JP2013192607A - 医療管用固定具、医療管用固定テープ、医療管の固定方法 - Google Patents
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Abstract
【効果】支持部11により粘着テープ9の粘着面10に対する医療管13の接触面積が増えるとともに、粘着テープ9により支持部11を固定部4に保持するので、固定部4に対する医療管13の動きを規制し、特に医療管13の長手方向への位置ずれを防止することができる。
【選択図】図4
Description
請求項1の発明(第1,2実施形態に対応)にかかる医療管用固定具においては、上部に止め部(3)を有するとともに医療管(13)を当てがう固定部(4)を下部に有する保持部材(1)を備え、その固定部(4)に沿って当てがわれた医療管(13)に対し粘着テープ(9)をその粘着面(10)が医療管(13)及び固定部(4)に接触するように環状に巻き付けて医療管(13)を固定部(4)に対して挟持する。例えば、止め部(3)はボタン穴やクリップなどである。例えば、保持部材(1)は軟質合成樹脂材により成形されている。
図1(a)に示す医療管用固定具において、保持部材1は、軟質合成樹脂材であるゴムにより環状に一体成形され、止め環2の内側に保持孔1aを有している。止め環2の上部には上方へ突出する止め部3が形成されている。止め環2の下部には固定部4が形成されている。止め部3には細長いボタン穴としての引掛孔3aが貫設されている。固定部4には止め環2の内周端縁部の一部で止め環2の周方向へ直線的に延びる保持縁部5が形成されているとともに、止め環2の外周端縁部の一部で止め環2の周方向へ直線的に延びる保持縁部6が形成され、これらの保持縁部5,6間で幅広の載置部7が形成されている。保持孔1a側の保持縁部5の両側には止め環2の内周端縁部の一部で係止部8が形成されている。なお、保持部材1の材質については特に限定せず、例えば、止め環2をプラスチックにより成形し、止め部3をゴムにより成形して止め環2に支持してもよい。
例えば、図1(b)に示すように点滴器具に利用する場合には、医療管13を前述したように固定テープによって固定具に取り付けた後、衣類などのボタン3b(引掛部)を止め部3の引掛孔3aに挿入して医療管13を衣類などに保持する。医療器具の利用時に医療管13を利用者や周囲の者などが不用意に引っ掛けると、医療管13には保持部材1から離れる向きの力が生じるが、医療管13は粘着テープ9により保持されているため、医療管13の大きな動きや抜け落ちを規制して医療器具の利用者に悪影響を及ぼすトラブルを防止する。
図5(a)に示す医療管用固定具において、保持部材1は、プラスチックにより一体成形され、逆T状の止め腕15の上部にはクリップ16が形成されているとともに、この止め腕15の下部両側には固定部4が形成されている。両固定部4には上方へ開放された保持凹部17aと下方へ開放された保持凹部17bとが形成され、上側の保持凹部17aの底縁部には直線的に延びる保持縁部18が形成されているとともに、下側の保持凹部17bの底縁部には直線的に延びる保持縁部19が形成され、これらの保持縁部18,19間で幅広の載置部20が形成されている。これらの保持凹部17a,17bの保持縁部18,19の両側には係止部21が形成されている。
図6(a)に示すように保持部材1の両固定部4のうち一方の固定部4において両保持縁部18,19間の載置部20に粘着テープ9の支持部11を医療管13とともに当てがった後、図6(b)に示すように粘着テープ9の巻き部12をその支持部11側から他端部9b側へ保持凹部17a,17bを通して一回以上環状に巻いて図6(c)に示すように両係止部21間で両保持縁部18,19に締め付けるとともに巻いた巻き部12の粘着面10を粘着テープ9の外側片面に貼り付けて保持すると、図4(a)に示す場合と同様に粘着テープ9の支持部11及び巻き部12で固定部4と医療管13とが互いに並んで挟持される。
