JP2013201740A - スルーレート制御を利用した時間差増幅器及び時間差増幅方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オープンループ(open loop)スルーレート(slew rate)制御方式を適用して広い入力時間区間で一定の時間利得を持たせ、低い値の時間利得から高い値の時間利得まで外部で可変できるようにした時間差増幅器を提供する。
【解決手段】初期状態で第1、2充電用キャパシタC11、C21に電源圧VDDのレベルで電圧を充電させた後、第1デジタル入力信号がシフトされる時、前記第1充電用キャパシタC11の充電電圧を先に第1スルーレートで低下させ、その後、第2デジタル入力信号がシフトされて前記第1、2デジタル入力信号がすべて初期状態から変わると、前記第1、2充電用キャパシタC11、C21の充電電圧をすべて第2スルーレートで低下させながら基準電圧Vrefと比較してそれによる第1、2デジタル出力信号OUT1、OUT2を発生する。
【選択図】図8
【解決手段】初期状態で第1、2充電用キャパシタC11、C21に電源圧VDDのレベルで電圧を充電させた後、第1デジタル入力信号がシフトされる時、前記第1充電用キャパシタC11の充電電圧を先に第1スルーレートで低下させ、その後、第2デジタル入力信号がシフトされて前記第1、2デジタル入力信号がすべて初期状態から変わると、前記第1、2充電用キャパシタC11、C21の充電電圧をすべて第2スルーレートで低下させながら基準電圧Vrefと比較してそれによる第1、2デジタル出力信号OUT1、OUT2を発生する。
【選択図】図8
Description
本発明は時間差増幅器(time difference amplifier)に関し、特にデジタル入力信号の状態組み合わせによって内部出力電圧のスルーレートを変更してスルーレート間の割合で時間利得(time gain)が決定され、外部でスルーレートを調節可能にして時間利得を制御できるようにしたスルーレート制御を利用した時間差増幅器に関する。
最近の半導体工程技術の発達に助けられてアナログ集積回路の動作速度が向上し、それに伴って回路の供給電圧は低くなっている。このような環境では電圧分解能(voltage resolution)に比べて時間分解能(time resolution)がより優れた特性を示す。これによって、最近はアナログ信号間の電圧差をデジタル値に変換するアナログデジタルコンバータ(ADC:analog to digital converter)の代わりにタイムデジタルコンバータ(TDC:time to digital converter)を使用する傾向にある。タイムデジタルコンバータを単独で使用せず、電圧制御ディレイライン(VCDL:voltage controlled delay line)とタイムデジタルコンバータを直列に連結すると電圧制御ディレイラインがアナログ電圧差を2つのデジタル信号の立ち上がりエッジ(rising edge)間の時間差に転換し、さらにこれをタイムデジタルコンバータがデジタル値に変換してアナログデジタルコンバータと同じ効果を得ることができる。
タイムデジタルコンバータの時間分解能を向上させるための方法には様々なものがある。そのうち1つの方法は時間差増幅器をタイムデジタルコンバータの前端に連結して使用する方法である。
時間差増幅器は2つのデジタル入力信号の変化エッジ間の時間差を所定の割合で増幅して、2つのデジタル出力信号の変化エッジ間の時間差を大きくする回路である。時間差増幅器の時間利得は2つのデジタル出力信号の変化エッジ時間差を2つのデジタル入力信号変化エッジ時間差で除したもので定義される。
図1は、従来の時間差増幅器の機能を示す図である。図1を参照すると、時間差増幅器110に入力される第1、2デジタル入力信号IN1、IN2の変化エッジ時間差をΔTINといい、時間差増幅器110の第1、2デジタル出力信号OUT1、OUT2の変化エッジ時間差をΔTOUTとした時、時間差増幅器110の時間利得GはΔTOUT/ΔTINになる。
前述の説明のように時間差増幅器はタイムデジタルコンバータと直列に連結されて使用されるが、図2は、その一例を示したものである。図2を参照すると、時間差増幅器210の2つの出力端がタイムデジタルコンバータ220の2つの入力端に連結される方式で直列接続される。このような場合、タイムデジタルコンバータ220に入力される2つのデジタル信号は時間差増幅器210によって変化エッジ時間差が増幅されているので結果的にタイムデジタルコンバータ210の時間分解能が向上する効果をもたらす。
図3は、前記時間分解能が向上する原理を示したものである。図3を参照すると、時間利得がGである時間差増幅器と時間分解能がTdであるタイムデジタルコンバータを前記図2と同様に直列に連結すると最終時間分解能はTd/Gになる。このような場合、2つのディレイライン間の時間遅延差がタイムデジタルコンバータの時間分解能になるバーニアディレイライン(Vernier delay line)を利用する既存のタイムデジタルコンバータの時間分解能の向上方法に比べて、回路のサイズ及び電力消耗は非常に小さく、時間分解能がより向上した効果を得ることができる。
時間差増幅器が様々な応用分野で効果的に使用されるためには幾つかの条件を満たさなければならないが、その代表的なものとして大きい時間利得(large gain)、広い入力範囲(wide input range)及び線形性(linearity)を挙げることができる。
