JP2013165172A - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents

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忠義 可知
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隆弘 鈴木
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Masao Miyake
雅夫 三宅
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Abstract

【課題】コストの低減を図ることが可能な配線基板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】配線基板10は、配線金属板20と、接着シート30とを備えている。配線金属板20に接着シート30を表裏に折り畳むように接着することにより、層間絶縁層30bと表面被覆層30aが形成されている。接着シート30には、はんだが入る貫通孔31,32が設けられている。接着シートをソルダレジストの代用とすることができ、コストの低減が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線基板およびその製造方法に関するものである。
基板におけるランド(導体パターン)にはんだ付けを行う場合、ソルダレジストによりはんだが不要な部分を覆い、はんだ付け領域のみにはんだを着けるようにしている(例えば特許文献1)。
特開平9−237958号公報
ところで、基板の表面に液状のソルダレジストを塗布し、剥離工程で開口部を設けるとソルダレジストは材料が高く、また、塗布工程が必要となり、配線基板のコストアップを招く。
本発明の目的は、コストの低減を図ることが可能な配線基板およびその製造方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、配線金属板と、接着シートまたはプリプレグとを備え、前記配線金属板に前記接着シートまたはプリプレグが接着され、前記接着シートまたはプリプレグにははんだが入る貫通孔が設けられていることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、配線金属板に接着シートまたはプリプレグが接着され、接着シートまたはプリプレグには、はんだが入る貫通孔が設けられており、接着シートまたはプリプレグをソルダレジストの代用とすることができる。その結果、コストの低減を図ることが可能となる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の配線基板において、前記接着シートまたはプリプレグは、前記配線金属板の表面に接着される第1層と、前記配線金属板の裏面に接着される第2層と、前記第1層と前記第2層とを接続する折り畳み部とを備えるとよい。
請求項3に記載のように、請求項2に記載の配線基板において、前記接着シートまたはプリプレグの前記第2層には積層用の配線金属板が接着されるとよい。
請求項4に記載のように、請求項2に記載の配線基板において、前記接着シートまたはプリプレグの前記第2層には放熱部材が接着されるとよい。
請求項5に記載のように、請求項2に記載の配線基板において、前記接着シートまたはプリプレグの前記第2層には絶縁基板が接着されるとよい。
請求項6に記載のように、請求項2に記載の配線基板において、前記接着シートまたはプリプレグは、前記第2層から折り畳み部を介して延設される第3層を備えるとよい、
請求項7に記載のように、請求項6に記載の配線基板において、前記接着シートまたはプリプレグの前記第2層と前記第3層との間に積層用の配線金属板が接着されるとよい。
請求項8に記載のように、請求項3に記載の配線基板において、前記接着シートまたはプリプレグの前記第1層に接着された前記配線金属板と前記第2層に接着された前記配線金属板とはスルーホールで電気的に接続されるとよい。
請求項9に記載のように、請求項6に記載の配線基板において、前記接着シートまたはプリプレグは、前記第3層から折り畳み部を介して延設される第4層を備えるとよい。
請求項10に記載のように、請求項9に記載の配線基板において、前記接着シートまたはプリプレグの前記第4層には放熱部材が接着されるとよい。
請求項11に記載の発明では、接着シートまたはプリプレグに、はんだが入ることになる貫通孔を形成する加工工程と、配線金属板に前記接着シートまたはプリプレグを接着する接着工程と、前記接着シートまたはプリプレグを折り畳む折り畳み工程と、を有することを要旨とする。
請求項11に記載の発明によれば、加工工程において、接着シートまたはプリプレグに、はんだが入ることになる貫通孔が形成される。接着工程において、配線金属板に接着シートまたはプリプレグが接着される。折り畳み工程において、接着シートまたはプリプレグが折り畳まれる。
