JP2013169973A - チューブ搾り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チューブの内容物を搾り出すためのチューブ搾り装置を提供する。
【解決手段】チューブ搾り装置10は、第1軸112に軸支された回転可能な第1ローラー111と、第1ローラー111に対向配置され、第2軸114に軸支された第2ローラー113と、第1ローラー111と第2ローラー113とで挟圧可能に配置され、チューブTを保持するためのチューブ保持部材130と、チューブ保持部材130を垂直移動させる昇降手段(120、102、104)と、を備える。そして、昇降手段でチューブ保持部材に保持されたチューブを第1ローラー及び第2ローラー間に通過させて、チューブの胴部を第1ローラー及び第2ローラーで挟圧することによりチューブの開口から内容物を搾り出す
【選択図】図2

Description

本発明は、チューブの内容物を搾り出すのに用いるチューブ搾り装置に関する。
従来、チューブの内容物を、チューブ内に残らないように搾り出すための器具が種々提案されている。
例えば、特許文献1のチューブ搾り器(10)は、基台(100)と、その一部を構成する支持ドラム(120)と、ハンドルレバー(200)と、ローラー(300)と、肩部押圧機構(400)とを備え、チューブ(20)の尻部(21)を支持ドラム(120)に固定し、支持ドラム(120)の受圧面(121)の円弧中心を軸心として、ハンドルレバー(200)を回動させると、ローラー(300)がチューブ(20)の胴部(22)を押圧しながら受圧面(121)に沿って移動して、胴部(22)の内容物を搾り出すことができる。さらに、肩部押圧機構(400)を構成する揺動フレーム(403)を回動させることで、プレスバー(401)がローラー(300)の押圧面(301)に沿って周方向前方に移動し、チューブ(20)の肩部(23)に当接後、肩部(23)を受圧面(121)に対し押圧して、肩部(23)付近に残った内容物を搾り出す。
特開2011−042375号公報
特許文献1のチューブの内容物を搾り出すチューブ搾り器では、支持ドラムにチューブ尻部を固定して、当該チューブの胴部の上にローラーを移動させる。そして、チューブ内容物を搾り出す際、チューブの胴部が支持ドラムの受圧面に沿って圧潰変形すると、チューブの頭部(開口)が前後に動くため、チューブの内容物が所定位置に配置された受け皿等から外れて落下したり、周辺に飛び散ったりするという問題があった。特に、この問題は、チューブの全長が長い場合、顕著である。すなわち、チューブの尻部と開口までの距離が長い分、尻部を支点として開口が大きく回動し、チューブ頭部の動く距離及び速度が増加するため、開口の動きに合わせて受け皿も一緒に移動させるか、あるいは、非常に大きい受け部を準備する必要があった。さらに、業務用チューブ等の長尺チューブに対して、チューブ全長に合わせて受圧面を大きくする必要があり、チューブ搾り器自体を大型化せざるを得ないといった問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、チューブ内容物を所定位置に簡単且つ迅速に搾り出すことができるチューブ搾り装置を提供することにある。
請求項1に記載のチューブ搾り装置は、開口が形成されたチューブから内容物を搾り出すためのチューブ搾り装置であって、第1軸に軸支された回転可能な第1ローラーと、第1ローラーに対向配置され、第2軸に軸支された第2ローラーと、第1ローラーと第2ローラーとで挟圧可能に配置され、チューブを保持するためのチューブ保持部材と、チューブ保持部材を垂直移動させる昇降手段と、を備え、昇降手段でチューブ保持部材に保持されたチューブを第1ローラー及び第2ローラー間に通過させて、チューブの胴部を第1ローラー及び第2ローラーで挟圧することによりチューブの開口から内容物を搾り出すことを特徴とする。
請求項2に記載のチューブ搾り装置は、請求項1のチューブ搾り装置において、第1ローラー及び第2ローラーの下方に設けられ、搾り出されたチューブ内容物を受けるための受け部と、受け部を回転させるための回転手段と、をさらに備え、チューブ保持部材が複数のチューブを保持可能に構成されており、回転手段で受け部を回転させながら複数のチューブの内容物を搾り出すことにより、複数のチューブ内容物が撚られながら受け部に排出されることを特徴とする。
請求項3に記載のチューブ搾り装置は、請求項1又は2のチューブ搾り装置において、昇降手段が、チューブ保持部材と共に受け部を垂直方向に移動させるように構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載のチューブ搾り装置は、請求項3のチューブ搾り装置において、受け部の上下位置を調節可能な調節手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載のチューブ搾り装置は、請求項1から4のいずれかのチューブ搾り装置において、第1ローラー及び第2ローラーによって胴部が挟まれた状態にあるチューブの肩部を押圧することができるように第1ローラー側に配置された肩部押圧機構をさらに備えており、第1ローラーは、第2ローラー径より小さい第1ローラー径を有し、第1ローラーの軸方向の略中央部で径が最大となり、ローラーの軸方向端部に向かうにつれて径が次第に小さくなるような略樽形状を有することを特徴とする。
請求項6に記載のチューブ搾り装置は、請求項1から5のいずれかのチューブ搾り装置において、チューブ保持部材は、チューブの尻部を把持するためにスリット状の把持部を有し、チューブ保持部材が下端位置にあるとき、把持部はチューブ尻部を挿通可能に開口しており、他方、チューブ保持部材が上方に移動開始するとき、把持部はチューブ尻部を把持するように閉口することを特徴とする
請求項7に記載のチューブ搾り装置は、請求項1から5のいずれかのチューブ搾り装置において、チューブ保持部材は、チューブの頭部が嵌合するための嵌合孔を有し、チューブの尻部に形成した開口からチューブの内容物が搾り出されることを特徴とする。
請求項8に記載のチューブ搾り装置は、請求項7のチューブ搾り装置において、チューブ保持部材は、嵌合孔が配置された上方プレートと、上方プレート下端に接続された下方プレートとからなり、下方プレートが上方プレートと垂直な第1位置から上方プレートと水平な第2位置に回動して変位可能であることを特徴とする。
請求項9に記載のチューブ搾り装置は、請求項1から8のいずれかのチューブ搾り装置において、第1軸と第2軸とが一定の距離で固定され、第1ローラー及び第2ローラーの少なくとも一方が弾性変形可能な材料で形成されていることを特徴とする。
請求項10に記載のチューブ搾り装置は、開口が形成されたチューブから内容物を受け部に搾り出すためのチューブ搾り装置であって、第1軸に軸支された回転可能な駆動ローラーと、主動ローラーに従動するように対向配置され、第2軸に軸支された回転可能な従動ローラーと、駆動ローラー又は従動ローラーに設けられた、チューブを保持するためのチューブ保持部と、駆動ローラーを回転させるための駆動手段と、を備え、駆動手段による駆動ローラー及び従動ローラーの回転に伴い、チューブ保持部に保持されたチューブを、上方移動させると共に第駆動ローラー及び従動ローラー間に通過させ、チューブの胴部を駆動ローラー及び従動ローラーで挟圧することによって、チューブの開口から内容物を下方に搾り出すことを特徴とする。