すなわち、時間差増幅器に入力される2つのデジタル入力信号の変化エッジ時間差が広い時間区間で、2つのデジタル出力信号の変化エッジ時間差が2つのデジタル入力信号の変化エッジ時間差に対して一定の割合を維持し、その割合が大きい値を有する条件を満たさなければならない。
なぜなら、時間差増幅器は前述の説明のように主にタイムデジタルコンバータなどと結合して使用されるが、時間利得が小さい場合、数個の時間差増幅器を直列に連結しなければ所望の時間利得と時間分解能を得ることができないからである。また、時間差増幅器が入力変化エッジ時間差が狭い区間でのみ動作する場合、タイムデジタルコンバータの動作範囲が制限されるからである。さらに、時間差増幅器の時間利得が入力変化エッジ時間差に対して一定ではない場合、時間差増幅器を正確な時間区間を測定する場合に使用することができないからである。
図4は、従来の時間差増幅器の回路図である。図4を参照すると、従来の時間差増幅器400はポジティブフィードバックループ(positive feedback loop)構造からなる。ここで、時間差増幅器400はSRラッチ410、420の準安定(metastable)状態を利用した時間差増幅器である。すなわち、前記時間差増幅器400は2つのデジタル入力信号の変化エッジ時間差が短くなるほど2つの出力信号の状態変化にかかる時間が長くなる現象を利用した時間差増幅器である。前記時間差増幅器400の時間差増幅機能は2つの入力信号の変化エッジ時間差が準安定状態に該当する区間に存在する時にのみ行われる。そして、時間差増幅器400はポジティブフィードバッククローズループ構造によって時間利得値が入力変化エッジ時間差に対して一定ではないので非常に狭い時間区間(±40ps)でのみ使用可能である。その時間利得も最大20に留まる。
図5は、他の従来の時間差増幅器の回路図である。図5に示す時間差増幅器500もポジティブフィードバックループ構造からなり、NANDゲートND1、ND2に基づくSRラッチ510を含む。前記時間差増幅器500は対称をなすそれぞれの2つのNANDゲートND1、ND2のプルダウン(pull−down)回路によって放電される程度を反対側のNANDゲートの出力が決定するようにして入力状態が先に変わる側のNANDゲートの出力は早く変わり入力状態が後で変わる側のNANDゲートの出力を遅く変わるようにする原理で動作する時間差増幅器である。
前記時間差増幅器500の時間差増幅機能は2つのNANDゲートND1、ND2それぞれの出力が互いに反対側のNANDゲートの動作に及ぼす影響を制御できるように狭い入力時間区間でのみ行われる。前記時間差増幅器500はポジティブフィードバックループ構造からなるので、時間利得値が入力変化エッジ時間差に対して一定ではなく、これを補正するために電圧制御ディレイライン(VCDL:voltage controlled delay line)に基づく補正部520が必要となる。前記時間差増幅器500の時間利得は2に固定され最大入力時間区間は補正部520を用いた場合±100ps程度である。時間利得を上げるためには複数の時間差増幅器を連続して連結するカスケード(cascade)構造を使用すべきである。
このように、従来の技術による時間差増幅器はポジティブフィードバッククローズループ構造によって時間利得値が入力変化エッジ時間差に対して一定ではなく、そのため非常に狭い時間区間でのみ制限的に使用できる欠陥があり、時間利得が低い欠陥がある。
また、従来の技術による時間差増幅器は時間利得を高めるために複数の時間差増幅器を連続して連結するカスケード構造を使用しなければならないため、設置空間と費用が多くかかる問題がある。
また、従来の技術による時間差増幅器は時間利得を高めるために複数の時間差増幅器を連続して連結するカスケード構造を使用しなければならないため、設置空間と費用が多くかかる問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、オープンループ(open loop)スルーレート(slew rate)制御方式を適用して広い入力時間区間で一定の時間利得を持たせ、低い値の時間利得から高い値の時間利得まで外部で可変できるようにした時間差増幅器を提供することにある。
本発明が解決しようとする課題は、前述の課題に制限されない。本発明の他の課題及び長所は以下の説明によってより明らかに理解されるであろう。
前記技術的課題を解決するための本発明の第1実施形態による時間差増幅器は、第1入力端子に入力される第1デジタル入力信号がシフトされる時、第1充電用キャパシタに電源電圧のレベルで充電された電圧に対して第1スルーレートを設定して前記第1スルーレートで低下される第1出力電圧を発生した後、第2入力端子に入力される第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、前記第1スルーレートを第2スルーレートに変更して前記第2スルーレートで低下される第1出力電圧を発生する第1スルーレート設定部及び前記第1スルーレート設定部から出力される第1出力電圧を基準電圧と比較してそれによる第1デジタル信号を出力する第1電圧比較器を具備する第1デジタル信号出力部;並びに第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされないことに基づいて第2充電用キャパシタに充電された電源電圧レベルの電圧をそのまま第2出力電圧として出力し、その後、第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、電源電圧のレベルで充電された電圧に対して第2スルーレートを設定して前記第2スルーレートで低下される第2出力電圧を発生する第2スルーレート設定