JP2013149149A - グラフ表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着目エリアの拡大・縮小を迅速かつ的確に行えるようにする。
【解決手段】マウスカーソル5を画面上のグラフG1の着目したい位置に移動させる。マウスカーソル5の位置を確定し、マウスホイール4を特定の方向(例えば、手前側)に回転させる。すると、マウスカーソル5の表示位置を不動点(中心)として、マウスホイール4の回転量に応じて、データ軸Yの方向への表示倍率が拡大される。マウスホイール4を上記とは逆の方向に回転させると、マウスカーソル5の表示位置を不動点(中心)として、マウスホイール4の回転量に応じて、データ軸Yの方向への表示倍率が縮小される。時間軸Xおよびデータ軸Yの方向ともに拡大・縮小させるようにしてもよく、時間軸Xおよびデータ軸Yの方向ともに拡大・縮小を独立して行えるようにしてもよい。
【選択図】 図10

Description

この発明は、データをグラフ化して表示するグラフ表示装置に関するものである。
従来より、プラント等の運転状態を監視・制御するシステムでは、プラントにおける圧力、液量、温度等の計測値を時系列で収集し、この時系列で収集した計測値(時系列データ)をグラフ化して監視・制御装置の画面上に表示するようにしている。
例えば、横軸を時刻を示す時間軸とし、この時間軸に直交する縦軸をデータ値を示すデータ軸とし、時間軸とデータ軸とで示される直交平面上に時系列データをプロットし、このプロットした時系列データを折れ線で結んでトレンドグラフとして画面上に表示する。
このようなトレンドグラフにおいて、複数のデータ点の上下関係を勘違いせずに数値確認するような場合、十分な拡大が必要であり、それらデータ周辺の特に長いタイムスパンでのトレンドを確認する場合、十分な縮小が必要である。
このため、グラフ表示の機能として、種々の拡大・縮小方法が提案されている。例えば、グラフ上の注目したい一部分を拡大表示する方法として、一部の矩形領域をマウスなどで指定してその領域を拡大表示させる方法(図11参照)や、グラフ軸を指定してスタート値(最小値)とエンド値(最大値)をキーボードなどの入力装置から入力して表示領域を拡大する方法が広く利用されている。
また、画面上に表示レンジの変更指示領域を設け、この変更指示領域をマウスクリックすると、グラフ軸の表示幅が2倍,1/2倍などに変更される方法(例えば、特許文献1参照)や、画面上の軸の表示領域をマウスクリックするなどして操作対象のグラフを選択し、マウスのホイール回転などの操作により操作対象のグラフのみを拡大・縮小させる方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2より抜粋した図12に示される例ではグラフDTAを選択して縮小させている。
特開平6−309140号公報 特開2002−251623号公報
しかしながら、一部の矩形領域をマウスなどで指定してその領域を拡大表示させる方法では、拡大・縮小を繰り返した際に着目点のデータの位置が意図しない方向にずれやすく、元の位置に戻すような余計な操作が必要になることがある。また、データ軸はそのままで時間軸だけを広げたいといった片軸のみを拡大したい場合に操作が効率的ではない。また、1つのグラフに複数のデータが同時に表示されている場合に、着目したいデータ以外のデータが不適切な部分表示となり、状況が把握できなくなってしまうという問題もある。
また、軸のスタート値とエンド値を入力する方法や表示レンジの変更指示領域をマウスクリックするなどの操作によってグラフ軸の表示幅を変更する方法では、希望するエリアを表示させるために何度も入力を繰り返さなければならないことがあり、タイムスパンなどを迅速に広げたり、狭めたりしてデータを確認したい場合などに迅速な拡大・縮小が困難である。
また、特許文献2に示された方法は、上記の問題を解決するような利便性が高いものであるが、グラフ上で着目したある一部分を集中的に拡大したいような場合に、操作が煩雑になるという問題がある。
例えば、図13(a)に示すように、グラフの表示エリアの中心ではない位置に着目して拡大したい場合、拡大操作を行うと、図13(b)に示すように、着目エリアがグラフの表示エリアから外れてしまい表示されなくなる。