請求項11に記載のチューブ搾り装置は、請求項9に記載のチューブ搾り装置は、請求項10のチューブ搾り装置において、搾り出されたチューブ内容物を受けるための受け部を回転させるための回転手段をさらに備え、チューブ保持部材が複数のチューブを保持可能に構成されており、回転手段で受け部を回転させながら複数のチューブの内容物を搾り出すことにより、複数のチューブ内容物が撚られながら受け部に排出されることを特徴とする。
請求項12に記載のチューブ搾り装置は、請求項10又は11のチューブ搾り装置において、チューブの内容物を搾り出すときに上方移動するチューブの開口と受け部との間の距離を一定に保つように、受け部を上方移動させる昇降手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項13に記載のチューブ搾り装置は、請求項10から12のいずれかのチューブ搾り装置において、駆動ローラー及び従動ローラーには駆動ギヤ及び従動ギヤがそれぞれ設けられ、駆動ギヤ及び従動ギヤが噛合することにより、従動ローラーが駆動ローラーの回転に従動して回転することを特徴とする。
請求項14に記載のチューブ搾り装置は、請求項10から13のいずれかのチューブ搾り装置において、駆動ローラーと従動ローラーとの間を通過したチューブの胴部を押圧可能に配置された補助ローラーをさらに備えることを特徴とする。
請求項15に記載のチューブ搾り装置は、請求項10から14のいずれかのチューブ搾り装置において、第1軸と第2軸とが一定の距離で固定され、第1ローラー及び第2ローラーの少なくとも一方が弾性変形可能な材料で形成されていることを特徴とする。
請求項16に記載のチューブ搾り装置は、請求項10から15のいずれかのチューブ搾り装置において、チューブ保持部は、駆動ローラー又は従動ローラーのいずれかの受圧面に形成された凹部内を相対移動可能な移動体と、移動体を一端側に付勢するバネと、移動体に固定された突起と、を備え、駆動ローラー又は従動ローラーが初期位置にあるとき、突起が係止されて移動体が凹部内を他端側に相対移動することにより、チューブ保持部の把持部が開口し、他方、駆動ローラー又は従動ローラーが回転すると、バネが移動体を一端側に移動させ、把持部が閉口することを特徴とする。
請求項1に記載の発明のチューブ搾り装置では、チューブを保持した状態のチューブ保持部材を昇降手段で垂直上方向に移動させると、チューブが第1ローラー及び第2ローラー間に進入及び通過するように、垂直上方向に引き上げられる。そして、当該チューブの胴部を第1ローラー及び第2ローラーで挟圧することにより、チューブ内容物がチューブ開口から略垂直に落下する。すなわち、チューブが長尺であったとしても、チューブ開口が上方に移動しつつチューブ内容物が搾り出されるため、チューブ開口が前後左右に動いてチューブ内容物が飛び散ることを防止し、チューブ内容物を受け部上により確実に搾り出すことができる。したがって、本発明のチューブ搾り装置は、チューブをチューブ支持部材に取り付け、昇降手段によりチューブを引き上げるだけで、チューブ内容物を簡単且つ確実に所定の受け部上に搾り出すことができる。
請求項2に記載のチューブ搾り装置は、請求項1のチューブ搾り装置の効果に加えて、チューブ保持部材に複数種類のチューブを取り付け、回転手段で受け部を回転させながら、複数種類のチューブの内容物を搾り出すことで、チューブ内容物を撚りながら受け部上に排出することができる。すなわち、チューブ内容物は一般的にある程度の粘度を有するペースト又は液体であるため、チューブ内容物を連続的に落下させる過程において、受け部上面とチューブ開口との間でチューブ内容物が紐状に繋がっている状態が存在し得る。この状態で、受け部を回転させると、紐状のチューブ内容物の開口側の上端に対して、受け部側の下端が回転し、複数種類のチューブ内容物の所謂「紐」を撚ることができる。これにより、チューブ内容物を排出した後に、複数種類のチューブ内容物を混合させる手間及び工数を軽減することができる。
請求項3に記載のチューブ搾り装置は、請求項1又は2のチューブ搾り装置の効果に加えて、昇降手段がチューブ保持部材と共に受け部を垂直方向に移動させるように構成されていることにより、チューブの内容物を搾り出すとき、チューブ保持部材に保持されたチューブの開口と受け部との間の距離を一定に保ちつつ受け部を上昇させることができる。これにより、高所から落下することによるチューブ内容物の飛散を抑えることができ、より確実にチューブ内容物を受け部に落下させることができる。特に、受け部を回転させる機構を有する(請求項2の)チューブ搾り装置に本機構を設けることによって、チューブ開口と受け部との間の距離を一定に保ち、チューブ開口と受け部上面とが離れてチューブ内容物の「紐」が途切れることを防止することができる。すなわち、より確実に複数種類のチューブ内容物の「紐」を撚ることができる。
請求項4に記載のチューブ搾り装置は、請求項3のチューブ搾り装置の効果に加えて、調節手段が受け部の上下位置を調節することにより、チューブ開口と受け部との距離をチューブ内容物の粘度に応じて変更することができる。
請求項5に記載のチューブ搾り装置は、請求項1から4のいずれかのチューブ搾り装置の効果に加えて、肩部押圧機構によりチューブ肩部を潰して、チューブ肩部に残った内容物を搾り出すことができる。また、肩部押圧機構が装着された側の第1ローラーの方が第2ローラーよりも小径であると共に第1ローラー形状が略樽形状であることにより、チューブ肩部が第1ローラー及び第2ローラーに当接するまで移動したときにチューブ開口及び肩部が第1ローラー側に屈曲するように変形し易い。すなわち、肩部押圧機構側にチューブ肩部が寄せられているため、肩部押圧機構でチューブ肩部を第1ローラー側から容易に押圧することが可能である。さらに、第1ローラーが樽形状であることにより、チューブと第1ローラー間の摩擦力を軽減し、チューブが第1及び第2ローラー間で詰まって停止することを防ぐことができる。
請求項6に記載のチューブ搾り装置は、請求項1から5のいずれかのチューブ搾り装置の効果に加えて、チューブ保持部材が下端位置にあるときに把持部にチューブ尻部を挿通させ、チューブ保持部材を上昇させるときに把持部が閉口してチューブ尻部を把持する。すなわち、チューブ保持部材の昇降動作に合わせて把持部が効果的にチューブを把持するため、チューブの取り付けから搾り出しまでの一連の動作を簡易化することができる。
請求項7に記載のチューブ搾り装置は、請求項1から5のいずれかのチューブ搾り装置の効果に加えて、チューブ頭部を嵌合孔に嵌合させ、且つ、チューブ尻部に開口を形成することによって、チューブ胴部を第1ローラー及び第2ローラーで挟圧して、チューブ内容物を受け部に搾り出すことができる。すなわち、チューブ頭部及び肩部から第1ローラー及び第2ローラー間を通過するので、チューブ肩部を最初に圧潰して、チューブ肩部に残る内容物を減少させることができる。
請求項8に記載のチューブ搾り装置は、請求項7のチューブ搾り装置の効果に加えて、チューブを保持したチューブ保持部材が第1ローラー及び第2ローラー間を通過する際、第1ローラー及び第2ローラーがチューブ肩部を圧潰し、チューブ胴部が下方に折れ曲がる。この折曲に伴い、下方プレートが上方プレートと垂直な第1位置から上方プレートと水平な第2位置まで回動する。すなわち、下方プレートがチューブの変形と共に回動し、チューブ胴部を支えるようにその移動をガイドし、プレートと共にチューブを第1及び第2ローラー間に、一層滑らかに進入させることができる。
