JP2013144235A - 基板ケースの封印方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サブ基板ケース570の本体部31は、蓋部32と共に演出制御基板530を収容するための収容空間Aを形成する。段差部33は、本体部31の側面31aの位置と蓋部32の側面32aの位置とが互いに異なることにより形成されている。シール40の端部41が本体部31に貼付され、端部42が蓋部32に貼付されている一方で、中間部43は本体部31および蓋部32のいずれにも貼付されておらず、未貼付部分となっている。シール40が中間部43で不正に切断されると、2つの切断片に分割されると共に、側面31a,32aに貼り付く。
【選択図】図4
Description
この特許文献1には、分離可能な複数のケース体とこれら複数のケース体により形成される内部空間内に収容される制御基板とを有する制御基板装置を備え、ケース体間の境界を跨ぐようにしてシールを貼り付けた遊技機が開示されている。さらに説明すると、このシールは、背面側に粘着剤層が設けられ、シールを剥がす力に伴う応力によって一部が破壊される程度の脆性を有する矩形状のベース部材と、ベース部材の背面側に設けられ、識別情報が格納されたICチップと、同じくベース部材の背面側に設けられ、シールを剥がす力に伴う応力によって一部が破壊される程度の脆性を有し、ICチップに格納された識別情報を読取体に対して送信可能とする長尺状のアンテナと、を備えている。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150と、を備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
本実施の形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に装飾図柄により報知したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による予告演出を表示したりする。なお、画像表示部114としては、例えば液晶表示装置、EL表示装置、LEDドット表示装置または7セグ表示装置等による構成例が考えられる。
また、本実施の形態では、遊技盤110の前面に、各種の演出に用いられる可動役物115および盤ランプ116を備えている。可動役物115は、遊技盤110に対して可動に構成され、可動による各種の演出を行い、また、盤ランプ116は、発光することで光による各種の演出を行う。
第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の羽根が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する普通電動役物としての電動チューリップ123を備えている。電動チューリップ123は、羽根が閉じていると、遊技球は第2始動口122へ入り難い一方で、羽根が開くと第2始動口122の入口が拡大して遊技球が第2始動口122へ入り易くなるように構成されている。そして、電動チューリップ123は、普通図柄抽選に当選すると、点灯ないし点滅しながら羽根が規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開く。
なお、本実施の形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例や他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施の形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施の形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。この表示器130の詳細は後述する。
なお、本実施の形態では、皿153を上下皿一体で構成しているが、上皿と下皿とを分離する構成例も考えられる。また、発射装置のハンドル151を所定条件下で発光させる構成例も考えられる。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
パチンコ遊技機100の表示器130は、図2の(a)に示すように、第1始動口121の入賞に対応して作動する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122の入賞に対応して作動する第2特別図柄表示器222と、ゲート124の通過に対応して作動する普通図柄表示器223と、を備えている。第1特別図柄表示器221は、第1始動口121の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第2特別図柄表示器222は、第2始動口122の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。普通図柄表示器223は、遊技球がゲート124を通過することにより普通図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。なお、本実施の形態では、第1特別図柄表示器221および第2特別図柄表示器222は、7セグ表示装置で構成され、また、普通図柄表示器223は、LED表示装置で構成されている。
次に、パチンコ遊技機100の枠部材150の構成について説明する。
図3は、枠部材150の構成を説明する斜視図である。
