JP2013183249A - 動画提示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】動画データ格納部110内に、各経路R1〜R6上を移動する全方位カメラで撮影した動画データM1〜M6を格納し、基本情報格納部120内に、経路に関するルート情報RTと経路と動画データを対応させる動画データ対応情報MCを格納する。ユーザの指示に基づいて、位置方向更新部141は、経路上の視点位置Pおよび視線方向φを逐次更新する。経路移動中は、移動動画再生部131が、移動中の経路に対応する動画データを再生する。旧経路から新経路に移行する際は、切替動画再生部132が、旧経路の動画の最後のシーンから新経路の動画の最初のシーンへと徐々にブレンドしてゆく切替動画を、視線方向が旧経路から新経路の方向へと徐々に移動してゆくパン映像として再生する。
【選択図】図10
Description
予め定められた撮影方向に沿って経路を移動する全方位カメラを用いた撮影によって得られた動画データであって、360°の視界をもつ全方位画像をフレーム単位で並べることにより構成される動画データを、個々の経路について格納する動画データ格納部と、
ノードを介した各経路の接続状態および各経路の基準方向を示すルート情報と、各経路に対応する動画データを示す動画データ対応情報と、を格納する基本情報格納部と、
視点位置および視線方向を更新する位置方向更新部と、更新によって視点が経路上を移動しているときに、移動中の視点から見た移動動画の再生を指示する移動動画再生指示部と、視点がノードを介して旧経路から新経路へ遷移するときに、当該ノードに静止中の視点から見た切替動画の再生を指示する切替動画再生指示部と、を有する再生指示部と、
移動動画再生指示部から与えられる指示に基づいて移動動画の再生を行う移動動画再生部と、切替動画再生指示部から与えられる指示に基づいて切替動画の再生を行う切替動画再生部と、を有する動画再生部と、
を設け、
位置方向更新部は、ルート情報に基づいて、所定の経路に沿って視点が移動するように視点位置の更新を行うとともに、必要に応じて視線方向の更新を行い、視点がノードを介して旧経路から新経路へ遷移するときに、視点を当該ノード上で一旦静止させ、切替動画再生部による切替動画の再生が完了した後に、新経路上で視点の移動を再開し、
移動動画再生指示部は、動画データ対応情報を参照して、移動中の経路に対応する動画データを再生対象動画データと認識し、この再生対象動画データを視点の移動方向に応じたフレーム順に、位置方向更新部が示す所定の視線方向に応じた切り出しを行って再生することを示す移動動画再生指示を移動動画再生部に与え、
移動動画再生部は、移動動画再生指示に基づいて、動画データ格納部に格納されている再生対象動画データの各フレームを構成する全方位画像を、指示されたフレーム順に読み出し、読み出した全方位画像から、指示された所定の視線方向の視界を構成する視野画像を切り出し、得られた一連の視野画像を動画として出力し、
位置方向更新部は、視点がノードを介して旧経路から新経路へ遷移するときに、新経路の基準方向を参照することにより切替後の視線方向を定め、切替前の視線方向から切替後の視線方向へと視線方向を徐々に更新する処理を行い、
切替動画再生指示部は、動画データ対応情報を参照して、旧経路の動画から新経路の動画に、切替前の視線方向から切替後の視線方向への変化を伴う切替が行われるような切替動画再生指示を切替動画再生部に与え、
切替動画再生部は、切替動画再生指示に基づいて、動画データ格納部に格納されている旧経路の動画データの移動動画再生時のフレーム順における最後のフレームを切替前全方位画像として読み出し、動画データ格納部に格納されている新経路の動画データの移動動画再生時のフレーム順における最初のフレームを切替後全方位画像として読み出し、読み出した2つの全方位画像から、共通視線方向の視界を構成する視野画像をそれぞれ切り出し、切り出した2つの視野画像を所定のブレンド比率で合成したブレンド画像を生成する処理を、共通視線方向を切替前の視線方向から切替後の視線方向まで徐々に変化させながら、かつ、切替後全方位画像から切り出した視野画像の比率が徐々に増加するように変化させながら、繰り返し実行し、生成された一連のブレンド画像を動画として出力するようにしたものである。