部及び前記第2スルーレート設定部から出力される第2出力電圧を前記基準電圧と比較してそれによる第2デジタル信号を出力する第2電圧比較器を具備する第2デジタル信号出力部;を含むことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するための本発明の第2実施形態による時間差増幅器は、第1入力端子に入力される第1デジタル入力信号がシフトされる時、第1充電用キャパシタに基底電圧のレベルに放電された電圧に対して第1スルーレートを設定して前記第1スルーレートで上昇される第1出力電圧を発生した後、第2入力端子に入力される第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、前記第1スルーレートを第2スルーレートに変更して前記第2スルーレートで上昇される第1出力電圧を発生する第1スルーレート設定部及び前記第1スルーレート設定部から出力される第1出力電圧を基準電圧と比較してそれによる第1デジタル信号を出力する第1電圧比較器を具備する第1デジタル信号出力部;並びに第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされないことに基づいて第2充電用キャパシタに放電された基底電圧レベルの電圧をそのまま第2出力電圧として出力し、第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、基底電圧のレベルに放電された電圧に対して第2スルーレートを設定して前記第2スルーレートで上昇される第2出力電圧を発生する第2スルーレート設定部及び前記第2スルーレート設定部から出力される第2出力電圧を前記基準電圧と比較してそれによる第2デジタル信号を出力する第2電圧比較器を具備する第2デジタル信号出力部;を含むことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するための本発明の第3実施形態による時間差増幅方法は、(a)第1スルーレート設定部の第1入力端子に入力される第1デジタル入力信号がシフトされる時、第1充電用キャパシタに電源電圧のレベルで充電された電圧又は基底電圧レベルの放電された電圧に対して第1スルーレートを設定してそれに応じて変化される第1出力電圧を発生した後、前記第1スルーレート設定部の第2入力端子に入力される第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、前記第1スルーレート設定部で前記第1スルーレートを第2スルーレートに変更してそれに応じて変化される第1出力電圧を発生するステップ;(b)第1電圧比較器で前記第1出力電圧を基準電圧と比較してそれによる第1デジタル信号を出力するステップ;(c)第2スルーレート設定部の第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされないことに基づいて前記第2スルーレート設定部の第2充電用キャパシタに電源電圧のレベルで充電された電圧又は基底電圧レベルの放電された電圧をそのまま第2出力電圧として出力し、その後、前記第2スルーレート設定部の第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、前記電源電圧のレベルで充電された電圧又は基底電圧のレベルに放電された電圧に対して第2スルーレートを設定してそれに応じて変化される第2出力電圧を発生するステップ;及び(d)第2電圧比較器で前記第2スルーレート設定部から出力される第2出力電圧を前記基準電圧と比較してそれによる第2デジタル信号を出力するステップ;を含むことを特徴とする。
本発明は時間差増幅器の時間利得はデジタル入力信号の状態組み合わせによって変わる出力電圧のスルーレート間の割合で決定され、前記出力電圧のスルーレートを外部で調節可能にして時間差増幅器が製作された後に様々な目的と用途に応じてより便利に時間利得を変更できる効果がある。
また、時間差増幅器をオープンループ(openloop)構造で設計することによって、既存の時間差増幅器に比べて広い入力時間区間で一定の値の時間利得を得ることができる利点がある。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
以下、添付図面に基づき、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明すると次のとおりである。
図6は、本発明によるスルーレート制御を利用した時間差増幅器のブロック図であり、図6に示すように、時間差増幅器600は第1デジタル信号出力部610及び第2デジタル信号出力部620を具備する。そして、前記第1デジタル信号出力部610は第1スルーレート設定部611及び第1電圧比較器612を具備し、前記第2デジタル信号出力部620は第2スルーレート設定部621及び第2電圧比較器622を具備する。
第1デジタル入力信号IN1が第1スルーレート設定部611の第1入力端子I1と第2スルーレート設定部621の第4入力端子I4に共通に入力される。そして、第2デジタル入力信号IN2が第1スルーレート設定部611の第2入力端子I2と第2スルーレート設定部621の第3入力端子I3に共通に入力される。第1電圧比較器612の反転入力端子が前記第1スルーレート設定部611の出力端子に連結され、正転入力端子が基準電圧Vrefの端子に連結される。第2電圧比較器622の反転入力端子が前記第2スルーレート設定部621の出力端子に連結され、正転入力端子が前記基準電圧Vrefの端子に連結される。
