JP2013196330A - ドライブレコーダ - Google Patents
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Abstract
【課題】映像データの改ざんを防止できるドライブレコーダを提供する。
【解決手段】カメラ(12)と、画像処理部(140)と、音声制御部(190)と、記録制御部(150)と、制御部(160)と、を備え、制御部(160)は、映像データを記録制御部(150)によりメモリカード(30)に記録させるときは、映像データにおける単位画像の記録位置を示す記録位置情報(205)を生成し、生成した記録位置情報(205)と単位画像の先頭部分を含む領域とを暗号化し、暗号化した映像データを記録制御部(150)により記録させる。
【選択図】図4
【解決手段】カメラ(12)と、画像処理部(140)と、音声制御部(190)と、記録制御部(150)と、制御部(160)と、を備え、制御部(160)は、映像データを記録制御部(150)によりメモリカード(30)に記録させるときは、映像データにおける単位画像の記録位置を示す記録位置情報(205)を生成し、生成した記録位置情報(205)と単位画像の先頭部分を含む領域とを暗号化し、暗号化した映像データを記録制御部(150)により記録させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、車両に搭載され映像データを記録するドライブレコーダに関する。
車両の走行データを映像データと共に記録するドライブレコーダを車両に搭載することが行われている。ドライブレコーダは、例えば車両に衝撃が発生した場合に、その衝撃が発生した時刻を含む前後の所定時間の映像データを取得し、メモリカードに記録するように構成されている。
ドライブレコーダにより記録された映像データは、車両の事故の発生原因などの証拠となるものであり、データの信頼性、同一性が要求される。そのため、改ざんを防止するために暗号化などの対策を講じることが一般的である。
特許文献1には、JPEGデータのヘッダ情報に含まれる符号化情報(ハフマンテーブルや量子化テーブル)を、予め登録された暗号化キーを用いて暗号化するデータ暗号化方法が開示されている。
動画情報の記録フォーマットとして一般的に用いられるものにMPEG4形式の動画圧縮形式が知られている。MPEG4形式は、フレーム間圧縮により記録される動画形式であるが、動画から単一のフレームである静止画像データを抜き出そうとしても、この圧縮方式により、静止画像データの鮮鋭度が低くなり、証拠能力が劣る。
また、モーションJPEG形式という画像圧縮規格も知られている。モーションJPEG形式は、JPEG形式の画像データを連続して記録したものであり、フレーム間の圧縮を行なわない。そのため、映像データから単一のフレームである静止画像データを抜き出した場合の精鋭度がMPEG4形式よりも高くなるので、証拠能力が高くなる。
しかしながら、モーションJPEG方式ではフレーム間圧縮を行わないので、記録される映像データのファイルサイズがMPEG方式と比較して大きくなる。そのため、モーションJPEG方式で記録された映像データを暗号化する場合は、暗号化のための処理負担が大きくなるという問題がある。
ここで、モーションJPEGに含まれるJPEG形式の画像それぞれについて、前述の特許文献1のようにヘッダ情報のみを暗号化することにより、処理負荷を低減することができる。
しかしながら、ヘッダ情報という所定の情報のみを暗号化キーにより暗号化した場合は、暗号化後のデータが一定のパターンとなり、暗号化部分が第三者に判別されやすくなり、映像データが改ざんされる虞があるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ドライブレコーダにおいて、映像データの暗号化の処理負担を軽減し、映像データの改ざんを防止できるドライブレコーダを提供することを目的とする。
本発明は、車両に搭載され、映像信号を取得するカメラと、カメラにより取得された映像信号をエンコードして単位画像の集合である映像データを生成する画像処理部と、画像処理部により生成された映像データの記録を制御する記録制御部と、画像処理部及び記録制御部を制御する制御部と、を備え、制御部は、映像データを記録制御部により記録させるときは、映像データにおける単位画像の記録位置を示す記録位置情報を生成し、生成した記録位置情報を暗号化すると共に、単位画像のヘッダ領域とデータ領域の一部とを暗号化し、暗号化した記録位置情報と単位画像とを含む映像データを記録制御部により記録させることを特徴とする。
本発明によれば、映像データを記録制御部により記録させるときに、単位画像の記録位置を示す記録位置情報を生成し、記録位置情報と単位画像のヘッダ情報とデータ領域の一部を含む領域とを暗号化する。このような処理により、映像データ全体を暗号化するよりも処理が容易となり、暗号化のための処理負担を軽減することができる。また、単位画像の先頭部分を含む領域を暗号化するので、第三者に暗号化部分が判別されにくくなり、映像データの改ざんを防止できる。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態のドライブレコーダ10を含むドライブレコーダシステム1の説明図である。