動画データ格納部が、魚眼レンズもしくは全方位ミラーを装着した全方位カメラを用いて、所定の水平面より上方に位置する半球状視界を撮影して得られる歪曲円形画像から、仰角が所定の基準値以下の領域を切り出し、これに歪み補正を施すことにより得られる矩形状のパノラマ画像をフレーム単位で並べることにより構成される動画データを格納するようにしたものである。
基本情報格納部に格納されているルート情報が、各経路の両端に位置するノードの二次元座標系上での座標値を示す位置情報を含み、個々の経路の基準方向が、当該経路の両端に位置する2つのノード間を結ぶ直線の方向により定義されているようにしたものである。
基本情報格納部に格納されている動画データ対応情報が、個々の経路についての撮影方向を示す情報を含んでおり、
移動動画再生指示部が、視点の移動方向が撮影方向に対して順方向の場合は、動画データを撮影時のフレーム順で再生することを示す移動動画再生指示を与え、視点の移動方向が撮影方向に対して逆方向の場合は、動画データを撮影時とは逆のフレーム順で再生することを示す移動動画再生指示を与えるようにしたものである。
基本情報格納部が、二次元座標系上における個々のノードの座標値を示す位置情報と、全ノード中の任意の2ノードの組み合わせについて、それぞれ相互間を接続する経路が存在するか否かを示す接続情報と、によって構成されるルート情報を格納しているようにしたものである。
基本情報格納部が、二次元平面上に定義された経路を示すルート情報を格納しており、
位置方向更新部が、この二次元平面上の所定の基準軸に対する方位角φ(0°≦φ<360°)を視線方向を示すパラメータとして用いるようにしたものである。
位置方向更新部が、移動中の経路の基準方向に対応する方位角Dを視線方向を示す方位角φとする更新を行い、
切替動画再生指示部が、旧経路の基準方向に対応する方位角Dold を切替前の視線方向を示す方位角φold とし、新経路の基準方向に対応する方位角Dnew を切替後の視線方向を示す方位角φnew とする切替動画再生指示を与えるようにしたものである。
ユーザの指示を入力する指示入力部を更に備え、
位置方向更新部が、指示入力部に対するユーザの指示に応じて、視点位置および視線方向を更新する機能を有するようにしたものである。
基本情報格納部が、二次元平面上に定義された経路を示すルート情報を格納しており、
位置方向更新部が、この二次元平面上の所定の基準軸に対する方位角φ(0°≦φ<360°)を視線方向を示すパラメータとして用い、
指示入力部が、この二次元平面上における移動方向に対する視線方向のオフセット角θを設定する指示を入力する機能を有し、
位置方向更新部が、移動中の経路の基準方向に対応する方位角Dに基づいて、視線方向を示す方位角φを、φ=D+θなる式に基づいて決定するようにしたものである。
位置方向更新部が、旧経路の基準方向に対応する方位角Dold に基づいて、切替前の視線方向を示す方位角φold を、φold =Dold +θなる式に基づいて決定し、新経路の基準方向に対応する方位角Dnew に基づいて、切替後の視線方向を示す方位角φnew を、φnew =Dnew +θなる式に基づいて決定するようにしたものである。
位置方向更新部が、旧経路の基準方向に対応する方位角Dold に基づいて、切替前の視線方向を示す方位角φold を、φold =Dold +θなる式に基づいて決定し、新経路の基準方向に対応する方位角Dnew に基づいて、切替後の視線方向を示す方位角φnew を、φnew =Dnew なる式に基づいて決定するようにしたものである。
位置方向更新部が、視点がノードに到達したときに、当該ノードに接続されている個々の経路を示すマーカを画面に表示させるマーカ表示指示を移動動画再生部に与える機能を有し、
移動動画再生部が、マーカ表示指示に基づいて、ノード到達時の視野画像上に個々のマーカを重畳する処理を行い、
指示入力部が、特定のマーカを選択するユーザの指示を入力する機能を有し、
位置方向更新部が、選択されたマーカに対応する経路を新経路と認識するようにしたものである。
切替前全方位画像から切り出した方位角φで示される方向の視野画像の画素値をQ(Fold (φ))、切替後全方位画像から切り出した方位角φで示される方向の視野画像の画素値をQ(Fnew (φ))としたときに、
G=(1−α)・Q(Fold (φ))+α・Q(Fnew (φ))
