JP2013169087A - 電源装置の異常検出装置およびこれを備えた回転電機の電動駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源装置の異常検出装置は、平滑コンデンサの端子間電圧を測定するコンデンサ電圧検出手段と、正極コンタクタ、負極コンタクタ、およびプリチャージコンタクタの開閉指令を制御する制御手段とを備え、制御手段は、正極コンタクタ、負極コンタクタ、およびプリチャージコンタクタに対して車両起動のための起動時指令を出力するタイミングで、正極コンタクタとプリチャージコンタクタを含む正極側コンタクタおよび負極コンタクタのいずれか一方の溶着異常を診断し、正極コンタクタとプリチャージコンタクタ、負極コンタクタ、およびプリチャージコンタクタに対して車両停止のための停止時指令を出力するタイミングで、正極側コンタクタおよび負極コンタクタのいずれか他方の溶着異常を診断する診断手段を備える。
【選択図】図2
Description
(2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電源装置の異常検出装置において、診断手段は、起動時指令を出力するタイミングで、負極コンタクタの溶着異常を診断する負側診断手段と、停止時指令を出力するタイミングで、正極側コンタクタの溶着異常を診断する正側診断手段とを含むことを特徴とする
(3)請求項3に記載の発明は、請求項12に記載の電源装置の異常検出装置において、負側診断手段は、起動時指令を出力するタイミングで、プリチャージコンタクタを閉成する指令を出力するとともにコンデンサ電圧検出手段によって平滑コンデンサの端子間電圧を検出し、その後、プリチャージコンタクタを開放する指令を出力するとともにコンデンサ電圧検出手段によって平滑コンデンサの端子間電圧を検出し、検出した二つの平滑コンデンサの端子間電圧の差に基づいて、負極コンタクタの溶着異常を判定することを特徴とする
(4)請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電源装置の異常検出装置において、負側診断手段は、プリチャージコンタクタを開放する指令を出力したときの平滑コンデンサの端子間電圧がプリチャージコンタクタを閉成する指令を出力したときの平滑コンデンサの端子間電圧よりも低下していれば、負極コンタクタの溶着異常と判定することを特徴とする。
(5)請求項5に記載の発明は、請求項2または3に記載の電源装置の異常検出装置において、制御手段は、正極側コンタクタの診断結果を格納する記憶部を備え、起動時指令を出力するタイミングで、正極側コンタクタの診断結果を読み出して、正極側コンタクタが溶着異常であると判定することを特徴とする。
(6)請求項6に記載の発明は、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の電源装置の異常検出装置において、正側診断手段は、停止時指令を出力するタイミングで、コンデンサ電圧検出手段によって平滑コンデンサの端子間電圧を検出し、その後、正極側コンタクタを開放する指令を出力するとともにコンデンサ電圧検出手段により平滑コンデンサの端子間電圧を検出し、検出した二つの平滑コンデンサの端子間電圧の差に基づいて、正極側コンタクタの溶着異常を判定することを特徴とする。
(7)請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の電源装置の異常検出装置において、正側診断手段は、正極コンタクタを開放する指令を出力したときの平滑コンデンサの端子間電圧が、正極コンタクタを開放する指令を出力する前の平滑コンデンサの端子間電圧から減少しないとき正極側コンタクタの溶着異常と判定することを特徴とする。
(8)請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電源装置の異常検出装置において、バッテリの総電圧を測定するバッテリ電圧検出手段をさらに備え、制御手段は、起動時指令が出力されるタイミングで、正極コンタクタ、負極コンタクタおよびプリチャージコンタクタを全て開放となるように制御するとともにバッテリの端子間電圧と平滑コンデンサの端子間電圧をそれぞれ検出し、それら端子間電圧の差が所定の値より小さい場合に、正極側コンタクタと負極コンタクタがともに溶着異常であると判定することを特徴とする。
