JP2013187357A - 反射光センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】発光面に対して垂直の2つの側面で規定される溝部を発光素子と受光素子との間に形成しても、発光素子からの発光のうち樹脂層を通って受光素子へ直接入射する光量は依然として多く、従って、反射光センサのS/N比は小さかった。
【解決手段】発光素子1、受光素子2を配線基板3上に実装し、さらに、光透過性(可視光カット)の樹脂層4にて封止している。発光素子1側の側面S1が発光面に対して垂直であり受光素子2側の側面S2’が発光面に対して受光素子2側に傾斜しているレ字型溝部5を設けてある。発光素子1から垂直な側面S1を通って空気(溝部5)を介して領域した側面S2’に到達した光L1の側面S2’に対する入射角は大きくなる。この結果、光L1の側面S2’における反射光の光量は多くなり、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
【選択図】 図1
【解決手段】発光素子1、受光素子2を配線基板3上に実装し、さらに、光透過性(可視光カット)の樹脂層4にて封止している。発光素子1側の側面S1が発光面に対して垂直であり受光素子2側の側面S2’が発光面に対して受光素子2側に傾斜しているレ字型溝部5を設けてある。発光素子1から垂直な側面S1を通って空気(溝部5)を介して領域した側面S2’に到達した光L1の側面S2’に対する入射角は大きくなる。この結果、光L1の側面S2’における反射光の光量は多くなり、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は表面実装型の反射光センサに関する。
一般に、反射光センサは、発光素子及び受光素子を備え、発光素子からの発光を被検出物に照射し、その反射光を受光素子で受光し、これにより、被検出物の存否を検出する。
図14は従来の反射光センサを示し、(A)は上面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。図14においては、発光素子101及び受光素子102を光透過性樹脂層103によって封止し、かつ発光素子101と受光素子102との間の樹脂層103に発光面に対して両側面S1,S2が垂直な溝部104を設けていた(参照:特許文献1の第4図、特許文献2の第1図)。これにより、発光素子101からの発光が樹脂層103を通って受光素子102に直接入射しないようにし、反射光センサの信号/雑音(S/N)比を向上させていた。尚、103a、103bは樹脂層103によって形成される発光素子101、受光素子102に対するレンズである。
しかしながら、上述の従来の反射光センサにおいては、発光素子101からの発光のうち樹脂層103及び溝部104を通って受光素子102へ直接入射する光量は依然として多く、従って、光センサのS/N比は依然として小さいという課題があった。
すなわち、一般的に、屈折率が変化する側面S1、S2では、光はスネルの屈折反射法則に従って屈折及び反射するが、その際、入射角θ11、θ12;θ21、θ22が大きくなるにつれて光の反射量が増加する一方、光の屈折量が減少する。また、側面S1では入射角が臨界角以上のときのみ光は全反射する。
従って、図14の(A)、(B)において、発光素子101から樹脂層103を通って側面S1に斜めに到達した光L1、L2は側面S1にて反射しその反射量は側面S1に対する入射角θ1に応じた量であり、また、これらの光L1、L2のうち側面S1にて屈折して空気(溝部104)を透過して側面S2に斜めに到達した光L1、L2は側面S2にて反射しその反射量は側面S2に対する入射角θ12、θ22に応じた量である。従って、光L1、L2のうち側面S2にて屈折して樹脂層103に再び入り込む光の光量は小さくなる。しかしながら、図14の(A)における発光素子101から樹脂層103を通って側面S1に直角に到達した光L3は側面S1に対する入射角がほぼ0°であるので、光L3のほぼ全光量が側面S1において屈折して空気(溝部104)を透過し、側面S2に到達する。このときも、光L3の側面S2に対する入射角もほぼ0°であるので、光L3のほぼ全光量が側面S2にて屈折して再び樹脂層103に入り込む。光L3の入り込みはS/N比の点で問題となる。このようにして、たとえ発光面に対して側面S1、S2よりなる溝部104を発光素子101と受光素子102との間に設けても、再び樹脂層103に入り込んだ光が樹脂層103の内壁で反射して発光素子101から受光素子102へ直接入射する光の光量の減少は依然として小さく、従って、反射光センサのS/N比は依然として小さい。
上述の課題を解決するために、本発明に係る反射光センサは、基板上に形成された発光素子及び受光素子と、発光素子及び受光素子を封止する光透過性樹脂層とを具備する反射光センサにおいて、光透過性樹脂層は、発光素子と受光素子との間に形成された溝部を有し、溝部を構成する発光素子に対向する第1の面及び受光素子に対向する第2の面の少なくとも1つの面は、溝部の断面において、発光素子との距離が溝部の上方に向って大きくなるように受光素子側に傾斜していることを特徴とするものである。これにより、発光素子から傾斜した面に到達した光のこの傾斜した面に対する入射角が大きくなる。
また、上述の第1の面及び第2の面の少なくとも1つの面には、溝部の上方から見て、発光素子の中心と受光素子の中心とを結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した傾斜領域が形成されている。この傾斜領域は、溝部の上方から見て、受光素子から発光素子に向って突出するように湾曲して形成されている。あるいは、傾斜領域は、溝部の上方から見て、受光素子から発光素子に向って突出する2つの面として形成されている。あるいは、傾斜領域は、溝部の上方から見て、発光素子の中心と受光素子の中心とを結ぶ線に斜めに交差する面として形成されている。