なる式に基づいて、ブレンド画像の画素値Gを定義してブレンド画像を生成する処理を、方位角φをφold からφnew まで徐々に変化させながら、かつ、ブレンド比率αを0から1まで徐々に変化させながら、繰り返し実行し、生成された一連のブレンド画像を動画として出力するようにしたものである。
移動動画再生部および切替動画再生部が、読み出した全方位画像から、方位角「φ−Δ/2」〜「φ+Δ/2」の範囲内の視界(ただし、Δは所定の切出角度)を構成する視野画像を切り出すようにしたものである。
位置方向更新部が、視点位置および視線方向を、予め設定された所定の規則に基づいて自動更新するようにしたものである。
コンピュータが、第1の経路に沿って撮影された第1の全方位動画に基づいて、第1の経路に沿ってノードに向かう視点から見た第1の視線方向の視界を示す第1の移動動画を再生する第1の移動動画再生段階と、
コンピュータが、視点をノードに静止させた状態において、視線方向を徐々に変化させたときに得られる視界を示す切替動画を再生する切替動画再生段階と、
コンピュータが、第2の経路に沿って撮影された第2の全方位動画に基づいて、第2の経路に沿ってノードから離れる視点から見た第2の視線方向の視界を示す第2の移動動画を再生する第2の移動動画再生段階と、
を行い、
切替動画再生段階において、第1の全方位動画の最後のフレームを構成する切替前全方位画像について、視線方向を第1の視線方向から第2の視線方向へと徐々に変化させることによって得られる第1のパン動画と、第2の全方位動画の最初のフレームを構成する切替後全方位画像について、視線方向を第1の視線方向から第2の視線方向へと徐々に変化させることによって得られる第2のパン動画とを、第2のパン動画の比率が徐々に増加するような所定比率でブレンドすることにより得られる動画を切替動画として再生するようにしたものである。
ここでは、まず、本発明に係る動画提示装置が採用する動画提示の基本手法を説明する。本発明に係る動画提示装置は、実在の場所について、その経路に沿って移動する視点から見た視界を動画として提示する装置であり、提示対象となる場所は、屋外であっても、屋内であってもかまわない。したがって、この装置は、たとえば、様々な史跡や観光地の景色をディスプレイ画面上に提示し、ユーザ(視聴者)に、あたかも当該史跡や観光地内を自由に歩き回って見学しているような体験をさせることが可能である。以下の説明では、便宜上、図1に示すような平面図で示される間取りをもった美術館の館内を歩きまわっている状態の動画をユーザに提示する単純な例を説明する。
さて、§1では、本発明に係る動画提示装置が採用する動画提示の基本手法を説明した。この基本手法を用いて動画提示を行えば、ディスプレイ画面上には、たとえば、図8の太枠内に示す視野画像Q(P(i),φ(i))のような画像が表示されることになる。しかも仮想ユーザの移動や視線向きの変更に応じた動画の提示が行われることになる。ここでは、このような動画提示を行う機能をもった動画提示装置の基本構成を説明する。
ここでは、図10に示す動画提示装置100における切替動画再生指示部143および切替動画再生部132によって提示される切替動画の役割を実例に即して説明する。
§3で述べたように、視線方向のスムーズな切替を視聴者に認識させる役割を担う切替動画を生成するには、いくつかの具体的な手法を採ることができる。図17は、その第1の基本手法を示す平面図である。ここで、図17(a) は切替前全方位画像Fold を示し、図17(b) は切替後全方位画像Fnew を示している。まず、切替動画を構成する最初の画像として、図17(a) に示すような視野画像QA(図15(a) に示す視野画像QAと同じ)を提示する。次に、切替動画の2番目の画像として、図17(b) に示すような視野画像QBを提示する。ここで、視野画像QAも視野画像QBも、方位角φ=90°に基づく切り出しを行って得られる画像である点は共通するが、視野画像QAが切替前全方位画像Fold から切り出された画像であるのに対して、視野画像QBが切替後全方位画像Fnew から切り出された画像である点が異なる。
G=(1−α)・Q(Fold (φ))+α・Q(Fnew (φ))
