JP2013155335A - 水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水酸基を有し且つイオン形成性置換基を含有しない第1の活性水素基含有成分(A)と、水酸基を有し且つイオン形成性置換基を含有する第2の活性水素含有成分(B)と、ポリイソシアネート成分(C)の一部(D)とを反応させてイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(E)を生成させる反応工程と、前記ウレタンプレポリマー(E)と前記ポリイソシアネート成分(C)の残り(F)とを混合する混合工程と、前記混合工程で得られた混合物を水に乳化させつつ、該水またはポリアミン成分(G)を含有する鎖伸長剤を介して反応させることにより前記水に乳化しているポリウレタン樹脂を生成させる乳化工程とを備えたことを特徴とする水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法。
【選択図】なし
Description
すなわち、従来、イオン性の水性ポリウレタン樹脂組成物を製造するとき、水酸基に対してイソシアネート基が過剰となるように、活性水素基含有成分とポリイソシアネート成分とを反応させてイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーを生成し、これを水に乳化後、ポリアミン等で鎖伸長反応をさせている。かかる反応において極性溶媒に対する耐溶剤性をさらに向上する方法として、水に乳化しているポリウレタン樹脂中のウレア結合含有量を増加させることが考えられる、すなわち、上記反応時にイソシアネート基をさらに過剰に添加することが考えられる。しかし、イソシアネート基を過剰に添加するに従って、上記プレポリマーの分子量が低下してイオン性置換基を有しない分子(プレポリマー)が増加するとともに、未反応のポリイソシアネート成分の割合が増加するため、該プレポリマーの水への乳化が困難となることが判明した。また、これを改善するために、上記反応時に、イオン性置換基を有する活性水素基の添加量を増加させることによってイオン形成性置換基を増加させると、ポリウレタン樹脂の親水性が増加し、耐水性や耐溶媒性が低下することが判明した。
また、このように分子量の比較的小さい(鎖の短い)イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー同士を、水中で水またはポリアミンを介して乳化させつつ反応させると、本来のウレタン樹脂の特徴である密着性や柔軟性(屈曲性)が損なわれることが判明した。これは、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーが短鎖であることにより、水に乳化しているポリウレタン樹脂中に十分な長さのウレタン結合セグメントが形成できていないことによるものと考えられる。
本発明者らは、上記知見に基づいてさらに鋭意研究を行い、本発明を完成するに至った。
少なくとも、水酸基を有し且つイオン形成性置換基を含有しない第1の活性水素基含有成分(A)と、水酸基を有し且つイオン形成性置換基を含有する第2の活性水素含有成分(B)と、ポリイソシアネート成分(C)とから生成させたポリウレタン樹脂が水に乳化されてなる水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法であって、
前記第1の活性水素基含有成分(A)と前記第2の活性水素基含有成分(B)と前記ポリイソシアネート成分(C)の一部(D)とを反応させてイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(E)を生成させる反応工程と、
前記ウレタンプレポリマー(E)と前記ポリイソシアネート成分(C)の残り(F)とを混合する混合工程と、
前記混合工程で得られた混合物を水に乳化させつつ、該水またはポリアミン成分(G)を含有する鎖伸長剤を介して反応させることにより前記水に乳化しているポリウレタン樹脂を生成させる乳化工程とを備えたことを特徴とする。
また、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(E)中に上記の場合よりも高い割合でイオン性置換基を有しているため、イオン性置換基を有しないポリイソシアネート成分(C)の残り(F)に対する乳化剤のように働くと考えられ、その結果として水に乳化し易くなる。
さらに、水性ポリウレタン樹脂中のウレア結合含有量を増加させることができるため、硬化物が極性溶媒に対する耐溶媒性に優れる。
従って、上記製造方法によれば、硬化物が極性溶媒に対する耐溶媒性、密着性及び屈曲性に優れる水性ポリウレタン樹脂組成物が得られる。
前記反応工程は、第1の活性水素基含有成分(A)と第2のポリイソシアネート成分(C)の一部(D)とを反応させる。
この反応により、第1の活性水素基含有成分(A)及び第2の活性水素基含有成分(B)の化合物末端に位置する水酸基とポリイソシアネート成分(C)の一部(D)におけるイソシアネート基との3つが反応することによって、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(E)が得られる(図1参照)。