さらに、上述の発光素子及び受光素子は発光素子の一側面と受光素子の一側面とが対向するように基板上に搭載され、上述の第1の面及び第2の面の少なくとも1つの面には、溝部を上方から見て、発光素子の受光素子に対向した側面に対して傾斜した傾斜領域が形成されている。この傾斜領域は、溝部の上方から見て、受光素子から発光素子に向って突出する傾斜した湾曲面として形成されている。あるいは、傾斜領域は、溝部の上方から見て、受光素子から発光素子に向って突出する傾斜した2つの傾斜面として形成されている。あるいは、傾斜領域は、溝部の上方から見て、発光素子の中心と受光素子の中心とを結ぶ線に斜めに交差する傾斜面として形成されている。
さらに、上述の傾斜領域は、溝部の上方から見て、発光素子の中心と受光素子の中心とを結ぶ線に交差する部分領域に形成されている。この場合、溝部は、基板上から見て、発光素子の中心と受光素子の中心とを結ぶ線に交差する部分領域でこの線に対して傾斜し、この部分領域の外側の領域でこの線に対して垂直となっている。
本発明によれば、発光素子からの光の溝部を構成する第1、第2の面の少なくとも1つの面に対する入射角が大きくなるので、第1、第2の面の少なくとも1つの面における反射光の光量は多くなり、この結果、発光素子から受光素子へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光のS/N比を向上できる。
図1は本発明に係る反射光センサの第1の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。
図1においては、発光素子1、受光素子2を配線基板3上に実装し、さらに、光透過性(発光素子1の発光波長が赤外領域の場合には、可視光カットが好ましい)の樹脂層4にて封止している。さらに、図14の溝部104の代わりに、発光素子1側の側面S1が発光素子1の上面に対して垂直(発光素子1の受光素子2側の側面に平行)であり受光素子2側の側面S2’が発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5の上方に向かって大きくなるように傾斜した傾斜面である断面レ字型溝部5を設けてある。溝部5は、樹脂層4の発光素子1と受光素子2との間に、樹脂層4の上面から配線基板3に向けて形成されている。このレ字型溝部5は樹脂層4をトランスファ成型する際に金型で形成してもよく、または、トランスファ成型後にレーザ加工で形成してもよい。このレーザ加工の場合、レーザ加工面が黒化(炭化)すると遮光性が高くなるので、炭酸ガスレーザ等のハイパワーレーザ加工が適している。溝部5は、底部が発光素子1の上面より低い位置まで達していることが好ましく、受光素子2の上面より低い位置まで達していることが好ましい。また、溝部5は、配線基板3まで達してもよい。
尚、図1において、発光素子1は赤外線発光ダイオード(LED)素子、受光素子2はフォトダイオード素子、フォトトランジスタ素子等、配線基板3はガラスエポキシ基板等をベースとし、発光素子1および受光素子2への給電用の配線パターン(図示せず)が形成されている。樹脂層4はエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等よりなる。6はカーボンブラック等の遮光材料入りの遮光性ダイアタッチ材料層、7は受光素子2の側面から上端面を覆う金属層である。遮光性ダイアタッチ材料層6は受光素子2側の樹脂層4に入り込んだ迷光及び溝部5より深い樹脂層4に入り込んだ光が受光素子2に入射しないようにする。また、金属層7は受光素子2の上面以外からの入射光を遮光するためのものであり、S/N比の向上に役立つ。尚、金属層7を形成する受光素子2の肩部分をメサエッチングすることにより金属層7のクラックを防止する。また、図示しない金、銀、または銅等のワイヤよりなるボンディングワイヤにより発光素子1、受光素子2の電極と配線基板3の配線パターンとを接続する。
図1の(C)に示すごとく、発光素子1から側面S1を通って空気(溝部5)を介して側面S2’に到達した光L1の側面S2’に対する入射角は図14の(B)における光L1の側面S2に対する入射角より大きくなる。ここで、光L1は、発光素子1から溝部5の発光素子1側の側面S1を通り、溝部5の受光素子2側の側面S2’に到達する光のうち、配線基板3の上面と平行な光より発光素子1から上方に放出される光を示す。この結果、光L1の側面S2’における反射光の光量は図14の(B)における光L1の側面S2における反射光量より多くなり、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図2は本発明に係る反射光センサの第2の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。
図2においては、図14の溝部104の代わりに、発光素子1側の側面S1’が発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面(発光素子の受光素子側の側面)との距離が溝部5’の上方に向かって大きくなるように傾斜した傾斜面であり、受光素子2側の側面S2が発光素子1の上面に対して垂直(発光素子1の受光素子2側の側面に平行)である断面ム字型溝部5’を設けてある。溝部5’は、樹脂層4の発光素子1と受光素子2との間に、樹脂層4の上面から配線基板3に向けて形成されている。このム字型溝部5’は樹脂層4をトランスファ成型後にレーザ加工で形成する。このレーザ加工の場合、レーザ加工面が黒化(炭化)すると遮光性が高くなるので、炭酸ガスレーザ等のハイパワーレーザ加工が適している。
