JP2013190384A - ひずみゲージ取り付け治具および取り付け方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ひずみゲージを簡便かつ正確に被測定物に取り付ける目的で、被測定物をひずみゲージ取り付け位置へ保持した状態でひずみゲージを被測定物上に設置するための治具および方法を提供する。
【解決手段】ひずみゲージ取り付け用治具は、被測定物1を目的の位置に保持するための被測定物保持部10を有する。また、ひずみゲージ保持シート11は裏面に粘着性を有する透明シートで、その表面の直交する2本の線11aをひずみゲージ3の表面3a上のセンタマーク4と合わせることでひずみゲージ3をひずみゲージ保持シート11の裏面へ正確に保持する。さらに、ひずみゲージ取り付け用開口部12b周辺の線12aと線11aを合わせることで常に同一位置にひずみゲージを保持でき、ひずみゲージ保持シート11を介してひずみゲージ3を加圧することで被測定物1にひずみゲージ3を簡便かつ正確に取り付ける。
【選択図】図7
【解決手段】ひずみゲージ取り付け用治具は、被測定物1を目的の位置に保持するための被測定物保持部10を有する。また、ひずみゲージ保持シート11は裏面に粘着性を有する透明シートで、その表面の直交する2本の線11aをひずみゲージ3の表面3a上のセンタマーク4と合わせることでひずみゲージ3をひずみゲージ保持シート11の裏面へ正確に保持する。さらに、ひずみゲージ取り付け用開口部12b周辺の線12aと線11aを合わせることで常に同一位置にひずみゲージを保持でき、ひずみゲージ保持シート11を介してひずみゲージ3を加圧することで被測定物1にひずみゲージ3を簡便かつ正確に取り付ける。
【選択図】図7
Description
本発明は、被測定物上に設置してひずみを測定する目的で使用されるひずみゲージを被測定物上の所定位置に取り付けるための治具および方法に関するものである。
機械やそれを構成する部品、構造物、各種試験片などの被測定物のひずみを測定する方法として、線ひずみゲージ、箔ひずみゲージ、半導体ひずみゲージなど(以下、ひずみゲージと称する)が多く用いられている。これは、ひずみゲージが被測定物上に接着剤などで容易に取り付け可能であり、被測定物の使用環境下で被測定物を傷めることなくひずみ測定が可能なためである。
しかし、被測定物のひずみは場所により変化するため、ひずみ測定結果はひずみゲージ取り付け位置により異なるものとなる。したがって、被測定物上の特定の位置でのひずみを測定する場合は、ひずみゲージを目的の位置に正確に取り付ける必要がある。
また、ひずみゲージは、箔状で一辺の長さが数mmから十数mmと小型である場合が多く、目的の位置に正確に取り付けるためには熟練した技術が必要となる。
例えば従来は、図1に示すように、被測定物1の表面1aのひずみゲージ取り付け位置に予め縦横に交差するけがき線2を施しておき、ひずみゲージ3の裏面3bに接着剤などを塗布し、ひずみゲージ3の表面3aに印刷されたセンタマーク4と被測定物1の表面1a上のけがき線2とが一致するようにひずみゲージ3を被測定物1の表面1aに置き、非接着性シート5を介して加圧することでひずみゲージ3を被測定物1の表面1aに取り付けている。この方法では、被測定物にけがき線2を引く必要があり、そのけがき線2の上にひずみゲージ3を取り付けるため、ひずみゲージ接着性またはひずみ測定結果にけがき線2の影響が及ぶ可能性がある。また、被測定物上のけがき線2とひずみゲージ上のセンタマーク4を一致させるために技術を要し、技術が未熟な場合には正確な位置にひずみゲージを取り付けられないという問題が生じる。
上記の問題を解消する目的で、図2に示すように、被測定物1の表面1aに透明な粘着性シート6を貼り付け((a)(b))、ひずみゲージ3を取り付けるべき位置に対応する粘着性シート6上にけがき線2を施す((c))。次に、粘着性シート6の一部を被測定物1の表面1aに貼り付けた状態で、かつ他の部分を被測定物1の表面1aからはく離し((d))、ひずみゲージ3をひずみゲージ3の表面3aに印刷されたセンタマーク4と粘着性シート6上に施したけがき線2とが一致するように貼り付ける((e))。この状態で被測定物1の表面1aにおけるひずみゲージ取り付け位置に接着剤7などを滴下し((e))、粘着性シート6と共にひずみゲージ3を被測定物1の表面1aに貼り付け、粘着性シート6を介して加圧((f))することで正確にひずみゲージを取り付けている(特許文献1)。