ドライブレコーダシステム1は、車両11に搭載されるドライブレコーダ10と、事業所等に設置されるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と呼ぶ)20と、ドライブレコーダ10が取得するデータを記録するメモリカード30とを備える。
ドライブレコーダ10は、車両11から走行データ(例えば車速、エンジン回転数、緯度、経度等)を取得して、これらを日時情報と共に所定の時間間隔で記録する。また、ドライブレコーダ10には、カメラ12が接続されており、カメラ12により取得された映像データが記録される。また、ドライブレコーダ10には、マイク192が接続されており、マイク192により取得された音声データが記録される。これら走行データ、映像データ及び音声データは、記録制御部150を介してメモリカード30に記録される。
ドライブレコーダ10には、メモリカード30が挿入された状態でメモリカード30との間でデータの書き込み及び読み出しを行う記録制御部150と、メモリカード30に人為的に映像データを記録させる記録ボタン180と、点灯状態(色、点滅等)によりドライブレコーダ10の状態を表示するLED193とが設けられている。
PC20は、メモリカード30が挿入された状態でメモリカード30との間でデータの書き込み及び読み出しを行うメモリカードインタフェース21と、映像データ等を表示可能な液晶ディスプレイ等からなる表示部22と、ユーザからの指示が入力可能なキーボード及びマウス等からなる入力部23とを備える。
メモリカード30は、記録制御部150及びメモリカードインタフェース21により読み書き可能に構成されており、例えばSD(Secure Digital)やCF(Compact Flash(登録商標))等のフラッシュメモリカードが用いられる。
図2は、本発明の実施形態のドライブレコーダ10の機能ブロック図である。
ドライブレコーダ10は、画像処理部140と、内部メモリ130と、記録制御部150と、制御部160と、加速度センサ170と、記録ボタン180と、音声制御部190と、電源制御部200と、を備える。制御部160は、これら、画像処理部140、内部メモリ130、記録制御部150、加速度センサ170、記録ボタン180、音声制御部190及び電源制御部200に接続され、これら各部を制御する。また、制御部160はLED193に接続され、LED193の点灯状態を制御する信号を出力する。また、制御部160は、フラッシュROM120に接続され、フラッシュROM120に記録されたデータの読み出しを制御する。
画像処理部140は、カメラ12から受信した映像信号に対して所定のエンコード方式に基づいて画像処理を行う。内部メモリ130は、画像処理部140によりエンコードされた映像データを一時的に記録する。記録制御部150は、映像データを記録制御部150に挿入されたメモリカード30に記録する。
なお、本実施形態では、画像処理部140は、映像データを所定時間単位ごとにJPEG形式の単位画像としてエンコードし、エンコードされた単位画像を時系列に一つのデータとしてまとめたモーションJPEG形式(M−JPEG形式)の映像データとして生成する。
内部メモリ130は、SDRAM等の揮発性メモリからなるバッファ領域を備え、制御部160の制御により、メモリカード30に映像データを記録するとき一時的に映像データを記録するバッファとして用いられる。
フラッシュROM120は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成されており、ドライブレコーダ10に供給される電源が断たれてドライブレコーダ10の動作が停止した後も、記録されたデータを保持できるように構成されている。フラッシュROM120は、ドライブレコーダの動作に関わるプログラムや設定データを記録する。
加速度センサ170は、車両11に加わる加速度を検出して、検出した加速度が所定の閾値を超えた場合に、イベントの発生の検出を制御部160に通知する。記録ボタン180は、加速度センサ170によるイベントの発生の検出にかかわらず、運転者が操作することによりイベントの発生を制御部160に通知する。制御部160は、加速度センサ170からイベントの検出を受けた場合又は運転者により記録ボタン180が操作されたことによりイベントの検出を受けた場合は、車両11に衝撃等のイベントが発生したと判断して、内部メモリ130のバッファ領域からイベント発生時刻を含む前後の所定時間内に記録された映像データを抽出する。抽出された映像データは、記録制御部150を介してメモリカード30に記録される。
音声制御部190は、音声の記録及び再生を制御する。音声制御部190には、スピーカ191及びマイク192が接続される。音声制御部190は、制御部160の制御より、映像データを記録しているときにマイク192によりドライブレコーダ10の周囲の音声を取得し、取得した音声データを内部メモリ130に記録する。また、音声制御部190は、制御部160の制御により、ドライブレコーダ10の動作に関連した音声又は警報音(例えばメモリカード30が挿入されていない旨の警報音)を、スピーカ191を介して運転者に通知する。
音声制御部190が記録する音声データは、例えばリニアPCM(LPCM)方式によりサンプリング及び量子化される。なお、リニアPCM方式は、記録される音声データのデータ量が固定であるので、音声データの先頭からのビット数(オフセット)に対応して、先頭からの記録時間が推移する記録形式である。