このため、図14(a),(b)に示すように、スクロール作業を行って着目エリアをグラフの表示エリアの中心に移し、その上で拡大操作を行うという操作が必要になる(図14(c))。この場合、着目エリアがうまくグラフの表示エリアの中心に移せていなかった場合、グラフの表示エリアから外れてしまわないように、再びスクロール作業を行うことが必要になる。
また、この方法では、時間軸とデータ軸の両方を拡大することができず、非常に長いタイムスパンのデータがプロットされておりデータが密集している場合に、特定の一部期間に着目して拡大表示したいという要求を満たすことができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、着目エリアの拡大・縮小を迅速かつ的確に行うことが可能なグラフ表示装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、第1軸とこの第1軸と直交する第2軸とで示される直交平面上にグラフを表示するグラフ表示手段と、グラフが表示されている画面上にポインタを表示するポインタ表示手段と、画面上に表示されるポインタを移動させるポインタ操作器と、グラフに対する表示倍率の変更要求に応じて、ポインタの表示位置を不動点として、グラフの表示倍率を変化させる表示倍率変更手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、ポインタを移動させて画面上のグラフの所望の点に位置させて、表示倍率の変更要求を行うと、ポインタの表示位置を不動点として、グラフの表示倍率が変化する。すなわち、ポインタの表示位置を中心として、グラフが拡大されたり、縮小されたりする。この場合、ポインタの表示位置を中心とするエリア(着目エリア)は不動なので、拡大・縮小によって表示画面から逸脱したり、表示位置が移動したりする虞がない。
本発明において、グラフの表示倍率の変更は、第1軸の方向のみ独立して行えるようにしたり、第2軸の方向のみ独立して行えるようにしたり、第1軸の方向および第2軸の方向ともに独立して行えるようにしたりしてもよい。この場合、表示倍率変更手段として、グラフに対する第1軸の方向への表示倍率の変更要求に応じて、ポインタの表示位置を不動点として、グラフの第1軸の方向への表示倍率を変化させる第1の表示倍率変化手段と、グラフに対する第2軸の方向への表示倍率の変更要求に応じて、ポインタの表示位置を不動点として、グラフの第2軸の方向への表示倍率を変化させる第2の表示倍率変化手段との少なくとも一方を備えるものとする。
また、本発明において、ポインタ操作器としては、例えばマウスを使用する。この場合、ホイール付きのマウスであれば、そのマウスホイールをグラフに対する表示倍率の変更要求を入力する操作部として用いる。すなわち、マウスホイールを特定の方向に回転させると、その回転量に応じて拡大方向の表示倍率を変化させ、マウスホイールを逆の方向に回転させると、その回転量に応じて縮小方向の表示倍率を変化させるようにする。
フィールド機器の特にメンテナンス(機器保全)については、必ずしも通常の監視・制御のオペレータが担当するとは限らない。そして、メンテナンスの際には、特に長いタイムスパンのトレンドに基づく判断と詳細な数値に基づく判断が混在する。したがって、データの収集条件などに精通していないオペレータに、トレンド確認と数値確認が同時に委ねられる。本発明において、ポインタ操作器としてホイール付きのマウスを用いると、データの収集や数値に精通していないオペレータでも、拡大したい位置にポインタを合わせてマウスホイールを回転させるという簡単な操作によって、直感的にグラフを操作することが可能となる。
本発明によれば、グラフに対する表示倍率の変更要求に応じて、ポインタの表示位置を不動点として、グラフの表示倍率を変化させるようにしたので、ポインタの表示位置を中心として、グラフが拡大されたり、縮小されたりし、拡大・縮小によって着目エリアが表示画面から逸脱したり、表示位置が移動したりする虞がなく、着目エリアの拡大・縮小を迅速かつ的確に行うことが可能となる。