図2の(C)に示すごとく、発光素子1から側面S1’に到達した光L1の側面S1’に対する入射角は図14の(B)における光L1の側面S1に対する入射角より大きくなる。この結果、光L1の側面S1’における反射光の光量は図14の(B)の光L1の側面S1における反射光の光量より多くなり、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図3は本発明に係る反射光センサの第3の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。
図3においては、図14の溝部104の代わりに、発光素子1側の側面S1’及び受光素子2側の側面S2’が共に発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面(発光素子1の受光素子2側の側面)との距離が溝部5’’の上方に向かって大きくなるように傾斜した側面である溝部5’’を設けてある。溝部5”は、樹脂層4の発光素子1と受光素子2との間に、樹脂層4の上面から配線基板3に向けて形成されている。この溝部5’’は樹脂層4をトランスファ成型する際に金型で形成してもよく、または、トランスファ成型後にレーザ加工で形成してもよい。このレーザ加工の場合、レーザ加工面が黒化(炭化)すると遮光性が高くなるので、炭酸ガスレーザ等のハイパワーレーザ加工が適している。
図3の(C)に示すごとく、発光素子1から側面S1’に到達した光L1の側面S1’に対する入射角は図14の(B)における光L1の側面S1に対する入射角より大きくなると共に、側面S1’を通って空気(溝部5”)を介して側面S2’に到達した光L1の側面S2’に対する入射角も図14の(B)における光L1の側面S2に対する入射角より大きくなる。この結果、光L1の側面S1’、S2’における反射光の光量は図14の(B)の光L1の側面S1、S2における反射光の光量より多くなり、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図4は本発明に係る反射光センサの第4の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。尚、第4の実施の形態の側面S2’は第1の実施の形態の反射光センサの側面S2’を受光素子2を囲むようなR形状を有するように形成したものである。側面S2’は、配線基板3の上方から観測して、受光素子2側から発光素子1側に向かって突出するような湾曲面として形成されている。本実施の形態において、側面S2’は、発光素子1の受光素子2側の側面および溝部5の発光素子1側の側面S1に対して傾斜した面で形成されている。第4の実施の形態における溝部5の側面S2’の形状は図2、図3の反射光センサの側面S2、側面S2’にも適用できる。
図4の(B)に示すごとく、発光素子1から側面S1を通って空気(溝部5)を介して側面S2’に到達した光L2の側面S2’に対する入射角は図14の(A)における光L2の側面S2に対する入射角より大きくなる。ここで、光L2は、発光素子1からの溝部5の発光素子1側の側面を通り、溝部5の受光素子2側の側面に到達する光のうち、樹脂層4の上方から見て(上面図、図4の(B)において)、側面S2’における発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域に入射した光を示す。この結果、光L2の側面S2’における反射光の光量は図14の(A)における光L2の側面S2における反射光量より多くなり、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図1に示す第1の実施の形態と同様、溝部5を構成する受光素子2側の側面S2’が、発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5の上方に向かい大きくなるよう傾斜している。そのため、発光素子1の受光素子2側の側面に平行な場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1を通過して側面S2’へ入射する光の入射角が大きくなるので、側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
さらに、受光素子2側の側面S2’は、溝部5を上方から観測した場合において(図4の(B)参照)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域を有する。つまり、受光素子2側の側面S2’は、発光素子1側の側面S1に対し傾斜した領域が形成されている。そのため、従来(図14(A))や第1の実施の形態(図1の(B))のように受光素子2側の側面S2’が発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に対して垂直である場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1を通過して側面S2’における該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心とを結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)へ入射する光の入射角が大きくなるので、側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
図5は本発明に係る反射光センサの第5の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。尚、第5の実施の形態の溝部5の側面S2’は、図1の反射光センサの側面S2’を受光素子2を囲むような傾斜面として形成したものである。側面S2’は、配線基板3の上方から観測して、受光素子2側から発光素子1側に向かって突出するように2つの傾斜面から形成されている。本実施の形態において、側面S2’は、発光素子1の受光素子2側の側面および溝部5の発光素子1側の側面S1に対して傾斜した面で形成されている。なお、溝部5の溝幅は、中央から外側に向かって大きくなるよう形成されている。第5の実施の形態における溝部5の側面S2’の形状は図2、図3の反射光センサの側面S2、側面S2’にも適用できる。
