JP2013146809A - セーフティコード取付金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】他端に工具6類を結合されたセーフティコード4の一端が引掛けられるセーフティコード取付金具1において、工具6類の落下防止の装備であるセーフティコード取付金具1に胴綱9を結合し難くすることにより、故意又は過失によりセーフティコード取付金具1に胴綱9のフック91を引掛けて使用してしまうことを抑制して、人体を支持する程度までセーフティコード取付金具1の強度を高めることを不要とする。
【解決手段】作業者の腰部に巻き付けられる安全帯5に結合される結合部としての環状体と、この環状体と一体に設けられ、セーフティコード4の一端が引掛けられる引掛部と、環状体が安全帯5に結合された状態で、引掛部が外側に露出しないようにカバーするカバー部としてのカバー用板体とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、主に高所作業者の腰部に付けて用いられ、他端に工具類を結合されたセーフティコードの一端が引掛けられるセーフティコード取付金具に関する。
高所で電気工事などの作業を行う作業者は、作業者自身の落下事故の防止と、作業時に使用する工具類の落下防止とを図るための装備を備えている。作業者自身の落下事故防止の装備としては、作業者の腰部にベルト状の安全帯を巻き付け、この安全帯に所謂D環を取り付けて、このD環に作業対象の構造物に結合された胴綱のフックを引掛けている。これにより作業者が誤って落下したとき、胴綱によって作業者自身を支持するようにしている。また、工具類の落下防止の装備としては、上記安全帯にD環と同様の金具を取り付け、この金具にリングを介して他端が工具類に結合されたセーフティコードを引掛けている。これにより作業者が誤って工具類を落としたとき、セーフティコードによって工具類を支持するようにしている。
下記特許文献1には、工具類の落下防止の装備が開示されている。
作業者自身の落下防止のための装備は、人間の体重を支えるのに充分な強度を備えているのに対し、工具類の落下防止の装備は、人間の体重より軽い工具類を支えるだけの強度しか備えていない。
実開平5−49272号公報
以上のように、作業者は一つの安全帯にD環と金具とを同時に取り付けて作業をしているため、故意又は過失により工具類の落下防止の装備である金具に作業者自身の落下防止のための装備である胴綱のフックを引掛けて使用してしまう可能性がある。そこで、このように間違いを犯しても、作業者自身の落下防止の機能が損なわれないように上記金具の強度をD環と同様の強度まで高めることが考えられる。しかし、そのように強度を高めると、金具の重量が大きくなってしまう問題がある。即ち、金具は、本来、工具類を支持する強度を備えれば済むのに対して、人体をも支持可能とするためには大幅に強度を高める必要があり、それに伴って部材の板厚を厚くするなどにより重量も大きくなってしまう。かかる金具は作業者が作業中に腰部に付けるものであるため、金具の重量の増加は作業者の作業負担を増大させることになる。
このような問題に鑑み本発明の課題は、工具類の落下防止の装備である金具に胴綱を結合し難くすることにより、故意又は過失により金具に胴綱のフックを引掛けて使用してしまうことを抑制して、人体を支持する程度まで金具の強度を高めることを不要とすることにある。
本発明の第1発明は、他端に工具類を結合されたセーフティコードの一端が引掛けられるセーフティコード取付金具であって、作業者の腰部に巻き付けられる安全帯に結合される結合部と、該結合部と一体に設けられ、セーフティコードの一端が引掛けられる引掛部と、前記結合部が前記安全帯に結合された状態で、引掛部が外側に露出しないようにカバーするカバー部とを備えることを特徴とする。
第1発明によれば、セーフティコードを引掛けるための引掛部がカバー部によりカバーされているため、少なくとも胴綱のフックを誤って引掛部に引掛けてしまうことは抑制できると共に、故意であっても胴綱のフックを引掛部に引掛けることは容易にできないようにすることができる。また、引掛部がカバー部によりカバーされ、引掛部にセーフティコードの一端が引掛けられている状態で引掛部が外部に露出していないため、外部からの不用意な操作によりセーフティコードが引掛部から外れてしまうようなことは抑制することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記結合部は、前記安全帯の断面形状に沿うように環状に形成された環状体から成り、前記引掛部は、前記環状体の下側に一体に設けられた引掛用板体と、この引掛用板体に穿設された貫通孔に結合された環状のリングとを備え、前記カバー部は、前記リング体が外側に露出しないように配置されたカバー用板体であることを特徴とする。