同図に示すように、枠部材150は、縦長の所謂フレーム構造である枠部材本体としての外枠10と、外枠10に開閉自在に装着される前面枠(内枠)20と、を備えている。
外枠10の前面下部には、下横枠部材14と同じ方向(横方向、左右方向)に延びる幕板16が取り付けられている。なお、幕板16の上端の縦方向の位置は、下横枠部材14の上端の縦方向の位置と略同一である。また、幕板16の前面(遊技者側の面)には、例えば社名やロゴ等を付すことで意匠的な装飾を施すことが可能である。
また、外枠10は、前面枠20が開閉する際に前面枠20と摺動する樹脂製の摺動部17を有する。より具体的には、この摺動部17は、下横枠部材14に取り付けられている。また、摺動部17は、下横枠部材14の上面に位置し、かつ、前面枠20の回転軸が位置する側とは反対側(同図での右側)に片寄って位置している。そして、摺動部17は、前面枠20の遊技盤保持枠22が閉じている状態で遊技盤保持枠22の下面と当接して前面枠20を保持する。このため、前面枠20が閉じている状態には、前面枠20と幕板16との間に、隙間が形成されることになる。
なお、前面枠20の遊技盤保持枠22には、外枠10の右縦枠部材11と係合して前面枠20が開かないように施錠するための施錠部材23,24,25が設けられている。この施錠部材23,24,25は、パチンコ遊技機100の正面側に配設されている鍵穴158(図1参照)に不図示の鍵を差し込んで所定の方向に回転することで、連動して施錠動作および開錠動作を行う。
また、遊技盤110の後面には、供給された24VのAC電源をDC電源に変換して各種の基板等に出力するスイッチング電源550が配設されている。
付言すると、払出球の払い出し制御を行う払出制御部が構成された払出制御基板(不図示)と、払出制御基板により制御され、外部から補給された補給球を一時的に溜めておき、賞球の払い出しや貸し球の払い出しを行う払い出しユニット560と、が枠部材150の前面枠20に配設されている。
図4は、第1の実施の形態に係るサブ基板ケース570を説明する断面図である。
同図に示すサブ基板ケース570は、カバー510(図3参照)の内側に配置されているものである。このサブ基板ケース570は、基板ないし制御基板の一例としての演出制御基板530を収容するための収容空間Aを形成する側面を有し、演出制御基板530にアクセス可能な開口部を有する第1の構成部材の一例としての本体部31を備えている。また、サブ基板ケース570は、本体部31の開口部を覆う第2の構成部材の一例としての蓋部32を備えている。
付言すると、本体部31および蓋部32には、熱を外部に放出するための不図示の切欠きが形成されている。また、演出制御基板530は、2枚の基板を支柱により連結して構成されている。2枚の基板同士は、互いに線材により電気的に接続されている。演出制御基板530の表面(同図の右側の面)には各種の電子部品等が搭載されている。
この蓋部32は、本体部31と別体であり、本体部31と係合する。そして、蓋部32は、爪形状による嵌合構造やねじ締結構造により、本体部31と容易に分離できないように構成されている。すなわち、サブ基板ケース570は、蓋部32を開けて演出制御基板530にアクセスすることが困難なように構成されている。なお、蓋部32は、本体部31と共に収容空間Aを形成する。
本実施の形態では、本体部31の側面31aの位置が蓋部32の側面32aの位置よりも外方であるようにすることで段差部33を形成しているが、その逆の構成も考えられる。すなわち、本体部31の側面31aの位置が蓋部32の側面32aの位置よりも内方であるようにすることで段差部33を形成することも考えられる。
さらに説明すると、シール40の中間部43は、本体部31および蓋部32のいずれにも貼付されていない。中間部43は、サブ基板ケース570に貼付されていない未貼付部分である。そして、シール40は、所定の張力をもって端部41,42がサブ基板ケース570に貼付されている。このため、シール40は、段差部33に貼付されずに、段差部33を横切るように延在している。なお、本実施の形態では、シール40は、サブ基板ケース570の上面側に貼付されている。
ここで、シール40において、端部41は第1の貼付部分の一例であり、端部42は第2の貼付部分の一例であり、中間部43は中間部分の一例である。また、サブ基板ケース570は基板ケースの一例であり、サブ基板ケース570の段差部33は、未貼付形成部の一例である。
このシール40の表面には、蓋部32を開けないように注意事項(例えば「開封厳禁」)が印刷されている。また、シール40の表面には、サブ基板ケース570から剥離して別のシールが貼付されたことが一見して分かるようにするために固有の識別番号が付されている。なお、シール40の表面に、偽造防止のための絵柄(例えばホログラム)を印刷することも考えられる。
本実施の形態では、本発明をサブ基板ケース570に適用する場合について説明しているが、メイン基板ケース540(図3参照)に適用することも考えられる。
上述したように、シール40は、端部41,42が張力をもって本体部31および蓋部32に貼付される一方で、シール40の中間部43は、本体部31および蓋部32に貼付されておらず、しかも段差部33の空間を横切るように延在している。
このような切断し易い箇所の形成や切断する際の目印となる部分の形成は、シール40の端部41,42をサブ基板ケース570に貼付する作業を行うことで達成されるものであり、組み立て作業性を低下させるものではない。
