印で示すように、RFレイヤ、PHYレイヤおよびMACレイヤを介してCQIの算出に必要な情報を取得する。
このため、CQIは、SrxlevおよびSqualと比べて算出に時間を要さず、無線端末装置202において短い周期での更新が可能となる。
このように、よりレイヤの低い情報を有効に活用することにより、セル再選択の迅速かつ適切な判断が可能となる。
ところで、アイドル状態の無線端末装置の移動に伴って当該無線端末装置の電波環境が急激に悪化し、無線端末装置においてセル再選択が間に合わず、圏外状態になってしまう場合がある。この場合、無線端末装置は、再びセルに在圏するために、無線基地局装置からの無線信号の周波数を検索する等の処理を実行し直す必要があり、無線端末装置の消費電力の増大およびユーザの使用感の悪化等、種々の問題が生じる。
これに対して、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、再選択部11は、無線端末装置202のアイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置101であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、サービング基地局以外の他の無線基地局装置101である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断するセル再選択動作を実行する。評価値演算部13は、無線基地局装置101からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出する。受信品質情報作成部14は、上記評価値よりも短い周期で更新され、サービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成する。そして、再選択部11は、セル再選択動作を実行するか否かの判断において受信品質情報を用いる。
このように、評価値たとえばS値よりも更新周期の短いCQIを用いてセル再選択動作の実行判断を行なう構成により、急激な電波環境の変化に追従することが可能となるため、周辺セルへのセル再選択を迅速に行なうことができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、再選択部11は、セル再選択動作を実行するか否かの判断において評価値および受信品質情報を用いる。
このように、CQIに加えて評価値をセル再選択動作の実行判断に用いる構成により、無線端末装置202の電波環境をより詳細に把握し、セル再選択動作の実行判断をより適切に行なうことができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、測定部12は、アイドル状態において、サービング基地局からの無線信号を測定し、サービング基地局の評価値が条件を満たすと周辺基地局からの無線信号の測定を開始する。再選択部11は、受信品質情報に基づいて上記条件を設定する。そして、再選択部11は、周辺基地局の測定が開始されるとセル再選択動作を開始し、少なくとも周辺基地局の評価値に基づいて、サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する。
このような構成により、無線端末装置202の受信品質に応じて周辺セルの測定開始条件を適切に設定し、セル再選択動作の実行判断を適切に行なうことができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、再選択部11は、受信品質情報の示す受信品質が悪くなると測定部12による周辺基地局からの無線信号の測定開始が早まるように、上記条件を設定する。
このような構成により、無線端末装置202の受信品質の劣化に応じて周辺セルの測定開始を早めることができるため、セル再選択の実行判断のための情報を、急激な電波環境の変化に追従して迅速に取得することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、測定部12は、アイドル状態において、受信品質情報の示す受信品質が悪い場合に、サービング基地局の評価値が条件を満たすと周辺基地局からの無線信号の測定を開始する。
このような構成により、無線端末装置202の受信品質の劣化に応じて、サービング基地局の評価値を用いた周辺セル測定開始条件を適切なタイミングで設定することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、測定部12は、アイドル状態において、条件を満たすと周辺基地局からの無線信号の測定を開始する。再選択部11は、受信品質情報に基づいて上記条件を設定する。そして、再選択部11は、周辺基地局の測定が開始されるとセル再選択動作を開始し、少なくとも周辺基地局の評価値に基づいて、サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する。
このような構成により、サービング基地局の評価値に基づく周辺セルの測定開始判断を経ることなく、CQIによって無線端末装置202の受信品質の劣化を検知したことによって周辺セルの測定を開始し、周辺セルへのセル再選択を迅速に行なうことができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、再選択部11は、受信品質情報、および受信品質情報が更新されてから経過した時間に基づいて周辺基地局からの無線信号の測定開始条件を設定する。
このように、無線端末装置202の電波環境を示す情報の更新経過時間を周辺セルの測定開始条件に用いる構成により、古い情報による誤判断を抑制し、周辺セルの測定の実行判断をより適切に行なうことができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、再選択部11は、複数回分の受信品質情報に基づいて周辺基地局からの無線信号の測定開始条件を設定する。
このような構成により、電波環境の瞬間的な変化に起因する誤判断を抑制し、周辺セルの測定の実行判断をより適切に行なうことができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、受信品質情報作成部14は、自己の無線端末装置202が無線基地局装置101に在圏するための処理において無線基地局装置101から送信される、無線基地局装置101との通信接続を確立するための情報、に含まれる指示に従い、アイドル状態において受信品質情報を作成する。
このような構成により、無線端末装置202がセルに在圏するための処理において無線基地局装置101から送信される情報を流用して、アイドル状態の無線端末装置202にCQI測定を実行させることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、受信品質情報作成部14は、自己の無線端末装置202が無線基地局装置101に在圏するための処理において無線基地局装置101から送信される、無線基地局装置101との通信接続を解放するための情報、に含まれる指示に従い、アイドル状態において受信品質情報を作成する。
このような構成により、無線端末装置202がセルに在圏するための処理において無線基地局装置101から送信される情報を流用して、アイドル状態の無線端末装置202にCQI測定を実行させることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、評価値演算部13は、複数レイヤのうちの第1のレイヤに従い、無線基地局装置101からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第1測定情報として、たとえば無線基地局装置101からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を取得する。受信品質情報作成部14は、上記複数レイヤのうち、第1のレイヤよりも下位の第2のレイヤに従い、無線基地局装置101からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第2測定情報として、たとえば受信品質情報を取得する。そして、再選択部11は、セル再選択動作を実行するか否かの判断において、受信品質情報作成部14によって取得された受信品質情報を用いる。