本発明に係るグラフ表示装置を含むプロセス監視・制御システムの一実施の形態の概略を示すシステム構成図である。 このプロセス監視・制御システムにおけるサーバ装置の要部の構成を示すブロック図である。 このプロセス監視・制御システムにおける監視・制御装置のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。 この監視・制御装置においてポインタ操作器として用いられるホイール付きのマウスを示す図である。 この監視・制御装置のディスプレイ上での時系列データの表示例を示す図である。 実施の形態1(縦軸・横軸ともに表示倍率を変化させる例)における表示倍率の変更(拡大)を説明する図である。 実施の形態1(縦軸・横軸ともに表示倍率を変化させる例)における表示倍率の変更(縮小)を説明する図である。 実施の形態2(縦軸・横軸を選択して表示倍率を変化させる例)における表示倍率の変更(データ軸の方向への拡大・縮小)を説明する図である。 実施の形態2(縦軸・横軸を選択して表示倍率を変化させる例)における表示倍率の変更(時間軸の方向への拡大・縮小)を説明する図である。 監視・制御装置の機能ブロック図である。 従来例として一部の矩形領域を指定して拡大表示させる例を示す図である。 従来例として操作対象のグラフのみを拡大・縮小させる例を示す図である。 グラフの表示エリアの中心ではない位置に着目して拡大する場合の問題点を説明する図である。 グラフの表示エリアの中心ではない位置に着目して拡大する場合に必要とされる操作を説明する図である。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係るグラフ表示装置を含むプロセス監視・制御システムの一実施の形態の概略を示すシステム構成図である。
このプロセス監視・制御システムは、プラント等に設置された不図示のフィールド機器(例えば、スイッチ、バルブ、ポンプ、圧力計、流量計、温度計など)を制御すると共に、フィールド機器から例えば圧力、液量、温度等の計測値を時系列で収集するコントローラ1と、コントローラ1が時系列で収集した計測値(時系列データ)を定期的に取得するサーバ装置2と、オペレータの指示に応じてコントローラ1やサーバ装置2に指令を与えると共にプラントの監視・制御画面を編集作成する監視・制御装置3とから構成される。
図2はサーバ装置2の要部の構成を示すブロック図である。サーバ装置2は、コントローラ1からフィールド機器の時系列データを定期的に取得するデータ取得部21と、取得した時系列データを記憶するデータ記憶部22とを有する。なお、時系列データは、そのデータ値とそのデータの収集時の時刻とが対としてデータ記憶部22に記憶される。
図3は監視・制御装置3のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。同図において、3−1はCPU、3−2はRAM、3−3はROM、3−4はハードディスクなどの記憶装置、3−5〜3−7はインターフェイス、3−8はディスプレイ、3−9はキーボード、3−10はマウスである。マウス3−10は本発明でいうポインタ操作器の役割を果たし、グラフに対する表示倍率の変更要求を入力する操作部としてマウスホイール4(図4参照)を備えている。
CPU3−1は、インターフェイス3−5〜3−7を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM3−2にアクセスしながら、ROM3−3や記憶装置3−4に格納されたプログラムに従って動作する。記憶装置3−4には、本実施の形態特有のプログラムとして、トレンドグラフ表示プログラムが格納されている。このトレンドグラフ表示プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて記憶装置3−4にインストールされている。
なお、この例では、サーバ装置2と監視・制御装置3とを別々に設けているが、これらを一体化させてもよい。また、サーバ装置2とコントローラ1とを一体化させたりするなどしてもよい。
〔実施の形態1:縦軸・横軸ともに表示倍率を変化させる例〕
以下、記憶装置3−4に格納されているトレンドグラフ表示プログラムに従うCPU3−1の処理動作の第1例(実施の形態1)について説明する。
〔トレンドグラフの表示〕
CPU3−1は、操作者からの要求として、計測点と期間を指定してトレンドグラフの表示要求が出されると、その指定された計測点について、指定された期間の時系列データをサーバ装置2のデータ記憶部22から取得し、この取得した時系列データをグラフ化してディスプレイ3−8上に表示する。図5にディスプレイ3−8上での時系列データの表示例を示す。