(1) 止め部3を有するとともに医療管13を当てがう固定部4を両端縁部(第1実施形態の保持縁部5,6または第2実施形態の保持縁部18,19)間に有する保持部材1を備え、その固定部4に当てがわれた医療管13に粘着テープ9の内面における粘着面10を接触させた状態で固定部4に両保持縁部5,6,18,19間で環状に巻かれて保持された粘着テープ9の内面間で医療管13を固定部4とともに挟持するようにした。その場合、粘着テープ9は、固定部4の両保持縁部5,6,18,19間で一回以上巻かれて保持され、固定部4及び医療管13を粘着テープ9の内面における両粘着面10間で挟持する。すなわち、粘着テープ9が固定部4の両保持縁部5,6,18,19に一回以上環状に巻かれて固定部4及び医療管13を粘着テープ9の両粘着面10間で挟持するので、粘着テープ9の粘着面10に接触させた医療管13を粘着テープ9により締め付けることができる。従って、医療器具の利用時に医療管13を利用者や周囲の者などが不用意に引っ掛けても、固定部4に対する医療管13の動きを規制し、特に医療管13の長手方向への位置ずれを防止し、医療器具の利用者に与えるトラブルを防止することができる。しかも、粘着テープ9の締め付けにより、医療管13を適度な力で保持して医療管13を通る流体などの流れを良好に維持することができる。
・ 第1,2実施形態においては、医療管用固定テープを採用したが、例えば図4(b)(c)に示すように、市販された粘着テープ9を利用してもよい。その際には、粘着テープ9の一端部9a側を医療管13に一回以上巻いて支持部11を設けるようにしてもよい。
・ 点滴器具以外、例えば、胃ろう器具などの様々な医療器具に利用される医療管に応用することができる。
Claims (7)
- 上部に止め部を有するとともに医療管を当てがう固定部を下部に有する保持部材を備え、その固定部に沿って当てがわれた医療管に対し粘着テープをその粘着面が医療管及び固定部に接触するように環状に巻き付けて医療管を固定部に対して挟持することを特徴とする医療管用固定具。
- 前記固定部は環状に巻き付けられた粘着テープが当てがわれる両端縁部を有し、その両端縁部のうち少なくとも一方の端縁部において、粘着テープの長手方向に対し直交する幅方向で粘着テープを挟む両側に係止部を有していることを特徴とする請求項1に記載の医療管用固定具。
- 前記保持部材は止め環の内側に保持孔を有し、前記固定部の両端縁部のうち一方の端縁部はこの保持孔で止め環の内周の一部に設けた保持縁部であり、他方の端縁部はこの止め環の外周の一部に設けた保持縁部であることを特徴とする請求項2に記載の医療管用固定具。
- 前記保持部材の止め部は引掛部が係入される引掛孔であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一つの請求項に記載の医療管用固定具。
- 請求項1から請求項4のうちいずれか一つの請求項に記載の医療管用固定具に加えて、医療管用固定テープを備え、この医療管用固定テープにおいて、粘着テープの一端部側には、医療管を当てがう載置部と、その載置部に載置された医療管を挟む両側に設けた挟持部とを互いに区画して設け、その載置部と両挟持部とにより医療管を挟持した状態で両挟持部の粘着面を重ねて載置部及び両挟持部の粘着面を医療管に接触させることにより粘着テープの一端部側に支持部を設けるようにしたことを特徴とする医療管用固定具。
- 粘着テープの一端部側には、医療管を当てがう載置部と、その載置部に載置された医療管を挟む両側に設けた挟持部とを互いに区画して設け、その載置部と両挟持部とにより医療管を挟持した状態で両挟持部の粘着面を重ねて載置部及び両挟持部の粘着面を医療管に接触させることにより粘着テープの一端部側に支持部を設けるようにしたことを特徴とする医療管用固定テープ。
- 粘着テープの長手方向両端部のうち一端部側の粘着面で医療管を挟持するように粘着面を医療管に接触させることにより粘着テープの一端部側に支持部を設け、この支持部を固定部に当てがい、粘着テープをその支持部側から他端部側に向って巻き締め付けることにより医療管を保持することを特徴とする医療管の固定方法。
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