は、切替前全方位画像Fold から切り出した方位角φで示される方向の視野画像の画素値をQ(Fold (φ))、切替後全方位画像Fnew から切り出した方位角φで示される方向の視野画像の画素値をQ(Fnew (φ))、ブレンド比率をα(0≦α≦1)としたときに、ブレンド画像の画素値Gを求める式である。各視野画像の対応位置にある画素の画素値について、上記式を適用して画素値を求める演算を行えば(カラー画像の場合は、個々の原色ごとに演算を行えば)、ブレンド画像Gを得ることができる。
これまで、図10に示すブロック図を参照しながら、本発明に係る動画提示装置の基本的な実施形態を述べてきた。しかしながら、本発明はこの基本的な実施形態に限定されるものではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。そこで、ここでは、本発明に係る動画提示装置のいくつかの変形例を述べておく。
これまで述べてきた実施形態では、仮想ユーザが視線を常に正面(移動方向)に向けて経路上を移動するという前提で説明を行った。たとえば、図11に示す参観路において、視点がノードN1からノードN2へ向かって経路R1を移動している場合の視線方向は方位角φ=90°の方向とし、視点がノードN2からノードN5へ向かって経路R6を移動している場合の視線方向は方位角φ=180°の方向とする例を述べ、ノードN2で提示する切替画像として、切替前の視線方向φold =90°から切替後の視線方向φnew =180°へと徐々に変化するパン映像を提示する例を説明した。
これまで述べたとおり、切替動画は、切替前の視線方向(方位角φold )から切替後の視線方向(方位角φnew )への変化を伴うパン映像として提示されるが、ここで、方位角φold から方位角φnew へ至るまでの回転方向は任意の方向でかまわない。たとえば、図24や図25に示す例では、ノードNを中心として、方位角φold から方位角φnew へと視線方向を回転させたパン映像からなる切替動画Mtを提示することになるが、このときの視線方向の回転方向は、時計回りでも反時計回りでもかまわない。ただ、一般的には、回転角がより小さくなる回転方向を選択するのが好ましく、図24や図25に示す例の場合は、時計回りに回転させるのが好ましい。
これまで述べた実施形態では、個々の経路が直線である例を述べたが、実在の場所に存在する経路は、必ずしも直線の経路であるとは限らない。たとえば、円周上の回廊を有する美術館の参観路は、円弧状の経路によって構成されることになる。このように、実在の経路が曲線状経路である場合、全方位カメラによる撮影経路も当該曲線状経路にならざるを得ず、得られる動画データも、この曲線状経路に沿った撮影データということになる。
図9に示すコントローラ50は、指示入力部150の一部を構成する機器としての一例を示すものであり、実用上は、この他にも様々な形態の機器をコントローラとして利用することが可能である。特に、操作ボタンなどの形態や配置は、設計上、自由に設定可能である。§2では、ボタンB6〜B9の役割についての説明はなされていないが、これらのボタンには、たとえば、移動速度を設定する機能や、表示倍率を設定する機能など、様々な機能を割り当てることができる。
図10に示す動画提示装置100には、ユーザからの指示を入力するための指示入力部150が備わっているが、本発明を実施するにあたり、指示入力部150は必ずしも必要な構成要素ではなく、利用形態によっては、指示入力部150を省略することも可能である。
20:ビデオカメラ
30:データ処理ユニット
40:台車
50:コントローラ
100:動画提示装置
110:動画データ格納部
120:基本情報格納部
130:動画再生部
131:移動動画再生部
132:切替動画再生部
140:再生指示部
141:位置方向更新部
142:移動動画再生指示部
143:切替動画再生指示部
150:指示入力部
200:ディスプレイ装置
A:経路の端点となるノード
B:経路の端点となるノード
B1〜B9:ボタン
D,D1,D2:経路の基準方向
Dnew :新経路の基準方向に対応する方位角
Dold :旧経路の基準方向に対応する方位角
E(i):視線ベクトル
F(1),F(2),F(i−1),F(i),F(i+1),F(n−1),F(n):動画データを構成する個々のフレーム(全方位画像)
Fnew :切替後全方位画像(新経路の動画データの最初のフレーム)
Fold :切替前全方位画像(旧経路の動画データの最後のフレーム)
G:ブレンド画像の画素値