ここで、従来のように、水酸基に対してイソシアネート基が過剰となるように、第1の活性水素基含有成分(A)と、第2の活性水素基含有成分(B)と、ポリイソシアネート成分(C)とを反応させてイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーを生成し、これを水に乳化後、ポリアミン(G)等で鎖伸長反応をさせた場合、極性溶媒に対する耐溶剤性をさらに向上させるためには、水に乳化しているポリウレタン樹脂中のウレア結合含有量を増加させることが考えられる、すなわち、上記反応時にイソシアネート基をさらに過剰に添加することが考えられる。しかし、イソシアネート成分(C)を過剰に添加するに従って、例えば図2、図3に示すように、上記プレポリマーの分子量が低下し、イオン性置換基を有しない分子(プレポリマー)が増加し、さらに未反応のポリイソシアネート成分の割合が増加するため、該プレポリマーの水への乳化が困難となる。また、これを改善するために、上記反応時に、第2の活性水素基(B)を増加させることによってイオン性置換基を増加させると、ポリウレタン樹脂の親水性が増加し、耐水性や耐溶媒性が低下する。
また、このように分子量の比較的小さい(鎖の短い)イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー同士を、水中で水またはポリアミンを介して乳化させつつ反応させると、本来のウレタン樹脂の特徴である密着性や柔軟性(屈曲性)が損なわれる。これは、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーが短鎖であることにより、水に乳化しているポリウレタン樹脂中に十分な長さのウレタン結合セグメントが形成できていないことによるものと考えられる。
これに対し、本実施形態では、上記のように、第1の活性水素基含有成分(A)と第2の活性水素基含有成分(B)とポリイソシアネート成分(C)の一部(D)とを反応させることによって、ポリイソシアネート成分(C)を一度に第1の活性水素基含有成分(A)及び第2の活性水素基含有成分(B)と反応させる場合と比較して、水に乳化しているポリウレタン樹脂中にウレタン結合セグメントを十分に形成できる。
また、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(E)中に上記の場合よりも高い割合でイオン性置換基を有しているため、イオン性置換基を有しないポリイソシアネート成分(C)の残り(F)に対する乳化剤のように働くと考えられる。
さらに、水性ポリウレタン樹脂中のウレア結合含有量を増加させることができる。
このような芳香族基を有するポリオールを用いることにより、硬化物の極性溶媒に対する耐溶媒性がより向上し得る。
かかるアニオン形成性置換基を有する活性水素基含有化合物(B−1)は、アニオン形成性置換基の他に、イソシアネート基と反応し得る活性水素基を有しているため、該アニオン形成性置換基を有する活性水素基含有化合物(B−1)を用いることによって、ポリウレタン樹脂に親水基であるアニオン性置換基を導入することができる。
アニオン形成性置換基を有する活性水素基含有化合物(B−1)のうち、アニオン形成性置換基としてカルボキシル基を有する活性水素基含有化合物としては、乳酸などのカルボキシル基を有するモノオール、ジメチロールプロピオン酸およびジメチロールブタン酸などのカルボキシル基を有するポリオール、グリシンなどのカルボキシル基を有するモノアミンが挙げられる。
また、アニオン形成性置換基としてスルホ基を有する活性水素基含有化合物としては、タウリンなどのスルホ基を有するモノアミン、5−スルホイソフタル酸などのスルホ基含有化合物を用いて得られる、ポリエステルポリオールなどが挙げられる。
なお、アニオン形成性置換基は、反応前にカルボン酸塩やスルホン酸塩となっていてもよい。
上記カチオン形成性置換基を有する活性水素基含有化合物(B−2)におけるカチオン形成性置換基とは、アミノ基など、酸と中和、または、四級化剤で四級化することによりカチオン性置換基を形成可能な置換基である。
かかるカチオン形成性置換基を有する活性水素基含有化合物(B−2)は、カチオン形成性置換基の他に、イソシアネート基と反応し得る水酸基を有しているため、該カチオン形成性置換基を有する活性水素基含有化合物(B−2)を用いることによって、ポリウレタン樹脂に親水基であるカチオン性置換基を導入することができる。
カチオン形成性置換基を有する活性水素基含有化合物(B−2)としては、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミンなどのN−アルキルジアルカノールアミンなどが挙げられる。
なお、カチオン形成性置換基は、反応前にアンモニウム塩となっていてもよい。
脂環族ポリイソシアネートとしては、イソホロンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン等を挙げることができる。
芳香族ポリイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、4,4’−ジベンジルジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート等を挙げることができる。