また、図3に示すように、被測定物1の表面1aでひずみゲージ3を取り付けるべき位置を除いた場所に複数のけがき線2を施す((a))。次に、裏面に接着剤が塗布された固定シート8の裏面中央に、固定シート8に印刷された直交交差する測定位置ライン9とひずみゲージ3に印刷されたセンタマーク4が一致するようにひずみゲージ3を貼り付ける((b))。そして、ひずみゲージ3を貼り付けた固定シート8を被測定物1の表面1aに施したけがき線2に一致するよう被測定物1の表面1aに貼り付けた後、固定シート8の一部を剥がし、被測定物1の表面1aのひずみゲージ取り付け位置に接着剤7などを塗布し((c))、再び固定シート8を被測定物1の表面1aに貼り付け加圧((d))することでひずみゲージ3を所定の位置に取り付けている(特許文献2)。
しかし、特許文献1および2の方法では、ひずみゲージ取り付け位置に対して粘着性シート6や被測定物1の表面1aにけがき線2を施す必要、一度設置した粘着性シート6や固定シート8の一部を剥がす必要などがあり、多数の同一形状・寸法を有する被測定物の同一位置にひずみゲージを取り付ける場合などには手間を要する他、けがき線2の誤差などのために必ずしも同一の位置にひずみゲージを取り付けられない場合もある。
本発明は、このような従来の問題点を解決し、ひずみゲージを被測定物上に簡便かつ正確に取り付けるための治具および方法を提供するものである。
そこで、本発明では、既存の方法のように被測定物上のひずみゲージ取り付け位置に目印を設け、この目印にゲージ保持シートを位置合わせしてから、ゲージ保持シートに位置合わせして保持されたひずみゲージを被測定物に取り付けるのではなく、取り付け枠材の保持シート設置部に対して平面的に位置合わせした状態でひずみゲージ保持シートをその裏面が張り出すように設置し、被測定物を取り付け枠材の被測定物位置決め部に係合させて位置決めしたときに、上記裏面の張り出し部分が被測定物のひずみゲージ取り付け位置に対向するように構成した。そして、この対向した状態で、上記ひずみゲージ保持シートの裏面上に平面的に位置合わせして保持されたひずみゲージを上記ひずみゲージ取り付け位置に取り付けるようにした。
このため、多数の同一形状・寸法を有する被測定物の同一位置にひずみゲージを取り付ける場合は、ひずみゲージを保持するためのひずみゲージ保持シートと、被測定物を所定の位置に位置決めするための被測定物位置決め部、および、上記ひずみゲージ保持シートを被測定物上のひずみゲージ取り付け位置に対向する位置へ設置するための保持シート設置部を有する取り付け枠材と、を具備するひずみゲージ取り付け用治具を用いる。
また、同一形状・寸法の被測定物に対して異なる位置にひずみゲージを取り付ける場合、あるいは、形状・寸法の異なる被測定物にひずみゲージを取り付ける場合などには、前記保持シート設置部と前記被測定物位置決め部を相対的に移動させて、被測定物を所定の位置に調整して位置決め可能とする移動機構と、被測定物のひずみゲージ取り付け位置を前記移動機構の移動量に応じて表示する目盛りとをさらに有する取り付け枠材を用いる。
具体的には、本発明のひずみゲージ取り付け治具は、少なくとも裏面に粘着性を有し、ひずみゲージを位置指標に基づいて平面的に位置合わせして前記裏面上に保持可能に構成されたひずみゲージ保持シートと、前記被測定物に係合して位置決めする被測定物位置決め部、および、前記ひずみゲージ保持シートを位置指標に基づいて平面的に位置合わせして設置可能に構成されるとともに前記被測定物位置決め部により位置決めされたときに平面的に位置合わせして設置された前記ひずみゲージ保持シートの裏面が張り出して前記被測定物に対向する位置に配置されるように構成された保持シート設置部を備えた取り付け枠材と、を具備することを特徴とする。
本発明において、前記保持シート設置部は、前記被測定物位置決め部により前記被測定物に対して位置決めされたときに前記対向する位置に配置されるとともに前記ひずみゲージ保持シートに対して平面的に位置合わせされた前記ひずみゲージが配置される開口部を有することが好ましい。
また、前記取り付け枠材は、前記保持シート設置部と前記被測定物位置決め部を相対的に移動させる移動機構と、前記被測定物の前記ひずみゲージ取り付け位置を前記移動機構の移動量に応じて表示する目盛りとをさらに有することが好ましい。