(9)請求項9に記載の発明は、バッテリとインバータとを接続する正極側電源ラインに設けられた正極コンタクタと、バッテリとインバータとを接続する負極側電源ラインに設けられた負極コンタクタと、正極コンタクタに並列接続され、互いに直列接続されたプリチャージコンタクタおよび制限抵抗と、正極側電源ラインと負極側電源ラインの間にインバータと並列に介装された平滑コンデンサと、平滑コンデンサの端子間電圧を測定するコンデンサ電圧検出手段と、正極コンタクタ、負極コンタクタ、およびプリチャージコンタクタの開閉指令を制御する制御手段とを備えた電源装置の異常検出装置であって、負極コンタクタと前記正極コンタクタとをオンとしてバッテリーのDC電力をインバータに供給する前に、プリチャージコンタクタのみをオンからオフにした時の平滑コンデンサの端子間電圧がプリチャージコンタクタをオフした時に減少した場合に、負極コンタクタが溶着異常であると判定することを特徴とする電源装置の異常検出装置である。
(10)請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電源装置の異常検出装置を備えた回転電機の電動駆動装置である。
本発明によるコンタクタの異常検出装置およびこれを備えた回転電機の電動駆動装置は、回転電機のみによって走行する純粋な電気自動車(EV)や、エンジンと回転電機の双方によって駆動されるハイブリッド型の電気自動車(HEV)に適用できる。
回転電機(モータ)1を電動駆動する電動駆動装置2は、電池システム4から供給されるDC電力をAC電力に変換してモータ1に供給するインバータ3、電池システム4の充放電状態を監視/制御するバッテリコントローラ5、インバータ3を制御するモータコントローラ6、とを備える。
なお、複数のセルコントローラ11は双方向通信によりバッテリコントローラ5と情報の授受を行っているが、図1ではこれを簡略化して示してある。
インバータ3は複数のIGBTあるいはMOSFETなどのスイッチング素子(不図示)を備え、これらのスイッチング素子のスイッチングにより電池システム4から供給されるDC電力をAC電力に変換してモータ1に供給する。このスイッチング素子のスイッチングによりノイズが発生するが、平滑コンデンサ22は、このノイズを除去するために設けられている。なお、このスイッチング素子のスイッチングは、モータコントローラ6からの制御信号(PWM信号、不図示)により上記のスイッチング素子のゲートを駆動することによって行われる。また、このPWM信号は、車両コントローラ7からのトルク要求に基づいてモータコントローラ6で生成されるが、詳細は省略する。
本発明による電源装置の異常検出装置では、車両から起動指令が出力されたタイミングおよび車両から起動停止指令が出力されたタイミングにおいて、コンタクタ溶着異常診断を行い、二つのタイミングで診断された結果を総合してコンタクタ溶着異常診断を行う。
以下本発明による電源装置の異常検出装置で実行される溶着異常診断の手法について説明する。
本発明による電源装置の異常検出装置で実行するコンタクタ異常診断の特徴は、従来実行されているようなコンタクタ異常診断を2つの部分に分割して実行することである。第1の異常診断は、車両の起動時に実行され、第2の異常診断は車両の駆動終了時に実行される。従来行われているコンタクタ異常診断で、メインコンタクタ(+)16とメインコンタクタ(−)17を開閉して行う異常診断は、本発明では第2の異常診断に含まれている。メインコンタクタ(+)16とメインコンタクタ(−)17の開閉は、高電圧が印加された状態で行うので、このためこれらのコンタクタが溶着する可能性があり、このコンタクタの溶着を診断することがコンタクタ異常診断の目的であるが、この異常診断のためのコンタクタの開閉で溶着が起こる可能性もある。本発明による電源装置の異常検出装置で実行するコンタクタ異常診断では、第1の異常診断ではこのようなメインコンタクタの開閉を行わないので、車両駆動前の異常診断によるコンタクタの溶着の可能性を無くすことができる。
