JP2013186485A - サービス券処理装置およびサービス券処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】サービス券の使用可能範囲の制限を、バーコードが表す情報の量を増加させることなく実現する。
【解決手段】実施形態のサービス券処理装置は、読取手段、抽出手段および処理手段とを備える。読取手段は、スタートコードおよびストップコードのうちの少なくともいずれか一方と提供すべきサービスに関するサービス情報とを表したバーコードを含んだサービス券からバーコードを読み取る。抽出手段は、読取手段が読み取ったバーコードに含まれるスタートコードおよびストップコードのいずれか一方か、またはスタートコードとストップコードとの組み合わせを識別コードとして抽出する。処理手段は、抽出手段が抽出した識別コードが予め定められた許容コードに合致する場合に限り、読取手段が読み取ったバーコードに含まれるサービス情報に基づいたサービスの提供のための処理を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、サービス券処理装置およびサービス券処理プログラムに関する。
割引券を持参した顧客の買上代金を割り引くサービスは広く行われている。
そして、割引券に印刷されたバーコードを読み取ることによって割引サービスに関する情報(例えば割引額など)をPOS端末で取得し、当該POS端末にて割引処理を自動的に行うことが考えられている。
このようなサービスを、系列の複数の店舗で同一のPOSシステムを使用して提供しながら、しかも割引券の使用可能範囲を例えば発行店舗毎などのように制限したいような場合、使用可能範囲を判断するための店舗コードなどの情報をバーコードに付加する必要がある。
特開平4−86992号公報
バーコードが表す情報の量が増加すると、バーコードが大型化してしまうために、それが印刷される割引券のサイズも大きくしなければならない。
なお、以上のことは、買上代金の割引サービス以外の種々のサービスを、利用者のサービス券の提示に応じて提供する場合においても同様である。
このような事情から、サービス券の使用可能範囲の制限を、バーコードが表す情報の量を増加させることなく実現できることが望まれていた。
実施形態のサービス券処理装置は、読取手段、抽出手段および処理手段とを備える。読取手段は、スタートコードおよびストップコードのうちの少なくともいずれか一方と提供すべきサービスに関するサービス情報とを表したバーコードを含んだサービス券から前記バーコードを読み取る。抽出手段は、前記読取手段が読み取った前記バーコードに含まれる前記スタートコードおよび前記ストップコードのいずれか一方か、または前記スタートコードと前記ストップコードとの組み合わせを識別コードとして抽出する。処理手段は、前記抽出手段が抽出した前記識別コードが予め定められた許容コードに合致する場合に限り、前記読取手段が読み取った前記バーコードに含まれる前記サービス情報に基づいたサービスの提供のための処理を行う。
一実施形態に係るPOSシステムの一部の要素のブロック図。 履歴情報に含まれるデータレコードの構造図。 割引券の一例を示す図。 図1中のCPUによるサービス券処理プログラムに基づく処理のフローチャート。
以下実施の形態の一例を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、サービス券処理装置としての機能を備えたPOS(point-of-sale)端末を例に説明する。
図1はPOSシステム100の一部の要素のブロック図である。
POSシステム100は、POS端末101およびサーバ102を含む。なおPOSシステム100には、POS端末101が複数含まれることが一般的である。またPOSシステム100には、サーバ102が複数含まれる場合もある。
POS端末101は、買上商品の登録、買上金額の算出、決済、あるいはポイント処理などのような商品販売に係わる各種のデータ処理を行う。
サーバ102は、POS端末101が設置されているのと同じ店舗に備えられたいわゆる店舗サーバや、POS端末101が設置されているのと同じ店舗を含んだ複数の店舗を総括する本部に備えられたいわゆる本部サーバである。サーバ102は、POS端末101およびその他のPOS端末(図示せず)でそれぞれ生成された販売データを集計したり、各POS端末で使用するデータを管理する。POS端末101とサーバ102とは、通信ネットワーク200によって接続される。通信ネットワーク200としては、例えばLAN(local area network)またはインターネットが単独で、あるいはLANおよびインターネットを組み合わせて利用される。サーバ102としては、既存の汎用のコンピュータ装置をハードウェアとして利用できる。そして、上記のコンピュータ装置に上記の各種の機能を実現するためのプログラムを実行させることによりサーバ102としての機能を実現できる。