請求項9に記載のチューブ搾り装置は、請求項1から8のいずれかのチューブ搾り装置の効果に加えて、第1軸と第2軸とが一定の距離で固定され、第1ローラー及び第2ローラーの少なくとも一方が弾性変形可能な材料で形成されていることにより、より組み付け容易な構造とすることができる。
請求項10に記載の発明のチューブ搾り装置では、駆動手段による駆動ローラー及び従動ローラーの回転に伴い、チューブが駆動ローラー及び従動ローラー間を通過するように、垂直上方向に引き上げられる。そして、当該チューブの胴部を駆動ローラー及び従動ローラーで挟圧することにより、チューブ内容物がチューブ開口から略垂直に落下する。すなわち、チューブが長尺であったとしても、チューブ開口が上方に移動しつつチューブ内容物が搾り出されるため、チューブ開口が前後左右に動いてチューブ内容物が飛び散ることを防止し、チューブ内容物を受け部上により確実に搾り出すことができる。したがって、本発明のチューブ搾り装置では、チューブをローラー上のチューブ保持部に取り付け、駆動手段により駆動ローラーを回転させるだけで、チューブ内容物を簡単且つ確実に所定の受け部上に搾り出すことが可能である。
請求項11に記載のチューブ搾り装置は、請求項10のチューブ搾り装置の効果に加えて、チューブ保持部材に複数種類のチューブを取り付け、回転手段で受け部を回転させながら、複数種類のチューブの内容物を搾り出すことで、チューブ内容物を撚りながら受け部上に排出することができる。すなわち、一般にチューブ内容物はある程度の粘度を有するペースト又は液体であるため、チューブ内容物を連続的に落下させる過程において、受け部上面とチューブ開口との間でチューブ内容物が紐状に繋がっている状態が存在し得る。この状態で、受け部を回転させると、紐状のチューブ内容物の開口側の上端に対して、受け部側の下端が回転し、複数種類のチューブ内容物の「紐」を撚ることができる。これにより、複数種類のチューブ内容物を混合させる手間及び工数を軽減することができる。
請求項12に記載のチューブ搾り装置は、請求項10又は11のチューブ搾り装置の効果に加えて、昇降手段がチューブの昇降に合わせて受け部を垂直方向に移動させるように構成されていることにより、チューブの内容物を搾り出すとき、チューブ保持部材に保持されたチューブの開口と受け部との間の距離を一定に保ちつつ、受け部を上昇させることができる。これにより、高所から落下することによるチューブ内容物の飛散を抑えることができ、より確実にチューブ内容物を受け部に落下させることができる。特に、受け部を回転させる機構を有する(請求項11の)チューブ搾り装置に本機構を設けることによって、チューブ開口と受け部との間の距離を一定に保ち、チューブ開口と受け部上面とが離れてチューブ内容物の「紐」が途切れることを防止することができる。すなわち、より確実に複数種類のチューブ内容物の「紐」を撚ることができる。
請求項13に記載のチューブ搾り装置は、請求項10から12のいずれかのチューブ搾り装置の効果に加えて、駆動ギヤ及び従動ギヤを介してローラーを回転させることにより、駆動ローラーの回転を従動ローラーにより確実に伝達することができる。
請求項14に記載のチューブ搾り装置は、請求項10から13のいずれかのチューブ搾り装置の効果に加えて、補助ローラーと(チューブ保持部が設けられたローラーの)挟圧面とで、チューブ胴部をさらに押圧するので、チューブ内容物がチューブに残らないように、より確実にチューブ内容物を搾り出すことができる。
請求項15に記載のチューブ搾り装置は、請求項10から14のいずれかのチューブ搾り装置の効果に加えて、第1軸と第2軸とが一定の距離で固定され、第1ローラー及び第2ローラーの少なくとも一方が弾性変形可能な材料で形成されていることにより、より組み付け容易な構造とすることができる。
請求項16に記載のチューブ搾り装置は、請求項10から15のいずれかのチューブ搾り装置の効果に加えて、チューブ保持部がチューブを取り付ける初期位置にあるときに把持部にチューブ尻部を挿通させ、ローラーを回転せるときに把持部が閉口してチューブ尻部を把持する。すなわち、ローラーの回転動作に合わせて把持部が効果的にチューブを把持するため、チューブの取り付けから搾り出しまでの一連の動作を簡易化することができる。
本発明のチューブ搾り装置の一実施形態の全体斜視図。 図1のチューブ搾り装置の内部構造を示す斜視図。 図1のチューブ搾り装置の内部構造を示す側面図。 図1のチューブ搾り装置の筐体を示し、(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が平面図。 図1のチューブ搾り装置のローラー構造体を示し、(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が第1ローラーの正面図。 図1のチューブ搾り装置の昇降板を示し、(a)が平面図、(b)が側面図、(c)が正面図。 図1のチューブ搾り装置のチューブ保持部材を示し、(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が開口状態の正面図。 図1のチューブ搾り装置の回転手段を示し、(a)が側面図、(b)が正面図。 図1のチューブ搾り装置におけるチューブの取り付け工程を示す概略図。 図1のチューブ搾り装置におけるチューブの搾りだし工程を示す概略図。 図10(c)におけるチューブ内容物を撚る工程を示す正面概略図。 図1のチューブ搾り装置におけるチューブ肩部の内容物を搾り出す工程を示す概略図。 本発明の別実施形態のチューブ搾り装置でチューブ内容物を搾り出す工程を示す概略図。 本発明の別実施形態のチューブ搾り装置でチューブ内容物を搾り出す工程を示す概略図。 本発明の別実施形態のチューブ搾り装置の概略側面図。 図15のチューブ搾り装置を示し、(a)は平面図、(b)は側面図。 図15のチューブ搾り装置でチューブ内容物を搾り出す工程を示す概略図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照する各図の形状は、好適な形状寸法を説明する上での概念図又は概略図であり、寸法比率等は実際の寸法比率とは必ずしも一致しない。つまり、本発明は、図面における寸法比率に限定されるものではない。なお、ここで図示しているチューブTの各部位を尻部T1、胴部T2、肩部T3、頭部T4及び開口T5と命名する。
図1は、本発明の一実施形態のチューブ搾り装置10である。円筒状の筐体100が当該チューブ搾り装置10のカバーとしての外壁を形成し、筐体100の外部には、ローラー構造体110、チューブ保持部材130及び回転台141(受け皿D)が配置されている。このチューブ搾り装置10では、チューブTをチューブ保持部材130に取り付けて昇降スイッチ106を押すことにより、チューブ保持部材130が上昇し、チューブTをローラー構造体110で挟圧して、チューブTの内容物を受け皿Dに搾り出す。以下、カバー部材を省略した図2及び3を参照して、チューブ搾り装置10の構造及び各部材について詳細に説明する。
図2及び3は、図1のチューブ搾り装置10の内部を示す斜視図及び側面図である。図2及び3に示すとおり、チューブ搾り装置10は、筐体100と、ローラー構造体110(第1ローラー111、第2ローラー113及び肩部押圧部材117)と、昇降板(昇降手段)120と、チューブ保持部材130と、回転手段140と、を備える。次に、図4〜図8を参照して、各部材について説明する。