このように、通信プロトコルにおいて、よりレイヤの低い情報を用いてセル再選択動作の実行判断を行なう構成により、セル再選択動作の実行判断のための情報の取得時間を短縮することができるため、セル再選択の迅速かつ適切な実行判断が可能となる。すなわち、急激な電波環境の変化に追従することが可能となるため、周辺セルへのセル再選択を迅速に実行し、無線端末装置の圏外状態の発生を抑制することができる。したがって、アイドル状態の無線端末装置における圏外状態の発生を抑制することができる。
なお、このレイヤの観点から、無線端末装置は、受信品質情報を作成する構成に限らず、1または複数の無線基地局装置からの無線信号の測定結果を示す情報を作成する構成であればよい。
また、本発明の実施の形態に係る無線端末装置では、評価値は3GPPで規定されたRRCレイヤに対応し、受信品質情報は3GPPで規定されたMACレイヤおよびPHYレイヤの少なくとも一方に対応する。
このような構成により、3GPPで規定された通信プロトコルに従って動作する無線端末装置において、セル再選択動作の実行判断を適切に行なうことにより、アイドル状態における圏外状態の発生を抑制することが可能となる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 再選択部
12 測定部
13 評価値演算部(第1測定情報取得部)
14 受信品質情報作成部(第2測定情報取得部)
81 アンテナ
82 サーキュレータ
83 無線受信部
84 無線送信部
85 信号処理部
86 受信信号処理部
87 送信信号処理部
88 制御部
89 入出力部
101A,101B,101C 無線基地局装置
161 S−GW
162 MME
163 P−GW
202 無線端末装置
301 コアネットワーク
302 IP網
12 測定部
13 評価値演算部(第1測定情報取得部)
14 受信品質情報作成部(第2測定情報取得部)
81 アンテナ
82 サーキュレータ
83 無線受信部
84 無線送信部
85 信号処理部
86 受信信号処理部
87 送信信号処理部
88 制御部
89 入出力部
101A,101B,101C 無線基地局装置
161 S−GW
162 MME
163 P−GW
202 無線端末装置
301 コアネットワーク
302 IP網
Claims (16)
- 無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより前記無線基地局装置と通信可能な無線端末装置であって、
アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、前記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部と、
無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するための評価値演算部と、
前記評価値よりも短い周期で更新され、前記サービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するための受信品質情報作成部とを備え、
前記再選択部は、前記再選択動作を実行するか否かの判断において前記受信品質情報を用いる、無線端末装置。 - 前記再選択部は、前記再選択動作を実行するか否かの判断において前記評価値および前記受信品質情報を用いる、請求項1に記載の無線端末装置。
- 前記無線端末装置は、さらに、
アイドル状態において、前記サービング基地局からの無線信号を測定し、前記サービング基地局の前記評価値が条件を満たすと前記周辺基地局からの無線信号の測定を開始するための測定部を備え、
前記再選択部は、前記受信品質情報に基づいて前記条件を設定し、前記測定部による前記周辺基地局からの無線信号の測定が開始されると前記再選択動作を開始し、少なくとも前記周辺基地局の前記評価値に基づいて、前記サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、前記周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する、請求項1または請求項2に記載の無線端末装置。 - 前記再選択部は、前記受信品質情報の示す受信品質が悪くなると前記測定部による前記周辺基地局からの無線信号の測定開始が早まるように、前記条件を設定する、請求項3に記載の無線端末装置。
- 前記測定部は、アイドル状態において、前記受信品質情報の示す受信品質が悪い場合に、前記サービング基地局の前記評価値が条件を満たすと前記周辺基地局からの無線信号の測定を開始する、請求項3または請求項4に記載の無線端末装置。
- 前記無線端末装置は、さらに、
アイドル状態において、条件を満たすと前記周辺基地局からの無線信号の測定を開始するための測定部を備え、
前記再選択部は、前記受信品質情報に基づいて前記条件を設定し、前記測定部による前記周辺基地局からの無線信号の測定が開始されると前記再選択動作を開始し、少なくとも前記周辺基地局の前記評価値に基づいて、前記サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、前記周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する、請求項1または請求項2に記載の無線端末装置。 - 前記再選択部は、前記受信品質情報、および前記受信品質情報が更新されてから経過した時間に基づいて前記条件を設定する、請求項6に記載の無線端末装置。
- 前記再選択部は、複数回分の前記受信品質情報に基づいて前記条件を設定する、請求項6または請求項7に記載の無線端末装置。
- 前記受信品質情報作成部は、自己の無線端末装置が無線基地局装置に在圏するための処理において前記無線基地局装置から送信される、前記無線基地局装置との通信接続を確立するための情報、に含まれる指示に従い、アイドル状態において前記受信品質情報を作成する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の無線端末装置。
- 前記受信品質情報作成部は、自己の無線端末装置が無線基地局装置に在圏するための処理において前記無線基地局装置から送信される、前記無線基地局装置との通信接続を解放するための情報、に含まれる指示に従い、アイドル状態において前記受信品質情報を作成する、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の無線端末装置。
- 無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより前記無線基地局装置と通信可能であり、複数レイヤを有する通信プロトコルに従って動作する無線端末装置であって、
前記複数レイヤのうちの第1のレイヤに従い、無線基地局装置からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第1測定情報を取得するための第1測定情報取得部と、
前記複数レイヤのうち、前記第1のレイヤよりも下位の第2のレイヤに従い、無線基地局装置からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第2測定情報を取得するための第2測定情報取得部と、
アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、前記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部とを備え、
前記再選択部は、前記再選択動作を実行するか否かの判断において、前記第2測定情報取得部によって取得された前記第2測定情報を用いる、無線端末装置。 - 前記第1のレイヤは、3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定されたRRC(Radio Resource Control)レイヤであり、