電源制御部200は、車両11から電力の供給を受けて、制御部160及び制御部160を介して各部に電力を供給する。また、電源制御部200はバッテリを内蔵しており、車両11からの電力の供給が絶たれた場合にも一定時間、制御部160及び各部に電力を供給できるように構成されている。
次に、以上のように構成されたドライブレコーダ10の動作を説明する。
図3は、本実施形態の制御部160が実行する映像データ201及び音声データ210の記録処理を示す説明図である。
カメラ12により取得された映像信号は、画像処理部140により所定のエンコード方式(JPEG形式)にエンコードされ、モーションJPEG形式の映像データ201として内部メモリ130に常時記録される。映像データ201は、JPEG形式の単位画像204の集合であり、単位画像204が時系列順に記録されている。
また、マイク192に入力される音声は、音声制御部190によりデジタルデータに変換され、音声データ210として内部メモリ130に記録される。音声データ210は、リニアPCM形式のデジタルデータから構成される。
ここで、制御部160は、加速度センサ170が衝撃等のイベントを検出したとき又は記録ボタン180の操作によりイベントを検出したときは、内部メモリ130に記録されている映像データ201及び音声データ210から、イベントが検出された時刻を含む前後の所定時間内(例えば、イベント発生前12秒、イベント発生後8秒)に記録されていた単位映像データ202及び単位音声データ211を抽出する。抽出された単位映像データ202及び単位音声データ211は、記録制御部150を介してメモリカード30に記録される。
単位映像データ202をメモリカード30に記録するときに、制御部160は単位映像データ202の暗号化処理を行う。単位映像データ202の暗号化処理を行うことにより、メモリカード30に記録された単位映像データ202が第三者により読み取られたり改ざんされたりする虞がなくなる。
次に、本発明の実施形態における暗号化処理を説明する。
図4は、本実施形態の制御部160が行う単位映像データ202の暗号化処理の説明図である。
制御部160は、イベントが検出された時刻を含む前後の所定時間内に記録されている単位映像データ202を内部メモリ130から取得する。この単位映像データ202は、JPEG形式の単位画像204が時系列に連続されて記録されている。
単位画像204は、シーケンスヘッダ(SH)領域214とデータ領域215とからなる。SH領域214には、JEPG形式であることを示す情報や、データ領域に記録されているデータの符号化情報(ハフマンテーブルや量子化テーブル)等が記録されている。SH領域214は、一般的に数十〜数百バイトの容量を持つ。データ領域215はJPEG方式でエンコードされた画像のバイナリデータが記録されている。
まず、制御部160は、内部メモリ130から単位映像データ202を取得した後、取得した単位映像データ202から、単位画像204の先頭からの位置を示す情報をそれぞれ取得する。具体的には、制御部160は、単位映像データ202に含まれている各単位画像204について、それぞれの先頭からのアドレス(又はオフセット位置)を取得する。
制御部160は、取得した各単位画像204のアドレスを一覧としたアドレス情報205を生成し、このアドレス情報205を単位映像データ202の先頭部分に付加する。
次に、制御部160は、アドレス情報205が付加された単位映像データ202の暗号化処理を行う。
暗号化処理では、制御部160は、アドレス情報205と各単位画像204のSH領域214を含んだ領域とを暗号化キーを用いてそれぞれ暗号化する。
暗号化キーは、例えばハッシュ関数を用いてドライブレコーダ10内で一意となる文字列として作成される。暗号化キーは、例えば0〜255の数値となっている。制御部160は、この暗号化キーを用いて、ビットシフト等の手法により暗号化を行う。
なお、制御部160は、各単位画像204のSH領域214を含んだ領域については、SH領域214とデータ領域215の一部とを含んだ領域を、暗号化を行う領域216とする。
SH領域214に含まれる情報は、前述のようにハフマン符号テーブルや量子化テーブルなどJEPGのエンコードに関する情報が含まれている。この情報は、単位画像204のサイズや圧縮率が同じであれば略同一の情報となる。従って、異なる単位画像204においてもSH領域214の内容が略共通のデータとなる。そのため、SH領域214のみを暗号化キーにより暗号化した場合は、異なる単位画像204においても暗号化後のデータが一定のパターンとなりやすい。暗号化後のデータが一定のパターンである場合は暗号化部分が第三者に判別されやすくなるので、単位映像データ202が改ざんされる虞がある。
そこで本実施形態では、SH領域214だけでなく、SH領域214とデータ領域215の一部の領域とを含んだ領域216を暗号化するように構成した。
データ領域215にはJPEG方式でエンコードされた画像のバイナリデータが記録されているので、SH領域214にデータ領域215の一部の領域を含めた領域216の内容は、異なる単位画像204において同一の内容となることがない。従って、この領域216を暗号化することにより、暗号化後のデータが、異なる単位画像204では異なるパターンとなり、暗号化部分が第三者に判別されることを防止できる。