また、本発明のひずみゲージの取り付け方法は、ひずみゲージを被測定物に取り付ける方法であって、少なくとも裏面に粘着性を有し、前記ひずみゲージを位置指標に基づいて平面的に位置合わせして前記裏面上に保持可能に構成されたひずみゲージ保持シートと、前記被測定物に係合して位置決めする被測定物位置決め部、および、前記ひずみゲージ保持シートを位置指標に基づいて平面的に位置合わせして設置可能に構成されるとともに前記被測定物位置決め部により位置決めされたときに平面的に位置合わせして設置された前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面が張り出して前記被測定物のひずみゲージ取り付け位置に対向する位置に配置されるように構成された保持シート設置部を備えた取り付け枠材とが用いられ、前記ひずみゲージが前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面上に平面的に位置合わせされて保持される段階と、前記ひずみ保持シートが前記保持シート設置部に平面的に位置合わせされて設置される段階とが任意の順序で若しくは同時に実施され、その後、前記被測定物が前記被測定物位置決め部に位置決めされるとともに前記保持シート設置部に平面的に位置合わせされたひずみゲージ保持シートの前記裏面が前記ひずみゲージ取り付け位置に対向した状態で、前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面上に平面的に位置合わせされて保持された前記ひずみゲージが前記ひずみゲージ取り付け位置に取り付けられる、ことを特徴とする。
本発明において、前記保持シート設置部は、前記被測定物位置決め部により前記被測定物に対して位置決めされたときに前記対向する位置に配置されるとともに前記ひずみゲージ保持シートに対して平面的に位置合わせされた前記ひずみゲージが配置される開口部を有し、前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面上に保持された前記ひずみゲージが前記開口部内から前記ひずみゲージ取り付け位置に取り付けられることが好ましい。
また、前記ひずみゲージ保持シートの裏面上に前記ひずみゲージが平面的に位置合わせされた状態に保持される第1工程と、前記ひずみゲージ保持シートが前記保持シート設置部に対して平面的に位置合わせされた状態に設置されるとともに、前記ひずみゲージ保持シートに保持された前記ひずみゲージが前記ひずみゲージ取り付け位置に対向して前記開口部内に配置される第2工程と、前記取り付け枠材が前記被測定物位置決め部により前記被測定物に位置決めされた状態で、前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面上に保持された前記ひずみゲージが前記開口部内から前記ひずみゲージ取り付け位置に取り付けられる第3工程と、を具備することが好ましい。なお、この方法の代わりに以下の方法を用いることも可能である。すなわち、前記ひずみゲージ保持シートが前記保持シート設置部に対して平面的に位置合わせされた状態に設置される第1工程と、前記ひずみゲージ保持シートの裏面上に前記ひずみゲージが前記開口部内において平面的に位置合わせされた状態に保持される第2工程と、前記取り付け枠材が前記被測定物位置決め部により前記被測定物に位置決めされた状態で、前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面上に保持された前記ひずみゲージが前記開口部内から前記ひずみゲージ取り付け位置に取り付けられる第3工程と、を具備してもよい。
被測定物位置決め部に係合させることにより被測定物を所定の位置に位置決め可能なひずみゲージ取り付け用治具を用いることで、被測定物表面上にひずみゲージ取り付け位置を示す線などを施す必要がない。また、また、予めひずみゲージ取り付け位置に対応する位置指標を有するひずみゲージ保持シート上に上記位置指標に基づいて平面的に位置合わせしてひずみゲージを保持し、このひずみゲージを保持したひずみゲージ保持シートをひずみゲージ取り付け用治具の取り付け枠材上の保持シート設置部の所定の位置へ設置するか、或いは、保持シート設置部に予め平面的に位置合わせされた状態に設置されたひずみゲージ保持シートに対してひずみゲージを平面的に位置合わせして保持させるとともに、被測定物位置決め部を被測定物に係合させて位置決めすることで、ひずみゲージがひずみゲージ取り付け位置に対向して配置された状態となるので、被測定物表面上にひずみゲージを取り付けることが可能である。このように、ひずみゲージ保持シートが設置された取り付け枠材を用いることにより、ひずみゲージと被測定物とが相互に位置決めされると同時にひずみゲージが被測定物取り付け位置に対向した状態とされるため、本発明は、ひずみゲージ取り付け位置に正確さを要求される場合や多数の被測定物にひずみゲージを、また被測定物に多数のひずみゲージを取り付ける場合などに有効である。