第1スルーレート設定部611は第1、2入力端子I1、I2にそれぞれ入力される第1、2デジタル入力信号IN1、IN2の状態組み合わせによってスルーレートを設定してそれによる第1出力電圧O1を発生する。第1電圧比較器612は前記第1スルーレート設定部611の第1出力電圧O1を基準電圧Vrefと比較してそれによる第1デジタル出力信号OUT1を発生する。
第2スルーレート設定部621は第3、4入力端子I3、I4にそれぞれ入力される前記第2、1デジタル入力信号IN2、IN1の状態組み合わせによってスルーレートを設定してそれによる第2出力電圧O2を発生する。第2電圧比較器622は前記第2スルーレート設定部621の第2出力電圧O2を前記基準電圧Vrefと比較してそれによる第2デジタル出力信号OUT2を発生する。
このように、時間差増幅器600で前記第1、2デジタル出力信号OUT1、OUT2は前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2によってのみ決定され、フィードバック(feedback)を使用しないオープンループ(open−loop)構造からなることがわかる。
図7は、前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2、第1、2出力電圧O1、O2及び第1、2デジタル出力信号OUT1、OUT2のタイミング図である。前記時間差増幅器600のより詳細な動作原理を図7を参照して説明すると次のとおりである。
前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2が「00」である初期時間区間(T=0)で、第1、2スルーレート設定部611、621は電源電圧(例えば、VDD)をそのまま第1、2出力電圧O1、O2に出力する。
その後、前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2のうち1つがシフト(例えば、10)された時間区間(例えば、0<T<T1)で、第1スルーレート設定部611は第1入力端子I1を介して前記変化した第1デジタル入力信号IN1を入力されるので前記電源電圧VDDに対し第1スルーレートSR1を設定してそれによる第1出力電圧O1を発生する。この時、前記第2スルーレート設定部621は第3入力端子I3を介して変化していない第2デジタル入力信号IN2を入力され続けているので前記電源電圧VDDをそのまま第2出力電圧O2として出力し続ける。
その後、第2デジタル入力信号IN2がシフトされて前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2のすべてがシフト(例えば、11)された時間区間(例えば、T1<T)で、前記第1スルーレート設定部611は前記電源電圧VDDに対して前に適用された第1スルーレートSR1を第2スルーレートSR2に変更してそれによる第1出力電圧O1を発生する。この時、前記第2スルーレート設定部621は前記電源電圧VDDに対して第2スルーレートSR2を設定してそれによる第2出力電圧O2を発生する。したがって、第1、2スルーレート設定部611、621の第1、2出力電圧O1、O2は図7のように第1スルーレートSR1による電圧レベル差を有し同じ第2スルーレートSR2で減少される。
この時、第1電圧比較器612は上記のように減少される第1スルーレート設定部611の第1出力電圧O1を基準電圧Vrefと比較して前記第1出力電圧O1が基準電圧Vrefのレベル以下に落ちた時(例えば、T=T2)第1デジタル出力信号OUT1を基底電圧(例えば、VSS)から電源電圧(例えば、VDD)のレベルにシフトさせる。第2電圧比較器622は上記のように減少される第2スルーレート設定部621の第2出力電圧O2を前記基準電圧Vrefと比較して前記第2出力電圧O2が基準電圧Vrefのレベル以下に落ちた時(例えば、T=T3)第2デジタル出力信号OUT2を前記基底電圧から電源電圧VDDのレベルにシフトさせる。
もし、上記のような時間区間にそれぞれ適用された前記第1スルーレートSR1が前記第2スルーレートSR2に比べて大きい場合、第1、2出力電圧O1、O2が前記基準電圧Vrefに到達される時間間隔△Toutが前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2の変化エッジ時間差△Tinに比べて一定の割合で大きく現れる。
なぜなら、前記時間区間(0<T<T1)で第1出力電圧O1が第1スルーレートSR1で低下されている時、第2出力電圧O2は電源電圧VDDを維持し続けていたが、時間区間(T1<T)からは第1、2出力電圧O1、O2のすべてが第2スルーレートSR2で低下されるので第1スルーレートSR1とT1時間に相応するように第1、2出力電圧O1、O2に差が生じるからである。
前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2のすべてが「11」で、初期状態(「00」)からシフトされた時間(T=T1)で、前記第1、2出力電圧V(O1)、V(O2)は下記式1のように表される。
前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2のすべてが「11」にシフトされた時間T=T1で、前記第1、2出力電圧O1、O2のすべてを第2スルーレートSR2で変化させる時、前記第1出力電圧O1は第1スルーレートSR1で既に変化されて第2出力電圧O2より低くなっている状態である。したがって、前記第1、2出力電圧O1、O2が前記基準電圧Vrefに到達される時間が異なるが、その到達時間は下記式2及び式3で容易に予測できる。