またさらに、単位画像204のSH領域214を含んで暗号化することにより、単位画像204が連続して記録されている単位映像データ202においては、単位画像204と単位画像204との境界が第三者から判別できない。従って、第三者は、単位映像データ202から、個々の単位画像204を解読して取得することが極めて困難となり、個々の単位画像204が第三者から判別されたり改ざんされたりすることが防止される。また、暗号化される領域216は数百バイトであるので、暗号化処理及び復号化処理の処理負荷が小さくて済む。
なお、データ領域215の一部の領域は、暗号化キーに基づいて可変長とする。例えば、暗号化キーが0〜255の値を取る場合は、これに対応してデータ領域215の先頭部分から1〜256ビットまでの領域を領域216に含めることができる。
また、暗号化を行う領域216は、SH領域214とデータ領域215の一部の領域に加え、さらに、一つ前に記録されている単位画像204のデータ領域215の終端部分の一部の領域(数バイト)を含めてもよい。データ領域215の終端部分には単位画像204の終端を示す情報(EOF)が記録されている場合がある。そこで、この終端を示す情報を暗号化することにより、単位画像204と単位画像204との境界部分が第三者に判別されることが防止される。
また、この単位映像データ202をPC20において再生する場合には、ドライブレコーダ10と同一のハッシュ関数を用いることで、ドライブレコーダ10と共通の暗号化キーを生成し、記録された単位映像データ202を復号化する処理を行うことができる。
PC20において、暗号化されたアドレス情報205を復号化することにより、単位映像データ202に含まれる各単位画像204の位置とサイズが容易に判明する。そして、各単位画像204の先頭部分の暗号化された領域216を復号化することにより、単位映像データ202から一つの単位画像204を抜き出す処理が容易となる。
図5は、本発明の実施形態の制御部160が実行する単位映像データ202及び単位音声データ211の記録処理のフローチャートである。
制御部160は、前述のように、カメラ12により取得され、画像処理部140によりエンコードされた映像データ201を、常に内部メモリ130に記録している(ステップS10)。
映像データ201を内部メモリ130に記録しているとき、制御部160は、加速度センサ170又は記録ボタン180よりイベントが検出されたか否かを判定する(ステップS11)。イベントが検出されていない場合は、ステップS10に戻り、映像データ201及び音声データ210の記録を継続する。
ステップS11においてイベントが検出されたと判定した場合は、制御部160は、内部メモリ130から、イベントが検出された時刻を含む前後の所定時間内に記録された単位映像データ202及び単位音声データ211を抽出する(ステップS12)。
次に、制御部160は、抽出した単位映像データ202に含まれる各単位画像204の先頭からのアドレスをそれぞれ取得し、取得した各アドレスをアドレス情報205として単位映像データ202の先頭部分に付加する(ステップS13)。
次に、制御部160は、アドレス情報が付加された単位映像データ202を暗号化する(ステップS14)。
制御部160は、単位映像データ202のアドレス情報を、前述のように決定した暗号化キーを用いて暗号化する。そして、単位映像データ202に含まれる各単位画像204について、SH領域214とデータ領域215の一部とを含んだ領域216を、暗号化キーを用いて暗号化する。
次に、制御部160は、暗号化された単位映像データ202と単位音声データ211とを記録制御部150に出力する。記録制御部150は単位映像データ202と単位音声データ211とをメモリカード30に記録する(ステップS15)。
このような制御により、ドライブレコーダ10は、イベントが検出された時刻を含む前後の所定時間内に記録された単位映像データ202を暗号化して記録することができる。
以上のように本発明の実施形態のドライブレコーダ10は、車両11に搭載され、映像信号を取得するカメラ12と、カメラ12により取得された映像信号をエンコードして単位画像204の集合である映像データ201を生成する画像処理部140と、画像処理部140により生成された映像データ201の記録を制御する記録制御部150と、画像処理部140及び記録制御部150を制御する制御部160と、を備え、制御部160は、映像データ201を単位映像データ202として記録制御部150により記録させるときは、単位映像データ202における単位画像204の記録位置を示す記録位置情報であるアドレス情報205を生成し、生成したアドレス情報205を暗号化すると共に、単位画像204に含まれるSH領域214とデータ領域215の一部とを含む領域216とを暗号化し、暗号化した単位映像データ202を、記録制御部150を介してメモリカード30に記録させるように構成した。
このように構成することにより、制御部160が行う暗号化処理において、単位映像データ202の一部の領域(アドレス情報205とSH領域214を含む領域216)のみを暗号化するので、単位映像データ202の全体を暗号化するよりも処理が容易となり、暗号化のための処理負担を軽減することができる。
また、単位画像204のSH領域214とデータ領域215の一部の領域とを含んだ領域216を暗号化するので、暗号化後のデータが一定のパターンとならず、第三者に暗号化部分が判別されにくいので、映像データの改ざんを防止できる。
また、単位画像204の記録位置を示す記録位置情報であるアドレス情報205を記録し、これを暗号化するので、単位映像データ202を再生するときに、暗号化処理された単位映像データ202の各単位画像204の先頭位置を容易に検出することができるので、単位映像データ202から所定の単位画像204を容易に抜き出すことが可能となる。