図5の(C)に示すごとく、発光素子1から側面S1を通って空気(溝部5)を介して側面S2’に到達した光L2の側面S2’に対する入射角は図14の(A)における光L2の側面S2に対する入射角より大きくなる。ここで、光L2は、発光素子1から溝部5の発光素子1側の側面S1を通り、溝部5の受光素子2側の側面S2’に到達する光のうち、樹脂層4の上方から見て(上面図、図5の(B)において)、側面S2’における発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域に入射した光を示す。この結果、光L2の側面S2’における反射光の光量は図14の(A)における光L2の側面S2における反射光量より多くなり、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図1に示す第1の実施の形態と同様、溝部5を構成する受光素子2側の側面S2’が、発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5の上方に向かい大きくなるように傾斜している。そのため、発光素子1の受光素子2側の側面に平行な場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1を通過して側面S2’へ入射する光の入射角が大きくなるため、側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
さらに、受光素子2側の側面S2’は、溝部5を上方から観測した場合において(図5の(B)参照)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜している。つまり、受光素子2側の側面S2’は、発光素子1側の側面S1に対して傾斜している。そのため、従来(図14の(A))や第1の実施の形態(図1の(B))のように受光素子2側の側面S2’が発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に対して垂直である場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1を通過して側面S2’へ入射する光の入射角が大きくなるため、側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
図6は本発明に係る反射光センサの第6の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。尚、図6は図1の反射光センサの側面S2’の発光素子1に対向する中央部に配線基板3の上方から見て発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜
した領域を形成したものである。本実施の形態においては、発光素子1の受光素子2側の側面および溝部5の発光素子1側の側面S1に対して傾斜した領域が中央部に形成されている。第6の実施の形態における溝部5の側面S2’の形状は図2、図3の反射光センサの側面S2、側面S2’にも適用できる。
した領域を形成したものである。本実施の形態においては、発光素子1の受光素子2側の側面および溝部5の発光素子1側の側面S1に対して傾斜した領域が中央部に形成されている。第6の実施の形態における溝部5の側面S2’の形状は図2、図3の反射光センサの側面S2、側面S2’にも適用できる。
図6の(B)、(C)に示すごとく、発光素子1から樹脂層4を通って側面S1に到達した光L3は側面S1に対する入射角がほぼ0であるので、光L3のほぼ全光量が側面S1において屈折して空気(溝部5)を透過し、側面S2’に到達する。しかし、このとき、光L3の側面S2’に対する入射角は大きいので、光L3の多くは側面S2’にて反射して樹脂層4に入り込む光量は減少する。ここで、光L3は発光素子1から溝部5の発光素子1側の側面を通り、溝部5の受光素子2側の側面S2’に到達する光のうち、樹脂層4の上方から見て(上面図、図6の(B)において)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に略平行に発光素子1から放出された光を示す。この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。光L3の入り込み量の減少はS/N比向上に有効である。
図1に示す第1の実施の形態と同様、溝部5を構成する受光素子2側の側面S2’が、発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5の上方に向かい大きくなるよう傾斜している。そのため、発光素子1の受光素子2側の側面に平行な場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1を通過して側面S2’へ入射する光の入射角が大きくなるので、側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
さらに、受光素子2側の側面S2’は、溝部5を上方から観測した場合において(図6の(B)参照)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域を有する。つまり、受光素子2側の側面S2’は、発光素子1側の側面S1に対し傾斜した領域が形成されている。そのため、従来(図14の(A))や第1の実施の形態(図1の(B))のように受光素子2側の側面S2’が発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に対して垂直である場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1を通過して側面S2’における該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)へ入射する光の入射角が大きくなるため、側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。特に、該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)を、発光素子1の中心と受光素子2との中心を結ぶ線に斜めに交差するように形成しているので、効率的に側面S2’における反射光量が大きくなり、反射光センサのS/N比を効率よく向上することができる。