上記式2及び式3を用いて時間差増幅器600の時間利得(G=△Tout/△Tin)を下記式4で表すことができる。
すなわち、前記時間差増幅器600の時間利得Gは前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2のうち1つがシフト(例えば、10)された時間区間(例えば、0<T<T1)で第1スルーレート設定部611に適用された第1スルーレートSR1を前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2のすべてがシフト(例えば、11)された時間区間(例えば、T1<T)で第1、2スルーレート設定部611、621に適用された第2スルーレートSR2で除した値で決定される。
本実施形態では前記第1、2スルーレート設定部611、621に適用される第1、2スルーレートSR1、SR2を時間差増幅器600の外部で調節できるようにすることによって(図示せず)時間差増幅器600の時間利得を外部で調節できる。
前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2が「10」である時間区間(0<t<t1)で前記出力電圧の変化量、例えば、第1出力電圧O1の変化量(VDD−V(01)|t=t1)が第1出力電圧O1の初期値(例えば、VDD)と基準電圧Vrefの差値より小さくなければならない。
このような条件下で前記時間差増幅器600の最大入力時間範囲(△Tin.max)は下記式5のように表される。
図8は、時間差増幅器の詳細回路図であり、図8に示すように、電源端子VDDと接地端子VSSの間に直列接続された第1充電用スイッチS11及び第1充電用キャパシタC11、直列接続されて前記第1充電用スイッチS11と前記第1充電用キャパシタC11の共通接続点である第1ノードN11と接地端子VSSの間にそれぞれ直列接続された第1放電用スイッチS12及び第1電流源IB11、第2放電用スイッチS13及び第2電流源IB12を具備し、前記第1ノードN11が前記第1電圧比較器612の反転入力端子に接続された第1スルーレート設定部611;及び電源端子VDDと接地端子VSSの間に直列接続された第2充電用スイッチS21及び第2充電用キャパシタC21、前記第2充電用スイッチS21と第2充電用キャパシタC21の共通接続点である第2ノードN21と接地端子VSSの間にそれぞれ直列接続された第3放電用スイッチS22及び第3電流源IB21、第4放電用スイッチS23、及び第4電流源IB22を具備し、前記第2ノードN21が前記第2電圧比較器622の正転入力端子に接続された第2スルーレート設定部621;を具備する。
ここで、第1スルーレート設定部611と第2スルーレート設定部621の構成は同じであるが、前記第1スルーレート設定部611の第1放電用スイッチS12と前記第2スルーレート設定部621の第3放電用スイッチS22は互いに異なるスイッチング制御ロジックによってスイッチングされるので第1、2出力電圧O1、O2が互いに異なるように出力される。
第1スルーレート設定部611で、第1、2デジタル入力信号IN1、IN2が「00」である初期時間区間(T=0)で第1充電用スイッチS11は前記「00」に決定されるターンオン制御信号によってターンオンされる。これによって、電源電圧VDDが前記第1充電用スイッチS11を介して第1充電用キャパシタC11に初期値で充電される。
同様に、第2スルーレート設定部621で、第1、2デジタル入力信号IN1、IN2が「00」である初期時間区間(T=0)で第2充電用スイッチS21は前記「00」に決定されるターンオン制御信号によってターンオンされる。これによって、電源電圧VDDが前記第2充電用スイッチS21を介して第2充電用キャパシタC21に初期値で充電される。
同様に、第2スルーレート設定部621で、第1、2デジタル入力信号IN1、IN2が「00」である初期時間区間(T=0)で第2充電用スイッチS21は前記「00」に決定されるターンオン制御信号によってターンオンされる。これによって、電源電圧VDDが前記第2充電用スイッチS21を介して第2充電用キャパシタC21に初期値で充電される。
その後、前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2のうち1つがシフト(例えば、10)された時間区間(例えば、0<T<T1)で、前記「10」に決定されるターンオフ制御信号によって第1スルーレート設定部611の第1充電用スイッチS11と第2スルーレート設定部621の第2充電用スイッチS21がすべてターンオフされる。
この時、前記第1スルーレート設定部611の第1入力端子I1に供給されるデジタル入力信号が「0」から「1」にシフトされるが、これに基づいて生成されたターンオン制御信号によって前記第1放電用スイッチS12がターンオンされる。これによって、前記第1充電用スイッチS11と第1充電用キャパシタC11の共通接続点である第1ノードN11が前記第1放電用スイッチS12を介して第1電流源IB11に連結される。したがって、前記第1充電用キャパシタC11に充電された初期の充電電圧VDDが第1スルーレートSR1で低下され始める。
この時、前記第1スルーレート設定部611の第1入力端子I1に供給されるデジタル入力信号が「0」から「1」にシフトされるが、これに基づいて生成されたターンオン制御信号によって前記第1放電用スイッチS12がターンオンされる。これによって、前記第1充電用スイッチS11と第1充電用キャパシタC11の共通接続点である第1ノードN11が前記第1放電用スイッチS12を介して第1電流源IB11に連結される。したがって、前記第1充電用キャパシタC11に充電された初期の充電電圧VDDが第1スルーレートSR1で低下され始める。