シール40の中間部43(図4参照)が刃物等を使用して切断されると、図5に示すように、シール40は、端部41(図4参照)を含む切断片40aと端部42(図4参照)を含む切断片40bとに分割される。この切断片40aは、本体部31側に位置し、切断片40bは、蓋部32側に位置する。
中間部43の切断によって、それまで作用していたシール40の張力がなくなる。このため、切断片40aと切断片40bのいずれか一方または両方は、その自重によって、本体部31および蓋部32に貼付されていない部分が段差部33を形成する本体部31ないし蓋部32の側面31a,32aに貼り付く。なお、切断後における切断片40aと切断片40bの貼り付き状態は、シール40の中間部43が切断される位置によって異なるものであり、同図はその一例を示したものである。
また、シール40は、一度剥離すると再び貼付することができず、シール40の中間部43が貼付されていない切断前の状態に戻すことは不可能になる。さらには、偽造が困難なシール40を用いることで、切断したことを隠す偽装工作を行うことが困難になる。
この点で、本実施の形態における構成では、シール40が切断されたことの痕跡が目立つことから、シール40に切断加工が施されたことを見逃してしまう事態を回避することができる。
図6は、第2の実施の形態に係るサブ基板ケース570を説明する断面図である。
同図に示すサブ基板ケース570は、第1の実施の形態の場合と同様に、本体部31および蓋部32を備えている。蓋部32は本体部31に係合可能である。
この本体部31は、側面31aから外方に突出する突出部34を有する。また、蓋部32は、本体部31の突出部34と離間して位置し、側面32aから外方に突出する突出部35を有する。そして、サブ基板ケース570は、互いに離間している突出部34と突出部35との間に位置する凹形状部36を有する。
付言すると、本実施の形態では、突出部34,35は、本体部31と蓋部32とが互いに係合する係合部分Cよりも離れた位置に形成されている。しかしながら、突出部34と突出部35とが互いに離間するように位置しているのであれば、突出部34と突出部35のいずれか一方が、係合部分Cと同じ位置に形成されていてもよい。したがって、係合部分Cは、凹形状部36に位置している。
さらに説明すると、シール40の両端部のうち一方の端部44が本体部31の突出部34に貼付され、他方の端部45が蓋部32の突出部35に貼付されている。また、シール40の中間部46は、本体部31および蓋部32のいずれにも貼付されていない。すなわち、シール40の中間部46は未貼付部分である。
第1の実施の形態の場合と同様に、シール40は、所定の張力をもって端部44,45がサブ基板ケース570に貼付され、中間部46が突出部34,35に貼付されずに凹形状部36を横切るように延在している。
ここで、シール40において、端部44は第1の貼付部分の一例であり、端部45は第2の貼付部分の一例であり、中間部46は中間部分の一例である。サブ基板ケース570において、本体部31の突出部34は第1の突出部の一例であり、蓋部32の突出部35は第2の突出部の一例であり、凹形状部36は、未貼付形成部の一例である。
例えば、本実施の形態では、突出部34,35の各々の高さは、略同一であるが、高さが互いに異なるように構成することも考えられる。すなわち、突出部34が突出部35よりも高く構成することが考えられ、また、突出部35が突出部34よりも高く構成することも考えられる。
また、本実施の形態では、本体部31に突出部34を形成すると共に、蓋部32に突出部35を形成しているが、本体部31と蓋部32のいずれか一方にのみ突出部34ないし突出部35を形成する構成である。具体的に説明すると、本体部31に突出部34を形成し、蓋部32に突出部35を形成しない構成や、蓋部32に突出部35を形成し、本体部31に突出部34を形成しない構成が考えられる。
同図に示すように、シール40は、刃物等を使用して切断されると、端部44(図6参照)を含む切断片40aと端部45(図6参照)を含む切断片40bとに分割される。
シール40の中間部43での切断によって、それまで作用していたシール40の張力がなくなり、本体部31および蓋部32のいずれにも貼付されていない中間部43は、凹形状部36の面に貼り付く。すなわち、切断片40aの内それまで未貼付の部分は、突出部44と係合部分C(図6参照)との間に位置する本体部31の領域に貼り付く。また、切断片40bの内それまで未貼付の部分は、突出部45と係合部分C(図6参照)との間に位置する蓋部32の領域に貼り付く。
本実施の形態の場合にも、このような貼り付き状態によって、サブ基板ケース570に貼付されているシール40が切断されたときには、シール40の形態が変わることから、メンテナンス時などに確認することが可能になる。
Claims (1)
- 第1の構成部材および第2の構成部材を含んで基板ケースが構成され、当該第1の構成部材と当該第2の構成部材とが互いに係合して遊技機の基板を収容するための収容空間を形成し、当該第1の構成部材と当該第2の構成部材とにわたってシール部材を貼付して封印する基板ケースの封印方法であって、
前記第1の構成部材に貼付される前記シール部材の第1の貼付部分と前記第2の構成部材に貼付される当該シール部材の第2の貼付部分との間に位置する当該シール部材の中間部分を、前記基板ケースに貼付されない未貼付部分とすることを特徴とする基板ケースの封印方法。
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2013
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