JP2013192563A - 救命具 - Google Patents

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直喜 常味
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Abstract

【課題】緊急使用時にロープの絡み合いがなくて確実に救命ブイを投げることができるとともに、景観に配慮したものとすることができる救命具を提供する。
【解決手段】この救命具は、救命浮輪2と、地中に立設されたポールPと、これらの救命浮輪2とポールPとに両端部を固定されたロープ16とを備え、ポールPは、地中に立設された筒状のポール本体1と、ポール本体1に設けられた掛止具3と、ポール本体1内に設けられた棒状の中棒5とを備え、ロープ16は、ポールP側の一端部を中棒5に固定されているとともに、中棒5の周囲に巻かれてからポール本体1の上端開口からポール本体1の外部に延びており、救命浮輪2は、掛止具3掛けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、湖沼、河川、海等に落ちた人を救助するための救命具に関する。
近年、ゴルフ場において、コース内の池に誤って人が落ち、重大な事故が発生することがある。このため、池に落ちた人を助けるために、池の周囲に救命具を設置するゴルフ場が増えつつある。
従来、このような救命具としては、例えば、地中に細長い棒状のポールが立設され、このポールと救命浮輪とがロープで繋がれ、ポールに設けられた掛止部に救命浮輪と何重にも巻かれたロープとが掛けられているものが知られている。
なお、先行技術文献は特に記載しない。
しかしながら、このような従来の救命具にあっては、緊急使用時に浮輪を持って投げようとすると、ロープが絡み合って救命浮輪が投げられない場合がある。また、ロープが露出しているので、景観を損ねるという問題がある。さらには、ロープが露出しているので、ロープが風雨に曝され、また紫外線により劣化するとともに、冬場にはロープが凍結し、このため使用できない場合がある。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、緊急使用時にロープの絡み合いがなくて確実に救命ブイを投げることができるとともに、景観に配慮したものとすることができる救命具を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の救命具は、救命ブイと、地中に立設されたポールと、これらの救命ブイとポールとに両端部を固定されたロープとを備え、
前記ポールは、地中に立設された筒状のポール本体と、前記ポール本体に設けられた掛止部と、前記ポール本体内に設けられた棒状の中棒とを備え、
前記ロープは、前記ポール側の一端部を前記中棒に固定されているとともに、当該中棒の周囲に巻かれてから前記ポール本体の上端開口から前記ポール本体の外部に延びており、
前記救命ブイは、前記掛止部に掛けられていることを特徴とする。
本発明においては、緊急使用時に、救命ブイを持ってロープを引いて行くと、筒状のポール本体内に設けられている中棒の周囲に巻かれたロープが解けて、ポール本体の上端開口からポール本体の外部に伸びて行く。ロープが充分伸びた状態で救命ブイを池等に落ちた人の近くに投げる。
本発明にあっては、緊急使用時に、救命ブイを持ってロープを引いて行くと、筒状のポール本体内に設けられている中棒の周囲に巻かれたロープが絡まることなく、ポール本体の上端開口からポール本体の外部に伸びて行くので、確実に救命ブイを投げることができる。
また、ロープの大部分が筒状のポール本体内に収容されているので、外観としてはポール本体と掛係部と救命ブイとロープの短い一部等であるため、景観に配慮したものとなっている。
本発明の上記構成において、前記ポール本体には、上端開口を塞ぐキャップが設けられ、このキャップには、前記ロープの通し孔が設けられていることが好ましい。
これにより、ロープの大部分が筒状のポール本体内に収容されているとともに、ポール本体の上端開口がキャップにより塞がれているので、ロープを風雨や紫外線から防護することができるため、緊急使用時にも確実に使用することができる。また、冬場にロープが凍結して使用できなくなるのを防止できる。
また、本発明の上記構成において、前記中棒は、前記ポール本体の上端開口から挿入されて前記ポール本体内に設けられた支持部に底部を支持されていることが好ましい。
これにより、中棒にロープを巻いた後、筒状のポール本体に上端開口から挿入するだけで良いので、救命具の設置が簡単である。さらには、ロープが巻かれた中棒をポール本体の上端開口から引き揚げて、ロープのメンテナンス等を簡単に行うことができる。
本発明によれば、緊急使用時にロープの絡み合いがなくて確実に救命ブイを投げることができるとともに、景観に配慮した救命具とすることができる。
本発明の実施の形態に係る救命具を示す概略図である。 ロープの巻取具を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1および図2に示すように、本発明の実施の形態に係る救命具は、池等の近くの土中に打ち込まれた細長い筒状のポール本体1を備えている。ポール本体1の上端より少し下側の位置には、救命浮輪(救命ブイ)2を掛けるためのU字状の掛止具(掛止部)3がねじ10により固定されている。また、掛止具3の上端部はテープ11が巻かれて固定されている。ポール本体1の上端部には、ポール本体1の上端開口を塞ぐキャップ4が取り付けられている。キャップ4は、有底円筒状でかつ底部が半球状に形成されたものであり、開口側をポール本体1の上端部の外側に嵌合することにより、ポール本体1に取り付けられている。
ポール本体1内には、細長い棒状の中棒5が収容されている。中棒5の両端部にはそれぞれ、本体部6よりも径が大きい径大部7が設けられている。下側の径大部7の先端には、複数の貫通孔が形成された載置板9がねじ12により固定されている。本体部6には、下側の径大部7の近傍の位置に、ロープの通し孔13が設けられている。