しかし、前記第2スルーレート設定部621の第3入力端子I3にはデジタル入力信号が「0」で供給され続ける。これによって、前記デジタル入力信号が「0」から「1」にシフトされたことに基づくターンオン制御信号が生成されない。これによって、前記第2スルーレート設定部621の第3放電用スイッチS22はターンオフ状態を維持し続けるようになる。したがって、前記第2充電用キャパシタC21は初期の充電電圧VDDを維持し続けるようになる。
その後、前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2のすべてがシフト(例えば、11)された時間区間(例えば、T1<T)で、これに基づいて生成されたターンオフ制御信号によって前記第1放電用スイッチS12がターンオフされる。しかし、この時、前記第1、2デジタル入力信号IN1、IN2のすべてが「11」にシフトされることに基づいて生成されたターンオン制御信号によって第1スルーレート設定部611の第2放電用スイッチS13と第2スルーレート設定部621の第4放電用スイッチS23がすべてターンオンされる。
これによって、前記第1スルーレート設定部611の第1充電用キャパシタC11で初期の充電電圧VDDより低いレベルに放電された充電電圧が継続して第2スルーレートSR2で基準電圧Vrefに向かって低下され始める。
これに対して、前記第2スルーレート設定部621の第2充電用キャパシタC21には初期の充電電圧VDDが維持されていたので、その充電電圧VDDが前記第2スルーレートSR2で基準電圧Vrefに向かって低下され始める。
したがって、基準電圧Vrefを「VDD/2」とすると、上記式2乃至式5は下記式6乃至に式9で表すことができる。前記第1、2充電用キャパシタC11、C21は互いに同じキャパシタンスを、第1、3電流源IB11、IB21は同じ電流値を、そして、第2、4電流源IB12、IB22は同じ電流値であると仮定する。
上記式9は第1スルーレート設定部611に適用されることを例としたものであり、ここで「C」は第1充電用キャパシタC11を意味する。上記式9は第2スルーレート設定部621にも同様に適用される。
上記式6乃至式9のように時間差増幅器600の時間利得は前記電流源IB11、IB12の間の電流値の割合と、前記電流源IB21、IB22の間の電流値の割合で決定されることがわかる。
前記時間差増幅器600の外部で前記電流源IB11、IB12、IB21、IB22の電流値を制御できるようにする場合、前記時間差増幅器600の時間利得を時間差増幅器600の外部で制御できる。
既存のポジティブフィードバックループ構造を有する時間差増幅器の場合、時間差増幅器を具現する時に使用されるトランジスタのサイズによって時間利得値が決められるようになり、時間差増幅器が製作された後時間利得を変更することが困難であった。それに対して、本発明による時間差増幅器600の場合、前述の説明のように外部で第1、3電流源IB11、IB21第2、4電流源IB12、IB22の電流値を制御可能にすることによって、時間差増幅器600が製作された後に様々な目的と用途に応じてより便利に時間利得を変更できる。
図9で、G1は従来のSRラッチに基づく時間差増幅器の特性グラフで、G2は従来のNANDゲートに基づく時間差増幅器の特性グラフである。そして、図9におけるG3は本発明による時間差増幅器の特性グラフである。従来のSRラッチに基づく時間差増幅器の場合、最大入力時間区間は±40psで最大時間利得は20にすぎない。そして、従来のNANDゲートに基づく時間差増幅器は補正回路を使用する場合、最大±100psの入力時間区間で使用可能であるが、時間利得が2に固定される。
これに対して、本発明による時間差増幅器の場合、上記の式8と式9によって第1、2スルーレート設定部611、621の第1、2充電用キャパシタC11、C21と第1、3電流源IB11、IB21及び第2、4電流源IB12、IB22の値から最大入力時間区間と時間利得を得ることができるが、前記第1、2充電用キャパシタC11、C21の容量を2pFとし、第1、3電流源IB11、IB21を0.6mAから1.2mAまで可変し、第2、4電流源IB12、IB22を10μAから50μAまで可変した場合、最大入力時間区間は±2000ps、時間利得は12から120まで可変可能である。
図10A乃至図10Dは、本発明による時間差増幅器600の第1、2充電用キャパシタC11、C21の容量を2pFと設定し、第1、3電流源IB11、IB21を0.6mAから1.2mAまで可変し、第2、4電流源IB12、IB22を10μAから50μAまで可変する場合、第1、2デジタル入力信号IN1、IN2の変化エッジ時間差に対する第1、2デジタル出力信号OUT1、OUT2の変化エッジ時間差を示すグラフである。記号1〜6はHSPICEシミュレーションの結果を示し、点線(Simulation result)は上記式8から求めた計算値を示す。全てのグラフで式8の結果とシミュレーション結果とが類似であることがわかる。
図10A乃至図10Dは、本発明による時間差増幅器600の第1、2充電用キャパシタC11、C21の容量を2pFと設定し、第1、3電流源IB11、IB21を0.6mAから1.2mAまで可変し、第2、4電流源IB12、IB22を10μAから50μAまで可変する場合、第1、2デジタル入力信号IN1、IN2の変化エッジ時間差に対する第1、2デジタル出力信号OUT1、OUT2の変化エッジ時間差を示すグラフである。記号1〜6はHSPICEシミュレーションの結果を示し、点線(Simulation result)は上記式8から求めた計算値を示す。全てのグラフで式8の結果とシミュレーション結果とが類似であることがわかる。