第2発明によれば、結合部である環状体が安全帯の断面形状に沿うように環状に形成されているため、その下側に配置された引掛部のリングは、作業者が安全帯と共にセーフティコード取付金具を腰部に装着したときに作業者自身の体に近い側となる。しかもリングの外側はカバー用板体でカバーされるため、リングはカバー用板体と作業者自身の体との間に挟まれて胴綱のフックを引掛けることは困難となる。一方、胴綱のフックよりも小型であるセーフティコードの一端は、引掛部がカバー用板体と作業者自身の体に挟まれていても引掛部がリングとされているため、比較的容易に引掛けることができる。
従って、セーフティコード取付金具の引掛部へのセーフティコードの引掛け操作性は悪化させないで、胴綱のフックをセーフティコード取付金具の引掛部に引掛けてしまうことは抑制することができる。
本発明の一実施形態の正面図である。 上記実施形態の背面図である。 上記実施形態の側面図である。 上記実施形態のセーフティコード取付金具にセーフティコードを引掛けた状態を示す斜視図である。 上記実施形態の使用例を示す説明図である。
図1〜3は、本発明の一実施形態を示しており、結合部を成す環状体10は、作業者の腰部に巻き付けられるベルト状の安全帯5(図5参照)の断面形状に沿うように環状に形成されている。この場合、安全帯5の断面形状は、上下方向に長い長方形であるため、環状体10も、図3に示されるように、側面視で、環状内に安全帯5が収まるような長方形に板体を折り曲げて、或いは複数の板体を接合して形成されている。
環状体10の下側で、且つ作業者が安全帯5によってセーフティコード取付金具1を自身の腰部に装着したとき、内側となる位置、つまり作業者自身の体に近い側となる位置には、引掛部20である引掛用板体21が環状体10と一体に設けられている。この場合、引掛用板体21は、環状体10と同一の板体によって構成されても良いし、環状体10の板体とは別の板体を接合しても良い。
ここでは、引掛用板体21の中央上部に上下方向に並べて2つの貫通孔23が穿設されており、この貫通孔23を通して各貫通孔23に2個づつ、合計4個のリング22が結合されている。
また、環状体10の下側で、且つ作業者が安全帯5によってセーフティコード取付金具1を自身の腰部に装着したとき、外側となる位置、つまり作業者自身の体から遠い側となる位置には、カバー部としてのカバー用板体30が一体に設けられている。カバー用板体30は、環状体10と同一の板体によって構成されても良いし、環状体10の板体とは別の板体を接合しても良い。カバー用板体30は、図1、2に示されるように、環状体10及び引掛用板体21より幅広に形成されており、リング22が外側に露出しないように、つまりリング22を外側からカバーするようにしている。
ここでは、引掛用板体21の下端はカバー用板体30の下端に向けて折り曲げられ、引掛用板体21とカバー用板体30の各下端は互いに接合され、図3に示されるように環状体10の下にもう一つの環状体が形成されている。
なお、セーフティコード取付金具1は、安全帯5によって作業者の腰部に装着されるとき、カバー用板体30が本来の目的を達成するために、カバー用板体30が引掛用板体21より外側に位置するようにされることが重要である。そこで、図2に示されるように、環状体10をなす板面の作業者の腰部への装着時内側となる側には、「この面を内側にして使用して下さい」の表示が施されている。また、図1に示されるように、カバー用板体30の板面の作業者の腰部への装着時外側となる側には、「安全第一」の表示と緑十字のマークとを組合わせたものが表示されている。このような表示を施すことにより、安全帯5に対してセーフティコード取付金具1を結合するとき、セーフティコード取付金具1が正しい向きに装着されるようにしている。