POS端末101は、CPU(central processing unit)1、ROM(read-only memory)2、RAM(random-access memory)3、補助記憶ユニット4、時計ユニット5、モードスイッチ6、ドロワ開放ユニット7、入出力ポート(I/O)8、通信インタフェース(通信I/F)9,10,11,12,13、14,15、スキャナ16、キーボード17、オペレータ用表示器18、客面表示器19、プリンタ20、カードリーダ21、リーダ/ライタ22、通信デバイス23およびバスライン24を含む。なお、バスライン24は、アドレスバスおよびデータバスなどを含み、CPU1、ROM2、RAM3、補助記憶ユニット4、時計ユニット5、入出力ポート8、通信インタフェース9〜15および通信デバイス23を互いに接続する。
CPU1は、ROM2およびRAM3に記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、POS端末101としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM2は、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM2は、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM2は、CPU1が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合も有る。
RAM3は、CPU1が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM3は、CPU1が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。RAM3の記憶領域の一部は、商品リストエリアとして使用される。
補助記憶ユニット4は、例えばHDD(hard disk drive)やSSD(solid state drive)などであり、CPU1が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU1での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット4が記憶するデータには、PLU(price look up)ファイルおよび履歴情報を含む。PLUファイルは、POS端末101が使用される店舗で販売または提供される商品(物品またはサービス)についての情報が記述されている。履歴情報は、割引券の使用履歴を管理するための情報である。
図2は履歴情報に含まれるデータレコードの構造図である。
履歴情報は、図2に示す構造のデータレコードを複数含んで構成される。データレコードには、割引券に印刷されたバーコードがスキャンされた日時と、上記のバーコードから抽出した識別コードと、上記のバーコードが示す情報に基づく割引サービスを提供したか否かとが記述される。
ROM2、RAM3または補助記憶ユニット4に記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する処理に関して記述したサービス券処理プログラムを含む。POS端末101の譲渡は一般的に、サービス券処理プログラムがROM2または補助記憶ユニット4に記憶された状態にて行われる。しかし、POS端末101がサービス券処理プログラムがROM2または補助記憶ユニット4に記憶されない状態で譲渡されるとともに、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介してサービス券処理プログラムが譲渡され、このサービス券処理プログラムが上記の別途に譲渡されたPOS端末101のROM2、RAM3または補助記憶ユニット4に書き込まれても良い。
時計ユニット5は、定常的に計時動作を行い、日付および時刻を表した日時情報を生成する。時計ユニット5には、例えばTOD(time of day)時計が利用できる。
モードスイッチ6は、特定の鍵によって回転可能な鍵穴の向きを検出し、その検出結果をモード信号として出力する。鍵穴の向きには業務モードがそれぞれ割り付けられており、モード信号はこれらの動作モードのいずれが選択されているかを示す信号となる。業務モードは、登録、点検および精算などの各モードを含む。ちなみに登録モードは、スキャナ16またはキーボード17によりPLUコードが入力されると、このPLUコードで識別される商品の販売または提供に係るデータ処理を行う。点検モードは、登録モードでの処理により生成された販売データから得られた売上集計データをレポート出力する。精算モードは、点検モードと同様に売上集計データをレポート出力した後に、この売上集計データをクリアする。