図11は、上記式8から求めた時間利得の計算結果に対するHSPICEシミュレーション結果の平均誤差と最大誤差とを示す図である。記号1〜4はIB1、IB2電流源による時間利得の計算結果に対するHSPICEシミュレーション結果の誤差率を示し点線は平均誤差を示す。
第1、3電流源IB11、IB21と第2、4電流源IB12、IB22の4つの組み合わせ(1:IB1=1207μA、IB2=50.0μA、2:IB1=1207μA、IB2=10.1μA、3:IB1=615μA、IB2=50.0μA、4:IB1=615μA、IB2=10.1μA)で平均誤差範囲は−2.03%から5.32%まで、最大誤差範囲は−7.3%から8.2%までであることが確認できる。
図12の表は本発明による時間差増幅器と従来の時間差増幅器の性能を比較したものである。従来のSRラッチに基づく時間差増幅器の最大誤差率4.5%、NANDゲートに基づく時間差増幅器の最大誤差率15%と比較した時に本発明による時間差増幅器が優れた性能を示すことがわかる。
前述の説明では初期状態で第1、2充電用キャパシタC11、C21に電源圧VDDのレベルで電圧を充電させた後、前記第1充電用キャパシタC11の充電電圧を先ずは第1、2スルーレートSR1、SR2で低下させ、その後前記充電電圧をすべて第1、2スルーレートSR1、SR2で低下させながら基準電圧Vrefと比較してそれによる第1、2デジタル出力信号OUT1、OUT2を発生することを例に挙げて説明したが、本発明がこれに限定されるものではない。例えば、上記とは反対に、初期状態で第1、2充電用キャパシタC11、C21の電圧を基底電圧VSSに放電させた後、前記第1、2スルーレートSR1、SR2で充電させながら基準電圧Vrefと比較してそれによる第1、2デジタル出力信号OUT1、OUT2を発生することもできる。
以上で本発明の好ましい実施形態に対して詳細に説明したが、本発明の権利範囲がこれに限定されるものではなく、次の請求範囲で定義する本発明の基本概念に基づいて様々な実施形態に具現されることができ、このような実施形態も本発明の権利範囲に属するものである。
以上詳述したように、本発明は時間差増幅器の時間利得はデジタル入力信号の状態組み合わせによって変わる出力電圧のスルーレート間の割合で決定され、前記出力電圧のスルーレートを外部で調節可能にして時間差増幅器が製作された後に様々な目的と用途に応じてより便利に時間利得を変更できる効果がある。
また、時間差増幅器をオープンループ(openloop)構造で設計することによって、既存の時間差増幅器に比べて広い入力時間区間で一定の値の時間利得を得ることができる利点がある。
600:時間差増幅器
610:第1デジタル信号出力部
611:第1スルーレート設定部
612:第1電圧比較器
620:第2デジタル信号出力部
621:第2スルーレート設定部
622:第2電圧比較器
610:第1デジタル信号出力部
611:第1スルーレート設定部
612:第1電圧比較器
620:第2デジタル信号出力部
621:第2スルーレート設定部
622:第2電圧比較器
前述の説明のように時間差増幅器はタイムデジタルコンバータと直列に連結されて使用されるが、図2は、その一例を示したものである。図2を参照すると、時間差増幅器210の2つの出力端がタイムデジタルコンバータ220の2つの入力端に連結される方式で直列接続される。このような場合、タイムデジタルコンバータ220に入力される2つのデジタル信号は時間差増幅器210によって変化エッジ時間差が増幅されているので結果的にタイムデジタルコンバータ220の時間分解能が向上する効果をもたらす。
Claims (11)
- 第1入力端子に入力される第1デジタル入力信号がシフトされる時、第1充電用キャパシタに電源電圧のレベルで充電された電圧に対して第1スルーレートを設定して前記第1スルーレートで低下される第1出力電圧を発生した後、第2入力端子に入力される第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、前記第1スルーレートを第2スルーレートに変更して前記第2スルーレートで低下される第1出力電圧を発生する第1スルーレート設定部及び前記第1スルーレート設定部から出力される第1出力電圧を基準電圧と比較してそれによる第1デジタル信号を出力する第1電圧比較器を具備する第1デジタル信号出力部;並びに
第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされないことに基づいて第2充電用キャパシタに充電された電源電圧レベルの電圧をそのまま第2出力電圧として出力し、第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、電源電圧のレベルで充電された電圧に対して第2スルーレートを設定して前記第2スルーレートで低下される第2出力電圧を発生する第2スルーレート設定部及び前記第2スルーレート設定部から出力される第2出力電圧を前記基準電圧と比較してそれによる第2デジタル信号を出力する第2電圧比較器を具備する第2デジタル信号出力部;を含むことを特徴とするスルーレート制御を利用した時間差増幅器。 - 前記第1スルーレート設定部は、
電源端子VDDと接地端子VSSの間に直列接続された第1充電用スイッチS11、第1充電用キャパシタC11及び