図7は本発明に係る反射光センサの第7の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。尚、第7の実施の形態の側面S1’は、第2の実施の形態の反射光センサの側面S1’を受光素子2を囲むようなR形状を有するように形成したものである。側面S1’は配線基板3の上方から観測して、受光素子2側から発光素子1側に向かって突出するような湾曲面として形成されている。本実施の形態において、側面S1’は配線基板3の上方から観測して、発光素子1の受光素子2側の側面および溝部の発光素子2側の側面S2に対して傾斜した面で形成されている。第7の実施の形態における溝部5’の側面S1’の形状は図1、図3の反射光センサの側面S1、側面S1’にも適用できる。
図7の(B)に示すごとく、発光素子1から側面S1’に到達した光L2の側面S1’に対する入射角は図14の(A)における光L2の側面S1に対する入射角より大きくなる。この結果、光L2の側面S1’における反射光の光量は図14の(A)における光L2の側面S1における反射光量より多くなり、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図2に示す第2の実施の形態と同様、溝部5’を構成する発光素子1側の側面S1’が、発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5’の上方に向かって大きくなるように傾斜している。そのため、図14に示す従来の光反射センサのような発光素子1の受光素子2側の側面に平行な場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’へ入射する光の入射角が大きくなるので、側面S1’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
さらに、受光素子1側の側面S1’は、溝部5’を上方から観測した場合において(図7の(B)参照)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域を有する。そのため、従来(図14の(A))や第2の実施の形態(図2の(B))のように発光素子1側の側面S1’が発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に対して垂直である場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’における該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)へ入射する光の入射角が大きくなるので、側面S1’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
図8は本発明に係る反射光センサの第8の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。尚、第8の実施の形態の側面S1’は、第2の実施の形態の反射光センサの傾斜面S1’を受光素子2を囲むような傾斜面として形成したものである。側面S1’は配線基板3の上方から観測して、受光素子2側から発光素子1側に向かって突出するように二つの傾斜面から形成されている。本実施の形態において、側面S1’は配線基板3の上方から観測して、発光素子1の受光素子2側の側面および、溝部の発光素子2側の側面S2に対して傾斜した面で形成されている。尚、溝部5’の溝幅は中央から外側に向かって小さくなるように形成されている。第8の実施の形態における溝部5’の側面S1’の形状は図1、図3の反射光センサの垂直面S1、傾斜面S1’にも適用できる。
図8の(B)に示すごとく、発光素子1から側面S1’に到達した光L2の側面S1’に対する入射角は図14の(A)における光L2の側面S1に対する入射角より大きくなる。この結果、光L2の側面S1’における反射光の光量は図14の(A)における光L2の側面S1における反射光量より多くなり、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図2に示す第2の実施の形態と同様、溝部5’を構成する発光素子1側の側面S1’が、発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5’の上方に向かって大きくなるように傾斜している。そのため、図14に示す従来の光反射センサのような発光素子1の受光素子2側の側面に平行な場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’へ入射する光の入射角が大きくなるので、側面S1’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
さらに、発光素子1側の側面S1’は、溝部5’を上方から観測した場合において(図8の(B)参照)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜している。そのため、従来(図14の(A))や第2の実施の形態(図2の(B))のように発光素子1側の側面S1’が発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に対して垂直である場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’へ入射する光の入射角が大きくなるので、側面S1’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
