JP2013190465A - 連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】合成樹脂のみで製造可能な、カードホルダーの取り付け、取り外しを繰り返しても破損し難い連結具を提供する。
【解決手段】連結具1は、カードホルダー2を連結する合成樹脂製の連結具である。
連結具は、2つ折り可能な帯状のベルト部11と、ベルト部の長手方向一方の側でベルト部から突出する突部12と、長手方向他方の側に設けられ突部を嵌め入れ可能な孔31と、を有する。突部は、断面の外形が円形であり側面を1周して外方に突出する係止部22を有し、突出側の端が底部24により閉じられて他端が開口する中空に形成される。孔は、内方に断面の形状が円形で周方向に1周する凹状の係合部32を備える。連結具は、ベルト部が2つ折りされて突部が孔に押し入れられたとき、係止部が係合部に嵌り込んでベルト部の2つ折りが維持される。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば職場、会議場等で個人を識別するための、名札または名刺等を収容するためのカードホルダーをストラップまたはクリップに連結する連結具に関する。
近年、技術および情報の高度化により、企業等において部外者のオフィス内への立ち入りを制限し、または特定の部署に所属する社員にのみ出入りを認める領域を定めて、社内秘密の保持に努めることが多くなっている。そして、このような立ち入りの可否等の判別を目的の1つとして、社員または訪問者に、名札等が収容されたカードホルダーの携行が求められる。
また、多くの人が集まる会議場、展示場等では、個人を識別しまたは自らを紹介するために、名札等を収容したカードホルダーを首から吊り下げることが通常なされる。
このようなカードホルダーは、一般に、首掛け用のストラップまたは胸ポケット等に固定するためのクリップに連結具を介して連結される。
連結具には、金属製のナスカン等、合成樹脂ベルトに金属製のホックを取り付けて2つ折りにするもの(特許文献1、非特許文献1)、またはホックを有して2つ折りする形態の合成樹脂単独のもの(特許文献1、非特許文献2)がある。また、ポリアセタール等の弾性に富む樹脂材料のみで製造され2つ折りしてカードホルダーに連結される名札等の衣服用クリップも提案されている(特許文献2)。
実用新案登録第3077456号公報 特開2004−117501号公報
インターネット、http://www.open-k.co.jp/goods/NP_TN_N-22.html インターネット、http://www.askul.co.jp/p/022474/?storeId=1001&frameURL=%2Fp%2F022474%2F&utm_medium=affiliate&rtMode=affiliate&utm_source=googleps&screenID=STATICSEO&langId=-10
ナスカンのような金属製の連結具は、加工のし難さ等により製造コストが高くなるという問題がある。特許文献1、非特許文献1で紹介された合成樹脂ベルトに金属製のホックを取り付けて2つ折りにする連結具は、ベルトの製作工程とは別に金属ホックの取り付け工程が必要である。
また、特許文献1,2、非特許文献2で提案された樹脂材料のみによる連結具は、カードホルダーの取り付け、取り外しの繰り返しにより、ベルト部分とホックとの境界に破れが生じ易い。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、合成樹脂のみで製造可能な、カードホルダーの取り付け、取り外しを繰り返しても破損し難い連結具を提供することを目的とする。
本発明に係る連結具は、カードホルダーを連結する合成樹脂製の連結具である。
連結具は、2つ折り可能な帯状のベルト部と、ベルト部の長手方向の一方の側においてベルト部の表面から突出する突部と、長手方向の他方の側に設けられ突部を嵌め入れ可能な孔と、を有する。
突部は、突出方向に直交する断面の外形が円形であって突部の側面を周方向に1周して外方に突出する係止部を有し、かつその突出側の端が底部により閉じられて突出側とは反対の端が開口する中空に形成される。
孔は、その内方に、その中心軸に直交する断面の形状が円形であって周方向に1周する凹状の係合部を備える。
