JP2013179902A - ペット用吸収性シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、両面をクレープ紙で包まれると共に表面シートと裏面シートとの間に介装される吸収体とを備えたペット用吸収性シートにおいて、表面シート若しくは表面シート側のクレープ紙上に形成され、濡れることで機能を発揮する機能性インクで形成された複数の呈色反応部と、2つの呈色反応部の間に形成され機能性インクによる形成層が存在しない、若しくは、周囲に比べて機能性インクによる形成層の厚さが薄い液導入部とから構成されるpH判別部とを備える。
【選択図】図3
Description
また、このようなpH判別部は、排泄された尿がpH判別部の周辺部分から浸透することにより、pHインクに含まれるpHインジケーターが呈色反応(例えば、酸性:黄色、中性:緑色、アルカリ性:青色にそれぞれ変色する。)を起こして、ユーザーに当該尿のpHを判別させる。
このため、従来のpHインクでは、含有する疎水性原料に起因して尿の浸透が阻害されて、pHインジケーターの変色スピードの悪化を招き、結局、pHインジケーターとしての機能を十分に発揮できないといった問題点があった。
透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、両面をクレープ紙で包まれると共に表面シートと裏面シートとの間に介装される吸収体とを備えたペット用吸収性シートにおいて、
表面シート若しくは表面シート側のクレープ紙上に形成され、濡れることで機能を発揮する機能性インクで形成された複数の呈色反応部と、2つの呈色反応部の間に形成され機能性インクによる形成層が存在しない、若しくは、周囲に比べて機能性インクによる形成層の厚さが薄い液導入部とから構成されるpH判別部とを備えることを特徴とする。
透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、両面をクレープ紙で包まれると共に表面シートと裏面シートとの間に介装される吸収体と、表面シートと吸収体との間に配置される液移送シートとを備えたペット用吸収性シートにおいて、
液移送シート上に形成され、濡れることで機能を発揮する機能性インクで形成された複数の呈色反応部と、2つの呈色反応部の間に形成され機能性インクによる形成層が存在しない、若しくは、周囲に比べて機能性インクによる形成層の厚さが薄い液導入部とから構成されるpH判別部とを備えることを特徴とする
ペット用吸収性シート。
請求項1若しくは請求項2記載のペット用吸収性シートにおいて、液導入部が、互いに平行して設けられることを特徴とする。
請求項1若しくは請求項2記載のペット用吸収性シートにおいて、液導入部が、格子状に設けられることを特徴とする。
透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、両面をクレープ紙で包まれると共に表面シートと裏面シートとの間に介装される吸収体とを備えたペット用吸収性シートにおいて、
表面シート若しくは表面シート側のクレープ紙上に形成され、濡れることで機能を発揮する機能性インクで形成された呈色反応部と、この呈色反応部の内部であってこの呈色反応部を複数の四角形に分割したと想定した時のそれぞれの四角形の頂点に設けられる機能性インクによる形成層が存在しない、若しくは、周囲に比べて機能性インクによる形成層の厚さが薄い液導入部とから構成されるpH判別部とを備えることを特徴とする。
透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、両面をクレープ紙で包まれると共に表面シートと裏面シートとの間に介装される吸収体と、表面シートと吸収体との間に配置される液移送シートとを備えたペット用吸収性シートにおいて、
液移送シート上に形成され、濡れることで機能を発揮する機能性インクで形成された呈色反応部と、この呈色反応部の内部であってこの呈色反応部を複数の四角形に分割したと想定した時のそれぞれの四角形の頂点に設けられる機能性インクによる形成層が存在しない、若しくは、周囲に比べて機能性インクによる形成層の厚さが薄い液導入部とから構成されるpH判別部とを備えることを特徴とする。
本発明の第1実施形態のペット用吸収性シートについて、図1、図2、図3及び図4に基づいて説明する。
表面シート6に多数の透孔を形成した場合には、尿等の液体がより速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。
さらに、消臭機能を持たせるため、吸収体に消臭剤を入れてもよい。消臭剤としては、例えば、活性炭や天然鉱物(例えば、ベントナイト、カオリナイト、カネマイト等)、合成無機物(ゼオライト、アモルファスシリカ等)を用いることができる。
特に、pH判別部5は吸収体の外包体であるクレープ紙3にpHインクで形成するのが最も好適である。
また、インク組成物には、澱粉、カオリン、合成シリカ、ガラス、微結晶セルロース、イオン交換セルロース、珪酸アルミニウム等の吸水性粉末を含有し、尿とpHインジケーターとの接触を促進させ、pHインジケーターの呈色反応を促進させることもできる。
