JP2013201190A - 接合形電界効果トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

接合形電界効果トランジスタ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】閾値電圧の製造マージンを改善し逆導通ダイオードを内蔵した接合形電界効果トランジスタ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】第1導電形の半導体基板と、第1導電形のドリフト層と、第2導電形のゲート領域と、第1導電形のチャネル層と、第1導電形のソース領域と、ソース電極と、ドレイン電極と、第2導電形のゲートコンタクト層と、ゲート電極と、を備えた接合形電界効果トランジスタが提供される。前記第1導電形のドリフト層は、前記第1導電形の半導体基板の第1の主面に設けられる。前記第2導電形のゲート領域は、前記第1導電形のドリフト層表面に設けられる。前記第1導電形のチャネル層は、前記第1導電形のドリフト層と前記第2導電形のゲート領域との上に設けられる。前記第1導電形のソース領域は、前記第1導電形のチャネル層表面に前記第2導電形のゲート領域と対向して設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、接合形電界効果トランジスタ及びその製造方法に関する。
炭化珪素(SiC)は、シリコン(Si)よりも禁止帯幅が広く雪崩(アバランシェ)降伏電界強度がSiの10倍程度もあるため、半導体装置に適用したときに低オン抵抗化と高耐圧化が可能と期待されている。炭化珪素を用いた素子の一例として、接合形電界効果トランジスタがある。しかし、例えばノーマリオフ形の素子を得るためには、高精度で閾値電圧を制御する必要があり、さらなる改善が求められている。また、誘導性負荷を駆動するインバータなどにおいては、逆導通ダイオードを内蔵することが望ましい。
特開第2010−93176号公報
本発明の実施形態は、閾値電圧の製造マージンを改善し逆導通ダイオードを内蔵した接合形電界効果トランジスタ及びその製造方法を提供する。
実施形態によれば、第1導電形の半導体基板と、第1導電形のドリフト層と、第2導電形のゲート領域と、第1導電形のチャネル層と、第1導電形のソース領域と、ソース電極と、ドレイン電極と、第2導電形のゲートコンタクト層と、ゲート電極と、を備えた接合形電界効果トランジスタが提供される。前記第1導電形のドリフト層は、第1導電形の半導体基板の第1の主面に設けられる。前記第2導電形のゲート領域は、前記第1導電形のドリフト層表面に設けられる。前記第1導電形のチャネル層は、前記第1導電形のドリフト層と前記第2導電形のゲート領域との上に設けられる。前記第1導電形のソース領域は、前記第1導電形のチャネル層表面に前記第2導電形のゲート領域と対向して設けられ、前記第1導電形のチャネル層よりも不純物濃度の高い。前記ソース電極は、前記第1導電形のチャネル層と前記第1導電形のソース領域との上に設けられ、前記第1導電形のチャネル層とショットキー接合し、前記第1導電形のソース領域とオーミック接合する。前記ドレイン電極は、前記第1導電形の半導体基板の前記第1の主面とは反対側の第2の主面に設けられる。前記第2導電形のゲートコンタクト層は、前記第1導電形のチャネル層表面に前記第2導電形のゲート領域に達するように設けられ、前記第2導電形のゲート領域よりも不純物濃度が高い。前記ゲート電極は、前記ゲートコンタクト層上に設けられる。
第1の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。 第1の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する平面図である。 第1の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。 接合形電界効果トランジスタの不純物プロファイルを例示する特性図である。 接合形電界効果トランジスタの入出力特性を例示する特性図である。 接合形電界効果トランジスタのオフ状態における動作を説明する模式図である。 接合形電界効果トランジスタのオフ状態における動作を説明する模式図である。 接合形電界効果トランジスタの雪崩降伏を起こした場合の動作を説明する模式図である。 接合形電界効果トランジスタの製造方法を例示する工程断面図である。 接合形電界効果トランジスタの製造方法を例示する工程断面図である。 接合形電界効果トランジスタの製造方法を例示する工程断面図であり、(a)はA−A線断面図、(b)はB−B線断面図である。 接合形電界効果トランジスタの製造方法を例示する工程断面図であり、(a)はA−A線断面図、(b)はB−B線断面図である。 第2の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。 第3の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する平面図である。 第3の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。 第4の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。 第5の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。 第5の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する他の断面図である。