そして、連結具は、突部の突出する側を内側としてベルト部が2つ折りされて突部が孔に押し入れられたとき、係止部が係合部に嵌り込んでベルト部の2つ折りが維持されるように構成される。
好ましくは、ベルト部は、その長手方向における孔を有する側の先端近傍に、全体としてベルト部の長手方向に延びベルト部が2つ折りされたときの内側となる方向に突出する補強リブを有する。
「全体としてベルト部の長手方向に延び」とは、ベルト部の長手方向に延びる場合のほか長手方向に角度を有して延びる場合を含む。
連結具は、好ましくは、孔が、前記ベルト部における他の部分よりも厚さが大きい孔部に設けられ、孔部と間隔を有して孔部を環状に取り囲みベルト部における他の部分よりも厚さが大きい補強環を備える。
本発明によると、合成樹脂のみで製造可能な、カードホルダーの取り付け、取り外しを繰り返しても破損し難い連結具を提供することができる。
図1は連結具を2つ折りの内側となる側から見た斜視図である。 図2は連結具を図1の反対側から見た斜視図である。 図3は図1におけるA−A矢視断面図である。 図4は連結具がカードホルダーとストラップとを連結する様子を示す図である。 図5は他の形態の連結具の図である。 図6は補強リブの他の形態を示す図である。
図1は連結具1を2つ折りの内側となる側から見た斜視図、図2は連結具1を図1の反対側から見た斜視図、図3は図1におけるA−A矢視断面図である。
連結具1は、携行する個人を識別する名札、IDカードまたは名刺等を収容するカードホルダーと、首掛け(吊り下げ)用のネックストラップまたは胸ポケットへの固定用クリップ等とを連結するためのものである。
連結具1は、ベルト部11、突部12、孔部13およびストラップ取付部14等からなる。
ベルト部11は、厚さが小さく幅が広いベルト状(帯状)の、連結具1の本体部分である。ベルト部11は、所定の長さを有し、長手方向内方の特定の範囲15を除き、一方の表面が、断面形状アーチ形(円弧状)の幅方向の内方に向かうに伴い肉圧に形成されている。
ベルト部11におけるアーチ状に湾曲する表面を「裏面16」といい、これと反対側の面を「おもて面17」という。おもて面17は、連結具1が2つ折りされたときに内側となる面である。ベルト部11における肉圧ではない特定の範囲15を「折り曲げ部15」という。
ベルト部11は、全長が略45mm、幅が略12mm前後である。折り曲げ部15の厚さは略0.8mmであり、ベルト部11におけるその他の部分は、幅方向中央の部分の厚さが略1.2mm、幅方向の端では厚さが0.8mmである。
ベルト部11は、長手方向の一方の端が半円形である。ベルト部11は、折り曲げ部15から半円形の端に至るまでその幅が少しずつ狭くなっている。ベルト部11の長手方向の他方の端は、ストラップ取付部14に連続する。
突部12は、形状が半円形である長手方向の一方の端とは反対側の端近傍におけるベルト部11のおもて面17から、おもて面17に直交して突出する部分である。 図1および図3を参照して、突部12は、突出方向に順に基部21、第1係止部22、第2係止部23、底部24およびそれぞれの中間部分からなる。突部12は、中空であって突出端が
底部24により閉じられている。突部12は、突出する方向に直交する断面の形状がいずれの部分でも円である。
基部21は、突部12をベルト部11に連続させる部分である。基部21は、ベルト部11に比べて厚さが大きい。
第1係止部22は、突部12において基部21を除き断面の外径が最大となる、突出方向の中程に位置する部分である。第1係止部22は、その表面が、突部12の軸心を含む断面において円弧状であり外方に凸となった環状の湾曲面である。第1係止部22は、内方に凸となった環状の湾曲面である中間部分によって基部21に連続する。
第2係止部23は、外径が一定の中間部分を介して第1係止部22に連続し、突部12の突出端近傍に位置する、前記した中間部分よりも大きな外径を有する部分である。第2係止部23の表面は、突部12の軸心を含む断面において円弧状であり外方に凸となった環状の湾曲面である。
底部24は、前述したように、中空である突部12の突出端を閉じるものである。
突部12における中空となった部分を中空孔25というものとする。中空孔25は、裏面16に開口し、その形状が、奥側では突出端側の内径が小さな円錐台である。中空孔25は、開口側では、開口に向けて内径が急激に増加し、楽器のトラムペットの音の出口(ベル)の形状のように、内周面が突部12の軸心を含む断面において内方に凸状に湾曲する。