図4は、チューブ搾り装置10の外面を構成する筐体100内部を示す概略図である。図4(a)及び(b)に示すとおり、筐体100は、各構造体を内包する正面視矩形状のカバーであり、前壁100a、側壁100b、後壁100c、底壁100d及び頂壁100eを有する。なお、これら壁は、内部構造を説明するために部分的に省略されている。また、筐体100の側面視(図4(b))において、ローラー構造体110を配置するために前壁100aが部分的に凹設されている。そして、図示しないが、回転台130が昇降可能となるように、前壁100aの凹設部には長孔が形成されている。
当該筐体100には、固定板101、昇降シャフト102、複数の支持シャフト103、昇降モーター104、押圧ピン105、昇降スイッチ106、下リミットスイッチ108、109、及び、凸条107が設けられている。
図4(c)に示すとおり、固定板101は、円板形状であり、当該筐体100の高さ方向の中央近傍に水平方向に延在している。固定板101には、中心孔101a、支持シャフト103が貫通する孔101b、ローラー支持板115を固定するための孔101c、チューブ保持部材130が貫通移動するための第1長孔101d、及び、回転台支持板142が貫通移動するための第2長孔101eが穿設されている。また、底壁100dから頂壁100eまで延びる凸条107に干渉しないように、その外周に切り欠き101fが形成されている。そして、押圧ピン105が当該長孔101cの長手方向の両側から垂直上方に延びている。
図4(a)〜(c)に示すとおり、昇降シャフト102が、固定板101の中心孔101aを貫通し、筐体100の(平面視)中心に配置された昇降モーター104に接続され、そこから頂壁100eまで垂直に延びている。後述するように、昇降板120が昇降可能であるように、昇降シャフト102の外周がネジ切り加工されている。また、複数(本実施形態では3本)の支持シャフト103が、固定板101の孔101bを貫通するように底壁100dから頂壁100eまで垂直に延びている。当該支持シャフト103は、頂壁100eを支持して筐体100を強化すると共に、後述するように昇降板120を昇降させるように機能する。
さらに、筐体100の側壁100bの外面には、昇降シャフト102を軸回転させて昇降板120を昇降させるように昇降モーター104を作動させる昇降スイッチ106が配置されている。昇降スイッチ106の△(昇)ボタンを押すと昇降シャフト102を第1方向に回転させるように昇降モーター104を起動し、他方、▽(降)ボタンを押すと昇降シャフト102を第1方向の逆の第2方向に回転させるように昇降モーター104を起動する。この昇降スイッチ106は、昇降モーター104及び回転モーター144(図8参照)に電気的に接続されており、昇降スイッチ106により昇降板120を上昇させるのと同時に回転台141を回転させる。
そして、固定板101の上面には、下リミットスイッチ108が配置されており、当該下リミットスイッチ108と昇降板120とが当接すると昇降モーター104の第2方向への回転(すなわち、昇降板120の下降)を停止させる。筐体100の頂壁100eの下面には、上リミットスイッチ109が設けられており、当該上リミットスイッチ109に、後述する昇降板120の突起部127が当接すると、昇降モーター104の第1方向への回転(すなわち、昇降板120の上昇)及び回転モーター144(回転台141の回転)を停止させる。なお、説明を簡潔にするために、筐体100内の配線、ICチップ等の電気系統に関する説明を省略する。
図5は、チューブ搾り装置10のローラー構造体110を示す。図5(a)及び(b)に示すとおり、当該ローラー構造体110は、第1ローラー111と、当該第1ローラー111の後方に平行配置された第2ローラー113と、第1ローラー111の前方に配置された肩部押圧部材117と、これら第1ローラー111、第2ローラー113及び肩部押圧部材117をそれぞれ軸支するローラー支持板115と、を備える。図5(b)に示すように、第1ローラー111と第2ローラー113は、略垂直上方向にチューブ保持部材130と共にチューブTを挟圧して送り出すように、略水平方向に並設されている。また、第1ローラー111の径の方が第2ローラー113の径よりも小さい。
支持板115は、第1及び第2ローラー111、113の両端をそれぞれ挟んで回転可能に軸支するように構成された一対の平板であり、その上端が固定板101の下面に孔101cを介してネジ等で固定される。当該支持板115には、第1ローラー111の第1軸112を軸支するための長孔状の第1軸孔115a、第2ローラー113の第2軸114を軸支するための第2軸孔115b、及び、肩部押圧部材117を回動可能に軸支するための第3軸孔115cが穿設されている。
第1ローラー111の第1軸112及び第2ローラー113の第2軸114がバネ116で接続されており、当該バネ116が両ローラー111、113を引き寄せる方向に付勢する。そして、第1ローラー111及び第2ローラー113間にチューブ支持板130又はチューブTが進入すると、第1及び第2ローラー111、113間に隙間が生じ、バネ116が伸長して第1ローラー111の第1軸112が第1軸孔115a内で外側に移動する。すなわち、後述するように、第1ローラー111及び第2ローラー113間にチューブTが進入したときに、バネ116の付勢力でチューブ胴部T2を挟圧することができる。
また、肩部押圧部材117は、第1及び第2ローラー111、113に平行に延びる、押圧バー117a、ハンドルバー117b及び回動軸117cを備える。当該肩部押圧部材117の回動軸117cが支持板115の第3軸孔115cに軸支されている。後述するとおり、チューブTが第1及び第2ローラー111、113に挟圧された状態で、ハンドルバー117bを操作することにより、押圧バー117aが第1ローラー111の外面に沿って回動してチューブ肩部T3を押圧できるように、肩部押圧部材117が回動軸117cの周りに回動可能に構成されている。さらに、ハンドルバー117bを上方に保持するように、留め具117dが固定板101下面に設けられている。
図5(c)は、第1ローラー111の正面図を示す。第1ローラー111は、その略中央部で径が最大となり、軸方向端部に向かうにつれて径が次第に小さくなるような略樽形状をしている。ここで、中央の最大径は両端の最小径より1〜3%程度大きくなるように設定されていることが好ましい。この最大径の最小径に対する超過率が1%より小さいときは、チューブTの幅方向に対してほぼ均一な押圧力がかかることになり、後述するような樽形状とすることによる効果を得られない。他方、最大径の超過率が3%より大きいときは、第1ローラー111がチューブTの幅方向における両端部分を押圧する力が弱まり、内容物が当該両端部分に残りやすくなる。
図6は、チューブ搾り装置10の昇降板120を示す。図6(a)に示すとおり、昇降板120は円板形状であり、固定板101の上方に平行配置される。当該昇降板120には、昇降シャフト102外周の雄ネジに対応するように雌ネジ加工された昇降孔121と、支持シャフト103が貫通する摺動孔122と、チューブ支持部材131を固定するための第1固定部123と、回転台支持板142を固定するための第2固定部124と、外周に設けられた切り欠き125と、第2固定部124に設けられた調節ネジ126と、当該昇降板120の上面から突出する突起部127と、が形成されている。図1のチューブ搾り装置10では、昇降孔121と昇降シャフト102とが螺着することにより、昇降板120が固定板101上に平行に配置されている。そして、昇降モーター104で昇降シャフト102を第1方向又は第2方向に回転させると、凸条107及び支持シャフト103と、切り欠き125及び摺動孔122の縁端とが昇降板120を回転させないように当接し、昇降シャフト102が昇降孔121内で回転する。この昇降シャフト102の回転によって、昇降板120が昇降シャフト102のネジ溝に沿って垂直方向に昇降移動する。
