JP2013169701A - 粉粒体処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラス製の窓部を有する粉粒体処理装置において、窓部の内側面に対する粉粒体の帯電付着を抑制できる構造を提供する。
【解決手段】この粉粒体処理装置は、粉粒体9を搬送または一時的に貯留するための内部空間を有するケーシングを備えている。ケーシングは、少なくとも部分的に設けられたガラス製の窓部40を有している。また、窓部40の内側面41は、少なくとも部分的に、粗面化処理された凹凸面となっている。このため、窓部40の内側面41と粉粒体9との接触面積が、小さくなる。したがって、窓部40の内側面41に対する粉粒体9の帯電付着が抑制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、粉状または粒状の材料(以下、「粉粒体」と称する)を搬送または一時的に貯留する粉粒体処理装置に関する。
従来、粉粒体を搬送または一時的に貯留するためのケーシングを有する粉粒体処理装置が知られている。例えば、特許文献1には、ペレットを収納するホッパーと、ホッパーに接続されたサイトガラスとを有するペレット供給装置が記載されている(請求項1,図1)。特許文献1のペレット供給装置では、ホッパーの内部に収納されたペレットが、サイトガラスを経て、成形装置へ供給される。また、特許文献1では、サイトガラスの外側に、ペレットを検出するための静電容量型センサーが配置されている(段落0056,図1)。
特開2010−113838号公報
ペレット等の粉粒体は、搬送中に配管やホッパーの内側面に衝突することによって、帯電する場合がある。一方、ガラスは+に帯電しやすい性質を有する。このため、粉粒体処理装置の一部分がガラスで形成されている場合(例えば、特許文献1のようなサイトガラスを有する場合)には、当該ガラスの内側面に、−に帯電した粉粒体が付着しやすい、という問題がある。
ガラス面に粉粒体が付着すると、ガラスを介して内部の粉粒体の状態を視認することが、困難となる。また、ガラスに付着した粉粒体は、センサーを誤動作させる要因となる。また、ガラスに付着した粉粒体が塊となって落下したり、後続の粉粒体に混入したりすると、成形機へ供給される粉粒体の均一性が低下する。その結果、樹脂製品の品質に悪影響を及ぼす虞もある。
この点について、特許文献1では、除電器を用いてサイトガラス内の静電荷を除去している(請求項1,段落0052)。しかしながら、除電器のみで、ガラス面に対する粉粒体の付着を防止しようとすると、除電器を動作させるためのエネルギーが相応に必要となる。
本発明の目的は、ガラス製の窓部を有する粉粒体処理装置において、消費エネルギーを低減しつつ、窓部の内側面に対する粉粒体の帯電付着を抑制できる構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、粉粒体処理装置であって、粉粒体を搬送または一時的に貯留するための内部空間を有するケーシングを備え、前記ケーシングは、少なくとも部分的に設けられたガラス製の窓部を有し、前記窓部の内側面が、少なくとも部分的に、粗面化処理された凹凸面となっている。
本願の第2発明は、第1発明の粉粒体処理装置であって、前記凹凸面の隣り合う凸頂部同士の平均間隔が、粉粒体の平均粒径より小さい。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の粉粒体処理装置であって、前記ケーシング内の所定の高さ位置における粉粒体の有無を、前記窓部を介して検出する検出手段をさらに備え、前記凹凸面は、前記窓部の内側面のうち、少なくとも前記検出手段の検出エリアと重なる部分に、設けられている。
本願の第4発明は、第3発明の粉粒体処理装置であって、前記検出手段は、静電容量型のセンサーである。
本願の第5発明は、第1発明から第4発明までのいずれかの粉粒体処理装置であって、前記窓部の内側面は、前記凹凸面と、粗面化処理されていない平坦面と、の双方を有する。
本願の第6発明は、第1発明から第5発明までのいずれかの粉粒体処理装置であって、前記ケーシングは、粉粒体を、積極的に加熱することなく、搬送または貯留する。
本願の第1発明〜第6発明によれば、窓部の内側面と粉粒体との接触面積が、小さくなる。このため、窓部の内側面に対する粉粒体の帯電付着が、抑制される。
特に、本願の第2発明によれば、凹凸面の凸頂部の間に、粉粒体が入り込むことを、抑制できる。これにより、凹凸面への粉粒体の付着を、さらに抑制できる。