孔部13は、ベルト部11における形状が半円形である端近傍に位置する。孔部13は、おもて面17側から裏面16側に貫通する孔31、および孔31を取り囲む部分(以下「孔周辺部39」という)で構成される。孔部13は、ベルト部11よりもその厚さTが大きい。孔部13の厚さTは、突部12の突出高さH、すなわち基部21を除く突出高さHに略等しい
孔31は、その軸心方向のいずれの部分の断面も形状は円である。孔31は、おもて面17側の開口近傍が、径方向内方に凸の湾曲面である。また、孔31は、その中心軸を含む断面において開口端(断面における中心軸方向の最もおもて面17側の端)の接線が中心軸に直交し、そのため、開口に向けて内径が急激に増加する。孔31は、この湾曲面の奥側(裏面16側)に、係合部32を有する。
係合部32は、孔31の中心軸を含む断面において径方向に対して凹となった円弧状の、全体として他の部分に比べて内径が大きな環状の湾曲面である。係合部32は、中心軸を含む断面に第1係止部22の軸心を含む断面を重ね合わせたとき、第1係止部22をその内側に収めることができ、またはその内面の輪郭が、第1係止部22の外面の輪郭に重なるもしくは第1係止部22の外面の輪郭より僅かに小さい。
係合部32のさらに奥(裏面16側)には、内径が係合部32よりも小さく貫通方向に一定の内径の径小部33、および径小部33よりも大きく一定の内径である径大部34が連なる。径小部33と径大部34とは、内径が不連続的に変化する段35により区分される。ここでは、段35を、内径が不連続に変化することにより生じた、裏面16側を向く面を意味するものとする。
孔31の中心軸方向についての、係合部32における内径が最大になる位置と段35との距離D1は、突部12の突出方向についての、第1係止部22の外径が最大になる位置と第2係止部23(の第1係止部22側の端)までの距離D2に略等しい(図3)。
径小部33の内径は、突部12における第1係止部22と第2係止部23との中間部分の外径に略等しい、またはこれよりも僅かに大きい。径大部34の内径は、突部12の第2係止部23の最大の外径に略等しい、またはこれよりも僅かに大きい。径大部34は、裏面16への開口近傍では、さらに内径が大きくなっている。
孔31は、その中心軸と折り曲げ部15の孔31側の端36との距離D3が、突部12の軸心と折り曲げ部の突部12側の端26との距離D4に略等しい。
おもて面17側における孔部13の近傍には、補強環37および複数のリブ38が設けられる。補強環37は、孔部13と間隔を有して孔部13を取り囲む、おもて面17側に突出する環状部分である。補強環37は、その幅および高さが1mm前後である。リブ3
8は、孔周辺部39を起点とし、孔31の中心から放射状に延びた、おもて面17側に突出する線状部分である。リブ38は、周方向に60度間隔に6つが、補強環37に交差して径方向外方に延びる。各リブ38は、その延長線上に後述する補強リブ41が存在するものは補強リブ41に連続し、そうでないものは、補強環37から0.5mm程径方向外方に延びて終わる。各リブ38の幅および高さは略1mmである。
6つのリブ38,…,38は、樹脂材料により成形した連結具1を金型から取り出すときの突き出しピン(エジェクタピン)の先端の位置に対応して設けられ、金型からの取り出し時に、突き出しピンがいずれかのリブ38を突くことにより、成形直後の連結具1の変形を防止する。リブ38の数は、突き出しピンの配置等に応じてその数および位置を変えることができる。また、補強環37の位置と突き出しピンの位置とを一致させることにより、リブ38を省略してもよい。
ベルト部11における長手方向の一方の半円形の端縁およびその近傍の端縁には、補強リブ41が設けられる。補強リブ41は、厚さが略0.8mmであり、半円形の端縁等に沿っておもて面17に直交しながら外方に突出する。補強リブ41は、半円形の端縁だけではなくこれに連続する、図3において孔部13(孔周辺部39)と重なるベルト部11の長手方向における内方の端縁にまで延びている。つまり、補強リブ41は、孔部13を、突部12側を除く三方から取り囲むように設けられる。補強リブ41は、突出高さが略2mmである。補強リブ41は、ベルト部11の長手方向の内方端おいて徐々に高さが低くなって突出高さが0mmになる。