この場合、CPU3−1は、横軸を時刻を示す時間軸Xとし、この時間軸Xに直交する縦軸をデータ値を示すデータ軸Yとし、時間軸Xとデータ軸Yとで示される直交平面上に指定された計測点の時系列データをプロットし、このプロットした時系列データを折れ線で結んでトレンドグラフG1としてディスプレイ3−8上に表示する。
〔表示倍率の変更:拡大〕
図5に示したトレンドグラフG1において、グラフの一部分の位置に着目して拡大したい場合、操作者は、マウス3−10を操作して、着目したい位置にマウスカーソル5を移動させる(図6(a)参照)。図6(a)は、グラフの表示エリアAR1の中心ではない位置に、マウスカーソル5を移動させた例を示している。
図6(a)に示した状態で、操作者は、マウスカーソル5の位置を確定し、マウスホイール4を特定の方向(例えば、手前側)に回転させる。すると、CPU3−1は、マウスカーソル5の表示位置を不動点(中心)として、マウスホイール4の回転量に応じて、データ軸Yの方向への表示倍率を拡大(ズームイン)する(図6(b)参照)。
この場合、マウスカーソル5の表示位置を中心とするエリア(着目エリア)は不動なので、データ軸Yの方向への拡大によって表示エリアAR1から逸脱したり、表示位置が移動したりすることがない。これにより、操作者は、着目エリアのデータ軸Yの方向への拡大を迅速かつ的確に行って、着目点のデータの詳細確認や個々の数値確認操作を迅速に行うことができる。
〔表示倍率の変更:縮小〕
図5に示したトレンドグラフG1において、グラフの一部分の位置に着目して縮小したい場合、操作者は、マウス3−10を操作して、着目したい位置にマウスカーソル5を移動させる(図7(a)参照)。図7(a)は、グラフの表示エリアAR1の中心ではない位置に、マウスカーソル5を移動させた例を示している。
図7(a)に示した状態で、操作者は、マウスカーソル5の位置を確定し、マウスホイール4を上記とは逆の方向に回転させる。すると、CPU3−1は、マウスカーソル5の表示位置を不動点(中心)として、マウスホイール4の回転量に応じて、データ軸Yの方向への表示倍率を縮小(ズームアウト)する(図7(b)参照)。
この場合、マウスカーソル5の表示位置を中心とするエリア(着目エリア)は不動なので、データ軸Yの方向への縮小によって表示エリアAR1から逸脱したり、表示位置が移動したりすることがない。これにより、操作者は、着目エリアのデータ軸Yの方向への縮小を迅速かつ的確に行って、着目点のデータ周辺の特に長いタイムスパンでのトレンドを迅速に確認することができる。
〔実施の形態2:縦軸・横軸を選択して表示倍率を変化させる例〕
次に、記憶装置3−4に格納されているトレンドグラフ表示プログラムに従うCPU3−1の処理動作の第2例(実施の形態2)について説明する。なお、「トレンドグラフの表示」については、実施の形態1と同じであるのでその説明は省略する。
〔表示倍率の変更:データ軸の方向への拡大・縮小〕
図5に示したトレンドグラフG1において、グラフの一部分の位置に着目して拡大・縮小したい場合、操作者は、マウス3−10を操作して、着目したい位置にマウスカーソル5を移動させる(図8(a)参照)。図8(a)は、グラフの表示エリアAR1の中心ではない位置に、マウスカーソル5を移動させた例を示している。
〔データ軸の方向への拡大〕
図8(a)に示した状態で、操作者は、マウスカーソル5の位置を確定し、マウスホイール4を特定の方向(例えば、手前側)に回転させる。すると、CPU3−1は、マウスカーソル5の表示位置を不動点(中心)として、マウスホイール4の回転量に応じて、データ軸Yの方向への表示倍率を拡大(ズームイン)する(図8(b)参照)。
この場合、マウスカーソル5の表示位置を中心とするエリア(着目エリア)は不動なので、データ軸Yの方向への拡大によって表示エリアAR1から逸脱したり、表示位置が移動したりすることがない。これにより、操作者は、着目エリアのデータ軸Yの方向への拡大を迅速かつ的確に行って、着目点のデータの詳細確認や個々の数値確認操作を迅速に行うことができる。
〔データ軸の方向への縮小〕