特に、本願の第3発明によれば、検出手段による粉粒体の誤検出を抑制できる。
特に、本願の第4発明によれば、凹凸面によってケーシングの光透過率が低下したとしても、高い精度で粉粒体を検出できる。
特に、本願の第5発明によれば、ケーシング内部の視認性を確保できる。
特に、本願の第6発明によれば、ケーシングの内側面に粉粒体が熱融着することを、抑制できる。
ペレット供給装置の縦断面図である。 ガラス管の内周面付近の部分縦断面図である。 ガラス管およびレベルセンサーの斜視図である。 ペレット供給装置の縦断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明に係る粉粒体処理装置の一例となるペレット供給装置1の縦断面図である。このペレット供給装置1は、樹脂製品を射出成形する成形機2の上部に、設置される。ペレット供給装置1は、粉粒体である樹脂ペレット9を、材料供給源21から吸引輸送し、当該樹脂ペレット9を、成形機2へ供給する装置である。図1に示すように、本実施形態のペレット供給装置1は、ホッパー10、材料供給管20、吸引機構30、ガラス管40、レベルセンサー50、および制御部60を備えている。
ホッパー10は、略円筒状の側壁11と、側壁11の下端部から下方へ向けて漸次に収束する底部12と、を有している。また、ホッパー10の上部は、略平板状のカバー70により閉鎖されている。ホッパー10およびカバー70は、例えば、ステンレスや鉄などの金属からなる。カバー70には、上下に貫通する投入口71が、設けられている。材料供給管20は、カバー70の投入口71に、連通接続されている。また、材料供給管20の上流側の端部は、材料供給源21に接続されている。
吸引機構30は、吸引管31および真空ポンプ32を、有している。吸引管31は、ホッパー10の側壁11に設けられた吸引口111と真空ポンプ32との間を、繋いでいる。真空ポンプ32を動作させると、ホッパー10の内部の空気が吸引管31へ吸引され、ホッパー10の内部が負圧となる。そうすると、材料供給源21から材料供給管20を通ってホッパー10の内部へ、樹脂ペレット9が吸引輸送される。
ホッパー10の内部空間は、材料供給管20の内部空間より広がっている。このため、吸引輸送される樹脂ペレット9は、投入口71を通過してホッパー10内に入ると、減速する。また、吸引口111には、多数の細孔を有するフィルター13が、設けられている。ホッパー10の内部の空気は、フィルター13を通って吸引管31へ吸引される。一方、樹脂ペレット9は、フィルター13を通過することなく、ホッパー10の下部へ落下する。
ガラス管40は、上下に円筒状に延びるガラス製の部材である。ガラス管40の上端部は、ホッパー10の底部12に設けられた排出口121に、取り付けられている。一方、ガラス管40の下端部は、接続部80を介して、成形機2に接続されている。図1に示すように、ホッパー10から落下した樹脂ペレット9は、ガラス管40の内部に貯留される。すなわち、本実施形態では、ガラス管40が、樹脂ペレット9を一時的に貯留するための内部空間を有するケーシングとなっている。
成形機2において成形処理が進行すると、それに応じて、ガラス管40から成形機2へ、樹脂ペレット9が供給される。そうすると、ガラス管40の内部に貯留された樹脂ペレット9の上面の位置が低下する。ペレット供給装置1の使用者は、ガラス管40を介して、内部に貯留された樹脂ペレット9の状態を、外部から視認することができる。すなわち、本実施形態のガラス管は、サイトガラスの役割を果たし、その全体が窓部となっている。
レベルセンサー50は、ガラス管40の外周面の近傍に、配置されている。レベルセンサー50は、ガラス管40の内部の所定の高さ位置における樹脂ペレット9の有無を、ガラス管40を介して検出する。レベルセンサー50には、例えば、静電容量型の近接センサーを使用すればよい。
また、図1に概念的に示すように、制御部60は、真空ポンプ32およびレベルセンサー50と、電気的に接続されている。制御部60は、CPU等の演算処理部やメモリを有するコンピュータにより構成されていてもよく、あるいは、電子回路により構成されていてもよい。制御部60は、レベルセンサー50が発する検出信号を受信し、当該検出信号に基づいて、真空ポンプ32の駆動を制御する。これにより、樹脂ペレット9の輸送量が制御され、ガラス管40の内部に貯留される樹脂ペレット9の上面の高さ位置が、所定の範囲内に維持される。