さらに、インク組成物には、尿との接触により尿のpHに応じて変色するpHインジケーターを含有することができる。このようなpHインジケーターとして、リトマス、メチルオレンジ、メチルレッド、ブロモチモールブルー、チモールブルー等から選択した1種又は2種以上のものを含有させることができる。
特に、メチルレッドとブロモチモールブルーとの混合指示薬を使用することにより、pH4.0〜9.0の酸性、中性及びアルカリ性の広い範囲の判別が可能になるため好ましい。
なお、pHインジケーターだけではなく、排尿があったかどうかを判別するための発現性インク(初期状態では、何も印刷されていないように見えていて、汎用を検知すると印刷内容が発現するインク)や消滅インク(初期状態では印刷内容が見えていて、排尿を検知するとそれが消えるインク)を用いることもできる。
これらの液導入部5bは、液導入部5bの部分のpHインクによる形成層を除去、若しくは、マスキング等により当該部分のpHインクを形成しないことにより設けられる。
また、液導入部5bは、肉眼では見えない程度の幅(細さ)であることが好ましい。
この時、シート体である表面シート6、若しくは、表面シート6側のクレープ3紙の上に形成されたpHインクは、浸透してきた尿等と接触して、排泄された尿のpHに応じて変色することになる。
この場合、図4中”PT11”及び”PT12”に示す互いに対向する2つの点から浸透する尿は、互いに交わることがないので、図4中”RM11”に示すような呈色反応を生じない部分(非変色部分)が生じる。
この場合、図4中”PT13”及び”PT14”に示す互いに対向する2つの点から浸透する尿は、互いに交わることになるので、図4中”RM11”に示すような呈色反応を生じない部分(非変色部分)が生じることなく、呈色反応部5aの全てで呈色反応が、言い換えれば、pH判別部5の全体が確実に呈色反応を生じることになる。
また、本発明の第2実施形態のペット用吸収性シートについて、図5及び図6に基づいて説明する。
この時、シート体である液移送シート8の上に形成されたpHインクは、浸透してきた尿等と接触して、排泄された尿のpHに応じて変色することになる。
この場合、図4中”PT11”及び”PT12”に示す互いに対向する2つの点から浸透する尿は、互いに交わることがないので、図4中”RM11”に示すような呈色反応を生じない部分(非変色部分)が生じる。
この場合、図4中”PT13”及び”PT14”に示す互いに対向する2つの点から浸透する尿は、互いに交わることになるので、図4中”RM11”に示すような呈色反応を生じない部分(非変色部分)が生じることなく、呈色反応部5aの全てで呈色反応が、言い換えれば、pH判別部5の全体が確実に呈色反応を生じることになる。
また、本発明の第3実施形態のペット用吸収性シートについて、図7及び図8に基づいて説明する。
また、図3と同様に、例えば、呈色反応部の間に、図8中”IJ21”に示すような線状の液導入部が平行に設けられた構成とする。
この時、シート体である表面シート6、表面シート6側のクレープ紙3、若しくは、表面シート6と吸収体2間に配置される液移送シート8の上に形成されたpHインクは、浸透してきた尿等と接触して、排泄された尿のpHに応じて変色することになる。
このため、排泄された尿は、先ず、液導入部に沿って呈色反応部の周囲に流れ込み、その後、呈色反応部の周囲、特に、図8中”SD21”や”SD22”に示すような各呈色反応部の縁からpHインクにそれぞれ浸透する。
本発明の第1実施形態〜第3実施形態の変形例1について、図9(a)に基づいて説明する。
図9(a)は、pH判別部5の構成の変形例1を示す説明図であり、pH判別部5は、4つの呈色反応部5aの間に、紙面短手方向に線状の液導入部5bが平行に設けられた構成となる。
本発明の第1実施形態〜第3実施形態の変形例2について、図9(b)に基づいて説明する。
図9(b)は、pH判別部5の構成の変形例2を示す説明図であり、pH判別部5は、16個の正方形の呈色反応部5aの間に、紙面短手方向及び紙面長手方向に3本ずつの線状の液導入部5bがそれぞれ格子状になるように設けられた構成となる。
また、本発明の第4実施形態のペット用吸収性シートについて、図10に基づいて説明する。
図10は、第4実施形態のペット用吸収性シートのpH判別部11の詳細を説明する説明図であり、pH判別部11は、pHインクで形成された呈色反応部11aと、この呈色反応部11aを16個の正方形に分割したと想定した時のそれぞれの正方形(実線及び破線にて図示。)の頂点部分に、9個の円形の液導入部11bが設けられた構成となる。
これらの円形の液導入部11b、液導入部11bの部分のpHインクによる形成層を除去、若しくは、マスキング等により当該部分のpHインクを形成しないことにより設けられる。
この時、シート体である表面シート6、表面シート6側のクレープ紙3、若しくは、表面シート6と吸収体2間に配置される液移送シート8の上に形成されたpHインクは、浸透してきた尿等と接触して、排泄された尿のpHに応じて変色することになる。
また、本発明の第5実施形態のペット用吸収性シートについて、図10に基づいて説明する。