図8(a)に示した状態で、操作者は、マウスカーソル5の位置を確定し、マウスホイール4を上記とは逆の方向に回転させる。すると、CPU3−1は、マウスカーソル5の表示位置を不動点(中心)として、マウスホイール4の回転量に応じて、データ軸Yの方向への表示倍率を縮小(ズームアウト)する(図8(c)参照)。
この場合、マウスカーソル5の表示位置を中心とするエリア(着目エリア)は不動なので、縮小によって表示エリアAR1から逸脱したり、表示位置が移動したりすることがない。これにより、操作者は、着目エリアの縮小を迅速かつ的確に行って、着目点のデータ周辺の特にデータの振れ幅が大きいトレンドを迅速に確認することができる。
〔表示倍率の変更:時間軸の方向への拡大・縮小〕
図5に示したトレンドグラフG1において、グラフの一部分の位置に着目して拡大・縮小したい場合、操作者は、マウス3−10を操作して、着目したい位置にマウスカーソル5を移動させる(図9(a)参照)。図9(a)は、表示倍率を拡大・縮小する方向の軸としてデータ軸を選択のうえ、グラフの表示エリアAR1の中心ではない位置に、マウスカーソル5を移動させた例を示している。
〔時間軸の方向への拡大〕
図9(a)に示した状態で、操作者は、マウスカーソル5の位置を確定し、シフトキーを押したまま、マウスホイール4を特定の方向(例えば、手前側)に回転させる。すると、CPU3−1は、マウスカーソル5の表示位置を不動点(中心)として、マウスホイール4の回転量に応じて、時間軸Xの方向への表示倍率を拡大(ズームイン)する(図9(b)参照)。
この場合、マウスカーソル5の表示位置を中心とするエリア(着目エリア)は不動なので、時間軸Xの方向への拡大によって表示エリアAR1から逸脱したり、表示位置が移動したりすることがない。これにより、操作者は、着目エリアの時間軸Xの方向への拡大を迅速かつ的確に行って、着目点のデータの詳細確認や個々の数値確認操作を迅速に行うことができる。
〔時間軸の方向への縮小〕
図8(a)に示した状態で、操作者は、マウスカーソル5の位置を確定し、シフトキーを押したまま、マウスホイール4を上記とは逆の方向に回転させる。すると、CPU3−1は、マウスカーソル5の表示位置を不動点(中心)として、マウスホイール4の回転量に応じて、時間軸Xの方向への表示倍率を縮小(ズームアウト)する(図9(c)参照)。
この場合、マウスカーソル5の表示位置を中心とするエリア(着目エリア)は不動なので、縮小によって表示エリアAR1から逸脱したり、表示位置が移動したりすることがない。これにより、操作者は、着目エリアの縮小を迅速かつ的確に行って、着目点のデータ周辺の特に長いタイムスパンでのトレンドを迅速に確認することができる。
なお、上述した実施の形態1,2では、着目したい位置をマウスカーソルで特定するようにしたが、水平線と垂直線とから構成されるヘアライン線で特定するようにしたり、十字状のマークなどで特定するようにしたりしてもよい。本発明において、ポインタとは、マウスカーソルやヘアライン線、マークなどの総称として定義されるものである。
また、上述した実施の形態1,2では、表示されるグラフをトレンドグラフとしたが、縦軸を第1の種類のデータ値を示す軸、横軸を第2の種類のデータ値を示す軸とし、同一時刻の第1の種類のデータ値と第2の種類のデータ値とのデータ対を時系列データ対とし、表示対象期間における時系列データ対を縦軸と横軸とで示される直交平面上にプロットして表示される散布図などとしてもよい。
また、上述した実施の形態2では、シフトキーを押したまま、マウスホイール4を回転させると、時間軸Xが拡大・縮小され、シフトキーを押さずに、マウスホイール4を回転させると、データ軸Yが拡大・縮小されるものとしたが、シフトキーとは別のキーによって拡大・縮小対象の軸を選択するようにしたり、画面上の所定の位置やボタンをクリックすることで拡大・縮小対象の軸を選択するようにするなどしてもよい。
図10に上述した監視・制御装置3の機能ブロック図を示す。監視・制御装置3は、横軸を時刻を示す時間軸Xとし、この時間軸Xと直交する縦軸をデータ値を示すデータ軸Yとし、時間軸Xとデータ軸Yとで示される直交平面上に時系列データをプロットし、このプロットした時系列データを折れ線で結んでディスプレイ3−8上にトレンドグラフG1として表示するグラフ表示処理部31と、トレンドグラフG1が表示されている画面上にマウスカーソル5をポインタとして表示するポインタ表示処理部32と、画面上に表示されているマウスカーソル5を移動させるポインタ操作器33(マウス3−10)と、ポインタ操作器33からの表示倍率の変更要求に応じて、マウスカーソル5の表示位置を不動点として、トレンドグラフG1の表示倍率を変化させる表示倍率変更処理部34とを備えている。