以下、実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の形状や縦横の寸法の関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。また、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。
図2は、第1の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する平面図である。
図3は、第1の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。
なお、図1は、図2のA−A線断面図であり、図3は、図2のB−B線断面図である。
接合形電界効果トランジスタ101は、ドレイン電極1、n形の半導体基板2、n形のドリフト層3、p形のゲート領域4、n形のチャネル層5、ゲート電極6、n形のソース領域7、ソースコンタクト層8、ソース電極15、及びp形のゲートコンタクト層16を備えている。
n形の半導体基板2は、例えばn形炭化珪素(SiC)である。また、n形不純物は、例えば窒素(N)、燐(P)である。なお、n形半導体基板2は、n形のドリフト層3と比較して不純物濃度の高い、低抵抗の基板を用いることができる。
n形のドリフト層3は、例えばn形SiCである。n形のドリフト層3は、n形の半導体基板2の第1の主面2aに設けられ、n形の半導体基板2よりも不純物濃度が低い。また、n形の半導体基板2の第1の主面2aとは反対側の第2の主面2bには、ドレイン電極1が設けられている。なお、n形のドリフト層3は、ドレイン・ソース間の耐圧に応じて所定の不純物濃度及び厚さに形成される。
複数のp形のゲート領域4は、例えばp形SiCである。複数のp形のゲート領域4は、n形のドリフト層3表面にそれぞれ設けられている。すなわち、複数のp形のゲート領域4は、埋め込みゲート領域であり、隣接した複数のp形のゲート領域4の間には、n形のドリフト層3の間隙部13が設けられる。また、複数のp形のゲート領域4のそれぞれは、第1の主面2aの法線と垂直な第1の方向に平行に延在し、複数のp形のゲート領域4は、第1の主面2aの法線及び第1の方向に対して垂直な第2の方向に沿って設けられている。すなわち、複数のp形のゲート領域4は、ストライプ状に設けられている。また、p形不純物は、例えばアルミニウム(Al)である。
なお、図1〜図3においては、図2のBB線に平行な方向を第1の方向とし、図2のA−A線に平行な方向を第2の方向として、2つのp形のゲート領域4が設けられた構成を例示している。しかし、複数のp形のゲート領域4は、任意数設けることができる。また、1つのp形のゲート領域4を設けることもできる。
n形のチャネル層5は、例えばn形SiCである。n形のチャネル層5は、n形のドリフト層3と複数のp形のゲート領域4との上に設けられている。n形のチャネル層5は、n形のドリフト層3よりも不純物濃度が高い。なお、n形チャネル層5は、閾値電圧などに応じて所定の不純物濃度及び厚さに形成される。
複数のn形のソース領域7は、例えば高濃度のn形SiCである。複数のn形のソース領域7は、n形のチャネル層5表面に、複数のp形のゲート領域4のそれぞれに対向して設けられる。複数のn形のソース領域7は、n形のチャネル層5よりも不純物濃度が高い。
複数のソースコンタクト層8は、例えばニッケル(Ni)を含む金属である。複数のソースコンタクト層8は、複数のn形のソース領域7表面にそれぞれ設けられ、複数のオーミック接合部14において複数のn形のソース領域7とオーミック接合する。
ソース電極15は、例えば、チタン(Ti)とアルミニウム(Al)とを含む積層膜である。ソース電極15は、n形のチャネル層5と複数のn形のソース領域7と複数のソースコンタクト層8の上に設けられる。ソース電極15は、ショットキー接合部19においてn形のチャネル層5とショットキー接合する。またソース電極15は、複数のソースコンタクト層8を介して複数のn形のソース領域7とそれぞれオーミック接合部14においてオーミック接合する。またさらに、ソース電極15は、絶縁膜17を介して、ゲート電極6及びゲートコンタクト層16の上にも設けられている。
p形のゲートコンタクト層16は、例えば高濃度のp形SiCである。p形のゲートコンタクト層16は、n形のチャネル層5表面に複数のp形のゲート領域4のそれぞれに達するように設けられる。p形のゲートコンタクト層16は、p形のゲート領域4よりも不純物濃度が高い。