ポール本体1と中棒5と掛止具3とにより、ポールPが構成されている。
ポール本体1には、地上部分の下側の位置に、複数個のねじ14が周囲から中心部に向けてねじ込まれて支持部15が形成されている。中棒5は、ポール本体1の上端開口から挿入されてポール本体1内の支持部15に底部の載置板9が支持されることにより、ポール本体1内に位置固定されている。なお、中棒5がポール本体1内で上方に移動しないように、ポール本体1に抜け止め部材を設けると、ロープを引き出すときに、中棒5がポール本体1から外部に引き出されてしまうのを防止することができる。
中棒5の通し孔13には、ロープ16の一端部が挿通され、抜けないようにしてされており、これによりロープ16の一端部が取り付けられている。ロープ16が通し孔13から抜けないようにするには、例えば、ロープ16の一端部を通し孔13に通した後に、ロープ16を中棒5の外周に1回程度巻くと抜け止めとなる。あるいは、ロープ16の一端部を通し孔13に通した後に、結び目を作って抜け止めにするなどしてもよい。ロープ16は、大部分が中棒5の周囲に巻き付けられ、他端部の近くの部位がキャップ4の底部中央に形成されたロープの通し孔17を挿通され、他端部が救命浮輪2に取り付けられている。ロープ16は、中棒5の周囲に1重または複数回重ねて巻き付けられる。なお、中棒5の本体部6の外周面にらせん状の溝を形成すると、ロープ16を整然と巻くことができ、ロープ16を引き出すときに円滑に引き出すことができる。
ポール本体1には、載置板9より下側の位置に、水抜き孔23が設けられている。また、ポール本体1には、地中の位置に、アンカーの通し孔25が設けられており、この通し孔25にアンカー26が挿通され、これによりポール本体1の抜け止めが図られている。
図2に示すように、中棒5にロープ16を巻くための巻取具34を用いると、容易に整然と中棒5にロープ16を巻く付けることができる。この巻取具34は、そのねじ部35を中棒5の上側の径大部7の外側に設けられたねじ部36にねじ込むことにより、中棒5に取り付け、その後L字状のハンドル部37を回しことにより、中棒5を回転させてロープ16を巻き付けるようになっている。
上記ポール本体1、キャップ4、中棒5、巻取具34は、塩化ビニル等の合成樹脂で構成することができる他、アルミニウム等の金属などの材料で構成できる。
この救命具においては、緊急使用時に、キャップ4を外した後、このキャップ4と救命浮輪2とを持ってロープ16を引いて行くと、筒状のポール本体1内に設けられている中棒5の周囲に巻かれたロープ16が解けて、ポール本体1の上端開口からポール本体1の外部に伸びて行く。ロープ16が充分伸びた状態で救命浮輪2を池等に落ちた人の近くに投げる。
このように構成された救命具にあっては、緊急使用時に、ロープ16を引いて行くと、筒状のポール本体1内に設けられている中棒5の周囲に巻かれたロープ16が絡まることなく、ポール本体1の上端開口からポール本体1の外部に伸びて行くので、確実に救命浮輪2を投げることができる。このように、細長い中棒5に巻かれたロープ16は絡まることなく円滑に引き出すことができる。
また、ロープ16の大部分が筒状のポール本体1内に収容されているので、外観としてはポール本体1と掛止具3と救命浮輪2とロープ16の短い一部であるため、景観に配慮したものとすることができる。
さらに、ロープ16の大部分が筒状のポール本体1内に収容されているとともに、ポール本体1の上端開口がキャップ4により塞がれているので、ロープ16を風雨や紫外線から防護することができるため、緊急使用時にも確実に使用することができる。また、冬場にロープ16が凍結して使用できなくなるのを防止できる。
また、中棒5がポール本体1の上端開口から挿入されてポール本体1内に設けられた支持部15に底部を支持されているので、中棒5にロープ16を巻いた後、筒状のポール本体1に上端開口から挿入するだけで良いため、救命具の設置が簡単である。さらには、ロープ16が巻かれた中棒5をポール本体1の上端開口から引き揚げて、ロープ16のメンテナンス等を簡単に行うことができる。
なお、上述の実施の形態の形態では、キャップ4を設けたが、これを設けなくてもよい。
また、上述の実施の形態の形態では、本発明の救命具をゴルフ場の池に設置した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、湖沼、河川、海等に落ちた人を救助するために設置して用いることができる。
P ポール
1 ポール本体
2 救命浮輪(救命ブイ)
3 掛止具(掛止部)
4 キャップ
5 中棒
15 支持部
17 通し孔

Claims (3)

  1. 救命ブイと、地中に立設されたポールと、これらの救命ブイとポールとに両端部を固定されたロープとを備え、
    前記ポールは、地中に立設された筒状のポール本体と、前記ポール本体に設けられた掛止部と、前記ポール本体内に設けられた棒状の中棒とを備え、
    前記ロープは、前記ポール側の一端部を前記中棒に固定されているとともに、当該中棒の周囲に巻かれてから前記ポール本体の上端開口から前記ポール本体の外部に延びており、
    前記救命ブイは、前記掛止部に掛けられていることを特徴とする救命具。
  2. 前記ポール本体には、上端開口を塞ぐキャップが設けられ、このキャップには、前記ロープの通し孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の救命具。
  3. 前記中棒は、前記ポール本体の上端開口から挿入されて前記ポール本体内に設けられた支持部に底部を支持されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の救命具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103893934A (zh) * 2014-04-10 2014-07-02 常州大学 一种沙漠沼泽淤埋救生设备
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