ドロワ開放ユニット7は、ドロワを自動的に開放する。
入出力ポート8は、モードスイッチ6が出力するモード信号をモードデータに変換してRAM3に書き込んだり、CPU1からドロワ開放が指示されたことに応じてドロワ開放ユニット7を駆動するための駆動信号をドロワ開放ユニット7に対して出力する。
通信インタフェース9〜15には、スキャナ16、キーボード17、オペレータ用表示器18、客面表示器19、プリンタ20、カードリーダ21がそれぞれ接続される。通信インタフェース9〜15は、これら接続されたデバイスとCPU1との通信をインタフェースする。通信インタフェースとしては、例えばRS(recommended standard)−232C、PS/2、USB(universal serial bus)、VGA(video graphics array)、DVI(digital video interface)、LVDS(low voltage differential signaling)、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)1284(いわゆるセントロニクス仕様)などの周知の規格に準拠したデバイスを適宜に利用できる。典型的には、通信インタフェース9にはUSBが、通信インタフェース10にはPS/2またはUSBが、通信インタフェース11にはUSB、VGA、DVIまたはLVDSが、通信インタフェース12にはRS−232C、USB、VGA、DVIまたはLVDSが、通信インタフェース13にはIEEE1284またはUSBが、通信インタフェース14,15にはRS−232CまたはUSBが適用される。
スキャナ16は、商品、伝票あるいは割引券に印刷されたバーコードを読み取って、そのバーコードが表す情報(以下、バーコード情報と称する)を出力する。スキャナ16には、固定タイプおよびハンディタイプのいずれか、またはその双方を含み得る。かくしてスキャナ16は、読取手段の具体例である。
キーボード17は、オペレータによる操作の内容を表したコマンドを出力する。
オペレータ用表示器18は、例えばLCD(liquid crystal display)であり、CPU1の制御の下に任意の画像を表示可能である。オペレータ用表示器18は、オペレータに対して提示するべき各種の情報を表した画像を表示するために利用される。
客面表示器19は、例えばLCDまたは蛍光管表示器であり、CPU1の制御の下に任意の画像を表示可能である。客面表示器19は、顧客に対して提示するべき各種の情報を表した画像を表示するために利用される。
プリンタ20は、例えばサーマルプリンタやドットインパクトプリンタなどであり、レシートなどの伝票を印刷する。
カードリーダ21は、クレジットカードに記録されたクレジットデータを読み取る。
リーダ/ライタ22は、ポイントカードに記録されたポイントデータを読み取る。リーダ/ライタ22は、ポイントデータをポイントカードに書き込む。
通信デバイス23は、通信ネットワーク200を介してサーバ102と通信する。通信デバイス23としては、例えば既存のLAN通信デバイスを適用できる。
次に以上のように構成されたPOSシステム100の動作について説明する。
買上商品の登録処理、精算処理、あるいは決済処理などのようなPOSシステムにおける一般的な処理は、既存のPOSシステムと同様にして行われて良い。POSシステム100は、割引券の処理に関わるPOS端末101の動作に特徴があるので、その点について以下に詳細に説明する。
なおここでは、POSシステム100が複数のPOS端末101を含み、これら複数のPOS端末101のそれぞれが複数の店舗のいずれかに設置されることとする。
POSシステム100を利用する企業などは、顧客に対して割引券を発行し、この割引券を持参した顧客に対して商品の買上金額の割引サービスを提供する。
図3は割引券Cの一例を示す図である。
割引券Cには、バーコードBが印刷される。バーコードBは、NW−7規格に準拠する。すなわちバーコードBは、0または1の数の羅列を、細い線、細い間隔、太い線および太い間隔の配列として示すとともに、両端にスタートコードおよびストップコードを含む。スタートコードとストップコードとに挟まれた領域が、割引券Cにより提供する割引サービスに関する情報(以下、割引情報と称する)を表す。割引情報は、少なくとも割引額(あるいは割引率)と有効期限とを表す。