図2は、本発明による電源装置の異常検出装置で実行する第1の異常診断の処理フローを示す。この第1の異常診断でのステップS6以降の処理は大きく2つ(フロー1Aと1B)に分けられる。
フロー1A(ステップS6〜S15)は、車両の起動時に正極側のコンタクタ(メインコンタクタ(+)16あるいはプリチャージコンタクタ18)と負極側のコンタクタ(メインコンタクタ(−)17)の両方が溶着しているかどうかを簡易に診断する処理である。ステップS5で、全てのコンタクタをオフとするように制御した状態で行うもので、従来のように、これらのコンタクタのオン・オフ切換えは行わない。
診断処理においては、フロー1Bでもメインコンタクタ(+)16とメインコンタクタ(−)17のオン/オフ制御を行わないので、従来の溶着診断に比べ簡易かつ高速に診断を行うことができる。
以下図2〜6を参照して、第1の異常診断の各ステップでの処理について説明する。
なお、キーオンと同時に行われるこの初期処理のタイミングを時刻t0とする。
ステップS6では、時刻t1で電圧センサ20で検出された電池システム4の端子間電圧VBと、電圧センサ21で検出された平滑コンデンサ22の端子間電圧VCとを比較し、式(1)に示すように、その差が所定の電圧差ΔV1より大きければ、正極側のコンタクタ16、18および負極側のコンタクタ17が共に溶着している状態ではない(図4参照)と判断し、ステップS16に進む。またVBとVCの差がΔV1より小さければステップS7に進む。
VB−VC > ΔV1 ...(1)
前回車両停止してから充分時間が経過(時間T)した後、今回のステップS1の車両起動が行われた場合は、正極側および負極側のコンタクタ16および/または18と17が共に溶着していなければ、全てのコンタクタ16〜18が開放されている。そのため、平滑コンデンサ22の電荷は充分放電され、平滑コンデンサ22の端子間電圧VCはほぼ0になる。なお、この時間Tは、放電抵抗23の抵抗値R1と平滑コンデンサ22の容量Cで定まる時定数τ1により適宜定める。
逆に前回車両停止してから充分時間が経過しているにも拘わらず、ステップS6で否定判定された場合は、正極側のコンタクタ16および/または18と負極側のコンタクタ17が共に溶着している場合であるので、ステップS8からS12の処理は必要なく、ステップS7からステップS13に進んでよい。
ステップS9で所定の時間Δt経過するまで待ち、ステップS10で再度平滑コンデンサ22の端子間電圧VCを測定し、初期値VC0との差(VC0−VC)が所定の電圧差ΔV2より大きいかどうか判定する。
初期値VC0との差が所定の電圧差ΔV2より大きければ、平滑コンデンサ22の電荷が正常に放電されている、すなわち正極側コンタクタ16および18と負極側コンタクタ17がともに溶着している状態ではないとして、図2の異常診断フローの後半部分(1B)を実行する。
初期値VC0と測定した端子間電圧VCの差が所定の電圧差ΔV2より大きくなければステップS11に進む。
ΔV=VC0・exp(−N・Δt/τ1)≧ ΔV2 ...(2)
なお、ΔV2は、電圧センサ21を用いた電圧測定系のノイズと電圧検出分解能を考慮して、少なくとも有意な電圧差が確実にあると判定できる程度に設定すればよい。ΔV2が小さくできれば、小さい電圧差でステップS10の判定ができるので、高速に異常診断ができることになる。
なお、車両コントローラ7は、受信した溶着異常フラグFP、FNのデータを不揮発性のメモリ領域(不図示)に格納しておく。また同時に、溶着異常フラグFP、FNのいずれかがON(=1)となっている場合は、コンタクタに溶着異常が発生していることを別のフラグFCに1をセットする。このフラグFCの内容は、車両起動後の処理、たとえばステップS3の処理で上位コントローラ7から、異常診断を行う制御装置5または6に送信される。
ステップS6でVB−VC>ΔV1の条件を満たしている場合、すなわち電池システム4の端子間電圧VBに対して、平滑コンデンサ22の端子間電圧VCの値が非常に小さい場合(図4に示すように正常な場合はVC=0V)、ステップS16〜S30(フロー1B)が実行される。