実施の形態1において、表示倍率変更処理部34は、ポインタ操作器33からの表示倍率の変更要求に応じて、マウスカーソル5の表示位置を不動点として、トレンドグラフG1のデータ軸Yの方向への表示倍率を変化させる。なお、実施の形態1において、ポインタ操作器33からの表示倍率の変更要求に応じて、マウスカーソル5の表示位置を不動点として、トレンドグラフG1の時間軸Xおよびデータ軸Yの方向への表示倍率をともに変化させるようにしてもよい。
実施の形態2において、表示倍率変更処理部34は、グラフ軸の選択指令を入力とし、ポインタ操作器33からの表示倍率の変更要求に応じて、マウスカーソル5の表示位置を不動点として、トレンドグラフG1の選択されている軸(時間軸X/データ軸Y)の方向への表示倍率を変化させる。すなわち、時間軸Xの選択指令を受ければ、時間軸X方向への表示倍率を変化させ、データ軸Yの選択指令を受ければ、データ軸Yの方向への表示倍率を変化させ、時間軸Xおよびデータ軸Yの選択指令を受ければ、時間軸Xおよびデータ軸Yの方向への表示倍率をともに変化させる。
また、実施の形態1,2において、表示倍率変更処理部34は、操作者がポインタ操作器33のマウスホイール4を特定の方向に回転させると、回転操作が継続する状況において、特定の時間間隔で拡大要求の指示入力に変換し、操作者がポインタ操作器33のマウスホイール4を上記とは逆の方向に回転させると、回転操作が継続する状況において、特定の時間間隔で縮小要求の指示入力に変換する。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施の形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…コントローラ、2…サーバ装置、21…データ取得部、22…データ記憶部、3…監視・制御装置、3−1…CPU、3−2…RAM、3−3…ROM、3−4…記憶装置、3−5〜3−7…インターフェイス、3−8…ディスプレイ、3−9…キーボード、3−10…マウス、4…マウスホイール、5…マウスカーソル、AR1…表示エリア、G1…トレンドグラフ、31…グラフ表示処理部、32…ポインタ表示処理部、33…ポインタ操作器、34…表示倍率変更処理部。

Claims (3)

  1. 第1軸とこの第1軸と直交する第2軸とで示される直交平面上にグラフを表示するグラフ表示手段と、
    前記グラフが表示されている画面上にポインタを表示するポインタ表示手段と、
    前記画面上に表示されるポインタを移動させるポインタ操作器と、
    前記グラフに対する表示倍率の変更要求に応じて、前記ポインタの表示位置を不動点として、前記グラフの表示倍率を変化させる表示倍率変更手段と
    を備えることを特徴とするグラフ表示装置。
  2. 請求項1に記載されたグラフ表示装置において、
    前記表示倍率変更手段は、
    前記グラフに対する前記第1軸の方向への表示倍率の変更要求に応じて、前記ポインタの表示位置を不動点として、前記グラフの前記第1軸の方向への表示倍率を変化させる第1の表示倍率変化手段と、前記グラフに対する前記第2軸の方向への表示倍率の変更要求に応じて、前記ポインタの表示位置を不動点として、前記グラフの前記第2軸の方向への表示倍率を変化させる第2の表示倍率変化手段との少なくとも一方を備えている
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
  3. 請求項1に記載されたグラフ表示装置において、
    前記ポインタ操作器は、マウスとされ、
    前記マウスは、前記グラフに対する表示倍率の変更要求を入力する操作部を備えている
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
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