本発明で使用するひずみゲージ取り付け用治具は、例えば図4に示すように、被測定物1(図示点線)を保持するための被測定物保持部10(上記の被測定物位置決め部に相当する。)を有し、ひずみゲージ3を保持したひずみゲージ保持シート11上の線11a(上記のひずみゲージを保持する際に平面的に位置合わせするための位置指標に相当する。)と一致させるための線12a(上記のひずみゲージ保持シートを設置する際に平面的に位置合わせするための位置指標に相当する。)、および、ひずみゲージ3をひずみ保持シート11上から被測定物1上に取り付けるためのひずみゲージ取り付け用開口部12bを有するひずみゲージ保持シート設置部12から構成される取り付け枠材を具備する。
図4(a)は、板状で同一寸法を有する被測定物1の同一位置にひずみゲージを取り付ける場合の取り付け枠材を示したもので、ひずみゲージ取り付け用治具は、ひずみゲージ保持シート11と上記取り付け枠材とを有する。この取り付け枠材の上記被測定物保持部10は、被測定物1を目的の位置に保持するために、図示右上の角部において裏面側へ突出するL字状の枠部で構成されている。また、上記ひずみゲージ保持シート設置部12には、ひずみゲージ3を保持したひずみゲージ保持シート11上の線11aと一致させるための線12aとひずみゲージ保持シート11上からひずみゲージ3を被測定物1へ移動させるための開口部12bが予め設けてある。
図4(b)は、ひずみゲージ3を保持したひずみゲージ保持シート11を示したもので、ひずみゲージ保持シート11は透明なシートであり、その表面にはひずみゲージ保持位置を示す直交する2本の線11aが予め印刷されている。ひずみゲージ保持シート11の裏面は粘着性を有し、ひずみゲージ3の表面3a上のセンタマーク4とひずみゲージ保持シート11上の線11aとを合わせることでひずみゲージ3をひずみゲージ保持シート11の裏面へ正確に(平面的に位置合わせした状態に)保持することが可能である。また、ひずみゲージ3の裏面にはひずみゲージ3を被測定物上に取り付けるために接着剤などを塗布する。
図4(c)は、ひずみゲージ取り付け用治具を用いたひずみゲージ取り付け方法を示したもので、被測定物1は被測定物保持部10により、常に一定の位置へ保持(位置決め)される。また、ひずみゲージ3を保持したひずみゲージ保持シート11上の線11aをひずみゲージ保持シート設置部12上のひずみゲージ取り付け用開口部12b周辺の線12aと合わせることで常に同一の位置(平面的に位置合わせされた位置)にひずみゲージ3を保持したひずみゲージ保持シート11を保持することが可能となる。ひずみゲージ保持シート11は、ひずみゲージ保持シート設置部12の表面上に裏面がその粘着性により保持された状態に設置される。このとき、ひずみゲージ保持シート11の周縁部はひずみゲージ保持シート設置部12の表面上に保持されるが、その中央部はひずみゲージ保持シート設置部12の表面から張り出して、ひずみゲージ取り付け用開口部12b上に配置される。そして、ひずみゲージ取り付け用開口部12b内には、ひずみゲージ保持シート11の裏面が露出するとともに、ひずみゲージ保持シート11の裏面上に保持されたひずみゲージ3が配置される。その後、ひずみゲージ保持シート11を介してひずみゲージ3を加圧することで、ひずみゲージ取り付け用開口部12bを通して被測定物表面上にひずみゲージ3を簡便かつ正確に取り付けることができる。例えば、ひずみゲージ取り付け用開口部12b上のひずみゲージ保持シート11の表面を外側から押圧することで、ひずみゲージ3を被測定物の表面に押し付け、予めひずみゲージ3の裏面に塗布した接着剤で固定することができる。ただし、接着剤などの固定材は予め被測定物の表面上に設置しておいてもよい。
本発明で使用する目盛りを有するひずみゲージ取り付け用治具(取り付け枠材)は、例えば図5に示すように、被測定物1のひずみゲージ取り付け位置を定めるための位置調整手段を備える。この位置調整手段は、幅方向目盛り13および長さ方向目盛り14を標した被測定物保持部10、および、ひずみゲージ3を保持したひずみゲージ保持シート11上の線11aと一致させるための線12aと長さ方向目盛り14を読み取るための窓12cとひずみゲージ3をひずみ保持シート11上から被測定物1上に取り付けるためのひずみゲージ取り付け用開口部12bを有し、かつ被測定物保持部10上でスライド可能なひずみゲージ保持シート設置部12から構成される。