なお、図1〜図3においては、第2の方向(図2のA−A線に平行な方向)にそれぞれ延在する2つのp形のゲートコンタクト層16が設けられた構成を例示している。しかし、p形のゲートコンタクト層16は、p形のゲート領域4の数に応じて任意数設けることができる。また、1つのp形のゲートコンタクト層16を設けることもできる。
ゲート電極6は、p形のゲートコンタクト層16上に設けられる。ゲート電極6は、複数のp形のゲートコンタクト層16を介して、複数のp形のゲート領域4とそれぞれオーミック接合する。
なお、接合形電界効果トランジスタ101は、図1〜図3に例示した構造を1セルとして、第1の方向(図2のBB線に平行な方向)または第2の方向(図2のA−A線に平行な方向)に複数設けて、所定の電流容量を有する構成とすることができる。また、第1の方向と第2の方向とにマトリクス状に設けることもできる。
次に、第1の実施形態における作用及び効果について説明する。
図1に表したように、接合形電界効果トランジスタ101においては、n形のチャネル層5に形成されるチャネル部分9cは、ソース電極15とn形のチャネル層5との間に形成されたショットキー接合部19から延びた空乏層9aと、複数のp形のゲート領域4から延びた空乏層9bとに挟まれている。したがって、ゲート電極6とソース電極15との間のゲート・ソース間電圧によって空乏層9bの幅を変化させることができ、チャネル部分を流れる電流を、例えばオンまたはオフに制御することができる。
例えばオンのとき、チャネル部分を介して、ソース電極15とドレイン電極1との間には、電流経路10が形成される。
また、所望の閾値電圧に応じて、p形のゲート領域4の不純物濃度、n形のチャネル層5の不純物濃度及び厚さに形成することができる。例えば、ゲート・ソース間電圧がゼロのとき空乏層9aが空乏層9bと会合して、チャネル部分9cが遮断される構成、すなわち、閾値電圧が正極性のノーマリオフ型の素子を構成することができる。
図4は、接合形電界効果トランジスタの不純物プロファイルを例示する特性図である。
図4においては、横軸にn形のチャネル層5の表面からの深さをとり、縦軸にドーピング濃度|N−N|を表している。
本具体例においては、n型のドリフト層4は、不純物濃度1×1016cm−3にドーピングされ、厚さ12μmに形成されている。n型のチャネル層5は、不純物濃度2×1017cm−3にドーピングされ、厚さ200nmに形成されている。なお、本具体例の接合形電界効果トランジスタは、ドレイン・ソース間の耐圧が1.2kVに設計されている。接合形電界効果トランジスタの製造方法の一例については、図9〜図12を参照しつつ、後に説明する。
図5は、接合形電界効果トランジスタの入出力特性を例示する特性図である。
図5に表したように、本具体例においては、閾値電圧は+1Vになっており、ノーマリオフ型の動作が達成されている。
このようなノーマリオフ型の素子、すなわち閾値電圧が正極性の素子を構成するためには、閾値電圧を高精度で制御する必要がある。
閾値電圧は、n形のチャネル層5のドーピング濃度とp形のゲート領域4のドーピング濃度に敏感に依存する。本具体例のキャリアプロファイルを設計中心とした場合、閾値電圧の制御範囲を例えば±0.1Vに制御するためには、ドーピング濃度を±1%以下に制御する必要がある。n型のドリフト層3の不純物濃度は、例えばエピタキシャル成長によって決定されるが、現在のエピタキシャル成長の技術水準では±5%程度のばらつきを許容しなければならない。
本具体例においては、チャネル層5のドーピング濃度(不純物濃度)は、2×1017cm−3に設定され、n型のドリフト層3のドーピング濃度は、1×1016cm−3に設定されているため、エピタキシャル成長のドーピング濃度のゆらぎは、n型のチャネル層5のドーピング濃度に対して±0.25%の範囲に収まる。したがって、n型のドリフト層3のドーピング濃度のゆらぎによる閾値電圧の制御性の劣化は、許容範囲に収まっている。このように、本実施形態の構造は優れた閾値電圧の制御性を有するので高い良品収率を確保できる。
図6及び図7は、接合形電界効果トランジスタのオフ状態における動作を説明する模式図であり、図6、図7は、ドレイン・ソース間電圧がそれぞれ正極性のとき、負極性のときの動作を表している。
図6に表したように、ゲート・ソース間電圧を閾値電圧以下に設定してチャネルを閉じた状態において、ドレイン・ソース間電圧を上昇させると、p形のゲート領域4 からn形のドリフト層3 に空乏層9d が延びて行く。そして、隣接するp形のゲート領域4の間に設けられたn形のドリフト層3の間隙部13は、空乏層9dで塞がれるようになる。この結果、n形のドリフト層3におけるn形のチャネル層5とショットキー接合部19への高電界の侵入が抑制され、逆方向リーク電流の小さい優れた遮断特性を確保することができる。