また、回転台支持板142を固定するための第2固定部124の一端には、回転台141の高さ調節ネジ126が設けられており、当該調節ネジ126を緩めることにより、回転台支持板142の固定位置を高さ方向に調節することができる。
図6(b)及び(c)に示すとおり、チューブ保持部材130が、昇降板120の下面から垂直下方向に延びるように、第1固定部123を介して昇降板120に固定されている。すなわち、当該チューブ保持部材130は昇降板120と共に上下に垂直移動可能である。
図7は、昇降板120に固定されたチューブ保持部材130を示す。チューブ保持部材130は、略矩形状の平板であり、第1プレート131と、該第1プレート131を内包する第2プレート132と、該第2プレート132に固定された連結プレート133と、該第1プレート131及び連結プレート133を連結する連結バネ134と、を備える。
図7(a)に示すとおり、第1プレート131は、略T字形状の平板であり、その上端で両側に延在し、押圧ピン105に当接可能に構成された当接部131aを有する。第2プレート132は、上方が開放した略コ字形状の平板であり、第1プレート131の外周に合致するようにその内周が構成されている。また、図7(b)に示した、第2プレート132の側面視において、その下端が鋭角に形成されている。当該第2プレート132には、連結プレート133が当該第2プレート132を架け渡るように固定されている。そして、連結バネ134が当該連結プレート133央部と第1プレート131上部とを連結している。当該連結バネ134が、第1プレート131下側端縁と第2プレート132内側端縁とが当接するように、第1プレート131及び第2プレート132とを互いに引き寄せる(上下)方向に付勢している。
そして、第1プレート131下側端縁と第2プレート132内側端縁とで、チューブTの尻部T1を把持するための把持部135が区画形成されている。図7(a)では、第1プレート131及び第2プレート132が連結バネ134に近接方向に付勢されて、把持部135が閉口状態にある。他方、図7(c)では、(例えば、後述するように当接部131aが押圧ピン105で上方に押圧されることにより)連結バネ134が伸長し、第1プレート131が第2プレート132に対して上方に摺動し、把持部135がスリットを形成するように開口している。
図8(a)及び(b)は、回転手段140の側面図及び平面図である。当該回転手段140は、チューブ内容物の受け皿Dを載置するための回転台141と、当該回転台141をその前面に支持するための回転台支持板142と、当該回転台141を回転させるための駆動ベルト143と、当該駆動ベルト143を駆動させる回転モーター144とを備える。回転支持台板142の上部が、第2固定部124を介して昇降板120に固定される。上述したとおり、調節ネジ126により、回転台支持板142の固定位置を高さ方向に調節して、昇降板120下面と回転台141上面との間の距離を変更可能である。つまり、調節ネジ126により、チューブTの長さに応じて、チューブ開口T5と受け皿Dとの距離dを調節可能である。そして、各部材が組み合わさった図1のチューブ搾り装置10では、当該回転台支持板142が固定板101の第2長孔101eを貫通して、昇降板120と共に上下に移動可能である。また、回転台141を回転させるための駆動ベルト143が配置されており、回転支持板142の後面側に配置された回転モーター144によって当該駆動ベルト143が駆動される。上述したとおり、当該回転モーター144は、昇降モーター104の動作と連動するように制御され得る。
なお、本実施形態のチューブ搾り装置10では、筐体110及び昇降板120はアルミニウム、ローラー111、113はSUSで構成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されることなく、その材質を任意に選択することができる。
次に、本実施形態のチューブ搾り装置10を使用して、チューブTを搾る工程について説明する。なお、以下の説明は、2本のチューブTの内容物を同時に搾り出す工程に関するが、本実施形態のチューブ搾り装置10をチューブの本数に依らず使用できることは言うまでもない。
最初に、図9(a)〜(c)を参照してチューブを取り付ける手順について説明する。図9(a)及び(b)では、昇降板120下面と下リミットスイッチ108とが当接した状態(図示せず)で、チューブ保持部材130が最下位置にある。このとき、第1プレート131の当接部131aと、固定板101から上方に突出した押圧ピン105とが当接し、連結バネ134が伸長している。すなわち、第1プレート131と第2プレート132が互いに離隔して、スリット状の把持部135が開口している。この開口状態の把持部135に、2本のチューブTの尻部T1を挿入する。なお、チューブTの頭部T4に開口T5が形成されている。
チューブTの尻部T1を把持部135に挿通した状態で、昇降スイッチ106の△ボタンを押すと、昇降シャフト102が第1方向に回転し、昇降板120と共にチューブ保持部材130が上方移動する。図9(c)に示すとおり、第1プレート131の当接部131aが押圧ピン105から離隔し、連結バネ134が元の状態に収縮することにより、把持部135でチューブ尻部T1を把持する。
上述のように昇降スイッチ106の△ボタンを押すと、図10(a)〜(c)に示すように、回転台141が回転を開始し、チューブ開口24と回転台141上の受け皿Dとの距離dを一定に保ちつつ、昇降板120と共に回転台141が上方移動する。より詳細には、図9(c)の状態からチューブ保持部材130を継続して上方移動させると、図10(a)に示すとおり、バネ116が伸長して第1軸112が第1軸孔115a内で外方に移動して、第1ローラー111及び第2ローラー113間にチューブ保持部材130及びチューブ尻部T1が進入する。
そして、図10(b)に示すとおり、チューブ保持部材130の下端が第1及び第2ローラー111、113間を通過すると、第1軸112が第1軸孔内115aで内方に移動して、第1及び第2ローラー111、113がチューブTの胴部T2のみを挟圧し、粘性のチューブ内容物が開口T5から紐状に排出される。
さらにチューブ保持部材130を上方移動させると、チューブ内容物の「紐」先端が回転台141上で回転する受け皿Dに接地する。そして、図10(c)及び図11に示すとおり、両チューブTの内容物の「紐」先端が回転台141により受け皿Dと共に回転し、2本の「紐」が撚られながら受け皿D上に堆積される。
図12(a)に示すとおり、チューブTの肩部T3と第1及び第2ローラー111、113とが当接すると、チューブ保持部材130の上昇(及び昇降シャフト102の回転)が停止する。このとき、第1ローラー111が第2ローラー113よりも小径であるため、チューブTの頭部T4(開口T5)が第1ローラー111側に屈曲している。この状態で、図12(a)の矢印方向にハンドルバー117bを操作して、第1ローラー111の押圧面に沿うように、肩部押圧部材117を回動軸117cの周りに回動させる。そして、図12(b)に示すとおり、押圧バー117aと第2ローラー113とでチューブ肩部T3を挟みこんで圧潰し、チューブ肩部T3に残った内容物を搾り出す。チューブ肩部T3の内容物を搾り出した後、ハンドルバー117bを反対方向に回動させて留め具117dに保持させることにより、肩部押圧部材117が初期位置に復帰する。