これにより、請求項1に記載の配線基板を得ることが可能となる。
本発明によれば、コストの低減を図ることが可能な配線基板およびその製造方法を提供することができる。
第1の実施形態における半導体装置の縦断面図。 (a)〜(d)は半導体装置の製造工程を説明するための縦断面図。 第2の実施形態における半導体装置の縦断面図。 第3の実施形態における半導体装置の縦断面図。 第4の実施形態における半導体装置の縦断面図。 第5の実施形態における半導体装置の縦断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、半導体装置1は、配線基板10と各種の電子部品(図1では表面実装部品50)とアルミ製放熱板40から構成されている。配線基板10に表面実装部品50がはんだ付けにより実装されている。表面実装部品50はパワートランジスタ等であり、駆動に伴い発熱する。その熱はアルミ製放熱板40から逃がされることになる。
配線基板10は、銅製配線金属板20と接着シート30とを備えている。配線金属板20の上面に接着シート30が接着されている。配線金属板20は、銅板に対し打ち抜き加工によりパターニングしたものが使用されている。接着シート30は電気絶縁性を有し、はんだ付けを考慮して耐熱が例えば260℃以上である。接着シート30は、可撓性を有し、折り曲げることが可能である。接着シート30には、はんだが入る貫通孔31,32が設けられている。この貫通孔(開口部)31,32は、打ち抜き加工により形成したものである。
接着シート30は、第1層30aと第2層30bと折り畳み部30cとを備えている。第1層30aは配線金属板20の表面(上面)に接着され、第2層30bは配線金属板20の裏面(下面)に接着される。また、折り畳み部30cは、第1層30aと第2層30bとを配線金属板20の一側面で接続する。
接着シート30の第2層30bには、放熱部材としてのアルミ製放熱板40が接着されている。即ち、アルミ製放熱板40の上面に接着シート30の第2層30bにより配線金属板20が接着されるとともに配線金属板20の上面には接着シート30の第1層30aが接着されている。
接着シート30における第1層30aの上には表面実装部品(電子部品)50が配置されている。表面実装部品(電子部品)50のリードは接着シート30の貫通孔31,32の内部に配したはんだ51,52により配線金属板20と接合されている。
次に、配線基板10および半導体装置1の製造方法について説明する。
図2(a)に示すように、接着シート30に、はんだが入ることになる貫通孔31,32を形成する。この貫通孔31,32は打ち抜き加工により形成する。この加工時には折り曲げ前のため平面状であり、一台の金型で加工することができる。
そして、図2(b)に示すように、配線金属板20の上面に接着シート30を接着する。さらに、図2(c)に示すように、接着シート30を折り畳んで配線金属板20の一側面および下面に接着シート30を接着する。
このようにして配線基板10が得られる。その後、図2(d)に示すように、接着シート30の第2層30bに被接着部材としてのアルミ製放熱板40を接着する。引き続き、図1に示すように、接着シート30の貫通孔31,32にクリームはんだを配置するとともに接着シート30の上に表面実装部品50を配置して、はんだリフローにより表面実装部品50をはんだ付けする。このようにして図1に示す半導体装置1が得られる。
次に、配線基板10および半導体装置1の作用について説明する。
配線基板10における配線金属板20の上面には接着シート30が接着され、接着シート30には、はんだが入る貫通孔31,32が設けられている。配線金属板20の上面に接着シート30を介して表面実装部品(電子部品)50が配置され、表面実装部品50(のリード)がはんだ51,52により接合されている。このように、接着シート30をソルダレジストの代用とすることができる。
また、表面実装部品50は駆動に伴い発熱する。その熱は配線金属板20を通してアルミ製放熱板40に伝わり、アルミ製放熱板40から放熱される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)配線基板10の構成として、配線金属板20に接着シート30が接着され、接着シート30には、はんだが入る貫通孔31,32が設けられており、接着シート30をソルダレジストの代用とすることができる。その結果、コストの低減を図ることが可能となる。
詳しくは、液状のソルダレジストを基板に塗布し、剥離工程で開口部を設ける場合には塗布工程が必要となるとともにソルダレジスト材料は高価でありコストアップを招く。これに対し本実施形態では塗布工程を無くすことができるとともに高価なソルダレジストを用いていないのでコスト低減が図られる。
