JP2013201821A - ブラシホルダ、ブラシ装置、モータ及びブラシ装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブラシホルダ22は、電機子に給電するためのブラシ23,24を保持する第1端部と、第1端部の反対側に設けられピッグテール40を介してブラシ23,24とそれぞれ電気的に接続される複数のターミナル25,26を保持する第2端部E2とを備えている。また、ブラシホルダ22、第1端部から第2端部E2へ貫通するとともに外周側に開口しターミナル25,26におけるピッグテール40が接続された接続部25b,26bが挿通される切欠き41,42を備えている。
【選択図】図5
Description
特許文献1に記載されたモータは、モータ本体と減速機とを連結して形成されている。モータ本体を構成する有底筒状のヨークハウジングの内部には、電機子が回転可能に収容されるとともに、同ヨークハウジングの開口部にはブラシ装置が嵌合されている。そして、ヨークハウジングとの間にブラシ装置が介在された状態で減速部がヨークハウジングに連結されている。ブラシ装置は、ヨークハウジングの開口部を閉塞するように該ヨークハウジングの開口部に嵌合されるブラシホルダを備えている。ブラシホルダは、該ブラシホルダにおけるヨークハウジングの内部側の端部に、電機子の整流子に摺接する複数のブラシを保持している。各ブラシは、ブラシホルダにインサート成形された複数のターミナルにピッグテールを介して接続されている。各ターミナルは、各ブラシに接続されるためにブラシホルダにおけるヨークハウジングの内部側の端部から同ヨークハウジングの内部に突出する一方で、給電等のために減速機に設けられたコネクタ部に接続される外部コネクタに接続されるためにブラシホルダにおけるヨークハウジングの外部側の端部から同ヨークハウジングの外部に突出している。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載のブラシ装置の製造方法において、前記ピッグテールの一端部を前記ブラシに電気的に接続し、前記ピッグテールの他端部を前記接続部に電気的に接続する接続工程と、前記接続工程の後に、前記ブラシが前記ブラシホルダの外周を通るように前記ピッグテールを前記切欠きにおける前記ブラシホルダの外周側を向いた開口に通しつつ、前記第2端部側から前記第1端部の方へ前記接続部を前記切欠きに挿通して、前記ターミナルを前記第2端部に配置するターミナル配置工程と、前記ターミナル配置工程の後に前記ブラシを前記第1端部に配置するブラシ配置工程とを備えたことをその要旨としている。
図1に示すモータ1は、例えば車両に搭載されたパワーウインドウ装置(図示略)の駆動源として用いられるものである。モータ1は、モータ本体2と、モータ本体2の回転を減速し高トルクにしてパワーウインドウ装置に伝達する減速機3とを備えた減速機付きのモータである。
図1及び図2に示すように、ホルダ本体31の外形は、ヨーク4の開口部の形状に対応したトラック形状をなしている。従って、ホルダ本体31の外周縁に設けられた側壁33は、それぞれ直線状に延び互いに平行をなす一対の直線部33a,33bと、これら一対の直線部33a,33bの端部同士を連結するように延びる円弧状の一対の円弧部33c,33dとから構成されている。そして、ホルダ本体31の外形はヨーク4の開口部4bよりも一回り小さく形成されるとともに、長手方向を有する形状をなしている。尚、ホルダ本体31の短手方向の中央を通り同ホルダ本体31の長手方向に延びる第1の直線L1と、ホルダ本体31の長手方向の中央を通り同ホルダ本体31の短手方向に延びる第2の直線L2との交点Oがホルダ本体31の中央となる。そして、一対の円弧部33c,33dは、交点Oを曲率中心とする円弧状をなしている。また、各直線部33a,33b及び各円弧部33c,33dの長手方向の両端部には、それぞれ嵌合突起34が形成されている。各嵌合突起34は、ホルダ本体31の外周側に突出した球欠状をなしている。
ギヤハウジング51は、アルミニウム合金等の導電性の金属材料よりなる。ギヤハウジング51におけるヨーク4の開口部と対向する接続端部53には、ヨーク4側に開口する収容凹部54が形成されている。また、ギヤハウジング51における収容凹部54の外周でヨーク4のフランジ部4cと対向する開口端面55は平面状をなしている。そして、ギヤハウジング51は、前記ブラシホルダ22におけるフランジ部4cよりもヨーク4の外部に突出した部分を収容凹部54内に収容しつつ、開口端面55をフランジ部4cに当接させた状態で同フランジ部4cと螺子56にて連結されている。
まず、ピッグテール40を介してブラシ23,24とターミナル25,26とをそれぞれ電気的に接続する接続工程を行う。この接続工程では、図6(b)に示すように、ピッグテール40の一端部を第1ブラシ23に電気的に接続する一方、同ピッグテール40の他端部を第1ターミナル25の第1接続部25bに電気的に接続する。本実施形態では、ピッグテール40の他端部は、第1ターミナル25の第1かしめ片25dによって同ピッグテール40の他端部を挟み込むように同第1かしめ片25dをかしめることにより、第1ターミナル25に電気的に接続される。