G(φ):方位角φについてのブレンド画像
i:フレーム番号
j:動画データ番号
M,M1〜M6:動画データ/移動動画
MC:動画データ対応情報
Mt:切替動画
mk1〜mk3:マーカ
N,N1〜N6:ノード
n:動画データに含まれるフレーム数
O:天頂点/二次元座標系の原点
P,P1,P2:経路上の位置
P(1),P(2),P(i−1),P(i),P(i+1),P(n−1),P(n):経路上の地点
Q,Q(P(i),φ(i)):視野画像
QA〜QZ:視野画像
Q(Fnew (φ)):切替後全方位画像Fnew から切り出した方位角φで示される方向の視野画像の画素値
Q(Fold (φ)):切替前全方位画像Fold から切り出した方位角φで示される方向の視野画像の画素値
R,R1〜R6:経路
RT:ルート情報
T:切替期間
t:時間
t1,t2:特定の時点
X:二次元座標系の座標軸
Y:二次元座標系の座標軸
α:ブレンド比率
Δ:切出角度
φ,φ1,φ2,φ(i):視線方向(方位角)
φnew :切替後の視線方向を示す方位角
φold :切替前の視線方向を示す方位角
θ:オフセット角
Claims (17)
- ノードを介して接続された複数の経路を含む実在の場所について、所定の経路に沿って移動する視点から見た所定の視線方向の視界を動画として提示する動画提示装置であって、
予め定められた撮影方向に沿って経路を移動する全方位カメラを用いた撮影によって得られた動画データであって、360°の視界をもつ全方位画像をフレーム単位で並べることにより構成される動画データを、個々の経路について格納する動画データ格納部と、
ノードを介した各経路の接続状態および各経路の基準方向を示すルート情報と、各経路に対応する動画データを示す動画データ対応情報と、を格納する基本情報格納部と、
視点位置および視線方向を更新する位置方向更新部と、更新によって視点が経路上を移動しているときに、移動中の視点から見た移動動画の再生を指示する移動動画再生指示部と、視点がノードを介して旧経路から新経路へ遷移するときに、当該ノードに静止中の視点から見た切替動画の再生を指示する切替動画再生指示部と、を有する再生指示部と、
前記移動動画再生指示部から与えられる指示に基づいて移動動画の再生を行う移動動画再生部と、前記切替動画再生指示部から与えられる指示に基づいて切替動画の再生を行う切替動画再生部と、を有する動画再生部と、
を備え、
前記位置方向更新部は、前記ルート情報に基づいて、所定の経路に沿って視点が移動するように視点位置の更新を行うとともに、必要に応じて視線方向の更新を行い、視点がノードを介して旧経路から新経路へ遷移するときに、視点を当該ノード上で一旦静止させ、前記切替動画再生部による切替動画の再生が完了した後に、新経路上で視点の移動を再開し、
前記移動動画再生指示部は、前記動画データ対応情報を参照して、移動中の経路に対応する動画データを再生対象動画データと認識し、この再生対象動画データを視点の移動方向に応じたフレーム順に、前記位置方向更新部が示す所定の視線方向に応じた切り出しを行って再生することを示す移動動画再生指示を前記移動動画再生部に与え、
前記移動動画再生部は、前記移動動画再生指示に基づいて、前記動画データ格納部に格納されている前記再生対象動画データの各フレームを構成する全方位画像を、指示されたフレーム順に読み出し、読み出した全方位画像から、指示された所定の視線方向の視界を構成する視野画像を切り出し、得られた一連の視野画像を動画として出力し、
前記位置方向更新部は、視点がノードを介して旧経路から新経路へ遷移するときに、新経路の基準方向を参照することにより切替後の視線方向を定め、切替前の視線方向から切替後の視線方向へと視線方向を徐々に更新する処理を行い、
前記切替動画再生指示部は、前記動画データ対応情報を参照して、旧経路の動画から新経路の動画に、前記切替前の視線方向から前記切替後の視線方向への変化を伴う切替が行われるような切替動画再生指示を前記切替動画再生部に与え、