ここで、被測定物保持部10は、図示上下(Y)方向に伸びる長さ方向延在部10aと、図示左右(X)方向に伸びる幅方向延在部10bとを有し、この長さ方向延在部10aと幅方向延在部10bによって被測定物保持部10がL字状に構成されている。長さ方向延在部10aには上記目盛り14が表示され、幅方向延在部10bには上記目盛り13が表示される。本実施形態の位置調整手段はひずみゲージ保持シート設置部12を被測定保持部10に対して移動させる移動機構を有し、この移動機構は、本実施形態の場合には、ひずみゲージ保持シート設置部12を長さ方向延在部10aに対して図示上下方向に移動可能に案内するスライド構造により構成される。なお、上記移動機構としては上記のように長さ方向延在部10aと幅方向延在部10bを固定して、ひずみゲージ保持シート設置部12のみを直線的(Y方向)に移動可能に構成する場合に限らず、例えば、長さ方向延在部10aを幅方向延在部10bに対して図示左右方向に移動可能に案内するスライド構造をさらに付加することで、被測定物1のひずみゲージ取り付け位置を平面的(XY方向)に移動可能に構成したものであってもよい。
本実施形態では、幅方向延在部10bの内縁13bに被測定物1を係合させて位置決めした状態で、被測定物保持部10上の幅方向目盛り13を用い、被測定物1へのひずみゲージ取り付けの幅方向位置を幅方向目盛り中心13aに合わせることができる。また、ひずみゲージ保持シート設置部12上に設けた長さ方向目盛り読み取り用窓12cを通して被測定物保持部10上の長さ方向目盛り14を読み取ることで被測定物1へのひずみゲージ取り付けの長さ方向位置へひずみゲージ保持シート設置部12を移動することができる。ひずみゲージ保持シート設置部12上に設けたひずみゲージ取り付け用開口部12b周辺の線12aは、図示例では被測定物保持部10上の幅方向目盛り中心13aに一致しており、かつ長さ方向目盛り読み取り用窓12cを通して長さ方向目盛り14に接しているため、被測定物1をひずみゲージ取り付け位置に正確に保持することが可能となる。
図6は、本発明で使用するひずみゲージ取り付け用治具を水平方向の線12aに沿った断面を図示したものであり、ひずみゲージ保持シート設置部12は被測定物保持部10をレールとして使用することで移動を可能としている。また、被測定物保持部10の厚みを変えることで異なる厚さの被測定物1へも対応可能である。例えば、図6(a)は、板状の被測定物1に対応したもので、図6(b)のように基盤15上にV字型の溝を施すことで丸棒の被測定物1への利用も可能である。
さらに、本実施形態ではひずみゲージ保持シート設置部12を被測定物保持部10に対して着脱自在に構成し、被測定物保持部10とひずみゲージ保持シート設置部12が相互に嵌合して位置決め保持されるように構成されている。このため、ひずみゲージ保持シート設置部12を被測定物保持部10から一時的に取り外してひずみゲージ保持シート11を設置したり、その後、ひずみゲージ保持シート設置部12を被測定物保持部10に取り付けたりすることができる。したがって、被測定物保持部10を被測定物1に対して予め位置決めした状態にしておき、そこにひずみゲージ保持シート11を設置したひずみゲージ保持シート設置部12を取り付けるようにしてもよい。この点は図4に示す実施形態でも同様である。
図7は、本発明で使用する目盛りを有するひずみゲージ取り付け用治具を用いたひずみゲージ取り付け方法を示したもので、図7(a)はひずみゲージ保持シート11にひずみゲージ3を設置した状態を示しており、ひずみゲージ保持シート11へのひずみゲージ3の保持方法は上記段落0018と同様である。図7(b)は、ひずみゲージ取り付け治具へひずみゲージ3を保持したひずみゲージ保持シート11を取り付ける方法を示しており、その方法は上記段落0019と同様である。
例えば図5に示す本発明で使用する目盛りを有するひずみゲージ取り付け用治具は、構造物など大型のものへのひずみゲージ取り付けにも応用可能である。この場合、幅方向目盛り13を用いて被測定物保持部10を構造物の所定の位置へ固定し、長さ方向目盛り14によりひずみゲージ保持シート設置部12をスライドさせることで構造物上の目的の位置へのひずみゲージ取り付けを行うことができる。
上記のいずれの実施形態においても、ひずみゲージ保持シートはひずみゲージに比べて(平面的に)大型であるため、小型のひずみゲージに比べて大型のひずみゲージ保持シートを所定の位置(設置部12)へ設置することは容易であり、取り付け誤差を減少させることが可能である。この場合に、ひずみゲージ保持シート11をひずみゲージ保持シート設置部12に設置する前と後のいずれにおいて、ひずみゲージ3をひずみゲージ保持シート11の裏面上に保持させても構わない。また、上記実施形態ではひずみゲージ取り付け用開口部12b内からひずみゲージ3を被測定物1上に取り付けるようにしているが、例えば、開口部を設ける代わりに、ひずみゲージ保持シート11の一部(例えば一方側の外縁部分)がひずみゲージ保持シート設置部12の外縁部上に貼り付けられるような態様で平面的に位置合わせされるように構成し、これによって、ひずみゲージ保持シート11の残部がひずみゲージ保持シート設置部12の外縁部から張り出すように構成してもよい。