図9は本発明に係る反射光センサの第9の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。尚、図9は図2の反射光センサの側面S1’の発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域を形成したものである。本実施の形態においては、発光素子1の受光素子2側の側面および、溝部5’の受光素子2側の側面S2に対して傾斜した領域が中央部に形成されている。第9の実施の形態における溝部5’の側面S1’の形状は図1、図3の反射光センサの側面S1、側面S1’にも適用できる。
図9の(B)、(C)に示すごとく、発光素子1から樹脂層4を通って側面S1’に到達した光L3は、光L3の側面S1’に対する入射角は大きいので、光L3の多くは側面S1’にて反射し、空気(溝部5’)を透過して樹脂層4に入り込む光量は減少する。この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図2に示す第2の実施の形態と同様、溝部5’を構成する受光素子1側の側面S1’が、発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5’の上方に向かって大きくなるように傾斜している。そのため、発光素子1の側面が受光素子2側の側面に平行な場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’へ入射する光の入射角が大きくなるので側面S1’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
さらに、発光素子1側の側面S1’は、溝部5’を上方から観測した場合において(図9の(B)参照)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜している。そのため、従来(図14の(A))や第2の実施の形態(図2の(B))のように発光素子1側の側面S1’が発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に対して垂直である場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’における該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)へ入射する光の入射角が大きくなるため、側面S1’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。特に、該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)を、発光素子1の中心と受光素子2との中心を結ぶ線に交わるように形成しているため、効率的に側面S1’における反射光量を大きくすることができため、反射光センサのS/N比を効率よく向上することができる。
図10は本発明に係る反射光センサの第10の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。尚、第10の実施の形態の側面S1’およびS2’は、第3の実施の形態の反射光センサの側面S1’、S2’を受光素子2を囲むようなR形状を有するように形成したものである。側面S1’は配線基板3の上方から観測して、受光素子2側から発光素子1側に向かって突出するような湾曲面として形成されている。本実施の形態において、溝部5’’の側面S1’およびS2’は、発光素子1の受光素子2側の側面に対して傾斜した面で形成されている。第10の実施の形態における溝部5の側面S1’、S2’の形状は図1、図2の反射光センサの側面S1、側面S1’にも適用できる。
図10の(B)に示すごとく、発光素子1から側面S1’に到達した光L2の側面S1’に対する入射角は図14の(A)における光L2の側面S1に対する入射角より大きくなる。この結果、光L2の側面S1’における反射光の光量は図14の(A)における光L2の側面S1における反射光量より多くなる。また、側面S1’を通って空気(溝部5”)を介して側面S2’に到達した光L2の側面S2’に対する入射角も図14の(A)の光L2の側面S2’に対する入射角より大きくなる。この結果、光L2の側面S2における反射量の光量は図14の(A)における光L2の側面S2における反射光量より多くなる。この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図3に示す第3の実施の形態と同様、溝部5’’を構成する側面S1’およびS2’がいずれも、発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5’’の上方に向かい大きくなるよう傾斜している。そのため、側面S1’および側面S2’が発光素子1の受光素子2側の側面に平行な場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’へ入射する光および側面S1’を通過して側面S2’へ入射する光の入射角が大きくなるため側面S1’および側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