前記第2のレイヤは、3GPPで規定されたMAC(Media Access Control)レイヤおよびPHY(Physical)レイヤの少なくとも一方である、請求項11に記載の無線端末装置。 - 複数の無線基地局装置と、
前記無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより前記無線基地局装置と通信可能な無線端末装置とを備える通信システムであって、
前記無線端末装置は、
アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、前記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部と、
無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するための評価値演算部と、
前記評価値よりも短い周期で更新され、前記サービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するための受信品質情報作成部とを含み、
前記再選択部は、前記再選択動作を実行するか否かの判断において前記受信品質情報を用いる、通信システム。 - 複数の無線基地局装置と、
前記無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより前記無線基地局装置と通信可能であり、複数レイヤを有する通信プロトコルに従って動作する無線端末装置とを備える通信システムであって、
前記複数レイヤのうちの第1のレイヤに従い、無線基地局装置からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第1測定情報を取得するための第1測定情報取得部と、
前記複数レイヤのうち、前記第1のレイヤよりも下位の第2のレイヤに従い、無線基地局装置からの無線信号の、アイドル状態における測定結果に基づく第2測定情報を取得するための第2測定情報取得部と、
アイドル状態において、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局を通信相手として継続して選択するか、前記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行するための再選択部とを備え、
前記再選択部は、前記再選択動作を実行するか否かの判断において、前記第2測定情報取得部によって取得された前記第2測定情報を用いる、通信システム。 - 無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより前記無線基地局装置と通信可能な無線端末装置における通信制御方法であって、
アイドル状態において、無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するステップと、
アイドル状態において、前記評価値よりも短い周期で更新され、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するステップと、
アイドル状態において、前記サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、前記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行し、前記再選択動作を実行するか否かの判断において前記受信品質情報を用いるステップとを含む、通信制御方法。 - 無線基地局装置との間で無線信号を送受信することにより前記無線基地局装置と通信可能な無線端末装置において用いられる通信制御プログラムであって、コンピュータに、
アイドル状態において、無線基地局装置からの無線信号の受信電力および受信品質の少なくとも一方の評価値を算出するステップと、
アイドル状態において、前記評価値よりも短い周期で更新され、通信相手として選択している無線基地局装置であるサービング基地局からの無線信号の受信品質を示す受信品質情報を作成するステップと、
アイドル状態において、前記サービング基地局を通信相手として継続して選択するか、前記サービング基地局以外の他の無線基地局装置である周辺基地局を通信相手として新たに選択するかを判断する再選択動作を実行し、前記再選択動作を実行するか否かの判断において前記受信品質情報を用いるステップとを実行させるための、通信制御プログラム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012002661A JP2013143664A (ja) | 2012-01-11 | 2012-01-11 | 無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム |
| PCT/JP2012/079166 WO2013077202A1 (ja) | 2011-11-22 | 2012-11-09 | 無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012002661A JP2013143664A (ja) | 2012-01-11 | 2012-01-11 | 無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013143664A true JP2013143664A (ja) | 2013-07-22 |
Family
ID=49039998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012002661A Pending JP2013143664A (ja) | 2011-11-22 | 2012-01-11 | 無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013143664A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016540441A (ja) * | 2013-12-06 | 2016-12-22 | アイディーエーシー ホールディングス インコーポレイテッド | 無線システムにおける階層化された接続性 |
| JP2021073764A (ja) * | 2021-01-06 | 2021-05-13 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | 通信方法、デバイス、及びシステム |
| US11412477B2 (en) | 2016-09-29 | 2022-08-09 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Communication method between core network device and terminal in communication system |
| US11968734B2 (en) | 2011-04-01 | 2024-04-23 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Method and apparatus for providing information to a network |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004228705A (ja) * | 2003-01-20 | 2004-08-12 | Kyocera Corp | 無線通信端末及びハンドオフ判定方法 |
| WO2009097481A1 (en) * | 2008-02-01 | 2009-08-06 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Method and apparatus for serving high speed downlink shared channel cell change |