ストラップ取付部14は、ベルト部11の長手方向の他方の端(半円形の端の反対側の端)に連続している。ストラップ取付部14は、幅がベルト部11と同じであり、厚さがベルト部11に比べて大きく略3mmである。ストラップ取付部14は、ベルト部11との厚さの違いの大部分をおもて面17側に突出させている。
ストラップ取付部14は、おもて面17側と裏面16側とを貫通するストラップ孔42を備える。ストラップ孔42は、その断面形状がベルト部11の長手方向を短辺とする矩形である。ストラップ取付部14とベルト部11とが連続する部分におけるベルト部11幅方向の両端縁には、おもて面17からストラップ孔42の突出面まで徐々に高さが増す、補強壁43,43が設けられている。補強壁43の厚さは、補強リブ41の厚さに略等しい。
連結具1は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のオレフィン系の合成樹脂により製造される。
次に、連結具1によるカードホルダー2とストラップ3との連結について説明する。
図4は連結具1がカードホルダー2とストラップ3とを連結する様子を示す図である。
連結具1とストラップ3との連結は、ストラップ3をストラップ孔42に通すことにより行われる。ストラップ3は、端同士が分離可能なバックルにより連結され、またはかしめられた金属等で分離不能に連結される。なお、ここでいうストラップ3とは、いわゆる平紐をいう。
続いて、連結具1の孔部13側の端が、カードホルダー2に設けられたストラップ取り付け用の孔(以下「取付孔51」という)に通される。一端が取付孔51に通された連結具1は、おもて面17を内側にして折り曲げ部15で二つ折りされ、突部12が孔31に嵌め入れられる。折り曲げ部15は、ベルト部11においてその厚さが小さく、二つ折りが容易である。孔31に嵌め入れられた突部12は、その第1係止部22が、孔31の係合部32に嵌り込んで保持され、その第2係止部23の凸状湾曲面が、孔31の段35によって係止される(図3の二点鎖線部分参照)。
連結具1は、カードホルダー2との連結が、第1係止部22と係合部32との嵌合を主とし、第2係止部23が段35により係止されることを従として維持される。
連結具1は、カードホルダー2における取付孔51とその直近の端縁との間を、二つ折りされたベルト部11に挟むことにより、カードホルダー2を連結する。連結具1は既にストラップ3に連結されているので、連結具1は、カードホルダー2とストラップ3とを連結する。
ベルト部11は、折り曲げ部15の孔部13側の端36から半円形の端に至るまでその幅が少しずつ狭くなっている。そのため、突部12が孔31に嵌め入れられた状態では、半円形の端の先端側が2つの補強壁43,43に重なることなくこれらの間に位置する。
カードホルダー2の連結具1からの取り外しは、ベルト部11における半円形の端側をつまんで孔31から突部12を抜き出す。孔部13から突部12が抜き出されると、ベルト部11の両端が開かれ、連結具1からカードホルダー2が取り出される。
孔31からの突部12の抜き出しは、主に突部12を形成する弾性を有する樹脂が変形することにより可能となる。
弾性を有する、連結具1を形成する材料には、ポリエチレンおよびポリプロピレンが、適度な弾性と強度とが調和し生産に適した成形性を有するように一定の割合で混合された合成樹脂が使用される。
ところで、樹脂材料は、弾性を有していても変形が大きければ破損が生ずる。連結具1は、突部12に中空孔25を設けてその変形を容易とし、一方で突部12の突出端で中空孔25を閉じる底部24を設けることにより突部12の過度な変形を抑制する。連結具1は、突部12を先端が閉じられた中空孔25を有するものとすることにより、孔31からの突部12の抜き出し時における突部12の変形を、破損が生じない適切な範囲に収めることができる。
突部12を、このように形成せず中空孔25を有しない中実とすると突部が変形し難いために、突部と孔部13との分離時に孔部13の変形が大きくなり、孔部13周りに破損が生じ易い。また、突部12を、底部24を有さない中空孔とすると、突部と孔部13との分離時に突部が過度に変形し、突部周り(例えば突出の根もと)が破損し易い。突部12における底部24は、中空である突部12の剛性を適度に高め、突部と孔部13との分離時における孔部13および突部12周りの破損を防止する働きをする。