なお、チューブ開口T5と受け皿Dとの間の距離dを、調節ネジ126によって、チューブ内容物が切断されずに撚られる距離に調節することが好ましい。チューブ保持部材130の両端のチューブ開口同士の間隔をwとすると、d=wとなるように設定するのが好ましい。しかしながら、この距離dは、チューブ内容物の粘度によって最適な値が大きく変化する。すなわち、チューブ内容物の粘度が高い場合、距離dをより長くすることができるが、粘度が低い場合、距離dを短くすることにより内容物の「紐」の切断を防ぐことができる。つまり、チューブの内容物に応じて、使用者が距離dを任意に調節することが好ましい。
また、上述の説明では、チューブTの肩部21と第1及び第2ローラー111、113とが当接すると、チューブ保持部材130の上昇(及び昇降シャフト102の回転)が停止すると述べたが、肩部が存在しないチューブや、チューブ頭部が柔らかいチューブである場合、チューブ全体を第1及び第2ローラー111、113に通過させてもよいことは言うまでもない。
本実施形態のチューブ搾り装置10は、昇降スイッチ106を押すと、モーター104、144が起動し、自動でチューブTを搾り出す構成を有しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、昇降モーター104及び回転モーター143の代わりに、昇降シャフト102及び回転台141を同時に回転させるような手動ハンドルを設けることができる。この構成についての説明を省略するが、既存技術で当業者が実施可能であることは言うまでもない。また、本実施形態では、第1及び第2モーター111、113が共に回動可能に軸支されているが、本発明はこれに限定されず、チューブ保持部材及びチューブが通過可能であれば、一方のローラーが回動不能に支持されていてもよい。さらに、後述の図16に示したチューブ搾り装置20と同様に、搾り出すチューブの本数に合わせてローラーを軸方向に複数分割することもできる。
以下、本発明の一実施形態のチューブ搾り装置10の作用効果について説明する。
本実施形態のチューブ搾り装置10では、チューブTを保持した状態のチューブ保持部材130を昇降手段(昇降シャフト102、昇降モーター104、昇降板120)で垂直上方向に移動させると、チューブTが第1ローラー111及び第2ローラー113間を通過するように、垂直上方向に引き上げられる。そして、当該チューブ胴部T2を第1ローラー111及び第2ローラー113で挟圧することにより、チューブ内容物がチューブ開口T5から略垂直に落下する。すなわち、チューブTが長尺であったとしても、チューブ開口T5が上方に移動しつつチューブ内容物が搾り出されるため、チューブ開口T5が前後左右に動いてチューブ内容物が飛び散ることを防止し、チューブ内容物を受け皿D上により確実に搾り出すことができる。
また、チューブ保持部材130に複数種類のチューブTを取り付け、回転手段140で受け皿Dを回転させつつチューブ内容物を搾り出すことで、チューブ内容物を撚りながら受け皿D上に排出することができる。すなわち、チューブ内容物は一般的にある程度の粘度を有するペースト又は液体であるため、チューブ内容物を連続的に落下させる過程において、受け皿D上面とチューブ開口T5との間でチューブ内容物が紐状に繋がっている状態が存在し得る。この状態で、受け皿Dを回転させると、紐状のチューブ内容物の開口T5側の上端に対して、受け皿D側の下端が回転し、複数種類のチューブ内容物の「紐」を撚ることができる。これにより、複数種類のチューブ内容物を混合させる手間及び工数を軽減することができる。
さらに、昇降板120にチューブ保持部材130と共に回転台141が固定され、チューブ保持部材130と回転台141とが同速度で垂直方向に移動するので、チューブ内容物を搾り出すとき、チューブ開口T5と受け皿Dとの間の距離dを一定に保ちつつチューブ内容物を搾り出すことができる。また、調節ネジ126を設けることにより、距離dを最適に選択することができ、高所から落下することによるチューブ内容物の飛散を抑えることができると共に、(複数種類のチューブ内容物を同時に搾り出すときに)チューブ内容物の「紐」が途切れないように複数種類のチューブ内容物の「紐」を撚ることができる。
そして、チューブ搾り装置10に肩部押圧部材117が設けられていることにより、押圧バー117aでチューブ肩部T3を潰して、チューブ肩部T3に残った内容物を搾り出すことができる。また、肩部押圧押圧部材117が装着された側の第1ローラー111の方が第2ローラー113よりも小径であることにより、チューブ肩部123が第1ローラー111及び第2ローラー113に当接するまで移動したときにチューブ開口125及び肩部123が第1ローラー111側に屈曲するように変形し易い。すなわち、肩部押圧部材117側にチューブ肩部T3が寄せられているため、押圧バー117aで第1ローラー111側からチューブ肩部24を容易に圧潰することができる。
また、第1ローラー111が樽形状を有していることにより、第1ローラー111がチューブTを押圧する面積が減少し、挟圧時においてチューブTと第1ローラー111との間に働く摩擦力が軽減する。これによって、第1ローラー111及び第2ローラー113間でチューブTが詰まることを防止し、滑らかにチューブTを上方に送ることができる。
さらに、チューブTをチューブ保持部材130に取り付ける際、チューブ保持部材130が下端位置にあるときに開口した把持部135にチューブ尻部を挿通させ、チューブ保持部材130を上昇させるときに把持部135が閉口してチューブ尻部T1を把持する。すなわち、チューブ保持部材130の昇降動作に合わせて把持部135が効果的にチューブTを把持するため、チューブTの取り付けから搾り出しまでの一連の作業を簡易化することができる。
次に、本発明の別実施形態について説明するが、一実施形態のチューブ搾り装置10と共通する構成については説明を省略する。
(実施例2)
一実施形態のチューブ搾り装置10では、チューブ保持部材130がチューブ尻部T1を把持するように構成されているが、本発明はこれに限定されない。図13に示すとおり、チューブ保持部材10Aは、一実施形態とは異なる形態のチューブ保持部材130Aを備える。当該チューブ保持部材130Aは、チューブ頭部T4が嵌合可能な嵌合孔133Aが形成された上方プレート131Aと、前記上方プレート下端に接続された下方プレート132Aとからなる。そして、下方プレート132Aが上方プレート131Aと垂直な第1位置から上方プレート131Aと水平な第2位置に回動して変位可能である。
本実施例では、チューブTの尻部T1に開口T5を形成する。図13(a)に示すとおり、チューブTを嵌合孔133Aに取り付ける。その後、図13(b)に示すとおり、チューブ頭部T4が第1ローラー111A及び第2ローラー113A間に進入すると、第1ローラー111A及び第2ローラー113Aがチューブ肩部T3を圧潰し、チューブ胴部23が下方に折れ曲がる。そして、この折曲に伴い、チューブ胴部T2の変形と共に下方プレート132Aが上方プレート131Aと垂直な第1位置から上方プレート131Aと水平な第2位置まで回動する。したがって、下方プレート132AがチューブTの変形と共に回動し、チューブ胴部T2を支えるようにその移動をガイドするため、チューブ保持部材130と共にチューブTを第1及び第2ローラー111A、113A間に滑らかに通過させることができる。また、本実施例のチューブ搾り装置10Aでは、チューブ肩部T3が最初に押し潰されるので、肩部押圧機構を設けることなく、チューブ肩部T3の内容物を搾り出すことができる。