ステップS16では、先に説明したように、ステップS3の処理の中で上位コントローラである車両コントローラ7から制御装置5または6に送信されたデータに基づいて、コンタクタ溶着異常フラグFCに1がセットされているか確認する。もしFC=1となっていれば、制御装置の不揮発メモリに格納されている正極側コンタクタ溶着異常フラグFPの内容を読み出す(ステップS17)。
なお、以下のステップS18〜S24での処理に対応して、図5はメインコンタクタ(−)17が溶着している場合のタイミングチャートを示し、図6はこれと比較するため、全てのコンタクタが溶着しておらず、正常に動作する場合のタイミングチャートを示す。
VC(t3)−VC(t2)≧ ΔV3 ...(3)
したがって、たとえばメインコンタクタ(−)17が溶着している場合は、正極側コンタクタ(メインコンタクタ(+)16およびプリチャージコンタクタ18)は正常に動作していることになる。この状態の診断処理ステップS16〜S28での各コンタクタの状態と平滑コンデンサ端子間電圧VCのタイミングチャートが図5に示されている。
時刻t2で平滑コンデンサ端子間電圧VC(t2)を測定した後にプリチャージコンタクタ18がオンとされると、メインコンタクタ(−)17が溶着している場合は、制限抵抗18を介して電池システム4から電流が流れ、平滑コンデンサ22が充電され、その端子間電圧が上昇して時刻t3でVC(t3)となる。したがって、上記式(3)を用いて、メインコンタクタ(−)17が溶着していると判断する。
すなわち、(1)時刻t2からt3までの経過時間、上記時定数τ2、および電池システム4の端子間電圧VBの分割電圧(VB・R1/(R1+R2))に基いた、平滑コンデンサ22の端子間電圧VCの上昇(VC(t2)→VC(t3))と、(2)電圧センサ21を備える電圧測定系のノイズを考慮した電圧検出分解能とに基づいて、ΔV3と時刻t2からt3までの経過時間を適宜設定すればよい。
上記ステップS11で説明したと同様に、ΔV3が小さくできれば、ステップS22の判定を高速に行うことができる。なお、図5で時刻t4以降は、車両の駆動準備処理となるので、説明を省略する。
さらにステップS26で異常診断を終了する。
全てのコンタクタ16〜18が正常に動作していると判定されて終了した場合(ステップS28)は、第1の異常診断終了後、正極側のコンタクタ(メインコンタクタ(+)16あるいはプリチャージコンタクタ18)と負極側のコンタクタ(メインコンタクタ(−)17)が閉成され、電池システム4からDC電力がインバータ3に供給される。また、第1の異常診断において、正極側あるいは負極側のコンタクタ16〜18のいずれかが溶着異常となっていると判定されて終了した場合(ステップS15、S26)であっても、車両の駆動は可能であるので、溶着異常の状態のままでインバータにDC電力供給を行う場合もある。
図5、図6で、時刻t4以降が第1の異常診断に続いて車両の駆動を行う場合のタイミングチャートであるが、説明は省略する。なお、図5での時刻t3以降の平滑コンデンサの端子間電圧VCの減少の時定数は前述のτ1となる。
メインコンタクタ(+)16とメインコンタクタ(−)17を開閉して行う異常診断は、本発明では第2の異常診断として車両の駆動終了時に実行される。
この第2の異常診断は従来行われている異常診断と同等であるので簡単に説明する。
逆にメインコンタクタ(+)16が溶着異常となっている場合には、図8に示すように、平滑コンデンサ22の端子間電圧VCは、メインコンタクタ(−)17がオフとされる時刻t11まで低下せず、電池システム4の端子間電圧VBと同じ電圧を示す。
VC(t10)−VC(t11)≧ ΔV4 ...(4)
時刻t10とt11の時間差および式(4)の閾値ΔV4は、上記のΔV1〜ΔV3での説明と同様に、電圧の減少の大きさと電圧測定での分解能を考慮して適宜設定される。
以上で車両停止時の溶着診断(第2の以上診断)が終了となる(ステップS61)。
(1)正極コンタクタと負極コンタクタの溶着異常診断を車両起動時と車両停止時のタイミングで行うようにした。したがって、車両起動時に短時間に発進することができる。