前記切替動画再生部は、前記切替動画再生指示に基づいて、前記動画データ格納部に格納されている旧経路の動画データの移動動画再生時のフレーム順における最後のフレームを切替前全方位画像として読み出し、前記動画データ格納部に格納されている新経路の動画データの移動動画再生時のフレーム順における最初のフレームを切替後全方位画像として読み出し、読み出した2つの全方位画像から、共通視線方向の視界を構成する視野画像をそれぞれ切り出し、切り出した2つの視野画像を所定のブレンド比率で合成したブレンド画像を生成する処理を、前記共通視線方向を前記切替前の視線方向から前記切替後の視線方向まで徐々に変化させながら、かつ、前記切替後全方位画像から切り出した視野画像の比率が徐々に増加するように変化させながら、繰り返し実行し、生成された一連のブレンド画像を動画として出力することを特徴とする動画提示装置。 - 請求項1に記載の動画提示装置において、
動画データ格納部が、魚眼レンズもしくは全方位ミラーを装着した全方位カメラを用いて、所定の水平面より上方に位置する半球状視界を撮影して得られる歪曲円形画像から、仰角が所定の基準値以下の領域を切り出し、これに歪み補正を施すことにより得られる矩形状のパノラマ画像をフレーム単位で並べることにより構成される動画データを格納することを特徴とする動画提示装置。 - 請求項1または2に記載の動画提示装置において、
基本情報格納部に格納されているルート情報が、各経路の両端に位置するノードの二次元座標系上での座標値を示す位置情報を含み、個々の経路の基準方向が、当該経路の両端に位置する2つのノード間を結ぶ直線の方向により定義されていることを特徴とする動画提示装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の動画提示装置において、
基本情報格納部に格納されている動画データ対応情報が、個々の経路についての撮影方向を示す情報を含んでおり、
移動動画再生指示部が、視点の移動方向が撮影方向に対して順方向の場合は、動画データを撮影時のフレーム順で再生することを示す移動動画再生指示を与え、視点の移動方向が撮影方向に対して逆方向の場合は、動画データを撮影時とは逆のフレーム順で再生することを示す移動動画再生指示を与えることを特徴とする動画提示装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の動画提示装置において、
基本情報格納部が、二次元座標系上における個々のノードの座標値を示す位置情報と、全ノード中の任意の2ノードの組み合わせについて、それぞれ相互間を接続する経路が存在するか否かを示す接続情報と、によって構成されるルート情報を格納していることを特徴とする動画提示装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の動画提示装置において、
基本情報格納部が、二次元平面上に定義された経路を示すルート情報を格納しており、
位置方向更新部が、前記二次元平面上の所定の基準軸に対する方位角φ(0°≦φ<360°)を視線方向を示すパラメータとして用いることを特徴とする動画提示装置。 - 請求項6に記載の動画提示装置において、
位置方向更新部が、移動中の経路の基準方向に対応する方位角Dを視線方向を示す方位角φとする更新を行い、
切替動画再生指示部が、旧経路の基準方向に対応する方位角Dold を切替前の視線方向を示す方位角φold とし、新経路の基準方向に対応する方位角Dnew を切替後の視線方向を示す方位角φnew とする切替動画再生指示を与えることを特徴とする動画提示装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の動画提示装置において、
ユーザの指示を入力する指示入力部を更に備え、
位置方向更新部が、前記指示入力部に対するユーザの指示に応じて、視点位置および視線方向を更新する機能を有することを特徴とする動画提示装置。 - 請求項8に記載の動画提示装置において、
基本情報格納部が、二次元平面上に定義された経路を示すルート情報を格納しており、
位置方向更新部が、前記二次元平面上の所定の基準軸に対する方位角φ(0°≦φ<360°)を視線方向を示すパラメータとして用い、
指示入力部が、前記二次元平面上における移動方向に対する視線方向のオフセット角θを設定する指示を入力する機能を有し、
位置方向更新部が、移動中の経路の基準方向に対応する方位角Dに基づいて、視線方向を示す方位角φを、φ=D+θなる式に基づいて決定することを特徴とする動画提示装置 - 請求項9に記載の動画提示装置において、