一方、図7に表したように、チャネルを閉じた状態において、ドレイン・ソース間電圧を低下させると、p形のゲート領域4からn形のドリフト層3に延びた空乏層9dの幅は縮小して行く。そして、隣接するp形のゲート領域4の間に設けられたn形のドリフト層3の間隙部13に、n形のチャネル層5とn形のドリフト層3の電流経路が確保される。この結果、ショットキー接合部19 は、順方向にバイアスされ、ソース・ドレイン間に電流18が流れる。すなわち逆導通性が確保される。
また、この逆導通性を提供する逆導通ダイオードは、ショットキーダイオードのため、pn接合のような少数キャリアの蓄積が無く高速で動作する。さらに、pn接合を逆導通ダイオードとして用いたときのような少数キャリアの注入による欠陥の増殖は無く、高信頼性を確保できる。また、抵抗値の高いp形の半導体層、例えばp形のゲート領域4、例えばp形のSiCが電流経路に無いため、寄生抵抗が小さく低損失である。
図8は、接合形電界効果トランジスタの雪崩降伏を起こした場合の動作を説明する模式図である。
図8に表したように、ドレイン・ソース間に高電圧が印加されてドレイン・ソース間で雪崩降伏を起した場合、n形のドリフト層3におけるドレイン空乏層中のアバランシェ領域20で発生した正孔21aは、p形のゲート領域4に流入する。その結果、ゲート電位が上昇する。そして、ゲート電位が閾値電圧を越えるとn形のチャネル層5におけるチャネルが開き、ソース電極15から電子電流22がドレイン電極1に向かって流れるようになる。すなわち、雪崩降伏状態でも正孔電流の寄与は少なく降伏電流の大半を電子電流が担うことなる。
したがって、n形のソース領域7、p形のゲート領域4、n形のドリフト層3で形成される寄生バイポーラトランジスタがオンするよりも先に、n形のチャネル層5におけるチャネル部分9cが開いて、電子電流が供給される。その結果、MOSトランジスタのように寄生バイポーラトランジスタの動作に伴う電流集中が発生せず、高いアバランシェ耐量を確保することができる。
このように、本実施形態においては、n形のドリフト層3、p形のゲート領域4及びn形のチャネル層5のそれぞれのドーピング濃度と厚みを、例えばイオン注入で形成することができる構造のため、制御性及び均一性に優れ、例えばノーマリオフ形の素子を高収率で形成することができる。
また、本実施形態においては、ゲート・ソース間電圧をチャネルの電流経路が閉じるように設定しても、ドレイン・ソース間にはショットキー接合部19があるため逆導通性を確保することができる。その結果、誘導性負荷を駆動するような用途においてフライホイールダイオードを併設する必要が無く、低コストでシステムを構築することができる。
また、本実施形態においては、MOS界面における電荷担体の寄与が無く、順方向にバイアスしたpn接合における少数電荷担体による伝導も無い。その結果、例えばSiCにおいても高信頼性を確保することができる。
さらに、本実施形態においては、ドレイン・ソース間電圧が上昇して雪崩降伏を起こした場合、ゲート電位が上昇してチャネルが開き、ソースから電子電流がドレインに向かって流れる。その結果、寄生バイポーラトランジスタの動作に伴う電流集中が発生せず、高いアバランシェ耐量を確保することができる。
次に、接合形電界効果トランジスタ101の製造方法の一例について説明する。
図9〜図12は、接合形電界効果トランジスタの製造方法を例示する工程断面図である。
また、図11(a)及び図12(a)は、A−A線断面図、図11(b)及び図12(b)は、B−B線断面図である。
なお、例示した製造方法は、耐圧1.2kVの接合形電界効果トランジスタを製造する方法の一例である。
図9(a)に表したように、高濃度にドーピングされたn形のSiC基板(n形の半導体基板)2の第1の主面2a上に、ドナーを例えば1×1016cm−3 にドーピングしたn型SiCを、例えば12μmの厚さにエピタキシャル成長して、n形のドリフト層3を形成する。
次に、図9(b)に表したように、n形のドリフト層3表面のp形のゲート領域4を形成しようとする領域に、選択的にアルミニウム(Al) を350eV のエネルギーでイオン注入する。
さらに、図9(c)に表したように、n形のドリフト層3に燐(P)を40eV、90eV、180eV のエネルギーでイオン注入して、n形のチャネル層5を形成しようとする領域へドナーを導入する。
次に、図10(a)に表したように、選択的に開口したマスクを用いて、ソース領域7を形成しようとする領域に、燐(P)を40eV のエネルギーでイオン注入する。
次に、図10(b)に表したように、選択的に開口したマスクを用いて、p形のベースコンタクト層16を形成しようとする領域 に、アルミニウム(Al) を40eV、90eV、180eV のエネルギーでイオン注入する。
そして、図示を省略するが、n形の半導体基板2を1700℃から2000℃の温度で熱処理し、注入した燐(P)及びアルミニウム(Al) を活性化して、n形領域(n形のチャネル層5、n形のソース領域7)及びp形領域(p形のゲート領域4、p形のゲートコンタクト層16)を形成する。