芳香脂肪族ポリイソシアネートとしては、ジアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、α,α,α,α−テトラメチルキシリレンジイソシアネート等を挙げることができる。
また、これらの有機ポリイソシアネートの2量体、3量体やビューレット化イソシアネート等の変性体を挙げることができる。尚、これらは、単独で又は2種以上を併用して用いることもできる。
前記混合工程では、前記ポリウレタンプレポリマー(E)と前記ポリイソシアネート成分(C)の残り(F)とを混合する。
かかる第2の混合工程は、従来公知の混合方法を用いて、有機溶媒中で適宜混合条件を設定して実施することができる。
前記乳化工程では、前記混合工程で得られた混合物を水に乳化させつつ、該水またはポリアミン成分(G)を含有する鎖伸長剤を介して反応させることにより前記水に乳化しているポリウレタン樹脂を生成させる。
また、上記したように、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(E)中に上記の場合よりも高い割合でイオン性置換基を有しているため、イオン性置換基を有しないポリイソシアネート成分(C)の残り(F)に対する乳化剤のように働くと考えられ、その結果として水に乳化し易くなる。
さらに、上記したように、水性ポリウレタン樹脂中のウレア結合含有量を増加させることができるため、耐水性や耐溶剤性に優れる。
従って、上記製造方法によれば、極性溶媒に対する耐溶媒性、密着性及び屈曲性に優れる水性ポリウレタン樹脂組成物が得られる。
このように、ポリアミン成分(G)が、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(E)とポリイソシアネート成分(C)の残り(F)の合計100重量部に対して5.0重量部以上含有されていることによって、上記硬化物における極性溶媒に対する耐溶媒性をより向上させることができる。また、15.0重量部以下含有されていることによって、硬化物の密着性の低下をより抑制することができる。
このように、ポリウレタン樹脂中にイオン形成性置換基が0.1mmol以上含有されていることによって、ポリウレタン樹脂の親水性をより向上させることができる。また、1.0mmol以下含有されていることによって、硬化物の極性溶媒に対する耐溶媒性をより抑制することができる。
脱水装置を備えたフラスコ中に酸成分としてイソフタル酸(158重量部)及びアジピン酸(139重量部)と、ジオール成分としてエチレングリコール(62重量部)及びネオペンチルグリコール(104重量部)とを仕込み、反応触媒としてテトライソプロピルチタネート(0.1重量部)を添加した後、酸価1.0以下、水分0.05%以下となるまで220℃で縮合反応を行うことにより、芳香環を有するポリオールたるポリエステルポリオールAを得た(数平均分子量:2000、水酸基価:56mgKOH/g)。使用原料、その配合量及びポリエステルポリオールAの性状を表1に示す。
なお、酸価、水分、数平均分子量、水酸基価は、以下のようにして測定した。
(酸価)JIS K 0070に準じて測定した。
(水分)JIS K 0068に準じて測定した。
(数平均分子量)JIS K 0124に準じて測定した。
(水酸基価)JIS K 0070に準じて測定した。
イソフタル酸の代わりにテレフタル酸を用いたこと以外は、前記(ポリエステルグリコールAの合成)と同様の方法を用いて、ポリエステルポリオールBを得た(数平均分子量:2000、水酸基価:56mgKOH/g)。使用原料、その配合量及びポリエステルポリオールBの性状を表1に示す。
テレフタル酸をさらに用い、表1に示す配合量とすること以外は、合成例1と同様にして、ポリエステルポリオールCを得た(数平均分子量:2000、水酸基価:56mgKOH/g)。使用原料、その配合量及びポリエステルポリオールCの性状を表1に示す。
撹拌機、還流冷却管、温度計及び窒素吹き込み管を備えた4つ口フラスコにポリエステルポリオールA37.1重量部、ビスフェノールAのエチレンオキサイド2モル付加物(商品名:ニューポールBPE−20NK、三洋化成工業社製)2.7重量部、トリメチロールプロパン3.2重量部、ジメチロールプロピオン酸10.1重量部、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート46.9重量部、メチルエチルケトン70重量部と加え、75℃で4時間反応させて、ウレタンプレポリマー(E−1)のメチルエチルケトン溶液を得た。この溶液の不揮発分に対する遊離のイソシアネート基含有量は3.5%であった。
なお、遊離のイソシアネート基(NCO基)含有量は、下記のようにして測定した。
JIS K 7301に準じて測定した。
表2に示すような使用原料及び配合量を用いること以外は製造例1と同様にして、ウレタンプレポリマー(E−2〜E−9)のメチルエチルケトン溶液を得た。