但し、基本的な説明は第4の実施形態と同じであり、異なる点は、円形の液導入部11bが、マスキング等により液導入部11bの部分のpHインクによる形成層を薄くする、若しくは、形成時の形成層の周辺部の流れ込みを考慮して呈色反応部11aに近接して形成することにより、液導入部11bにpHインクを流れ込ませ液導入部11bの形成層を薄くすることにより設けられる点である。
以下は、これまで説明した第1実施形態〜第5実施形態のペット用吸収性シートの呈色反応部の尿の浸透距離”L”を、以下に示すpHインクの成分比率及び印刷条件で測定した実施例を示すものである。
pHインクは、例えば、pH指示薬(BTB(ブロモチモールブルー))…1%、アクリル樹脂…10%、シリカ…2%、pH調整剤…1.3%、イソプロピルアルコール…85.7%の成分比率である。(但し、BTBは酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色と変色するように初期のpHインク色を緑色となるように調製されているものとする。)
また、印刷条件として、例えば、クレープ紙(目付16gsm、pH6.3)にグラビア印刷(版深度30μm)で印刷する。
さらに、(変形例2)の説明では、呈色反応部5aの形状が正方形としているが、もちろん、呈色反応部5aの形状は長方形やその他の形状であっても構わない。
また、(第4実施形態)及び(第5実施形態)の説明では、pH判別部11を複数の正方形に分割した場合を想定しているが、もちろん、複数の四角形に分割した場合の頂点部分に液導入部11bを設ける構成であっても構わない。
さらに、(第4実施形態)及び(第5実施形態)の説明では、液導入部11bの形状を円形として説明しているが、もちろん、三角形、四角形等の多角形やその他の形状であっても構わない。
2 吸収体
3,4 クレープ紙
5a,11a 呈色反応部
5b,11b 液導入部
6 表面シート
7 裏面シート
8 液移送シート
9 シート体
100,101,102 ペット用吸水性シート
Claims (6)
- 透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、両面をクレープ紙で包まれると共に前記表面シートと前記裏面シートとの間に介装される吸収体とを備えたペット用吸収性シートにおいて、
前記表面シート若しくは前記表面シート側の前記クレープ紙上に形成され、濡れることで機能を発揮する機能性インクで形成された複数の呈色反応部と、2つの呈色反応部の間に形成され前記機能性インクによる形成層が存在しない、若しくは、周囲に比べて前記機能性インクによる形成層の厚さが薄い液導入部とから構成されるpH判別部とを備えることを特徴とする
ペット用吸収性シート。 - 透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、両面をクレープ紙で包まれると共に前記表面シートと前記裏面シートとの間に介装される吸収体と、前記表面シートと前記吸収体との間に配置される液移送シートとを備えたペット用吸収性シートにおいて、
液移送シート上に形成され、濡れることで機能を発揮する機能性インクで形成された複数の呈色反応部と、2つの呈色反応部の間に形成され前記機能性インクによる形成層が存在しない、若しくは、周囲に比べて前記機能性インクによる形成層の厚さが薄い液導入部とから構成されるpH判別部とを備えることを特徴とする
ペット用吸収性シート。 - 前記液導入部が、
互いに平行して設けられることを特徴とする
請求項1若しくは請求項2のいずれか一項に記載のペット用吸収性シート。 - 前記液導入部が、
格子状に設けられることを特徴とする
請求項1若しくは請求項2のいずれか一項に記載のペット用吸収性シート。 - 透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、両面をクレープ紙で包まれると共に前記表面シートと前記裏面シートとの間に介装される吸収体とを備えたペット用吸収性シートにおいて、
前記表面シート若しくは前記表面シート側の前記クレープ紙上に形成され、濡れることで機能を発揮する機能性インクで形成された呈色反応部と、この呈色反応部の内部であってこの呈色反応部を複数の四角形に分割したと想定した時のそれぞれの四角形の頂点に設けられる前記機能性インクによる形成層が存在しない、若しくは、周囲に比べて前記機能性インクによる形成層の厚さが薄い液導入部とから構成されるpH判別部とを備えることを特徴とする
ペット用吸収性シート。 - 透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、両面をクレープ紙で包まれると共に前記表面シートと前記裏面シートとの間に介装される吸収体と、前記表面シートと前記吸収体との間に配置される液移送シートとを備えたペット用吸収性シートにおいて、
液移送シート上に形成され、濡れることで機能を発揮する機能性インクで形成された呈色反応部と、この呈色反応部の内部であってこの呈色反応部を複数の四角形に分割したと想定した時のそれぞれの四角形の頂点に設けられる前記機能性インクによる形成層が存在しない、若しくは、周囲に比べて前記機能性インクによる形成層の厚さが薄い液導入部とから構成されるpH判別部とを備えることを特徴とする
ペット用吸収性シート。
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