(1)ピッグテール40を介して第1ターミナル25の第1接続部25bに第1ブラシ23を接続した後に、第2端部E2側から第1接続部25bを第1切欠き41に挿入しつつ第1ターミナル25を第2端部E2に配置することができる。同様に、ピッグテール40を介して第2ターミナル26の第2接続部26bに第2ブラシ24を接続した後に、第2端部E2側から第2接続部26bを第2切欠き42に挿入しつつ第2ターミナル26を第2端部E2に配置することができる。そして、第1切欠き41及び第2切欠き42はブラシホルダ22の外周側に開口している。そのため、接続部25b,26bをそれぞれ切欠き41,42に挿入するときに、ピッグテール40におけるブラシ23,24が接続された側の端部を切欠き41,42の開口41a,42aからブラシホルダ22の外周にそれぞれ引出すことにより、ブラシ23,24をブラシホルダ22の外周に配置することができる。そして、ブラシ23,24をブラシホルダ22の外周側から第1端部E1の方へ移動させることで、同ブラシ23,24を容易に第1端部E1に配置することができる。これらのことから、ターミナル25,26をブラシホルダ22に配置する前に、ターミナル25,26の接続部25b,26bにピッグテール40をそれぞれ接続することができる。よって、ブラシホルダ22に対するターミナル25,26の位置ずれの影響を受けることなくターミナル25,26の接続部25b,26bにピッグテール40をそれぞれ接続することができるため、ピッグテール40とターミナル25,26との接続を容易に行うことができる。また、ターミナル25,26をブラシホルダ22にインサート成形しなくてもよいため、ブラシホルダ22を安価に製造することができる。そして、安価に製造されるブラシホルダ22を備えたことにより、ブラシ装置21の製造コストを低減できる。
(4)接続工程では、ターミナル25,26はブラシホルダ22に対して配置されていないため、ブラシホルダ22に対するターミナル25,26の位置ずれの影響を受けることなくターミナル25,26の接続部25b,26bにピッグテール40をそれぞれ接続することができる。従って、ピッグテール40とターミナル25,26との接続を容易に行うことができる。そして、ターミナル配置工程では、接続部25b,26bを切欠き41,42にそれぞれ挿入しつつターミナル25,26を第2端部E2に配置するときに、ブラシ23,24がブラシホルダ22の外周を通るように切欠き41,42の開口41a,42aにピッグテール40をそれぞれ通すことで、ピッグテール40を介してブラシ23,24が接続されたターミナル25,26であっても容易に第2端部E2に配置することができる。更に、インサート成形によりターミナル25,26を埋設しなくとも、接続部25b,26bを第1端部E1側に突出させることができる。そして、ブラシ配置工程では、ターミナル配置工程においてブラシホルダ22の外周に配置されたブラシ23,24を第1端部E1の方へ移動させることで同ブラシ23,24を容易に第1端部E1に配置することができる。
・第1切欠き41及び第2切欠き42は、ブラシホルダ22の外周側に開口するように形成されるのであれば、ブラシホルダ22において必ずしも上記実施形態の場所に形成されなくてもよい。例えば、第1切欠き41及び第2切欠き42は、第1切欠き41の開口41a及び第2切欠き42の開口42aが第2の直線L2上に位置するように形成されてもよい。
Claims (5)
- 電機子に給電するためのブラシを保持する第1端部と、前記第1端部の反対側に設けられピッグテールを介して前記ブラシと電気的に接続されるターミナルを保持する第2端部と、前記第1端部から前記第2端部へ貫通するとともに外周側に開口し前記ターミナルにおける前記ピッグテールが接続された接続部が挿通される切欠きとを備えたことを特徴とするブラシホルダ。
- 請求項1に記載のブラシホルダと、
前記第1端部で前記ブラシホルダにて保持されたブラシと、
前記第2端部で前記ブラシホルダにて保持されるとともに前記第2端部側から前記第1端部側へ前記接続部が前記切欠きに挿通されたターミナルと、
その一端部が前記ブラシに電気的に接続されるとともにその他端部が前記接続部に電気的に接続されたピッグテールと
を備えたことを特徴とするブラシ装置。 - 請求項2に記載のブラシ装置において、
前記切欠きは、前記接続部及び該接続部に接続された前記ピッグテールが前記第2端部側から前記第1端部側へ挿通可能である一方、前記ブラシが前記第2端部側から前記第1端部側へ挿通不能な大きさであることを特徴とするブラシ装置。 - 有底筒状のヨークハウジングと、
前記ヨークハウジングの内側に回転可能に配置され整流子を有する電機子と、
前記第1端部が前記ヨークハウジングの内部側且つ前記第2端部が前記ヨークハウジンの外部側を向くように前記ブラシホルダが前記ヨークハウジングの開口部に嵌合され、前記ターミナルが前記ヨークハウジングの外部まで延出されるとともに、前記ブラシが前記整流子に摺接する請求項2又は請求項3に記載のブラシ装置と、
前記ヨークハウジングの開口部に連結され前記電機子の回転を減速して出力する減速機と
を備えたことを特徴とするモータ。 - 請求項2又は請求項3に記載のブラシ装置の製造方法において、
前記ピッグテールの一端部を前記ブラシに電気的に接続し、前記ピッグテールの他端部を前記接続部に電気的に接続する接続工程と、
前記接続工程の後に、前記ブラシが前記ブラシホルダの外周を通るように前記ピッグテールを前記切欠きにおける前記ブラシホルダの外周側を向いた開口に通しつつ、前記第2端部側から前記第1端部の方へ前記接続部を前記切欠きに挿通して、前記ターミナルを前記第2端部に配置するターミナル配置工程と、
前記ターミナル配置工程の後に前記ブラシを前記第1端部に配置するブラシ配置工程と
を備えたことを特徴とするブラシ装置の製造方法。
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