また、単位画像204のSH領域214は、単位画像204のエンコード方式を示すハフマンテーブルや量子化テーブルを記録する領域であり、データ領域215の一部の領域を可変長に暗号化するので、暗号化後の単位映像データ202の内容がJPEG形式の単位画像204であることが第三者に判別されにくくなり、画像データの改ざんを防止できる。
また、ドライブレコーダ10は、音声を音声データとして取得する音声制御部190を備え、制御部160は、単位映像データ202が記録された時刻に対応する単位音声データ211を、記録制御部150を介してメモリカード30に記録させるよう構成したので、ドライブレコーダ10は、単位映像データ202に加えて、単位音声データ211を記録することができる。
また、ドライブレコーダ10は、イベントを検出するイベント検出部としての加速度センサ170又は記録ボタン180を備えたので、加速度センサ170が衝撃を検出した場合又は記録ボタン180によりユーザの操作を検出したときにイベントを検出し、イベント発生時刻を含む前後の所定時間に記録された単位映像データ202と単位音声データ211とを記録することができる。
また、制御部160は、単位映像データ202に含まれる複数の単位画像204の境界部分を含んで暗号化するので、単位画像204の境界が第三者に判別されにくく、暗号化部分が判別されにくいので、映像データの改ざんを防止できる。
なお、本発明の実施形態では、単位映像データ202と単位音声データ211とを別のファイルとしてメモリカード30に記録する例を示したが、これに限られない。別の実施形態として図6に示すように、単位音声データ211を所定単位で区切った単位音声212を生成して、単位映像データ202を、単位画像204と単位音声211とを含んだデータとすることができる。例えば単位画像204数個おきに単位画像204の時系列に対応する量の単位音声212を記録する。
このように単位映像データ202を構成した場合にも、前述のように、制御部160が、各単位画像204のアドレス情報を生成して単位映像データ202の先頭に付加する。このとき、単位音声212のアドレスもアドレス情報205に記録する。そして、制御部160が、アドレス情報205と、SH領域214とデータ領域215の一部とを含む領域216とを暗号化する。単位音声212については、先頭部分の所定の領域217を暗号化する。この所定の領域217は、単位画像204と単位音声212との境界が第三者に判別できない程度であればよく、前述のデータ領域215の一部の領域と同様に、暗号化キーに基づいて可変長としてもよい。また、所定の領域217が、一つ前に記録されている単位画像204のデータ領域215の終端部分の一部の領域を含んでもよい。
また、本発明の実施形態では、単位映像データ202に含まれる単位画像204のそれぞれにSH領域214が記録される例を示したが、これに限られない。さらに別の実施形態として、図7に示すように、全ての単位画像204共通のハフマン符号テーブルや量子化テーブルを備えるSH領域214をただ一つ単位映像データ202の先頭部分に記録し、以降は単位画像204としてのデータ領域215を連続して記録するよう単位映像データ202を構成してもよい。
このように単位映像データ202を構成した場合にも、前述のように、制御部160が、各単位画像204のアドレス情報を生成して単位映像データ202の先頭に付加する。そして、先頭部分の単位画像204について、SH領域214とデータ領域215の一部とを含む領域216を暗号化する。以降に記録されている単位画像204は、データ領域215の先頭部分の一部の領域218のみを暗号化する。この一部の領域218は、単位画像204の境界部分が第三者に判別できない程度であればよく、前述のデータ領域215の一部の領域と同様に、暗号化キーに基づいて可変長としてもよい。また、一部の領域218が、一つ前に記録されている単位画像204のデータ領域215の終端部分の一部の領域を含んでもよい。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
1 ドライブレコーダシステム
10 ドライブレコーダ
11 車両
12 カメラ
20 パーソナルコンピュータ(PC)
30 メモリカード
120 フラッシュROM
130 内部メモリ
140 画像処理部
150 記録制御部
160 制御部
10 ドライブレコーダ
11 車両
12 カメラ
20 パーソナルコンピュータ(PC)
30 メモリカード
120 フラッシュROM
130 内部メモリ
140 画像処理部
150 記録制御部
160 制御部
Claims (6)
- 車両に搭載され、映像信号を取得するカメラと、
前記カメラにより取得された前記映像信号より単位画像の集合である映像データを生成する画像処理部と、
前記画像処理部により生成された前記映像データの記録を制御する記録制御部と、
前記画像処理部及び前記記録制御部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記映像データを前記記録制御部により記録させるときは、
前記映像データにおける前記単位画像の記録位置を示す記録位置情報を生成し、
生成した前記記録位置情報を暗号化すると共に、前記単位画像のヘッダ領域とデータ領域の一部とを暗号化し、