さらに、側面S1’および側面S2’は、溝部5’’を上方から観測した場合において(図10の(B)参照)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域を有する。そのため、従来(図14の(A)や第3の実施の形態(図3の(B))のように側面S1’および側面S2’が発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に対して垂直である場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’および側面S2’における該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)へ入射する光の入射角が大きくなるため、側面S1’および側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
図11は本発明に係る反射光センサの第11の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。尚、第11の実施の形態の側面S1’および側面S2’は、第3の実施の形態の反射光センサの側面S1’および側面S2’を受光素子2を囲むような傾斜面として形成したものである。側面S1’および側面S2’は配線基板3の上方から観測して、受光素子2側から発光素子1側に向かって突出するように二つの傾斜面から形成されている。本実施の形態において、側面S1’および側面S2’は、発光素子1の受光素子2側の側面に対して傾斜した面で形成されている。第11の実施の形態における溝部5”の側面S1’および側面S2’の形状は図1、図2の反射光センサの側面S1、側面S1’にも適用できる。
図11の(B)に示すごとく、発光素子1から側面S1’に到達した光L2の側面S1’に対する入射角は図14の(A)における光L2の側面S1に対する入射角より大きくなる。この結果、光L2の側面S1’における反射光の光量は図14の(A)における光L2の側面S1における反射光量より多くなる。また、側面S1’を通って空気(溝部5”)を介して側面S2’に到達した光L2の側面S2’に対する入射角も図14の(A)の光L2の側面S2に対する入射角より大きくなる。この結果、光L2の側面S2’における反射量の光量は図14の(A)における光L2の側面S2における反射光量より多くなる。この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
図3に示す第3の実施の形態と同様、溝部5’’を構成する側面S1’およびS2’がいずれも、発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5’’の上方に向かい大きくなるよう傾斜している。そのため、側面S1’および側面S2’が発光素子1の受光素子2側の側面に平行な場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’へ入射する光および側面S1’を通過して側面S2’へ入射する光の入射角が大きくなるため側面S1’および側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
さらに、側面S1’および側面S2’は、溝部5’を上方から観測した場合において(図11の(B)参照)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域を有する。そのため、従来(図14の(A))や第3の実施の形態(図3の(B))のように側面S1’および側面S2’が発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に対して垂直である場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’および側面S2’における該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)へ入射する光の入射角が大きくなるため、側面S1’および側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
図12は本発明に係る反射光センサの第12の実施の形態を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図、(C)は(B)のC-C線断面図である。尚、第12の実施の形態の溝部の側面S1’および側面S2’は、第3の実施の形態の反射光センサの側面S1’および側面S2’の発光素子1に対向する中央部に配線基板3の上方から見て発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域を形成したものである。本実施の形態において、側面S1’および側面S2’は発光素子1の受光素子2側の側面に対して傾斜した領域が中央部に形成されている。第12の実施の形態における溝部5”の側面S2’の形状は図1、図3の反射光センサの側面S1、側面S2’;側面S1’、側面S2にも適用できる。
図12の(B)、(C)に示すごとく、発光素子1から樹脂層4を通って側面S1’に到達した光L3の側面S1’に対する入射角は大きいので、光L3の多くは側面S1’にて反射し、空気(溝部5”)を透過して樹脂層4に入り込む光量は減少する。また、側面S1’を通って空気(溝部5”)を介して側面S2’に到達した光L3の側面S2’に対する入射角も図14の(A)の光L3の側面S2に対する入射角より大きくなる。この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。光L3の入り込み量の減少はS/N比向上に有効である。
図3に示す第3の実施の形態と同様、溝部5’’を構成する側面S1’および側面S2’がいずれも、発光素子1の受光素子2側の側面に対して受光素子2側に該側面との距離が溝部5’’の上方に向かい大きくなるよう傾斜している。そのため、側面S1’および側面S2’が発光素子1の受光素子2側の側面に平行な場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’へ入射する光および側面S1’を通過して側面S2’へ入射する光の入射角が大きくなるため側面S1’および側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。