-
2012
- 2012-01-11 JP JP2012002661A patent/JP2013143664A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004228705A (ja) * | 2003-01-20 | 2004-08-12 | Kyocera Corp | 無線通信端末及びハンドオフ判定方法 |
| WO2009097481A1 (en) * | 2008-02-01 | 2009-08-06 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Method and apparatus for serving high speed downlink shared channel cell change |
| JP2011511577A (ja) * | 2008-02-01 | 2011-04-07 | インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド | サービング高速ダウンリンク共有チャネルセル変更のための方法および装置 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11968734B2 (en) | 2011-04-01 | 2024-04-23 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Method and apparatus for providing information to a network |
| US12593372B2 (en) | 2011-04-01 | 2026-03-31 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Method and apparatus for providing information to a network |
| JP2016540441A (ja) * | 2013-12-06 | 2016-12-22 | アイディーエーシー ホールディングス インコーポレイテッド | 無線システムにおける階層化された接続性 |
| US10129802B2 (en) | 2013-12-06 | 2018-11-13 | Idac Holdings, Inc. | Layered connectivity in wireless systems |
| US11412477B2 (en) | 2016-09-29 | 2022-08-09 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Communication method between core network device and terminal in communication system |
| US11832215B2 (en) | 2016-09-29 | 2023-11-28 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Communication method between core network device and terminal in communication system |
| JP2021073764A (ja) * | 2021-01-06 | 2021-05-13 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | 通信方法、デバイス、及びシステム |
| JP7262491B2 (ja) | 2021-01-06 | 2023-04-21 | 華為技術有限公司 | 通信方法、デバイス、及びシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102648647B (zh) | 蜂窝网络中的控制移动性 | |
| CN104080118B (zh) | 关于小区覆盖扩展的偏置调整的方法、装置与系统 | |
| CN116158121B (zh) | 一种无线通信方法及装置 | |
| TWI526095B (zh) | 在異質網路中閒置模式混合式行動程序 | |
| US20190268782A1 (en) | Communications device and method | |
| CN103391590B (zh) | 异构网的小区重选参数调整方法 | |
| JP2015159607A (ja) | スキャン時間制御に基づく装置のモビリティ | |
| EP2826300A1 (en) | Mobility parameter adjustment and mobility state estimation in heterogeneous networks | |
| JP2016539564A (ja) | セル選択方法及びセル再選択のための測定方法 | |
| US20150282034A1 (en) | Reselection | |
| CN116349308A (zh) | 与无线网络的网络切片或封闭接入组相关联的小区重选相关信息 | |
| CN103733686B (zh) | 移动性控制的方法和装置 | |
| JP2014022847A (ja) | 無線基地局装置、無線端末装置、無線通信装置、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| JP2013143664A (ja) | 無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| JP6040588B2 (ja) | 無線基地局装置、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| CN116325916B (zh) | 一种通信方法及装置 | |
| JP2013121087A (ja) | 無線基地局装置、無線端末装置、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| JP5842570B2 (ja) | 無線基地局装置、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| CN108924891B (zh) | 一种小区确定方法、用户设备和具有存储功能的装置 | |
| WO2013141336A1 (ja) | 通信システム、無線基地局装置、無線端末装置、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| JP5327490B2 (ja) | 通信システム、無線基地局装置、無線端末装置、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| WO2013077202A1 (ja) | 無線端末装置、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| WO2013084704A1 (ja) | 無線基地局装置、無線端末装置、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| JP2014007559A (ja) | 無線基地局装置、通信制御方法および通信制御プログラム | |
| WO2026065507A1 (zh) | 用于无线通信的方法、终端设备和网络设备 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141216 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160202 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160726 |