NW−7規格では、スタートコードおよびストップコードは、「0011010」「0101001」「0001011」および「0001110」のいずれかとすることが規定されている。またスタートコードおよびストップコードは、上記の4つのコードのいずれを用いても良く、互いに同じであっても、別々であっても構わない。かくしてスタートコードとストップコードとの組み合わせは、16通りである。本実施形態では、このスタートコードとストップコードとを組み合わせたコードを識別コードとして流用することとし、16通りの識別コードのいずれかを複数の店舗にそれぞれ割り当てる。店舗数が16以下であるならば、各店舗にそれぞれ別の識別コードを割り当てても良いし、複数の店舗に同一の識別コードを割り当てても良い。店舗数が17以上であるならば、例えば近隣の店舗をまとめてグループ化し、同一グループに属する複数の店舗に同一の識別コードを割り当てたり、あるいはなるべく離れた店舗同士に同一の識別コードを割り当てても良い。具体的には、1枚の割引券を複数の店舗で共通使用することを有効とする場合には、それらの店舗に同一の識別コードを割り当てるようにする。このように、店舗への識別コードの割り当ては、割引サービスの提供形態を考慮して適宜に行われれば良い。
そして割引券には、その割引券の使用を許容する店舗に割り当てられた識別コードを構成するスタートコードおよびストップコードを含んだバーコードを印刷しておく。
一例として、割引券をPOS端末101のプリンタ20により印刷することが考えられる。この場合、割引券の使用を許容する店舗を、割引券を印刷したPOS端末101が設置されている店舗およびそれと同じ識別コードが割り当てられた店舗とし、バーコードには割引券を印刷したPOS端末101が設置されている店舗に割り当てられた識別コードを構成するスタートコードおよびストップコードを含めるような運用とすることが考えられる。
さて、POS端末101での商品買上に係わる会計処理をCPU1が周知のように実施する中で割引券の使用を宣言する操作がオペレータにより例えばキーボード17にて行われたならば、CPU1は上記の会計処理とは別ルーチンの処理として図4に示す処理をサービス券処理プログラムに基づいて実行する。
ステップSa1においてCPU1は、スキャナ16によってバーコードがスキャンされたか否かを確認する。そしてここでNOと判定したならばCPU1は、ステップSa1を繰り返し実行する。すなわちステップSa1においてCPU1は、バーコードがスキャンされるのを待ち受ける。そしてステップSa1でYESと判定したならば、CPU1はステップSa2へ進む。
さてオペレータは、割引券の使用を宣言する操作を行ったのち、割引券のバーコードをスキャナ16にかざす。そうすると、スキャナ16がバーコードを読み取り、そのバーコードが表すバーコードデータを出力する。
ステップSa2においてCPU1は、スキャナ16が出力するバーコードデータをRAM3に保存する。
ステップSa3においてCPU1は、RAM3に保存したバーコードデータからスタートコードおよびストップコードを抽出する。なおCPU1は、ここで抽出したスタートコードおよびストップコードの組み合わせを、識別コードとしてRAM3に保存しておく。かくしてCPU1は、サービス券処理プログラムに基づいて抽出手段として機能する。
ステップSa4においてCPU1は、現時点が割引券の有効期間内であるか否かを確認する。具体的にはCPU1は、時計ユニット5が出力する日時が、RAM3に保存したバーコードデータに表された有効期限を既に過ぎているか否かを確認する。そしてここでYESと判定したならばCPU1は、ステップSa5へと進む。
ステップSa5においてCPU1は、ステップSa3でRAM3に保存した識別コードが予め定められた時限コードと一致するか否かを確認する。そしてここでNOと判定したならばCPU1は、ステップSa6へ進む。
ステップSa6においてCPU1は、ステップSa3でRAM3に保存した識別コードが予め定められた許容コードと一致するか否かを確認する。
すなわちCPU1は、バーコードデータから抽出した識別コードが時限コードおよび許容コードのいずれかと一致するか否かを確認する。ただし、ステップSa4でNOと判定した場合には、すなわち使用されようとしている割引券の有効期間内ではない場合にCPU1は、ステップSa5をパスし、識別コードが許容コードと一致するか否かのみを確認する。
ところで、16通りの識別コードのうちの少なくとも1つであり、かつ互いに異なるものがPOS端末101毎に許容コードおよび時限コードとして予め定められる。許容コードおよび時限コードとして定められたコードは、サービス券処理プログラム内に記述されても良いし、ROM2、RAM3または補助記憶ユニット4に記憶されても良い。許容コードおよび時限コードをRAM3または補助記憶ユニット4に記憶するならば、許容コードおよび時限コードをオペレータ操作に応じて適宜に書き換えることも可能である。許容コードは、割引券に基づく割引サービスを割引券の有効期間に関係なく提供することを許容する店舗の識別コードとして定めることを原則とする。時限コードは、割引券に基づく割引サービスを割引券の有効期間内に限って提供することを許容する店舗の識別コードとして定めることを原則とする。ただし、許容コードおよび時限コードをどのような識別コードとするかは、実際にはPOSシステム100の設計者または使用者によって任意に定められる。