以上で説明した本発明の実施形態では、プリチャージコンタクタ18と制限抵抗19(抵抗値R2)の直列回路がメインコンタクタ(+)16に並列に設けられているとして説明した。
このプリチャージコンタクタ18と制限抵抗19(抵抗値R2)の直列回路は、メインコンタクタ(−)に並列に設けてもよい。
また、図3〜6でのメインコンタクタ(+)16とメインコンタクタ(−)17の制御ならびに実状態が入れ替わることになる。
図10に示すように、放電抵抗23に直列に放電抵抗リレー24を設けてもよい。なお、図10では、見易いように図1から各コントローラとモータを省略している。
放電抵抗リレー24をオン/オフすることにより放電抵抗23を平滑コンデンサに並列に接続したり、あるいはこの接続を解除することができる。
したがって、プリチャージコンタクタ19のみが溶着している場合は、この放電抵抗リレー24がオンとオフの時の平滑コンデンサ端子間電圧VCの差を検出することで、プリチャージコンタクタ19が溶着していることを検出することができる。
もともとプリチャージコンタクタ18には、制限抵抗19により大きな電流が流れないようになっているので、プリチャージコンタクタ18が溶着異常となる可能性は、メインコンタクタ(+)16より小さいと考えられる。放電抵抗リレー24とプリチャージコンタクタ18を様々な組み合わせでオン/オフしても、制限抵抗R2と放電抵抗R1の電圧分割による平滑コンデンサ22の端子間電圧VCの差が検出されない場合は、メインコンタクタ(+)16の溶着異常の可能性が高いと推定できる。
2…電動駆動装置
3…インバータ
4…電池システム(組電池)
5…バッテリコントローラ(制御装置)
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10…二次電池モジュール
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15…負極側電源ライン
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19…制限抵抗
20…電圧センサ
21…電圧センサ
22…平滑コンデンサ
23…放電抵抗
24…放電抵抗リレー
Claims (10)
- バッテリとインバータとを接続する正極側電源ラインに設けられた正極コンタクタと、
前記バッテリと前記インバータとを接続する負極側電源ラインに設けられた負極コンタクタと、
前記正極コンタクタに並列接続され、互いに直列接続されたプリチャージコンタクタおよび制限抵抗と、
前記正極側電源ラインと前記負極側電源ラインの間に前記インバータと並列に介装された平滑コンデンサと、
前記平滑コンデンサの端子間電圧を測定するコンデンサ電圧検出手段と、
前記正極コンタクタ、負極コンタクタ、およびプリチャージコンタクタの開閉指令を制御する制御手段とを備えた電源装置の異常検出装置において、
前記制御手段は、前記正極コンタクタ、負極コンタクタ、およびプリチャージコンタクタに対して車両起動のための起動時指令を出力するタイミングで、前記正極コンタクタとプリチャージコンタクタを含む正極側コンタクタおよび負極コンタクタのいずれか一方の溶着異常を診断し、前記正極コンタクタとプリチャージコンタクタ、負極コンタクタ、およびプリチャージコンタクタに対して車両停止のための停止時指令を出力するタイミングで、前記正極側コンタクタおよび負極コンタクタのいずれか他方の溶着異常を診断する診断手段を備えることを特徴とする電源装置の異常検出装置。 - 請求項1に記載の電源装置の異常検出装置において、
前記診断手段は、
前記起動時指令を出力するタイミングで、前記負極コンタクタの溶着異常を診断する負側診断手段と、前記停止時指令を出力するタイミングで、前記正極側コンタクタの溶着異常を診断する正側診断手段とを含むことを特徴とする電源装置の異常検出装置。 - 請求項2に記載の電源装置の異常検出装置において、