(2)接着シート30は表面実装部品50の仮止めをする効果もある。
(3)接着シート30を折り返しているので、積層構造体を作りやすい。
(4)配線基板の製造方法として、加工工程と接着工程と折り畳み工程とを有する。加工工程においては、接着シート30に、はんだが入ることになる貫通孔31,32を形成する。接着工程においては、配線金属板20に接着シート30を接着する。折り畳み工程においては、接着シート30を折り畳む。これにより、図2(c)に示す配線基板10が得られる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図1に代わり、本実施形態では図3に示す構成となっている。
図3において、配線基板11における接着シート30の第2層30bには絶縁基板60が接着されている。また、接着シート30は、第2層30bから折り畳み部30eを介して延設される第3層30dを備えている。つまり、第2層30bと第3層30dとが折り畳み部30eにより接続されている。
接着シート30の第2層30bと第3層30dとの間に絶縁基板60が接着されている。絶縁基板60として、ガラス・エポキシ基板が用いられている。絶縁基板60は電気絶縁性を有するとともに、コア材としての機能、即ち、補強機能も有している。接着シート30の第3層30dには積層用の銅製配線金属板70が接着されている。配線金属板70は、銅板に対し打ち抜き加工によりパターニングしたものが使用されている。
このようにして、配線金属板70の上面に接着シート30の第3層30dにより絶縁基板60が接着されるとともに絶縁基板60の上面に接着シート30の第2層30bにより配線金属板20が接着され、さらに、配線金属板20の上面には接着シート30の第1層30aが接着されている。よって、配線金属板20と配線金属板70との間に絶縁基板60が配置されているので、配線金属板20と配線金属板70との間の電気絶縁性(耐絶縁性)に優れている。
また、接着シート30の第1層30aに接着された配線金属板20と第3層30dに接着された配線金属板70とはスルーホール80,81で電気的に接続されている。つまり、スルーホール80については貫通孔80aの内部の導体80bにより接続されている。同様に、スルーホール81については貫通孔81aの内部の導体81bにより接続されている。
さらに、接着シート30は、第3層30dから折り畳み部30gを介して延設される第4層30fを備えている。つまり、第3層30dと第4層30fとが折り畳み部30gにより接続されている。接着シート30の第3層30dと第4層30fとの間に、積層用の銅製配線金属板70が接着されている。接着シート30の第4層30fには放熱部材としてのアルミ製放熱板40が接着されている。
また、接着シート30の穴あけ工程において、各層(第1層30a、第2層30b、第3層30d、第4層30f)の穴あけ加工を一回で実施でき、コスト低減を図ることができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(5)接着シート30の第2層30bには絶縁基板60が接着されるので、絶縁基板60により補強することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
図3に代わり、本実施形態では図4に示す構成となっている。
図4において、配線基板12における接着シート30の第2層30bには積層用の銅製配線金属板90が接着されている。詳しくは、接着シート30の第2層30bと第3層30dとの間に積層用の配線金属板90が接着されている。配線金属板90は、銅板に対し打ち抜き加工によりパターニングしたものが使用されている。
接着シート30の第1層30aに接着された配線金属板20と第2層30bに接着された配線金属板90とはスルーホール80,81で電気的に接続されている。つまり、スルーホール80については貫通孔80aの内部の導体80bにより接続されている。同様に、スルーホール81については貫通孔81aの内部の導体81bにより接続されている。また、接着シート30の第3層30dには放熱部材としてのアルミ製放熱板40が接着されている。よって、表面実装部品50で発生した熱は配線金属板20と配線金属板90を通してアルミ製放熱板40から逃がされる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
図3に代わり、本実施形態では図5に示す構成となっている。
図3での接着シート30における折り畳み部30g、即ち、側面部が取り除かれ、図5に示す配線基板13では、配線金属板70を延ばしている(延設部70aを形成している)。そして、延設部70aを部材75にねじ76により締結している。これにより、外部への信号の取り出しを行ったり放熱経路を形成することができる。つまり、接着シート30は高い放熱性を有し、表面実装部品50で発生した熱は、延設部70aを通して部材75側に逃がすことができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態を、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