(実施例3)
一実施形態のチューブ搾り装置10は、バネ116で第1ローラー111及び第2ローラー113を付勢してチューブ胴部23を挟圧する構成を有しているが、本発明はこれに限定されない。図14に示した、実施例3のチューブ搾り装置10Bでは、第1ローラー111B及び第2ローラー113Bが第1軸112B及び第2軸114Bに移動不能に所定距離で離隔して固定されている。そして、第1ローラー111B及び第2ローラー113Bが弾性変形可能な材料(例えばゴム)で形成されている。これにより、図14(b)に示すように、チューブTが第1及び第2ローラー111B、113Bを通過するとき、第1及び第2ローラー111B、113Bの挟圧面が変形し、当該変形からの弾性復帰力によって、チューブ内容物を搾り出すように第1及び第2ローラー111B、113B間のチューブ胴部T2を挟圧する。したがって、一実施形態のチューブ搾り装置10で使用された第1軸と第2軸とを付勢力で引き寄せるバネ構造を省略することができ、より少ない部品点数で、一層組み付け容易な構造とすることができる。
(実施例4)
図15及び16に示した実施例4のチューブ搾り装置20は、筐体200と、ローラー構造体210と、駆動手段220と、チューブ保持部230と、を備える。以下、各部材について説明する。
図15及び16に示すとおり、ローラー構造体210は、軸212に軸支された小径の従動ローラー211と、当該従動ローラー211の後方(図15の右側)に位置する軸214に軸支された駆動ローラー213と、当該駆動ローラー213の前側の受圧面と当接するように配置された補助ローラー216と、からなる。従動ローラー211と駆動ローラー213は、略垂直上方向にチューブTを挟圧して送り出すように、略水平方向に並設されている。図16に示すとおり、従動ローラー211(211−1、211−2)及び駆動ローラー213(213−1、213−2)は、軸方向に2分割して構成されている。(しかしながら、本発明はこれに限定されることはない。)また、従動ローラー211と駆動ローラー213が近接するように、軸212及び軸214は互いに一定距離で固定されている。これら従動ローラー211及び駆動ローラー213は、弾性変形可能な材料(例えばゴム)で形成されている。すなわち、チューブTがローラー間に進入すると、ローラー表面が弾性変形し、当該復帰力によりチューブTを挟圧する。
また、駆動手段220は、手動操作可能なハンドル224と、当該ハンドル224に固定されてハンドル224によって回転可能な第1ギヤ221と、当該第1ギヤ221と噛合するように配置されていると共に駆動ローラー213の軸214にその中心が固定された第2(駆動)ギヤ222と、当該第2ギヤ222に噛合するように配置されていると共に従動ローラー211の軸212にその中心が固定された第3(従動)ギヤ223と、からなる。すなわち、ハンドル224を順方向に回動させることにより、回転力が第1ギヤ221から第2ギヤ222に伝達されて、駆動ローラー213が反対方向に回転する。そして、当該駆動ローラー213の反対方向への回転に伴って、第2ギヤ222が第3ギヤ223と噛み合い、従動ローラー211が順方向に回転する。なお、本発明の駆動手段は「手動」式に限定されず、ハンドルの代わりに第1ギヤ又は第2ギヤを回転させる回転モーターを備えた所謂「自動」式であってもよい。
そして、チューブ保持部230が駆動ローラー213の受圧面を構成するように、駆動ローラー213の凹部213a内に組み込まれている。チューブ保持部230は、凹部213a内を移動可能な移動体231を備え、当該移動体231の一端と凹部213aの側壁との間に、チューブ尻部T1を把持するための把持部230aが形成される。チューブ保持部230は連結部232に固定され、当該連結部232が軸214に回動可能に軸支されている。つまり、当該移動体231が軸214を中心として回動して凹部213a内を周方向に移動可能であり、尚かつ、移動体231の外面が駆動ローラー213の受圧面の一部を構成する。そして、チューブ保持部230の他端には、バネ233が接続されており、把持部230aが閉口する方向(下方向)に移動体231を付勢している。さらに、連結部232の側面から突起234が突出している。この突起234は筐体200(又は他の箇所に)固定された係止片235に当接可能に配置されている。なお、本発明はこの形態に限定されず、チューブ保持部を従動ローラー側に設けることもできる。
図17(a)に示すとおり、チューブ保持部230がチューブTを取り付ける初期位置にあるとき(すなわち、ハンドル224が垂直であるとき)に、突起234が係止片235と当接することによりバネ233が収縮した状態で、移動体231が凹部213aの他端に位置すると共に把持部230aが開口する。この状態で、把持部230aにチューブ尻部T1を挿入する。そして、図17(b)に示すとおり、ハンドル224を反時計回り(駆動方向)に回動させることにより、回転力がギヤ221からギヤ222に伝達されて、駆動ローラー213が時計回りに回転し、突起234と係止片235とが離れる。このとき、バネ233の付勢力によって、移動体231が凹部213a内で一端側(下方)に相対移動し、把持部230aを閉口させる。つまり、図17(b)では、バネ233の付勢力によって、把持部230aがチューブ尻部T1を把持している。
図17(c)に示すとおり、ハンドル224を反時計回りにさらに回動させると、従動ローラー211及び駆動ローラー213がチューブTを上方に送り出す方向にさらに回転し、従動ローラー211及び駆動ローラー213でチューブ胴部T2を挟圧する。このようにして、チューブTをローラー内に進行させつつ、チューブ胴部T2を挟圧してチューブ内容物を略垂直下方に搾り出す。そして、駆動ローラー213をさらに回動させると、従動及び駆動ローラー211、213を通過したチューブ胴部T2が、補助ローラー216と駆動ローラー213の受圧面との間を進入し、さらに押圧される。これにより、チューブ胴部T2の内容物をより確実に搾り出すことが出来る。
なお、本実施例4では、チューブ内容物を受けるための受け部、及び、チューブ肩部T3を押圧するための肩部押圧部材についての説明を省略した。当該チューブ搾り装置20は、一実施形態と同様に回転手段、受け部及び肩部押圧部材を選択的に備えることができることは言うまでもない。
なお、本発明は上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限りにおいて種々の態様で実施しうるものである。
10 チューブ搾り装置
100 筺体
101 固定板
102 昇降シャフト(昇降手段)
103 支持シャフト
104 昇降モーター(昇降手段)
105 押圧ピン
106 昇降スイッチ
107 凸条(昇降手段)
110 ローラー構造体
111 第1ローラー
112 第1軸
113 第2ローラー
114 第2軸
115 ローラー支持板
117 肩部押圧部材(肩部押圧機構)
120 昇降板(昇降手段)
121 昇降孔
122 摺動孔
125 切り欠き
126 調節ネジ
130 チューブ保持部材
131 第1プレート
131a 当接部
132 第2プレート
133 連結プレート
134 連結バネ
135 把持部