また、連結具1は、孔31の周り(孔周辺部39)をベルト部11よりも肉厚としたことにより、孔31周りが補強されている。この孔31周りの補強により、孔31から突部12を抜き出すときに強引に作業を行っても孔31の過度な変形が妨げられ、孔31周りの破損が防止される。
さらに、ベルト部11における孔部13側の先端近傍に補強リブ41が設けられたことにより、孔部13周りが一層補強される。孔31から突部12を抜き出す作業は、ストラップ3に連結されない側の端、つまり孔部13側の端をつまんで行われるが、この作業において、連結具1は補強リブ41を備えることよって孔部13周りが過度に変形せず、孔部13周りの破損が防止される。
これに対して、補強リブ41を有しない特許文献1,2に記載された連結具、および非特許文献2における連結具では、孔部側の端をつまんで行う連結の解除作業において、つまんだ端側が反り返って大きく変形する。これらに記載された連結具は、孔部と突部との結合を解除するときのこの過大な変形によって孔部周りが破損し易い。補強リブ41は、孔部13周りの剛性を高めて、連結の解除作業における、孔部13から半円形の先端までの反り返りを防止することにより、孔部13周りの破損を回避する働きをする。
孔部13周りは、孔部13を取り囲む補強環37によっても剛性が高められ、孔部13は補強環37によって過度の変形が妨げられ、破損が防止される。
連結具1は、突部12を孔31に嵌め入れる作業、および突部12を孔31から抜き出す(連結を解除する)作業のいずれにも、適度な固さであることが好ましい。この適度な固さは、突部12および孔31(孔部13)の各部の寸法の組み合わせに依存するが、これ以外にも、材料である樹脂の弾性によっても異なったものとなる。
図5は他の形態の連結具1Bの図である。図5における(a)は連結具1Bを2つ折りの内側となる側から見た斜視図、(b)は(a)のB−B矢視断面図、(c)は連結具1Bがカードホルダー2とストラップ3とを連結する様子を示す図である。
連結具1Bは、ベルト部11B、突部12B、孔部13Bおよびストラップ取付部14等からなる。連結具1Bにおけるストラップ取付部14は、連結具1におけるものと同じであり、図5において連結具1と同じ符合を付しその説明を省略する。
ベルト部11Bは、ストラップ取付部14に連続する側とは反対側の端が、半円形ではなく90度の頂角を2つ有する形状をベースとする点で、連結具1におけるベルト部11と異なる。90度の頂角に相当する端縁(2つの角部分)には、角(かど)取りのために湾曲している。ベルト部11Bの他の部分の構成は、連結具1におけるベルト部11と同じである。
連結具1Bは、ベルト部11Bのストラップ取付部14に連続する側とは反対側の端が(かど取りされた)90度の2つの頂角を有する形状であることから、この端縁に沿った補強リブ41Bもこの形状に合わせて設けられている(図5(a)参照)。補強リブ41Bは、孔部13Bの先端から突部12Bに向けて、連結具1Bをそのベルト部11Bの幅方向から見たとき孔部13Bに重なる位置まで延びている。このことは、連結具1における補強リブ41にも当てはまる。
突部12Bは、突出方向に順に基部21、第1係止部22、等径部27B、底部24およびそれぞれの中間部分からなる。突部12Bは、第1係止部22から突出端までが、一定の外径を有する等径部27Bとなっている点で、つまり第2係止部23を有しない点で、連結具1における突部12と異なる。突部12Bの他の部分の構成は、連結具1における突部12と同じである。
孔部13Bは、おもて面17側から裏面16側に貫通する孔31B、および孔31Bを取り囲む孔周辺部39で構成される。孔31Bは、おもて面17側の開口の奥に係合部32およびその裏面16側に径小部33Bを備える。連結具1Bでは、孔31Bに連結具1の孔31のような径大部および段が設けられず、径小部33Bが裏面16側の開口近くまで続く。孔部13Bは、これらの点を除き、連結具1における孔部13と同じ構成である。
連結具1Bは、連結具1が備える補強環37を備えていない。また、連結具1Bは、孔周辺部39から120度間隔でリブ38が3つ、放射状に延びている。各リブ38は、その延長線上に補強リブ41Bが存在するものは補強リブ41Bに連続し、延長上に補強リブ41Bが存在しないものは、2mm程径方向外方に延びる。各リブ38の幅は1.5mmであり、高さは略1mmである。
連結具1Bについて、説明を省略した部分、図5において連結具1の符合と共通する符合を有する部分は、連結具1におけるものと構成が同じである。