図4には、引掛部20のリング22にセーフティコード4の一端が引掛けられている様子が示されている。この場合、リング22として所謂「Wリング」が採用されており、セーフティコード4の一端に設けられている小さなリング41をWリング22の挿入部から嵌め込むことにより両者は結合されている。勿論、引掛部20のリング22として開口部のない閉じられたものを採用し、セーフティコード4の一端のリング41として選択的にリングの一部が開口されるものを採用することもできる。なお、図4は、セーフティコード取付金具1を背面側から見た状態で示されている。ここではセーフティコード4を1本だけ引掛けているが、当然ながらリング22の数(4個)だけセーフティコード4を引掛けることができる。
図5には、安全帯5に本発明のセーフティコード取付金具1を取り付けた様子を示している。安全帯5に結合されたセーフティコード取付金具1に図4に基づいて説明したようにセーフティコード4を引掛け、セーフティコード4の他端に一体に備えるリング42に工具6を結合することにより、高所作業中、工具を誤って落としてしまったとき、その工具6がセーフティコード4及びセーフティコード取付金具1を介して安全帯5に支持され、地上に落下してしまうことを防止することができる。
図5において、7は工具6を作業者の腰部に保持するための工具入れ用鞘であり、その上部で安全帯5に結合されている。また、8は安全帯5に結合されたD環、9は胴綱、91は胴綱9をD環8に引掛けるためのフックである。
上記実施形態によれば、セーフティコード4を引掛けるための引掛部20がカバー部であるカバー用板体30によりカバーされているため、少なくとも胴綱9のフック91を誤って引掛部20に引掛けてしまうことは抑制できると共に、故意であっても胴綱9のフック91を引掛部20に引掛けることは容易にできないようにすることができる。
また、結合部である環状体10が安全帯5の断面形状に沿うように環状に形成されているため、その下側に配置された引掛部20のリング22は、作業者が安全帯5と共にセーフティコード取付金具1を腰部に装着したときに作業者自身の体に近い側となる。しかもリング22の外側はカバー用板体30でカバーされるため、リング22はカバー用板体30と作業者自身の体との間に挟まれて胴綱9のフック91を引掛けることは困難となる。一方、胴綱9のフック91よりも小型であるセーフティコード4の一端のリング41は、引掛部20がカバー用板体30と作業者自身の体に挟まれていても引掛部20がリング22とされているため、比較的容易に引掛けることができる。
従って、セーフティコード取付金具1の引掛部20へのセーフティコード4の引掛け操作性は悪化させないで、胴綱9のフック91をセーフティコード取付金具1の引掛部20に引掛けてしまうことは抑制することができる。
本発明は、上記実施形態で説明した外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、引掛部は、結合部に直接結合されたリングで構成されても良い。
1 セーフティコード取付金具
10 環状体(結合部)
20 引掛部
21 引掛用板体
22 リング
30 カバー用板体(カバー部)
4 セーフティコード
5 安全帯

Claims (2)

  1. 他端に工具類を結合されたセーフティコードの一端が引掛けられるセーフティコード取付金具であって、
    作業者の腰部に巻き付けられる安全帯に結合される結合部と、
    該結合部と一体に設けられ、セーフティコードの一端が引掛けられる引掛部と、
    前記結合部が前記安全帯に結合された状態で、引掛部が外側に露出しないようにカバーするカバー部とを備えることを特徴とするセーフティコード取付金具。
  2. 請求項1において、
    前記結合部は、前記安全帯の断面形状に沿うように環状に形成された環状体から成り、
    前記引掛部は、前記環状体の下側に一体に設けられた引掛用板体と、この引掛用板体に穿設された貫通孔に結合された環状のリングとを備え、
    前記カバー部は、前記リング体が外側に露出しないように配置されたカバー用板体であることを特徴とするセーフティコード取付金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6092441B1 (ja) * 2016-03-02 2017-03-08 京セラコミュニケーションシステム株式会社 工具ホルダ
JP2020089748A (ja) * 2020-02-10 2020-06-11 中国電力株式会社 胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具

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