140 回転手段
141 回転台
142 回転台支持板
143 回転モーター
20 ローラー搾り装置(第4実施例)
211 従動ローラー
212 軸
213 駆動ローラー
213a 凹部
214 軸
220 駆動手段
221 第1ギヤ
222 第2(駆動)ギヤ
223 第3(従動)ギヤ
224 ハンドル
230 チューブ保持部
230a 把持部
231 移動体
233 バネ
234 突起
T チューブ
T1 尻部
T2 胴部
T3 肩部
T4 頭部
T5 開口
D 受け皿(受け部)

Claims (16)

  1. 開口が形成されたチューブから内容物を受け部に搾り出すためのチューブ搾り装置であって、
    第1軸に軸支された回転可能な第1ローラーと、
    前記第1ローラーに対向配置され、第2軸に軸支された第2ローラーと、
    前記第1ローラーと前記第2ローラーとで挟圧可能に配置され、前記チューブを保持するためのチューブ保持部材と、
    前記チューブ保持部材を垂直移動させる昇降手段と、を備え、
    前記昇降手段で前記チューブ保持部材に保持された前記チューブを前記第1ローラー及び前記第2ローラー間に通過させて、前記チューブの胴部を前記第1ローラー及び前記第2ローラーで挟圧することにより前記チューブの開口から前記内容物を搾り出すことを特徴とするチューブ搾り装置。
  2. 前記搾り出されたチューブ内容物を受けるための受け部を回転させるための回転手段をさらに備え、
    前記チューブ保持部材が複数のチューブを保持可能に構成されており、前記回転手段で前記受け部を回転させながら前記複数のチューブ内容物を搾り出すことにより、前記複数のチューブ内容物が撚られながら前記受け部に排出されることを特徴とする請求項1に記載のチューブ搾り装置。
  3. 前記昇降手段が、前記チューブ保持部材と共に前記受け部を垂直方向に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のチューブ搾り装置。
  4. 前記受け部の上下位置を調節可能な調節手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のチューブ搾り装置。
  5. 前記第1ローラー及び前記第2ローラーによって胴部が挟まれた状態にある前記チューブの肩部を押圧することができるように前記第1ローラー側に配置された肩部押圧機構をさらに備えており、
    前記第1ローラーは、前記第2ローラー径より小さい第1ローラー径を有し、前記第1ローラーの軸方向の略中央部で径が最大となり、前記ローラーの軸方向端部に向かうにつれて径が次第に小さくなるような略樽形状を有することを特徴とする請求項1又は3のいずれか一項に記載のチューブ搾り装置。
  6. 前記チューブ保持部材は、チューブの尻部を把持するためにスリット状の把持部を有し、
    前記チューブ保持部材が下端位置にあるとき、前記把持部は前記チューブ尻部を挿通可能に開口しており、他方、前記チューブ保持部材が上方に移動開始するとき、前記把持部は前記チューブ尻部を把持するように閉口することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のチューブ搾り装置。
  7. 前記チューブ保持部材は、前記チューブの頭部が嵌合するための嵌合孔を有し、前記チューブの尻部に形成した開口から前記チューブの内容物が搾り出されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のチューブ搾り装置。
  8. 前記チューブ保持部材は、前記嵌合孔が配置された上方プレートと、前記上方プレート下端に接続された下方プレートとからなり、前記下方プレートが前記上方プレートと垂直な第1位置から前記上方プレートと水平な第2位置に回動して変位可能であることを特徴とする請求項7に記載のチューブ搾り装置。
  9. 前記第1軸と前記第2軸とが一定の距離で固定され、前記第1ローラー及び前記第2ローラーの少なくとも一方が弾性変形可能な材料で形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のチューブ搾り装置。
  10. 開口が形成されたチューブから内容物を受け部に搾り出すためのチューブ搾り装置であって、
    第1軸に軸支された回転可能な駆動ローラーと、
    前記主動ローラーに従動するように対向配置され、第2軸に軸支された回転可能な従動ローラーと、
    前記駆動ローラー又は前記従動ローラーに設けられた、前記チューブを保持するためのチューブ保持部と、
    前記駆動ローラーを回転させるための駆動手段と、を備え、
    前記駆動手段による前記駆動ローラー及び前記従動ローラーの回転に伴い、前記チューブ保持部に保持された前記チューブを上方移動させると共に前記第駆動ローラー及び前記従動ローラー間に通過させ、前記チューブの胴部を前記駆動ローラー及び前記従動ローラーで挟圧することによって、前記チューブの開口から前記内容物を下方に搾り出すことを特徴とするチューブ搾り装置。
  11. 前記搾り出されたチューブ内容物を受けるための受け部を回転させるための回転手段をさらに備え、
    前記チューブ保持部材が複数のチューブを保持可能に構成されており、前記回転手段で前記受け部を回転させながら前記複数のチューブ内容物を搾り出すことにより、前記複数のチューブ内容物が撚られながら前記受け部に排出されることを特徴とする請求項10に記載のチューブ搾り装置。
  12. 前記チューブの内容物を搾り出すときに上方移動する前記チューブの開口と前記受け部との間の距離を一定に保つように、前記受け部を上方移動させる受け部昇降手段をさらに備えることを特徴とする請求項10又は11に記載のチューブ搾り装置。
  13. 前記駆動ローラー及び前記従動ローラーには駆動ギヤ及び従動ギヤがそれぞれ設けられ、前記駆動ギヤ及び前記従動ギヤが噛合することにより、前記従動ローラーが前記駆動ローラーの回転に従動して回転することを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載のチューブ搾り装置。
  14. 前記駆動ローラーと前記従動ローラーとの間を通過した前記チューブの胴部を押圧可能に配置された補助ローラーをさらに備えることを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載のチューブ搾り装置。
  15. 前記第1軸と前記第2軸とが一定の距離で固定され、前記駆動ローラー及び前記従動ローラーの少なくとも一方が弾性変形可能な材料で形成されていることを特徴とする請求項10から14のいずれか一項に記載のチューブ搾り装置。
  16. 前記チューブ保持部は、前記駆動ローラー又は前記従動ローラーのいずれかの受圧面に形成された凹部内を相対移動可能な移動体と、前記移動体を一端側に付勢するバネと、前記移動体に固定された突起と、を備え、
    前記駆動ローラー又は前記従動ローラーが初期位置にあるとき、前記突起が係止されて移動体が前記凹部内を他端側に相対移動することにより、前記チューブ保持部の把持部が開口し、他方、前記駆動ローラー又は前記従動ローラーが回転すると、前記バネが前記移動体を一端側に移動させ、前記把持部が閉口することを特徴とする請求項10から15のいずれか一項に記載のチューブ搾り装置。
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