ガラス管40は、強度、耐久性、視認性等の観点において、粉粒体の貯留に適している一方、+に帯電しやすい性質を有する。また、樹脂ペレット9は、ガラス管40までの輸送経路において、材料供給管20やホッパー10の内側面に衝突するなどして、帯電する場合がある。このため、本実施形態では、ガラス管40の内周面41に対する樹脂ペレット9の帯電付着を抑制するために、ガラス管40の内周面41に、粗面化処理が施されている。
図2は、ガラス管40の内周面41付近の部分縦断面図である。本実施形態では、ガラス管40の内周面41に、サンドブラスト等のブラスト処理が、施されている。その結果、ガラス管40の内周面41の全体が、一様な凹凸面となっている。ガラス管40の内周面41が凹凸面となっていれば、当該内周面41と樹脂ペレット9との接触面積が、小さくなる。したがって、仮に、ガラス管40が+に帯電し、樹脂ペレット9が−に帯電していたとしても、ガラス管40の内周面41に対する樹脂ペレット9の帯電付着が、抑制される。
ガラス管40に対する樹脂ペレット9の付着が抑制されれば、ガラス管40の内部の視認性が低下することを、抑制できる。また、樹脂ペレット9の付着によるレベルセンサー50の誤動作も、抑制できる。さらに、ガラス管40に付着した樹脂ペレット9が塊となって落下したり、後続の樹脂ペレットに混入したりして、樹脂製品の品質に悪影響を及ぼす虞も、低減できる。
図2に示すように、ガラス管40の内周面41は、複数の凸頂部413を有している。また、本実施形態では、隣り合う凸頂部413同士の平均間隔d1が、樹脂ペレット9の平均粒径より小さくなっている。このようにすれば、複数の凸頂部413の間に、樹脂ペレット9が入り込むことを、抑制できる。その結果、ガラス管40の内周面41に樹脂ペレット9が付着することを、さらに抑制できる。
なお、図2のように、樹脂ペレット9の形状が球状でない場合には、樹脂ペレット9の複数の径r1,r2のうち、最も小さい径r2に着目し、当該径r2の平均値より、凸頂部413の平均間隔d1を小さく設定することが、好ましい。
ガラス管40の内周面41は、凹凸面であるため、光の一部分を乱反射させる。ただし、本実施形態では、乱反射によってガラス管40内部の視認性が完全に損なわれない程度に、粗面化処理が施されている。したがって、ガラス管40は、サイトガラスとしての機能を保持し、ペレット供給装置1の使用者は、ガラス管40の内部に貯留された樹脂ペレット9の上面位置を、外部から確認することができる。
なお、粗面化処理は、ガラス管の内周面の一部分のみに、施されていてもよい。例えば、図3のように、ガラス管40Aの内周面41Aが、粗面化処理された凹凸面411Aと、粗面化処理されていない平坦面412Aと、の双方を有していてもよい。図3の例では、凹凸面411Aが、レベルセンサー50Aの検出エリア51Aと重なる領域に、設けられている。このようにすれば、少なくとも、レベルセンサー50Aの検出エリア51Aにおいて、樹脂ペレットの付着を抑制できる。したがって、レベルセンサー50Aによる樹脂ペレットの誤検出を、抑制できる。
また、図3の例では、粗面化処理されていない平坦面412Aにおいて、視認性の低下が生じない。したがって、仮に、凹凸面411Aを介して内部を視認することが困難な場合であっても、平坦面412Aを介して、内部に貯留された樹脂ペレットの状態を、容易に確認できる。
<2.第2実施形態>
図4は、本発明に係る粉粒体処理装置の他の一例となるペレット供給装置1Bの縦断面図である。このペレット供給装置1Bは、粉粒体である樹脂ペレット9Bを、ホッパー10Bの内部に一時的に貯留し、その後、後続の装置2Bへ、樹脂ペレット9Bを必要量ずつ供給する装置である。図1に示すように、本実施形態のペレット供給装置1Bは、ホッパー10B、材料供給管20B、吸引機構30B、レベルセンサー50B、および制御部60Bを備えている。
ホッパー10Bは、略円筒状の側壁11Bと、側壁11Bの下端部から下方へ向けて漸次に収束する底部12Bと、を有している。また、ホッパー10Bの上部は、略平板状のカバー70Bにより閉鎖されている。ホッパー10Bおよびカバー70Bは、例えば、ステンレスや鉄などの金属からなる。ホッパー10Bの内部には、樹脂ペレット9Bを一時的に貯留するための空間が、形成されている。
材料供給管20Bは、ホッパー10Bの側壁11Bに設けられた投入口111Bに、連通接続されている。また、材料供給管20Bの上流側の端部は、材料供給源21Bに接続されている。