前記負側診断手段は、前記起動時指令を出力するタイミングで、前記プリチャージコンタクタを閉成する指令を出力するとともに前記コンデンサ電圧検出手段によって前記平滑コンデンサの端子間電圧を検出し、その後、前記プリチャージコンタクタを開放する指令を出力するとともに前記コンデンサ電圧検出手段によって前記平滑コンデンサの端子間電圧を検出し、前記検出した二つの平滑コンデンサの端子間電圧の差に基づいて、前記負極コンタクタの溶着異常を判定することを特徴とする電源装置の異常検出装置。 - 請求項3に記載の電源装置の異常検出装置において、
前記負側診断手段は、前記プリチャージコンタクタを開放する指令を出力したときの前記平滑コンデンサの端子間電圧が前記プリチャージコンタクタを閉成する指令を出力したときの前記平滑コンデンサの端子間電圧よりも低下していれば、前記負極コンタクタの溶着異常と判定することを特徴とする電源装置の異常検出装置。 - 請求項2または3に記載の電源装置の異常検出装置において、
前記制御手段は、前記正極側コンタクタの診断結果を格納する記憶部を備え、
前記起動時指令を出力するタイミングで、前記正極側コンタクタの診断結果を読み出して、前記正極側コンタクタが溶着異常であると判定することを特徴とする電源装置の異常検出装置。 - 請求項3乃至5のいずれか1項に記載の電源装置の異常検出装置において、
前記正側診断手段は、前記停止時指令を出力するタイミングで、前記コンデンサ電圧検出手段によって前記平滑コンデンサの端子間電圧を検出し、その後、前記正極側コンタクタを開放する指令を出力するとともに前記コンデンサ電圧検出手段により前記平滑コンデンサの端子間電圧を検出し、前記検出した二つの平滑コンデンサの端子間電圧の差に基づいて、前記正極側コンタクタの溶着異常を判定することを特徴とする電源装置の異常検出装置。 - 請求項6に記載の電源装置の異常検出装置において、
前記正側診断手段は、前記正極コンタクタを開放する指令を出力したときの前記平滑コンデンサの端子間電圧が、前記正極コンタクタを開放する指令を出力する前の前記平滑コンデンサの端子間電圧から減少しないとき、前記正極側コンタクタの溶着異常と判定することを特徴とする電源装置の異常検出装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電源装置の異常検出装置において、
前記バッテリの総電圧を測定するバッテリ電圧検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記起動時指令が出力されるタイミングで、前記正極コンタクタ、前記負極コンタクタおよび前記プリチャージコンタクタを全て開放となるように制御するとともに前記バッテリの端子間電圧と前記平滑コンデンサの端子間電圧をそれぞれ検出し、それら端子間電圧の差が所定の値より小さい場合に、前記正極側コンタクタと前記負極コンタクタがともに溶着異常であると判定することを特徴とする電源装置の異常検出装置。 - バッテリとインバータとを接続する正極側電源ラインに設けられた正極コンタクタと、
前記バッテリと前記インバータとを接続する負極側電源ラインに設けられた負極コンタクタと、
前記正極コンタクタに並列接続され、互いに直列接続されたプリチャージコンタクタおよび制限抵抗と、
前記正極側電源ラインと前記負極側電源ラインの間に前記インバータと並列に介装された平滑コンデンサと、
前記平滑コンデンサの端子間電圧を測定するコンデンサ電圧検出手段と、
前記正極コンタクタ、負極コンタクタ、およびプリチャージコンタクタの開閉指令を制御する制御手段とを備えた電源装置の異常検出装置において、
前記負極コンタクタと前記正極コンタクタとをオンとして前記バッテリーのDC電力を前記インバータに供給する前に、前記プリチャージコンタクタのみをオンからオフにした時の前記平滑コンデンサの端子間電圧が前記プリチャージコンタクタをオフした時に減少した場合に、前記負極コンタクタが溶着異常であると判定することを特徴とする電源装置の異常検出装置。 - 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電源装置の異常検出装置を備えた回転電機の電動駆動装置。
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