新規材料を開発した場合、その新規材料の強度特性を評価する必要があるが、その場合、ひずみ測定のためにひずみゲージが用いられる。新規材料の特性を高信頼性の下に評価するためには多数の試験片を用いた評価が重要となり、ひずみゲージの取り付け回数も膨大な数に及ぶ。また、大学・研究所などでも材料の強度評価が行われており、これら材料評価を行う分野への本発明の活用が期待される。
構造物には、健全性評価を目的としてひずみゲージが多数設置されている。このため、建設分野への活用も期待される。
1 被測定物
1a 被測定物の表面
2 けがき線
3 ひずみゲージ
3a ひずみゲージの表面
3b ひずみゲージの裏面
4 ひずみゲージの表面上に印刷されたセンタマーク
5 非接着性シート
6 粘着性シート
7 接着剤
8 固定シート
9 測定位置ライン
10 被測定物保持部
10a 被測定物保持部の長さ方向延在部
10b 被測定物保持部の幅方向延在部
11 ひずみゲージ保持シート
11a ひずみゲージ保持シート上の線
12 ひずみゲージ保持シート設置部
12a ひずみゲージ保持シート設置部上の線
12b ひずみゲージ取り付け用開口部
12c 長さ方向目盛り読み取り用窓
13 幅方向目盛り
13a 幅方向目盛り中心
13b 被測定物保持部の幅方向延在部の内縁
14 長さ方向目盛り
15 基盤
1a 被測定物の表面
2 けがき線
3 ひずみゲージ
3a ひずみゲージの表面
3b ひずみゲージの裏面
4 ひずみゲージの表面上に印刷されたセンタマーク
5 非接着性シート
6 粘着性シート
7 接着剤
8 固定シート
9 測定位置ライン
10 被測定物保持部
10a 被測定物保持部の長さ方向延在部
10b 被測定物保持部の幅方向延在部
11 ひずみゲージ保持シート
11a ひずみゲージ保持シート上の線
12 ひずみゲージ保持シート設置部
12a ひずみゲージ保持シート設置部上の線
12b ひずみゲージ取り付け用開口部
12c 長さ方向目盛り読み取り用窓
13 幅方向目盛り
13a 幅方向目盛り中心
13b 被測定物保持部の幅方向延在部の内縁
14 長さ方向目盛り
15 基盤
Claims (6)
- 少なくとも裏面に粘着性を有し、ひずみゲージを位置指標に基づいて平面的に位置合わせして前記裏面上に保持可能に構成されたひずみゲージ保持シートと、前記被測定物に係合して位置決めする被測定物位置決め部、および、前記ひずみゲージ保持シートを位置指標に基づいて平面的に位置合わせして設置可能に構成されるとともに前記被測定物位置決め部により位置決めされたときに平面的に位置合わせして設置された前記ひずみゲージ保持シートの裏面が張り出して前記被測定物に対向する位置に配置されるように構成された保持シート設置部を備えた取り付け枠材と、を具備することを特徴とするひずみゲージ取り付け治具。
- 前記保持シート設置部は、前記被測定物位置決め部により前記被測定物に対して位置決めされたときに前記対向する位置に配置されるとともに前記ひずみゲージ保持シートに対して平面的に位置合わせされた前記ひずみゲージが配置される開口部を有することを特徴とする請求項1に記載のひずみゲージ取り付け治具。
- 前記取り付け枠材は、前記保持シート設置部と前記被測定物位置決め部を相対的に移動させる移動機構と、前記被測定物の前記ひずみゲージ取り付け位置を前記移動機構の移動量に応じて表示する目盛りとをさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載のひずみゲージ取り付け治具。
- ひずみゲージを被測定物に取り付ける方法であって、
少なくとも裏面に粘着性を有し、前記ひずみゲージを位置指標に基づいて平面的に位置合わせして前記裏面上に保持可能に構成されたひずみゲージ保持シートと、前記被測定物に係合して位置決めする被測定物位置決め部、および、前記ひずみゲージ保持シートを位置指標に基づいて平面的に位置合わせして設置可能に構成されるとともに前記被測定物位置決め部により位置決めされたときに平面的に位置合わせして設置された前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面が張り出して前記被測定物のひずみゲージ取り付け位置に対向する位置に配置されるように構成された保持シート設置部を備えた取り付け枠材とが用いられ、
前記ひずみゲージが前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面上に平面的に位置合わせされて保持される段階と、前記ひずみ保持シートが前記保持シート設置部に平面的に位置合わせされて設置される段階とが任意の順序で若しくは同時に実施され、その後、