連結具1Bによるカードホルダー2とストラップ3との連結は、連結具1におけると同様にして行われる。
連結具1Bは、突部12Bが中空孔25を備えかつ底部24を備えることにより、特に突部12Bを孔31Bから抜き出すときに変形するものの過度な変形が抑制される。その結果、連結具1Bでは、突部12B周りの破損が防止され、かつ破損につながる疲労を軽減させながら、節度有る解除感(適度な固さ感)を作業する者に与えることができる。
また、連結具1Bは、孔部13B側の先端近傍に補強リブ41Bを有することにより、孔部13B周りの剛性が高まり、孔部13Bと突部12Bとの解除作業において孔部13B周りが過度に変形せず、孔部13B近傍の破れ等の破損が防止される。
孔31を、裏面16に開口させず閉じられたものとすることができる。連結具1,1Bでは、突部12,12Bと孔部13,13Bとの連結の解除の際に突部12,12Bが適度に変形することにより、突部12,12Bおよび孔31周りの破損が防止される。このような作用は、孔31が貫通するかしないかには影響されない。
また、補強リブ41,41Bは、突部12,12Bと孔部13,13Bとの連結の解除の際に、孔部13,13B側の過度の反り返りを防止することができるように全体として長手方向に延びるものであれば、他の形態とすることができる。例えば、ベルト部11,11Bの長手方向の端縁よりも幅方向内方において長手方向に延びるように補強リブ41Cを形成してもよく(図6(a))、または孔部13,13Bについてのベルト部11,11Bの幅方向両側を起点として先端に向けて徐々に互いの間隔が狭まるように補強リブ41Dを形成してもよい(図6(b))。
上述の実施形態において、連結具1の一部の構成と連結具1Bの一部の構成とを組み合
わせて、他の形態の連結具とすることができる。連結具1,1Bにおける第1係止部22、第2係止部23、係合部32、孔周辺部39、補強環37、補強リブ41,41Bおよびストラップ取付部14等の形状は、本発明の範囲内で任意のものとすることができる。
その他、連結具1,1B、および連結具1,1Bの各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、職場、会議場等で個人を識別するための、名札または名刺等を収容するカードホルダーをストラップまたはクリップに連結するための連結具に利用することができる。
1,1B 連結具
2 カードホルダー
11,11B ベルト部
12,12B 突部
13,13B 孔部
22 第1係止部(係止部)
24 底部
31 孔(貫通孔)
32 係合部
37 補強環
41,41B〜41D 補強リブ

Claims (3)

  1. カードホルダーを連結する合成樹脂製の連結具であって、
    2つ折り可能な帯状のベルト部と、
    前記ベルト部の長手方向の一方の側において前記ベルト部の表面から突出する突部と、
    前記長手方向の他方の側に設けられ前記突部を嵌め入れ可能な孔と、を有し、
    前記突部は、
    突出方向に直交する断面の外形が円形であって前記突部の側面を周方向に1周して外方に突出する係止部を有し、かつその突出側の端が底部により閉じられて前記突出側とは反対の端が開口する中空に形成され、
    前記孔は、
    その内方に、その中心軸に直交する断面の形状が円形であって周方向に1周する凹状の係合部を備え、
    前記突部の突出する側を内側として前記ベルト部が2つ折りされて前記突部が前記孔に押し入れられたとき、前記係止部が前記係合部に嵌り込んで前記ベルト部の2つ折りが維持されるように構成された
    ことを特徴とする連結具。
  2. 前記ベルト部は、
    前記長手方向における前記孔を有する側の先端近傍に、全体として前記ベルト部の長手方向に延び前記ベルト部が2つ折りされたときの内側となる方向に突出する補強リブを有する
    請求項1に記載の連結具。
  3. 前記孔は、前記ベルト部における他の部分よりも厚さが大きい孔部に設けられ、
    前記孔部と間隔を有して前記孔部を環状に取り囲み前記ベルト部における他の部分よりも厚さが大きい補強環を備えた
    請求項1または請求項2に記載の連結具。
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