暗号化した前記記録位置情報と前記単位画像とを含む前記映像データを前記記録制御部により記録させることを特徴とするドライブレコーダ。 - 前記単位画像のヘッダ領域は、前記単位画像のエンコード方式を示す領域であり、前記制御部は、前記単位画像のデータ領域を可変長に暗号化することを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ。
- 音声を音声データとして取得する音声制御部を備え、
前記制御部は、前記映像データが記録された時刻に対応する音声データを、前記記録制御部により記録させることを特徴とする請求項1又は2に記載のドライブレコーダ。 - イベントを検出するイベント検出部を備え、
前記制御部は、
前記イベント検出部が前記車両に発生したイベントを検出したときに、イベント発生時刻を含む前後の所定時間に記録された前記映像データを、前記記録制御部により記録させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のドライブレコーダ。 - 前記制御部は、前記映像データに含まれる複数の前記単位画像の境界部分を含んだ領域を暗号化することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のドライブレコーダ。
- 前記制御部は、
前記映像データを前記記録制御部により記録させるときは、
前記記録位置情報と、前記単位画像と、前記音声データと、を前記映像データに含め、
前記映像データに含まれる前記音声データの一部の領域であって、当該音声データと前記単位画像との境界部分を含む領域を暗号化することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のドライブレコーダ。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2012062310A JP2013196330A (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | ドライブレコーダ |
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|---|---|---|---|
| JP2012062310A JP2013196330A (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | ドライブレコーダ |
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| Publication Number | Publication Date |
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ID=49395206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012062310A Pending JP2013196330A (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | ドライブレコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2013196330A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11374942B2 (en) | 2018-02-19 | 2022-06-28 | Denso Corporation | Verification terminal |
| US11431474B2 (en) | 2018-03-01 | 2022-08-30 | Denso Corporation | Verification terminal and verification system |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006237974A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 移動体用記録装置 |
| JP2007208931A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Fujifilm Corp | デジタルデータの暗号化方法、データ送信方法及び装置、データ受信装置、データ通信システム、及び撮像装置 |
| JP2008135165A (ja) * | 2007-12-03 | 2008-06-12 | Fujifilm Corp | 画像データ記録装置および方法ならびに画像データ再生装置および方法 |
| WO2011151982A1 (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-08 | 三菱電機株式会社 | メディア暗号化装置、メディア暗号復号装置、メディア暗号化方法およびメディア暗号復号方法 |
-
2012
- 2012-03-19 JP JP2012062310A patent/JP2013196330A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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