次に、図11(a)及び(b)に表したように、n形の半導体基板2の第2の主面2bとn形のソース領域7とp形のベースコンタクト層16 のそれぞれにニッケル(Ni)電極を形成し、900℃の熱処理を行い、それぞれドレイン電極1、ソースコンタクト層8、ゲート電極6を形成する。
次に、図12(a)及び(b)に表したように、ウェーハ表面に、例えば厚さ300nmのSiO膜(絶縁膜)17を堆積して、n形のチャネル層4、ゲート電極6、n形のソース領域7、ソースコンタクト層8、p形のゲートコンタクト層16を覆う。そして、ソースコンタクト層8とn形のソース領域7とを覆う領域を開口して、開口部に露出したn形のソース領域7の一部とソースコンタクト層8とSiO2膜17との上(ウェーハ全面)にチタン(Ti)とアルミニウム(Al)とを含むソース電極15を形成する。このソース電極15は、n型のチャネル層5とショットキー接合を形成している。また、ソース電極15は、ソースコンタクト層8、n形のソース領域7を介して、n形のチャネル層5とオーミック接合を形成する。
このようにして製造された接合形電界効果トランジスタ101は、例えば図4に表した不純物濃度の深さ方向プロファイルを有する。
図4及び図5において説明したように、接合形電界効果トランジスタの閾値電圧は、n形のチャネル層5のドーピング濃度とp形のゲート領域4のドーピング濃度に敏感に依存する。
本製造方法においては、p形のゲート領域4の不純物濃度、n形のチャネル層5の不純物濃度及び厚みは、イオン注入工程によって決定されるため、高精度な制御が可能である。
また、炭化珪素(SiC)中のアルミニウム(Al)と燐(P)の拡散係数は極めて小さく、イオン注入で導入されたドーパントの分布は熱工程を経ても実質的に変化しない。このため、閾値制御に要求される工程制御の水準を満たすことが出来る。
さらに、本製造方法においては、n形のチャネル層5よりも低濃度のn形のドリフト層3のドーピング濃度は、エピタキシャル成長によって決定される。したがって、図4及び図5において説明したように、エピタキシャル成長の技術水準として例えば±5%程度のばらつきを許容した場合でも、エピタキシャル成長のドーピング濃度のゆらぎは、n型のチャネル層5のドーピング濃度に対して±0.25%の範囲に収まる。したがって、n型のドリフト層3のドーピング濃度のゆらぎによる閾値電圧の制御性の劣化は、許容範囲に収まっている。このように、本製造方法は、優れた閾値電圧の制御性を有するので高い良品収率を確保できる。
次に、第2の実施形態について説明する。
図13は、第2の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。
図13に表したように、第2の実施形態は、第1の実施形態と比較して、n形のチャネル層の構成が異なっている。すなわち、接合形電界効果トランジスタ102においては、n形のチャネル層5が、第1のチャネル層5aと第2のチャネル層5bとを有している。
第1のチャネル層5aは、n形のチャネル層5におけるp形のゲート領域4の上に設けられた部分である。第2のチャネル層5bは、n形のチャネル層5におけるn形のドリフト層3上に設けられた部分であり、逆方向電界が掛るショットキー接合部19に接した部分である。
このように、n形のチャネル層5は、均一の不純物濃度としなくてもよく、例えば、n形のチャネル層5のドーピングをp形のゲート領域4のドーピングパターンに合わせて行うことも可能である。
本実施形態においては、逆方向電界が掛かるショットキー接合部19に接した部分の第1のチャネル層5bのドーピング濃度を、第1のチャネル層5aのドーピング濃度とは独立に設定できる。その結果、第1の実施形態の効果に加え、ショットキー接合の逆方向リーク電流を小さくするなどの効果を得ることができる。
次に、第3の実施形態について説明する。
図14は、第3の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する平面図である。
図15は、第3の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。
図14及び図15に表したように、第3の実施形態は、第1の実施形態と比較して、p形のゲート電極6及びp形のゲートコンタクト層16の構成が異なっている。すなわち、接合形電界効果トランジスタ103においては、p形のゲート領域6及びp形のゲートコンタクト層16が、p形のゲート領域4の延在する第1の方向に延在している。
本実施形態においては、p形のゲート領域4からゲート電極6までの取り出し抵抗が低減されるため、第1の実施形態の効果に加え、スイッチング動作の高速化が可能となる。
次に、第4の実施形態について説明する。
図16は第4の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。
図16に表したように、第4の実施形態は、第1の実施形態と比較して、ソースコンタクト層8が省略されている点が異なっている。すなわち、接合形電界効果トランジスタ104においては、ソース電極15は、n形のチャネル層5とn形のソース領域7との上に設けられている。