直列接続されて前記第1充電用スイッチS11と前記第1充電用キャパシタC11の共通接続点である第1ノードN11と接地端子VSSの間にそれぞれ直列接続された第1放電用スイッチS12及び第1電流源IB11、第2放電用スイッチS13及び第2電流源IB12を具備し、
前記第1ノードN11が前記第1電圧比較器の反転入力端子に接続されたことを特徴とする請求項1に記載のスルーレート制御を利用した時間差増幅器。 - 前記第1電流源IB11及び第2電流源IB12は時間差増幅器の外部で調節可能であることを特徴とする請求項2に記載のスルーレート制御を利用した時間差増幅器。
- 前記第1スルーレートを前記第2スルーレートに変更して前記第2スルーレートで低下され始める初期の第1出力電圧は前記基準電圧より高いことを特徴とする請求項1に記載のスルーレート制御を利用した時間差増幅器。
- 前記第2スルーレート設定部は、
電源端子VDDと接地端子VSSの間に直列接続された第2充電用スイッチS21及び第2充電用キャパシタC21及び、
前記第2充電用スイッチS21と前記第2充電用キャパシタC21の共通接続点である第2ノードN211と接地端子VSSの間にそれぞれ直列接続された第3放電用スイッチS22及び第3電流源IB21、第4放電用スイッチS23及び第4電流源IB22を具備し、
前記第2ノードN21が前記第2電圧比較器の正転入力端子に接続されたことを特徴とする請求項1に記載のスルーレート制御を利用した時間差増幅器。 - 前記時間差増幅器の時間利得は前記第1スルーレートを前記第2スルーレートで除したもので決定されることを特徴とする請求項1に記載のスルーレート制御を利用した時間差増幅器。
- 前記第1出力電圧及び第2出力電圧は前記第1デジタル入力信号及び第2デジタル入力信号によってのみ決定され、フィードバック電圧と無関係であることを特徴とする請求項1に記載のスルーレート制御を利用した時間差増幅器。
- 前記第1スルーレートは前記第1電流源の値を前記第1充電用キャパシタの静電容量値で除した値で決定されることを特徴とする請求項1に記載のスルーレート制御を利用した時間差増幅器。
- 前記第2スルーレートは前記第2電流源の値を前記第2充電用キャパシタの静電容量値で除した値で決定されることを特徴とする請求項1に記載のスルーレート制御を利用した時間差増幅器。
- 第1入力端子に入力される第1デジタル入力信号がシフトされる時、第1充電用キャパシタに基底電圧のレベルに放電された電圧に対して第1スルーレートを設定して前記第1スルーレートで上昇される第1出力電圧を発生した後、第2入力端子に入力される第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、前記第1スルーレートを第2スルーレートに変更して前記第2スルーレートで上昇される第1出力電圧を発生する第1スルーレート設定部及び前記第1スルーレート設定部から出力される第1出力電圧を基準電圧と比較してそれによる第1デジタル信号を出力する第1電圧比較器を具備する第1デジタル信号出力部;並びに
第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされないことに基づいて第2充電用キャパシタに放電された基底電圧レベルの電圧をそのまま第2出力電圧として出力し、第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、基底電圧のレベルに放電された電圧に対して第2スルーレートを設定して前記第2スルーレートで上昇される第2出力電圧を発生する第2スルーレート設定部及び前記第2スルーレート設定部から出力される第2出力電圧を前記基準電圧と比較してそれによる第2デジタル信号を出力する第2電圧比較器を具備する第2デジタル信号出力部;を含むことを特徴とするスルーレート制御を利用した時間差増幅器。 - (a)第1スルーレート設定部の第1入力端子に入力される第1デジタル入力信号がシフトされる時、第1充電用キャパシタに電源電圧のレベルで充電された電圧に対して第1スルーレートを設定してそれに応じて変化される第1出力電圧を発生した後、第2入力端子に入力される第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、前記第1スルーレート設定部で前記第1スルーレートを第2スルーレートに変更してそれに応じて変化される第1出力電圧を発生するステップ;
(b)第1電圧比較器で前記第1出力電圧を基準電圧と比較してそれによる第1デジタル信号を出力するステップ;
(c)第2スルーレート設定部の第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされないことに基づいて前記第2スルーレート設定部の第2充電用キャパシタに電源電圧のレベルで充電された電圧又は基底電圧レベルの放電された電圧をそのまま第2出力電圧として出力し、前記第2スルーレート設定部の第3入力端子に入力される前記第2デジタル入力信号がシフトされて第1デジタル入力信号と第2デジタル入力信号の状態がすべて初期状態から変わる時、前記電源電圧のレベルで充電された電圧又は基底電圧のレベルに放電された電圧に対して第2スルーレートを設定してそれに応じて変化される第2出力電圧を発生するステップ;及び
(d)第2電圧比較器で前記第2スルーレート設定部から出力される第2出力電圧を前記基準電圧と比較してそれによる第2デジタル信号を出力するステップ;を含むことを特徴とするスルーレート制御を利用した時間差増幅方法。
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