そしてステップSa5またはステップSa6のいずれかでYESと判定したならば、すなわち識別コードが時限コードおよび許容コードのいずれかと一致するならば、CPU1はステップSa5またはステップSa6からステップSa7へ進む。
ステップSa7においてCPU1は、RAM3に保存したバーコードデータから割引額を判定する。
ステップSa8においてCPU1は、上記の判定した割引額の割引処理を実行するよう要求するための割引コマンドを会計処理に渡す。この処理がサービスの提供のための処理の具体例のであり、CPU1は、サービス券処理プログラムに基づいて処理手段として機能する。この割引コマンドを受けて会計処理においては、買上金額からステップSa7で判定した割引額の割引処理が行われることとなり、割引サービスが提供される。
ステップSa9においてCPU1は、履歴情報を更新する。具体的にはCPU1は、この時点で時計ユニット5から取得した日時をスキャン日時とし、これにステップSa3でRAM3に記憶した識別コードと、サービスを提供したことを表す情報とを含んだデータレコードを補助記憶ユニット4に記憶されている履歴情報に追加する。かくしてCPU1は、サービス券処理プログラムに基づいて抽出手段として機能する。そしてこのようにして履歴情報を更新し終えたならば、CPU1は図4に示す処理を終了する。
一方、ステップSa6でNOと判定した場合にCPU1は、ステップSa10へ進む。つまり、識別コードが時限コードおよび許容コードのいずれとも一致しなかった場合か、有効期間外であって、かつ識別コードが許容コードに一致しなかった場合には、CPU1はステップSa6からステップSa10へ進む。
ステップSa10においてCPU1は、エラー処理を行う。エラー処理は、使用しようとしている割引券が無効であることをオペレータおよび顧客に通知するため処理であり、例えばそのことを表す画像を表示するようにオペレータ用表示器18および客面表示器19を制御する処理である。
ステップSa11においてCPU1は、履歴情報を更新する。具体的にはCPU1は、この時点で時計ユニット5から取得した日時をスキャン日時とし、これにステップSa3でRAM3に記憶した識別コードと、サービス提供を拒否したことを表す情報とを含んだデータレコードを補助記憶ユニット4に記憶されている履歴情報に追加する。そしてこのようにして履歴情報を更新し終えたならば、CPU1は図4に示す処理を終了する。
以上のようにPOS端末101では、基本的には割引券のバーコードデータから抽出した識別コードがPOS端末101に予め定められた許容コードに一致する場合に限って、割引券に基づく割引サービスを提供する。このため、許容コードをPOS端末101が設置された店舗に割り当てられた識別コードとしておくことにより、POS端末101が設置された店舗での使用を許容するものとして発行された割引券のみを有効とするように割引サービスの提供を制限できる。そして、NW−7規格に準拠するバーコードで必須のスタートコードおよびストップコードを組み合わせたものを識別コードとして流用するため、識別コードをバーコードデータ内に別途含める必要がなく割引券内におけるバーコードのサイズを最小限に抑えることができる。そしてこれにより、割引券が無駄に大型化することを防止できる。
またPOS端末101では、有効期間内にあっては、許容コードとは別の時限コードに識別コードが一致する場合にも割引サービスを提供する。かくして、期間を限って、割引券の使用可能範囲を広げて顧客の利便性を高めた、顧客にとって魅力的なサービスを提供できる。
またPOS端末101の補助記憶ユニット4に記憶されている履歴情報からは、どのような識別コードの割引券の使用が試みられ、かつそれらの使用を許容したのか、それもと拒否したのかの傾向を分析することができる。これにより履歴情報からは、例えば、「POS端末101が設置された店舗とそのPOS端末101で拒否した件数が多い識別コードが割り当てられた店舗とは、同一の顧客により共通に利用される場合が多い」といった傾向を見い出すことができ、履歴情報は、許容コードや時限コードの見直しや、その他の営業活動などに有用である。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
時限コードの設定を行わないとともに、ステップSa4およびステップSa5を省略しても良い。