吸引機構30Bは、吸引管31Bおよび真空ポンプ32Bを、有している。吸引管31Bは、カバー70Bに設けられた吸引口71Bと真空ポンプ32Bとの間を、繋いでいる。真空ポンプ32Bを動作させると、ホッパー10Bの内部の空気が吸引管31Bへ吸引され、ホッパー10Bの内部が負圧となる。そうすると、材料供給源21Bから材料供給管20Bを通ってホッパー10Bの内部へ、樹脂ペレット9Bが吸引輸送される。
ホッパー10Bの内部空間は、材料供給管20Bの内部空間より広がっている。このため、吸引輸送される樹脂ペレット9Bは、投入口111Bを通過してホッパー10B内に入ると、減速する。また、ホッパー10Bの上部には、多数の細孔を有するフィルター13Bが、設けられている。ホッパー10Bの内部の空気は、フィルター13Bを通って吸引管31Bへ吸引される。一方、樹脂ペレット9Bは、フィルター13Bを通過することなく、ホッパー10Bの内部に貯留される。
このように、本実施形態では、ホッパー10Bが、樹脂ペレット9Bを一時的に貯留するための内部空間を有するケーシングとなっている。また、ホッパー10Bの底部12Bには、排出口121Bが設けられている。ホッパー10Bに貯留された樹脂ペレット9Bは、排出口121Bを介して、後続の装置2Bへ供給される。
また、本実施形態では、ホッパー10Bの側壁11Bの一部分に、ガラス製の窓部14Bが設けられている。ペレット供給装置1Bの使用者は、窓部14Bを介して、ホッパー10Bの内部に貯留された樹脂ペレット9Bの状態を、外部から視認することができる。
レベルセンサー50Bは、窓部14Bの外側面の近傍に、配置されている。レベルセンサー50Bは、ホッパー10Bの内部の所定の高さ位置における樹脂ペレット9Bの有無を、窓部14Bを介して検出する。レベルセンサー50Bには、例えば、静電容量型の近接センサーを使用すればよい。
また、図3に概念的に示すように、制御部60Bは、真空ポンプ32Bおよびレベルセンサー50Bと、電気的に接続されている。制御部60Bは、CPU等の演算処理部やメモリを有するコンピュータにより構成されていてもよく、あるいは、電子回路により構成されていてもよい。制御部60Bは、レベルセンサー50Bが発する検出信号を受信し、当該検出信号に基づいて、真空ポンプ32Bの駆動を制御する。これにより、樹脂ペレット9Bの輸送量が制御され、ホッパー10Bの内部に貯留される樹脂ペレット9Bの上面の高さ位置が、所定の範囲内に維持される。
ガラスは、強度、耐久性、視認性等の観点において、窓部14Bの材料として適している一方、+に帯電しやすい性質を有する。また、樹脂ペレット9Bは、ホッパー10Bまでの輸送経路において、材料供給管20Bの内側面に衝突するなどして、帯電する場合がある。このため、本実施形態では、窓部14Bの内側面141Bに対する樹脂ペレット9Bの帯電付着を抑制するために、窓部14Bの内側面141Bに、粗面化処理が施されている。
具体的には、窓部14Bの内側面141Bに、サンドブラスト等のブラスト処理を行い、図2と同様の凹凸面とすればよい。窓部14Bの内側面141Bが凹凸面となっていれば、当該内側面141Bと樹脂ペレット9Bとの接触面積が、小さくなる。したがって、仮に、窓部14Bが+に帯電し、樹脂ペレット9Bが−に帯電していたとしても、窓部14Bの内側面141Bに対する樹脂ペレット9Bの帯電付着が、抑制される。
窓部14Bに対する樹脂ペレット9Bの付着が抑制されれば、窓部14Bによるホッパー10Bの内部の視認性が低下することを、抑制できる。また、樹脂ペレット9Bの付着によるレベルセンサー50Bの誤動作も、抑制できる。さらに、窓部14Bに付着した樹脂ペレット9Bが塊となって落下したり、後続の樹脂ペレットに混入したりして、樹脂製品の品質に悪影響を及ぼす虞も、低減できる。
また、本実施形態においても、図2と同様に、窓部14Bの内側面の隣り合う凸頂部同士の平均間隔が、樹脂ペレット9Bの平均粒径より小さくなっていることが、好ましい。また、窓部14Bの粗面化処理は、光の乱反射によってホッパー10Bの内部の視認性が完全に損なわれない程度に、施されていることが好ましい。また、窓部14Bの内側面の一部分のみに、粗面化処理が施されていてもよい。
<3.変形例>
以上、本発明の第1実施形態および第2実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
本発明の検出手段は、上記の各実施形態に登場した静電容量型のセンサーであってもよく、他の方式のセンサーであってもよい。例えば、静電容量型のセンサーに代えて、光電管を利用した反射型または透過型の光センサーを使用してもよい。ただし、静電容量型のセンサーは、凹凸面によって窓部の光透過率が低下したとしても、高い精度で粉粒体の有無を検出できる点で、好ましい。