前記被測定物が前記被測定物位置決め部に位置決めされるとともに前記保持シート設置部に平面的に位置合わせされたひずみゲージ保持シートの前記裏面が前記ひずみゲージ取り付け位置に対向した状態で、前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面上に平面的に位置合わせされて保持された前記ひずみゲージが前記ひずみゲージ取り付け位置に取り付けられる、
ことを特徴とするひずみゲージの取り付け方法。 - 前記保持シート設置部は、前記被測定物位置決め部により前記被測定物に対して位置決めされたときに前記対向する位置に配置されるとともに前記ひずみゲージ保持シートに対して平面的に位置合わせされた前記ひずみゲージが配置される開口部を有し、
前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面上に保持された前記ひずみゲージが前記開口部内から前記ひずみゲージ取り付け位置に取り付けられることを特徴とする請求項4に記載のひずみゲージの取り付け方法。 - 前記ひずみゲージ保持シートの裏面上に前記ひずみゲージが平面的に位置合わせされた状態に保持される第1工程と、
前記ひずみゲージ保持シートが前記保持シート設置部に対して平面的に位置合わせされた状態に設置されるとともに、前記ひずみゲージ保持シートに保持された前記ひずみゲージが前記ひずみゲージ取り付け位置に対向して前記開口部内に配置される第2工程と、
前記取り付け枠材が前記被測定物位置決め部により前記被測定物に位置決めされた状態で、前記ひずみゲージ保持シートの前記裏面上に保持された前記ひずみゲージが前記開口部内から前記ひずみゲージ取り付け位置に取り付けられる第3工程と、
を具備することを特徴とする請求項5に記載のひずみゲージの取り付け方法。
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| JP2012058474A JP2013190384A (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | ひずみゲージ取り付け治具および取り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2012058474A JP2013190384A (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | ひずみゲージ取り付け治具および取り付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013190384A true JP2013190384A (ja) | 2013-09-26 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012058474A Pending JP2013190384A (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | ひずみゲージ取り付け治具および取り付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013190384A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113357239A (zh) * | 2021-05-24 | 2021-09-07 | 中国飞机强度研究所 | 一种结构件上应变片定位粘贴装置及其方法 |
| KR102561443B1 (ko) * | 2022-11-14 | 2023-07-31 | 주식회사 다경 | 교량 재하시험용 스트레인 게이지 부착장치 |
-
2012
- 2012-03-15 JP JP2012058474A patent/JP2013190384A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113357239A (zh) * | 2021-05-24 | 2021-09-07 | 中国飞机强度研究所 | 一种结构件上应变片定位粘贴装置及其方法 |
| KR102561443B1 (ko) * | 2022-11-14 | 2023-07-31 | 주식회사 다경 | 교량 재하시험용 스트레인 게이지 부착장치 |
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