時限コードの設定を行わないとともに、ステップSa5を省略し、CPU1は、ステップSa4でYESと判定したならばステップSa6へ、またステップSa4でNOと判定したならばステップSa10へとそれぞれ進むようにしても良い。
スタートコードのみ、またはストップコードのみを、識別コードとして使用しても良い。
景品進呈やポイント加算などの割引サービスとは別のサービスの提供に際しても上記実施形態と同様に実施が可能である。
サービス券処理装置の機能は、電子キャッシュレジスタや、ポイントサービス処理装置などのようなPOS端末101とは別の装置に備えることも可能であるし、あるいはサービス券処理に特化したサービス券処理装置として実現することも可能である。
スタートコードまたはストップコードを含むものであれば、NW−7規格以外の周知の規格や独自規格に準拠したバーコードを用いても良い。
識別コードは、企業毎などのような、上記実施形態とは異なる区分で割り当てても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…補助記憶ユニット、5…時計ユニット、6…モードスイッチ、7…ドロワ開放ユニット、8…入出力ポート、9〜15…通信インタフェース、16…スキャナ、17…キーボード、18…オペレータ用表示器、19…客面表示器、20…プリンタ、21…カードリーダ、22…リーダ/ライタ、23…通信デバイス、24…バスライン、100…POSシステム、101…POS端末。

Claims (6)

  1. スタートコードおよびストップコードのうちの少なくともいずれか一方と提供すべきサービスに関するサービス情報とを表したバーコードを含んだサービス券から前記バーコードを読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った前記バーコードに含まれる前記スタートコードおよび前記ストップコードのいずれか一方か、または前記スタートコードと前記ストップコードとの組み合わせを識別コードとして抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した前記識別コードが予め定められた許容コードに合致する場合に限り、前記読取手段が読み取った前記バーコードに含まれる前記サービス情報に基づいたサービスの提供のための処理を行う処理手段とを具備したことを特徴とするサービス券処理装置。
  2. 前記許容コードに合致しなかった識別コードが含まれていた前記バーコードについての前記読取手段による読み取りの履歴を表す履歴情報を生成する生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のサービス券処理装置。
  3. 前記処理手段は、前記読取手段が読み取った前記バーコードが有効期間を表す場合の当該有効期間内においては、前記許容コードとは別に予め定められた時限コードと前記抽出手段が抽出した前記識別コードとが一致する場合にも前記処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のサービス券処理装置。
  4. 前記許容コードに合致しなかった識別コードが含まれていた前記バーコードと、前記有効期間内において前記時限コードに合致しなかった識別コードが含まれていた前記バーコードとについての前記読取手段による読み取りの履歴を表す履歴情報を生成する生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のサービス券処理装置。
  5. 前記バーコードは、NW−7規格に準拠することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサービス券処理装置。
  6. スタートコードおよびストップコードのうちの少なくともいずれか一方と提供すべきサービスに関するサービス情報とを表したバーコードを含んだサービス券から前記バーコードを読み取る読取装置が接続されたコンピュータを、
    前記読取装置が読み取った前記バーコードに含まれる前記スタートコードおよび前記ストップコードのいずれか一方か、または前記スタートコードと前記ストップコードとの組み合わせを識別コードとして抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した前記識別コードが予め定められた許容コードに合致する場合に限り、前記読取装置が読み取った前記バーコードに含まれる前記サービス情報に基づいたサービスの提供のための処理を行う処理手段として機能させるためのサービス券処理プログラム。
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