また、本発明の粉粒体処理装置は、粉粒体の帯電付着を抑制するための他の手段を、さらに備えていてもよい。例えば、ケーシングの内部に、静電荷を除去するための除電器が、さらに配置されていてもよい。また、イオン化された気体を粉粒体に供給する機構をさらに設け、粉粒体の帯電を低減させるようにしてもよい。
また、本発明の粉粒体処理装置は、ケーシングの内部に貯留された粉粒体に対して、撹拌や計量等の処理を行うものであってもよい。ただし、樹脂ペレット等の粉粒体に対して加熱を伴う処理を行うと、ケーシングの内側面に粉粒体が熱融着するという、帯電付着とは別の付着の問題が生じる。したがって、ケーシング内において行われる処理は、積極的な加熱を伴わない非加熱の処理であることが、好ましい。また、本発明のケーシングは、粉粒体を内部に貯留することなく搬送する配管であってもよい。
また、本発明の粉粒体処理装置は、樹脂ペレット以外の粉状または粒状の材料を扱うものであってもよい。
また、粉粒体処理装置の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
<4.他の観点の発明>
なお、「検出手段による粉粒体の誤検出を抑制すること」を第1の課題として設定すれば、「ガラス製の窓部」を必須要件とせず、それに代えて、「検出手段」を必須要件とする発明を、上記の実施形態から抽出することができる。当該発明は、例えば、「粉粒体を一時的に貯留するケーシングと、前記ケーシング内の所定の高さ位置における粉粒体の有無を検出する検出手段と、を備え、前記ケーシングの内側面のうち、少なくとも前記検出手段の検出エリアと重なる部分が、粗面化処理された凹凸面となっている粉粒体処理装置。」となる。
この発明によれば、帯電した粉粒体が、ケーシングの内側面に付着することを、抑制できる。したがって、検出手段による粉粒体の誤検出を、抑制できる。また、この発明に、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、組み合わせることも可能である。
1,1B ペレット供給装置
2 成形機
2B 後続の装置
9,9B 樹脂ペレット
10,10B ホッパー
11,11B 側壁
12,12B 底部
13,13B フィルター
14B 窓部
20,20B 材料供給管
21,21B 材料供給源
30,30B 吸引機構
31,31B 吸引管
32,32B 真空ポンプ
40,40A ガラス管
41,41A 内側面
50,50A,50B レベルセンサー
51A 検出エリア
60,60B 制御部
70,70B カバー
80 接続部
141B 内側面
411A 凹凸面
412A 平坦面
413 凸頂部

Claims (6)

  1. 粉粒体を搬送または一時的に貯留するための内部空間を有するケーシングを備え、
    前記ケーシングは、少なくとも部分的に設けられたガラス製の窓部を有し、
    前記窓部の内側面が、少なくとも部分的に、粗面化処理された凹凸面となっている粉粒体処理装置。
  2. 請求項1に記載の粉粒体処理装置であって、
    前記凹凸面の隣り合う凸頂部同士の平均間隔が、粉粒体の平均粒径より小さい粉粒体処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の粉粒体処理装置であって、
    前記ケーシング内の所定の高さ位置における粉粒体の有無を、前記窓部を介して検出する検出手段をさらに備え、
    前記凹凸面は、前記窓部の内側面のうち、少なくとも前記検出手段の検出エリアと重なる部分に、設けられている粉粒体処理装置。
  4. 請求項3に記載の粉粒体処理装置であって、
    前記検出手段は、静電容量型のセンサーである粉粒体処理装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の粉粒体処理装置であって、
    前記窓部の内側面は、前記凹凸面と、粗面化処理されていない平坦面と、の双方を有する粉粒体処理装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の粉粒体処理装置であって、
    前記ケーシングは、粉粒体を、積極的に加熱することなく、搬送または貯留する粉粒体処理装置。
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