JP2013157190A - 固体酸化物形燃料電池セル、セルスタック装置および燃料電池モジュールならびに燃料電池装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固体電解質層4の対向する一方の主面に、燃料ガスが端部に向けて供給される燃料極層3、または燃料ガスが端部に向けて供給される燃料極層3および導電性支持体1が順次設けられ、他方の主面に酸素含有ガスが端部に向けて供給される酸素極層6が設けられてなるとともに、燃料極層3に電気的に接続されるインターコネクタ8と、燃料極層3または導電性支持体1とインターコネクタ8との間であって、燃料極層3または導電性支持体1の厚み方向と直交する方向で、かつ燃料ガスの流れる方向における端部に設けられた端部中間層7aと、燃料ガスの流れる方向における中央部に設けられた中央部中間層7bとを具備するとともに、端部中間層7aが中央部中間層7bと異なる材料からなる。
【選択図】図1
Description
ネクタ8との間の導電性を維持しつつ、接合強度を向上することができる。
支持体1は、燃料ガスを燃料極層3まで透過させるためにガス透過性であること、及びインターコネクタ8を介しての集電を行うために導電性であることが要求されるが、このような要求を満たすと同時に、同時焼成により生じる不都合を回避するために、鉄属金属成分とセラミック成分、例えば特定の希土類酸化物とから支持体1を構成するのがよい。特にこれに限定されるものではなく、導電性材料であれば良い。
b2O3が好適である。
燃料極層3は、電極反応を生じせしめるものであり、それ自体公知の多孔質のサーメットから形成される。例えば、希土類元素が固溶しているZrO2或いはCeO2と、Ni及び/またはNiOとから形成される。
固体電解質層4は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有すると同時に、燃料ガスと空気等の酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有していることが必要である。従って、この固体電解質層4の形成に用いる固体電解質としては、このような特性を備えている緻密質な酸化物セラミックス、例えば、3〜15モル%の希土類元素が固溶した安定化ジルコニアを用いるのが好ましい。この安定化ジルコニア中の希土類元素としては、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Td、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luを例示することができるが、安価であるという点で、Y、Ybが好適である。
固体電解質層4に形成される酸素極層6は、前述した電極反応を生じせしめるものであり、図1に示されているように、固体電解質層4を間に挟んで、前述した燃料極層3と対面するような位置に配置されている。即ち、少なくとも支持体1の一方の平坦面n上に位置する部分に配置される。
支持体1上の平坦面nに設けられているインターコネクタ8は、導電性セラミックスからなるが、燃料ガス(水素)及び酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、かかる導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO3系酸化物)が使用される。インターコネクタ8としては、Tiを含有する、例えばLaSrTiO3系のペロブスカイト形複合酸化物等であっても良く、特に限定されるものではない。また、支持体1の内部を通る燃料ガス及び支持体1の外部を通る酸素含有ガスのリークを防止するため、かかる導電性セラミックスは緻密質でなければならず、例えば93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好適である。
上述した構造を有する燃料電池セル10は、中間層7が端部中間層7aと中央部中間層7bとで異なることを除けば、それ自体公知の方法で製造することができるが、特に以下に述べる同時焼成法を利用することが好適である。以下の製造方法は、図1、2に示した構造の燃料電池セルを例にとって説明したものである。
インダーと溶媒とを混合して調製されたスラリーを用いて、燃料極層用シートを作製し、この燃料極層用シートを、上記の固体電解質シートの一方の面に積層し、これを、前述した支持体用成形体(仮焼体)の所定位置に燃料極層シートが対面するように巻き付け、乾燥する。
するモジュール収納室27とし、下方側を燃料電池モジュール18を動作させるための補機類を収納する補機収納室28として構成されている。なお、補機収納室28に収納する補機類は省略している。
2:燃料ガス流路
3、33a:燃料極層
4、33b:固体電解質層
6、33c:酸素極層
7:中間層
7a:端部中間層
7b:中央部中間層
8:インターコネクタ
9、33:発電素子部
10:固体酸化物形燃料電池セル
11:燃料電池セルスタック装置
17:シール材
18:燃料電池モジュール
23:燃料電池装置
Claims (9)
- 固体電解質層の対向する一方の主面に、燃料ガスが端部に向けて供給される燃料極層、または燃料ガスが端部に向けて供給される燃料極層および導電性支持体が順次設けられ、他方の主面に酸素含有ガスが端部に向けて供給される酸素極層が設けられてなるとともに、前記燃料極層に電気的に接続されるインターコネクタと、前記燃料極層または前記導電性支持体と前記インターコネクタとの間であって、前記燃料極層または前記導電性支持体の厚み方向と直交する方向で、かつ前記燃料ガスの流れる方向における端部に設けられた端部中間層と、前記燃料ガスの流れる方向における中央部に設けられた中央部中間層とを具備するとともに、前記端部中間層が前記中央部中間層と異なる材料からなることを特徴とする固体酸化物形燃料電池セル。
- 前記中央部中間層および前記端部中間層が、Niと金属酸化物とを含有するとともに、前記端部中間層のNi含有量が前記中央部中間層よりも少ないことを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
- 前記中央部中間層がNiと金属酸化物とを含有するとともに、前記端部中間層が金属酸化物からなることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
- 固体電解質層の対向する一方の主面に、燃料ガスが端部に向けて供給される燃料極層、または燃料ガスが端部に向けて供給される燃料極層および導電性支持体が順次設けられ、他方の主面に酸素含有ガスが端部に向けて供給される酸素極層が設けられてなるとともに、前記燃料極層に電気的に接続されるインターコネクタと、前記燃料極層または前記導電性支持体と前記インターコネクタとの間であって、前記燃料極層または前記導電性支持体の厚み方向と直交する方向で、かつ前記燃料ガスの流れる方向における端部に端部中間層とを具備することを特徴とする固体酸化物形燃料電池セル。
- 内部に燃料ガスを流通させるための燃料ガス流路を有する導電性支持体の一方側に、前記燃料極層、前記固体電解質層および前記酸素極層からなる発電素子部が設けられており、前記導電性支持体の他方側に、前記インターコネクタが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池セル。
- 前記導電性支持体が平板状であり、一方側の面に前記発電素子部が、他方側の面にインターコネクタが設けられており、前記発電素子部が設けられていない部分に対応する前記インターコネクタと前記導電性支持体との間に、端部中間層が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
- 請求項5または6に記載の固体酸化物形燃料電池セルを複数電気的に接続してなるセルスタックが、ガスタンクにシール材で接合されて前記ガスタンクの内部空間と前記燃料ガス通路が連通されているとともに、前記固体酸化物形燃料電池セルの前記シール材で接合された部分に前記端部中間層を具備することを特徴とするセルスタック装置。
- 請求項1乃至6のうちいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池セルを収納容器内に収納してなることを特徴とする燃料電池モジュール。
- 請求項8に記載の燃料電池モジュールと、該燃料電池モジュールを動作させるための補機とを外装ケース内に収納してなることを特徴とする燃料電池装置。
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