ソース電極15は、例えば、チタン(Ti)とアルミニウム(Al)を含む積層膜である。ソース電極15は、オーミック接合部14においてn形のソース領域7とオーミック接合し、ショットキー接合部19においてn形のドリフト層3とショットキー接合している。
本実施形態においては、ソースコンタクト層8がないため、ソース電極15を同一の電極材料で一度の工程で形成することも可能である。その結果、n形のソース領域7に対するオーム性電極の合わせ余裕を削除でき、第1の実施形態の効果に加え、ソース電極15の微細化が容易になる。
次に、第5の実施形態について説明する。
図17は、第5の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する断面図である。
図17に表したように、第5の実施形態は、第1の実施形態と比較して、p形のベース領域4a、p形のベースコンタクト層16a、オーミック性電極6aがさらに設けられ、ソース電極15は、オーミック性電極6aを介して、p形のベース領域4aとオーミック接合している点が異なる。すなわち、接合形電界効果トランジスタ105においては、ソース電極15は、オーミック接合部14においてn形のソース領域7とオーミック接合し、図示しないショットキー接合部19においてn形のドリフト層3とショットキー接合し、さらにオーミック接合部14aにおいてp形のベースコンタクト層16aとオーミック接合している。p形のベース領域4aとn形のドリフト層3とはpn接合を構成する。
このように、本実施形態においては、p形のベース領域4aとn形のドリフト層3とで構成されるpn接合ダイオードが、ソース電極15とn形のチャネル層5で構成されるショットキーダイオードと並列に設けられている。
本実施形態においてもソース電極15とn形のドリフト層3とで構成されたショットキーショットキーダイオードは、逆導通動作を行う。しかし、ショットキーダイオードはユニポーラ素子であるため、n形のドリフト層3の導電変調は起こらず、動作電流密度の上限が比較的小さい。このため、逆方向の高電流サージが入った時には、その電流を流しきれずに素子が破壊する可能性などもある。
これに対して、本実施形態においては、高電流サージが入力されショットキーダイオードの電位降下が、p形のベース領域4aとn形のドリフト層3とで構成されたpnダイオードの拡散電位よりも大きくなると、ソース電極15に接続されたp形のベース領域4aから正孔23がn形のドリフト層3に注入され、n形のドリフト層3の導電変調が生じる。その結果、高電流密度領域における通電能力は大きく改善され、逆導通方向の電流サージ耐量を確保できる。なお、サージ電流は短時間の事象なので小数キャリアの再結合に伴う欠陥増殖量は限定的で、素子の動作寿命には影響しない。
第1から第4の実施形態においては、アバランシェ降伏が生じたときに、n形のドリフト層3で生成した正孔がp形のゲート領域4に流入する。そして、ゲート電位が上昇してチャネルが開いてオン状態になると、ソース電極15から電子電流22がドレイン電極1に向かって流れるようになる。このような機構で、高いアバランシェ耐量を確保できるが、ゲート電位をオン状態に保つための電流は、接合形電界効果トランジスタからゲート電極に接続されるゲート回路へ逆流することになる。このため、第1から第4の実施形態におけるトランジスタでは、ゲート駆動回路がある程度の電流吸収能力を持つことが必要となる。駆動回路の形式によっては電流吸収能力が不足する場合があり、接合形電界効果トランジスタがアバランシェ状態に入ると駆動回路を破壊してしまう可能性もある。
これに対して、本実施形態においては、ソース・ドレイン間のpnダイオード部でアバランシェ降伏するように設定して、アバランシェ電流がゲート回路に流れ込むのを防止することができ、第1の実施形態の効果に加え、ゲート駆動回路を保護することが可能になる。
なお、p形のベース領域4aとp形のベースコンタクト層16aとは、p形のゲート領域4とp形のゲートコンタクト層16とそれぞれ同一工程で孤立した島状に形成することができる。本実施形態に係る接合形電界効果トランジスタは、p形のベースコンタクト層16aをソース電極15にオーミック接合させる点以外は、第1の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタと同様に製造することができる。
図18は、第5の実施形態に係る接合形電界効果トランジスタを例示する他の断面図である。
図18に表したように、接合形電界効果トランジスタ106は、接合形電界効果トランジスタ105と比較して、ソース電極15aとドレイン電極1との間に設けられたpnダイオードの構成が異なる。すなわち、接合形電界効果トランジスタ106においては、p形のベース領域4bの表面の一部が掘り込まれた凹状に設けられ、その掘り込まれた部分に、p形のベースコンタクト層16aを介してオーミック性電極6aが設けられている。そして、オーミック性電極6aを覆ってソース電極15aが設けられている。