位置方向更新部が、旧経路の基準方向に対応する方位角Dold に基づいて、切替前の視線方向を示す方位角φold を、φold =Dold +θなる式に基づいて決定し、新経路の基準方向に対応する方位角Dnew に基づいて、切替後の視線方向を示す方位角φnew を、φnew =Dnew +θなる式に基づいて決定することを特徴とする動画提示装置。 - 請求項9に記載の動画提示装置において、
位置方向更新部が、旧経路の基準方向に対応する方位角Dold に基づいて、切替前の視線方向を示す方位角φold を、φold =Dold +θなる式に基づいて決定し、新経路の基準方向に対応する方位角Dnew に基づいて、切替後の視線方向を示す方位角φnew を、φnew =Dnew なる式に基づいて決定することを特徴とする動画提示装置。 - 請求項8〜11のいずれかに記載の動画提示装置において、
位置方向更新部が、視点がノードに到達したときに、当該ノードに接続されている個々の経路を示すマーカを画面に表示させるマーカ表示指示を移動動画再生部に与える機能を有し、
移動動画再生部が、前記マーカ表示指示に基づいて、ノード到達時の視野画像上に個々のマーカを重畳する処理を行い、
指示入力部が、特定のマーカを選択するユーザの指示を入力する機能を有し、
位置方向更新部が、選択されたマーカに対応する経路を新経路と認識することを特徴とする動画提示装置。 - 請求項6、7、9〜11のいずれかに記載の動画提示装置において、
切替前全方位画像から切り出した方位角φで示される方向の視野画像の画素値をQ(Fold (φ))、切替後全方位画像から切り出した方位角φで示される方向の視野画像の画素値をQ(Fnew (φ))としたときに、
G=(1−α)・Q(Fold (φ))+α・Q(Fnew (φ))
なる式に基づいて、ブレンド画像の画素値Gを定義してブレンド画像を生成する処理を、方位角φをφold からφnew まで徐々に変化させながら、かつ、ブレンド比率αを0から1まで徐々に変化させながら、繰り返し実行し、生成された一連のブレンド画像を動画として出力することを特徴とする動画提示装置。 - 請求項6、7、9〜11、13のいずれかに記載の動画提示装置において、
移動動画再生部および切替動画再生部が、読み出した全方位画像から、方位角「φ−Δ/2」〜「φ+Δ/2」の範囲内の視界(ただし、Δは所定の切出角度)を構成する視野画像を切り出すことを特徴とする動画提示装置。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の動画提示装置において、
位置方向更新部が、視点位置および視線方向を、予め設定された所定の規則に基づいて自動更新することを特徴とする動画提示装置。 - 請求項1〜15のいずれかに記載の動画提示装置としてコンピュータを機能させるプログラム。
- ノードを介して接続された第1の経路および第2の経路を有する場所について、前記第1の経路から前記ノードを介して前記第2の経路へと移動する視点から見た所定の視線方向の視界を動画として提示する動画提示方法であって、
コンピュータが、前記第1の経路に沿って撮影された第1の全方位動画に基づいて、前記第1の経路に沿って前記ノードに向かう視点から見た第1の視線方向の視界を示す第1の移動動画を再生する第1の移動動画再生段階と、
コンピュータが、視点を前記ノードに静止させた状態において、視線方向を徐々に変化させたときに得られる視界を示す切替動画を再生する切替動画再生段階と、
コンピュータが、前記第2の経路に沿って撮影された第2の全方位動画に基づいて、前記第2の経路に沿って前記ノードから離れる視点から見た第2の視線方向の視界を示す第2の移動動画を再生する第2の移動動画再生段階と、
を有し、
前記切替動画再生段階において、前記第1の全方位動画の最後のフレームを構成する切替前全方位画像について、視線方向を前記第1の視線方向から前記第2の視線方向へと徐々に変化させることによって得られる第1のパン動画と、前記第2の全方位動画の最初のフレームを構成する切替後全方位画像について、視線方向を前記第1の視線方向から前記第2の視線方向へと徐々に変化させることによって得られる第2のパン動画とを、前記第2のパン動画の比率が徐々に増加するような所定比率でブレンドすることにより得られる動画を切替動画として再生することを特徴とする動画提示方法。
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