表3に示すように、上記製造例1で得られたウレタンプレポリマー(E−1)の溶液80重量部にジシクロヘキシルメタンジイソシアネート20.0重量部を添加して混合し、混合物を45℃まで冷却してトリエチルアミン6.10重量部を添加した後、水300重量部を徐々に加えながらホモジナイザーを使用して乳化分散を行った。得られた乳化分散体にジエチレントリアミン6.02重量部を水55重量部に溶解した水溶液を添加して1時間反応させた後、反応溶媒であるメチルエチルケトンを減圧留去することにより、不揮発分濃度が30重量%である水性ポリウレタン樹脂組成物を得た。得られた水性ポリウレタン樹脂の、アミノ基/水酸基(モル比)を以下のようにして測定し、保存安定性を、以下のようにして評価した。また、以下に示すように、得られた水性ポリウレタン組成物を用いて試験板及び試験皮膜を作製し、これら試験板及び試験皮膜の評価を行った。結果を表4に示す。
表3及び表4に示す使用原料及び配合量を用いた以外は実施例1と同様にして、不揮発分濃度が30重量%である水性ポリウレタン樹脂組成物を得た。得られた水性ポリウレタン樹脂の保存安定性を、実施例1と同様にして評価した。結果を表4に示す。
(保存安定性)
得られたポリウレタン樹脂水性分散体を40℃の恒温槽に保管し、1ヶ月後の変化を目視にて確認し、以下のように評価した。
○: ゲル化・沈降などが生じない。
×: ゲル化あるいは沈殿が生じる。
<試験板の作製方法>
厚さ0.8mmの電気亜鉛めっき鋼板(ノンクロメート処理、太祐機材社製;ユニジンク)をイソプロピルアルコールを用いて脱脂した。次に、上記実施例及び比較例で得られた水性ポリウレタン樹脂組成物をバーコーターで、乾燥皮膜量1.0g/m2になるように塗布し、雰囲気温度250℃の熱風乾燥炉を用いて到達板温100℃まで焼き付けて試験板を作製した。得られた試験板を用いて下記の評価を行った。
試験板を25℃でラビングテスターに設置後、エタノールを含浸させたフェルトを0.05MPaの荷重で10回(往復)擦った後の皮膜状態を、下記の評価基準で評価した。
○:擦り面に跡がまったく付かない
×:擦り面に跡が付く、または、擦り面の皮膜がなくなる
JIS K5600−5−6に準じて碁盤目粘着テープ剥離試験を行い、格子の残存個数を評価した。ただし、カット数は格子パターンの各方向で11個(格子数は100個)とし、カットの間隔は1mmとした。なお、評価結果が100の場合が、全く剥離がなかったことを示す。
JIS Z2248に準拠し、試験板を室温で180°に折り曲げる2T曲げを行い、このときの曲げ加工部頂部を目視で観察し、下記の評価基準で評価した。
○:有機皮膜の割れが確認されない
×:有機皮膜の割れが確認される
<試験皮膜の作製>
上記のように得られた水性ポリウレタン樹脂組成物を、膜厚200μmとなるようにテフロンコーティングシャーレに投入し、80℃で6時間乾燥し、これを所定の大きさ(2cm×4cm)に切断することにより評価サンプルを作製した。
試験液として、蒸留水を使用した。試験片を40℃の試験液に24時間浸漬し、初期の面積(2×4cm2)に対する面積増加率を下記式により求めた。得られた面積増加率が低いほど耐水性が良好であると評価した。
面積増加率=(浸漬後の面積―初期の面積)/初期の面積×100
Claims (4)
- 少なくとも、水酸基を有し且つイオン形成性置換基を含有しない第1の活性水素基含有成分(A)と、水酸基を有し且つイオン形成性置換基を含有する第2の活性水素含有成分(B)と、ポリイソシアネート成分(C)とから生成させたポリウレタン樹脂が水に乳化されてなる水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法であって、
前記第1の活性水素基含有成分(A)と前記第2の活性水素基含有成分(B)と前記ポリイソシアネート成分(C)の一部(D)とを反応させてイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(E)を生成させる反応工程と、
前記ウレタンプレポリマー(E)と前記ポリイソシアネート成分(C)の残り(F)とを混合する混合工程と、
前記混合工程で得られた混合物を水に乳化させつつ、該水またはポリアミン成分(G)を含有する鎖伸長剤を介して反応させることにより前記水に乳化しているポリウレタン樹脂を生成させる乳化工程とを備えたことを特徴とする水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法。 - 前記ウレタンプレポリマー(E)と前記ポリイソシアネート成分(C)の残り(F)との重量比は、80/20〜50/50であることを特徴とする請求項1に記載の水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法。
- 前記鎖伸長剤が、前記ポリアミン成分(G)を含有しており、
前記ウレタンプレポリマー(E)と前記ポリイソシアネート成分(C)の残り(F)との合計100重量部に対して前記ポリアミン成分(G)が5.0〜15.0重量部であることを特徴とする請求項1または2に記載の水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法。 - 前記ポリウレタン樹脂1gあたりイオン形成性置換基が0.1〜1.0mmol含有されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法。
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