本実施例においては、p形のベース領域4bが凹状に掘り込まれているため、p形のベース領域4bとn形の半導体基板2との間のn形のドリフト層3の厚みが減じられ、アバランシェ降伏電圧が低下している。その結果、アバランシェ降伏24は、ショットキーダイオードよりも優先してpnダイオードで発生させることが可能となる。アバランシェ降伏で発生した正孔電流25a は、p形のベース領域4a を経由してソース電極15a に流れ込みゲート側に回り込まなくなる。
したがって、本実施形態においては、アバランシェ電流がゲート回路に流れ込むのを防止することができ、第1の実施形態の効果に加え、ゲート駆動回路を保護することが可能になる。
なお、p形のベース 領域4bの掘り込み工程は、例えばSiC表面にリソグラフィー工程の合わせマークを形成する工程と共通に実施できるので、本実施例も、第一の実施形態と同一の工程で製造可能である。
以上、実施形態について説明したが、各実施形態においては、n型のドリフト層3に埋め込まれたp型のゲート領域4をゲートとして用いている。しかし、例えばp型のSiCにおいては、アクセプタのイオン化エネルギーが大きく、抵抗率が非常に高くなってしまう。このため、ゲート抵抗が上昇する可能性がある。
したがって、p形のゲートコンタクト層16を適当な間隔で設けて、埋め込みp型のゲート領域4に関わるゲート抵抗を低減すると共に、p形のゲートコンタクト領域16上に設けたゲート電極6をゲートパッド(図示せず)まで延伸し、ゲート抵抗を低減するような構造を採ることも可能である。
また、接合終端についての記述を省略したが、拡張接合終端構造(JTE構造)やガードリング構造などを適宜採用し接合の終端電圧を確保することができる。なお、この場合、n形のドリフト層3における間隙部13は、p形のゲート領域4と終端部との間に設けられることになる。
また、各実施形態においては、第1導電形がn形、第2導電形がp形の場合について説明したが、第1導電形をp形、第2導電形をn形とすることもできる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…ドレイン電極、 2…第1導電形の半導体基板、 2a…第1の主面、 2b…第2の主面、 3…第1導電形のドリフト層、 4…第2導電形のゲート領域、 4a…第2導電形のベース領域、 5…第1導電形のチャネル層、 6…ゲート電極、 6a…オーミック性電極、 7…第1導電形のソース領域、 8…ソースコンタクト層、 9c、9d…空乏層、 10…電流経路、 13…間隙部、 14、14a…オーミック接合部、 15、15a…ソース電極、 16…第2導電形のゲートコンタクト層、 16a…第2導電形のベースコンタクト層、 17…絶縁膜、 19…ショットキー接合部
次に、図9(b)に表したように、n形のドリフト層3表面のp形のゲート領域4を形成しようとする領域に、選択的にアルミニウム(Al) を350keV のエネルギーでイオン注入する。
さらに、図9(c)に表したように、n形のドリフト層3に燐(P)を40keV、90keV、180keV のエネルギーでイオン注入して、n形のチャネル層5を形成しようとする領域へドナーを導入する。
次に、図10(a)に表したように、選択的に開口したマスクを用いて、ソース領域7を形成しようとする領域に、燐(P)を40keV のエネルギーでイオン注入する。
次に、図10(b)に表したように、選択的に開口したマスクを用いて、p形のベースコンタクト層16を形成しようとする領域に、アルミニウム(Al) を40keV、90keV、180keV のエネルギーでイオン注入する。

Claims (12)

  1. 第1導電形の炭化珪素からなる半導体基板と、
    前記半導体基板の第1の主面に設けられた第1導電形の炭化珪素からなるドリフト層と、
    前記ドリフト層表面に設けられ、前記第1の主面の法線と垂直な第1の方向にそれぞれ延在する複数の第2導電形の炭化珪素からなるゲート領域と、
    前記ドリフト層と前記複数のゲート領域との上に設けられた第1導電形の炭化珪素からなるチャネル層と、
    前記チャネル層表面に前記複数のゲート領域のそれぞれに対向して設けられ、前記第1の方向に延在し前記チャネル層よりも不純物濃度の高い複数の第1導電形の炭化珪素からなるソース領域と、
    前記チャネル層と前記複数のソース領域との上に設けられ、前記チャネル層とショットキー接合し、前記複数のソース領域のそれぞれとオーミック接合するソース電極と、
    前記第1の主面とは反対側の第2の主面に設けられたドレイン電極と、
    前記チャネル層内に前記複数のゲート領域のそれぞれに達するように設けられ、前記複数のゲート領域よりも不純物濃度の高い複数の第2導電形の炭化珪素からなるゲートコンタクト層と、
    前記複数のゲートコンタクト層上に設けられたゲート電極と、
    を備え、
    前記ソース電極は、前記複数のソース領域上のそれぞれに設けられた複数の炭化珪素からなるソースコンタクト層を有し、