図3に代わり、本実施形態では図6に示す構成となっている。
図6に示すように、配線基板14における接着シート30の第2層30bと第3層30dとが接している。接着シート30の第2層30bと第3層30dを直接重ねているので、第2層30bと第3層30dの合計の厚さにより配線金属板20と配線金属板70との間の絶縁距離を稼いで電気絶縁性に優れている。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・上記第1〜5の実施形態においては接着シート30を用いたが、これに代わりプリプレグを用いてもよい。つまり、配線基板は、配線金属板と、接着シートまたはプリプレグとを備え、配線金属板に接着シートまたはプリプレグが接着され、接着シートまたはプリプレグにははんだが入る貫通孔が設けられていればよい。プリプレグについて言及すると、例えば薄いガラス・エポキシ膜等を用いることができる。また、配線基板の製造方法として、接着シートまたはプリプレグに、はんだが入ることになる貫通孔を形成し(加工工程)、配線金属板に前記接着シートまたはプリプレグを接着し(接着工程)、前記接着シートまたはプリプレグを折り畳む(折り畳み工程)。
・配線金属板として銅板を用いたが、他の配線金属板、例えばアルミ板等を用いてもよい。
・放熱部材としてアルミ製放熱板を用いたが、これに代わり他の金属製放熱板を用いてもよい。
・放熱部材として放熱板を用いたが、これに代わり、放熱部材として冷却器、例えば水冷式冷却器を用いてもよい。
・接着シートにより積層して配置する層の数は問わない。つまり、図1では配線金属板20、放熱板40を積層し、図3では配線金属板20、絶縁基板60、配線金属板70、放熱板40を積層し、図4では配線金属板20、配線金属板90、放熱板40を積層した。これに限ることなく、接着シート30を折り曲げて積層状態で接着する層の数は問わない。
10…配線基板、11…配線基板、12…配線基板、13…配線基板、14…配線基板、20…配線金属板、30…接着シート、30a…第1層、30b…第2層、30c…折り畳み部、30d…第3層、30e…折り畳み部、30f…第4層、30g…折り畳み部、31…貫通孔、32…貫通孔、40…放熱板、80…スルーホール、81…スルーホール、90…配線金属板。

Claims (11)

  1. 配線金属板と、接着シートまたはプリプレグとを備え、前記配線金属板に前記接着シートまたはプリプレグが接着され、前記接着シートまたはプリプレグにははんだが入る貫通孔が設けられていることを特徴とする配線基板。
  2. 前記接着シートまたはプリプレグは、前記配線金属板の表面に接着される第1層と、前記配線金属板の裏面に接着される第2層と、前記第1層と前記第2層とを接続する折り畳み部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記接着シートまたはプリプレグの前記第2層には積層用の配線金属板が接着されることを特徴とする請求項2に記載の配線基板。
  4. 前記接着シートまたはプリプレグの前記第2層には放熱部材が接着されることを特徴とする請求項2に記載の配線基板。
  5. 前記接着シートまたはプリプレグの前記第2層には絶縁基板が接着されることを特徴とする請求項2に記載の配線基板。
  6. 前記接着シートまたはプリプレグは、前記第2層から折り畳み部を介して延設される第3層を備えることを特徴とする請求項2に記載の配線基板。
  7. 前記接着シートまたはプリプレグの前記第2層と前記第3層との間に積層用の配線金属板が接着されることを特徴とする請求項6に記載の配線基板。
  8. 前記接着シートまたはプリプレグの前記第1層に接着された前記配線金属板と前記第2層に接着された前記配線金属板とはスルーホールで電気的に接続されることを特徴とする請求項3に記載の配線基板。
  9. 前記接着シートまたはプリプレグは、前記第3層から折り畳み部を介して延設される第4層を備えることを特徴とする請求項6に記載の配線基板。
  10. 前記接着シートまたはプリプレグの前記第4層には放熱部材が接着されることを特徴とする請求項9に記載の配線基板。
  11. 接着シートまたはプリプレグに、はんだが入ることになる貫通孔を形成する加工工程と、
    配線金属板に前記接着シートまたはプリプレグを接着する接着工程と、
    前記接着シートまたはプリプレグを折り畳む折り畳み工程と、
    を有することを特徴とする配線基板の製造方法。
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