さらに、側面S1’および側面S2’は、溝部5’’を上方から観測した場合において(図12の(B)参照)、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域を有する。そのため、従来(図14の(A))や第3の実施の形態(図3の(B))のように側面S1’および側面S2’が発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に対して垂直である場合と比較して、発光素子1から放出された光のうち、側面S1’における該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)へ入射する光の入射角が大きくなるため、側面S1’および側面S2’における反射光量が大きくなり、受光素子2への入射光量が減少し、反射光センサのS/N比を向上することができる。特に、該傾斜領域(発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した領域)を発光素子1の中心と受光素子2との中心を結ぶ線に交わるように形成しているので、効率的に側面S1’および側面S2’における反射光量を大きくすることができ、従って、反射光センサのS/N比を効率よく向上することができる。
つまり、第1〜第12の実施の形態において、溝部の発光素子1側の側面、受光素子2側の側面の少なくとも1つは、溝部の断面(断面図)において、発光素子1との距離が溝部の上方に向かって大きくなるように受光素子2側に傾斜している。
また、第4〜第12の実施の形態において、溝部の発光素子1側の側面、受光素子2側の側面の少なくとも1つには、溝部の上方から見て、発光素子1の中心と受光素子2の中心を結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した傾斜領域が形成されている。そして、発光素子1の一側面と受光素子2の一側面とが対向するように基板上に搭載されており、発光素子1側の側面、受光素子2側の側面の少なくとも1つには、溝部の上方から見て、発光素子1の受光素子2に対向した側面に対して傾斜した傾斜領域が形成されている。
さらに、第4、5、7、8、10、11の実施の形態において、溝部の発光素子1側の側面、受光素子2側の側面の少なくとも1つは、溝部の上方から見て、発光素子1の受光素子2に向かって突出するような形状たとえば湾曲面あるいは2つの傾斜面を有しており、上記傾斜領域が溝部の長軸方向のほぼ全域に形成されている。
さらに、第6、9、12の実施の形態において、上記傾斜領域は溝部の上方から見て、発光素子1の中心と受光素子2の中心とを結ぶ線に交差する部分領域に形成されている。
尚、溝部の断面にて受光素子2側へ傾斜させる溝部側面の選択及び上記傾斜領域は、基板上に搭載する発光素子1の配光特性、基板上の発光素子1と受光素子2との位置関係、反射光センサの大きさなどに応じて行われる。
また、受光素子2は、図13に示すごとく、発光素子1の方向に対して90°回転させて実装することにより、受光素子2の側面からの光入射を減少させることができ、この結果、発光素子1から受光素子2へ直接入射する光の光量は減少し、従って、反射光センサのS/N比を向上できる。
1:発光素子
2:受光素子
3:配線基板
4:樹脂層
5:レ字型溝部
5’:ム字型溝部
5”:溝部
6:遮光性ダイアタッチ材料層
7:金属層
101:発光素子
102:受光素子
103:光透過性樹脂層
103a、103b:レンズ
104:溝部
L1、L2、L3:光
S1、S2:側面
S1’、S2’:側面
2:受光素子
3:配線基板
4:樹脂層
5:レ字型溝部
5’:ム字型溝部
5”:溝部
6:遮光性ダイアタッチ材料層
7:金属層
101:発光素子
102:受光素子
103:光透過性樹脂層
103a、103b:レンズ
104:溝部
L1、L2、L3:光
S1、S2:側面
S1’、S2’:側面
Claims (5)
- 基板上に形成された発光素子及び受光素子と、
前記発光素子及び受光素子を封止する光透過性樹脂層と
を具備する反射光センサにおいて、
前記光透過性樹脂層は、前記発光素子と前記受光素子との間に形成された溝部を有し、
前記溝部を構成する前記発光素子に対向する第1の面及び前記受光素子に対向する第2の面の少なくとも1つの面は、前記溝部の断面において、前記発光素子との距離が前記溝部の上方に向って大きくなるように前記受光素子側に傾斜していることを特徴とする反射光センサ。 - 前記第1の面及び前記第2の面の少なくとも1つの面には、
前記溝部の上方から見て、前記発光素子の中心と前記受光素子の中心とを結ぶ線に垂直な面に対して傾斜した傾斜領域が形成されている請求項1に記載の反射光センサ。 - 前記発光素子及び前記受光素子は前記発光素子の一側面と前記受光素子の一側面とが対向するように前記基板上に搭載され、
前記第1の面及び前記第2の面の少なくとも1つの面には、
前記溝部を上方から見て、前記発光素子の前記受光素子に対向した側面に対して傾斜した傾斜領域が形成された請求項1に記載の反射光センサ。 - 前記傾斜領域は、
前記溝部の上方から見て、前記発光素子の中心と前記受光素子の中心とを結ぶ線に交差する部分領域に形成された請求項2または3に記載の反射光センサ。 - 前記溝部は、
前記基板上から見て、前記発光素子の中心と前記受光素子の中心とを結ぶ線に交差する前記部分領域で該線に対して傾斜し、前記部分領域の外側の領域で前記線に対して垂直となっている請求項4に記載の反射光センサ。
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