    前記複数のゲートコンタクト層は、前記第1の主面の法線及び前記第1の方向と直交する第2の方向に延在する接合形電界効果トランジスタ。
  2. 第1導電形の半導体基板と、
    前記第1導電形の半導体基板の第1の主面に設けられた第1導電形のドリフト層と、
    前記第1導電形のドリフト層表面に設けられた第2導電形のゲート領域と、
    前記第1導電形のドリフト層と前記第2導電形のゲート領域との上に設けられた第1導電形のチャネル層と、
    前記第1導電形のチャネル層表面に前記第2導電形のゲート領域と対向して設けられ、前記第1導電形のチャネル層よりも不純物濃度の高い第1導電形のソース領域と、
    前記第1導電形のチャネル層と前記第1導電形のソース領域との上に設けられ、前記第1導電形のチャネル層とショットキー接合し、前記第1導電形のソース領域とオーミック接合するソース電極と、
    前記第1導電形の半導体基板の前記第1の主面とは反対側の第2の主面に設けられたドレイン電極と、
    前記第1導電形のチャネル層表面に前記第2導電形のゲート領域に達するように設けられ、前記第2導電形のゲート領域よりも不純物濃度が高い第2導電形のゲートコンタクト層と、
    前記ゲートコンタクト層上に設けられたゲート電極と、
    を備えた接合形電界効果トランジスタ。
  3. 前記第1導電形のソース領域は、前記第1の主面の法線と垂直な第1の方向に延在し、前記第1の主面の法線及び前記第1の方向と垂直な第2の方向に沿ってストライプ状に設けられ、
    前記第2導電形のゲートコンタクト層は、前記第2の方向に延在する請求項2記載の接合形電界効果トランジスタ。
  4. 前記第1導電形のチャネル層は、
    前記第1導電形のドリフト層上に設けられた第1のチャネル層と、
    前記第2導電形のゲート領域上に設けられ、前記第1のチャネル層と不純物濃度が異なる第2のチャネル層と、
    を有する請求項2または3に記載の接合形電界効果トランジスタ。
  5. 前記第1導電形のチャネル層は、前記ゲート電極と前記ソース電極との間の電圧がしきい値電圧以下のときに空乏化する請求項1〜4のいずれか1つに記載の接合形電界効果トランジスタ。
  6. 前記ソース電極は、前記第1導電形のソース領域上に設けられたソースコンタクト層を有する請求項2〜5のいずれか1つに記載の接合形電界効果トランジスタ。
  7. 前記第1導電形の半導体基板は、炭化珪素を含む請求項2〜6のいずれか1つに記載の接合形電界効果トランジスタ。
  8. 第1導電形の半導体基板の第1の主面に第1導電形のドリフト層を形成し、
    前記第1導電形のドリフト層に第2導電形のゲート領域を形成し、
    前記第1導電形のドリフト層と前記第2導電形のゲート領域との上に第1導電形のチャネル層を形成し、
    前記第1導電形のチャネル層表面に、前記第2導電形のゲート領域と対向して、前記第1導電形のチャネル層よりも不純物濃度の高い第1導電形のソース領域を形成し、
    前記第1導電形のチャネル層と前記第1導電形のソース領域との上に、前記第1導電形のチャネル層とショットキー接合し、前記第1導電形のソース領域とオーミック接合するソース電極を形成し、
    前記第1導電形の半導体基板の前記第1の主面とは反対側の第2の主面にドレイン電極を形成し、
    前記第1導電形のチャネル層表面に前記第2導電形のゲート領域に達し、前記第2導電形のゲート領域よりも不純物濃度が高い第2導電形のゲートコンタクト層を形成し、
    前記ゲートコンタクト層上にゲート電極を形成する接合形電界効果トランジスタの製造方法。
  9. 前記第2導電形のソース領域は、前記第1の主面の法線と垂直な第1の方向に延在し、前記第1の主面の法線及び前記第1の方向と垂直な第2の方向に沿ってストライプ状に形成し、
    前記第2導電形のゲートコンタクト層は、前記第2の方向に延在して形成する請求項8記載の接合形電界効果トランジスタの製造方法。
  10. 前記第1導電形のドリフト層上に第1のチャネル層と、
    前記第2導電形のゲート領域上に、前記第1のチャネル層と不純物濃度が異なる第2のチャネル層と、
    を形成して前記第1導電形のチャネル層を形成する請求項8または9に記載の接合形電界効果トランジスタの製造方法。
  11. 前記第1導電形のソース領域を形成してから、前記ソース電極を形成する前に、前記第1導電形のソース領域上にソースコンタクト層を形成し、
    前記第1導電形のチャネル層と前記第1導電形のソース領域と前記ソースコンタクトとの上に、前記第1導電形のチャネル層とショットキー接合し、前記第1導電形のソース領域及び前記ソースコンタクト層とオーミック接合するソース電極する請求項8〜10のいずれか1つに記載の接合形電界効果トランジスタの製造方法。
  12. 前記第1導電形の半導体基板は、炭化珪素を含む請求項8〜11のいずれか1つに記載の接合形電界効果トランジスタの製造方法。
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